JPH09172900A - 鶏卵等の選別装置 - Google Patents

鶏卵等の選別装置

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JPH09172900A
JPH09172900A JP35103995A JP35103995A JPH09172900A JP H09172900 A JPH09172900 A JP H09172900A JP 35103995 A JP35103995 A JP 35103995A JP 35103995 A JP35103995 A JP 35103995A JP H09172900 A JPH09172900 A JP H09172900A
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Kunio Nanbu
南部  邦男
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Nambu Electric Co Ltd
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Nambu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品の物理的性状に基づく複数の区分を容易
に混合して選別することができ、また、種々の販売形態
に対応して物品を選別することができる鶏卵等の選別装
置を提供すること。 【解決手段】 鶏卵等の選別装置1は、ピーマン2の重
量に基づく複数の区分を設定する区分設定手段3と、特
定の区分によって規定されて、一包装として集合させる
集合単位を複数設定する集合単位設定手段4と、ピーマ
ン2が集合単位毎に集合される複数の集合手段5と、ピ
ーマン2の物理的性状を検出する検出手段6と、検出手
段6による検出結果と区分設定手段3に設定された区分
とに基づいて、ピーマン2の区分を決定すると共に、当
該区分が決定されたピーマン2について、集合単位設定
手段4によって設定された集合単位に基づいて、集合さ
せるべき集合手段5を決定する決定手段7と、決定手段
7による決定結果に基づいてピーマン2を該当の集合手
段5に振り分ける振り分け手段8とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鶏卵、ピーマン若
しくはトマト等の野菜、リンゴ等の果物又は和洋菓子等
の物品を、例えば一包装のために選別する選別装置に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の選別装置はす
でに種々提案されているが、例えば従来の鶏卵選別装置
では、重量を計量した鶏卵を重量区分毎に選別して、こ
れを所定個数毎の一包装とするもであるため、重量区分
を混合してこれを一包装とするには、重量区分毎への選
別の後に手作業で混合作業を行わざるを得ない。
【0003】また最近では、小家族のものをスーパスト
ア又はコンビニエンスストア等で販売する目的で、少量
ずつ異なる種類の物品を一包装とすることが要求される
場合、更には、種々の販売形態、目的に対応して一包装
の内容を適宜に変化させること等が要求される場合もあ
り、このような要求に対しては、従来の選別装置では適
切かつ迅速に対応し得ない場合が多い。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、物品の物理的性状
に基づく複数の区分を容易に混合して選別することがで
き、また、種々の販売形態、目的に対応して物品を選別
することができる鶏卵等の選別装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、物品の物理的性状に基づく複数の区分を設定する区
分設定手段と、少なくとも特定の区分によって規定され
て、一包装として集合させる集合単位を複数設定する集
合単位設定手段と、物品が集合単位毎に集合される複数
の集合手段と、選別すべき物品の物理的性状を検出する
検出手段と、この検出手段による検出結果と区分設定手
段に設定された区分とに基づいて、物品の区分を決定す
ると共に、当該区分が決定された物品について、集合単
位設定手段によって設定された集合単位に基づいて、集
合させるべき集合手段を決定する決定手段と、この決定
手段による決定結果に基づいて物品を該当の集合手段に
振り分ける振り分け手段とを具備した鶏卵等の選別装置
によって達成される。
【0006】本発明においては、重量、大きさ、色彩若
しくは形、傷等による秀若しくは優等の等級等又はこれ
らのいずれかを相互に組み合わせた物理的性状に基づく
区分を設定できるように区分設定手段を構成してもよ
く、区分設定手段としては、一つの例では、作業者によ
り操作自在な多数のスイッチによって具体化することが
できるが、これに限定されず、例えばCRTディスプレ
