JPH09173720A - 真空濾過装置 - Google Patents

真空濾過装置

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JPH09173720A
JPH09173720A JP7337368A JP33736895A JPH09173720A JP H09173720 A JPH09173720 A JP H09173720A JP 7337368 A JP7337368 A JP 7337368A JP 33736895 A JP33736895 A JP 33736895A JP H09173720 A JPH09173720 A JP H09173720A
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filter cloth
vacuum
vibrating
section
tray
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JP7337368A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Nakazawa
義彦 中沢
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的廉価でありながら、チクソトロピー性
やダイラータンシー的性質を有する難濾過性の被処理物
に対しても高い脱水効率を得ることが可能な真空濾過装
置を提供する。 【解決手段】 水平方向に所定の距離間隔で間欠的に走
行可能とされた濾布1の下に、被処理物Pを真空吸引す
る複数の第1の区間Aと、真空吸引を行わない第2の区
間Bとを、濾布1の走行方向Fに沿って交互に、かつそ
れぞれの走行方向Fの幅が濾布1の間欠走行の距離間隔
に等しくなるように固定して設け、この第2の区間B
に、濾布1に対して離接可能、かつ濾布1の走行方向F
に沿って往復移動可能な振動板24を備えた振動装置1
9を設けて、第1の区間Aにおいて真空吸引されてゲル
化した被処理物Pに振動を与えてゾル化させ、脱水され
やすい状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チクソトロピー性
またはダイラータンシー的性質を有する難濾過性の含液
物(例えば、鉱工業分野における酸化鉄、二酸化マンガ
ン、ケイ酸塩、ゼオライト等の液状化現象を呈する含液
物)の固液分離を行うための真空濾過装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の真空濾過装置としては、
例えば特公昭62−41050号公報に記載されたよう
なものが知られている。この公報に記載された真空濾過
装置では、無端状に巻回された濾布の上側部分が水平方
向に一定速度で連続して走行可能とされているととも
に、この濾布の下には、濾布上に供給された被処理物を
真空吸引するための真空トレイと、真空吸引を行わずに
被処理物に振動を与える振動トレイとが、濾布の移動方
向に沿って往復移動可能に、かつ防振ゴム材等を介して
交互に設けられており、これら真空トレイおよび振動ト
レイが濾布の走行に伴って移動する間は、真空トレイに
よる被処理物の吸引濾過および脱水がなされる一方、濾
布の走行とは逆方向に移動するときには真空が解除され
るようになされている。そして、上記振動トレイの下面
には振動子が取り付けられており、振動トレイ上に配置
された被処理物に振動が与えられるようになされてい
る。なお、上記振動トレイの移動範囲の上部には、回転
軸に多数のフィンを取り付けて成るスクロールが備えら
れている。
【0003】このように構成された真空濾過装置では、
上記濾布上に供給された被処理物は、まず最初の真空ト
レイにおいて真空吸引される。ところが、この被処理物
がチクソトロピー性やダイラータンシー的性質を有する
含液物であると、真空吸引されてある程度まで脱水され
るとゲル化して以後の脱水は困難な状態となる。しかる
に、こうしてゲル化した被処理物は、最初の真空トレイ
における真空吸引が解かれた後、真空トレイおよび振動
トレイが濾布に対して後退するのに伴い次の振動トレイ
上に配置され、さらに濾布の走行とこれに同期した真空
トレイおよび振動トレイの前進とにより、振動トレイと
一体に前進する。そして、この前進の間、他の真空トレ
イで真空吸引が行われるのに並行して、この振動トレイ
上では上記振動子によって被処理物に振動が与えられ
る。
【0004】すると、これにより、先の真空吸引によっ
てゲル化した被処理物はゾル化して再び脱水しやすい状
態となる。また、この間、上記スクロールのフィンが被
処理物を切り込むように攪拌することにより、被処理物
の脱水性がさらに向上する。そして、このように振動を
