JPH09175426A - 操舵角検出装置 - Google Patents

操舵角検出装置

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JPH09175426A
JPH09175426A JP33875995A JP33875995A JPH09175426A JP H09175426 A JPH09175426 A JP H09175426A JP 33875995 A JP33875995 A JP 33875995A JP 33875995 A JP33875995 A JP 33875995A JP H09175426 A JPH09175426 A JP H09175426A
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JP
Japan
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steering
steering angle
position signal
angle
sensor
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JP33875995A
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English (en)
Inventor
Makoto Kimura
誠 木村
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機構の複雑化や大型化およびコストアップを招
来することなしに、操舵角全域において高分解能を発揮
できる操舵角検出装置の提供。 【解決手段】ステアリングホイールの1回転の範囲内で
回転角度を示す位置信号を発生するポテンション型ステ
アリングセンサaと、位置信号の急変状態からハイイン
ピーダンス部通過を検出するハイインピーダンス部通過
検出手段bでハイインピーダンス部通過が検出される毎
に位置信号の急変方向に応じステアリング回転数をカウ
ントアップもしくはダウンするステアリング回転数カウ
ント手段cと、ステアリングセンサaで発生する位置信
号にステアリング回転数カウント手段cで検出されたカ
ウント数に相当する回転角度を加算もしくは減算補正す
ることにより連続したステアリング操舵角を求める操舵
角演算手段dとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の操舵角を検
出する操舵角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の操舵角検出装置としては、例え
ば、特開昭63−241403号公報に記載されたもの
が知られている。この従来の操舵角検出装置は、ステア
リングホイールの回転に応じて、約1回転で0〜Vcc
(Vcc:ステアリングセンサ印加電圧)まで変化する電
圧信号V1と、約3.5回転(Lock to Lock)で0〜Vc
cまで変化する電圧信号V2 の2種類のセンサ信号を出
力するステアリングセンサが用いられると共に、ステア
リングホイールの中立位置から左右所定の回転角度範囲
までは変化率の大きい(分解能の高い)電圧信号V1
用いることにより、ステアリングホイールの回転角度お
よび方向の検出精度(分解能)を高め、それを越える範
囲では変化率の小さい電圧信号V2 を用いることによ
り、ステアリングホイールの全回転角度範囲をカバーで
きるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
操舵角検出装置では、以下に述べるような問題点があっ
た。即ち、上述のように、ステアリング操舵角は両電圧
信号V1 ,V2 を用いて容易に求めることができるが、
2つのセンサ信号を形成するため2種類の検出部分が必
要であり、かつ、一方の電圧信号V2 を求めるために
は、ステアリングホイールの全回転角を360の回転角
の範囲内に納めるための減速機構が必要になると共に、
独立した2つの電圧信号V1 ,V2 を入力処理する必要
から、ECU内に2つのインタフェース回路を設ける必
要があることから、機構が複雑かつ大型化する共に、コ
ストが高くつく。本発明は上述の問題点に着目してなさ
れたもので、機構の複雑化や大型化およびコストアップ
を招来することなしに、操舵角全域(Lock to Lock)に
おいて高分解能を発揮できる操舵角検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の操舵角検出装置は、図1の
クレーム対応図に示すように、ステアリングホイールの
1回転の範囲内で回転角度を示す位置信号を発生するポ
テンション型ステアリングセンサaと、前記ハイインピ
