JPH09170923A - 枕木測量装置 - Google Patents

枕木測量装置

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JPH09170923A
JPH09170923A JP33316595A JP33316595A JPH09170923A JP H09170923 A JPH09170923 A JP H09170923A JP 33316595 A JP33316595 A JP 33316595A JP 33316595 A JP33316595 A JP 33316595A JP H09170923 A JPH09170923 A JP H09170923A
Authority
JP
Japan
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sleeper
survey
surveying
detecting
distance
Prior art date
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Pending
Application number
JP33316595A
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English (en)
Inventor
Makoto Hirano
信 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 枕木の測量作業を安全かつ高効率、高精度に
行なうことができる枕木測量装置を提供する。 【解決手段】 移動台車8よりその走行方向に対して直
角方向に突出した走査アーム9と、走査アーム9に設置
され、当該設置位置から垂直下方に位置する物までの距
離を検出するレーザ変位センサ10と、レーザ変位セン
サ10が枕木2の長手方向の端面2aの近傍に差し掛か
ったときに検知信号を出力する枕木端面検出センサ11
と、枕木端面検出センサ11が出力する検知信号に基づ
いて作業者Bに測量を指示する測量指示部18とが備え
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輛が走行する軌
道を支持するために多数配列された枕木の測量装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、列車が走行する軌道の道床上に
は、軌道の間隔を一定に保たせると共に、軌道の受ける
車輛荷重を道床上に分散させる枕木が多数配設されてい
る。また、車輛の安全走行を確保するために、定期的に
軌道の保守点検が行なわれ、老朽化した枕木は新しい枕
木に取り替えられる。枕木の取り替え作業は、まず、老
朽化した枕木を選択し、軌道直下の枕木の厚さや枕木を
固定している横縫いボルトの位置などが作業者の手作業
により測量される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した枕
木の取り替え作業においては、次のような問題点がある
ことが本発明者により見い出された。すなわち、枕木の
測量作業は、列車が通過しない夜間に行なう必要があ
り、しかも作業者の手作業によって行なわれるため、測
量精度および作業性が低下する。特に、橋梁などでは、
足場が悪く、夜間の作業は苦渋で危険性を伴う。
【0004】本発明の目的は、前述した問題点に鑑み、
枕木の測量作業を安全かつ高効率、高精度に行なうこと
ができる枕木測量装置を提供することにある。本発明の
前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の
記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明の概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の枕木測量装置は、軌道上を走行する移動台車を
備え、前記軌道下に配設された枕木の測量を行なう枕木
測量装置において、前記移動台車より前記移動台車の走
行方向に対して直角方向に突出した走査アームと、前記
走査アームに設置され、当該設置位置から垂直下方に位
置する物までの距離を検出する第1の検出手段と、前記
第1の検出手段が前記枕木の長手方向端面の近傍に差し
掛かったときに検知信号を出力する第2の検出手段と、
前記第2の検出手段が出力する検知信号に基づいて作業
者に測量を指示する測量指示部とを具備したものであ
る。
【0006】従って、移動台車は軌道上を走行しなが
