JPH09170929A - ガイド装置 - Google Patents

ガイド装置

Info

Publication number
JPH09170929A
JPH09170929A JP34904095A JP34904095A JPH09170929A JP H09170929 A JPH09170929 A JP H09170929A JP 34904095 A JP34904095 A JP 34904095A JP 34904095 A JP34904095 A JP 34904095A JP H09170929 A JPH09170929 A JP H09170929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
guide
information
display
guide device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34904095A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiharu Hirono
千春 広野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34904095A priority Critical patent/JPH09170929A/ja
Publication of JPH09170929A publication Critical patent/JPH09170929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡略な操作によりユーザにとって必要と
されるガイド情報を引き出すことができるようにすると
共に、特にユーザが現地で移動しているような状況で周
囲の環境のガイド情報を得るのに使い勝手のよいガイド
装置を提供する。 【解決手段】 検出された現在位置及び方位に基づい
て、CD−ROMからデータの読み出しを行って、現在
地と現在ユーザが向いていると想定される方位に最も適
合する風景画像のメイン画面を表示パネルに表示させ
る。また、この表示パネル23はタッチパネルを備えて
おり、メイン画面上の特定位置をタッチ操作すると、タ
ッチ操作した部分に表示された対象に関連するガイド情
報(関連ガイド表示23a)を表示したり、関連ガイド
の音声を出力するようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば観光や街に
関する情報など、ユーザにとって何らかのガイド(案
内)となるような情報を提供するガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばパーソナルコンピュータ等
のアプリケーションとして、ある地域内の施設や各種店
舗等のついてのガイド情報をユーザに提供する、いわゆ
るタウンガイドといわれるものや、一般に観光地として
知られている地域について観光客に適当と思われる,史
跡、名所や飲食店などのガイド情報を提供するような観
光ガイド的なものが広く知られるようになってきてい
る。このようなガイド用アプリケーションの一般的な使
用形態としては、例えばパーソナルコンピュータのモニ
タ画面に表示された地図上において、ユーザが何らかの
情報を得たいと思っている場所を選択し、この場所にカ
ーソルを移動させた後にクリック等の操作を行うように
される。これによって、画面上にはユーザがクリックし
た場所に対応する情報が表示される等してユーザにガイ
ド情報を提供するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なガイド用アプリケーションを、例えばユーザがそのガ
イド用アプリケーションに紹介されている現地内で実際
に移動しているような環境で活用しようとした場合のこ
とを考えてみる。なお、このような環境では、例えばユ
ーザは可搬型のパーソナルコンピュータ等によりガイド
用アプリケーションを動作させるというような利用形態
を採ることになる。ところが、このような状況でユーザ
が自分の周囲の環境についてのガイド情報を得たいと思
った場合、逐一、モニタ画面の地図上から現在位置を探
し出して確認した後、この周囲の目的の位置にカーソル
を移動してクリックするという操作を行ってガイド情報
を呼び出すという段階を踏まねばならず、必ずしもユー
ザにとって使い勝手が良いとはいえない。
【0004】そこで、移動中のユーザに現在位置の情報
を提供することの出来る装置として、例えば、GPS
(グローバルポジショニングシステム:広域測位システ
ム)を使用して現在位置を緯度/経度情報として認識
し、この現在位置情報をCD−ROM等に記録された地
図データ上に対応させて表示するようにされた、いわゆ
るナビゲーションシステムが知られており、特に車載用
としてのいわゆるカー・ナビゲーションシステムが広く
用いられるようになってきている。ところが、このよう
なナビゲーションシステムは、基本的な機能としては地
図上に現在位置を対応させて表示するにとどまり、現在
位置及びその周囲に関連する各種ガイド的な情報を積極
的に提供するまでには至っていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
問題点を解決するため、より簡略な操作によりユーザに