ーダンス部通過による位置信号の急変状態からハイイン
ピーダンス部通過を検出するハイインピーダンス部通過
検出手段bと、該ハイインピーダンス部通過検出手段b
でハイインピーダンス部通過が検出される毎に位置信号
の急変方向に応じステアリング回転数をカウントアップ
もしくはダウンするステアリング回転数カウント手段c
と、前記ステアリングセンサaで発生する位置信号に前
記ステアリング回転数カウント手段cで検出されたカウ
ント数に相当する回転角度を加算もしくは減算補正する
ことにより連続したステアリング操舵角を求める操舵角
演算手段dと、を備えている手段とした。
【0005】
【作用】本発明請求項1記載の操舵角検出装置では、上
述のように、操舵角演算手段dにおいて、ステアリング
センサaで発生する位置信号にステアリング回転数カウ
ント手段cで検出されたカウント数に相当する回転角度
を加算もしくは減算補正することにより、ステアリング
操舵角全域にわたり、高分解能状態でかつ連続したステ
アリング操舵角を求めることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0007】図2は、本発明操舵角検出装置の実施の形
態を示す構成説明図であり、車体と4つの車輪との間に
介在されて、4つのショックアブソーバSAが設けられ
ている。そして、各ショックアブソーバSAの近傍位置
(タワー位置)の車体には、車両の上下方向挙動検出手
段として上下方向の加速度を検出する上下加速度センサ
(以後、上下Gセンサという)1が設けられ、また、ス
テアリングホイール2部分には、操舵角を検出するポテ
ンション型ステアリングセンサ5が設けられ、さらに、
運転席の近傍位置には、各上下Gセンサ1およびステア
リングセンサ5からの信号を入力して、各ショックアブ
ソーバSAのパルスモータ3に駆動制御信号を出力する
コントロールユニット4が設けられている。
【0008】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記各上下Gセンサ1か
らのばね上上下加速度信号およびステアリングセンサ5
からの操舵角信号が入力される。
【0009】次に、前記ステアリングセンサ5の構造を
説明する。図4はステアリングセンサ5の可変抵抗部分
を示す縦断正面図、図5は図4の要部を示す平面図であ
り、両図において、6はステアリングシャフト、7はス
テアリングシャフト6を囲繞した状態で、図示を省略し
たステアリングコラム側に固定された環状ベースであ
る。
【0010】前記環状ベース7の上面には環状パターン
基盤8が突出形成され、該環状パターン基盤8の上面に
は、ステアリングシャフト6と同軸状態で抵抗パターン
9と電極パターン10とが所定の間隔のもとに内外2重
に設けられている。外側の電極パターン10は、周方向
に連続した環状に形成される一方、抵抗パターン9は一
部が切欠した切欠環状に形成されている。
【0011】前記環状パターン基盤8と対向するステア
リングホイール2の下端面には、環状パターン基盤8の
内周面および外周面にそれぞれ摺接する内外両環状側壁
により抵抗パターン9および電極パターン10の外周を
包み込んで外気と遮断する環状ボックス11が固定さ
れ、該環状ボックス内底面には、抵抗パターン9および
電極パターン10に摺接することにより両者間を電気的
に接続するブラシ12が固定されている。
【0012】次に、図6は、ステアリングセンサ5のイ
ンタフェース回路を示す配線図であり、この図に示すよ
うに、抵抗パターン9の一方の端子Taはアースに接続
され、もう一方の端子Tbには電圧Vccが印加されてい
る。また、電極パターン10の接続端子Tcは抵抗R2
,R3 を介してD/A変換器に接続されている。な
お、前記抵抗R3 は過電流防止用抵抗である。
【0013】また、R1 ,R2 は抵抗、C1 はコンデン
サ、D1 ,D2 はマイコン保護用(マイコン電圧より高
い電圧印加防止)ダイオードであり、前記抵抗R2 とコ
ンデンサC1 とでノイズ除去用フィルタを構成してい
る。
【0014】そして、前記R1 は端子Tcに常に電流を
流すことにより酸化を防止すると共に、端子Tcの開放
時にコンデンサC1 に溜った電荷を抵抗R2 ,R1 を介
して逃がす役目をなす。
【0015】次に、ステアリングホイール2の転舵に対
する操舵角信号Vの変化状態を、図11(イ) に示すイン
タフェース回路からの出力特性図に基づいて説明する
と、中立位置からステアリングホイール2を左方向に−
180°転舵すると抵抗値の増加により端子Tcの電圧
が0まで減少し、逆に右方向に+180°転舵すると抵
抗値の減少により端子Tcの電圧が印加電圧Vccまで増
加するもので、この電圧変化(0〜Vcc)を操舵角信号
Vとして検出することにより、−180°〜+180°
