JPH09175413A - ステアリング装置のラックバー支持構造 - Google Patents

ステアリング装置のラックバー支持構造

Info

Publication number
JPH09175413A
JPH09175413A JP34950395A JP34950395A JPH09175413A JP H09175413 A JPH09175413 A JP H09175413A JP 34950395 A JP34950395 A JP 34950395A JP 34950395 A JP34950395 A JP 34950395A JP H09175413 A JPH09175413 A JP H09175413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
rack bar
screw plug
guide
rack guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34950395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Koyama
和彦 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
Original Assignee
SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOWA AUTO ENG, Showa Corp filed Critical SHOWA AUTO ENG
Priority to JP34950395A priority Critical patent/JPH09175413A/ja
Publication of JPH09175413A publication Critical patent/JPH09175413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない部品で打音の発生を防止し、安定した
ラックとピニオンの噛合を確保したステアリング装置の
ラックバー支持構造を供する。 【解決手段】 ギアボックス4のシリンダ孔4aに摺動
自在に挿入されラックバー6のピニオン7と噛合する部
分の反対側の背面を摺動可能に支持するラックガイド20
と、シリンダ孔4aの開口に螺合して閉塞するスクリュ
ープラグ21と、同スクリュープラグ21とラックガイド20
間に介装され同ラックガイド20をラックバー6方向に付
勢する弾性部材22とを備えたラックアンドピニオン式ス
テアリング装置において、ラックガイド20はラックバー
6を支持する側と反対側に円錐状の凹部20dを形成する
とともに同凹部20dの周壁20bに複数の切欠き20eを形
成し、スクリュープラグ21は先端が先細円錐状に突出し
た凸部21bを形成して、同スクリュープラグ21の前記シ
リンダ孔4aへの螺入により凸部21bがラックガイド20
の円錐状の凹部20dに嵌入したステアリング装置のラッ
クバー支持構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラックアンドピニ
オン式ステアリング装置におけるラックバーの支持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】ラックアンドピニオン式ステアリング装
置は、ステアリングシャフトにより回転するピニオンに
ギヤボックス内でラックバーが噛合してラックバーを左
右に摺動させ、ラックバーの両端に連結するタイロッド
を介して車輪の方向を変えるものであるが、ピニオンと
ラックとの噛み合いが適切でないと動力の伝達が円滑に
行われないため、ラックバーのピニオンと噛合する部分
の反対側の背面を摺動可能にラックガイドが適当な押圧
力で押さえ支持するようにしている。
【0003】通常ラックガイドは、ギヤボックスに形成
されたシリンダ孔に摺動自在に挿入され、シリンダ孔を
塞ぐスクリュープラグとの間に介装された圧縮スプリン
グによりラックバー側に付勢されている。ラックガイド
は、シリンダ孔内をスティックスリップを起こさずに円
滑に摺動するため、シリンダ孔の内周面との間に適当な
クリアランスを有し、またスクリュープラグとの間にも
適当なクリアランスが必要である。
【0004】そのため実車走行時に、ラックバーの上下
方向および軸方向の急激な動き(キックバック等)によ
り、ラックガイドが動きギヤボックスとの間およびスク
リュープラグとの間で衝接が起こり、打音が発生するこ
とがあった。
【0005】そこでかかる打音の発生を防止するため、
実公昭59−5654号公報に記載された例では、図7
に示すようなラックガイド01を用いている。すなわち円
筒状をしたラックガイド01は、軸線を含む平面により2
分割されており、一端にラックバーを直交する方向に指
向させて支持する円弧面02を双方に有し、他端の分割境
界部にV字型斜面03を形成して同V字型斜面03にはクッ
ションシート04が貼着されている。
【0006】前記V字型斜面03に対応するV字型楔部09
を有するリング部材08が、スクリュープラグとの間に介
在される。なお圧縮スプリングは、ラックガイド01の底