とって必要とされるガイド情報を引き出すことができる
ようにすると共に、特にユーザが現地で移動しているよ
うな状況で周囲の環境のガイド情報を得るのに使い勝手
のよいガイド装置を提供することを目的とする。
【0006】このため、当該ガイド装置の現在位置を、
緯度/経度情報に基づいて検出する位置検出手段と、当
該ガイド装置の向けられた方位を検出するように設けら
れる方位検出手段と、表示手段と、少なくともガイド用
としての所要の情報内容のデータを供給することができ
るデータ供給手段と、位置検出手段及び方位検出手段に
より検出された情報に基づいてデータ供給手段から出力
させるガイド用の画像データを選択して表示手段に表示
させることのできるデータ再生出力手段とを備えてガイ
ド装置を構成することとした。そして、上記表示手段上
での表示内容に対するポインティング手段を備えて、デ
ータ再生出力手段は、ポインティング手段により示され
た表示内容に関連するデータをデータ供給手段より出力
させるように構成することとした。
【0007】そして上記構成によれば、例えば、検出さ
れたガイド装置本体の現在位置及び方位に対応する風景
画像のデータを自動的に記録媒体等(データ供給手段)
から読み出して表示出力することが可能とされる。ま
た、このようにして表示された風景画像上のある対象を
指定入力する操作のみによって、その対象に関連する情
報を画像や音声により出力することが可能とされる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明の実施の
形態としてのガイド装置の外観例を示す斜視図とされ
る。なお、この場合には各種ガイド情報を提供する手段
としてこれらガイド情報のデータが記録されたCD−R
OM及びCD−ROMを再生可能な再生装置が対応する
ものとされる。これらの図において、ガイド装置20は
本体部21に対して開閉可能に取り付けられる蓋部22
が設けられており、図1に示すように蓋部22の上面に
対して画像が表示される表示パネル23が設けられてい
る。この場合表示パネル23にはいわゆるポインティン
グデバイスとしてタッチパネルが組み合わされており、
例えばユーザが表示パネル23上に対して押圧操作を行
うことによって、その押圧操作された位置に対応する動
作が行われるようにされる。また、蓋部22の上面部に
は電源キー24が備えられている。
【0009】この場合、図2に示すようにCD−ROM
1を装填するディスク収納部25は本体部21に設けら
れており、このように蓋部22を開くことによってユー
ザが利用すべきCD−ROMを交換して装填することが
できるようにされている。
【0010】図3は、上記ガイド装置20の構成例を示
すブロック図とされ、CD−ROM1には、例えばある
地域のガイド情報等がデータとして画像及び音声データ
として記録されているものとされる。CD−ROM駆動
回路2は上記CD−ROM1を駆動してデータの読み出
しを行うものとされ、この読み出されたデータは、例え
ばCPU7の制御によってメモリ8に対して書き込みが
行われる。
【0011】地磁気センサ3は、例えばガイド装置20
の筺体内に設けられて地磁気を検出する素子とされる。
方位検出回路4では、地磁気センサ3より供給された地
磁気検出情報に基づいて所定の演算処理を行って現在の
ガイド装置20の方位を検出する。具体的にはガイド装
置20本体の位置状態として、例えば、ユーザがガイド
装置20本体を適正な状態で手に持ってこれを差し向け
ている方位が検出方位として識別されるように設定され
る。
【0012】GPSアンテナ5及びGPS受信回路6
は、いわゆるGPS(グローバルポジショニングシステ
ム:広域測位システム)による現在位置情報を得るため
の部位である。GPS受信回路6は、GPSアンテナ5
により受信された衛星からの受信波を入力して、少なく
とも緯度/経度に基づく現在位置情報を得ることが可能
とされる。この現在位置情報は例えばCPU7に入力さ
れて現在位置の識別に用いられることになる。
【0013】表示駆動回路9は、メモリ7に保持されて
いるCD−ROM1から読み出される画像データに基づ
いて表示装置10を駆動し、表示装置10において画像
表示を行わせる。なお、本実施の形態に採用される表示
装置10としては、可搬型の本体に備えて好適とされれ
ば特に限定されるものではなく、例えば液晶パネル等を
はじめとして各種候補が考えられるものである。
【0014】また、本実施の形態では表示装置10のパ
ネル面上に対して入力装置としてのタッチパネル12が
設けられる。このタッチパネル12に対して操作が行わ
れると、タッチパネル検出回路11ではタッチパネル1
2からの出力に基づいてタッチパネル12の領域内にお
けるポインティング位置の座標データを得るようにされ
ており、この座標データをCPU7に伝送するようにさ
れている。CPU7では上記座標データを操作情報とし
て扱い、この操作情報に応じて所要の処理動作を実行す
るようにされるが、その具体例については後述する。
【0015】オーディオ再生回路13は、入力された音
声データについて所要の処理を施して音声信号をスピー
カ14、及び音声出力端子15を介して接続されたイヤ
フォン16に出力するものとされ、例えば、CD−RO
M1から読み出された音声データがメモリ8から供給さ
れれば、この音声データが音声出力されることになる。
【0016】次に、このようにして構成される本実施の
