JPH09172550A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH09172550A
JPH09172550A JP7349879A JP34987995A JPH09172550A JP H09172550 A JPH09172550 A JP H09172550A JP 7349879 A JP7349879 A JP 7349879A JP 34987995 A JP34987995 A JP 34987995A JP H09172550 A JPH09172550 A JP H09172550A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プレスキャンレス方式による原稿有彩/無彩
自動判定方式の採用を前提とし、白黒判定時、黒の濃度
が下がったり、作像されない部分が出てくることを防止
することができるカラー画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ADF200を各モードで使用すると
き、予め原稿を読み取れる位置でなるべく正規の位置に
近い場所にイメージスキャナ400のキャリッジ403
を移動させておき、原稿の給紙中に原稿が有彩か無彩か
を判別した後、キャリッジ403を正規の位置まで速や
かに戻し、その結果に応じて特定色のみのシーケンス動
作かフルカラーのシーケンス動作のいずれかを実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルカラー
複写機、カラーファクシミリなどのカラー画像形成装置
に係り、特にその動作制御及び画像信号処理技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルカラー複写機やカラー
ファクシミリなどにおいて、入力カラー信号によって入
力画像の有彩色領域と無彩色領域を判別し、さらにその
結果に基づいて入力画像全体が無彩色原稿か有彩色原稿
かを判定して、この判定結果で種々の処理内容を切り替
えることがなされている。また複数の原稿を連続してコ
ピーをとるために自動原稿送り装置(以下、ADF)と
いうものがある。
【0003】例えば、ある種のカラー複写機において
は、光学的走査をすることによって画像を入力するスキ
ャナを入力手段として備え、画像再生ユニットを1組だ
け備え、複数回コピープロセスを繰り返すことによって
フルカラー画像を得るようになっている。すなわち、シ
アン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブ
ラック(Bk)の4つ(またはC,M,Yの3つのみ)
のそれぞれの基本色に関するコピープロセスを順番に実
行し、それらの色を1枚の転写紙上に重ねて転写する。
また単色モード(シングルカラーモード)を実行する場
合は、1回のコピープロセスで1つの画像をコピーす
る。
【0004】従って、この種の複写機においては、フル
カラーモードと単色モードではコピー動作の所要時間が
大幅に変わるので、オペレータはカラーモードの切り替
えに注意する必要があり、原稿の種類に応じてカラーモ
ードを適宜切り換える操作を行わなければならない。
【0005】この種のモードの切り換えの煩わしさを解
消するために、特開昭63−107274号公報の技術
においては、原稿が特定色か否か(または特定色のみで
構成されている原稿であるか否か)を判定し、特定色の
みのシーケンス動作かフルカラーのシーケンス動作かを
切り換えるようにしている。ここで特定色を黒とした有
彩色/無彩色自動切り換え機能を搭載したカラー複写機
が既に発売されている。
【0006】ところで動作としては、プレスキャンによ
って原稿が有彩色か無彩色かを判定し、その後、フルカ
ラーモードで動作するか白黒モードで動作するかを決定
し制御するもの(プレスキャン方式)と、第1作像色を
黒とし、黒作像時に判定し以降の作像色のための動作を
続けるかこのまま転写排紙を行うかを決定し制御するも
の(プレスキャンレス方式)との2通りの方式がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合は、プレスキャンのためファーストコピータイムが