イ画面に所定の区分を表示させて、キーボードで設定す
るようにしたもので具体化してもよい。集合単位設定手
段は、一包装として集合させる集合単位を複数設定する
ものであって、区分設定手段と同様に、作業者により操
作自在な多数のスイッチ等によって具体化することがで
きるが、これに限定されず、また、設定される各集合単
位は、同一内容であっても、それぞれ異なっていてもよ
い。通常、集合手段は、その個数が集合単位設定手段に
よって設定可能な集合単位(組)の数と同一にされる
が、場合により、それよりも多く設けられていてもよ
い。集合手段を集合単位の数よりも多く設ける場合に
は、特定の集合単位、例えば発生頻度の高い物理的性状
の物品を含む集合単位を、複数の集合手段に割り当てる
ようにすると、集合手段が満配で振り分け手段による振
り分けができなくなるような事態を避けることができ
る。
【0007】振り分け手段は、好ましい例では、選別す
べき物品を搬送する搬送手段と、この搬送手段によって
搬送される物品を、決定手段による決定結果に基づいて
該当の集合手段に移行させる移行手段とを具備してお
り、搬送手段としては、無端ベルトを具備したベルトコ
ンベア又は無端状に連結されたバケットを具備したバケ
ットコンベアを一列又は複数列並置したものを好ましい
例として挙げることができる。なお、いずれにしても、
選別すべき物品を保護容器等に収容して搬送手段により
搬送するようにしてもよい。また、搬送手段が設けられ
る場合、搬送手段による搬送中の物品の物理的性状を検
出するように検出手段を配置してもよい。移行手段とし
ては、搬送手段上の物品を搬送手段から横方向に押し出
すようにして集合手段に移行させても、或いは例えばバ
ケットコンベアのバケットの底を開放してそこから搬送
中の物品を下方に落下させて、集合手段に投入、移行さ
せてもよい。
【0008】各集合単位は、固定的に予め決定された集
合手段に集合されるようになっていてもよいが、これに
代えて、各集合単位を、検出手段による検出結果に基づ
いて決定手段により割り付けられた集合手段に集合させ
るように構成してもよい。
【0009】本発明の選別装置によって選別される物品
としては、上記に例示したように、鶏卵、ピーマン若し
くはトマト等の野菜、リンゴ等の果物又は和洋菓子等の
物品であるが、必ずしもこれらに限定されず、その他の
加工食品又は農産物若しくは海産物であってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。な
お、本発明はこれら実施例に何等限定されないのであ
る。
【0011】
【実施例】図1から図3において、本例の選別装置1
は、物品としてのピーマン2の物理的性状、本例ではピ
ーマン2の重量に基づく複数の区分を設定する区分設定
手段3と、少なくとも特定の区分によって規定されて、
一包装として集合させる集合単位を複数設定する集合単
位設定手段4と、ピーマン2が集合単位毎に集合される
複数の集合手段5a〜5d(以下、これらをまとめて集
合手段5として説明する場合がある)と、選別すべきピ
ーマン2の物理的性状を検出する検出手段6と、検出手
段6による検出結果と区分設定手段3に設定された区分
とに基づいて、ピーマン2の区分を決定すると共に、当
該区分が決定されたピーマン2について、集合単位設定
手段4によって設定された集合単位に基づいて、集合さ
せるべき集合手段5a〜5dを決定する決定手段7と、
決定手段7による決定結果に基づいてピーマン2を該当
の集合手段5a〜5dに振り分ける振り分け手段8とを
具備している。
【0012】本例の区分設定手段3は、重量に基づく4
個の区分、すなわち4個の重量区分X1、X2、X3及
びX4を設定できるように、複数の重量区分X1、X
2、X3及びX4に対してそれぞれ、任意の数値を設定
し得るいわゆるデジタルスイッチ11〜18と、「以
上」又は「未満」を設定し得るスイッチ19〜26とを
具備して構成されており、以下の説明では重量区分X1
としてSサイズに相当する重量20g以上30g未満
が、重量区分X2としてMサイズに相当する30g以上
41g未満が、重量区分X3としてLサイズに相当する
40g以上50g未満が及び重量区分X4として規格外
サイズに相当する20g未満と50g以上とがそれぞれ
デジタルスイッチ11〜18及びスイッチ19〜26に
より設定されたものとする。
【0013】集合単位設定手段4は、本例では、4個の
集合単位Y1〜Y4のそれぞれにおいて重量区分X1、
X2、X3及びX4のそれぞれに対して任意の個数を設
定し得るデジタルスイッチ27〜30を具備しており、
以下の説明では、集合単位Y1において重量区分X1及
びX2に対してそれぞれ5個と1個とが、その他の重量
区分X3及びX4に対して0個が、集合単位Y2におい
て重量区分X2に対して4個が、その他の重量区分X
1、X3及びX4に対して0個が、集合単位Y3におい