受けてゾル化した被処理物は、濾布とともに走行しなが
ら、次の真空トレイおよび振動トレイの往復移動に伴っ
て2番目の真空トレイ上に配置され、ここで再び真空吸
引されることにより一層の脱水が促されることとなる。
従って、上記構成の真空濾過装置によれば、連続走行す
る濾布とともに移動する被処理物に対して、このような
真空吸引、振動、真空吸引…といった操作を繰り返すこ
とにより、チクソトロピー性あるいはダイラータンシー
的性質を有する難濾過性の含液物である被処理物に対し
ても、高い脱水効率を得ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の真空濾過装置にあっては、濾布上の被処理物に対し
て真空吸引および振動操作がなされる間は、一定速度で
連続して走行される濾布に合わせて、真空トレイおよび
振動トレイを同速度に制御して移動させなければならな
い一方、そのストロークエンドで真空トレイの真空吸引
を解除した後には、これらを急速に元の位置に復帰させ
なければならず、このため装置の構造が複雑となること
が避けられないという問題があった。
【0006】また、上記真空濾過装置では、上述のよう
に真空トレイおよび振動トレイを濾布の走行と同期させ
て往復移動させなければならないため、その取付剛性が
損なわれることは避けられない。ところが、このような
取付剛性の弱い真空トレイに隣接して振動トレイを設け
て振動を発生させた場合には、たとえ間に防振ゴム材等
が介装されていても、この振動が振動トレイ側に近い部
分で真空トレイにある程度伝播して、真空吸引中の被処
理物に影響を及ぼすことは免れず、これによっても脱水
効率に不均一が生じるおそれがある。
【0007】本発明は、このような背景の下になされた
もので、特にチクソトロピー性やダイラータンシー的性
質を有する難濾過性の被処理物を真空濾過する真空濾過
装置において、装置の構造の簡略化と被処理物に対する
均一な操作とを図ることにより、一層高い脱水効率を奏
し、しかも低廉な真空濾過装置を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明は、略水平な方向に
所定の距離間隔で間欠的に走行可能とされた濾布の下
に、この濾布上に供給された被処理物を真空吸引する複
数の第1の区間を、上記濾布の走行方向に沿って互いに
間隔をおいて、かつそれぞれの上記走行方向の幅が上記
濾布の間欠走行の距離間隔に等しくなるように固定して
設けるとともに、これらの第1の区間の間には、真空吸
引を行わない第2の区間を、その上記走行方向の幅が上
記濾布の間欠走行の距離間隔に等しくなるように設け、
この第2の区間に、上記第1の区間において真空吸引さ
れた上記被処理物に振動を与える振動装置を備えたこと
を特徴とするものである。
【0009】従って、このような構成の真空濾過装置に
よれば、上記第1の区間において被処理物を真空吸引す
る真空トレイ等と、第2の区間において真空吸引を行わ
ずに濾布上の被処理物を載置するトレイ等とを往復移動
させる必要がなく、またこれにより、特に上記真空トレ
イ等については、第2の区間の振動装置による振動の影
響を防ぐことができるような高い取付剛性を確保するこ
とができる。さらに、間欠走行する濾布が停止している
間に、第1の区間においては被処理物の真空吸引を、ま
た第2の区間においては振動操作を、それぞれの区間に
おいて被処理物に対し満遍なく均一に行うことができ
る。
【0010】ここで、上記振動装置として一つには、上
記第2の区間において上記濾布の上方に配置されて、上
記被処理物の上面に密着して該被処理物に振動を与える
振動板を備えたものを用いることができ、これにより、
上記従来の真空濾過装置のように濾布および被処理物を
載置するトレイを介して振動を与える場合に比べ、第1
の区間にある被処理物への振動の影響を、より小さく抑
えることができる。また、このような構成を採った場合
には、上記振動板を濾布に対して離接可能とすることに
より、濾布が停止している間には振動板を濾布に向けて
接近させ、被処理物に密着させて振動を与えることがで
きる一方、濾布の間欠走行により被処理物が移動する際
には、この振動板を濾布から離間させることにより、該
振動板が移動する被処理物や濾布に干渉するのを避ける
ことができる。
【0011】一方、上記振動板を第2の区間において濾
布の走行方向に沿って往復移動可能とすれば、濾布が停
止している間に振動板を振動させつつ移動させることに
より、被処理物に対して一層満遍なく振動操作を与える
ことが可能となる。また、上記濾布の下に複数の上記第
2の区間を設けるとともに、これらの第2の区間のそれ
ぞれに振動装置を設けるようにすれば、濾布の走行方向
に沿って第1の区間と交互に、脱水、振動、脱水、振
動、脱水…といった操作が繰り返され、より一層の脱水