増加してしまい作業効率が悪くなってしまう。
【0008】また後者の場合は、作像時のモードが写真
モードであったり画像分離(画像の微細エリア内または
画素単位で線画部か絵柄部かを判定し、各種処理を切り
換える)モードの場合の絵柄部では、一般的にフルカラ
ー絵柄部の深みの再現性を良くするために下色除去(U
CR)量を制限しているため、白黒判定時、黒の濃度が
下がってしまったり、作像されない部分が出て来てしま
ったりするという不具合がある。すなわちプレスキャン
レス時は、原稿を読みながら黒の現像を行うためで、そ
の際、フルカラー時の黒の処理をしてしまうので濃度が
下がってしまう。
【0009】本発明は、このような背景に鑑みてなされ
たものであり、ファーストコピータイムを増加させない
プレスキャンレス方式による原稿有彩/無彩自動判定方
式(ACS;Auto Color Select)の
採用を前提とし、白黒判定時、黒の濃度が下がったり、
作像されない部分が出てくることを防止することができ
るカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のカラー
画像形成装置は、原稿画像を読み取る画像読み取り手段
と、この画像読み取り手段で生成された多色画像信号を
入力する入力手段と、多色入力画像が有彩色原稿である
か無彩原稿であるかを判別する判別手段と、出力をブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に分色して出
力するか、何れか一色のみで出力するかを選択する選択
手段と、この選択手段によって選択された出力モードで
画像を具現化して出力する出力手段と、自動原稿送り装
置とを備えたカラー画像形成装置において、自動原稿送
り装置より原稿給紙時、画像読み取り手段を予め原稿を
読み取れる位置まで移動し、給紙中の原稿を読み取り、
多色入力画像が有彩色原稿であるか無彩原稿であるかを
判別し、判別結果に応じてシングルカラー処理かフルカ
ラー処理の何れかを実行する制御手段を備えたことを特
徴とする。
【0011】請求項2に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記制御
手段は、自動原稿送り装置より画像読み取り手段へ原稿
の先端及び後端のタイミング信号及び主走査、副走査の
サイズを通知し、通知されたデータ及び転写紙サイズ及
び変倍率、モードにより多色入力画像が有彩色原稿であ
るか無彩原稿であるかを判別する領域及びタイミングを
決める制御を行うことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記制御
手段は、見開き原稿分割時は自動原稿送り装置より画像
読み取り手段へ原稿の先端及び後端のタイミング及び主
走査、副走査のサイズを1枚目と2枚目の原稿各々通知
し、通知されたデータ、転写紙サイズ及び変倍率により
多色入力画像が有彩色原稿であるか無彩原稿であるかを
判別する領域及びタイミングを決め、1枚目及び2枚目
の判別結果を記憶すると共に、各々の原稿コピー時、こ
の判別結果に応じて画像を具現化して出力する制御を行
うことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記制御
手段は、片面原稿2枚集約時は自動原稿送り装置より画
像読み取り手段へ1枚目の原稿の先端及び後端、2枚目
の原稿の先端及び後端を示すタイミング信号及び主走
査、副走査のサイズを通知し、2枚分の画像範囲デー
タ、転写紙サイズ及び変倍率により、多色入力画像が有
彩色原稿であるか無彩原稿であるかを判別する領域及び
タイミングを決める制御を行うことを特徴とするカラー
画像形成装置。
【0014】請求項5に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記制御
手段は、両面原稿分割及び両面原稿両面コピー時は、自
動原稿送り装置より画像読み取り手段へ原稿主走査、副
走査のサイズを通知し、原稿反転動作中に画像読み取り
手段を原稿の副走査分移動させて、原稿反転後、画像読
み取り手段の停止位置まで原稿を戻した時点で原稿の先
