JPH09170141A - 織機における緯糸測長貯留装置 - Google Patents

織機における緯糸測長貯留装置

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JPH09170141A
JPH09170141A JP33215195A JP33215195A JPH09170141A JP H09170141 A JPH09170141 A JP H09170141A JP 33215195 A JP33215195 A JP 33215195A JP 33215195 A JP33215195 A JP 33215195A JP H09170141 A JPH09170141 A JP H09170141A
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JP
Japan
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weft
surface forming
winding surface
displacement
support substrate
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JP33215195A
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Shingo Oda
信悟 織田
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡素な機構で巻付半径の調整を容易に行なえる
緯糸測長貯留装置を提供する。 【解決手段】支持基板15の前面の複数対のガイド片1
51,152間には糸巻付面形成体19の基部191が
スライド可能に嵌め込まれている。糸巻付面形成体19
の測長部192は糸巻付面の一部となる。支持基板15
の半径中心部には回転板20が止めねじ21によって締
め付け固定される。止めねじ21の締め付けを緩めれば
回転板20が止めねじ21を中心にして回動可能とな
る。各糸巻付面形成体19の基部191にはリンク22
の一端部が軸ピン23により連結されており、回転板2
0の周縁部にはリンク22の他端部が軸ピン24により
連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の糸巻付面形
成体により形成される略円形状の糸巻付面と緯糸係止体
との係脱作用により緯糸の測長貯留及び前記糸巻付面か
らの緯糸引き出しを制御する巻付方式の緯糸測長貯留装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】巻付方式の緯糸測長貯留装置では、織布
の織幅変更に応じて複数の糸巻付面形成体を略円形状の
糸巻付面の半径方向へ移動して糸巻付面の巻付半径の変
更が行われる。糸巻付面の巻付半径を変更する機構が特
開昭61−119748号公報、特開昭62−2896
50号公報、特開平4−240250号公報に開示され
ている。
【0003】特開昭61−119748号公報の装置で
は、円環状に配列された複数本のブラケットが糸巻付面
を形成しており、各ブラケットは基部円板上の螺旋溝か
らクランプ円板上のくぼみにかけて糸巻付面の半径方向
へ架けわたされている。基部円板を手回しすることによ
りブラケットの基端部が螺旋溝に沿って相対移動し、各
ブラケットが糸巻付面の半径方向へ移動する。
【0004】特開昭62−289650号公報の装置で
は、送りねじをモータで回転して円錐台形状のカムを前
後動させ、カムの前後動によって可動ドラム枠を半径方
向に変位させるようになっている。
【0005】特開平4−240250号公報の装置で
は、複数のコラムが糸巻付面を形成しており、各コラム
はディスク上の螺旋溝からディスクの支軸の前側のカバ
ー上の支持孔にかけて架けわたされている。ディスクに
は歯車が形成されており、この歯車にはスプロケットが
噛合している。スプロケットは制御部材を手回しするこ
とにより回動し、この回動に伴ってディスクが回動す
る。ディスクの回動により各コラムの基端部が螺旋溝に
沿って相対移動し、各コラムが糸巻付面の半径方向へ移
動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開昭61−1197
48号公報の装置では、巻付半径を変えるための基部円
板の回動操作は基部円板の周縁部を持って行わねばなら
ない。公転する供給管の周りに安全カバーを配した構成
の測長貯留装置では、基部円板の回動操作性は大層悪く
なる。
【0007】特開昭62−289650号公報の装置で
は、回転糸ガイドにつなる中空の回転軸の軸方向に長い
