JPH09171029A - 走査型探針測定方法およびその装置 - Google Patents

走査型探針測定方法およびその装置

Info

Publication number
JPH09171029A
JPH09171029A JP7348542A JP34854295A JPH09171029A JP H09171029 A JPH09171029 A JP H09171029A JP 7348542 A JP7348542 A JP 7348542A JP 34854295 A JP34854295 A JP 34854295A JP H09171029 A JPH09171029 A JP H09171029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
probe
measurement data
side wall
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7348542A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushi Hokari
一志 保苅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP7348542A priority Critical patent/JPH09171029A/ja
Publication of JPH09171029A publication Critical patent/JPH09171029A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査型探針顕微鏡(SPM)を用いて試料の
表面の幾何学的形状を測定する際、探針の先端角度θを
ゼロとした場合とほぼ同等の測定データが得られるよう
にする。 【解決手段】 試料11の表面形状が図2(A)に示す
ようになっているとする。そして、図2(A)に示すよ
うに探針14の左側壁14aを垂直とした状態で一走査
ラインを往動走査すると、図2(B)に示すラインプロ
フィルが得られる。次に、図2(C)に示すように探針
14の右側壁14bを垂直とした状態で同一走査ライン
を復動走査すると、図2(D)に示すラインプロフィル
が得られる。そして、両ラインプロフィルから図2(E)
に示すラインプロフィルを得ると、探針14の先端角度
θをゼロとした場合とほぼ同等の測定データを得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は走査型探針測定方
法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型探針測定技術は、走査型探針顕微
鏡(SPM:Scanning Prove Microscope)を用いて、試
料の表面の幾何学的形状を測定する技術である。SPM
には原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscop
e)や走査型トンネル顕微鏡(STM:Scanning Tunnel M
icroscope)等があるが、一例として、前者のAFMの動
作原理について図3を参照しながら説明する。
【0003】先端角度θの探針1の先端部を試料2の表
面3に接近(Z方向)させていくと、試料2の表面3近傍
には試料2の原子により原子間力の及んでいる領域4が
存在している関係から、探針1の先端部が原子間力によ
る斥力を受けて試料2の表面3からわずかに離れた位置
に保持される。そして、この状態つまり原子間力による
斥力が一定に維持されるように制御しながら、探針1を
X方向に走査させると、原子間力による斥力が試料2の
表面3の幾何学的形状を反映している関係から、探針1
の先端部が試料2の表面3の凹凸に沿ってZ方向に変位
しつつX方向に走査される。これにより、探針1の先端
部のX方向への走査位置とその走査位置におけるZ方向
への変位量を測定することができる。このようにして、
探針1をX方向に走査させるとともに各走査終了ごとに
順次試料2をY方向に移動させると、試料2の表面3の
幾何学的形状を3次元的に測定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような走査型探針測定方法では、例えば図3におい
て探針1を右方向に走査させる場合、図4(A)におい
て実線で示すように、試料2の表面3の凹部の左側の垂
直面3aにおいて、探針1の左側壁1aが領域4の垂直
面4aの上端部に接しながら下降し、一方、図4(A)
において一点鎖線で示すように、試料2の表面3の凹部
の右側の垂直面3bにおいて、探針1の右側壁1bが領
域4の垂直面4bの上端部に接しながら上昇することに
なる。このため、実際に得られる測定データのラインプ
ロフィルは図4(B)に示すようになり、試料2の表面
3の垂直面3a、3bに対応する部分において、探針1
の先端角度θの半分の傾きをもったラインプロフィルと
なり、測定データの信頼性が低いという問題があった。
この問題は探針1の先端角度θを鋭角にすればするほど
軽減されるが、探針1の先端角度θをゼロとすることは
不可能である。この発明の課題は、探針の先端角度θを
ゼロとした場合とほぼ同等の測定データを得ることがで
きるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
