JPH09176847A - スパッタリング装置及びスパッタリング装置用コリメータ - Google Patents

スパッタリング装置及びスパッタリング装置用コリメータ

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JPH09176847A
JPH09176847A JP32723195A JP32723195A JPH09176847A JP H09176847 A JPH09176847 A JP H09176847A JP 32723195 A JP32723195 A JP 32723195A JP 32723195 A JP32723195 A JP 32723195A JP H09176847 A JPH09176847 A JP H09176847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collimating member
target
wafer
collimator
sputtering apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP32723195A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Aruga
美知雄 有賀
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Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
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Publication date
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Publication of JPH09176847A publication Critical patent/JPH09176847A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コリメータの穴の詰まりによる成膜速度の低
下及び経時変化を防止することである。 【構成】 内部にチャンバ12を有するハウジング14
と、このハウジング14の上部に配置されたターゲット
16と、ウエハ22をターゲット16の下面に対して平
行に支持するウエハ支持ペディスタル20と、ターゲッ
ト16とウエハ支持ペディスタル20との間に配置され
ている上部コリメート部材26aと、この上部コリメー
ト部材とウエハ支持ペディスタルとの間に配置されてい
る下部コリメート部材26bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ上に集積回
路を形成する場合等に用いられるスパッタリング装置及
び、スパッタリング装置に用いられるスパッタリング装
置用コリメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング装置は、グロー放電中に
於て放電用ガスの正イオン、通常はアルゴンイオンを陰
極であるターゲットに衝突させ、そこからスパッタされ
るターゲット原子を陽極であるウェハ上に堆積させて成
膜を行うものである。
【0003】このようなスパッタリング装置では、ター
ゲットからスパッタされるターゲット原子は、大きな角
度分布を持って飛散するため、ステップカバレッジが不
均一になる。従って、この問題点を解決するため、図2
に示すように、ターゲット52とウエハ54の間に1枚
のコリメータ56を設置することでターゲット52から
飛散するターゲット原子の飛散方向を揃えることによ
り、ウエハ54上にはターゲット原子の垂直成分のみが
堆積するようにし、ステップカバレッジの良い成膜を行
うことができるスパッタリング装置50が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このスパッタ
リング装置によりウエハ上に成膜を行う場合には、コリ
メータの穴の内壁面にも成膜が行われるため次第にコリ
メータの穴が詰まり、ターゲット原子が通過する有効面
積が減少し、成膜速度が時間の経過にともない低下する
という問題があった。
【0005】本発明の課題は、コリメータの穴の詰まり
による成膜速度の低下及び経時変化を防止することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスパッタ
リング装置は、内部にチャンバを有するハウジングと、
このハウジングの上部に配置されたターゲットと、ウエ
ハをターゲットの下面に対して平行に支持するウエハ支
持ペディスタルと、ターゲットとウエハ支持ペディスタ
ルとの間に配置されている上部コリメート部材と、この
上部コリメート部材とウエハ支持ペディスタルとの間に
配置されている下部コリメート部材とを備えることを特
徴とする。
【0007】従って、ターゲットからスパッタされるタ
ーゲット原子は、上部コリメート部材及び下部コリメー
ト部材の二つのコリメート部材により、その飛散方向が
揃えられる。
【0008】また、請求項2記載のスパッタリング装置
は、請求項1記載のスパッタリング装置の下部コリメー
ト部材を昇降駆動されるクランプリングに設置したこと
を特徴とする。
【0009】従って、上部コリメート部材と下部コリメ
ート部材との間隔を自由に変更することができる。
【0010】また、請求項3記載のスパッタリング装置
用コリメータは、ターゲットとウエハ支持ペディスタル
との間に配置される上部コリメート部材と、この上部コ
リメート部材とウエハ支持ペディスタルとの間に配置さ
る下部コリメート部材とを備えることを特徴とする。
【0011】従って、個々のコリメート部材の厚さを薄
くできると共にコリメート部材に設けられている穴の径
を大きくすることができる。
【0012】また、請求項4記載のスパッタリング装置
用コリメータは、請求項3記載のスパッタリング装置用
コリメータの上部コリメート部材を固定型とし、下部コ
リメート部材を可動型としたことを特徴とする。
【0013】従って、可動型の下部コリメート部材を上