形態のガイド装置20の使用形態の一例について説明す
る。本実施の形態のガイド装置に対応するガイド用のC
D−ROM1には、ある都市や観光地内において特定の
地点ごとに撮影された周囲の風景画像のデータと、これ
ら風景画像に写し出されている、建築物や施設、店舗な
どについてのガイドとなる情報が画像や音声データとし
て記録されている。
【0017】上記した周囲の風景画像のデータは、例え
ば図4に示すように、地図上で特定した位置を基準位置
Pとして、この基準位置Pの周囲を4等分に分割するよ
うにして撮影範囲A1、A2、A3、A4を設定して実
際にこれに対応して撮影若しくは描画された風景画像を
用いるようにされる。また、ある基準位置Pの周囲に提
供すべき情報が多いとされるような場合には、基準位置
Pの周囲を8等分して撮影範囲B1、B2、B3、B
4、B5、B6、B7、B8を設定して同様に各撮影範
囲に対応する風景画像を用いるようにされる。 そし
て、上記基準位置Pをその地域内においてポイントとな
る個所に多数設定し、こうして設定された基準位置Pご
とに上述のように撮影範囲ごとの風景画像を得るように
される。なお、この基準位置Pの設定は任意であり、例
えば繁華街であったり周囲に遺跡等が多くあるような、
主要なポイントであるとされる場合には比較的短距離間
隔に設定し、逆に提供すべき情報が少ないような地域範
囲内では少なめに設定したりすることで、CD−ROM
の記録容量を節約するようなことも可能とされる。
【0018】図5は、本実施の形態のガイド装置の具体
的使用形態及び、これに伴う動作を概略的に示す説明図
とされる。この場合、ユーザはある観光地におり、携帯
している本実施の形態のガイド装置20には少なくとも
当該観光地のガイド情報が記録されているCD−ROM
が装填されているものと想定する。ここで、ユーザーは
図5に示されている史跡の風景が見える方向に向いた状
態で、ガイド装置20の本体を手に持って史跡の見える
方向に差し向けるようにする。すると、ガイド装置20
では内蔵の地磁気センサ3、方位検出回路4とGPSア
ンテナ5、GPS受信回路6により得られた現在位置及
び方位の情報に基づいて、現在位置に最も近い基準位置
Pにおいて現在ガイド装置20が差し向けられている方
位に適合するとされる撮影範囲の画像データをCD−R
OM1より再生して表示パネル23に表示する。つまり
この場合には、図5の表示パネル23内に示すように、
ユーザが実際に見ている風景とほぼ一致する画像が表示
されることになる。なお、本実施の形態ではこのように
して表示される現在位置、方位に適合する風景画像がメ
インの表示画像となるため、以降は、この風景画像につ
いては「メイン画面」ということにする。
【0019】そして、このようにメイン画面が表示され
た状態で、例えばユーザが図5に示すメイン画面内の建
築物Ct1の部分を図のように指で触れる、つまりタッ
チパネル12に対して入力操作を行ったとする。する
と、ガイド装置20ではCD−ROM1に記録されてい
るこの建築物Ct1に関連するガイド情報を、例えば表
示パネル23上に関連ガイド表示23aとして表示す
る。あるいは、この建築物Ct1に関連する解説などの
ガイド情報として、CD−ROM1に音声データが用意
されていれば、この音声データが関連ガイド音声として
再生出力され、ガイド装置20に接続されているイヤフ
ォン16や、ここでは図示しないスピーカ14などによ
り聴くことができる。なお、関連ガイド表示23aと関
連ガイド音声が共に出力される場合も当然考えられる。
【0020】そして上記の状態から、タッチパネル操作
として、例えばユーザが表示パネル23上において関連
ガイド情報出力解除のために設けられた領域(例えば実
際には画面上にその位置が指定表示されている)を指で
触れると、これまでの関連ガイド表示23a及び関連ガ
イド音声の出力が停止され、現在の位置及び方位に対応
するメイン画面の表示のみが行われている状態に戻る。
また、例えば上記メイン画面の状態から表示パネル23
上の左隣の建築物Ct2の部分をタッチ操作すれば、同
様にしてこの建築物Ct2の関連ガイド表示、関連ガイ
ド音声が得られることになる。なお、例えば図5の表示
パネル23に表示されたメイン画面上の空の部分など
の、関連ガイド情報を要求する対象が存在しないとされ
る領域に対してタッチパネル操作を行った場合には、そ
の操作は無効とされて、操作以前の動作状態が維持され
る。
【0021】ところで、先に説明したような従来のガイ
ド用のアプリケーションでは、先ずディスプレイに表示
される地図上から現在位置を把握して、それから所望の
地点をポインタで示してクリックするなどして、ガイド
情報を得るようにされていた。これに対して本実施の形
態のガイド装置20は、現在位置に対応するガイド情報
がCD−ROMに記録されているかぎり、ユーザの移動
や向き(ガイド装置20を差し向けている方位となる)
に対応して、現在位置及び方位に最も適合する周囲の風
景画像(メイン画面)が自動的に表示されるため、ユー
ザが地図上で現在位置を把握しておく必要がない。そし
て、この状態から表示パネル上に対してタッチ操作を行
うだけで、上述のようにしてユーザが望む場所の関連ガ
イド情報を得ることが可能となるため、特に携帯用とし
て実際に現地で活用するガイド装置としては非常に使い
勝手のよいものとなる。
【0022】図6は、図5により説明したような本実施
