JPH09177518A - 内燃機関のクランク軸とカム軸との相対回転位置を無段階に変化させる装置 - Google Patents
内燃機関のクランク軸とカム軸との相対回転位置を無段階に変化させる装置Info
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- JPH09177518A JPH09177518A JP33417596A JP33417596A JPH09177518A JP H09177518 A JPH09177518 A JP H09177518A JP 33417596 A JP33417596 A JP 33417596A JP 33417596 A JP33417596 A JP 33417596A JP H09177518 A JPH09177518 A JP H09177518A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内燃機関のクランク軸とカム軸との相対回転
位置を無段階に変化させる装置において,複動油圧調節
ピストンの圧力室を申し分なくシールし,組立が簡単で
あるようにし, シールを行う構造部分の制作費を安価
にする。 【解決手段】 しゅう動スリーブ7を半径方向で内側に
向かってシールするために,外周面18でしゅう動スリ
ーブの内周面19にシール作用をもって接触している環
状に閉じられたシールディスク17が設けられている。
このシールディスクは軸方向で,しゅう動スリーブから
分離された2つの構造部分12・22の間に挿入されて
いる。
位置を無段階に変化させる装置において,複動油圧調節
ピストンの圧力室を申し分なくシールし,組立が簡単で
あるようにし, シールを行う構造部分の制作費を安価
にする。 【解決手段】 しゅう動スリーブ7を半径方向で内側に
向かってシールするために,外周面18でしゅう動スリ
ーブの内周面19にシール作用をもって接触している環
状に閉じられたシールディスク17が設けられている。
このシールディスクは軸方向で,しゅう動スリーブから
分離された2つの構造部分12・22の間に挿入されて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,内燃機関のクラン
ク軸と,シリンダヘッド内に配置されたカム軸との相対
回転位置を無段階に変化させる装置であって,たわみ質
媒介節,特にベルト,を介してクランク軸によって駆動
される駆動車と,円筒形に構成されたしゅう動スリーブ
とを有し,このしゅう動スリーブは,第1の歯によって
駆動車(駆動部材)と,かつ第2の歯によって直接的又
は間接的にカム軸と,それぞれ形状結合されており,更
に,しゅう動スリーブに固定されている油圧調節ピスト
ンを有し,この調節ピストンはケーシング内で案内され
ていて,2つの圧力室を仕切っており,これらの圧力室
は交互に圧力油供給部及び圧力油排出部に接続可能であ
り,これらの圧力室相互間のシールによって,調節ピス
トンがケーシングに対して,かつしゅう動スリーブが直
接的又は間接的に駆動車(駆動部材)に対してシールさ
れている形式のものに関する。
ク軸と,シリンダヘッド内に配置されたカム軸との相対
回転位置を無段階に変化させる装置であって,たわみ質
媒介節,特にベルト,を介してクランク軸によって駆動
される駆動車と,円筒形に構成されたしゅう動スリーブ
とを有し,このしゅう動スリーブは,第1の歯によって
駆動車(駆動部材)と,かつ第2の歯によって直接的又
は間接的にカム軸と,それぞれ形状結合されており,更
に,しゅう動スリーブに固定されている油圧調節ピスト
ンを有し,この調節ピストンはケーシング内で案内され
ていて,2つの圧力室を仕切っており,これらの圧力室
は交互に圧力油供給部及び圧力油排出部に接続可能であ
り,これらの圧力室相互間のシールによって,調節ピス
トンがケーシングに対して,かつしゅう動スリーブが直
接的又は間接的に駆動車(駆動部材)に対してシールさ
れている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の装置はDE 43 21 003
に記載されており,この公知の装置においては,圧力
室のシールのために,調節ピストンは外側に,ケーシン
グの内周面に接触するシールリングを有しており,かつ
しゅう動スリーブと内側の構造部分との間にピストンリ
ングが挿入されている。この場合,ピストンリングは駆
動部材と被駆動部材との互いに向き合う端面の間に配置
されており,ピストンリングの外周面はしゅう動スリー
ブのはす歯を付けられた区分の間でしゅう動スリーブの
内周面にシール作用をもって接触している。ピストンリ
ングの組み付けを簡単にするために,しゅう動スリーブ
の内周面の歯は,少なくとも1つ取り除かれており,こ
れによってピストンリングは組み付けの際にしゅう動ス
リーブの歯を付けられた区分の間に簡単に導入すること
ができる。歯に基づく半径方向のふれ並びに製作上の直
径公差はシールに不都合な作用をもたらす。シールのた
めに挿入されるスリットをつけたピストンリングは,そ
の構造上,効果的なシールを妨げる作用を充分に補償す
ることができず,これによって不都合な圧力油損失を生
じる。したがって,圧力油損失を減少させるために,ク
ランク軸及びカム軸の相対回転位置を変化させる装置の
機能検査が必要であり,シールに関与するすべての構造
部分,特にしゅう動スリーブの内孔並びにピストンリン
グの直径,の精密な寸法検査を行わなければならない。
に記載されており,この公知の装置においては,圧力
室のシールのために,調節ピストンは外側に,ケーシン
グの内周面に接触するシールリングを有しており,かつ
しゅう動スリーブと内側の構造部分との間にピストンリ
ングが挿入されている。この場合,ピストンリングは駆
動部材と被駆動部材との互いに向き合う端面の間に配置
されており,ピストンリングの外周面はしゅう動スリー
ブのはす歯を付けられた区分の間でしゅう動スリーブの
内周面にシール作用をもって接触している。ピストンリ
ングの組み付けを簡単にするために,しゅう動スリーブ
の内周面の歯は,少なくとも1つ取り除かれており,こ
れによってピストンリングは組み付けの際にしゅう動ス
リーブの歯を付けられた区分の間に簡単に導入すること
