JPH09178218A - 2システム用空調室外機 - Google Patents

2システム用空調室外機

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Publication number
JPH09178218A
JPH09178218A JP7348995A JP34899595A JPH09178218A JP H09178218 A JPH09178218 A JP H09178218A JP 7348995 A JP7348995 A JP 7348995A JP 34899595 A JP34899595 A JP 34899595A JP H09178218 A JPH09178218 A JP H09178218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchange
refrigerant
outdoor unit
heat
compressor
Prior art date
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Pending
Application number
JP7348995A
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English (en)
Inventor
Osamu Kojima
収 小嶌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP7348995A priority Critical patent/JPH09178218A/ja
Publication of JPH09178218A publication Critical patent/JPH09178218A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる運転モードにおける熱交換効率を改善
することができる2システム用空調室外機を提供するこ
と。 【解決手段】 2台のコンプレッサ61、62を備えた
2システム用空調室外機60において、一方のコンプレ
ッサ61によって供給される冷媒による第1の冷媒サイ
クルのための第1熱交換用冷媒管63と他方のコンプレ
ッサ62によって供給される冷媒による第2の冷媒サイ
クルのための第2熱交換用冷媒管64とが相互の熱交換
の効率向上のために交互に配置されて一体型熱交換器6
5として構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つのコンプレッ
サを用いた2システム用の空調室外機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ハウジングエアコンシステムにおいて、
例えば1つの建物の2室において独立して空調を行ない
たい場合、2台のコンプレッサを用いて互いに独立した
2つの冷媒サイクルの運転を行う2システム用の空調室
外機が従来から使用されてきている。
【0003】図3には、従来の2システム用室外機を用
いたハウジングエアコンシステムの概略システム図が示
されている。図3に示されるハウジングエアコンシステ
ム1において、符号2は室外機であり、第1系統用の第
1コンプレッサ21及びこれに接続される室外機用第1
熱交換器22と、第1系統とは独立して構成された第2
系統用の第2コンプレッサ23及びこれに接続される室
外機用第2熱交換器24とを備えている。符号25で示
されるのは室外機用送風機であり、室外機用第1熱交換
器22と室外機用第2熱交換器24とに対して共通に用
いられている。
【0004】第1コンプレッサ21及び室外機用第1熱
交換器22は、第1室内機3の膨張弁31と室内機用熱
交換器32とに接続され、これにより暖房または冷房の
ための第1の冷媒サイクルの運転系統が構成されてい
る。一方、第2コンプレッサ23及び室外機用第2熱交
換器24は、第2室内機4の膨張弁41と室内機用熱交
換器42とに接続され、これにより暖房または冷房のた
めの第2の冷媒サイクルの運転系統が構成されている。
この構成によると、第1コンプレッサ21が運転される
と第1室内機3の室内機用熱交換器32に所要の状態の
冷媒が供給され、第1室内機3が設置された室の空調が
行われる。一方、第2コンプレッサ23が運転されると
第2室内機4の室内機用熱交換器42に所要の状態の冷
媒が供給され、第2室内機4が設置された室において、
第1室内機3が設置された室とは独立して所望の空調が
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のハウジングエアコンシステム1の構成によると、例
えば冷房又は暖房のいずれもが行われ得るような季節に
おいて、第1室内機3を冷房モードで運転する一方で第