ら、第2の検出手段が枕木の長手方向端面を検出するこ
とにより、移動台車は枕木の測量可能位置に移動される
と共に、測量指示部により作業者に測量可能であること
が指示され、第1の検出手段により枕木の測量が行なわ
れる。これにより、枕木の測量が自動化される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の一実
施例に係る軌道上の枕木測量装置の平面図、図2は本発
明の一実施例に係る軌道上の枕木測量装置の正面図、図
3は本発明の一実施例に係る軌道上の枕木測量装置にお
ける走査アーム部の要部平面図、図4は本発明の一実施
例に係る枕木測量装置の枕木測量可能位置検出部のブロ
ック図、図5は本発明の一実施例に係る軌道上の枕木測
量装置における走査アーム部の要部側面図を示す。ま
た、実施例を説明するための全図において、同一の機能
を有するものは同一の符号を付け、その繰り返しの説明
は省略する。
【0008】図1において、1対の橋桁1,1上には、
略等間隔に多数の枕木2が架設されている。枕木2と橋
桁1とは、橋桁1上に固設されたL字形の受け座3と、
受け座3および枕木2に挿通された横縫いボルト(ナッ
トを含む)4とにより固定されている。また、枕木2上
には、橋桁1,1と平行になるように、1対の軌道5,
5が敷設され、軌道5と枕木2とは、タイプレート6に
より固定されている。
【0009】枕木測量装置7は、軌道5,5上を走行す
る移動台車8と、枕木2の長手方向の端面2aに対して
平行になるように、移動台車8の両側部に突設された走
査アーム9と、走査アーム9を往復動すると共に、橋桁
1および横縫いボルト4にレーザ光A(図2参照)を投
下し、橋桁1および横縫いボルト4からの反射光を感知
するレーザ変位センサ10とを備えている。
【0010】さらに、枕木測量装置7は、走査アーム9
に装着され、枕木2の端面2aを検出する枕木端面検出
センサ11(図3参照)と、移動台車8の一側部に装着
され、軌道5上を回転しながら、移動台車8と共に走行
し、そのときの回転数を測定する測長ローラ16と、枕
木端面検出センサ11および測長ローラ16の出力信号
から、橋桁1および横縫いボルト4の測量可能な移動台
車8の位置を演算する演算制御部17と、橋桁1および
横縫いボルト4の測量可能位置を表示し、作業者Bに測
量を指示する測量指示部18とを有する(図4参照)。
【0011】移動台車8は、その下部に走行用の車輪8
aを有し、後部に移動台車8を走行させるための手押し
操作棒8bが装着されている。走査アーム9の長手方向
には、ボールネジ12が具設されると共に、ボールネジ
12の上下側には、1対のガイド13,13が配設され
ている。レーザ変位センサ10には、ガイド13が挿通
され、レーザ変位センサ10とボールネジ12とは螺合
されている。走査アーム9の移動台車8側には、ボール
ネジ12を回動させるモータ14およびモータ14の回
転数を検出して、レーザ変位センサ10の移動距離を測
定する測長器15が配設されている(図5参照)。
【0012】次に、かかる構成の枕木測量装置7の動作
を説明する。まず、作業者Bは、手押し操作棒8bを押
して、移動台車8を軌道5上に走行させる。そして、枕
木端面検出センサ11により、枕木2の端面2aを検出
する。この場合、枕木端面検出センサ11の検出信号が
オフ(枕木検知せず)からオン(枕木検知)になったと
きは、図3(a)に示すように、手前側の枕木2を測量
する位置であると判断する。ところで、手前側の枕木2
では横縫いボルト4(ナット側)が突出しており、レー
ザ変位センサ10が横縫いボルト4(ナット側)上を走
査可能であるので、演算制御部17より測量指示部18
に制御信号を出力し、たとえばランプなどを点灯させ、
作業者Bに枕木測量装置7が測量可能位置にあり、測量
可能であることを知らせる。
【0013】また、枕木端面検出センサ11の検出信号
がオン(枕木検知)からオフ(枕木検知せず)になった
ときは、図3(b)に示すように、向かい側の枕木2を
測量する位置であると判断する。そして、レーザ変位セ
ンサ10が横縫いボルト4(ナット側)上を走査可能に
なるように、測長ローラ16からの出力信号を演算制御
部17に入力し、移動台車8が移動した距離が所定距離
になったときに、演算制御部17より測量指示部18に
制御信号を出力し、ランプを点灯させ、作業者Bに測量
可能であることを知らせる。
【0014】しかる後、モータ14によりボールネジ1
2を回転させ、レーザ変位センサ10を枕木2上に走査
させると同時に、レーザ変位センサ10はその直下の枕
木2、橋桁1や横縫いボルト4にレーザ光Aを投下する
