JPH0615330B2 - 電動パワ−ステアリング装置 - Google Patents

電動パワ−ステアリング装置

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JPH0615330B2
JPH0615330B2 JP8961385A JP8961385A JPH0615330B2 JP H0615330 B2 JPH0615330 B2 JP H0615330B2 JP 8961385 A JP8961385 A JP 8961385A JP 8961385 A JP8961385 A JP 8961385A JP H0615330 B2 JPH0615330 B2 JP H0615330B2
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JP
Japan
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steering
sensor
shaft
encoder
absolute
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JP8961385A
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JPS61247568A (ja
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正行 久米
登 杉浦
正 高橋
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電動パワーステアリングシステムに係り、特に
ステアリングシヤフトに装着し、ステアリングの絶対回
転角及び回転角速度を検出すると好適な電動パワーステ
アリング装置に関する。
〔発明の背景〕
従来の装置は、実開昭59−117911 号公報に記載され
るようにニユートラルボジシヨン付インクメンタルタイ
プシヤフトエンコーダを用いていた。このインクリメン
タルタイプシヤフトエンコーダは電源を切つた後再び電
源を入れた時に絶対回転角が検出することができない。
また、絶対回転角を検出するための従来のアブソリュー
トタイプシヤフトエンコーダは、分解能を小さくすると
エンコーダの外形が大きくなり、波形処理回路も、複雑
になつてしまう。さらに、また車両のステアリングが通
常左右2回転するため、電源を切ると次に電源を入れた
時に、ステアリングが何回転して止まつているか検出で
きなかつた。
このように、この種の装置は電源投入時の絶対回転角の
検出と回転数の検出については全く配慮されていなかつ
た。ところで、このステアリングシヤフトは舵角0の位
置、すなわち進行方向に平行になつている位置から左右
2回転するものであり、この範囲で絶対角度を検出する
ものはなかつた。ところが、電動式パワーステアリング
はモータによつてアシスト力を加えるものであり、この
モータには慣性があり、正確な位置に制御することが非
常にむずかしい。さらには操舵力を加えない、いわゆる
フリーの状態にステアリングのニユートラル位置への自
動復帰制御にあたつて正確なステアリングの左右回転角
を検出する必要がある。
しかしながら、従来のステアリングセンサにあつては前
述の如く、ステアリングシヤフトの回転角と回転数を検
出することができないという欠点を有していた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、小形で高分解能にステアリングシヤフ
トの絶対回転角及び回転角速度を検出することのできる
ステアリングセンサを提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明はステアリングシヤフトの絶対回転角及び回転角
速度を検出するセンサにアブソリュートタイプ磁気式シ
ヤフトエンコーダとインクリメンタルタイプ磁気式シヤ
フトエンコーダとを用いることにより、小型で高分解能
にステアリングシヤフトの絶対回転角及び回転角速度を
検出できることを特徴とする。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第8図は本発明を自動車用電動パワーステアリングシス
テムに適用した場合の一実施例で、10は操舵ハンドル
(以下、単にハンドルという)、11はハンドル軸、1
2はピニオン、13はラツク、14は転向用のタイヤ
(車輪)、15はトルクセンサ、16はパワーアシスト
用の電動機、17は減速機構、18はピニオン、19は
舵角センサ、20は制御装置である。なお、Bは電源用
のバツテリである。
この実施例は、いわゆるラツク・ピニオン方式のもの
で、運転者によつてハンドル10に与えられた操舵力は
ハンドル軸11からピニオン12を介してラツク13に
伝達され、タイヤ14を所定の舵角に動かす。
トルクセンサ15は、ハンドル10を運転者が回動させ
たとき、このハンドル10からハンドル軸11を介して
ピニオン12に与えられるトルクを検出し、そのトルク
の大きさを表わす信号τを発生する働きをするもので、
例えば、ハンドル軸11に取付けた歪ゲージもしくはハ
ンドル軸11にねじれバネ機構を設け、このねじれ量を
検出する可変抵抗器などから構成されたものである。
電動機16は歯車装置などからなる減速機構17とピニ
オン18を介してラツク13に補助操舵力を与える電動
式アクチュエータとして動作する。舵角センサ19はタ
イヤ14の舵角(転回角)を検出し、自動車が直進状
態、つまりタイヤ14の転回角が中立の位置にあるとき
の舵角をゼロとして、タイヤ14の転回に伴なつて回動
する部材の回動角を検出する可変抵抗器などからなるロ
ータリーエンコーダや、直線運動をする部材の動きを検
出するリニヤーエンコーダなどで構成されたものであ
る。
第1図には本発明の具体的実施例が示されている。
図において、ステアリングシヤフト1には同軸に磁気ド
ラム2が取付けられている。この磁気ドラム2に対向し
た位置には磁気抵抗素子3が非磁性体のスペーサ4を介
してコラムチューブ8に固着されており、この磁気ドラ
ム2と磁気抵抗素子3とによつてシヤフトエンコーダ9
が構成されている。また、ステアリングシヤフト1には
同軸にゼネバ5が取付けられており、このゼネバ5とリ
ンクしてゼネバ歯車6が取付けられている。このゼネバ
5とゼネバ歯車6とによつて間けつ回転機構が構成され
ている。また、このゼネバ歯車6と同軸にポテンシヨメ
ータ7が取付けられており、このポテンシヨメータ7は
コラムチューブ8に取付けられている。
前記シヤフトエンコーダ9は4ビツトのアブソリュート
タイプエンコーダ部と512p/kのインクリメンタル
タイプエンコーダ部とから成るものである。
第2図には第1図図示ゼネバ5とゼネバ歯車によつて構
成されるステアリングセンサの回転数検出装置が示され
ている。図において、ステアリングシヤフト1と同軸に
取付けられたゼネバ5により、ステアリングシヤフト1
が回転することにゼネバ歯車が間けつ的に1/4回転す
るように構成されている。
第3図には第1図図示実施例に係るステアリングセンサ
の出力信号が示されている。第3図(G)に示される回