の範囲内でステアリング操舵角θを求めることができ
る。
【0016】なお、前記図5に示すように、抵抗パター
ン9の切れ目部分Fをブラシ12が通過する時は、端子
Tcの開放によりハイインピーダンス状態となるため、
操舵角信号Vは0となるものであり、従って、操舵角信
号Vは図11(イ) に示すようにノコ刃状に変化すること
になるが、操舵角信号V=Vccの状態(ステアリング操
舵角θ=+180°)から抵抗パターン9の切れ目部分
Fをブラシ12が通過する時は、コンデンサC1 に溜っ
た電荷Vccを抵抗R2 ,R1 を介して自由放電するた
め、図10に示すように少し時間をかけて0まで低下す
ることになる。
【0017】次に、前記図11(イ) に示すノコ刃状の操
舵角信号Vに基づいて、図11(ロ)の出力特性図に示す
ような連続したステアリング操舵角θを求めるための制
御作動を、図7〜9に示すフローチャートおよび図10
のタイムチャートに基づいて説明する。
【0018】まず、図7はステアリングホイール2の右
方向転舵状態を判定するためのフローであり、そのステ
ップ101では、前制御回数(10ms前)の操舵角信号V
(n-1 ) が急変開始位置しきい値VTH1-HI以上であるか否
か、即ち、ハイインピーダンスとなる抵抗パターン9の
切れ目部分Fを通過する可能性があるか否かを判定し、
YESである時はステップ102に進み、また、NOで
ある時は、抵抗パターン9の切れ目部分Fを通過する可
能性はないためステップ102〜104を経由すること
なくステップ105に進む。
【0019】前記ステップ102では、前制御回数(10
ms前)の操舵角信号V(n-1) に対する最新の操舵角信号
(n) の変化量が、急変判定用電圧差しきい値−VD-TM
以下であるか否か、即ち、抵抗パターン9の切れ目部分
Fを通過中である可能性があるか否かを判定し、YES
である時は、ステップ103に進み、また、NOである
時は、その可能性はないためステップ103、104を
経由することなくステップ105に進む。
【0020】前記ステップ103では、10個前の制御
回数(100ms 前)の操舵角信号V(n -10)が高速左転舵判
断しきい値VTH2-HI以上であるか否か、即ち、高速左転
舵状態の可能性がないか否かを判定し、YESである時
は、右転舵方向で抵抗パターン9の切れ目部分Fを通過
中であるためステップ104に進んで右転舵時フラグ1
をセットした後ステップ105に進み、また、NOであ
る時は、高速左転舵状態である可能性があるため、その
まま104を経由することなくステップ105に進む。
【0021】前記ステップ105では、右転舵時フラグ
1がセットされているか否かを判定し、YESである時
は、ステップ106に進み、また、NOである時は、図
8のステアリングホイール2の左方向転舵状態を判定す
るためのフローのステップ111に進む。
【0022】前記ステップ106では、最新の操舵角信
号V(n) が急変終了位置しきい値VTH3-HI以下であるか
否か、即ち、抵抗パターン9の切れ目部分Fを通過した
か否かを判定し、YESである時は、ステップ107に
進んで回転数カウンタに1カウントプラスした後ステッ
プ110に進んで右転舵時フラグ1をクリアした後、図
8のステアリングホイール2の左方向転舵状態を判定す
るためのフローのステップ111に進む。また、NOで
ある時は、ステップ108に進む。
【0023】このステップ108では、最新の操舵角信
号V(n) が急変開始位置しきい値VTH1-HI以上であるか
否か、即ち、右転舵から左転舵方向への切り返しがあっ
たか否かを判定し、YESである時はステップ109に
進み、また、NOである時は、抵抗パターン9の切れ目
部分Fを未だ通過していない状態であるためそのまま図
8のステアリングホイールの左方向転舵状態を判定する
ためのフローのステップ111に進む。
【0024】前記ステップ109では、前制御回数(10
ms前)の操舵角信号V(n-1) に対する最新の操舵角信号
(n) の変化量が、0を越えているか否か、即ち、右転
舵操作中であるか否かを判定し、YESである時は、回
転数カウンタを変更することなくステップ110に進ん
で右転舵時フラグ1をクリアした後、図8のステアリン
グホイール2の左方向転舵状態を判定するためのフロー
のステップ111に進む。また、NOである時は、その
まま図8のステアリングホイール2の左方向転舵状態を
判定するためのフローのステップ111に進む。
【0025】前記ステップ110では、右転舵時フラグ
1をクリアした後、図8のステアリングホイール2の左
方向転舵状態を判定するためフローのステップ111に
進む。
【0026】次に、ステアリングホイール2の左方向転
舵状態を判定するためのフローを示す図8に移り、まず
ステップ111では、前制御回数(10ms前)の操舵角信