の形態のガイド装置の動作を実現するための、CPU7
の処理動作を示すフローチャートとされる。このルーチ
ンにおいては、先ずステップF101においてGPS受信回
路6より供給される情報に基づいて現在位置を識別する
ようにされ、次のステップF102において現在ガイド装置
20が向けられている方位を識別するようにされる。こ
の方位の識別は前述のように地磁気センサ3、方位検出
回路4により得られる方位情報に基づいて行われる。次
のステップF103においては、上記ステップF101及びF102
にて得られた現在位置及び現在方位情報に適合するメイ
ン画面が表示されるように制御を実行する。つまり、C
PU7はCD−ROM1より現在位置及び現在方位に最
も適合する撮影範囲の風景画像(メイン画面)データを
再生してメモリ8に供給する。そして、メモリ8に保持
されている上記メイン画面データに基づいて表示駆動回
路9が表示装置10を駆動するように制御を行う。これ
により表示装置10にメイン画面が表示される。
【0023】次のステップF104においては、タッチパネ
ル12に対して操作が行われたかどうかについて判別
し、ここで、操作が行われないと判別された場合には、
後述するフラグFLが立てられているか、つまり現在フ
ラグFLについて「FL=1」とされているかについて
判別を行い、ここでフラグFL1が立てられていなけれ
ば、もとのルーチンに戻るようにされる。つまり、メイ
ン画面のみが表示出力されている状態でタッチパネル1
2の操作が行われなければ、ステップF101〜F104→F111
の動作が繰り返され、メイン画面が継続して表示される
ことになる。
【0024】一方、ステップF104でタッチパネル12の
操作が行われたと判別された場合には、ステップF105に
進んでタッチエリアを識別する。即ちタッチパネル12
上で操作が行われた座標上の位置情報をタッチパネル検
出回路11から得て、この座標がタッチパネル12の領
域内においてどのような操作を要求するエリアに存在す
るかが識別される。
【0025】そして、上記ステップF105において、タッ
チエリアがある特定の対象の関連ガイド情報を要求する
エリアであると判別された場合には、ステップF106に進
んで、関連ガイド情報の出力動作に対応するフラグFL
を立ててFL=1として後にステップF107に進み、入力
されたタッチエリアに対応して出力すべき対象の関連ガ
イド情報のデータを選択して読み出す処理を実行する。
この場合、1つのメイン画面の階層下にある関連ガイド
情報のデータは、例えば、メイン画面データをCD−R
OM1から読み出す際に共に読み出されてメモリ8に書
き込まれるものとされる。従って、ステップF107におけ
るCPU7の処理としては、メモリ8に保持されている
現在のメイン画面に対応する各種関連ガイド情報のデー
タから、必要とされる関連ガイド情報のデータを選択し
て読み出すようにされる。
【0026】次のステップF108においては、上記ステッ
プF107において読み出された関連ガイド情報のデータに
基づいて、表示駆動回路9における表示駆動動作や、オ
ーディオ再生回路13による音声データの再生動作を制
御することによって、先に図5により説明したようにメ
イン画面上に対して関連ガイド表示23aが表示され、
また、関連ガイド音声が出力されることになる。
【0027】この後、CPU7はステップF104に戻って
タッチパネル12の操作の有無を判別するが、ここで、
タッチパネル12の操作が無ければステップF111に進ん
でフラグFLが立っているかどうかが判別される。この
ステップでフラグFLが立っていないと判別された場合
には前述のように元のルーチンに戻るが、フラグFLが
立っていると判別されると、ステップF108に戻るように
される。つまり、関連ガイド情報が出力されている状態
で、タッチパネル12が操作されない場合にはステップ
F108の処理が継続されることで、現在出力中の関連ガイ
ド情報が継続して出力されることになる。
【0028】また、例えば関連ガイド情報が出力されて
いる状態でタッチパネル12が操作された場合には、ス
テップF104からステップF105に進んでタッチエリアの識
別が行われる。そして、ここでタッチエリアがある特定
の関連ガイド情報に対応するエリアである場合には、ス
テップF106以降の処理が実行され、これにより、先に出
力されていた関連ガイド情報とは異なる対象に対応する
関連ガイド情報を出力することが可能となる。
【0029】また、タッチエリアが関連ガイド情報の解
除に対応するエリアであった場合には、ステップF109に
進んで現在出力中の関連ガイド情報があれば、その出力
を停止させ、ステップF110においてフラグFLをクリア
して元のルーチンに戻る。これにより、以降は再びタッ
チパネル12の操作が行われるまで、現在位置及び方位
に適合するメイン画面表示に自動的に切換えるための処
理が継続して実行されることになる。
【0030】なお、本実施の形態のガイド装置20の動
作や表示形態はこれまで説明してきたものに限定される
ものではなく他にも考えられる。例えば、関連ガイド情
報の解除操作などは、上記実施の形態にて説明した操作
手順によらず、関連ガイド情報が出力されている状態か
ら、タッチパネル12上の任意の位置を操作すれば、一
旦メイン画面に戻り、この状態から再びタッチパネル1
2の操作によって、ユーザが他に必要とする関連ガイド