ができる。歯に基づく半径方向のふれ並びに製作上の直
径公差はシールに不都合な作用をもたらす。シールのた
めに挿入されるスリットをつけたピストンリングは,そ
の構造上,効果的なシールを妨げる作用を充分に補償す
ることができず,これによって不都合な圧力油損失を生
じる。したがって,圧力油損失を減少させるために,ク
ランク軸及びカム軸の相対回転位置を変化させる装置の
機能検査が必要であり,シールに関与するすべての構造
部分,特にしゅう動スリーブの内孔並びにピストンリン
グの直径,の精密な寸法検査を行わなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は,上述の欠点を取り除き,圧力室を申し分な
くシールし,組立が簡単であるようにし,更に,シール
を行う構造部分の制作費を安価にすることである。
する課題は,上述の欠点を取り除き,圧力室を申し分な
くシールし,組立が簡単であるようにし,更に,シール
を行う構造部分の制作費を安価にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の手段は,請求項1,7,10及び15に記載したとお
りである。これら4つの発明に共通な構成は,シールデ
ィスク,シール若しくはシールリングが環状に閉じられ
ていて,これらの構造部材がしゅう動スリーブの内周面
にシール作用をもって接触することである。これによっ
て効果的な半径方向のシールが行われ,隣接の構造部分
の直径公差に基づく半径方向のふれが生じた場合でも,
シール機能は変わりなく維持される。本発明は圧力油の
漏えいを効果的に防止し,これによって装置の調節時間
を短縮し,連続調節を行う場合の再調節を不要にする。
更に,組立が簡単になる。なぜなら,シールを行うすべ
ての部材は隣接の構造部分に特別に考慮を払うことなし
に,予め組み付け可能であり,これによって組立時間が
短縮され,作業費が節減されるからである。
の手段は,請求項1,7,10及び15に記載したとお
りである。これら4つの発明に共通な構成は,シールデ
ィスク,シール若しくはシールリングが環状に閉じられ
ていて,これらの構造部材がしゅう動スリーブの内周面
にシール作用をもって接触することである。これによっ
て効果的な半径方向のシールが行われ,隣接の構造部分
の直径公差に基づく半径方向のふれが生じた場合でも,
シール機能は変わりなく維持される。本発明は圧力油の
漏えいを効果的に防止し,これによって装置の調節時間
を短縮し,連続調節を行う場合の再調節を不要にする。
更に,組立が簡単になる。なぜなら,シールを行うすべ
ての部材は隣接の構造部分に特別に考慮を払うことなし
に,予め組み付け可能であり,これによって組立時間が
短縮され,作業費が節減されるからである。
【0005】更に,本発明によるシールディスク又はシ
ールを使用すると,シール領域においてしゅう動スリー
ブの内周面を精密に仕上げ加工する必要がなく,これに
よって更に経費が節減される。
ールを使用すると,シール領域においてしゅう動スリー
ブの内周面を精密に仕上げ加工する必要がなく,これに
よって更に経費が節減される。
【0006】請求項1のシールディスクは同時にスラス
ト軸受けの機能も行うものであるが,薄いディスクとし
て構成することができ,申し分のないシール効果を達成
するためにわずかな公差で,種々の材料から製作するこ
とができる。この場合,シールディスクはしゅう動スリ
ーブから分離して配置されている2つの構造部分の間に
挿入されている。
ト軸受けの機能も行うものであるが,薄いディスクとし
て構成することができ,申し分のないシール効果を達成
するためにわずかな公差で,種々の材料から製作するこ
とができる。この場合,シールディスクはしゅう動スリ
ーブから分離して配置されている2つの構造部分の間に
挿入されている。
【0007】請求項7のシールは,軸方向に間隔をおい
た2つのディスクを有しており,これらのディスクは環
状に閉じられていて,それらの間に弾性要素が中間部材
として挿入されている。この構造のシールは,シールデ
ィスクが軸方向で間隔をおいて配置されているために,
ラビリンスシールの作用を有しており,したがって申し
分のないシール機能を有している。駆動部材及び被駆動
部材,つまりしゅう動スリーブから分離されている構造
部分の端面の間に挿入され,スラスト軸受けの機能を行
うこのシールは,弾性的な中間部材によって,所望の大
きな緩衝機能を有しており,騒音の発生を効果的に抑制
する。更に,このシールは内燃機関の停止中に圧力室か
ら圧力油が流出すること,つまり歯付きブッシュ若しく
は被駆動部材と駆動部材に回転不能に固定された駆動フ
ランジとの間の滑り支承部を通って圧力油が流出するこ
とを効果的に防止する。
た2つのディスクを有しており,これらのディスクは環
状に閉じられていて,それらの間に弾性要素が中間部材
として挿入されている。この構造のシールは,シールデ
ィスクが軸方向で間隔をおいて配置されているために,
ラビリンスシールの作用を有しており,したがって申し
分のないシール機能を有している。駆動部材及び被駆動
部材,つまりしゅう動スリーブから分離されている構造
部分の端面の間に挿入され,スラスト軸受けの機能を行
うこのシールは,弾性的な中間部材によって,所望の大
きな緩衝機能を有しており,騒音の発生を効果的に抑制
する。更に,このシールは内燃機関の停止中に圧力室か
ら圧力油が流出すること,つまり歯付きブッシュ若しく
は被駆動部材と駆動部材に回転不能に固定された駆動フ
ランジとの間の滑り支承部を通って圧力油が流出するこ
とを効果的に防止する。
【0008】請求項10の発明によれば,駆動部材に位
置固定されたシールが少なくとも1つのシールリップを
有しており,このシールリップは初ばね力をもってしゅ
う動スリーブの内周面に接触している。調節の際に,つ
まりしゅう動スリーブの軸方向移動の際に,ずれ動くよ
うに配置されたシールリップは,両方の方向で大きなシ
ール作用を有している。この場合,シールリップを適当
に構成して,圧力油がシールリップの圧着力を増大する
ようにすると,シール作用を更に増大させることができ
る。
置固定されたシールが少なくとも1つのシールリップを
有しており,このシールリップは初ばね力をもってしゅ
う動スリーブの内周面に接触している。調節の際に,つ