号V(n-1) が急変開始位置しきい値VTH1-LI以下である
か否か、即ち、抵抗パターン9の切れ目部分Fを通過す
る可能性があるか否かを判定し、YESである時はステ
ップ112に進み、また、NOである時は、ステップ1
12〜114を経由することなくステップ115に進
む。
【0027】前記ステップ112では、前制御回数(10
ms前)の操舵角信号V(n-1) に対する最新の操舵角信号
(n) の変化量が、急変判定用電圧差しきい値VD-TM
上であるか否か、即ち、抵抗パターン9の切れ目部分F
を通過中である可能性があるか否かを判定し、YESで
ある時は、ステップ113に進み、また、NOである時
は、その可能性はないためステップ113、114を経
由することなくステップ115に進む。
【0028】前記ステップ113では、10個前の制御
回数(100ms 前)の操舵角信号V(n -10)が高速右転舵判
断しきい値VTH2-HI以下であるか否か、即ち、高速右転
舵状態の可能性がないか否かを判定し、YESである時
は、左転舵方向で抵抗パターン9の切れ目部分Fを通過
中であるため、ステップ114に進んで左転舵時フラグ
2をセットした後ステップ115に進み、また、NOで
ある時は、高速右転舵状態である可能性があるため、そ
のまま114を経由することなくステップ115に進
む。
【0029】前記ステップ115では、左転舵時フラグ
2がセットされているか否かを判定し、YESである時
は、ステップ116に進み、また、NOである時は、図
9のステップ121に進む。
【0030】前記ステップ116では、最新の操舵角信
号V(n) が急変終了位置しきい値VTH3-LOW 以上である
か否か、即ち、抵抗パターン9の切れ目部分Fを通過し
たか否かを判定し、YESである時は、ステップ117
に進んで回転数カウンタから1カウントマイナスした後
ステップ120に進み、また、NOである時は、ステッ
プ118に進む。
【0031】このステップ118では、最新の操舵角信
号V(n) が急変開始位置しきい値VTH1-LOW 以下である
か否か、即ち、抵抗パターン9の切れ目部分Fを未だ通
過していないか否かを判定し、YESである時はステッ
プ119に進み、また、NOである時は、そのまま図9
のステップ121に進む。
【0032】前記ステップ119では、前制御回数(10
ms前)の操舵角信号V(n-1) に対する最新の操舵角信号
(n) の変化量が、0未満であるか否か、即ち、左転舵
操作中であるか否かを判定し、YESである時は、ステ
ップ120に進み、また、NOである時は、そのまま図
9のステップ121に進む。
【0033】前記ステップ120では、左転舵時フラグ
2をクリアした後、図9のステップ121に進む。
【0034】図9に移り、ステップ121では、右転舵
時フラグ1および左転舵時フラグ2が共にリセットされ
ているか否かを判定し、YESである時は、ステップ1
22に進み、また、NOである時(右転舵時フラグ1ま
たは左転舵時フラグ2のいずれかがセットされている
時)は、これで一回の制御フローを終了する。
【0035】前記ステップ122では、次式(1) に基づ
いて、回転数に関係なくステアリングホイール2の中立
位置からの転舵角θ’を演算する。 θ’=V(n) /Vcc×360−180・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1) なお、Vccは、ステアリングセンサ印加電圧である。
【0036】続くステップ123では、次式(2) に基づ
いて、ステアリングホイール2の中立位置から回転数分
の転舵角を含めたステアリング操舵角θを演算し、これ
で一回の制御フローを終了する。 θ=θ’+N×360・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) なお、Nは回転数カウンタのカウント数である。
【0037】以上のように、ステアリングホイール2の
回転数をカウントすると共に、ステップ122および1
23に示すような演算を行なうことにより、図11(ロ)
に示すように、ステアリング操舵角全域にわたって連続
し、かつ、操舵角全域に渡って高い分解能を発揮するス
テアリング操舵角θを求めることができる。
【0038】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態の操舵角検出装置では、以下に列挙する効果が得
られる。 ステアリング操舵角全域にわたって高分解能を発揮
することができるようになる。
【0039】 360°以内の回転角の範囲内で検出
される1つの電圧信号からステアリング操舵角全域にわ
たって連続したステアリング操舵角の検出が行なえるた
め、従来例に比べ、機構の簡略化・小型化が可能であ