円錐台形状のカムを前記軸方向に動かす必要があり、測
長ドラム部が前記軸方向に長くなって全体が大型化す
る。
【0008】特開平4−240250号公報の装置で
は、ディスクを回動するための制御部材をディスクの支
軸の前側のカバーにあけられた孔から挿入し、この挿入
された制御部材を回動してディスクを回動する。このよ
うな回動操作では特開昭61−119748号公報の装
置のような操作性の問題は生じない。しかし、制御部材
の回動動作をディスクに伝えるための歯車機構が必要と
なり、機構が複雑になる。
【0009】本発明は、大型化及び機構の複雑化をもた
らすことなく巻付半径の調整を容易に行ない得る巻付方
式の緯糸測長貯留装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、環状に配列支持された複数の糸巻付面形成体
と、前記複数の糸巻付面形成体を半径方向へ位置変位可
能に支持する支持基板と、前記支持基板に対して相対回
動可能に支持された回動体と、前記糸巻付面形成体と前
記回動体との間で変位伝達を行なう変位伝達手段とを備
えた緯糸測長貯留装置を構成し、前記支持基板に対する
糸巻付面形成体の半径方向の変位を変位伝達手段を介し
て回動体の回動に変換すると共に、回動体の回動を変位
伝達手段を介して他の糸巻付面形成体の支持基板に対す
る半径方向の変位に変換するようにした。
【0011】請求項1の発明によれば、複数の糸巻付面
形成体のうちの1つを支持基板の半径方向へ移動操作す
ると、この糸巻付面形成体の移動が変位伝達手段を介し
て回動体の回動に変換される。回動体の回動は変位伝達
手段を介して他の糸巻付面形成体の半径方向の移動に変
換され、巻付半径が変更される。
【0012】請求項2の発明では、前記糸巻付面形成体
と前記回動体とに軸連結された変位伝達体を前記変位伝
達手段とした。支持基板の半径方向への糸巻付面形成体
の移動を回動体の回動に変換するための変位伝達体を軸
連結した構成は簡素である。
【0013】請求項3の発明では、前記変位伝達体の長
さを全て同じにした。変位伝達体の長さを全て同じにし
た構成は全ての糸巻付面形成体の変位量を同じにする上
で必要である。
【0014】請求項4の発明では、前記糸巻付面形成体
と前記回動体とを噛合連結する噛合連結手段を変位伝達
手段とした。請求項4の発明によれば、複数の糸巻付面
形成体のうちの1つを支持基板の半径方向へ移動操作す
ると、この糸巻付面形成体の移動が噛合連結手段を介し
て回動体の回動に変換される。回動体の回動は噛合連結
手段を介して他の糸巻付面形成体の半径方向の移動に変
換され、巻付半径が変更される。支持基板の半径方向へ
の糸巻付面形成体の移動を回動体の回動に変換するため
の噛合連結手段の構成は簡素である。
【0015】請求項5の発明では、支持基板と回動体と
のいずれか一方に周方向に沿って配列された位置決め凹
部と、他方に弾性力によって前記位置決め凹部に嵌まり
込む位置決め突起を有する位置決め機構とを備えた割り
出し手段を設けた。
【0016】請求項5の発明によれば、回動体の回動に
伴って位置決め突起が弾性力によって各位置決め凹部に
順次嵌まり込む。このような割り出し手段の存在は所望
の巻付半径の割り出しの上で有利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0018】図1に示す11はモータ内蔵部であり、モ
ータ内蔵部11内のモータ(図示略)の作動により回転
軸12が回転する。モータ内蔵部11は図示しない支持
ブラケット上に支持されている。回転軸12には糸巻付
管13が斜交して接続されている。図1に示すように回
転軸12内には基端から中間部にかけて糸通路121が
形成されており、糸巻付管13内の糸通路131が糸通
路121に接続している。モータ内蔵部11の前面には
非磁性体製のカバー14が止着されており、回転軸12
の先端部には非磁性体製の支持基板15がベアリング1
6を介して相対回転可能に支持されている。カバー14
と支持基板15との対向面には磁石17,18が対向し
て止着されている。磁石17,18は互いに吸引し合
い、この吸引力によって支持基板15がカバー14に対
して静止保持される。回転軸12に止着された糸巻付管
13はカバー14と支持基板15との間を周回する。
【0019】図2及び図3に示すように支持基板15の
前面には複数対のガイド片151,152(本実施の形
態では4対)が止着されており、各対のガイド片15
1,152間には糸巻付面形成体19の基部191がス
ライド可能に嵌め込まれている。各対のガイド片15
1,152は基部191を支持基板15の半径方向へ案
内する。この案内位置は支持基板15の半径中心を中心
とする90°の回転対称位置に設定されている。