2室内機4を暖房モードで運転するような状況下におい
ては、次のような問題を生じる。すなわち、上記の場合
には、室外機用第2熱交換器24は外気からの吸熱を必
要とし室外機用第1熱交換器22は外気への放熱を必要
としているにも拘らず、室外機用送風機25によって室
外機用第2熱交換器24を通過した外気が室外機用第1
熱交換器22を通過することになり、室外機用第2熱交
換器24と室外機用第1熱交換器22との間での熱の授
受を効率よく行うことができず、ハウジングエアコンシ
ステム1全体としての熱交換効率が悪いという問題点を
有していた。
【0006】本発明の目的は、したがって、従来技術に
おける上述の問題点を解決することができる、改善され
た2システム用空調室外機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、2台のコンプレッサを備えた2シス
テム用空調室外機において、一方のコンプレッサによっ
て供給される冷媒による第1の冷媒サイクルのための第
1熱交換用冷媒管と他方のコンプレッサによって供給さ
れる冷媒による第2の冷媒サイクルのための第2熱交換
用冷媒管とが相互の熱交換の効率向上のために交互に配
置されて一体型熱交換器として成っている点にある。
【0008】この構成によると、第1熱交換用冷媒管と
第2熱交換用冷媒管とが交互に配置されて一体型熱交換
器となっているため、各冷媒サイクルにおいて一方が暖
房運転で他方が冷房運転モードとされた場合、冷房運転
側において室内で冷媒に吸収された熱が一体型熱交換器
内で暖房運転側の冷媒に効率よく授けられる。なお、こ
の熱授受状態においては、一体型熱交換器に風を送るた
めの送風機の運転を停止することにより、第1及び第2
熱交換用冷媒管の間での熱の授受をより一層効果的に行
うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の一形態を示すもの
であり、ここでは本発明による2システム用空調室外機
を用いて構成したハウジングエアコンシステムが示され
ている。ハウジングエアコンシステム50は互いに独立
した第1の冷媒サイクルと第2の冷媒サイクルとによっ
て2つの室の空調を独立して行うことができるよう第1
系統及び第2系統を有している。図1において符号60
で示されるのは本発明による室外機であり、2システム
用空調のために第1系統用の第1コンプレッサ61と第
2系統用の第2コンプレッサ62とを備えている。第1
コンプレッサ61は第1系統用の第1熱交換用冷媒管6
3に接続され、第2コンプレッサ62は、第2系統用の
第2熱交換用冷媒管64に接続されており、第1熱交換
用冷媒管63と第2熱交換用冷媒管64とは一体型熱交
換器65を構成している。
【0011】一体型熱交換器65は、図2に示されるよ
うに、第1熱交換用冷媒管63及び第2熱交換用冷媒管
64をそれぞれ複数本とし、且つ第1熱交換用冷媒管6
3と第2熱交換用冷媒管64とが相隣るように交互に配
置され、例えばアルミニューム材料の如き熱伝導性の良
好な材料から成るフィン66が所定の間隔で多数設けら
れて成っている。なお、図2では複数の熱交換用冷媒管
で構成される第1熱交換用冷媒管63及び第2熱交換用
冷媒管64がそれぞれ連結されていない状態で示されて
いるが、第1熱交換用冷媒管63を構成する熱交換用冷
媒管63A、63B、・・・、63E、及び第2熱交換
用冷媒管64を構成する熱交換用冷媒管64A、64
B、・・・、64Eは、本実施の形態では、それぞれ並
列に接続される構成である。
【0012】このように、第1熱交換用冷媒管63と第
2熱交換用冷媒管64とを構成する熱交換用冷媒管63
A〜63E及び熱交換用冷媒管64A〜64Eが交互に
配置されているので、第1熱交換用冷媒管63と第2熱
交換用冷媒管64との間での熱の授受を一体型熱交換器
65に対する送風を必要とすることなく極めて良好に行
うことができる。
【0013】図1に戻ると、一体型熱交換器65の近く
には送風機67が配置されており、必要に応じて一体型
熱交換器65に外気をあてることができる構成となって
いる。この送風機67は、第1系統及び第2系統が共に
暖房モード又は冷房モードで運転される場合には外気と
の間での熱交換を促進させるために運転されるが、第1
系統と第2系統とが異なるモードで運転される場合には
その運転が停止され、第1熱交換用冷媒管63と第2熱
交換用冷媒管64との間では送風なしで熱の授受(熱交
換)が行われる。
【0014】このように構成された一体型熱交換器65
を有する室外機60は、図3に示されたのと同様の構成
の第1室内機3及び第2室内機4と図示の如く接続さ
れ、第1室内機3を含む第1系統と第2室内機4を含む
第2系統とが構成される。したがって、図1において図
3の構成と同様の部分については同一の符号を付しその
詳しい説明を省略する。
【0015】次に、図1に示したハウジングエアコンシ