まりしゅう動スリーブの軸方向移動の際に,ずれ動くよ
うに配置されたシールリップは,両方の方向で大きなシ
ール作用を有している。この場合,シールリップを適当
に構成して,圧力油がシールリップの圧着力を増大する
ようにすると,シール作用を更に増大させることができ
る。
【0009】請求項15の発明は,ケーシングと歯付き
スリーブとの間に,ケーシングに位置固定されたシール
された円環形のかん合片が設けられていて,このかん合
片が圧力室を軸方向で仕切っている場合に,歯付きスリ
ーブの外周面とかん合片との間の環状すきまを効果的に
シールするために,シール部材を挿入するものである。
このシール部材はかん合片内でもっぱら軸方向に案内さ
れ,駆動部材の半径方向のふれが生じた場合に,このふ
れ運動に無関係にシール作用を行う。シール部材の内周
面が歯付きスリーブの外周面にわずかな公差しか有して
いないことによって,大きなシール作用が生ぜしめられ
る。このわずかな公差はシール部材の内周面及び歯付き
スリーブの外周面の研削によって生ぜしめることができ
る。
スリーブとの間に,ケーシングに位置固定されたシール
された円環形のかん合片が設けられていて,このかん合
片が圧力室を軸方向で仕切っている場合に,歯付きスリ
ーブの外周面とかん合片との間の環状すきまを効果的に
シールするために,シール部材を挿入するものである。
このシール部材はかん合片内でもっぱら軸方向に案内さ
れ,駆動部材の半径方向のふれが生じた場合に,このふ
れ運動に無関係にシール作用を行う。シール部材の内周
面が歯付きスリーブの外周面にわずかな公差しか有して
いないことによって,大きなシール作用が生ぜしめられ
る。このわずかな公差はシール部材の内周面及び歯付き
スリーブの外周面の研削によって生ぜしめることができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の有利な実施の形態は,請
求項2〜6,8〜9,11〜14及び16〜18に記載
したとおりである。
求項2〜6,8〜9,11〜14及び16〜18に記載
したとおりである。
【0011】1つの実施形態では,シールディスク若し
くはシールは,駆動部材及び被駆動部材の端面全体を覆
う半径方向寸法を有している。この構成によって,同時
にスラスト軸受けの機能を有しているシールディスク若
しくはシールの面圧が減少せしめられ,磨滅が減少す
る。磨滅を減少させる補足的な手段として,硬化された
シールディスク若しくはシールを使用することもでき,
これによって,滑り対偶,すなわち駆動部材及び被駆動
部材と,シールディスク若しくはシールとの強度が意識
的に異ならせられる。所要スペースを節減するために,
壁厚が最大で4mmの薄いシールディスク若しくはシー
ルが使用される。シールディスク若しくはシールの材料
としては,殊に鋼が使用される。この代わりに,非鉄金
属及び例えばPA46GF;PPS−GF40又はPP
F−GF30のようなプラスチックを使用することもで
きる。
くはシールは,駆動部材及び被駆動部材の端面全体を覆
う半径方向寸法を有している。この構成によって,同時
にスラスト軸受けの機能を有しているシールディスク若
しくはシールの面圧が減少せしめられ,磨滅が減少す
る。磨滅を減少させる補足的な手段として,硬化された
シールディスク若しくはシールを使用することもでき,
これによって,滑り対偶,すなわち駆動部材及び被駆動
部材と,シールディスク若しくはシールとの強度が意識
的に異ならせられる。所要スペースを節減するために,
壁厚が最大で4mmの薄いシールディスク若しくはシー
ルが使用される。シールディスク若しくはシールの材料
としては,殊に鋼が使用される。この代わりに,非鉄金
属及び例えばPA46GF;PPS−GF40又はPP
F−GF30のようなプラスチックを使用することもで
きる。
【0012】シールを構成するために,有利な実施形態
においては,弾性要素が設けられ,この弾性要素の外径
は両側のディスクよりも小さく,これによって生ずる半
径方向の環状室に基づいて,シールのラビリンス効果が
増強せしめられる。更に,この環状室はシールの軸方向
負荷が生じても,弾性要素(中間部材)が変形して,半
径方向に逃げることを可能にし,その際弾性要素がしゅ
う動スリーブの内周面に接触することはなく,装置の調
節力が大きな摩擦力によって不都合に増大することはな
い。
においては,弾性要素が設けられ,この弾性要素の外径
は両側のディスクよりも小さく,これによって生ずる半
径方向の環状室に基づいて,シールのラビリンス効果が
増強せしめられる。更に,この環状室はシールの軸方向
負荷が生じても,弾性要素(中間部材)が変形して,半
径方向に逃げることを可能にし,その際弾性要素がしゅ
う動スリーブの内周面に接触することはなく,装置の調
節力が大きな摩擦力によって不都合に増大することはな
い。
【0013】別の実施形態においては,中間部材は単に
一方のディスクと例えば接着によって結合されており,
他方のディスクは分離した部材になっている。この構成
では,シール作用を改善するために,分離したディスク
を単独に調整することができる。このようにする代わり
に,シールを3つの分離した単個部材から構成すること
もできる。更に,シールの一方のディスクをかん合ディ
スクとして構成し,これによってしゅう動スリーブの内
周面に沿ってシールを正確に案内することも可能であ
る。
一方のディスクと例えば接着によって結合されており,
他方のディスクは分離した部材になっている。この構成
では,シール作用を改善するために,分離したディスク
を単独に調整することができる。このようにする代わり
に,シールを3つの分離した単個部材から構成すること
もできる。更に,シールの一方のディスクをかん合ディ
スクとして構成し,これによってしゅう動スリーブの内
周面に沿ってシールを正確に案内することも可能であ
る。
【0014】別の実施形態では,シールは複リップシー
ルリングとして構成されており,互いに平行なシールリ
ップは拡開せしめられていて,圧力で負荷されたとき,
しゅう動スリーブの内周面に圧着されて,シール作用を
増大させるようになっている。更に,このシールリング
が補強のために金属薄板スリーブを有しているようにす
ることができる。この補強によってシールリングの組み