て重量区分X3に対して3個が、その他の重量区分X
1、X2及びX4に対して0個が、そして集合単位Y4
において重量区分X4に対して10個が、その他の重量
区分X1〜X3に対して0個がそれぞれデジタルスイッ
チ27〜30によって設定されたものとする。なお、個
数を任意に設定し得るデジタルスイッチ27〜30に代
えて又はこれらに加えて、一包装として集合させる総重
量の上限値及び下限値を任意に設定し得るデジタルスイ
ッチを重量区分X1、X2、X3及びX4のそれぞれに
対して設けて、これらに設定されたもの又はこれらに設
定されたものをも含めて、一包装として集合させる各集
合単位としてもよい。
【0014】集合手段5a〜5dのそれぞれは、進行方
向に関して区画分けされた無端ベルト41a〜41b
(以下、これらをまとめて無端ベルト41として説明す
る場合がある)を有したベルトコンベア装置を具備して
おり、各無端ベルト41a〜41bの各区画に該当の集
合単位のピーマン2が集合されるようになっている。本
例では集合手段5a〜5dは、集合単位設定手段4によ
って設定可能な集合単位の数と同一個数である4個設け
られている。また本例では、集合手段5aには集合単位
Y1をもって、集合手段5bには集合単位Y2をもっ
て、集合手段5cには集合単位Y3をもって、集合手段
5dには集合単位Y4をもってそれぞれピーマン2を集
合させるように、集合手段5a〜5dに集合させるべき
集合単位Y1〜Y4は、固定的に予め決定されている。
【0015】振り分け手段8は、ピーマン2を搬送する
搬送手段51と、搬送手段51によって搬送されるピー
マン2を、決定手段7による決定結果に基づいて該当の
集合手段5a〜5dに移行させる移行手段52a〜52
d(以下、これらをまとめて移行手段52として説明す
る場合がある)とを具備している。搬送手段51は、進
行方向に関して区画分けされた無端ベルト53を具備し
たベルトコンベア装置からなり、上流側で次々と各区画
に一個毎供給されるピーマン2を集合手段5a〜5dに
向かって搬送する。移行手段52a〜52dのそれぞれ
は、押し棒55と押し棒55を進退させるエアシリンダ
装置56とからなり、エアシリンダ装置56の作動によ
る押し棒55の伸長により無端ベルト53上のピーマン
2を横方向に押し出して、当該ピーマン2を集合手段5
a〜5dの該当の無端ベルト41a〜41bに移行させ
る。
【0016】検出手段6は、無端ベルト53の上流端に
設けられた重量計61を具備しており、各ピーマン2の
重量を検出して、これを無端ベルト53の上流端に供給
する。
【0017】決定手段7は、通常、制御プログラム及び
検出手段6により検出されたピーマン2の重量等を記憶
する記憶装置、制御プログラムに基づいて後述するよう
な演算を行う演算装置並びに演算装置の演算結果及び記
憶装置に記憶されたプログラムなどに基づいて後述する
ような制御を行う制御装置を有したコンピュータを具備
している。
【0018】以上の鶏卵等の選別装置1では、重量計6
1により一個毎ピーマン2が計量され、この計量された
ピーマン2は、無端ベルト53の各区画に一個毎供給さ
れる。重量計61による重量は、決定手段7の記憶装置
に無端ベルト53の載置位置との関連で記憶される。決
定手段7は、重量計61によって計量されたピーマン2
の重量が、まず、区分設定手段3によって設定されたい
ずれの重量区分X1、X2、X3及びX4に属するかを
決定する。例えば重量が25gの場合には、重量区分X
1として、重量が32gの場合には、重量区分X2とし
て、重量が37gの場合には、重量区分X3として、重
量が18gの場合には、重量区分X4として、それぞれ
決定する。
【0019】上記の例では、40g以上41g未満の範
囲は、重量区分X2とX3とに共通して設定されている
が、この共通な範囲内の重量を有するピーマン2に対し
ては、決定手段7は、最初のピーマン2に対して重量区
分X2に属するものと、次のピーマン2に対して重量区
分X3に属するものと、3個目のピーマン2に対して重
量区分X2に属するものとするようにし、その重量区分
を交互に決定する。
【0020】計量後のピーマン2に対して重量区分を決
定後、次に、決定手段7は、集合単位設定手段4によっ
て設定された集合単位Y1〜Y4に基づいて当該ピーマ
ン2をいずれの集合手段5a〜5dに集合させるべきか
を決定する。例えば重量区分X1のピーマン2に対して
は、集合単位Y1において重量区分X1のピーマン2が
5個として設定されているため、これを集合単位Y1に
対する集合手段5aに集合させるものとして、重量区分
X2のピーマン2に対しては、集合単位Y2において重
量区分X2のピーマン2が4個として設定されているた
め、これを集合単位Y2に対する集合手段5bに集合さ
せるものとして、重量区分X3のピーマン2に対して
は、集合単位Y3において重量区分X3のピーマン2が
3個として設定されているため、これを集合単位Y3に