ステム50の動作について説明する。先ず第1系統と第
2系統とが異なるモードで運転される場合の動作を、第
1系統が冷房モードで運転され、第2モードが暖房モー
ドで運転される場合を例にとって説明する。この場合
は、第1熱交換用冷媒管63には冷房用の冷やされた冷
媒を供給するため第1熱交換用冷媒管63からは冷媒か
らの暖かい熱が放出されるので、その周囲の温度は高
い。一方、第2熱交換用冷媒管64には暖房用の暖めら
れた冷媒を供給するため第2熱交換用冷媒管64からは
冷媒からの冷い熱が放出されるのでその周囲の温度は低
い。したがって、これによる熱勾配のために、送風機6
7の運転を停止した状態において第1熱交換用冷媒管6
3と第2熱交換用冷媒管64との間で熱交換が実行さ
れ、第1熱交換用冷媒管63は第2熱交換用冷媒管64
によって冷却され、一方、第2熱交換用冷媒管64は第
1熱交換用冷媒管63によって暖められる。この結果、
第1熱交換用冷媒管63、第2熱交換用冷媒管64から
の熱が互いに有効に利用され、ハウジングエアコンシス
テム50全体としての効率の向上に役立つ。なお、この
場合、第1熱交換用冷媒管63と第2熱交換用冷媒管6
4との間の熱交換は、送風機67により外部からの空気
を送ることなしに実行するのが最も効率が高いので、送
風機67の運転は停止状態にするのが最もよい。
【0016】次に、第1系統及び第2系統を同じモード
で運転する場合について説明する。この場合には、その
モードが暖房、冷房のいずれのモードであっても、第1
熱交換用冷媒管63と第2熱交換用冷媒管64は略同一
の温度状態になり、両者間における熱の授受は期待され
ないので、送風機67を運転状態とし、外気との間で熱
の授受を行ない、これによる熱交換で冷媒の冷却又は暖
めを促進させる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、各サイク
ルにおいて異なるモードで運転を行う際に室外機の一体
型熱交換器内で生じる第1熱交換用冷媒管と第2熱交換
用冷媒管との間の熱勾配のために両者間で熱交換が実行
され、室外機における所要の熱交換の効率を改善させる
ことができ、各サイクルにおける冷房運転を効率よく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2システム用空調室外機の実施の
形態の一例を示すためのハウジングエアコンシステムの
概略構成図。
【図2】図1に示した一体型熱交換器の外観を示す斜視
図。
【図3】従来の2システム用空調室外機を用いたハウジ
ングエアコンシステムの概略構成図。
【符号の説明】
60 室外機 61 第1コンプレッサ 62 第2コンプレッサ 63 第1熱交換用冷媒管 64 第2熱交換用冷媒管 65 一体型熱交換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2台のコンプレッサを備えた2システム
    用空調室外機において、一方のコンプレッサによって供
    給される冷媒による第1の冷媒サイクルのための第1熱
    交換用冷媒管と他方のコンプレッサによって供給される
    冷媒による第2の冷媒サイクルのための第2熱交換用冷
    媒管とが相互の熱交換の効率向上のために交互に配置さ
    れて一体型熱交換器として成っていることを特徴とする
    2システム用空調室外機。
JP7348995A 1995-12-21 1995-12-21 2システム用空調室外機 Pending JPH09178218A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7348995A JPH09178218A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 2システム用空調室外機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7348995A JPH09178218A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 2システム用空調室外機

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JPH09178218A true JPH09178218A (ja) 1997-07-11

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JP7348995A Pending JPH09178218A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 2システム用空調室外機

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