端及び後端のタイミングを通知し、通知されたデータ、
転写紙サイズ及び変倍率により、多色入力画像が有彩色
原稿であるか無彩原稿であるかを判別する制御を行うこ
とを特徴とするカラー画像形成装置。
【0015】請求項6に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記制御
手段は、多色入力画像が有彩色原稿であるか無彩原稿で
あるかを判別した後、正規の位置に画像読み取り手段を
戻し、コピー動作を行わせることを特徴とするカラー画
像形成装置。
【0016】このように、ADF使用時、各モードにお
いて、ADF原稿給紙中に原稿が有彩か無彩かを判別す
ることにより、ファーストコピーまでの時間を遅延する
ことなく、無彩時は白黒モードで、それ以外はフルカラ
ーモードで複写動作を行うことにより、白黒判定時の黒
の濃度が下がったり、作像されない部分が出てきてしま
ったりするという不具合を解決できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら説明する。図1は1ドラム方式のデ
ィジタルカラー複写機の構成図である。この複写機は、
レーザプリンタ100、ADF200、操作ボード30
0、イメージスキャナ400を備えている。
【0018】まず、レーザプリンタ100を説明する。
画像の再生は感光体ドラム1上で行われる。感光体ドラ
ム1の周囲には、帯電チャージャ5、書き込みユニット
3、現像ユニット4、転写ドラム2、クリーニングユニ
ット6などが備わっている。
【0019】感光体ドラム1の表面は、まず帯電チャー
ジャ5によって生じるコロナ電流によって一様に高電位
に帯電する。この面に書き込みユニット3の発するレー
ザ光が照射されると、その光の強度に応じて帯電電位が
変化する。すなわちレーザダイオードが発するレーザ光
の照射の有無に応じた電位分布が感光体ドラム1上に形
成される。
【0020】書き込みユニット3の、図示しないレーザ
ダイオードが発するレーザ光は、多面鏡3b、レンズ3
c、ミラー3d、及びレンズ3eを通って感光体ドラム
1の表面に照射される。多面鏡3bはモータ3aによっ
て高速で定速回転駆動される。
【0021】制御装置は、記録すべき画像に対応する画
素単位の2値信号(記録有/記録無)を、各々の画素位
置が多面鏡3bの回転位置と同期するようにレーザダイ
オードに印加する。つまり、画像の各走査位置で、その
画素の濃度(記録有/記録無)に応じてレーザ光がオン
/オフ制御される。
【0022】従って、感光体ドラム1上に形成される電
位分布は、原稿画像の濃淡に対応した静電潜像を構成す
る。この静電潜像は、書き込みユニット3よりも下流に
配置された現像ユニット4のトナーによって可視化され
る。この例では、現像ユニット4には、4組の現像器4
M,4C,4Y、及び4Bkが備わっており、それぞれ
の現像器には、M,C,Y、及びBkの互いに色の異な
るトナーが保持されている。
【0023】このプリンタの場合、4つの現像器の何れ
か1つが選択的に付勢されるので、静電潜像はM,C,
YまたはBk色のトナーで可視化される。
【0024】一方、カセット11に保持された転写紙
は、給紙コロ12によって繰り出され、レジストローラ
13を介して転写ドラム2の表面に送り込まれ、その表
面に重なった状態で、転写ドラム2の回転に伴って移動
する。そして感光体ドラム1の表面に近接した状態で、
転写チャージャ7の付勢によって感光体ドラム1上に形
成されたトナー像が転写紙の表面に転写される。
【0025】単色モードの場合には、トナー像の転写が
終了した転写紙は、分離チャージャ8及び分離爪の作用
を受けて転写ドラム2から分離され、定着器9で定着さ
れて排紙トレイ10に排紙される。フルカラーモードの
場合には、Bk,M,C及びYの4色を1枚の転写紙上
に重ねる必要がある。
【0026】その場合、まず感光体ドラム1上にBk色
のトナー像を形成してそれを転写紙に転写した後、転写
紙を転写ドラム2から分離することなく次に感光体ドラ
ム1上にM色のトナー像を形成し、そのトナー像を再び
転写紙に転写する。さらにC色及びY色についても感光
体ドラム1上へのトナー像の形成とそれの転写紙への転
