JPH09174168A - 管用しごき加工装置 - Google Patents
管用しごき加工装置Info
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- JPH09174168A JPH09174168A JP7351579A JP35157995A JPH09174168A JP H09174168 A JPH09174168 A JP H09174168A JP 7351579 A JP7351579 A JP 7351579A JP 35157995 A JP35157995 A JP 35157995A JP H09174168 A JPH09174168 A JP H09174168A
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
を精度良く且つ簡単に行うことが出来る管用しごき加工
装置を提供する。 【解決手段】 円筒状の厚肉短管(A)を薄肉長尺管
(B)に成形する管用しごき加工装置において、スライ
ドベース(5)側に固定されるプレスパンチ(1)及び
ボルスター(15)側に固定されるダイススリーブ
(3)は、それぞれテーパ嵌合によって芯出し可能な状
態で且つ着脱自在に固定されている。
Description
置に関し、詳しくは、プレスパンチ及びダイススリーブ
の交換作業を精度良く且つ簡単に行うことが出来る様に
改良された管用しごき加工装置に関する。
高い寸法精度が要求されるアルミニウム又はアルミニウ
ム合金製の薄肉管は、例えば、管用しごき加工装置を使
用して製造される。管用しごき加工装置は、円筒状に成
形された厚肉短管をプレスパンチにより押圧しつつその
外周にダイスによってしごき加工を施して薄肉長尺管を
成形する装置である。斯かる管用しごき加工装置は、厚
肉短管内に挿入されるプレスパンチと、厚肉短管の外周
に順次しごき加工を施す複数のダイスを同芯状で且つ多
段に収容するダイススリーブとを備えている。そして、
プレスパンチは上下に昇降駆動されるスライドベース側
に固定され、また、ダイススリーブはボルスター側に固
定されており、両者は同芯状に配置されている。
尺管を製造する場合、その内径に応じて交換する必要が
ある。また、外周が摩耗した場合にも随時交換する必要
がある。従って、プレスパンチはスライドベース側にボ
ルトによって着脱自在に固定されている。一方、ダイス
スリーブも各ダイスを交換し得る様にボルスター側に着
脱自在に固定されている。
パンチは、スライドベース側に対して平面接触により固
定される構造であるため、交換作業に際し、ダイススリ
ーブとの同芯性を確保するのが難しい。従って、従来の
管用しごき加工装置においては、プレスパンチの交換作
業に長時間を要するという問題の他、プレスパンチとダ
イススリーブとの同芯精度が低下し、その結果、製造さ
れる薄肉長尺管に偏肉が生じて製品精度が低下する惧れ
があった。
であり、その目的は、プレスパンチ及びダイススリーブ
の交換作業を精度良く且つ簡単に行うことが出来る管用
しごき加工装置を提供することにある。
段として、本発明は、スライドベース側に固定されるプ
レスパンチとボルスター側に固定されるダイススリーブ
とを備え、円筒状の厚肉短管を薄肉長尺管に成形する管
用しごき加工装置において、少なくともプレスパンチ
は、テーパ嵌合によって芯出し可能な状態で且つ着脱自
在に固定されていることを特徴とする。
嵌合による芯出し状態で着脱自在に固定されているのが
好ましい。
パンチの交換作業に際し、プレスパンチは、テーパ嵌合
によって芯出し可能な状態でスライドベース側に固定さ
れるため、ボルスター側に固定されたダイススリーブと
の同芯性が確保される。
参照して説明する。本発明の管用しごき加工装置は、図
1に示す様な下端部が絞り加工されたアルミニウム合金
製の厚肉短管(A)を図2に示す様な薄肉長尺管(B)
に成形する装置である。斯かる管用しごき加工装置は、
図1に示す様に、厚肉短管(A)内に挿入されてこれを
下方に押し出すプレスパンチ(1)と、厚肉短管(A)
の外周に順次しごき加工を施す第1ダイス(2a)、第
2ダイス(2b)及び第3ダイス(2c)を同芯状で且
つ上下3段に収容したダイススリーブ(3)とを備えて
いる。
材として外径10〜80mm、全長1000〜2000
mm程度に形成され、基端部には、例えばMT3のモー
ルステーパ部(1a)が形成されている。斯かるプレス
パンチ(1)は、モールステーパ部(1a)がホルダ装
置(4)を介してスライドベース(5)に固定されるこ
とにより、その先端部を下方に向けて鉛直に吊持されて
いる。なお、スライドベース(5)は、アッパプレート