り、かつコストを低減することができるようになる。
【0040】以上、本発明の実施の形態について説明し
てきたが具体的な構成はこの実施の形態に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等
があっても本発明に含まれる。例えば、発明の実施の形
態では、電極パターンと抵抗パターンとを平面状に配置
する場合を示したが、円筒面に配置するようにしてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の操舵角検出装置では、上述のように、ステアリン
グホイールの1回転の範囲内で回転角度を示す位置信号
を発生するポテンション型ステアリングセンサと、前記
ハイインピーダンス部通過による位置信号の急変状態か
らハイインピーダンス部通過を検出するハイインピーダ
ンス部通過検出手段と、該ハイインピーダンス部通過検
出手段でハイインピーダンス部通過が検出される毎に位
置信号の急変方向に応じステアリング回転数をカウント
アップもしくはダウンするステアリング回転数カウント
手段と、前記ステアリングセンサで発生する位置信号に
前記ステアリング回転数カウント手段で検出されたカウ
ント数に相当する回転角度を加算もしくは減算補正する
ことにより連続したステアリング操舵角を求める操舵角
演算手段と、を備えている構成としたことで、機構の複
雑化や大型化およびコストアップを招来することなし
に、全操舵角全域において高分解能を発揮できるように
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の操舵角検出装置を示すクレーム対応図
である。
【図2】本発明の実施の形態の操舵角検出装置を適用し
た車両懸架装置を示す構成説明図である。
【図3】本発明の実施の形態の操舵角検出装置を適用し
た車両懸架装置を示すシステムブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の操舵角検出装置における
ステアリングセンサ部分を示す縦断正面図である。
【図5】図4の要部を示す平面図である。
【図6】ステアリングセンサのインタフェース回路を示
す配線図である。
【図7】ステアリング操舵角を求めるための制御作動を
示すフローチャートである。
【図8】ステアリング操舵角を求めるための制御作動を
示すフローチャートである。
【図9】ステアリング操舵角を求めるための制御作動を
示すフローチャートである。
【図10】ステアリング操舵角を求めるための制御作動
を示すタイムチャートである。
【図11】ステアリング転舵に対するインタフェース回
路からの操舵角信号の出力特性図(イ) および操舵角信号
に対するステアリング操舵角信号の出力特性図(ロ) であ
る。
【符号の説明】
a ポテンション型ステアリングセンサ b ハイインピーダンス部通過検出手段 c ステアリング回転数カウント手段 d 操舵角演算手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイールの1回転の範囲内で
    回転角度を示す位置信号を発生するポテンション型ステ
    アリングセンサと、 該ポテンション型ステアリングセンサのハイインピーダ
    ンス部通過による位置信号の急変状態からハイインピー
    ダンス部通過を検出するハイインピーダンス部通過検出
    手段と、 該ハイインピーダンス部通過検出手段でハイインピーダ
    ンス部通過が検出される毎に位置信号の急変方向に応じ
    ステアリング回転数をカウントアップもしくはダウンす
    るステアリング回転数カウント手段と、 前記ステアリングセンサで発生する位置信号に前記ステ
    アリング回転数カウント手段で検出されたカウント数に
    相当する回転角度を加算もしくは減算補正することによ
    り連続したステアリング操舵角を求める操舵角演算手段
    と、を備えていることを特徴とする操舵角検出装置。
JP33875995A 1995-12-26 1995-12-26 操舵角検出装置 Pending JPH09175426A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160046674A (ko) * 2014-10-21 2016-04-29 현대자동차주식회사 차량용 모터 구동 장치
CN110077463A (zh) * 2019-05-13 2019-08-02 陈梦洁 汽车转向角度传感器
CN113276938A (zh) * 2021-06-09 2021-08-20 重庆长安汽车股份有限公司 Eps扭矩传感器零位扭矩偏差自学习及纠正方法、系统及车辆

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