写を行う。つまり、トナー像の形成と転写のプロセスを
4回繰り返すことによって、1つのカラー像が転写紙上
に形成される。全てのトナー像の転写が終了すると、転
写紙は転写ドラム2から分離され、定着器9でトナー像
を定着した後に排紙トレイ10に排出される。
【0027】ADF200は、イメージスキャナ400
の上方に配置してある。原稿台210上には多数の原稿
を積載した状態で保持することができる。給紙動作を行
う場合、呼出コロ212が最上部の原稿上面に当接し、
回転して当接した原稿を繰り出す。重送を避けるための
分離コロ213が設けてある。所定の位置まで繰り出さ
れた原稿は、プルアウトローラ217及び搬送ベルト2
16の駆動によってイメージスキャナ400のコンタク
トガラス401上をさらに搬送され、所定の読み取り位
置まで進んだとき、すなわち原稿の先端がコンタクトガ
ラス401の左端位置に達したときに停止する。読み取
りが終了すると搬送ベルト216が再び駆動されるので
コンタクトガラス401上の原稿は排紙され、次の原稿
が読み取り位置に送られる。
【0028】呼出コロ212の手前には原稿台210上
に原稿が有るか否かを検知するための光学センサ211
が備わっている。また分離コロ213とプルアウトロー
ラ217の間には原稿の先端及びサイズを検知するため
の光学センサ214が備わっている。光学センサ214
は、主走査方向(紙面に垂直な方向)の互いに異なる位
置に配置された複数のセンサで構成されており、それら
のセンサの検出状態の組み合わせによって主走査方向の
原稿サイズ、すなわち原稿幅を検知することができる。
【0029】また、図示しない駆動モータに、回転量に
応じたパルスを出力するパルス発生器が設けられてお
り、ADF200の制御装置は、前記パルス発生器のパ
ルス数及び光学センサ214を原稿が通過することによ
って副走査方向の原稿サイズ、すなわち原稿の長さ及び
原稿の移動量を検知することが可能となり、原稿サイズ
及び原稿の先端及び後端を示す信号を発生することを可
能とする。
【0030】なお、呼出コロ212及び分離コロ213
は給紙モータによって駆動され、プルアウトローラ21
7及び搬送ベルト216は搬送モータによって駆動され
る。プルアウトローラ217の下流に配置された光学セ
ンサ215はレジストセンサである。
【0031】イメージスキャナ400は、コンタクトガ
ラス401の下方に配置された画像読み取り部を図の左
右方向に機械的に駆動し、それを副走査する。照明用の
ランプ402から出た光は、コンタクトガラス401上
に載置される原稿の表面で、原稿画像の濃度に応じて反
射する。この反射光、すなわち検出された光像は、多数
のミラー及びレンズを通り、ダイクロイックプリズム4
10に入射する。ダイクロイックプリズム410は入射
光を波長に応じて、R,G,Bの3色に分光する。分光
された3つの光は、それぞれ互いに異なる一次元CCD
イメージセンサに入射する。従って、イメージスキャナ
400に備わった3つの一次元イメージセンサによって
原稿画像上の主走査方向1ラインのR,G,Bの各色成
分を同時に検出することができる。画像読み取り部の副
走査によって原稿の二次元画像を読み取ることができ
る。
【0032】図2は本発明の一実施の形態に係るディジ
タルカラー複写機のシステムブロック図である。この装
置全体の制御は、マイクロコンピュータなどで構成され
るシステムコントローラ20によって制御される。同期
制御回路31は、制御タイミングの基準となるクロック
パルスを発生し、また各制御ユニット間の信号の同期を
とるために各種の信号を入力し、各種の信号を出力す
る。この例では、走査タイミングの基になる主走査同期
信号はレーザプリンタ100の多面鏡の走査位置に同期
して現れる。
【0033】イメージスキャナ400は、読み取った
R,G,B各色の画像信号をA/D変換し、各々8ビッ
トのカラー画像情報として出力する。この画像情報は、
画像処理ユニット内で各種処理を受けた後でレーザプリ
ンタ100に出力される。
【0034】画像処理ユニットには、γ補正部21、補
色生成部22、UCR部23、セレクタ24,25、階
調処理部26、有彩無彩判定部27、及び画像分離部2