壁05とスクリュープラグとの間にリング部材08を貫通し
て介装される。
【0007】したがってラックガイド01がラックバーか
ら衝撃を受けるような場合、スクリュープラグ方向に力
を受け、リング部材08のV字型楔部09がラックガイド01
のV字型斜面03に食い込み、ラックガイド01のリング部
材08への衝接が防止され打音が生じず、また半割りのラ
ックガイド01を互いに離し拡径してシリンダ孔内面に密
接するので、両者間での衝接による打音の発生が抑えら
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしラックガイド01
が、2分割されており、さらに特殊形状のリング部材08
も必要であるなど、部品点数が多く、組付け作業が面倒
である。またラックガイド01は2分割されているので、
両者姿勢が安定せず動き易く、ラックバーとの摺接部が
ずれたりして、ラックバーの円滑な摺動と安定した支持
を確保することが難しい。
【0009】そのためリング部材08のV字型楔部09が食
い込まれるラックガイド01は、そのリング部材08側は拡
径してシリンダ孔の内面に密接するが、ラックバー側は
必ずしも密接しないので、動き易いラックガイド半体0
1,01の同部分がシリンダ孔内面に衝接する可能性があ
り、その衝接による打音は防止することは難しい。
【0010】また左右の半体01,01が離れて拡径した場
合等、ラックバーを摺動自在に支持する双方の円周面0
2,02の姿勢が互いに異なり、ラックバーとの摺接部が
随時変化してラックバーとピニオンとの噛合も安定しな
い。
【0011】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、少ない部品で打音の発生を防
止し、安定したラックとピニオンの噛合を確保したステ
アリング装置のラックバー支持構造を供する点にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ギアボックスのシリンダ孔に摺動自在に
挿入されラックバーのピニオンと噛合する部分の反対側
の背面を摺動可能に支持するラックガイドと、前記シリ
ンダ孔の開口に螺合して閉塞するスクリュープラグと、
同スクリュープラグと前記ラックガイド間に介装され同
ラックガイドをラックバー方向に付勢する弾性部材とを
備えたラックアンドピニオン式ステアリング装置におい
て、前記ラックガイドはラックバーを支持する側と反対
側に円錐状の凹部を形成するとともに同凹部の周壁に複
数の切欠きを形成し、前記スクリュープラグは先端が先
細円錐状に突出した凸部を形成して、同スクリュープラ
グの前記シリンダ孔への螺入により前記凸部が前記ラッ
クガイドの円錐状の凹部に嵌入したステアリング装置の
ラックバー支持構造とした。
【0013】ラックガイドがラックバーから衝撃を受け
るような場合、ラックガイドが固定されたスクリュープ
ラグ方向に移動し、ラックガイドの円錐状凹部にスクリ
ュープラグの円錐状凸部が食い込んで、ラックガイドと
スクリュープラグとの直接の衝接は回避され、さらにス
クリュープラグの円錐状凸部の食い込みはラックガイド
の円錐状凹部の周囲の複数の切欠きを有する周壁の径を
拡大してシリンダ孔内周面に密接し、ラックガイドとシ
リンダ孔内周面との衝接も回避して、打音の発生が防止
される。
【0014】部品点数が少なく組付け作業は容易であ
り、ラックガイドは一体物でラックバーとの摺接部もず
れることはなくラックバーを安定して支持するので、ラ
ックバーとピニオンの噛合も適切に維持される。
【0015】前記ラックガイドが樹脂製である請求項1
記載のステアリング装置のラックバー支持構造とするこ
とで、ラックガイドのシリンダ孔内面およびスクリュー
プラグとの間の打音を、益々抑制することができる。
【0016】前記スクリュ−プラグの凸部の先端面中央
に穴を形成し、前記弾性部材を同穴に挿入して前記ラッ
クガイドの凹部底面との間に介装した請求項1または2
記載のステアリング装置のラックバー支持構造とするこ
とで、弾性部材をスクリュープラグの内部に収納してス
ペースを有効に利用して小型化を確保することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図6に図示し説明する。本実施の形態
は油圧式パワーステアリング装置1の例であり、図1は
同油圧式パワーステアリング装置1の一部断面とした正
面図である。
【0018】ステアリングボデイは、図示されない操舵
ハンドルの回転を伝える入力軸たるスタブシャフト5が
嵌入されるバルブハウジング2と左右方向に延出しラッ
クバー6を往復動自在に貫通支持する円筒状のラックハ
ウジング3とがギヤボックス4で交叉して一体に構成さ
れたものである。
【0019】本油圧式パワーステアリング装置1は、ラ
ックアンドピニオン式ステアリング装置であり、スタブ
シャフト5はバルブハウジング2内でトーションバー8
を介してピニオン7に連結され(図2参照)、ギヤボッ
クス4内部において、ピニオン7とラックバー6の側壁
に形成されたラック歯6aとが噛合してピニオン7の回
転をラックバー6の左右方向への直線動に変換してい
る。
【0020】ラックハウジング3は特に右方向(正面図
である図1では左方向)に長く延出していて、同右側ラ