対する集合手段5cに集合させるものとして、重量区分
X4のピーマン2に対しては、集合単位Y4において重
量区分X4のピーマン2が10個として設定されている
ため、これを集合単位Y4に対する集合手段5dに集合
させるものとしてそれぞれ決定する。
【0021】なお、集合単位Y1とY2において、重量
区分X2のピーマン2が1個と4個として共通して設定
されているが、この場合には、まず集合単位Y1に対し
ての1個のピーマン2を決定した後に、次に集合単位Y
2に対しての連続して4個のピーマン2を決定し、以下
これを交互に繰り返して、重量区分X2に対するピーマ
ン2の集合手段5a及び5bを決定するようにしてもよ
く又は重量区分X2のピーマン2が得られる毎に、これ
を集合手段5aと5bとに交互に集合させるべく決定し
てもよく、更には、重量区分X2のピーマン2の1個に
対しては集合手段5aを優先的に決定し、その後の4個
の重量区分X2のピーマン2に対しては集合手段5bを
優先して決定し、以後これを繰り返すように、共通して
設定された個数比に対応して集合手段を交互に決定する
ようにしてもよい。
【0022】以上のようにして計量後のピーマン2は、
集合されるべき集合手段5が決定されつつ、無端ベルト
53に搬送されて、該当の集合手段5まで搬送される。
決定手段7は、特定の集合手段5に集合させるべきもの
と決定したそれぞれのピーマン2が該当の集合手段5に
到達すると、振り分け手段8の該当の移行手段52を動
作させ、当該移行手段52により当該ピーマン2を特定
の集合手段5に押し出させる。これにより無端ベルト4
1a〜41dの各一区画には、集合単位設定手段4によ
り設定された集合単位Y1〜Y4までのピーマン2が集
合されていく。
【0023】決定手段7は、例えば集合単位設定手段4
によって設定された重量区分X1のピーマン2の5個と
重量区分X2のピーマン2の1個とが移行手段52aに
より無端ベルト41aの一区画に押し出されると、無端
ベルト41aを一区画分だけ走行させるように、集合手
段5aを制御し、その他の集合手段5b〜5dに関して
も同様に、集合単位設定手段4によって設定された該当
区分のピーマン2の個数が集合手段5b〜5dに集合さ
れることにより、該当の無端ベルト41b〜441dを
一区画分だけ走行させ、選別される新たなピーマン2を
次の区画により集合可能にする。
【0024】集合手段5a〜5dの各区画に集合されて
くる集合単位設定手段4によって設定された一集合単位
のピーマン2は、作業者又は袋詰めロボット等により一
包装として包装される。なお、無端ベルト41a〜41
dの各区画に包装用の箱若しくは包装用の袋を載置若し
くは支持して、この箱若しくは袋に直接に一集合単位の
ピーマン2を集合させるようにしてもよい。
【0025】なお前記例では、振り分け手段8の搬送手
段51を一列の無端ベルト53で具体化したが、これに
代えて、搬送手段51を複数列の互いに並置された無端
ベルト53で構成し、各無端ベルト53に対応して重量
計61を配置して、各重量計61からの計量されたピー
マン2を各無端ベルト53で搬送し、この複数列の無端
ベルト53から集合手段5a〜5dの該当の無端ベルト
41a〜41dにピーマン2を集合させるようにしても
よい。
【0026】更に上記では、集合手段5a〜5dに集合
させるべき集合単位Y1〜Y4は、予め固定的に決定さ
れているが、これに代えて、集合手段5a〜5dのそれ
ぞれに集合させるべき集合単位Y1〜Y4を検出手段6
による検出結果に基づいて決定手段7により割り付ける
ようにしてもよく、このような自動割り付けの場合に
は、集合手段5の個数を集合単位の個数よりも多くし
て、発生頻度の高い集合単位を決定手段7により検出し
て、この検出結果により当該発生頻度の高い集合単位に
対して複数の集合手段5を割り当てるようにしてもよ
い。
【0027】上記では、区分設定手段3は、重量に基づ
く4個の区分、すなわち4個の重量区分X1、X2、X
3及びX4を設定できるように、構成されているが、こ
れに代えて又はこれと共に、例えば大きさに基づく区
分、例えば大、中及び小の3区分X5、X6及びX7を
設定できるように構成してもよい。区分設定手段3が、
重量区分X1、X2、X3及びX4と、大きさ区分X
5、X6及びX7とを設定できるように構成されている
場合には、検出手段6として、重量計61に加えてテレ
ビカメラ等を搬送手段51に並設し、搬送手段51によ
る搬送中のピーマン2を撮像し、この映像からピーマン
2の大きさを検出するように構成すると共に、区分X
5、X6及びX7に基づいく集合単位をも設定できるよ
うに、集合単位設定手段4を構成するとよい。なお、決
定手段7によりピーマン2の大きさを検出する場合、決
定手段7の記憶装置に、ピーマン2の大、中及び小の大
きさに相当する数値を予め記憶し、この数値とピーマン
2の映像面積とを比較してピーマン2の大、中及び小を