8、さらにはディレイメモリ29、外部I/F30の各
ユニットが備わっている。
【0035】補色生成部22では、R,G,Bのそれぞ
れの情報をマスキング方程式等を使ってC,M,Y各色
の情報に変換する。UCR部23では、C,M,Yの最
小値からBkを算出し、入力のY,M,C信号から黒成
分を除去する。UCR部23では、文字モード、写真モ
ードで異なる黒量を出力するようになっている。UCR
部23に関しては後にさらに詳しく述べる。
【0036】また、γ補正部21の出力は、色補正部
(補色生成部22)と同時に有彩無彩判定部27、及び
画像分離部28に送られる。有彩無彩判定部27では、
画素毎、または微小領域ブロック毎に入力画像が有彩で
あるか無彩であるかを判定する。また、画像分離部28
では、画素毎または微小領域ブロック毎に、線画である
か絵柄部であるかを判定する。判定信号は、UCR部2
3、階調処理部26に送られ、黒量の選択、ディザパタ
ーンの選択等に用いられる。
【0037】セレクタ24は、システムコントローラ2
0からの指示に応じて入力されるY,M,C,Bk何れ
か1つを選択的に出力し、階調処理部26に印加する。
階調処理部26は入力される8ビットの濃度情報にディ
ザ処理を行うようになっている。ディザ処理された画像
情報がレーザプリンタ100に印加される。
【0038】図3(a),(b)はフルカラーモード時
のUCRの説明図である。図3を参照しながら、通常の
フルカラーモード時のUCRを説明する。文字モードあ
るいは分離モード時、画像分離信号が文字の場合、R,
G,BからC,M,Yを非線形マトリックス演算により
算出し、C,M,Yの最小値をBkとする。さらにC,
M,YからBkを減算し、新たにC′,M′,Y′を
C,M,Y信号として出力する。
【0039】ここで、画素毎または微小領域ブロック毎
の有彩無彩判定信号が無彩と判定していたら、C,M,
Y信号を0にしてもよい。また、写真モードあるいは画
像分離モード時の画像分離信号が絵柄の場合、C,M,
Yの最小値そのものをBkとするのではなく、最小値の
70%から90%程度をBkとする。
【0040】この比率は、全ての最小値に対して一定で
なくてもよく、データが小さい場合は殆ど0%で、デー
タが大きくなるに従って比率を大きくしていく方式(ス
ケルトンブラック法)でもよい。何れにしても、このよ
うに黒量を100%としないのは、記録画像全域に渡っ
て黒成分が混入することになるので、C,M,Yと階調
の整合が取り難く、フルカラー画像の深みが無くなって
しまうという問題点があるためである。
【0041】しかし、100%にしても、この後の階調
処理のパラメータ等を制御することによって80%程度
の場合に比べ画質劣化を極力抑えられるようにできるの
も事実である。このようにして算出されたBkをC,
M,Yから減算し、新たなC,M,Yとするのは文字の
場合と同様である。ここで、UCR回路を単純化するた
めに、R,G,BからC,M,Yを求めるときに同時に
Bkを算出し、UCRでは単に減算するようにしてもよ
い。
【0042】さて、Bk,C,M,Y,R,G,Bなど
シングルカラーモードの場合は、予め色補正によって
R,G,B信号から全ての色成分を含む信号を算出して
おき(例えば、R:G:Bを3:6:1として)UCR
ではこの信号そのものを出力する。
【0043】システムコントローラ20では、シングル
カラーの選択がBk,C,M,Yの場合は何れかの作像
ユニットを選択し制御する。また、R,G,B等2回以
上の作像に必要な色が選択されていた場合はこの動作を
繰り返す。シングルカラーとして選択できる色がBk,
C,M,Yの値と同じ値で実現できない場合は、色補正
によってそれにあった値が算出されることは言うまでも
ない。シングルカラーモードの場合は、モードや画像分
離結果によらずに信号が算出される。
【0044】図4は有彩無彩判定部27のブロック図で
ある。この図に基づき有彩無彩判定の動作について述べ
る。イメージスキャナ400から出力された各画素毎の
R,G,B各8ビットのデータは、画像処理部のγ補正
部21によって色毎の階調バランスを揃えられ、差検出
部41で検出されたR,G,Bの差の最大値(d[i,