【0020】糸巻付面形成体19は、基部191と、糸
巻付面の一部となる円弧面を備えた測長部192とから
なる。複数の測長部192の円弧面は略円形状の糸巻付
面を形成する。糸巻付管13は支持基板15の周囲を周
回し、糸通路121,131を通された緯糸Yが糸巻付
面に巻き付けられる。基部191はガイド片151,1
52に沿って支持基板15の半径方向、即ち糸巻付面の
半径方向へ移動可能である。
【0021】支持基板15の半径中心部には回動体とな
る回転板20が止めねじ21によって締め付け固定され
る。止めねじ21は支持基板15の半径中心に螺合され
ており、止めねじ21の締め付けによって止めねじ21
の頭部211が回転板20を支持基板15の前面に押接
する。止めねじ21の締め付けを緩めれば回転板20が
止めねじ21を中心にして回動可能となる。
【0022】各糸巻付面形成体19の基部191には変
位伝達体となるリンク22の一端部が軸ピン23により
連結されており、回転板20の周縁部にはリンク22の
他端部が軸ピン24により連結されている。軸ピン24
は回動体の半径中心を中心とする90°の回転対称位置
に配置されている。各リンク22の長さは全て同じであ
る。
【0023】1つの糸巻付面形成体19の近傍には電磁
ソレノイド25が配設されており、緯糸係止体251が
電磁ソレノイド25の励消磁により駆動される。緯糸係
止体251は糸巻付面形成体19上の孔193に出入り
し、糸巻付管13から繰り出される緯糸Yが緯糸係止体
251の係止作用によって糸巻付面上に巻付貯留され
る。緯糸係止体251が孔193から離脱すれば糸巻付
面上の巻付糸の引き出しが可能となる。電磁ソレノイド
25は、孔193を備えた糸巻付面形成体19の半径方
向への位置変更に応じて同じだけ半径方向へ位置変更で
きるようになっている。
【0024】織幅の変更に応じて例えば糸巻付面の半径
を増加変更する場合には、先ず電磁ソレノイド25を回
転板20から遠ざかる方向へ移動しておく。次いで、止
めねじ21を緩め、1つの糸巻付面形成体19を回転板
20から離間する方向へ必要量だけ移動する。この移動
がリンク22を介して回転板20に伝達し、回転板20
が止めねじ21を中心にして回動する。回転板20の回
動は他のリンク22を介して他の糸巻付面形成体19に
伝えられ、他のリンク22が最初の糸巻付面形成体19
の移動量と同じだけ回転板20から離れる。図3は図2
の状態から巻付半径を増大した状態を表す。
【0025】この実施の形態では支持基板15の前面に
目盛り153が刻設されている。1つの糸巻付面形成体
19の測長部192の円弧縁194が目盛り153と重
なるようになっており、円弧縁194が目盛り153を
指示する。目盛り153は糸巻付面の半径に対応して設
定されており、円弧縁194の指示位置を選択すること
によって所望の糸巻付面の半径が直ちに特定される。所
望の糸巻付面の半径が得られた後、止めねじ21を締め
付ければ回転板20が支持基板15に固定され、糸巻付
面の半径が固定される。
【0026】1つの糸巻付面形成体19の半径方向の移
動を軸連結されたリンク22及び回転板20によって他
のリンク22に伝達する構成は簡素である。しかも、リ
ンク22、回転板20の厚みは小さくでき、これらの機
構によって糸巻付面の内部が回転軸12の軸方向に長く
なることはない。従って、緯糸測長貯留装置が大型化す
ることはない。又、止めねじ21を緩めた状態で1つの
糸巻付面形成体19を半径方向へ移動するだけで糸巻付
面の半径を変更できるため、糸巻付面の半径変更の操作
性が大層良い。
【0027】又、本実施の形態では、回転板20を止め
ねじ21によって固定すれば、軸連結されたリンク22
が糸巻付面形成体19の基部191を支持基板15の前
面に押さえつける。そのため、リンク22が支持基板1
5の前面から離脱しないようにガイド片151,152
に離脱防止片を設ける必要がない。このような離脱防止
片があると、基部191をガイド片151,152間に
前側から嵌め込むことができなくなり、ガイド片15
1,152間への基部191の嵌め込み作業が面倒にな
る。しかし、本実施の形態では基部191を前側からガ
イド片151,152間へ簡単に嵌め込むことができ
る。
【0028】次に、図4の第2の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同一の符号が付
してある。この実施の形態では、回転板20の周縁に位
置決め凹部201が多数刻設されている。支持基板15
の前面には位置決め機構となるボールプランジャ26が
取り付けられている。ボールプランジャ26のボール2
61は弾性作用によって離脱不能に突出方向へ付勢され
ている。位置決め機構を構成する位置決め突起となるボ