決定するようにしてもよい。
【0028】区分設定手段3は、上記では一つの区分に
一つの物理的性状を設定できるようにしたが、これに代
えて又はこれと共に、例えば大きさが大であって、重量
が20g以上35g未満の物品を一つの区分として設定
できるようにしてもよく、また、集合単位設定手段4
も、一つの集合単位として5個の特定の物理的性状、例
えば赤色の物理的性状を有した物品を総重量が100g
以上135g未満として設定できるようにしてもよい。
【0029】なお、集合手段5の無端ベルト41の走行
速度に比較して搬送手段51の無端ベルト53の走行速
度が速いと、集合手段5の無端ベルト41の一区画分だ
けの走行中に、この無端ベルト41に、集合させるべき
であると決定された新たなピーマン2が到来する場合が
あり、このような場合に、一区画分だけの走行中の無端
ベルト41に、この新たなピーマン2を押し出すと、無
端ベルト41の新たな区画に新たなピーマン2を必ずし
も集合させることができない虞がある。これを回避する
ためには、無端ベルト53の走行を一旦停止し、集合手
段5の無端ベルト41が一区画分だけ走行されて停止さ
れた後、当該新たなピーマン2を新たな区画に押し出
し、その後、無端ベルト53を走行させるようにしても
よく、或いはこのようなピーマン2は集合させないこと
として、無端ベルト53の下流端から一旦排出して、こ
れらをまとめて、再度、無端ベルト53の上流端に設け
られた重量計61に供給するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、物品の物
理的性状に基づく複数の区分を容易に混合して選別する
ことができ、また、種々の販売形態、目的に対応して物
品を選別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の平面概略説明図で
ある。
【図2】図1の実施例の区分設定手段の説明図である。
【図3】図1の実施例の集合単位設定手段の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 鶏卵等の選別装置 3 区分設定手段 4 集合単位設定手段 5 集合手段 6 検出手段 7 決定手段 8 振り分け手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の物理的性状に基づく複数の区分を
    設定する区分設定手段と、少なくとも特定の区分によっ
    て規定されて、一包装として集合させる集合単位を複数
    設定する集合単位設定手段と、物品が集合単位毎に集合
    される複数の集合手段と、選別すべき物品の物理的性状
    を検出する検出手段と、この検出手段による検出結果と
    区分設定手段に設定された区分とに基づいて、物品の区
    分を決定すると共に、当該区分が決定された物品につい
    て、集合単位設定手段によって設定された集合単位に基
    づいて、集合させるべき集合手段を決定する決定手段
    と、この決定手段による決定結果に基づいて物品を該当
    の集合手段に振り分ける振り分け手段とを具備した鶏卵
    等の選別装置。
  2. 【請求項2】 区分設定手段は、重量、大きさ、色彩若
    しくは等級又はそれらの組合わせに基づく区分を設定で
    きるように構成されている請求項1に記載の鶏卵等の選
    別装置。
  3. 【請求項3】 集合手段は、その個数が集合単位設定手
    段によって設定可能な集合単位数よりも多く設けられて
    いる請求項1又は2に記載の鶏卵等の選別装置。
  4. 【請求項4】 振り分け手段は、選別すべき物品を搬送
    する搬送手段と、この搬送手段によって搬送される物品
    を、決定手段による決定結果に基づいて該当の集合手段
    に移行させる移行手段とを具備している請求項1から3
    のいずれか一項に記載の鶏卵等の選別装置。
  5. 【請求項5】 検出手段は、搬送手段による搬送中の物
    品の物理的性状を検出するように配置されている請求項
    4に記載の鶏卵等の選別装置。
  6. 【請求項6】 搬送手段は、互いに並置された複数の無
    端ベルトを有したベルトコンベア装置を具備している請
    求項4又は5に記載の鶏卵等の選別装置。
  7. 【請求項7】 決定手段は、検出手段による検出結果に
    基づいて各集合単位を集合させるべき集合手段を割り付
    けるように、構成されている請求項1から6のいずれか
    一項に記載の鶏卵等の選別装置。
  8. 【請求項8】 各集合単位は、固定的に予め決定された
    集合手段に集合されるようになっている請求項1から6
    のいずれか一項に記載の鶏卵等の選別装置。
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