効率の向上を図ることができる。そして、このような構
成を採った場合には、各第2の区間に設けられる振動装
置を、互いの振動板が一体的に連動して上記走行方向に
沿って往復移動可能とすることにより、装置構造の一層
の簡略化を図ることができるとともに、それぞれの第2
の区間同士の間において被処理物への振動操作を均一に
行うことが可能となる。
【0012】なお、上記振動装置としては、上述のよう
な振動板を用いたものの他に、あるいはこれと併せて、
第2の区間において濾布および被処理物を載置した無真
空トレイを振動させるトレイ振動手段を備えたものを用
いることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1ないし図3は、本発明の第1
の実施形態を示すものである。これらの図において符号
1で示すのは、基台2に設けられる複数のリターンロー
ル3…に順次巻き掛けられた無端ベルト状の濾布であ
り、この濾布1のうち基台2の上側に巻き掛けられた部
分は水平方向に延びるように配置される一方、下側の部
分には該濾布1を図中時計回り方向に周回するように間
欠的に移動させる移動装置4が配設されており、この濾
布1の周回移動に伴い、該濾布1の上側部分の水平部1
Aは、図中に符号Fで示す走行方向に所定の距離間隔で
間欠的に走行させられる。そして、この濾布1の水平部
1Aの下には、該濾布1の走行方向F側に向かって3つ
の真空トレイ5…と、2つの無真空トレイ6,6とが、
最初と最後が真空トレイ5となるよう交互に、すなわち
トレイ5,6,5,6,5の順番で基台2に固定されて
設けられている。
【0014】ここで、各真空トレイ5…には、真空遮断
弁7および真空解除弁8を備えて真空源9に連結される
吸引管10がそれぞれ接続されている。また、無真空ト
レイ6…は、その上面が真空トレイ5…の上面と面一に
された板状体であって、濾布1の走行方向Fにおけるそ
の幅は真空トレイ5の幅と等しく設定されている。そし
て、上記3つの真空トレイ5…によって濾布1上の被処
理物Pの真空吸引を行う第1の区間A…が形成され、こ
れらの間に配置される2つの上記無真空トレイ6…によ
って真空吸引を行わない第2の区間B…が形成されてい
る。なお、上記リターンロール3…のうち、濾布1の上
記水平部分1Aの上記走行方向F側において該濾布1が
巻回されるリターンロール3Aには、洗浄、脱水が終了
した被処理物Pを濾布1から剥離するナイフ11が設け
られている。
【0015】また、上記移動装置4は、濾布1の下側部
分における走行方向に沿って基台2に設けられたレール
12上を走行可能とされた台車13と、この台車13に
濾布1を間にして上下に配置され、図示しない挟持シリ
ンダによって離接することにより濾布1を挟み込んで挟
持可能とされた一対の挟持部材14A,14Bと、濾布
1の下側部分の上に設けられて、そのシリンダロッド1
5Aの一端が上側の挟持部材14Aに連結され、上記台
車13を挟持部材14A,14Bごと濾布1の走行方向
に沿って進退せしめる移動シリンダ15とから構成され
ており、挟持部材14A,14Bが濾布1を挟持した状
態で移動シリンダ15により台車13ごと上記走行方向
に前進し、しかる後挟持を解除した状態で走行方向後方
に後退するといった動作を繰り返すことにより、上述の
ように濾布1が間欠的に周回移動してその上側部分の水
平部1Aが上記走行方向Fに向けて所定の距離間隔で間
欠走行するようになされている。そして、この移動装置
4により濾布1が間欠走行する距離間隔は、上記走行方
向Fにおける真空トレイ5および無真空トレイ6の個々
の幅と等しく設定されている。
【0016】なお、上記移動シリンダ15のシリンダロ
ッド15Aの他端には洗浄パイプ16が取り付けられて
おり、上記台車13および挟持部材14A,14Bの進
退に連動して濾布1の下側部分の走行方向に沿って進退
可能とされている。さらに、この洗浄パイプ16の先端
(図1において右端)には、基台2の下側部分を走行す
る濾布1の直上に位置するように洗浄ノズル16Aが設
けられているとともに、洗浄パイプ16の進退に伴うこ
の洗浄ノズル16Aの移動範囲には、走行する濾布1の
下側部分を途中で覆うようにカバー17が設けられてお
り、濾布1に沿って進退する上記洗浄ノズル16Aから
洗浄液を噴出し、上記カバー17でその飛散を防ぎなが
ら、上記ナイフ11によって被処理物Pが剥離された後
の濾布1が洗浄されるようになされている。
【0017】一方、基台2の上部には、濾布1の走行方
向Fに沿って平行にレール18が渡されており、このレ
ール18に、上記2つの第2の区間B,Bにそれぞれ対
応して、この第2の区間Bに配置された濾布1上の被処
理物Pに振動を与える振動装置19,19が設けられて
いる。図2および図3に示すように、本実施形態におけ
る振動装置19においては、レール18に車輪20…を