情報を得るようにするという操作手順にすることも考え
られる。
【0031】また、上述してきたメイン画面及び関連ガ
イド表示に加え、例えば図7の表示パネル23に示すよ
うに、CD−ROM1に記録されている地図データによ
り現地周囲の地図を表示するモードに切換え可能とする
と共に、その地図上に現在位置を示す現在位置ポインタ
23bを表示させ、例えば表示されている目的地の部分
を触れるというタッチパネル12の操作によって、地図
上の目的地に対して目的地指示ポインタ23cを表示さ
せるという利用形態も考えられる。
【0032】更に、図1に示す回路構成では、記録媒体
としてCD−ROMが対応するようにされているが、例
えば他の光磁気ディスクや磁気ディスクなどを初めとす
る他のディスク状記録媒体やメモリカードなどの他のメ
ディアに対応可能な構成とされても当然構わない。
【0033】次に本発明の他の実施の形態としてのガイ
ド装置の回路構成を図8のブロック図に示す。なお、図
1と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。この図に示すガイド装置においては、図1に示した
CD−ROM駆動部2などの記録媒体の再生装置が搭載
される代わりに、ガイド用のデータ供給手段として、無
線データ通信回路2Aとアンテナ2Bが設けられる。従
って、本実施の形態のガイド装置は、例えば無線データ
通信システムの端末機器とされる。そして、無線により
例えば基地局などからガイド用の各種データが送信され
るようになっている。無線データ通信回路2Aでは、ア
ンテナ2Bにより受信される送信電波から、CPU7の
制御によって現在位置及び方位に基づいて必要とされる
ガイド用のデータを選択して抽出し、メモリ8に供給す
るようにされる。
【0034】本実施の形態のガイド装置の場合、先の実
施の形態と同様の操作によってメイン画面を表示させる
と共に、その階層下の関連ガイド情報を表示/音声出力
することも可能とされるが、基地局側が送信内容を逐次
変更することによって、常に最新の情報を得るようにす
ることができる。具体的には、例えば工事などで現地の
景観が変化したような場合でも、基地局側でメイン画面
の風景のデータ等について現状に対応するものを用意し
て送信するようにすれば、メイン画面と実際の景観が常
に一致するようになってユーザが戸惑うようなことは無
くなる また、関連ガイド情報等については、例えばタ
ウンガイド的なものであれば、店舗や百貨店などで現在
開催されている催しものや、バーゲンセール等の情報を
提供したり、映画館や劇場、ホールなどの現在の上映内
容、イベント等に関する情報や、美術館などの現在の展
示内容などを提供することが容易に可能となる。更に
は、現在地情報に加えて現在の時間情報などが与えられ
るようにすれば現在地の周辺の店舗や施設で実際に行わ
れているイベント等の情報を自動的に表示出力する等の
動作を行わせることも可能とされる。また、無線データ
通信回路2Aとして示される機能回路部は、例えば図1
にし示したCD−ROM駆動部等のディスク再生装置等
に比較してより小型に構成することが可能であるため、
具体的な外観は図示しないが、本実施の形態ではより小
型のガイド装置とすることも可能とされる。
【0035】なお本発明は、上記各実施の形態として説
明した構成に限定されるものではなく各種変更が可能と
され、例えば方位検出のためには例えばジャイロコンパ
スなどの磁気センサ以外の装置を用いることも考えら
れ、同様に現在位置検出についてもGPSシステム以外
のシステムを導入することが考えられる。また、回路構
成等の細部も実際の使用条件等に応じて適宜変更されて
構わない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のガイド装置
は、例えば検出された現在位置及び方位情報に最も適合
する周囲の風景画像を表示することが可能となると共
に、このようにして表示された風景画像上の対象物の位
置を指定入力することによって、更に詳しいガイド用の
情報を出力するようにされることから、非常に簡略な操
作によって現在必要な情報を得ることの出来る、使い勝
手の良いガイド装置が得られることになる。そして、本
発明は上述のように現地に関する情報が即座に得られる
ため、特にユーザが観光地や市街地で実際に移動してい
るような状況で利用する場合に特に有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのガイド装置の外観
例を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態のガイド装置の外観例を示す斜視
図である。
【図3】本実施の形態のガイド装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図4】メイン画面の撮影範囲の設定例を説明する説明
図である。
【図5】本実施の形態のガイド装置の使用形態及び動作
の概略を示す説明図である。
【図6】本実施の形態のガイド装置におけるCPUの処
理動作を示す説明図である。
【図7】本実施の形態のガイド装置の他の使用例をその
