JPH09175595A - タンクの通気口付マンホール - Google Patents

タンクの通気口付マンホール

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JPH09175595A
JPH09175595A JP7339425A JP33942595A JPH09175595A JP H09175595 A JPH09175595 A JP H09175595A JP 7339425 A JP7339425 A JP 7339425A JP 33942595 A JP33942595 A JP 33942595A JP H09175595 A JPH09175595 A JP H09175595A
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Japan
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tank
cylinder
manhole
vent
opening
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JP7339425A
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Nobuo Matsuhisa
信夫 松久
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MORIMATSU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンクとして、充分な強度を確保できるとと
もに、施工や製作に手間がかからないタンクの通気口付
マンホールを提供すること。 【解決手段】 下部通気筒12をタンク28の上壁パネ
ル13に固定し、その上端に大径の上部通気筒15を固
定する。上部通気筒15の底壁16に複数の通気口2を
設け、その上に網23を載せる。上部通気筒15の外周
面にアーム17を介して上部通気筒15の上部を蓋体1
8により開閉自由に閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上水タンク等のタ
ンクに係り、特に、タンクに設置される通気口付マンホ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タンクには上水に含まれる塩素
を排出するための通気口と、メンテナンス作業用のマン
ホールとがそれぞれタンクの容量に合わせて複数箇所に
設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来構成に
おいては、メンテナンス作業用のマンホールと通気口と
がそれぞれ別の箇所に設けられているために、タンクの
強度上好ましくなく、しかも、タンクの施工や製作に手
間がかかる。
【0004】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とし
ては、タンクとして充分な強度を確保できるとともに、
施工や製作に手間がかからないタンクの通気口付マンホ
ールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、人が出入り可能な開口と、そ
の開口を開閉可能な蓋と、雨水の侵入しない位置に配置
され、防虫手段を有する通気部とを備えたものである。
【0006】請求項2の発明では、上端を外方に、下端
をタンク内に開した通気筒と、その通気筒の上端開口を
開閉可能な蓋と、雨水の侵入しない位置に配置され、防
虫手段を有する通気部とを備えたものである。
【0007】請求項3の発明では、請求項2において、
通気部は、通気筒の上端に下向きに設けたものである。
請求項4の発明では、請求項1あるいは2において、通
気筒の側面にケーブル取り出し口を設けたものである。
【0008】請求項5の発明では、請求項4において、
通気筒の内部にケーブル巻取棒を備えたものである。従
って、請求項1〜3の発明によれば、人が出入りする部
分と通気口とが一体に形成されており、タンク上壁に対
する孔開き箇所が少なくなって強度上好ましく、施工や
製作も容易になる。
【0009】請求項4の発明によれば、タンク内部の水
位等を検出する検出器等のケーブルを外部に引き出すこ
とができる。請求項5の発明によれば、タンク内部の検
出器等のケーブルが垂れ下がらない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図1〜図3に基づいて説明する。この実施形態の通
気口付マンホール11は、下部通気筒12がその下端に
おいて、タンクの屋根を構成する上壁パネル13の開口
部14に取り付け固定される。この下部通気筒12は作
業員が出入りできる内径を有している。有底状をなす大
径の上部通気筒15は下部通気筒12の上端に固定され
ており、その上部通気筒15の底部と下部通気筒12と
の間には底壁16が設けられている。アーム17は上部
通気筒15の外周に固定されている。蓋体18は前記ア
ーム17に軸19を介して回動自由に支持されて、上部
通気筒15の上側開口部を開閉する。止金20は、蓋体
18を閉鎖状態にロックする。ハンドル21は蓋体18
の上面に固定され、蓋体18を開閉する際に使用され
る。
【0011】図2に示すように、複数の通気口22は底
壁16に等間隔であけられており、そこには網23が配
置されている。ケーブル引込口24は上部通気筒15の
側壁25に形成されており、ケーブル巻取棒26は一対
の金具27を介して、上部通気筒15内部に支持固定さ