介して該レール18に沿って走行可能に設けられた本体
プレート21に、該本体プレート21から垂下するよう
に取り付けられた押付シリンダ22を介して直方体枠型
のブラケット23が設けられ、このブラケット23の下
面に、長方形板状の振動板24が取り付けられた構成と
されている。なお、上記ブラケット23の上面の4隅に
は円筒状のガイドパイプ25…が立設される一方、上記
本体プレート21の下面には、これらのガイドパイプ2
5…に挿入されるガイドバー26…が設けられ、これら
ガイドパイプ25…およびガイドバー26…に案内され
てブラケット23が濾布1に対し垂直に昇降するように
なされている。
【0018】ここで、上記振動板24は、濾布1の水平
部1Aに平行に、すなわち水平に、かつ、その長手方向
を濾布1の走行方向Fに対して直角として取り付けられ
ており、その長さは、濾布1上に供給された被処理物P
の上面の幅と略一致するように設定されている。また、
この振動板24の幅(濾布1の走行方向Fに沿った方向
の幅)は、図1に示すように第2の区間Bの上記走行方
向Fに沿った幅よりも小さく設定されており、さらに、
この振動板24の上記幅方向の両側縁部24A,24A
は、上方に向けて斜めに折り曲げられている。そして、
この振動板24の上面中央部には、図示しない駆動源に
接続されて振動させられるバイブレータ27が固定され
ており、このバイブレータ27を振動させることにより
振動板24もその全面に亙って振動させられて、その振
動が被処理物Pの上面から全体に伝えられるようになさ
れている。なお、このバイブレータ27については、複
数のバイブレータ27を振動板24の長手方向や幅方向
に間隔をおいて設けるようにしてもよい。
【0019】さらにまた、このような構成の2つの振動
装置19,19は、その本体プレート21の上部が連結
ブラケット28を介して連結バー29に連結されること
により、一体化されている。一方、基台2上には、濾布
1の走行方向Fの後方側に向けて移動シリンダ30が水
平に設けられており、この移動シリンダ30のシリンダ
ロッド30Aの先端は、上記連結バー29の端部に連結
されていて、このシリンダロッド30Aの出入りによ
り、両振動装置19,19が連結バー29を介して一体
的に連動して進退し、これに伴い各振動装置19,19
の振動板24,24が上記第2の区間B,B内において
濾布1の走行方向Fに沿って往復移動するようになされ
ている。また、本実施形態では、濾布1の走行方向F後
方側(図1において左側)の振動装置19に、濾布1上
に被処理物Pを供給するための注入口31が設けられて
おり、従って上記移動シリンダ30による振動装置1
9,19の往復移動に伴い、この注入口31も濾布1の
走行方向Fに沿って往復移動しながら濾布1上に被処理
物Pを供給して行くこととなる。
【0020】次に、このように構成された真空濾過装置
によって、上述のようなチクソトロピー性あるいはダイ
ラータンシー的性質を有する被処理物Pの真空濾過を行
う場合について説明する。まず、上記真空濾過装置おい
て、上述のように濾布1は、その上側の水平部1Aが第
1および第2の区間A,Bの幅に合わせた所定の距離間
隔で走行方向Fに間欠走行するように、上記移動装置4
によって図1における時計回り方向に順次間欠的に周回
移動させられる。そして、この濾布1の上記水平部1A
においては、まず上記走行方向Fの後方側の最初の第1
の区間Aにおいて、濾布1が停止している間に、上記移
動シリンダ30により振動装置19,19と連動して往
復移動する注入口31が、この第1の区間A上を上記走
行方向Fに向かって移動しながら、この第1の区間A上
に位置した濾布1上に被処理物Pを供給して敷き詰めて
ゆく。また、これと同時に第1の区間Aの真空トレイ5
に連結された吸引管10の真空遮断弁7が開かれ、かつ
真空解除弁8が閉じられることにより、この濾布1上に
供給された上記被処理物Pが真空吸引されて固液分離さ
れ、ある程度まで脱水されてゲル化する。なお、この真
空遮断弁7および真空解除弁8の開閉動作は、他の2つ
の真空トレイ5,5においても同時に行われる。
【0021】次に、上記吸引管10の真空遮断弁7を閉
じるとともに真空解除弁8を開くことにより、真空トレ
イ5が大気圧に開放されて真空吸引が解除される。しか
る後、上記移動装置4により濾布1が走行方向Fに所定
の距離間隔で走行して停止することにより、第1の区間
Aにおいて真空吸引されてゲル化した被処理物Pは、そ
の次の最初の第2の区間Bに移動する。なお、この濾布
1が走行している間、第2の区間B,Bに備えられた振
動装置19,19は、移動シリンダ30によって各第2
の区間B,Bの走行方向F後方側の位置に移動させられ
るとともに、押付シリンダ22によりそのブラケット2
3が引き上げられた状態とされていて、濾布1の走行に