ール261はこの付勢力によって多数の位置決め凹部2
01のいずれか1つに嵌まり込んでいる。回転板20が
回動すると、ボールプランジャ26のボール261が位
置決め凹部201と順次係脱してゆく。ボール261が
位置決め凹部201に嵌まり込むことによって回転板2
0のふらつきが抑制され、目盛り153に対する円弧縁
194の指示位置の特定操作が容易となる。
【0029】次に、図5の第3の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同一の符号が付
してある。この実施の形態では、電磁ソレノイド25に
対置する糸巻付面形成体27のみがねじ28により支持
基板15に締め付け固定されており、他の糸巻付面形成
体19は第1の実施の形態と同様に半径方向へ連動す
る。電磁ソレノイド25の位置を変更する必要がないた
め、第1の実施の形態に比べて巻付半径の変更作業が容
易となる。
【0030】次に、図6の第4の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同一の符号が付
してある。この実施の形態では、目盛り195が1つの
糸巻付面形成体19の基部191に刻設されており、ガ
イド片151の端縁154が目盛り195を指示する。
【0031】又、この実施の形態では基部191の基端
に最大半径規定突起196が形成されている。最大半径
規定突起196はガイド片151の端縁154に当接し
て巻付半径の最大半径を規定する。巻付半径が最大のと
きにリンク22が基部191に対して傾いていないとす
ると、糸巻付面形成体19を回転板20側に移動して巻
付半径を最大半径から減少する場合に、回転板20が円
滑に回動しない。本実施の形態では、この最大半径の状
態ではリンク22が基部191に対して傾いており、最
大半径から巻付半径を減少する場合に回転板20が円滑
に回動する。
【0032】次に、図7の第5の実施の形態を説明す
る。第1の実施の形態と同じ構成部には同一の符号が付
してある。この実施の形態では、糸巻付面形成体19の
基部197がガイド片155,156によって支持基板
15の前面から離間しないように保持されており、基部
197の側縁にはラック部198が形成されている。支
持基板15の前面にはピニオン29が支持されており、
ラック部198とピニオン29とが噛合している。各ピ
ニオン29には回動体となるタイミングベルト30が巻
き掛けられている。1つのピニオン29は止めねじ31
の回りに回動可能に支持されている。
【0033】止めねじ31を緩めれば全てのピニオン2
9が回動可能となる。この状態で1つの糸巻付面形成体
19を半径方向へ移動すると、この移動がラック部19
8及びピニオン29を介してタイミングベルト30に伝
えられ、タイミングベルト30が周回する。タイミング
ベルト30の周回は他のピニオン29及びラック部19
8を介して基部197に伝えられ、残りの糸巻付面形成
体19が最初の糸巻付面形成体19の移動量と同じだけ
半径方向へ移動する。
【0034】ラック部198、ピニオン29及びタイミ
ングベルト30からなる噛合連結手段の構成は簡素であ
り、巻付半径の変更作業も容易である。又、支持基板1
5の半径中心軸の軸線方向への前記噛合連結手段の専有
スペースも少なくて済み、装置全体の大型化も回避され
る。
【0035】次に、図8の第6の実施の形態を説明す
る。第5の実施の形態と同じ構成部には同一の符号が付
してある。この実施の形態では、糸巻付面形成体19の
基部199の側縁にはラック部198が形成されてい
る。支持基板15の前面の半径中心部にはピニオン32
が止めねじ33によって支持されており、ラック部19
8とピニオン32とが噛合している。ピニオン32は止
めねじ33の回りに回動可能に支持されている。
【0036】止めねじ33を緩めた状態で1つの糸巻付
面形成体19を半径方向へ移動すると、この移動がラッ
ク部198を介してピニオン32に伝えられ、ピニオン
32が回動する。回動体となるピニオン32の回動は他
のラック部198を介して基部199に伝えられ、残り
の糸巻付面形成体19が最初の糸巻付面形成体19の移
動量と同じだけ半径方向へ移動する。
【0037】ラック部198、ピニオン32からなる噛
合連結手段の構成は簡素であり、巻付半径の変更作業も
容易である。又、支持基板15の半径中心軸の軸線方向
への前記噛合連結手段の専有スペースも少なくて済み、
装置全体の大型化も回避される。
【0038】なお、第5の実施の形態におけるピニオン
29、第6の実施の形態におけるピニオン32あるいは
ラック部198にボ−ルプランジャ26のボール261
を係合するようにした実施の形態も可能である。
【0039】又、変位伝達手段としては摩擦によって変