表示形態により示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態の回路構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 CD−ROM 2 CD−ROM駆動部 2A 無線データ通信回路 2B アンテナ 3 地磁気センサ 4 方位検出回路 5 GPSアンテナ 6 GPS受信回路 7 CPU 8 メモリ 10 表示装置 12 タッチパネル 13 オーディオ再生回路 16 イヤフォン 20 ガイド装置 23 表示パネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該ガイド装置の現在位置を、緯度/経
    度情報に基づいて検出する位置検出手段と、 当該ガイド装置の向けられた方位を検出するように設け
    られる方位検出手段と、 表示手段と、 少なくともガイド用としての所要の情報内容のデータを
    供給することができるデータ供給手段と、 上記位置検出手段及び方位検出手段により検出された情
    報に基づいて、上記データ供給手段から出力させるガイ
    ド用の画像データを選択して上記表示手段に表示させる
    ことのできるデータ再生出力手段と、 を備えていることを特徴とするガイド装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段上での表示内容に対するポ
    インティング手段を備え、 上記データ再生出力手段は、上記ポインティング手段に
    より示された表示内容に関連するデータを、上記データ
    供給手段より出力させることを特徴とする請求項1に記
    載のガイド装置。
JP34904095A 1995-12-21 1995-12-21 ガイド装置 Pending JPH09170929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34904095A JPH09170929A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 ガイド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34904095A JPH09170929A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 ガイド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09170929A true JPH09170929A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18401092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34904095A Pending JPH09170929A (ja) 1995-12-21 1995-12-21 ガイド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09170929A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002023128A1 (fr) * 2000-09-11 2002-03-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de guide de trajets
JP2002213973A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Sony Corp 画像取得装置、画像取得方法、画像取得のプログラム
JP2003061124A (ja) * 2001-08-15 2003-02-28 Sony Corp 携帯無線案内装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2004212131A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Werk Japan:Kk 携帯歩行ナビ装置
JP2006266902A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Werk Japan:Kk 環境音再生を伴うナビゲーション装置
US7180427B2 (en) 1998-09-30 2007-02-20 Sennheiser Electronics Gmbh Co. Kg Information system
JP2008009131A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Astroarts Inc 情報端末装置
JP2011149957A (ja) * 2011-04-22 2011-08-04 Sony Corp 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
JP2019071040A (ja) * 2017-02-02 2019-05-09 Diogenes合同会社 広告システム、広告システムプログラム及び広告システム方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180427B2 (en) 1998-09-30 2007-02-20 Sennheiser Electronics Gmbh Co. Kg Information system