付けを簡単に行い得るようになる。金属薄板スリーブの
軸方向の寸法を本来のシールリングよりも大きくして,
金属薄板スリーブが一方の側に突出しているようにする
と,シールリングを正確に所定の位置に取り付けること
ができる。しかし場合によっては,金属薄板スリーブの
軸方向寸法を本来のシールリングよりも小さくすること
もできる。このようにする代わりに,つばを備えた金属
薄板スリーブを使用することもでき,その場合,シール
リングユニットの一部が紛失することがないようにする
ために,つばをシールの弾性材料で鋳くるんでおくこと
ができる。
ルリングとして構成されており,互いに平行なシールリ
ップは拡開せしめられていて,圧力で負荷されたとき,
しゅう動スリーブの内周面に圧着されて,シール作用を
増大させるようになっている。更に,このシールリング
が補強のために金属薄板スリーブを有しているようにす
ることができる。この補強によってシールリングの組み
付けを簡単に行い得るようになる。金属薄板スリーブの
軸方向の寸法を本来のシールリングよりも大きくして,
金属薄板スリーブが一方の側に突出しているようにする
と,シールリングを正確に所定の位置に取り付けること
ができる。しかし場合によっては,金属薄板スリーブの
軸方向寸法を本来のシールリングよりも小さくすること
もできる。このようにする代わりに,つばを備えた金属
薄板スリーブを使用することもでき,その場合,シール
リングユニットの一部が紛失することがないようにする
ために,つばをシールの弾性材料で鋳くるんでおくこと
ができる。
【0015】有利な1実施形態では,シールリングは駆
動部材の端面の段を付けられた区分内に配置される。こ
れによってシールリングの予備組立が簡単になり,しゅ
う動スリーブがどのような位置にあっても,シールリン
グはシール作用をもってしゅう動スリーブの内周面に接
触する。シールディスク,シール若しくはシールリング
のようなすべてのシール部材の組み付けを簡単に行い得
るようにするために,しゅう動スリーブはその端面にお
いて内周面への移行部に環状の面取り部を備えている。
この面取り部はシールリングを使用する場合に特に有利
である。なぜなら,しゅう動スリーブを駆動部材の軸方
向に突出している円筒形区分に差しはめる際に,面取り
部によって,シールリップの損傷が防止されるからであ
る。
動部材の端面の段を付けられた区分内に配置される。こ
れによってシールリングの予備組立が簡単になり,しゅ
う動スリーブがどのような位置にあっても,シールリン
グはシール作用をもってしゅう動スリーブの内周面に接
触する。シールディスク,シール若しくはシールリング
のようなすべてのシール部材の組み付けを簡単に行い得
るようにするために,しゅう動スリーブはその端面にお
いて内周面への移行部に環状の面取り部を備えている。
この面取り部はシールリングを使用する場合に特に有利
である。なぜなら,しゅう動スリーブを駆動部材の軸方
向に突出している円筒形区分に差しはめる際に,面取り
部によって,シールリップの損傷が防止されるからであ
る。
【0016】
【実施例】以下においては,図面に示した実施例に基づ
いて本発明の構成を具体的に説明する。
いて本発明の構成を具体的に説明する。
【0017】図1は,内燃機関のガス交換弁の制御時間
を変化させる装置1を示す。この装置1は図1には示さ
れていないカム軸の軸方向で前方に位置せしめられる。
この装置1は駆動車として構成された駆動部材2を有し
ており,この駆動部材はたわみ質媒介節を介して内燃機
関のクランク軸(図示せず)によって駆動される。駆動
部材2はケーシング3及び駆動フランジ4を一体的に備
えており,ケーシングは,駆動フランジ4に結合された
軸方向に突出しているブッシュ5に対して同心的に半径
方向で間隔をおいて,配置されている。
を変化させる装置1を示す。この装置1は図1には示さ
れていないカム軸の軸方向で前方に位置せしめられる。
この装置1は駆動車として構成された駆動部材2を有し
ており,この駆動部材はたわみ質媒介節を介して内燃機
関のクランク軸(図示せず)によって駆動される。駆動
部材2はケーシング3及び駆動フランジ4を一体的に備
えており,ケーシングは,駆動フランジ4に結合された
軸方向に突出しているブッシュ5に対して同心的に半径
方向で間隔をおいて,配置されている。
【0018】ケーシング3内には調節ピストン6が移動
可能に配置されており,この調節ピストンは円筒形のし
ゅう動スリーブ7に一体的に結合されており,しゅう動
スリーブは第1の歯8・9を介して駆動フランジ4のブ
ッシュ5と形状結合され,更に,第2の歯10・11を
介して歯付きブッシュ12と形状結合されている。この
場合,歯付きブッシュ12は被駆動部材13の一部であ
る。被駆動部材は装置1が取り付けられている状態では
カム軸の軸方向延長線上にあって,カム軸に回転不能に
固定されている。歯8〜11はそれぞれはす歯として構
成されており,したがってしゅう動スリーブ7を軸方向
に移動させると,駆動部材2と被駆動部材13との間に
相対的回動が行われる。
可能に配置されており,この調節ピストンは円筒形のし
ゅう動スリーブ7に一体的に結合されており,しゅう動
スリーブは第1の歯8・9を介して駆動フランジ4のブ
ッシュ5と形状結合され,更に,第2の歯10・11を
介して歯付きブッシュ12と形状結合されている。この
場合,歯付きブッシュ12は被駆動部材13の一部であ
る。被駆動部材は装置1が取り付けられている状態では
カム軸の軸方向延長線上にあって,カム軸に回転不能に
固定されている。歯8〜11はそれぞれはす歯として構
成されており,したがってしゅう動スリーブ7を軸方向
に移動させると,駆動部材2と被駆動部材13との間に
相対的回動が行われる。
【0019】円環状に構成された調節ピストン6は,ケ
ーシング3内で2つの圧力室14・15を軸方向に仕切
っており,これらの圧力室は交互に圧力油を供給可能で
あって,これによってしゅう動スリーブ7の調節ピスト
ン6が軸方向に移動せしめられる。圧力室14・15に
供給される圧力油としては,内燃機関の圧力循環潤滑装
置の潤滑油を使用することができる。圧力室14・15
を効果的にシールするために,半径方向で外側の範囲に
おいては,調節ピストン6とケーシング3の内周面との
間の漏えいすきまをシールするシールリング16が調節