試料の表面の幾何学的形状を先端角度θの探針の走査に
より測定する走査型探針測定方法において、前記探針の
走査方向の一側壁を垂直とした状態で一走査ラインを往
動走査して得られた往動走査測定データと、前記探針の
走査方向の他側壁を垂直とした状態で同一走査ラインを
復動走査して得られた復動走査測定データとに基づい
て、一の測定データを得るようにしたものである。請求
項2記載の発明は、試料の表面の幾何学的形状を先端角
度θの探針の走査により測定する走査型探針測定方法に
おいて、前記探針の走査方向の一側壁を垂直とした状態
で一走査ラインを往動走査して得られた往動走査測定デ
ータのうちの所定部分の測定データを、前記探針の走査
方向の他側壁を垂直とした状態で同一走査ラインを復動
走査して得られた復動走査測定データのうちの対応する
測定データと置換して、一の測定データを得るようにし
たものである。請求項3記載の発明は、試料の表面の幾
何学的形状を先端角度θの探針の走査により測定する走
査型探針測定装置において、前記探針の姿勢を走査方向
の一側壁あるいは他側壁が垂直となるように制御する探
針姿勢制御手段と、前記試料の一走査ラインに対して前
記探針を往動走査および復動走査させる走査手段と、前
記探針の走査方向の一側壁を垂直とした状態で一走査ラ
インを往動走査して得られた往動走査測定データと、前
記探針の走査方向の他側壁を垂直とした状態で同一走査
ラインを復動走査して得られた復動走査測定データとを
記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記両測定デー
タを受け、前記往動走査測定データのうちの所定部分の
測定データを前記復動走査測定データのうちの対応する
測定データと置換して一の測定データを求める演算手段
とを具備したものである。
【0006】この発明によれば、先端角度θの探針の走
査方向の一側壁あるいは他側壁を垂直とすると、探針の
先端角度θをゼロとした場合に相当するので、往動走査
測定データのうちの真の測定データに対応する部分と復
動走査測定データのうちの真の測定データに対応する部
分とに基づいて一の測定データを得ると、探針の先端角
度θをゼロとした場合とほぼ同等の測定データを得るこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態にお
ける走査型探針測定装置の概略構成を示したものであ
る。この走査型探針測定装置は、試料11が載置される
XYZステージ12を備えている。XYZステージ12
は、XYZ位置決め系13によって駆動制御されるX方
向変調用ピエゾ(図示せず)、Y方向変調用ピエゾ(図
示せず)およびZ方向変調用ピエゾ12aの駆動によ
り、X方向、Y方向およびZ方向に移動されるようにな
っている。XYZステージ12の上方には、図2(A)
において実線で示すように、先端角度θの探針14が配
置されている。探針14は、探針姿勢制御系15の駆動
により、図2(A)において実線で示すように、左側壁
14aが垂直になる状態と、図2(C)において実線で
示すように、右側壁14bが垂直になる状態とのいずれ
かに姿勢制御されるようになっている。なお、少なくと
もXYZ位置決め系13、X方向変調用ピエゾおよびY
方向変調用ピエゾは、試料11のX方向の一走査ライン
に対して探針14を往動走査および復動走査させるとと
もに、各往復動走査終了ごとに順次試料11をY方向に
移動させる走査手段を構成している。
【0008】探針14のZ方向変位量は探針Z方向変位
量検出系16によって検出されるようになっている。探
針Z方向変位量検出系16は、探針14のZ方向変位量
に応じた検出信号をAFMフィードバック系17に送出
するようになっている。AFMフィードバック系17
は、探針Z方向変位量検出系16からの検出信号に応じ
たZ方向駆動制御信号をXYZ位置決め系13に送出す
るようになっている。XYZ位置決め系13は、AFM
フィードバック系17からのZ方向駆動制御信号に応じ
てXYZステージ12のZ方向変調用ピエゾ12aを駆
動制御するとともに、そのときのZ方向駆動制御信号を
A/D変換部18に送出する。A/D変換部18は、ア
ナログ信号であるZ方向駆動制御信号(電圧)をデジタル
信号であるZ方向位置データに変換し、スイッチ部19
の2つの出力端子19a、19bのいずれか一方を介し
て往動走査用記憶部20と復動走査用記憶部21のいず
れか一方に送出する。両記憶部20、21は制御部22
に接続されている。
【0009】制御部22は、この走査型探針測定装置の
全体の回路制御を行うためのものである。この制御部2
2には、両記憶部20、21のほかに、XYZ位置決め
系13、探針姿勢制御系15、探針Z方向変位量検出系
16、スイッチ部19、演算部23、表示部24等が接
続されている。このうち両記憶部20、21は、制御部
22から送出されるX方向位置データおよびY方向位置
データ、A/D変換部18からスイッチ部19の2つの
出力端子19a、19bのいずれか一方を介して送出さ
れるZ方向位置データを一時的に記憶するものである。
演算部23は、両記憶部20、21から呼び出したデー
タに基づいて所定の演算を行い、その演算データを制御
部22に送出するものである。
【0010】次に、この走査型探針測定装置で試料11
の表面の幾何学的形状を測定する場合について説明す
る。まず、探針姿勢制御系15の駆動により、図2