位を伝達する摩擦連結による構成でもよい。前記した実
施の形態から把握できる請求項記載以外の発明について
以下にその効果と共に記載する。 (1)請求項1乃至請求項3において、糸巻付面形成体
の基部を一対のガイド片間に嵌め込んだ織機における緯
糸測長貯留装置。
【0040】一対のガイド片間に前記基部を嵌め込む作
業が容易となる。以下に、実施の形態の効果を記載す
る。 (1)支持基板と回動体とのいずれか一方に周方向に沿
って配列された位置決め凹部と、他方に弾性力によって
前記位置決め凹部に嵌まり込む位置決め突起を有する位
置決め機構とを備えた割り出し手段を設けた実施の形態
では、巻付半径の特定操作が容易となる。 (2)電磁ソレノイド25に対置する糸巻付面形成体2
7を位置変更しない実施の形態では、巻付半径の変更作
業が容易となる。 (3)糸巻付面形成体19の基部191の基端に最大半
径規定突起196を形成した実施の形態では、最大半径
から巻付半径を減少する場合に回転板20が円滑に回動
する。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、支持基板に対する
糸巻付面形成体の半径方向の変位を変位伝達手段を介し
て回動体の回動に変換すると共に、回動体の回動を変位
伝達手段を介して他の糸巻付面形成体の支持基板に対す
る半径方向の変位に変換するようにした発明では、装置
の大型化、機構の複雑化をもたらすことなく巻付半径の
調整を容易に行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態を示す側
断面図。
【図2】図1に対応する正面図。
【図3】図2の状態から巻付半径を増大した状態を示す
正面図。
【図4】第2の実施の形態を示す正面図。
【図5】第3の実施の形態を示す正面図。
【図6】第4の実施の形態を示す正面図。
【図7】第5の実施の形態を示す正面図。
【図8】第6の実施の形態を示す正面図。
【符号の説明】
15…支持基板、19,27…糸巻付面形成体、198
…噛合連結手段を構成するラック部、20…回動体とな
る回転板、201…位置決め凹部、22…変位伝達体と
なるリンク、23,24…軸ピン、26…割り出し手段
を構成する位置決め機構となるボールプランジャ、2
9,30…噛合連結手段を構成するピニオン、30…噛
合連結手段を構成するタイミングベルト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の糸巻付面形成体により形成される糸
    巻付面と緯糸係止体との係脱作用により緯糸の測長貯留
    及び前記糸巻付面からの緯糸引き出しを制御する緯糸測
    長貯留装置において、 環状に配列支持された複数の糸巻付面形成体と、 前記複数の糸巻付面形成体を半径方向へ位置変位可能に
    支持する支持基板と、 前記支持基板に対して相対回動可能に支持された回動体
    と、 前記糸巻付面形成体と前記回動体との間で変位伝達を行
    なう変位伝達手段とを備え、 前記支持基板に対する糸巻付面形成体の半径方向の変位
    を変位伝達手段を介して回動体の回動に変換すると共
    に、回動体の回動を変位伝達手段を介して他の糸巻付面
    形成体の支持基板に対する半径方向の変位に変換するよ
    うにした織機における緯糸測長貯留装置。
  2. 【請求項2】前記変位伝達手段は、前記糸巻付面形成体
    と前記回動体とに軸連結された変位伝達体である請求項
    1に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
  3. 【請求項3】前記変位伝達体の長さは全て同じである請
    求項2に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
  4. 【請求項4】前記変位伝達手段は、前記糸巻付面形成体
    と前記回動体とを噛合連結する噛合連結手段である請求
    項1に記載の織機における緯糸測長貯留装置。
  5. 【請求項5】支持基板と回動体とのいずれか一方に周方
    向に沿って配列された位置決め凹部と、他方に弾性力に
    よって前記位置決め凹部に嵌まり込む位置決め突起を有
    する位置決め機構とを備えた割り出し手段を設けた請求
    項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の織機における
    緯糸測長貯留装置。
JP33215195A 1995-12-20 1995-12-20 織機における緯糸測長貯留装置 Withdrawn JPH09170141A (ja)

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