j]=ΔRGB)を最大値算出部42で算出する。次に
TH比較部43、カウンタ・TH比較IC44を用いて
d[i,j]が4ライン×4画素単位で定められたしき
い値TH1よりも小さい画素の数を数える。この数が1
6画素中しきい値TH2よりも多く存在したとき、この
ブロックを有彩ブロックと判定する(SG2=H)。
【0045】このブロック毎の判定信号により有彩ブロ
ック頻度と連続性を計数する2つのカウンタ45,46
の何れもカウントアップするようになっている。連続性
のカウンタ46は、ブロック判定結果がLになるとリセ
ットされるようになっている。2つのカウンタ45,4
6のうち何れかが予め設定された値となったとき、この
原稿は有彩であると判定する。有彩無彩判定はBk作像
時のみ動作させるか、あるいは判定結果をBk作像時の
み有効とする。
【0046】Bk作像時に有彩判定が出なかった場合
は、システムコントローラ20はそのまま転写排紙させ
るように制御する。ここで得られる画像は、シングルカ
ラー白黒モードの場合と全く同じものである。また、有
彩無彩判定部27は図に示すように、ラインカウンタ4
7、比較器48、レジスタ49を備えている。
【0047】図5は有彩無彩判定信号を利用した色補
正、UCR切り換え部のブロック図である。まず、色は
Bkシングルモードの色補正、UCRを設定する。ここ
で、Bk作像用のスキャン動作を行い、同時に有彩無彩
判定をスタートさせる。有彩判定が出た場合について述
べる。
【0048】有彩判定が出た場合、セレクタ50を介し
て直ちに有彩判定信号は色補正部(マスキング回路;補
色生成部22)及びUCR部23に送られ、色補正部、
UCR部23はフルカラー用に切り換えられる。BK作
像用のスキャンが終わると、次のフルカラー用処理のま
まで、C,M,Yの作像を行う。Bk作像中の判定結果
はBk作像終了までにシステムコントローラ20に送ら
れ、イメージスキャナ400、プリンタ100等がフル
カラー動作を取るように制御される。
【0049】ここで用いられるフルカラー用のUCR
は、なるべく高い値、望ましくは100%がよい。もし
低いUCR比率が用いられていると、C,M,Y作像時
に有彩判定が出るまで用いられていた充分な濃度を持っ
たBkシングルモード用に処理された画像の上にUCR
後のC,M,Yが載ってしまい、濃度が高くなってしま
うためである。
【0050】あるいは、次のような方式でもよい。Bk
作像中に有彩判定が出たアドレスを記憶しておき、この
後は通常の100%未満のUCR比率を用いてBkの作
像を行う。この後、C,M,Yに対しては、記憶してお
いたアドレスまでは100%UCRで変換を行い、この
アドレス以降は通常のUCR比率で変換を行うようにす
る。
【0051】この場合、全体の階調を保つため、UCR
の切り換えに従い階調処理のパラメータを連動して切り
換えてもよい。また、C,M,Y時の切り換えは、有彩
無彩判定部27から切り換え信号を出してもよいし、ア
ドレスをシステムコントローラ20に送っておき、ここ
から切り換え信号を出力してもよい。
【0052】さて、上記有彩無彩判定において、少なく
とも3ラインと3画素の遅延が存在することは明白であ
る。そこでγ補正部21と色変換部(補色生成部2
2)、あるいは色変換部とUCR部23の間にデータを
遅延させておくディレイメモリ29を配置し、3ライン
3画素以上遅延させるようにする。同期を取りやすくす
るためにライン単位で遅延量を決定してもよい。また、
リピート時(すなわち1対1の複写ではなく、同一原稿
で複数枚の画像を得ようとする場合)は1枚目のみ上述
したような動作をさせ、2枚目以降は1枚目の判定結果
によって決定されたモードに従い作像する。
【0053】さて、以上イメージスキャナ400から読
み取って直接プリンタ100に出力する場合について述
べてきたが、色変換ユニット以前に外部インタフェース
を持ちプリンタのみを用いる場合や、BK,C,M,Y
に変換した後、再び外部ユニットに出力する場合にも、
本発明は処理速度の低減に有効である。
【0054】次に、各ADFモード時のシーケンスにつ
いて図6を参照しながら説明する。請求項1,2記載の
発明と対応する動作において、ADF200に原稿セッ