昇または下降させることにより、上部コリメート部材と
下部コリメート部材との間隔を変更し、コリメータのア
スペクトレシオを変化させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明が適用可能なスパッタリン
グ装置10の概略図である。このスパッタリング装置1
0は、内部にチャンバ12を有するハウジング14と、
ハウジング14の上部に配置された円形のターゲット1
6及びターゲット16の裏面を支持する蓋体18とを備
えている。ハウジング14内には、ウエハ支持ペディス
タル20が設けられており、ウエハ22はこのウエハ支
持ペディスタル20上で支持され、ターゲット16の下
面に対して平行に配置されている。更に、このウエハ2
2はクランプリング24により、ウエハ支持ペディスタ
ル20に固定されている。また、ターゲット16とウエ
ハ22との間には、ターゲット原子の漏出を防止すべく
シールド30が設けられている。
【0016】ターゲット16とウエハ支持ペディスタル
20の間には、円形の上部コリメート部材26a及び同
様に円形の下部コリメート部材26bより構成されるコ
リメータ26が設けられている。
【0017】上述のクランプリング24は、昇降駆動さ
れるものであり、その上面に下部コリメート部材26b
が設置されており、クランプリング24の昇降に伴い下
部コリメート部材26bも昇降するように構成されてい
る。
【0018】また、下部コリメート部材26bの上方に
は、上部コリメート部材26aが、その円周部をシール
ド30に接するように設置されている。
【0019】ここで、上部コリメート部材26a及び下
部コリメート部材26bは、いずれも従来用いられてい
るコリメート部材に比べ1/3以下の厚さであり又、コ
リメート部材に設けられている穴の径も従来のものに比
べて大きな径で構成されている。
【0020】このように構成されたスパッタリング装置
10によりウエハ22上に成膜を行う場合には、ターゲ
ット16からスパッタされるターゲット原子は、まず上
部コリメート部材26aを通過し、更に下部コリメート
部材26bを通過することにより飛散方向が揃えられ、
ウエハ22に対して垂直方向からのターゲット原子のみ
がウエハ22上に堆積し成膜が行われる。
【0021】なお、ウエハ上に成膜を行う場合の成膜速
度とステップカバレッジは、コリメータのアスペクトレ
シオで決定されるため、下部コリメート部材26bを上
昇又は下降させ、上部コリメート部材26a及び下部コ
リメート部材26bの距離を変化させることにより、全
体としてのコリメータ26のアスペクトレシオを変化さ
せることにより穴の詰まりに対する補正、即ち、成膜速
度及びステップカバレッジの補正を行うことができ、成
膜速度の低下及び経時変化を防止することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上部コリメート部材及
び下部コリメート部材の二つのコリメート部材によりタ
ーゲット原子の飛散方向が揃えられるため、個々のコリ
メート部材の厚さを薄くできると共に、コリメート部材
に設けられている穴の径も大きくすることができ、コリ
メート部材の穴を詰まりにくくすることができる。
【0023】また、上部コリメート部材及び下部コリメ
ート部材の距離を変化させることにより、全体としての
コリメータのアスペクトレシオを自由に変化させること
ができる。従って、コリメータのアスペクトレシオを変
化させることにより穴の詰まりに対する補正を行うこと
ができ、成膜速度の低下及び経時変化を防止することが
できる。
【0024】また、同一のスパッタリング装置で、例え
ばTi層(コンタクト層)、TiN層(バリヤメタル
層)の成膜を行う場合に、それぞれの層に適したアスペ
クトレシオのコリメータで成膜を行うことができる等の
自由度が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なスパッタリング装置の概略
図である。
【図2】従来のスパッタリング装置の概略図である。
【符号の説明】
10…スパッタリング装置、12…チャンバ、14…ハ
ウジング、16…ターゲット、18…蓋体、20…ウエ
ハ支持ペディスタル、22…ウエハ、24…クランプリ
ング、26a…上部コリメート部材、26b…下部コリ
メート部材、30…シールド。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にチャンバを有するハウジングと、 このハウジングの上部に配置されたターゲットと、 ウエハをターゲットの下面に対して平行に支持するウエ
    ハ支持ペディスタルと、 前記ターゲットと前記ウエハ
    支持ペディスタルとの間に配置されている上部コリメー
    ト部材と、 この上部コリメート部材と前記ウエハ支持ペディスタル
    との間に配置されている下部コリメート部材とを備える
    ことを特徴とするスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 前記下部コリメート部材は、昇降駆動さ
    れるクランプリングに設置されていることを特徴とする
    請求項1記載のスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 ターゲットとウエハ支持ペディスタルと
    の間に配置される上部コリメート部材と、 この上部コリメート部材と前記ウエハ支持ペディスタル
    との間に配置される下部コリメート部材とを備えること
    を特徴とするスパッタリング装置用コリメータ。
  4. 【請求項4】 前記上部コリメート部材は固定型であ
    り、前記下部コリメート部材は可動型であることを特徴
    とする請求項3記載のスパッタリング装置用コリメー
    タ。
JP32723195A 1995-12-15 1995-12-15 スパッタリング装置及びスパッタリング装置用コリメータ Pending JPH09176847A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 19980407