(A)において実線で示すように、探針14の左側壁1
4aが垂直になる状態とする。この場合、XYZステー
ジ12はX方向右側移動限位置に位置しているとする。
また、スイッチ部19の一方の出力端子19aを出力可
能状態とする。そして、制御部22からXYZ位置決め
系13にY1走査ライン用のX方向往動位置信号(X
11、X21……)が送出され、XYZステージ12が
試料11と共にX方向左側に移動する。この場合、探針
14は、試料11の表面の凹部と対向する状態になると
下降し、凸部と対向する状態になると上昇する。この変
化は探針Z方向変位量検出系16によって検出され、検
出信号がAFMフィードバック系17に送出される。A
FMフィードバック系17は、探針Z方向変位量検出系
16からの検出信号に応じたZ方向駆動制御信号をXY
Z位置決め系13に送出する。XYZ位置決め系13
は、AFMフィードバック系17からのZ方向駆動制御
信号に基づいて、XYZステージ12を試料11と共に
上昇または下降させる。これにより、原子間力による斥
力が一定に維持されるように制御されることになる。こ
の場合、XYZ位置決め系13は、各時点におけるXY
Zステージ12のZ方向変調用ピエゾ12aに送出して
いる駆動信号(電圧)と同電圧のZ方向駆動制御信号をA
/D変換部18に送出し、A/D変換部18でデジタル
信号に変換されたZ方向位置データ(Z1、Z2……)がス
イッチ部19の一方の出力端子19aを介して往動走査
用記憶部20に記憶される。したがって、往動走査用記
憶部20には、制御部22からのY1走査ライン用のX
方向位置データと共にそれに対応するZ方向位置データ
(X111、X212……)が記憶されることになる。
【0011】ところで、試料11の表面形状が図2
(A)に示すようになっているとする。なお、図2
(A)において符号31で示す点線は、試料11の原子
により原子間力が及んでいる領域を示す。さて、上述の
往動走査の場合、図2(A)において実線で示すよう
に、探針14の左側壁14aが垂直となっているので、
試料11の表面の凹部の左側の垂直面11aにおいて、
探針14の左側壁14aが領域31の垂直面31aに沿
って下降し、一方、図2(A)において一点鎖線で示す
ように、試料11の表面の凹部の右側の垂直面11bに
おいて、探針14の右側壁14bが領域31の垂直面3
1bの上端部に接しながら上昇することになる。このた
め、実際に得られる測定データのラインプロフィルは図
2(B)に示すようになり、試料11の表面の垂直面1
1aに対応する部分において、垂直面11aに対応する
ラインプロフィルとなるが、試料11の表面の垂直面1
1bに対応する部分において、この場合の探針14の右
側壁14bの傾斜角度に応じた傾きをもったラインプロ
フィルとなる。
【0012】次に、探針姿勢制御系15の駆動により、
図2(C)において実線で示すように、探針14の右側
壁14bが垂直になる状態とする。この場合、XYZス
テージ12はX方向左側移動限位置に位置している。ま
た、スイッチ部19の他方の出力端子19bを出力可能
状態とする。そして、制御部22からXYZ位置決め系
13にY1走査ライン用のX方向復動位置信号(Xn1
n-11……)が送出され、XYZステージ12が試料
11と共にX方向右側に移動する。すると、上述のX方
向往動走査の場合と同様にして、復動走査用記憶部21
には、制御部22からのY1走査ライン用のX方向位置
データと共にそれに対応するZ方向位置データ(Xn1
n、Xn-11n-1……)が記憶されることになる。こ
の場合、図2(C)において実線で示すように、探針1
4の右側壁14bが垂直となっているので、試料11の
表面の凹部の右側の垂直面11bにおいて、探針14の
右側壁14bが領域31の垂直面31bに沿って下降
し、一方、図2(C)において一点鎖線で示すように、
試料11の表面の凹部の左側の垂直面11aにおいて、
探針14の左側壁14aが領域31の垂直面31aの上
端部に接触しながら上昇することになる。このため、実
際に得られる測定データのラインプロフィルは図2
(D)に示すようになり、試料11の表面の垂直面11
bに対応する部分において、垂直面11bに対応するラ
インプロフィルとなるが、試料11の表面の垂直面11
aに対応する部分において、この場合の探針14の左側
壁14aの傾斜角度に応じた傾きをもったラインプロフ
ィルとなる。
【0013】次に、演算部23の動作について説明す
る。演算部23は、往動走査用記憶部20からZ方向位
置データ(X111、X212……)を呼び出し、また
復動走査用記憶部21からZ方向位置データ(Xn
1n、Xn-11n-1……)を呼び出し、所定の演算を行
う。この場合の演算は、往動走査用記憶部20から受け
た図2(B)に対応する測定データを基本とし、この測
定データのうちの予め設定した条件に基づく所定の測定
データを、つまり図2(B)において右方向に立ち上が
る部分に対応する測定データを、復動走査用記憶部21
から受けた図2(D)に対応する測定データのうちの対
応する測定データと置換する。したがって、この演算に
より得られた測定データのラインプロフィルは図2
(E)に示すようになり、試料11の表面の垂直面11
a、11bに対応する部分において、垂直面11a、1
1bに対応するラインプロフィルとなる。そして、この
演算により得られた測定データは制御部22にストアさ
れ、このストアされた測定データのラインプロフィルは