ト後、コピーボタンを押すと原稿給紙と共にイメージス
キャナ400のキャリッジ403は、ホームポジション
センサ404から離れ、スケール405より少し右側の
位置に移動し、ランプを点灯し、画像読み取り状態にな
る。
【0055】一方、原稿給紙中にADF200は主走査
のサイズを通知する。またイメージスキャナ400は、
システムコントローラ20から送られたモードより、A
CSする範囲を決定する。例えば、転写紙A4で100
%で、ADF200よりA4のサイズが通知されたら、
ACSする範囲はA4となる。
【0056】次にADF200から送られる原稿先端を
示す信号が送られてきたら、原稿有彩/無彩判別を開始
し、A4サイズ終了後、判別を終了し、キャリッジ40
3を前記ホームポジションセンサ404の位置に戻し、
判別結果をシステムコントローラ20に通知し、その結
果によりシングルカラー処理かフルカラー処理を行う。
上記手順をまとめると、以下のようになる。
【0057】(1)ユーザが原稿をADF200にセッ
トしてモード確定後コピーボタンを押す(原稿はA4、
100%、転写紙A4、集約・分割等なし)。 (2)ADF200は原稿給紙開始と同時にキャリッジ
403をスケール405より少し右側に、ランプを点灯
させた状態で移動させる。 (3)ADF200は原稿の主走査、副走査のサイズを
通知する。これとモードにより判別範囲を決める。 (4)ADF200はキャリッジ403の位置に原稿が
来た時点でイメージスキャナ400に原稿先端通過信号
を送る。これにより判別を開始する。 (5)判別終了後、イメージスキャナ400は即座にキ
ャリッジ403をホームポジションまで戻す。 (6)ADF200は原稿通過後、原稿の後端を示す信
号をイメージスキャナ400に通知する。これで判別を
終了し、判別結果をシステムコントローラ20に通知し
て、その結果に応じてシングルカラーかフルカラーのシ
ーケンスを開始する。
【0058】同様に請求項3の発明に記載した見開き原
稿分割時においては、例えば、原稿A3で転写紙A4で
100%の場合は、A3の原稿のA4サイズ各々におい
て判別するようにする。つまり読み取るべき原稿の範囲
のみで判別することになる。
【0059】同様に請求項4の発明に記載した片面原稿
2枚集約時は、原稿2枚分のサイズで有彩か無彩か判断
する。つまり、A4原稿2枚で、転写紙A3で100%
のときは前記A4原稿2枚分で判別する。この際、1枚
目と2枚目には間があるので、それは原稿の先端及び後
端を示す信号により判断する。
【0060】請求項5の発明に記載した両面原稿分割及
び両面原稿両面コピー時は、一旦、ADF200の反転
部218(図6)にて反転させた後、原稿をスケール4
05の位置まで戻すので、原稿サイズ分、キャリッジ4
03を移動して原稿反転後、原稿を戻す際に原稿を読み
取って有彩か無彩かを判別する。つまり、反転動作中ま
でには原稿サイズが分かるので、そのサイズ分だけキャ
リッジ403を移動させておき、反転された原稿が通過
時に判別回路を動作させる。
【0061】
【発明の効果】請求項1ないし6記載の発明によれば、
プレスキャンレス方式による原稿有彩/無彩自動判定に
おいて、ADF使用時、ADFを用いた全てのモードに
応じてコピー開始前の原稿給紙中に有彩か無彩かの判別
を行うようにしたので、プレスキャン方式のようなファ
ーストコピーに至るまでの遅延を無くし、かつ、従来の
プレスキャンレス方式の欠点である白黒モード時の画質
の低下も回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】1ドラム方式のディジタルカラー複写機の構成
図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るディジタルカラー
複写機のシステムブロック図である。
【図3】フルカラーモード時のUCRの説明図である。
【図4】有彩無彩判定部のブロック図である。
【図5】有彩無彩判定信号を利用した色補正、UCR切
り換え部のブロック図である。
【図6】ADFモード実行時のイメージスキャナのキャ
リッジの位置を示す説明図である。
【符号の説明】