れている。ケーブル引込口24には、例えばタンク28
内部の水位検出器と外部のコントローラとの間の光ケー
ブル29が通され、ケーブル巻取棒26に複数回巻き付
けられる。
【0012】以上のように構成されたマンホールにおい
ては、蓋体18を開放すれば、上下の通気筒12,15
を介して作業員が出入りできる。そして、通気口22か
らタンク28内部の上水中に含まれる塩素がタンク28
外に排出される。この場合、通気口22は下部通気筒1
2より大径の上部通気筒15の底壁16に下向きに形成
されているため、雨水等がタンク28内に侵入すること
はない。また通気口22には網23が設けられているた
め、虫や蛇等がタンク28内に入るのを防ぐことができ
る。
【0013】以上のように構成されたこの実施の形態に
よれば、以下の効果を奏する。 (a)メンテナンス作業用のマンホールと通気口とが一
体となっているため、タンクの強度を維持できるととも
に、マンホールの組み付け作業の時間短縮が図られる。
【0014】(b)通気口22が上部通気筒15の底壁
16に設けられているため、タンク28内に雨の侵入す
る恐れがない。 (c)通気口22に網23がはめ込まれているため、虫
等の異物の侵入が阻まれる。
【0015】(d)ケーブル巻取棒26に光ケーブル2
9を巻付ければ、その光ケーブル29が垂れ下がること
がなく、上水に浸って表層が劣化するのが防止される。 なお、本発明は以下のように変更して具体化することも
できる。
【0016】(1)通気口22の形状を前記実施の形態
に記載以外の形状、例えば、多角形状に変更すること。
このように構成しても、同様の効果が得られる。 (2)通気口22に設けられた網23の代わりにパンチ
ングメタルを用いること。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば以
下の優れた効果を奏する。請求項1〜3の発明によれ
ば、メンテナンンス作業用マンホールと、通気口とが一
体に形成されていることからタンクの屋根パネルの開口
面積が少なくなり、強度上好ましいものになるととも
に、上水中に含まれる塩素などが外部へ確実に排出され
る。また、タンクの組み付け作業を省略することができ
て、工期が短縮されてコストを低減することができる。
【0018】請求項4の発明によれば、タンク内部の検
出器等と外部機器とをケーブルにより接続することがで
きる。請求項5の発明によれば、タンク内部のケーブル
が垂れ下がり、上水に浸ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この実施の形態の通気口付マンホールを示す
正面下部断面図。
【図2】 図1の2―2線における半断面図。
【図3】 この実施の形態の通気口付マンホールを示す
斜視図。
【符号の説明】
11…通気口付マンホール、12…下部通気筒、13…
上壁パネル、14…開口部、15…上部通気筒、16…
底壁、17…アーム、18…蓋体、19…軸、20…止
金、21…ハンドル、22…通気口、23…網、24…
ケーブル引込口、25…側壁、26…ケーブル巻取棒、
27…金具、28…タンク、29…光ケーブル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクの上壁に設けられるマンホールに
    おいて、 人が出入り可能な開口と、その開口を開閉可能な蓋と、
    雨水の侵入しない位置に配置され、防虫手段を有する通
    気部とを備えるマンホール。
  2. 【請求項2】 タンクの上壁に設けられるマンホールに
    おいて、 タンクの上壁に固定され、上端を外方に、下端をタンク
    内に開口した通気筒と、 その通気筒の上端開口を開閉可能な蓋と、雨水の侵入し
    ない位置に配置され、防虫手段を有する通気部とを備え
    たマンホール。
  3. 【請求項3】 通気部は、通気筒の上端に下向きに設け
    られた請求項2に記載のマンホール。
  4. 【請求項4】 前記通気筒の側面にケーブル取り出し口
    を設けた請求項1あるいは2に記載のマンホール。
  5. 【請求項5】 前記通気筒の内部にケーブル巻取棒を備
    えた請求項4に記載のマンホール。
JP33942595A 1995-12-26 1995-12-26 タンクの通気口付マンホール Expired - Lifetime JP3177579B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326631A (ja) * 2001-03-07 2002-11-12 Bel Art Prod Inc モジュール式キャビネット
KR100912393B1 (ko) * 2009-03-10 2009-08-19 주식회사 거륭산업 물탱크유니트
FR2956464A1 (fr) * 2010-02-16 2011-08-19 Roger Jerber Event atmospherique libre statique a grand debit, notamment pour bacs de stockage de liquides inflammables de categories c et d
KR101427123B1 (ko) * 2012-07-09 2014-08-07 유이기 맨홀의 핸들 겸용 케이블 지지장치
CN112112493A (zh) * 2019-06-19 2020-12-22 中国石油化工股份有限公司 一种智能保护闭锁装置及其使用方法

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