必要に応じて表示部24に表示されることになる。
【0014】このように、この走査型探針測定方法で
は、先端角度θの探針11の走査方向の左側壁14aあ
るいは右側壁14bを垂直とすると、探針11の先端角
度θをゼロとした場合に相当するので、往動走査測定デ
ータのうちの予め設定した条件に基づく不信な測定デー
タを復動走査測定データのうちの対応する真の測定デー
タと置換して一の測定データを得ると、探針11の先端
角度θをゼロとした場合とほぼ同等の測定データを得る
ことができ、測定データの信頼性を向上することができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、先端角度θの探針の走査方向の一側壁あるいは他側
壁を垂直とすると、探針の先端角度θをゼロとした場合
に相当するので、往動走査測定データのうちの真の測定
データに対応する部分と復動走査測定データのうちの真
の測定データに対応する部分とに基づいて一の測定デー
タを得ると、探針の先端角度θをゼロとした場合とほぼ
同等の測定データを得ることができ、測定データの信頼
性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における走査型探針測定
装置の概略構成図。
【図2】この一実施形態において、(A)は往動走査を説
明するために示す図、(B)は往動走査によって得られ
たラインプロフィルを示す図、(C)は復動走査を説明
するために示す図、(D)は復動走査によって得られた
ラインプロフィルを示す図、(E)は演算によって得られ
たラインプロフィルを示す図。
【図3】従来のAFMの動作原理を説明するために示す
図。
【図4】この従来例において、(A)は走査を説明するた
めに示す図、(B)は走査によって得られたラインプロ
フィルを示す図。
【符号の説明】 11 試料 12 XYZステージ 15 探針姿勢制御系 20 往動走査用記憶部 21 復動走査用記憶部 22 制御部 23 演算部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の表面の幾何学的形状を先端角度θ
    の探針の走査により測定する走査型探針測定方法におい
    て、前記探針の走査方向の一側壁を垂直とした状態で一
    走査ラインを往動走査して得られた往動走査測定データ
    と、前記探針の走査方向の他側壁を垂直とした状態で同
    一走査ラインを復動走査して得られた復動走査測定デー
    タとに基づいて、一の測定データを得ることを特徴とす
    る走査型探針測定方法。
  2. 【請求項2】 試料の表面の幾何学的形状を先端角度θ
    の探針の走査により測定する走査型探針測定方法におい
    て、前記探針の走査方向の一側壁を垂直とした状態で一
    走査ラインを往動走査して得られた往動走査測定データ
    のうちの所定部分の測定データを、前記探針の走査方向
    の他側壁を垂直とした状態で同一走査ラインを復動走査
    して得られた復動走査測定データのうちの対応する測定
    データと置換して、一の測定データを得ることを特徴と
    する走査型探針測定方法。
  3. 【請求項3】 試料の表面の幾何学的形状を先端角度θ
    の探針の走査により測定する走査型探針測定装置におい
    て、 前記探針の姿勢を走査方向の一側壁あるいは他側壁が垂
    直となるように制御する探針姿勢制御手段と、 前記試料の一走査ラインに対して前記探針を往動走査お
    よび復動走査させる走査手段と、 前記探針の走査方向の一側壁を垂直とした状態で一走査
    ラインを往動走査して得られた往動走査測定データと、
    前記探針の走査方向の他側壁を垂直とした状態で同一走
    査ラインを復動走査して得られた復動走査測定データと
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記両測定データを受け、前記往動走
    査測定データのうちの所定部分の測定データを前記復動
    走査測定データのうちの対応する測定データと置換して
    一の測定データを求める演算手段と、 を具備することを特徴とする走査型探針測定装置。
JP7348542A 1995-12-20 1995-12-20 走査型探針測定方法およびその装置 Pending JPH09171029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7348542A JPH09171029A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 走査型探針測定方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7348542A JPH09171029A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 走査型探針測定方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09171029A true JPH09171029A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18397716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7348542A Pending JPH09171029A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 走査型探針測定方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09171029A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234507A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走査型プローブ顕微鏡とその測定方法