と共に、枕木2、橋桁1および横縫いボルト4からの反
射光を感知し、レーザ変位センサ10から枕木2、橋桁
1および横縫いボルト4までの距離が検出される。さら
に、レーザ変位センサ10の移動距離が測長器15によ
り測定され、枕木2の厚さ、横縫いボルト4と軌道5と
の距離Lや橋桁1の幅寸法などが検出される。その後、
老朽化した枕木2の交換が行なわれる。
【0015】このように、本実施例では、移動台車8は
軌道5上を走行すると同時に、枕木端面検出センサ11
は枕木2の端面2aを検出し、測長ローラ16により移
動台車8の移動距離を測定することにより、移動台車8
は橋桁1および横縫いボルト4の測量可能位置に移動さ
れると共に、作業者Bはランプにより測量可能であるこ
とを知らされ、レーザ変位センサ10によって枕木2が
測量される。
【0016】すなわち、移動台車8の測量可能位置の設
定および枕木2の測量が自動化され、測量作業が容易か
つ迅速になるので、測量できる枕木2の本数が増大する
と共に、測量精度が高精度化され、苦渋で危険な作業を
軽減することができる。以上、本発明者によってなされ
た発明を、実施例に基づき具体的に説明したが、本発明
は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で、種々変更可能であることは、言うま
でもない。
【0017】本実施例では、測量指示部18にランプを
用いたが、注意を喚起するものであれば、これに限定さ
れず、ブザーなどを用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。本発明によれば、移動台車は軌道
上を走行しながら、第2の検出手段が枕木の長手方向端
面を検出し、枕木の測量可能位置を設定し、第1の検出
手段が枕木の測量を行なうので、枕木の測量が自動化さ
れ、移動台車の測量可能位置の設定および枕木の測量が
容易かつ迅速になる。よって、測量作業時間が短縮で
き、測定できる枕木の本数を増大することができる。ま
た、測量精度の高精度化および苦渋で危険な作業を軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である軌道上の枕木測量装置
の平面図である。
【図2】本発明の一実施例である軌道上の枕木測量装置
の正面図である。
【図3】(a)および(b)は本発明の一実施例である
軌道上の枕木測量装置における走査アーム部の要部平面
図である。
【図4】本発明の一実施例である枕木測量装置の枕木測
量可能位置検出部のブロック図である。
【図5】本発明の一実施例である軌道上の枕木測量装置
における走査アーム部の要部側面図である。
【符号の説明】
1 橋桁 2 枕木 2a 端面 3 受け座 4 横縫いボルト 5 軌道 6 タイプレート 7 枕木測量装置 8 移動台車 8a 車輪 8b 手押し操作棒 9 走査アーム 10 レーザ変位センサ 11 枕木端面検出センサ 12 ボールネジ 13 ガイド 14 モータ 15 測長器 16 測長ローラ 17 演算制御部 18 測量指示部 A レーザ光 B 作業者

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道上を走行する移動台車を備え、前記
    軌道下に配設された枕木の測量を行なう枕木測量装置に
    おいて、前記移動台車より前記移動台車の走行方向に対
    して直角方向に突出した走査アームと、前記走査アーム
    に設置され、当該設置位置から垂直下方に位置する物ま
    での距離を検出する第1の検出手段と、前記第1の検出
    手段が前記枕木の長手方向端面の近傍に差し掛かったと
    きに検知信号を出力する第2の検出手段と、前記第2の
    検出手段が出力する検知信号に基づいて作業者に測量を
    指示する測量指示部とを具備したことを特徴とする枕木
    測量装置。
JP33316595A 1995-12-21 1995-12-21 枕木測量装置 Pending JPH09170923A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016065845A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 株式会社アスコ 枕木加工用データ作成システム
CN109532941A (zh) * 2018-11-29 2019-03-29 山东北斗华宸导航技术股份有限公司 高铁无砟轨道路面信息的非接触式探测方法

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