干渉することがないようになされている。また、この間
に、最初の第1の区間A上の走行方向F側にまで移動し
ていた注入口31は、移動シリンダ30による振動装置
19,19の走行方向F後方側への移動に伴い、該第1
の区間Aの走行方向F後方側の位置へと復帰する。
【0022】そして、これら第2の区間B,B上に移動
した濾布1上の被処理物Pに対しては、上記最初の第1
の区間Aにおける被処理物Pの供給および各第1の区間
A…における被処理物Pの真空吸引と並行して、振動装
置19,19による被処理物Pへの振動操作が行われ
る。すなわち、まず第2の区間Bの走行方向F後方側に
位置した上記振動装置19のブラケット23が押付シリ
ンダ22により下降して、その下端の振動板24が第2
の区間Bに配置された濾布1上の被処理物Pの上面に密
着する。そして、これと同時に、バイブレータ27を振
動させることによって振動板24を振動させることによ
り、この振動が被処理物Pの上面から下方に伝えられ
て、ゲル化した被処理物Pがゾル化する。さらに、この
状態から移動シリンダ30により本体プレート21がレ
ール18に沿って前進するのに伴い、振動板24も上記
走行方向F側に向けて移動し、これにより第2の区間B
上に位置した被処理物Pは、上記走行方向Fの後方側か
ら前方側に向けて漸次ゾル化して行き、振動板24が第
2の区間Bの走行方向F側に達したところで、その全体
がゾル化して再び脱水されやすい状態となる。
【0023】こうして振動装置19が移動して第2の区
間Bの走行方向F側に達すると、上記押付シリンダ22
によってブラケット23が上昇し、振動板24が濾布1
に対して離間して被処理物Pの上面から引き上げられ
る。また、これに合わせて各第1の区間A…においては
真空吸引が解除され、次いで濾布1が移動装置4により
さらに所定距離移動させられて、第2の区間B,Bにお
いて振動操作を受けてゾル化した被処理物Pがその次の
第1の区間A,Aに配置され、再び真空吸引される。ま
た、これに並行して第2の区間B,Bの振動装置19,
19および最初の第1の区間Aの注入口31は、移動シ
リンダ30により走行方向F後方側に移動させられてそ
れぞれ元の位置に復帰する。従って、このような操作を
順次繰り返すことにより、注入口31から供給された被
処理物Pは、第1、第2の区間A…,B…において真空
吸引、振動、真空吸引、振動、真空吸引といった操作を
交互に受けて漸次脱水され、しかる後濾布1の水平部1
Aの走行方向F側の端部においてナイフ11により掻き
落とされて排出される。
【0024】このように、上記構成の真空濾過装置によ
れば、まず被処理物Pの真空吸引を行う第1の区間Aの
真空トレイ5…と、被処理物Pに振動操作を行う第2の
区間Bにおける無真空トレイ6…とが固定されており、
従来のようにこれらを濾布1の走行に合わせて移動さ
せ、また元の位置に急速に復帰させるといった操作を行
う必要がないので、装置の構造の簡略化を図るとともに
その制御を容易とすることができる。そして、濾布1の
水平部1Aが所定の距離間隔ごとに間欠的に走行され
て、上記第1の区間A…においては真空トレイ5…によ
り被処理物Pが真空吸引され、またその間に交互に配さ
れる上記第2の区間B…においては、この第2の区間B
に設けられた振動装置19により、被処理物Pに満遍な
く全体的に振動操作が施されるので、上記構成の真空濾
過装置によれば、被処理物Pの濾過やゾル化が不均一と
なる部分が生じるのを防ぐことができ、結果的に脱水効
率の向上を図ることが可能となる。
【0025】また、上述のように第1の区間Aにおける
真空トレイ5が固定されることにより、この真空トレイ
5に高い取付剛性を確保することができるので、この第
1の区間Aに隣接する第2の区間Bの振動操作により、
特に真空トレイ5の第2の区間Bに近い部分において振
動の影響を抑えることが可能となり、これによっても被
処理物Pの均一な濾過を促すことができる。しかも、本
実施形態では、上記振動装置19が、その振動板24を
被処理物Pの上面に密着させた上で、バイブレータ27
により該振動板24を振動させることによって、被処理
物Pに直接振動操作を施すものであり、従来のように被
処理物Pを載置する無真空トレイを振動させる場合に比
べ、該無真空トレイ6に隣接する第1の区間Aの真空ト
レイ5に振動が伝播するのを防ぐことができる。従っ
て、上述の真空トレイ5を固定することとの効果とも相
俟って、第1の区間Aにおける振動の影響を一層確実に
抑制することが可能となり、これによっても被処理物P
の均一な濾過を図ることができる。
【0026】さらに本実施形態では、この振動装置19
の振動板24が押付シリンダ22によって濾布1に対し
離接可能とされており、濾布1が走行する間は振動板2
4を被処理物Pから引き上げておくことができる。この
