JP3520602B2 - ジェットルームにおける緯糸測長貯留装置 - Google Patents
ジェットルームにおける緯糸測長貯留装置Info
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Description
により形成される略円形状の糸巻付面と緯糸係止体との
係脱作用により緯糸の測長貯留及び前記糸巻付面からの
緯糸引き出しを制御する巻付方式の緯糸測長貯留装置に
関するものである。
の織幅変更に応じて複数の糸巻付面形成体を略円形状の
糸巻付面の半径方向へ移動して糸巻付面の巻付半径の変
更が行われる。糸巻付面の巻付半径を変更する機構が特
開昭61−119748号公報、特開平4−24025
0号公報に開示されている。
環状に配列された複数本のブラケットが糸巻付面を形成
しており、各ブラケットは基部円板上の螺旋溝からクラ
ンプ円板上のくぼみにかけて糸巻付面の半径方向へ架け
わたされている。基部円板を手回しすることによりブラ
ケットの基端部が螺旋溝に沿って相対移動し、各ブラケ
ットが糸巻付面の半径方向へ移動する。
のコラムが糸巻付面を形成しており、各コラムはディス
ク上の螺旋溝からディスクの支軸の前側のカバー上の支
持孔にかけて架けわたされている。ディスクには歯車が
形成されており、この歯車にはスプロケットが噛合して
いる。スプロケットは制御部材を手回しすることにより
回動し、この回動に伴ってディスクが回動する。ディス
クの回動により各コラムの基端部が螺旋溝に沿って相対
移動し、各コラムが糸巻付面の半径方向へ移動する。
48号公報の装置では、巻付半径を変えるための基部円
板の回動操作は基部円板の周縁部を持って行わねばなら
ない。公転する供給管の周りに安全カバーを配した構成
の測長貯留装置では、基部円板の回動操作性は大層悪く
なる。
は、ディスクを回動するための制御部材をディスクの支
軸の前側のカバーにあけられた孔から挿入し、この挿入
された制御部材を回動してディスクを回動するが、この
ような回動操作では特開昭61−119748号公報の
装置のような操作性の問題は生じない。しかし、制御部
材の回動動作をディスクに伝えるための歯車機構が必要
となり、機構が複雑になる。
く巻付半径の調整を容易に行ない得る巻付方式の緯糸測
長貯留装置を提供することを目的とする。
明では、環状に配列支持された複数の糸巻付面形成体
と、前記複数の糸巻付面形成体を半径方向へ位置変位可
能に支持する支持基板と、前記糸巻付面形成体に対応し
て位置決め用カム面を備えたカム体と、各糸巻付面形成
体に取り付けられ、前記カム面に係合する位置決め片
と、前記カム面と位置決め片との係合を保持する係合保
持手段と、前記複数の糸巻付面形成体の配列環の中心部
に配置され、前記支持基板に対して相対回転可能かつカ
ム体の中心部に止着された回動操作用のカム軸と、前記
カム軸に対して相対回転不能かつカム軸の軸線方向へ移
動可能にカム軸に取り付けられた指針と、前記カム軸に
対して相対回転可能かつカム軸の軸線方向へ移動可能に
前記支持基板に支持された目盛り板と、前記支持基板と
目盛り板との間に介在し、両者を離間する方向へ付勢す
る弾性体と、前記カム軸の先端部に螺着された締め付け
部材とを備え、前記各カム面の曲線形状を前記カム軸か
ら半径方向へ離れるにつれて周方向の一方方向へ向かう
曲線形状とし、前記指針がカム軸の回転位置に応じて前
記目盛り板上の目盛りを指示し、前記締め付け部材の螺
合位置を締め付け方向へ移動することにより目盛り板及
び指針が前記弾性体の弾性力に抗して支持基板側へ移動
して目盛り板が支持基板に圧接するようにした。
カム溝とし、前記カム面をカム溝の側壁面とした。請求
項3の発明では、カム軸と一体的に回動する部材又はカ
ム軸と、支持基板に対して回動しない部材又は支持基板
とのいずれか一方に周方向に沿って配列された位置決め
凹部と、他方に弾性力によって前記位置決め凹部に嵌ま
り込む位置決め突起を有する位置決め機構とを備えた割
り出し手段を設けた。
動し、位置決め片がカム面に沿って相対移動する。カム
面の曲線形状は前記カム軸から半径方向へ離れるにつれ
て周方向の一方方向へ向かう曲線形状であるため、取り
付け片はカム軸の半径方向、即ち糸巻付面の半径方向へ
移動し、糸巻付面形成体が糸巻付面の半径方向へ移動す
る。カム軸の回動操作は容易であり、カム体がカム軸に
止着されているため、余分な動力伝達機構も不要であ
る。また、カム軸の回動に伴って指針がカム軸の回転位
置に応じて前記目盛り板上の目盛りを指示する。この目
盛り指示により巻付半径の特定が簡単となる。また、締
め付け部材の螺合位置を緩め方向へ移動することにより
目盛り板が支持基板から離間し、カム軸が支持基板に対
して相対回動可能となる。この状態では巻付半径の変更
が行える。締め付け部材の螺合位置を締め付け方向へ移
動することにより目盛り板が支持基板に圧接し、カム軸
が支持基板に対して相対回動不能となる。この状態では
巻付半径が固定される。糸巻付面の半径を固定する手段
の一部に目盛り板を兼用した構成は、糸巻付面の半径を
変更するための機構の簡素化に寄与する。