ックハウジングは内径が拡径して端部まで達しており、
この拡径部の端部開口にラックブッシュ10が嵌合され、
このラックブッシュ10より奥側の拡径部両端にオイルシ
ール11,12が設けられて、この両オイルシール11,12間
にラックバー6の外周面に嵌着されたピストンリング13
が摺動自在に配設されて、同ピストンリング13により左
右のシリンダ室14,15が仕切られて形成されている。
【0021】左右シリンダ室14,15は、配管16,17を通
じてバルブハウジング2の各シリンダポートに連通して
おり、該バルブハウジング2に別途入出力される圧油が
操舵ハンドルの操作に応じて制御されて左右シリンダ室
14,15に送られ操作力を補助する働きをする。
【0022】ラックバー6は、部分的にラック歯6aが
形成されており、同ラック歯6aの形成された部分は円
柱状をなして、その側壁にラック歯6aが形成されてお
り、ラック歯6a以外の部分は、中心軸に中空孔6cが
形成された円筒状をしている。かかるラックバー6の両
端部がボールジョイントを介してタイロッド(図示せ
ず)にそれぞれ連結され、各タイロッドは左右の操舵輪
に接続される。
【0023】ピニオン7とラックバー6のラック歯6a
が噛合するギヤボックス4は、ラックバー6のラック歯
6aと反対側の背面6bに臨んでラックバー6と直交す
る軸方向に指向してシリンダ孔4aが形成されており、
同シリンダ孔4aはラックバー6の直径より大きな内径
の円孔であり、開口付近の内面には雌ネジが刻設されて
いる。このシリンダ孔4aにラックガイド20が挿入さ
れ、その開口にスクリュープラグ21が螺合して閉塞する
構造となっている。
【0024】ラックガイド20は樹脂製であり、その形状
を図3ないし図5に図示し説明する。ラックガイド20
は、直径がシリンダ孔4aに略等しい偏平円柱状をな
し、その一端が略半円柱状に切り欠かれた円弧面20aを
形成していて、同円弧面20aがラックバー6の背面6b
を摺動自在に支持するようになっている。
【0025】ラックガイド20の円弧面20aは、単一円弧
面で構成されているわけではなく、詳しくはラックバー
6の直径より僅かに小さい径の2種類3個の円弧面を若
干中心をずらして形成しており、実際ラックバー6の背
面6bに接触する部分は、上下2つの接触部20f,20f
であり、所定の接触部20f,20fに接触してラックバー
6は円滑な摺動を維持しながら安定して支持される。
【0026】ラックガイド20の他端は、円形端面から円
錐台状にくり抜かれ周壁20bと底壁20cにより円錐状凹
部20dが形成されている。周壁20bには周方向に等間隔
に3か所切欠き20eが形成されていて、周壁20bは基部
を共通にして3つに分割されている。
【0027】一方スクリュープラグ21は、金属製であ
り、偏平円筒部21aの外周面に雄ネジが刻設され、端面
には螺合工具嵌合用の6角穴21dが形成されている。か
かる円筒部21aから円錐台状に円錐状凸部21bが突出形
成されており、円錐状凸部21bの円錐面は、ラックガイ
ド20の円錐状凹部20dの円錐面と略同じ傾斜角度の円錐
面である。
【0028】同円錐状凸部21bの先端面から円穴21cが
くり抜かれて形成されていて、同円穴21cに圧縮コイル
スプリング22が嵌装される。このように圧縮コイルスプ
リング22はスクリュープラグ21内に納められるので、ス
ペースが有効に利用されて小型化に寄与している。
【0029】以上の部材を組付ける場合は、まずラック
ガイド20をシリンダ孔4aに挿入して円弧面20aをラッ
クバー6の背面6aに嵌合し、次いでスクリュープラグ
21を、その円穴21cに圧縮コイルスプリング22を嵌装し
た状態で、シリンダ孔4aの開口に螺合する。
【0030】こうしてスクリュープラグ21をシリンダ孔
4aに螺入すると、先端の円錐状凸部21bがラックガイ
ド20の円錐状凹部20dに入り込み、互いの円錐面が当接
する。その際内部の圧縮コイルスプリング22は、スクリ
ュープラグ21の円穴21cの底部とラックガイド20の底壁
20c間に圧縮された状態で介装される。
【0031】この螺着状態でスクリュープラグ21は略全
体をシリンダ孔4aに没しており、スクリュープラグ21
の円錐状凸部21bの先端面は、ラックガイド20の底壁20
cには達しておらずある程度のクリアランスを保持して
いる。なおスクリュープラグ21の円筒部21aもラックガ
イド20の円錐状凹部20dを形成する周壁20bの端面とは
当接しておらずクリアランスを有する。
【0032】本実施の形態は、以上のようなラックバー
支持構造をしており、部品点数が少なく上記のように組
付作業が容易であり、ラックバー6は背面6bをラック
ガイド20の円弧面20aに嵌合支持され、かつ圧縮コイル
スプリング22により適当な圧力で押圧されて、ラック歯
6aとピニオン7との噛み合いを常に適切に保つように
している。
【0033】そして実際に走行中に、キックバック等に
よりラックバー6に急激な動きがあると、ラックガイド
20にスクリュープラグ21方向へ力が加わり、ラックガイ
ド20は、スクリュープラグ21との間の前記クリアランス
のためスクリュープラグ21側に移動可能で、実際に強く
押されると移動してラックガイド20の円錐状凹部20dに