ピストン6内で案内されて,ケーシングに接触してい
る。圧力室14・15を半径方向で内側の範囲において
シールするために,シールディスク17が設けられてお
り,このシールディスクはその外周面18でシール作用
をもってしゅう動スリーブ7の内周面19に接触してい
る。更にシールディスク17はスラスト軸受けの機能も
有しており,歯付きブッシュ12の端面20と,ブッシ
ュ5に対して半径方向で内側にずらされて,やはり駆動
フランジ4に一体的に固定されている案内スリーブ22
の端面21との間に挿入されている。シールディスク1
7の組立を容易にするために,しゅう動スリーブ7は案
内スリーブ22の方の側の端面において,内周面19へ
の移行部に環状の面取り部23を備えている。
ーシング3内で2つの圧力室14・15を軸方向に仕切
っており,これらの圧力室は交互に圧力油を供給可能で
あって,これによってしゅう動スリーブ7の調節ピスト
ン6が軸方向に移動せしめられる。圧力室14・15に
供給される圧力油としては,内燃機関の圧力循環潤滑装
置の潤滑油を使用することができる。圧力室14・15
を効果的にシールするために,半径方向で外側の範囲に
おいては,調節ピストン6とケーシング3の内周面との
間の漏えいすきまをシールするシールリング16が調節
ピストン6内で案内されて,ケーシングに接触してい
る。圧力室14・15を半径方向で内側の範囲において
シールするために,シールディスク17が設けられてお
り,このシールディスクはその外周面18でシール作用
をもってしゅう動スリーブ7の内周面19に接触してい
る。更にシールディスク17はスラスト軸受けの機能も
有しており,歯付きブッシュ12の端面20と,ブッシ
ュ5に対して半径方向で内側にずらされて,やはり駆動
フランジ4に一体的に固定されている案内スリーブ22
の端面21との間に挿入されている。シールディスク1
7の組立を容易にするために,しゅう動スリーブ7は案
内スリーブ22の方の側の端面において,内周面19へ
の移行部に環状の面取り部23を備えている。
【0020】図2及び3に示した実施例においては,図
1に示した第1実施例と同じ部分には同一の符号が付け
られており,第1実施例における説明を当てはめること
ができる。
1に示した第1実施例と同じ部分には同一の符号が付け
られており,第1実施例における説明を当てはめること
ができる。
【0021】図2に示した第2実施例においては,半径
方向で内側の範囲において圧力室14と15との間をシ
ールするために,シール24が設けられており,このシ
ールは2つの薄いディスク25・26を有しており,こ
れらのディスクは軸方向で間隔をおいてしゅう動スリー
ブ7の内周面19に接触して,シールを行う。ディスク
25・26の間には弾性要素として中間部材27が配置
されており,この中間部材は歯付きブッシュ12と案内
スリーブ22との間に軸方向の力が生じたときに,緩衝
作用,特に消音作用を行う。
方向で内側の範囲において圧力室14と15との間をシ
ールするために,シール24が設けられており,このシ
ールは2つの薄いディスク25・26を有しており,こ
れらのディスクは軸方向で間隔をおいてしゅう動スリー
ブ7の内周面19に接触して,シールを行う。ディスク
25・26の間には弾性要素として中間部材27が配置
されており,この中間部材は歯付きブッシュ12と案内
スリーブ22との間に軸方向の力が生じたときに,緩衝
作用,特に消音作用を行う。
【0022】図3に示した第3実施例においては,シー
ルリング28が設けられており,このシールリングは補
強のために金属薄板スリーブ29を有している。この金
属薄板スリーブは,案内スリーブ22の端面の段を付け
られた区分30に摩擦力結合されている。シールリング
28のシール体32は半径方向で外方に向いた2つのシ
ールリップ31を備えており,これらのシールリップは
初ばね力をもって,しゅう動スリーブ7の内周面19に
接触して,シールを行う。
ルリング28が設けられており,このシールリングは補
強のために金属薄板スリーブ29を有している。この金
属薄板スリーブは,案内スリーブ22の端面の段を付け
られた区分30に摩擦力結合されている。シールリング
28のシール体32は半径方向で外方に向いた2つのシ
ールリップ31を備えており,これらのシールリップは
初ばね力をもって,しゅう動スリーブ7の内周面19に
接触して,シールを行う。
【0023】図4に示した第4実施例においては,内燃
機関のガス交換弁の制御時間を変化させる装置41は,
図1〜3の装置1と異なって,装置の構造部分を同軸的
に取り囲んでいるが,端面側で構造部分を覆っていない
ケーシング43を有している。装置41は,カム軸を駆
動するたわみ質媒介節,特に鎖が液密のケーシング内に
配置されている内燃機関用のものである。更にこの実施
例はしゅう動スリーブ47の歯の配置が異なっている。
この場合,トルクの伝達,つまり動力の流れは,駆動部
材42からケーシング43を経て駆動フランジ44に行
われる。駆動フランジ44の軸方向に突出している円筒
形の区分であるブッシュ45は,しゅう動スリーブ47
によって部分的に同軸的に取り囲まれており,ブッシュ
45としゅう動スリーブ47とは歯48・49によって
形状結合されている。しゅう動スリーブ47は駆動フラ
ンジ44とは逆の側の端部において歯50・51を介し
て,しゅう動スリーブ47を部分的に取り囲んでいる歯
付きスリーブ52に形状結合されており,歯付きスリー
ブは解離不能に被駆動部材53に取り付けられており,
被駆動部材は取り付け状態においてカム軸に回転不能に
固定される。しゅう動スリーブ47の駆動フランジ44
の方の端部に配置され,ケーシング43内で案内されて
いる調節ピストン46は圧力室54・55を仕切ってい
る。この場合調節ピストン46はシールのためのシール
リング56を有しており,調節ピストン46は押しばね
57によって図4の位置に押しずらされる。ケーシング
43の,圧力室55のところで半径方向で外側に段を付
けられている区分内に,かん合片58が挿入されてお
り,このかん合片はシールリング59によってシールさ
れていて,スナップリング60によって位置固定されて
いる。この場合かん合片58は半径方向で内側に向いた
肩部61を備えており,この肩部は圧力室55に向いた