ため、走行する濾布1上の被処理物Pに振動板24が干
渉して円滑な濾布1の走行が阻害されるような事態を防
止することができる一方、逆に振動板24に対しては、
走行する被処理物Pからの移動抵抗が作用することがな
いので、かかる移動抵抗による損傷の発生を防ぐことが
可能となる。従って、本実施形態によれば、構造が簡単
で比較的廉価であるのに加え、耐久性も高い濾過装置を
提供することが可能となる。さらにまた、本実施形態で
はこの振動板24が、移動シリンダ30による振動装置
19の往復移動に伴い、第2の区間B内において濾布1
の走行方向Fに移動可能とされており、こうして振動板
24が移動しながら被処理物Pに振動を加えることによ
り、被処理物Pにより満遍なく振動操作を施すことがで
きる。従って、第2の区間Bで被処理物Pを停止させた
状態で振動を与え得ることとの相乗効果により、被処理
物Pに一層均一に振動を加えてゲル化した被処理物Pを
全体的に確実にゾル化し、次の第1の区間Aにおいて真
空濾過することができるので、本実施形態によれば脱水
効率のさらなる向上を図ることが可能となる。
【0027】しかも、本実施形態では、2つの第2の区
間B,Bが第1の区間A…の間に交互に配置されてお
り、2つ目の第1の区間Aで真空吸引されて再びゲル化
した被処理物Pは、その次の2つ目の第2の区間Bにお
いて、また均一な振動操作が満遍なく施されてゾル化
し、再度脱水されやすい状態となって、最後(3つ目)
の第1の区間Aでさらに真空吸引されて脱水されること
となるので、より高い脱水効率を得ることができる。そ
して、本実施形態では、上記2つの第2の区間B,Bの
振動装置19,19が連結バー29によって連結された
上で、移動シリンダ30により一体に往復移動可能とさ
れており、これに伴いそれぞれの振動板24,24同士
も、上記走行方向Fに沿って一体的に連動して移動可能
とされていて、すなわち一つの移動シリンダ30によっ
て両振動板24,24の往復移動が可能とされている。
従って、2つの第2の区間B,Bを設けることと、これ
ら2つの第2の区間B,Bにおいてそれぞれ振動板2
4,24を往復移動させることとにより、上述のように
高い脱水効率が得られるにも関わらず、装置の構造が複
雑化するのは避けることができ、廉価な装置を提供する
といった上述の効果を十分に維持することが可能とな
る。
【0028】さらに本実施形態では、濾布1の移動や振
動装置19の往復移動、あるいは振動板24の昇降とい
った駆動操作が、すべて移動シリンダ15,30や押付
シリンダ22といった圧力装置によるものであり、これ
らの駆動操作においては、例えばモータ等の電気装置に
よる可動部分が混在していないので、その動力源を圧力
の供給源に一本化して装置構造の一層の簡略化を図ると
ともに、保守・点検等を容易に行うことができる。ただ
し、本実施形態では、このように移動シリンダ15によ
って濾布1を移動させ、その水平部1Aを間欠走行させ
るようにしているが、同じ圧力装置を用いて濾布1を走
行させる手段として、例えば水平部1Aの走行方向F側
の上記リターンロール3Aや、濾布1の下側部分の走行
方向F側(図1において左側)のリターンロール3Bを
移動シリンダによって水平方向に進退可能とするととも
に、濾布1のたるみを防止する調整ロールを適宜設け
て、リターンロール3Aまたは3Bが前進する際には真
空吸引を解除して濾布1を一体に移動させ、リターンロ
ール3Aまたは3Bが後退している間に真空吸引を行う
とともに、基台2の下側に送り出される濾布1を引っ張
って移動させるようにしてもよい。また、上述の効果は
損なわれるが、リターンロール3Aをモータ等に連結し
て間欠的に回転駆動し、濾布1を走行させるようにして
もよい。
【0029】さらに、上記第2の区間Bの振動操作が第
1の区間Aに及ぼす影響をより一層確実に抑制するため
に、この第2の区間の無真空トレイ6と、第1の区間の
真空トレイ5や基台2との間に、防振ゴム材等の防振性
を有する部材を介装することも可能である。また、振動
を発生する振動板24と、これを支持するブラケット2
3との間に、上述のような防振部材を介装してもよい。
さらにまた、本実施形態では、濾布1の走行方向Fにお
ける上記振動板24の幅を、第2の区間Bの走行方向F
の幅よりも小さくし、第2の区間Bにおいて振動板24
を上記走行方向Fに移動させることにより、この第2の
区間Bに配された被処理物Pの全体に振動操作を施すよ
うにしているが、例えばこれを、振動板24の上記幅が
第2の区間Bの走行方向Fの幅と等しくなるようにし
て、この第2の区間Bに配された被処理物Pの上面全面
に振動板24が密着するようにし、被処理物Pに振動を
与えるようにしてもよい。この場合には、振動板24を
往復移動させる必要がなくなるので、装置の構造の一層
の簡略化を図ることが可能となる。