転数検出信号aに対してアブソリュートタイプエンコー
ダ部の各ビツトは第3図(C)(D)(E)(F)に示
す如き出力波形で表わされる。ところで、ステアリング
シヤフト1の1回転は第3図においてb−c区間を第3
図(C)(D)(E)(F)に示される各信号で16分
割されて表わされる。ステアリングシヤフト1の回転数
はポテンシヨメータ7の出力電圧Vの高さで分る。第
3図(G)の回転検出信号aによつて決定することがで
きる。例えば、1回転したとき、すなわち、第3図
(F)のc点のアブソリュートラの信号は“F”と
“O”の境にあり、ニユートラル位置(第3図(F)の
点bでの信号と同じであるが第3図(G)に示される回
転数検出信号aは電圧eと電圧eと電圧dとで異なるた
め区別がつくものである。また、1回転16分割の分解
能を補うため1回転当り第3図(A)(B)に示す如き
512パルスのインクリメンタルタイプエンコーダの信
号を検出し、1回転の1/16の部分はインクリメンタ
ルタイプエンコーダで回転角をカウントするものであ
る。また、電源を入れた際の絶対回転角は第3図
(C),(D),(E),(F)に示されるアプソリュ
ート信号が切換わる時迄は、概略の位置すなわち22.5d
egの分解能で検出でき、一度、アブソリュート信号が
切換わると、0.7degの分解能で検出することがで
きるものである。
第4図には波形処理回路のブロツク図4ビツトアブソリ
ュートエンコーダ52の波形を整形回路51で整形しマ
イクロコンピュータ50で処理する。512P/Rのイ
ンクリメンタルエンコーダ53の波形を整形回路54で
整形しマイクロコンピュータ50で処理する。また、ポ
テンシヨメータ7の電圧をマイクロコンピュータ50内
蔵A/Dコンバータで処理する。最終的にマイクロコン
ピュータ50からは、左右回転数信号55に絶対回転角
度信号56と左右回転速度信号57が得られるものであ
る。
第5図には本発明の他の実施例が示されている。本実施
例は、減速機構としてウオームギヤ30,31を用いた
ものである。この時のポテンシヨメータ7の電圧波形は
第7図に示す如くなる。
第6図には本発明の別な実施例が示されている。この実
施例は減速機構としてスパイラルギヤ32,33を用い
たものである。この時のポテンシヨメータ7の電圧波形
は第7図と同じになる。
本実施例によれば、アブソリュートタイプエンコーダが
4ビツトになり、付属の波形処理回路が少なくでき、エ
ンコーダの製作が簡単になり、磁気式エンコーダである
ため、取付が簡単で、しかも11ビツトアブソリュート
タイプエンコーダと同等の機能を有し、ステアリングの
回転数、絶対回転角、回転角速度が検出できるという効
果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ステアリングシヤフトの絶対回転角及
び回転速度を、4ビツトアブソリュートタイプエンコー
ダと512P/Rのインクリメンタルタイプエンコーダ
の構成によつて分解能0.7degの精度で検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るステアリングコラムの縦
断面図、第2図はゼネバ機構の正面図、第3図はステア
リングシヤフトの回転による各信号波形図、第4図は信
号処理回路図、第5図は本発明の他の実施例、第6図は
本発明の別な実施例を示す図、第7図は第2,第3実施
例における回転数検出信号を示す図、第8図は本発明に
よるパワーステアリング制御装置の構成図である。 1……ステアリングシヤフト、2……磁気ドラム、3…
…磁気抵抗素子、5……ゼネバ歯車、7……ポテンシヨ
メータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 登 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所佐和工場内 (72)発明者 高橋 正 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−229867(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵ハンドルに連結したステアリングシヤ
    フトと、該ステアリングシヤフトの絶対回転角及び回転
    角速度を検出する第1のセンサと、前記ステアリングシ
    ヤフトのニュートラル位置からの回転数を検出する第2
    のセンサと、前記第1のセンサと第2のセンサの検出信
    号を入力し補助操舵操作量を出力する制御装置と、該制
    御装置からの助操舵操作量を入力し補助操舵力を車輪に
    与える電動アクチュエータとを有する電動パワーステア
    リング装置において、前記第1のセンサがアブソリュー
    トタイプ磁気式シヤフトエンコーダとインクリメンタル
    タイプ磁気式シヤフトエンコーダとから構成されること
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
JP8961385A 1985-04-25 1985-04-25 電動パワ−ステアリング装置 Expired - Lifetime JPH0615330B2 (ja)

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JP8961385A JPH0615330B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 電動パワ−ステアリング装置

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JP8961385A JPH0615330B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 電動パワ−ステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61247568A JPS61247568A (ja) 1986-11-04
JPH0615330B2 true JPH0615330B2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=13975599

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JP8961385A Expired - Lifetime JPH0615330B2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25 電動パワ−ステアリング装置

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JPS60229867A (ja) * 1984-04-28 1985-11-15 Nissan Motor Co Ltd 電動式動力舵取り装置

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JPS61247568A (ja) 1986-11-04

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