側においてシールディスク62のためのストッパを形成
している。シールディスク62は歯付きスリーブ52の
外周面63上で案内されていて,押しばね57のばね受
けになっている。
機関のガス交換弁の制御時間を変化させる装置41は,
図1〜3の装置1と異なって,装置の構造部分を同軸的
に取り囲んでいるが,端面側で構造部分を覆っていない
ケーシング43を有している。装置41は,カム軸を駆
動するたわみ質媒介節,特に鎖が液密のケーシング内に
配置されている内燃機関用のものである。更にこの実施
例はしゅう動スリーブ47の歯の配置が異なっている。
この場合,トルクの伝達,つまり動力の流れは,駆動部
材42からケーシング43を経て駆動フランジ44に行
われる。駆動フランジ44の軸方向に突出している円筒
形の区分であるブッシュ45は,しゅう動スリーブ47
によって部分的に同軸的に取り囲まれており,ブッシュ
45としゅう動スリーブ47とは歯48・49によって
形状結合されている。しゅう動スリーブ47は駆動フラ
ンジ44とは逆の側の端部において歯50・51を介し
て,しゅう動スリーブ47を部分的に取り囲んでいる歯
付きスリーブ52に形状結合されており,歯付きスリー
ブは解離不能に被駆動部材53に取り付けられており,
被駆動部材は取り付け状態においてカム軸に回転不能に
固定される。しゅう動スリーブ47の駆動フランジ44
の方の端部に配置され,ケーシング43内で案内されて
いる調節ピストン46は圧力室54・55を仕切ってい
る。この場合調節ピストン46はシールのためのシール
リング56を有しており,調節ピストン46は押しばね
57によって図4の位置に押しずらされる。ケーシング
43の,圧力室55のところで半径方向で外側に段を付
けられている区分内に,かん合片58が挿入されてお
り,このかん合片はシールリング59によってシールさ
れていて,スナップリング60によって位置固定されて
いる。この場合かん合片58は半径方向で内側に向いた
肩部61を備えており,この肩部は圧力室55に向いた
側においてシールディスク62のためのストッパを形成
している。シールディスク62は歯付きスリーブ52の
外周面63上で案内されていて,押しばね57のばね受
けになっている。
【0024】効果的なシールを行うために,シールディ
スク62の内周面は歯付きスリーブ52の外周面に対し
てわずかな公差で寸法を適合せしめられている。これに
対し,シールディスク62の外周面とかん合片58との
間には環状すきま64が設けられており,この環状すき
まは,被駆動部材53ひいては歯付きスリーブ52の半
径方向のふれが生じた場合でも,シールディスク62に
よる圧力室55のシールを確実ならしめる。
スク62の内周面は歯付きスリーブ52の外周面に対し
てわずかな公差で寸法を適合せしめられている。これに
対し,シールディスク62の外周面とかん合片58との
間には環状すきま64が設けられており,この環状すき
まは,被駆動部材53ひいては歯付きスリーブ52の半
径方向のふれが生じた場合でも,シールディスク62に
よる圧力室55のシールを確実ならしめる。
【0025】図5においても,図4と同じ符号の装置4
1が示されている。しかし図5においては,圧力室55
のシールはシールリング65によって行われ,このシー
ルリングは外周面を金属薄板リング66によって取り囲
まれていて,かん合片58内に挿入されている。シール
リング65は軸方向で間隔をおいた2つのシールリップ
67を備えており,これらのシールリップは取り付けら
れた状態において,半径方向の初ばね力をもって歯付き
スリーブ52の外周面63に接触する。
1が示されている。しかし図5においては,圧力室55
のシールはシールリング65によって行われ,このシー
ルリングは外周面を金属薄板リング66によって取り囲
まれていて,かん合片58内に挿入されている。シール
リング65は軸方向で間隔をおいた2つのシールリップ
67を備えており,これらのシールリップは取り付けら
れた状態において,半径方向の初ばね力をもって歯付き
スリーブ52の外周面63に接触する。
【0026】図6において拡大して示すように,シール
リング65を補強する金属薄板リング66は両方の縁部
にそれぞれ半径方向で内側に向いたつば68を備えてお
り,これらのつばはシールリングの弾性材料によって鋳
くるまれている。
リング65を補強する金属薄板リング66は両方の縁部
にそれぞれ半径方向で内側に向いたつば68を備えてお
り,これらのつばはシールリングの弾性材料によって鋳
くるまれている。
【図1】半径方向で内側で圧力室の間をシールするため
にシールディスクが設けられている本発明による装置の
縦断面図である。
にシールディスクが設けられている本発明による装置の
縦断面図である。
【図2】1つのシールディスクの代わりに,2つの平行
に配置されたシールディスクの間に1つの弾性部材が取
り付けられている図1の装置を示した縦断面図である。
に配置されたシールディスクの間に1つの弾性部材が取
り付けられている図1の装置を示した縦断面図である。
【図3】シールディスクの代わりにシールリングが設け
られており,このシールリングのシールリップが初ばね
力をもってしゅう動スリーブの内周面に接している図1
の装置を示した縦断面図である。
られており,このシールリングのシールリップが初ばね
力をもってしゅう動スリーブの内周面に接している図1
の装置を示した縦断面図である。
【図4】シールディスクがケーシング内に挿入されたか
ん合片と歯スリーブとの間の環状すきまをシールする本
発明による装置の縦断面図である。
ん合片と歯スリーブとの間の環状すきまをシールする本
発明による装置の縦断面図である。
【図5】シールディスクの代わりにシールリングを有し
ている図4の装置を示した縦断面図である。
ている図4の装置を示した縦断面図である。
【図6】図5のシールリングを拡大して示した図であ
る。
る。
1 (内燃機関のガス交換弁の制御時間を変化させる)
装置, 2 駆動部材, 3 ケーシング, 4 駆動
フランジ, 5 ブッシュ, 6 調節ピストン, 7
しゅう動スリーブ, 8・9 第1の歯, 10・1
1 第2の歯,12 歯付きブッシュ, 13 被駆動
部材, 14・15 圧力室, 16シールリング,
17 シールディスク, 18 外周面, 19 内周