【0030】また、本実施形態では、濾布1の水平部1
Aにおける走行方向F後方側においてこの濾布1上に被
処理物Pを供給する注入口31が、最初の第2の区間B
に設けられる振動装置19に連結され、移動シリンダ3
0により2つの振動装置19,19と連動して往復移動
可能とされているが、このような構成を採ることで、被
処理物Pを濾布1上に均一な厚さで供給することが却っ
て困難となるような場合には、この注入口31を振動装
置19から分離して、他の移動シリンダ等により単独で
往復移動可能としてもよい。さらに、上記振動装置19
においては、その振動板24を、濾布1が停止している
間に第2の区間B内で被処理物Pに対し1回または複数
回往復するようにしてもよい。
【0031】次に、図4ないし図6は、本発明の第2の
実施形態を示すものであり、図1ないし図3に示した第
1の実施形態と共通する部分には、同一の符号を配して
説明を省略する。この第2の実施形態においては、上述
した従来の真空濾過装置と同様に、第2の区間Bにおい
て濾布1および被処理物Pが載置される無真空トレイ6
の下面にバイブレータ41等のトレイ振動手段が備えら
れて、この無真空トレイ6が振動トレイ6Aとされてお
り、この振動トレイ6Aにより、第2の区間Bに配され
た被処理物Pに振動操作を施す振動装置19が構成され
ていることを特徴としている。ただし、本実施形態にお
いても、上述した第1の実施形態と同様に、第1の区間
A…の真空トレイ5…と第2の区間B…の振動トレイ
(無真空トレイ)6A…とは、往復移動することなく基
台2に固定されて設けられている。
【0032】ここで、本実施形態では図5および図6に
示されるように、第2の区間Bの両側に隣接する第1の
区間A,Aの真空トレイ5,5の下に、この第2の区間
Bを横切るように連結部材42が渡されており、上記振
動トレイ6Aはこの連結部材42の上にスプリング43
…を介して支持されている。また、この振動トレイ6A
と、これに隣接する上記真空トレイ5,5との間には、
防振ゴム材等の防振部材44,44が介装されており、
上記振動手段による振動のうち、上記濾布1の走行方向
Fの振動成分はこの防振部材44,44によって、また
濾布1に直交する方向(上下方向)の振動成分は上記ス
プリング43…によって、それぞれ吸収されるようにな
されていて、この振動トレイ6Aにおける振動が、連結
部材42を介して間接的に、あるいは直接的に、第1の
区間Aの真空トレイ5における濾過に影響を及ぼさない
ように図られている。なお、最初の第1の区間Aの上に
設けられる被処理物Pの注入口31は、基台2に独立し
て設けられた移動シリンダ45によって走行方向Fに向
けて往復移動可能とされている。
【0033】しかるに、このように構成された真空濾過
装置においても、真空トレイ5…と無真空トレイである
振動トレイ6A…とが固定して設けられていて、濾布1
の間欠走行により被処理物Pが、第1の区間Aにおける
真空トレイ5による真空吸引と、第2の区間Bにおける
トレイ振動手段による振動操作とを、繰り返して全体的
に受けることとなるので、装置構造の簡略化が図られる
とともに、被処理物Pに均一に上記操作を施すことがで
きるという、第1の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。また、本実施形態では、第1の実施形態のよう
に振動板24を濾布1に対して離接可能としたり、往復
移動可能としたりする必要がないので、装置の構造の一
層の簡略化を図ることができるという利点も得られる。
【0034】ただし、この第2の実施形態では、第2の
区間Bにおける振動トレイ6Aにバイブレータ41等の
トレイ振動手段を設けているだけであるが、これに併せ
て、第1の実施形態において用いた振動板24を有する
振動装置19を併用するようにしてもよい。また、複数
設けられる第2の区間B…について、そのうち一部に第
1の実施形態の振動装置19を用い、残りに第2の実施
形態のバイブレータ41等のトレイ振動手段を用いるよ
うにしてもよい。さらに、この第2の実施形態や上記第
1の実施形態では3つの第1の区間A…の間に2つの第
2の区間B,Bを交互に設けているが、被処理物Pの性
状や濾過条件等によっては、2つの第1の区間A,Aの
間に1つの第2の区間Bを設けるようにしたり、あるい
は第2の区間Bが3つ以上となるようにしてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
処理物を真空吸引する第1の区間と、これに交互に設け
られる第2の区間とが固定的に配置されているため、濾
布の走行に合わせて真空トレイや無真空トレイ、あるい
は振動トレイを往復移動させる必要がなく、装置構造や
その制御の簡略化を図ることができる。そして、間欠走
行する濾布が停止している間に、第1の区間においては