スクリュープラグ21の円錐状凸部21bがさらに食い込ん
で、ラックガイド20とスクリュープラグ21との衝接は回
避され、さらに同円錐状凸部21bによりラックガイド20
の円錐状凹部20dの周囲の切欠き20eにより3分割され
た周壁20bは押し広げられる。
【0034】したがって径を拡大した周壁20bがシリン
ダ孔4aの内面に密接して全くガタをなくし、衝接によ
る打音を発生することはない。ラックガイド20は、元々
樹脂製で衝接による打音は小さいが、さらに上記のよう
にラックバー6に衝撃があった場合には、周壁20bが拡
径してシリンダ孔4aの内面に密接して衝接自体を回避
して打音の発生を未然に防止している。
【0035】このように必要なときには、周壁20bが拡
径して打音の発生が防止されるので、ラックガイド20の
外径を高精度に仕上げる必要はなく、加工作業が容易で
低コストである。またラックガイド20は一体ものであ
り、ラックバー6を支持する円弧面20aの形状は常に維
持され、所定の接触部20f,20fで接触して常時安定し
て支持されるので、ラック歯6aとピニオン7との噛合
が適切に保たれる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、ラックガイドがラックバーか
ら衝撃を受けるような場合、ラックガイドが固定された
スクリュープラグ方向に移動し、ラックガイドの円錐状
凹部にスクリュープラグの円錐状凸部が食い込んで、ラ
ックガイドとスクリュープラグとの直接の衝接は回避さ
れ、さらにスクリュープラグの円錐状凸部の食い込みは
ラックガイドの円錐状凹部の周囲の複数の切欠きを有す
る周壁の径を拡大してシリンダ孔内周面に密接し、ラッ
クガイドとシリンダ孔内周面との衝接も回避して、打音
の発生が防止される。
【0037】部品点数が少なく組付け作業は容易であ
り、ラックガイドはラックバーを常時安定して支持する
ので、ラックバーとピニオンの噛合も適切に維持され
る。
【0038】ラックガイドが樹脂製であるラックバー支
持構造とすることで、ラックガイドのシリンダ孔内面お
よびスクリュープラグとの間の打音を、益々抑制するこ
とができる。
【0039】スクリュ−プラグの凸部の先端面中央に穴
を形成し、弾性部材を同穴に挿入してラックガイドの凹
部底面との間に介装することで、弾性部材をスクリュー
プラグの内部に収納してスペースを有効に利用して小型
化を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る油圧式パワーステ
アリング装置の一部断面とした正面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿って截断した断面図
である。
【図3】ラックガイドの上面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線に沿って截断した断面図
である。
【図5】同ラックガイドの下面図である。
【図6】図2の要部拡大図である。
【図7】従来のラックガイド等の斜視図である。
【符号の説明】
1…油圧パワーステアリング装置、2…バルブハウジン
グ、3…ラックハウジング、4…ギヤボックス、5…ス
タブシャフト、6…ラックバー、7…ピニオン、8…ト
ーションバー、10…ラックブッシュ、11,12…オイルシ
ール、13…ピストンリング、14,15…シリンダ室、20…
ラックガイド、21…スクリュープラグ、22…圧縮コイル
スプリング。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギアボックスのシリンダ孔に摺動自在に
    挿入されラックバーのピニオンと噛合する部分の反対側
    の背面を摺動可能に支持するラックガイドと、前記シリ
    ンダ孔の開口に螺合して閉塞するスクリュープラグと、
    同スクリュープラグと前記ラックガイド間に介装され同
    ラックガイドをラックバー方向に付勢する弾性部材とを
    備えたラックアンドピニオン式ステアリング装置におい
    て、 前記ラックガイドはラックバーを支持する側と反対側に
    円錐状の凹部を形成するとともに同凹部の周壁に複数の
    切欠きを形成し、 前記スクリュープラグは先端が先細円錐状に突出した凸
    部を形成して、同スクリュープラグの前記シリンダ孔へ
    の螺入により前記凸部が前記ラックガイドの円錐状の凹
    部に嵌入したことを特徴とするステアリング装置のラッ
    クバー支持構造。
  2. 【請求項2】 前記ラックガイドが樹脂製であることを
    特徴とする請求項1記載のステアリング装置のラックバ
    ー支持構造。
  3. 【請求項3】 前記スクリュ−プラグの凸部の先端面中
    央に穴を形成し、前記弾性部材を同穴に挿入して前記ラ
    ックガイドの凹部底面との間に介装したことを特徴とす
    る請求項1または2記載のステアリング装置のラックバ
    ー支持構造。