面,20・21 端面, 22 案内スリーブ, 23
面取り部, 24 シール, 25・26 ディス
ク, 27 中間部材, 28 シールリング, 29
金属薄板スリーブ, 30 区分, 31 シールリ
ップ, 32 シール体, 41 (内燃機関のガス交
換弁の制御時間を変化させる)装置, 42駆動部材,
43 ケーシング, 44 駆動フランジ, 45
ブッシュ,46 調節ピストン, 47 しゅう動スリ
ーブ, 48・49 歯, 50・51 歯, 52
歯付きスリーブ, 53 被駆動部材, 54・55
圧力室, 56 シールリング, 57 押しばね,
58 かん合片, 59 シールリング, 60 スナ
ップリング, 61 肩部, 62 シールディスク,
63 外周面, 64 環状すきま, 65 シール
リング, 66 金属薄板リング, 67 シールリッ
プ, 68 つば
装置, 2 駆動部材, 3 ケーシング, 4 駆動
フランジ, 5 ブッシュ, 6 調節ピストン, 7
しゅう動スリーブ, 8・9 第1の歯, 10・1
1 第2の歯,12 歯付きブッシュ, 13 被駆動
部材, 14・15 圧力室, 16シールリング,
17 シールディスク, 18 外周面, 19 内周
面,20・21 端面, 22 案内スリーブ, 23
面取り部, 24 シール, 25・26 ディス
ク, 27 中間部材, 28 シールリング, 29
金属薄板スリーブ, 30 区分, 31 シールリ
ップ, 32 シール体, 41 (内燃機関のガス交
換弁の制御時間を変化させる)装置, 42駆動部材,
43 ケーシング, 44 駆動フランジ, 45
ブッシュ,46 調節ピストン, 47 しゅう動スリ
ーブ, 48・49 歯, 50・51 歯, 52
歯付きスリーブ, 53 被駆動部材, 54・55
圧力室, 56 シールリング, 57 押しばね,
58 かん合片, 59 シールリング, 60 スナ
ップリング, 61 肩部, 62 シールディスク,
63 外周面, 64 環状すきま, 65 シール
リング, 66 金属薄板リング, 67 シールリッ
プ, 68 つば
Claims (18)
- 【請求項1】 内燃機関のクランク軸と,シリンダヘッ
ド内に配置されたカム軸との相対回転位置を無段階に変
化させる装置であって,たわみ質媒介節を介してクラン
ク軸によって駆動される駆動部材(2)と,円筒形に構
成されたしゅう動スリーブ(7)とを有し,このしゅう
動スリーブは,第1の歯(8・9)によって駆動部材
(2)と,かつ第2の歯(10・11)によって被駆動
部材(13)と,それぞれ形状結合されており,更に,
しゅう動スリーブ(7)に固定されている複動油圧調節
ピストン(6)を有し,この調節ピストンはケーシング
(3)内で案内されていて,2つの圧力室(14・1
5)を軸方向で仕切っており,これらの圧力室は交互に
圧力油供給部及び圧力油排出部に接続可能であり,これ
らの圧力室(14・15)相互間のシールが,円環形の
調節ピストン(6)に,かつしゅう動スリーブ(7)と
半径方向で内側の構造部分との間に,それぞれ設けられ
ており,しゅう動スリーブ(7)と半径方向で内側の構
造部分との間のシールのために,駆動部材(2)若しく
は被駆動部材(13)に直接に結合されている構造部分
の端面(20・21)の間にシール部材が挿入されてい
る形式のものにおいて,しゅう動スリーブ(7)を半径
方向で内側に向かってシールするために,外周面(1
8)でしゅう動スリーブ(7)の内周面(19)にシー
ル作用をもって接触している環状に閉じられたシールデ
ィスク(17)が設けられており,このシールディスク
は軸方向で,しゅう動スリーブ(7)から分離された2
つの構造部分の間に挿入されていることを特徴とする,
内燃機関のクランク軸とカム軸との相対回転位置を無段
階に変化させる装置。 - 【請求項2】 シールディスク(17)の半径方向の寸
法が,被駆動部材(13)と直接に結合されている歯付
きブッシュ(12)の端面(20)並びに駆動部材
(2)と直接に結合されている案内スリーブ(22)の
端面(21)を覆うように,定められていることを特徴
とする,請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 シールディスク(17)が,直接にシー
ルディスク(17)に支えられる構造部分よりも大きな
強度を有していることを特徴とする,請求項1記載の装
置。 - 【請求項4】 シールディスク(17)の最大の壁厚が
4mmであることを特徴とする,請求項1から3までの
いずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】 シールディスク(17)の材料が,鋼,
非鉄金属又はプラスチック,特にPA46GF;PPS
−GF40;PPF−GF30であることを特徴とす
る,請求項1から4までのいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項6】 しゅう動スリーブ(7)がその端面にお
いて内周面(19)への移行部に面取り部(23)を有
していることを特徴とする,請求項1から5までのいず
れか1項に記載の装置。 - 【請求項7】 内燃機関のクランク軸と,シリンダヘッ
ド内に配置されたカム軸との相対回転位置を無段階に変
化させる装置であって,たわみ質媒介節を介してクラン
ク軸によって駆動される駆動部材(2)と,円筒形に構
成されたしゅう動スリーブ(7)とを有し,このしゅう
動スリーブは,第1の歯(8・9)によって駆動部材
(2)と,かつ第2の歯(10・11)によって被駆動
部材(13)と,それぞれ形状結合されており,更に,
しゅう動スリーブ(7)に固定されている複動油圧調節
ピストン(6)を有し,この調節ピストンはケーシング
(3)内で案内されていて,2つの圧力室(14・1
5)を軸方向で仕切っており,これらの圧力室は交互に
圧力油供給部及び圧力油排出部に接続可能であり,これ
らの圧力室(14・15)相互間のシールが,円環形の
調節ピストン(6)に,かつしゅう動スリーブ(7)と
半径方向で内側の構造部分との間に,それぞれ設けられ
ており,しゅう動スリーブ(7)と半径方向で内側の構
造部分との間のシールのために,駆動部材(2)若しく
は被駆動部材(13)に直接に結合されている構造部分