WO2002023128A1 (fr) * 2000-09-11 2002-03-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Systeme de guide de trajets
JP2002213973A (ja) * 2001-01-18 2002-07-31 Sony Corp 画像取得装置、画像取得方法、画像取得のプログラム
JP2003061124A (ja) * 2001-08-15 2003-02-28 Sony Corp 携帯無線案内装置、方法、プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP2004212131A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Werk Japan:Kk 携帯歩行ナビ装置
JP2006266902A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Werk Japan:Kk 環境音再生を伴うナビゲーション装置
JP2008009131A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Astroarts Inc 情報端末装置
JP2011149957A (ja) * 2011-04-22 2011-08-04 Sony Corp 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
JP2019071040A (ja) * 2017-02-02 2019-05-09 Diogenes合同会社 広告システム、広告システムプログラム及び広告システム方法
WO2019150593A1 (ja) * 2017-02-02 2019-08-08 Diogenes合同会社 広告システム、広告システムプログラム及び広告システム方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3834848B2 (ja) 音情報提供装置、及び音情報選択方法
JP2600926B2 (ja) 移動体用ナビゲーション装置
US7956853B2 (en) Apparatus operating system
JP3920945B2 (ja) 表示装置、地図表示装置、表示方法、地図表示方法
JP5280780B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2001282824A (ja) メニュー表示システム
EP1081461A2 (en) Navigation apparatus with navigation data processor device and man-machine interface device
JP5280779B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPH09170929A (ja) ガイド装置
JP2009026177A (ja) 表示制御装置、表示制御方法および制御プログラム
JPH07286854A (ja) 電子地図装置
US8386162B2 (en) Electronic device and recording medium
JP2005062043A (ja) ナビゲーション装置
JP2006031398A (ja) ナビゲーションサーバ、携帯電話機、ナビゲーション装置およびナビゲーション方法
JP2003256129A (ja) 携帯端末装置及びその制御方法
JP2004077324A (ja) 車載機器システム、ナビゲーション装置、オーディオ装置及び携帯情報端末装置
JP4348731B2 (ja) ナビゲーション装置、その目的地設定方法及び記憶媒体
JP5224998B2 (ja) 情報処理装置
JP2002148058A (ja) ナビゲーション装置、地図の表示方法、記憶媒体
JP2006199115A (ja) 入力制御装置、入力画面表示方法
JP2008082868A (ja) ナビゲーション装置、その制御方法及びその制御プログラム
JPH11337354A (ja) 観光案内装置
JP3607195B2 (ja) ナビゲーション装置
JP2848342B2 (ja) 地図表示装置
JP3469660B2 (ja) 地図表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040511

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040722

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040902

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040922

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040928

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20041029

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912