JP34950395A 1995-12-22 1995-12-22 ステアリング装置のラックバー支持構造 Pending JPH09175413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34950395A JPH09175413A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 ステアリング装置のラックバー支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34950395A JPH09175413A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 ステアリング装置のラックバー支持構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09175413A true JPH09175413A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18404189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34950395A Pending JPH09175413A (ja) 1995-12-22 1995-12-22 ステアリング装置のラックバー支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09175413A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112407A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Hyundai Motor Co Ltd 可変ステアリングラックシステム
KR100879072B1 (ko) * 2007-05-15 2009-01-15 기아자동차주식회사 스티어링 기어박스에 장착되는 피스톤 링
JP2011173466A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Jtekt Corp ラック軸支持装置および車両用操舵装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112407A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Hyundai Motor Co Ltd 可変ステアリングラックシステム
KR100879072B1 (ko) * 2007-05-15 2009-01-15 기아자동차주식회사 스티어링 기어박스에 장착되는 피스톤 링
JP2011173466A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Jtekt Corp ラック軸支持装置および車両用操舵装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006201483B2 (en) Impact tool
US7461571B2 (en) Vehicle steering apparatus
CN101254795B (zh) 用于在转向设备中自动调整轭架间隙的装置
JP2008049798A (ja) ステアリング装置
JPH08133102A (ja) ステアリング機構用ストロークエンド緩衝装置
JP6417796B2 (ja) ステアリング装置
JP2008265590A (ja) ラック・ピニオン式ステアリング装置
JP2006111133A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2503354Y2 (ja) 舵取装置
JPH09175413A (ja) ステアリング装置のラックバー支持構造
JP5618146B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2010149542A (ja) ステアリング装置
JPH08169350A (ja) ラックエンドブッシュ構造
JP2005161896A (ja) 車両用スタビライザ
JP4506419B2 (ja) ステアリングギヤ装置
JP4658647B2 (ja) ウォームギヤ機構及びウォームギヤ機構を搭載した電動パワーステアリング装置
JP3871553B2 (ja) ラックピニオン式舵取装置
JP2008190640A (ja) 多段式調節装置
JP2003104213A (ja) ラックピニオン式舵取装置
JP4151444B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPS6231703Y2 (ja)
JPH0858607A (ja) ラックアンドピニオン式のステアリング装置
JPS5911964A (ja) ラツク・アンド・ピニオン式ステアリング装置
WO2021045057A1 (ja) 球面継手及びそれを備えるロボットの関節構造体
JPS6213867Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040519

A521 Written amendment

Effective date: 20040713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040819