の端面(20・21)の間にシール部材が挿入されてい
る形式のものにおいて,半径方向で内側の構造部分に対
するしゅう動スリーブ(7)のシールとして,環状に閉
じられたシール(24)が設けられており,このシール
(24)は軸方向で間隔をおいて配置されたディスク
(25・26)を有していて,これらのディスクの間に
弾性的な中間部材(27)が挿入されており,ディスク
(25・26)はシール作用をもってしゅう動スリーブ
(7)の内周面(19)に接触しており,シール(2
4)は取り付けられた状態において,しゅう動スリーブ
(7)から分離された2つの構造部分の間に挿入されて
いることを特徴とする,内燃機関のクランク軸とカム軸
との相対回転位置を無段階に変化させる装置。 - 【請求項8】 中間部材(27)が少なくとも一方のデ
ィスク(25・26)と解離不能に結合されていること
を特徴とする,請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 1つのディスク(25・26)がかん合
ディスクとして構成されていて,その内周面がわずかな
公差で被駆動部材(13)の外周面上でシール作用をも
って案内されていることを特徴とする,請求項7記載の
装置。 - 【請求項10】内燃機関のクランク軸と,シリンダヘッ
ド内に配置されたカム軸との相対回転位置を無段階に変
化させる装置であって,たわみ質媒介節を介してクラン
ク軸によって駆動される駆動部材(2)と,円筒形に構
成されたしゅう動スリーブ(7)とを有し,このしゅう
動スリーブは,第1の歯(8・9)によって駆動部材
(2)と,かつ第2の歯(10・11)によって被駆動
部材(13)と,それぞれ形状結合されており,更に,
しゅう動スリーブ(7)に固定されている複動油圧調節
ピストン(6)を有し,この調節ピストンはケーシング
(3)内で案内されていて,2つの圧力室(14・1
5)を軸方向で仕切っており,これらの圧力室は交互に
圧力油供給部及び圧力油排出部に接続可能であり,これ
らの圧力室(14・15)相互間のシールが,円環形の
調節ピストン(6)に,かつしゅう動スリーブ(7)と
半径方向で内側の構造部分との間に,それぞれ設けられ
ており,しゅう動スリーブ(7)と半径方向で内側の構
造部分との間のシールのためにシール部材が挿入されて
いる形式のものにおいて,駆動部材(2)若しくは駆動
部材(2)に直接に結合されている構造部分に位置固定
されているシールリング(28)が設けられており,こ
のシールリングは少なくとも1つのシールリップ(3
1)を有していて,このシールリップは初ばね力をもっ
てしゅう動スリーブ(7)の内周面に接触していること
を特徴とする,内燃機関のクランク軸とカム軸との相対
回転位置を無段階に変化させる装置。 - 【請求項11】 シールリング(28)が複リップシー
ルリングとして構成されていて,軸方向で間隔をおいた
2つの拡開しているシールリップ(31)を有している
ことを特徴とする,請求項10記載の装置。 - 【請求項12】 シールリング(28)が補強のために
金属薄板スリーブ(29)を有していて,この金属薄板
スリーブを介してシールリング(28)が位置を定めら
れて,駆動部材(2)に固定された案内スリーブ(2
2)に配置されていることを特徴とする,請求項10記
載の装置。 - 【請求項13】 金属薄板スリーブ(29)が,シール
リップ(31)を有しているシールリング(28)のシ
ール体(32)よりも大きな軸方向寸法を有しているこ
とを特徴とする,請求項12記載の装置。 - 【請求項14】 シールリング(28)が案内スリーブ
(22)の端面側の段を付けられた区分(30)内に配
置されていることを特徴とする,請求項10記載の装
置。 - 【請求項15】 内燃機関のクランク軸と,シリンダヘ
ッド内に配置されたカム軸との相対回転位置を無段階に
変化させる装置であって,たわみ質媒介節を介してクラ
ンク軸によって駆動される駆動部材(42)と,円筒形
に構成されたしゅう動スリーブ(47)とを有し,この
しゅう動スリーブは,第1の歯(48・49)によって
駆動部材(42)の半径方向で内側の区分と,かつ第2
の歯(50・51)によって半径方向で外側の歯付きス
リーブ(52)と,それぞれ形状結合されており,歯付
きスリーブ(52)は間接的に被駆動部材(53)に連
結されており,しゅう動スリーブ(47)は更に,駆動
部材(42)の方の側に複動油圧調節ピストン(46)
を有しており,この調節ピストンはケーシング(43)
内で案内されていて,2つの圧力室(54・55)を軸
方向で仕切っており,これらの圧力室は交互に圧力油供
給部及び圧力油排出部に接続可能であり,これらの圧力
室(54・55)相互間のシールがシールリング(5
6)によって行われる形式のものにおいて,ケーシング
(43)と歯付きスリーブ(52)との間の円環形のス
ペース内に,ケーシング(43)に位置固定されたシー
ルされたかん合片(58)が挿入されており,このかん
合片は圧力室(55)を軸方向で仕切っており,かん合
片(58)を歯付きスリーブ(52)に対してシールす
るために,かん合片(58)内で軸方向に案内され半径
方向のふれを補償するシール部材が該円環形のスペース
内に挿入されていることを特徴とする,内燃機関のクラ
ンク軸と,シリンダヘッド内に配置されたカム軸との相
対回転位置を無段階に変化させる装置。 - 【請求項16】 シール部材が環状に閉じたシールディ
スク(62)であって,その内周面がわずかな公差で正
確にかん合して歯付きスリーブの外周面(63)上でシ
ール作用をもって案内されていることを特徴とする,請
求項15記載の装置。 - 【請求項17】 押しばね(57)がシールディスク
(62)をかん合片(58)の肩部(61)に押し付け
て摩擦力結合させていることを特徴とする,請求項16
記載の装置。 - 【請求項18】 シール部材としてシールリング(6
5)が設けられており,このシールリングはかん合片
(58)内に挿入されていて,少なくとも1つのシール
リップ(67)によってシール作用をもって歯付きスリ
ーブ(52)の外周面(63)に接触していることを特
徴とする,請求項15記載の装置。
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