真空吸引を、また第2の区間においては被処理物の振動
操作をそれぞれ行うことができるので、これらの操作
を、各区間に位置した濾布上の被処理物に対して満遍な
く均一に施すことが可能となり、その結果、比較的廉価
でありながら、チクソトロピー性やダイラータンシー的
性質を有する難濾過性の被処理物に対しても高い脱水効
率を得ることが可能な真空濾過装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す側面図である。
【図2】図1に示す実施形態の第2の区間Bの拡大側断
面図である。
【図3】図1に示す実施形態の第2の区間Bの濾布1の
走行方向F側から見た拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す側面図である。
【図5】図4に示す実施形態の第2の区間Bの拡大側断
面図である。
【図6】図4に示す実施形態の第2の区間Bの濾布1の
走行方向F側から見た拡大断面図である。
【符号の説明】
1 濾布 1A 濾布1の水平部 4 移動装置 5 真空トレイ 6 無真空トレイ 6A 振動トレイ 19 振動装置 22 押付シリンダ 24 振動板 27 バイブレータ 30 移動シリンダ 41 バイブレータ(トレイ振動手段) P 被処理物 A 第1の区間 B 第2の区間 F 濾布1の水平部1Aの走行方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略水平な方向に所定の距離間隔で間欠的
    に走行可能とされた濾布の下に、この濾布上に供給され
    た被処理物を真空吸引する複数の第1の区間が、上記濾
    布の走行方向に沿って互いに間隔をおいて、かつそれぞ
    れの上記走行方向の幅が上記濾布の間欠走行の距離間隔
    に等しくなるように固定して設けられるとともに、これ
    らの第1の区間の間には、真空吸引を行わない第2の区
    間が、その上記走行方向の幅が上記濾布の間欠走行の距
    離間隔に等しくなるように設けられており、この第2の
    区間には、上記第1の区間において真空吸引された上記
    被処理物に振動を与える振動装置が備えられていること
    を特徴とする真空濾過装置。
  2. 【請求項2】 上記振動装置は、上記第2の区間におい
    て上記濾布の上方に配置されて、上記被処理物の上面に
    密着して該被処理物に振動を与える振動板を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の真空濾過装置。
  3. 【請求項3】 上記振動板は、上記濾布に対して離接可
    能とされていることを特徴とする請求項2に記載の真空
    濾過装置。
  4. 【請求項4】 上記振動板は、上記第2の区間におい
    て、上記濾布の走行方向に沿って往復移動可能とされて
    いることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の
    真空濾過装置。
  5. 【請求項5】 上記濾布の下には複数の上記第2の区間
    が設けられるとともに、これらの第2の区間のそれぞれ
    に上記振動装置が設けられており、これらの振動装置の
    上記振動板は、一体的に連動して上記走行方向に沿って
    往復移動可能とされていることを特徴とする請求項4に
    記載の真空濾過装置。
  6. 【請求項6】 上記第2の区間において上記濾布は無真
    空トレイ上に載置されるとともに、上記振動装置は、上
    記無真空トレイを振動させるトレイ振動手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
    に記載の真空濾過装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013129022A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Fanuc Ltd 放電加工機の加工液濾過装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013129022A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Fanuc Ltd 放電加工機の加工液濾過装置
US8932459B2 (en) 2011-12-21 2015-01-13 Fanuc Corporation Working fluid filtering device for electrical discharge machine

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