(6)に固定された油圧シリンダ(7)の伸縮に応じ、
支柱を兼用する4本のガイドポール(8)に沿って昇降
する様に構成されている。
のモールステーパ部(1a)に装着されるモールスホル
ダ(9)と、ボルトによってスライドベース(5)に固
定されるクイックチェンジホルダ(10)と、斯かるク
イックチェンジホルダ(10)にモールスホルダ(9)
を着脱自在に固定するロックナット(11)とで構成さ
れている。
(1)のモールステーパ部(1a)にテーパ嵌合してボ
ルトにより着脱自在に連結される部材で、例えばAST
50の外テーパ部(9a)と、ロックナット(11)に
係合するフランジ部(9b)とを有する。また、クイッ
クチェンジホルダ(10)は、モールスホルダ(9)の
外テーパ部(9a)に嵌合するテーパ孔(10a)と、
ロックナット(11)が螺合するねじ部(10b)とを
有する。
フランジ部(3a)が形成された円筒状の部材で、上端
部にはスリーブナット(12)が螺合され、下端部には
フランジ付きカラー(13)が嵌合してフランジ部(3
a)にねじ止めされている。そして、フランジ付きカラ
ー(13)とスリーブナット(12)との間には、ガイ
ドカラー(14a)、スペーサカラー(14b)、スぺ
ーサカラー(14c)等を介在させて前記の各ダイス
(2a)、(2b)、(2c)が位置決めされている。
突出する外テーパ部(13a)が一体に形成されてい
る。これに対応してボルスター(15)の上面には、上
記外テーパ部(13a)が嵌合するテーパ孔(16a)
を備えたテーパフランジ(16)がねじ止めされてい
る。そして、ボルスター(15)には、ダイススリーブ
(3)のフランジ部(3a)を押さえる例えば2基の油
圧式クランパ(17)がフランジ部(3a)の周方向に
等間隔に設置されている。
リーブ(3)内に通ずる受孔(15a)が設けられてお
り、この受孔(15a)内には、成形された薄肉長尺管
(B)を受ける管受け治具(18)が設置されている。
5)上には、油圧式クランパ(17)がクランプを解除
した状態でダイススリーブ(3)を若干上方に持ち上
げ、これを横方向に移動して交換するダイススリーブ
(3)の自動交換装置が付設されている。
用しごき加工装置の使用例を説明する。先ず、図1に示
す様に、素材となる厚肉短管(A)及び製造すべき薄肉
長尺管の寸法仕様に応じてプレスパンチ(1)及びダイ
ススリーブ(3)を選択する。そして、プレスパンチ
(1)をホルダ装置(4)によりスライドベース(5)
に固定し、ダイススリーブ(3)を油圧式クランパ(1
7)によりボルスター(15)に固定する。
(1)を固定する場合、そのモールステーパ部(1a)
にモールスホルダ(9)を装着し、モールスホルダ
(9)をクイックチェンジホルダ(10)のテーパ孔
(10a)内に挿入する。そして、クイックチェンジホ
ルダ(10)のねじ部(10b)にロックナット(1
1)をねじ込み、クイックチェンジホルダ(10)のテ
ーパ孔(10a)にモールスホルダ(9)の外テーパ部
(9a)を緊密に嵌合する。その結果、パンチプレス
(1)はダイスリーブ(3)との同芯性を確保して精度
良くスライドベース(5)に固定され、その作業は極め
て短時間に且つ簡単に終了する。
ブ(3)を固定する場合、その下端に固定されたフラン
ジ付きカラー(13)の外テーパ部(13a)をボルス
ター(15)上に固定されたテーパフランジ(16)の
テーパ孔(16a)内に嵌合し、油圧式クランパ(1
7)によってダイススリーブ(3)のフランジ部(3
a)をクランプする。これにより、ダイススリーブ
(3)も極めて短時間の簡単な作業によってプレスパン
チ(1)との同芯性を確保して精度良くボルスター(1
5)上に固定することが出来る。
(1)を固定し、ボルスター(15)にダイススリーブ
(3)を固定した後、図1に示す様に、ダイススリーブ
(3)内の上部中央に位置するガイドカラー(14a)
上に素材である厚肉短管(A)をセットする。そして、
油圧シリンダ(7)を伸張作動させてスライドベース
(5)と共にプレスパンチ(1)を下降させる。
管(A)は下方に押し出され、その外周には第1ダイス
(2a)、第2ダイス(2b)、第3ダイス(2c)に
よって順次しごき加工が施される。そして、図2に示す
ように、薄肉長尺管(B)がプレスパンチ(1)の先端
に密着した状態で成形される。
とダイススリーブ(3)とは同芯性を確保して固定され
ているため、成形される薄肉長尺管(B)には偏肉が無
く、高い寸法精度の薄肉長尺管(B)を得ることが出来
る。
圧シリンダ(7)の収縮作動によるプレスパンチ(1)
の上昇に伴い、ダイススリーブ(3)内に設置されたス