JP2010044063A (ja) * 2008-07-21 2010-02-25 Park Systems Corp 傾斜試料ステージを備える走査型プローブ顕微鏡
JP2012132748A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Canon Inc 形状測定方法及び形状測定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234507A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走査型プローブ顕微鏡とその測定方法
WO2006098123A1 (ja) * 2005-02-23 2006-09-21 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 走査型プローブ顕微鏡とその測定方法
JP2010044063A (ja) * 2008-07-21 2010-02-25 Park Systems Corp 傾斜試料ステージを備える走査型プローブ顕微鏡
JP2012132748A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Canon Inc 形状測定方法及び形状測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4954704A (en) Method to increase the speed of a scanning probe microscope
US7039550B2 (en) Surface scan measuring instrument, surface scan measuring method, surface scan measuring program and recording medium
JP2837083B2 (ja) 形状を除く表面のパラメータを正確に測定し、または形状に関連した仕事を行うための方法および相互作用装置
US5902928A (en) Controlling engagement of a scanning microscope probe with a segmented piezoelectric actuator
US20090140142A1 (en) Scanning probe microscope and measuring method thereby
JP3515364B2 (ja) サンプル表面の形状的特徴を調べる装置、方法および記録媒体
JPH09171029A (ja) 走査型探針測定方法およびその装置
JPH04212001A (ja) 走査型トンネル顕微鏡
JPH07181036A (ja) 走査型探針測定システムおよびそれによる測定方法
JP2919997B2 (ja) 走査型トンネル顕微鏡の測定方法
JP3078354B2 (ja) 走査型トンネル顕微鏡の測定方法
JP2000275260A (ja) 走査型プローブ顕微鏡及びその測定方法
WO2006106949A1 (ja) 走査型プローブ顕微鏡、試料表面形状の計測方法、及びプローブ装置
KR102632891B1 (ko) 측정 장치에 의해 측정 대상의 표면의 특성을 측정하는 방법, 이 방법이 수행되기 위한 원자 현미경 및 이 방법이 수행되기 위해 저장 매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
JPH06180227A (ja) 走査型プローブ顕微鏡装置
JP3078352B2 (ja) 走査型トンネル顕微鏡の測定方法
JP3359181B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡及びそれによる像測定方法
JP3939130B2 (ja) 走査型プローブ顕微鏡及びそのスキャナ駆動方法
JPH0293304A (ja) 顕微鏡装置
JP2624008B2 (ja) 走査型トンネル顕微鏡
JPH11174066A (ja) 走査型プローブ顕微鏡
JPH09178760A (ja) 自走式走査型プローブ顕微鏡およびこれを含む複合装置
JPH04157302A (ja) 走査型トンネル顕微鏡
JPH10104246A (ja) 走査型プローブ顕微鏡の探針移動方法および移動機構
JP2023540080A (ja) 測定装置により測定対象の表面の特性を測定する方法、この方法が遂行されるための原子顕微鏡及びこの方法が遂行されるために格納媒体に格納されたコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720