20 システムコントローラ(制御手段) 100 プリンタ 200 ADF 300 操作部 400 イメージスキャナ 403 キャリッジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る画像読み取り手段
    と、この画像読み取り手段で生成された多色画像信号を
    入力する入力手段と、多色入力画像が有彩色原稿である
    か無彩原稿であるかを判別する判別手段と、出力をブラ
    ック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に分色して出
    力するか、何れか一色のみで出力するかを選択する選択
    手段と、この選択手段によって選択された出力モードで
    画像を具現化して出力する出力手段と、自動原稿送り装
    置とを備えたカラー画像形成装置において、 自動原稿送り装置より原稿給紙時、画像読み取り手段を
    予め原稿を読み取れる位置まで移動し、給紙中の原稿を
    読み取り、多色入力画像が有彩色原稿であるか無彩原稿
    であるかを判別し、判別結果に応じてシングルカラー処
    理かフルカラー処理の何れかを実行する制御手段を備え
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、前記制御手段は、自動原稿送り装置より画像読み
    取り手段へ原稿の先端及び後端のタイミング信号及び主
    走査、副走査のサイズを通知し、通知されたデータ及び
    転写紙サイズ及び変倍率、モードにより多色入力画像が
    有彩色原稿であるか無彩原稿であるかを判別する領域及
    びタイミングを決める制御を行うことを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、前記制御手段は、見開き原稿分割時は自動原稿送
    り装置より画像読み取り手段へ原稿の先端及び後端のタ
    イミング及び主走査、副走査のサイズを1枚目と2枚目
    の原稿各々通知し、通知されたデータ、転写紙サイズ及
    び変倍率により多色入力画像が有彩色原稿であるか無彩
    原稿であるかを判別する領域及びタイミングを決め、1
    枚目及び2枚目の判別結果を記憶すると共に、各々の原
    稿コピー時、この判別結果に応じて画像を具現化して出
    力する制御を行うことを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、前記制御手段は、片面原稿2枚集約時は自動原稿
    送り装置より画像読み取り手段へ1枚目の原稿の先端及
    び後端、2枚目の原稿の先端及び後端を示すタイミング
    信号及び主走査、副走査のサイズを通知し、2枚分の画
    像範囲データ、転写紙サイズ及び変倍率により、多色入
    力画像が有彩色原稿であるか無彩原稿であるかを判別す
    る領域及びタイミングを決める制御を行うことを特徴と
    するカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、前記制御手段は、両面原稿分割及び両面原稿両面
    コピー時は、自動原稿送り装置より画像読み取り手段へ
    原稿主走査、副走査のサイズを通知し、原稿反転動作中
    に画像読み取り手段を原稿の副走査分移動させて、原稿
    反転後、画像読み取り手段の停止位置まで原稿を戻した
    時点で原稿の先端及び後端のタイミングを通知し、通知
    されたデータ、転写紙サイズ及び変倍率により、多色入
    力画像が有彩色原稿であるか無彩原稿であるかを判別す
    る制御を行うことを特徴とするカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のカラー画像形成装置にお
    いて、前記制御手段は、多色入力画像が有彩色原稿であ
    るか無彩原稿であるかを判別した後、正規の位置に画像
    読み取り手段を戻し、コピー動作を行わせることを特徴
    とするカラー画像形成装置。
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