トリッパによりプレスパンチ(1)から抜き出され、ボ
ルスター(15)の受孔(15a)内に設置された管受
け治具(18)に受け渡される。
レスパンチの交換作業に際し、交換されるプレスパンチ
は、テーパ嵌合によって芯出し可能な状態でスライドベ
ース側に固定され、ボルスター側に固定されたダイスス
リーブとの同芯性を確保する。また、ダイススリーブも
テーパ嵌合によって芯出し可能な状態でボルスター側に
固定され、プレスパンチとの同芯性を確保する。従っ
て、プレスパンチとダイススリーブとのうち、少なくと
もプレスパンチの交換作業を精度良く且つ簡単に行うこ
とが出来る。
の全体構造を示す要部破断の正面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 スライドベース(5)側に固定されるプ
レスパンチ(1)とボルスター(15)側に固定される
ダイススリーブ(3)とを備え、円筒状の厚肉短管を薄
肉長尺管に成形する管用しごき加工装置において、少な
くともプレスパンチ(1)は、テーパ嵌合によって芯出
し可能な状態で且つ着脱自在に固定されていることを特
徴とする管用しごき加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35157995A JP3627996B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 管用しごき加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35157995A JP3627996B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 管用しごき加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09174168A true JPH09174168A (ja) | 1997-07-08 |
JP3627996B2 JP3627996B2 (ja) | 2005-03-09 |
Family
ID=18418232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35157995A Expired - Fee Related JP3627996B2 (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 管用しごき加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3627996B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061894A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Jfe Steel Kk | 金属管のしごき加工方法 |
CN104117573A (zh) * | 2014-07-25 | 2014-10-29 | 诸城平 | 一种数控管件冲压生产线设备 |
CN110267751A (zh) * | 2017-01-06 | 2019-09-20 | 斯多里机械有限责任公司 | 再拉套筒 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP35157995A patent/JP3627996B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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JP2007061894A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Jfe Steel Kk | 金属管のしごき加工方法 |
CN104117573A (zh) * | 2014-07-25 | 2014-10-29 | 诸城平 | 一种数控管件冲压生产线设备 |
CN110267751A (zh) * | 2017-01-06 | 2019-09-20 | 斯多里机械有限责任公司 | 再拉套筒 |
CN110267751B (zh) * | 2017-01-06 | 2021-07-06 | 斯多里机械有限责任公司 | 再拉套筒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3627996B2 (ja) | 2005-03-09 |
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