る係合保持手段としてカム溝を用いた請求項2の構成は
簡素である。請求項3の発明では、カム軸の回動に伴っ
て位置決め突起が弾性力によって各位置決め凹部に順次
嵌まり込む。このような割り出し手段の存在は所望の巻
付半径の割り出しの上で有利である。
〜図6に基づいて説明する。図1に示す1はモータ内蔵
部であり、モータ内蔵部1内のモータ(図示略)の作動
により回転軸2が回転する。モータ内蔵部1は図示しな
い支持ブラケット上に支持されている。回転軸2には糸
巻付管3が斜交して接続されている。図1に示すように
回転軸2内には基端から中間部にかけて糸通路2-1が形
成されており、糸巻付管3内の糸通路3-1が糸通路2-1
に接続している。モータ内蔵部1の前面には非磁性体製
のカバー4が止着されており、回転軸2の先端部には非
磁性体製のフレーム5がベアリング6を介して相対回転
可能に支持されている。カバー4とフレーム5との対向
面には磁石7,8が対向して止着されている。磁石7,
8は互いに吸引し合い、この吸引力によってフレーム5
がカバー4に対して静止保持される。回転軸2に止着さ
れた糸巻付管3はカバー4とフレーム5との間を周回す
る。
れている。図1及び図4に示すように支持基板9は、筒
部9-1と、筒部9-1の前端に一体形成された複数の扇形
状のガイド片9-2(本実施例では4つ)とからなる。隣
合うガイド片9-2間は平行なガイド溝9-3となってい
る。フレーム5と支持基板9の筒部9-1とにはカム軸1
0がベアリング11,12を介して相対回転可能に支持
されている。
定して支持されている。カム軸10は円板形状のカム体
13の半径中心を貫通している。図3に示すようにカム
体13には複数のカム溝13-1(本実施例では4つ)が
形成されている。各カム溝13-1はカム軸10の軸線か
ら半径方向へ離れるにつれて周方向の一方方向へ移る螺
旋状の曲線形状にしてある。複数のカム溝13-1はカム
軸10を中心とした回転対称位置にかつ等角度間隔に配
置されている。カム体13の周縁には位置決め凹部13
-2が多数刻設されている。
決め機構となるボールプランジャ22が支持されてい
る。ボールプランジャ22のボール22-1は弾性作用に
よって離脱不能に突出方向へ付勢されている。位置決め
機構を構成する位置決め突起となるボール22-1はこの
付勢力によって多数の位置決め凹部13-2のいずれか1
つに嵌まり込んでいる。
糸巻付面形成体14(本実施例では4つ)が配置されて
いる。糸巻付面形成体14は、ガイド溝9-3間にスライ
ド可能に嵌まり込む基部14-1と、糸巻付面の一部とな
る円弧面を備えた測長部14-2とからなる。複数の測長
部14-2の円弧面は略円形状の糸巻付面を形成する。糸
巻付管3はフレーム5の周囲を周回し、糸通路2-1,3
-1を通された緯糸Yが糸巻付面に巻き付けられる。基部
14-1はガイド溝9-3に沿ってカム軸10の半径方向、
即ち糸巻付面の半径方向へ移動可能である。基部14-1
の前面には位置決め片となる位置決めローラ14-3が取
り付けられている。位置決めローラ14-3はカム溝13
-1に嵌まり込んでいる。糸巻付面形成体14と一体的に
糸巻付面の半径方向へ位置変位可能な位置決めローラ1
4-3はカム溝13-1内を相対移動可能である。
15が対向して配置されている。支持基板9の各ガイド
片9-2の前面には支持ピン16が立設されており、図2
に示すように目盛り板15は支持ピン16によってスラ
イド可能に支持されている。支持ピン16にはコイル状
の圧縮ばね17が巻き回されている。圧縮ばね17は目
盛り板15を支持基板9から離間する方向へ付勢する。
なお、圧縮ばね17の代わりにゴムのような弾性体を用
いることもできる。カム軸10は目盛り板15の中央部
の孔を通って目盛り板15の前方へ突出している。目盛
り板15の前面には目盛り15-1が付けられている。目
盛り板15の背面には複数のブレーキ部材15-2(本実
施例では4つ)が止着されている。各ブレーキ部材15
-2は各糸巻付面形成体14の基部14-1の前面に接合可
能である。
0の突出端部には指針を兼ねるつまみ18が支持されて
いる。つまみ10とカム軸10との間にはキー19が介
在されており、つまみ18はカム軸10に対してスライ
ド可能かつ回動不能となっている。つまみ18の周縁の
突起18-1は目盛り15-1を指示する指針となる。
螺着されている。押さえボルト20の螺合位置を締め付
け方向へ移動すれば、つまみ18及び目盛り板15が圧
縮ばね17のばね力に抗して支持基板9側へ移動し、図
1に示すようにブレーキ部材15-2が基部14-1に圧接
すると共に、測長部14-2がフレーム5の前面に圧接さ
れる。又、つまみ18と目盛り板15とが圧接する。こ
れらの圧接作用によりフレーム5、支持基板9、糸巻付
面形成体14、カム体13、目盛り板15、つまみ18
及びカム軸10が一体化する。
ソレノイド21が配設されており、緯糸係止体21-1が
電磁ソレノイド21の励消磁により駆動される。緯糸係
止体21-1は糸巻付面形成体14上の孔14-5に出入り
し、糸巻付管3から繰り出される緯糸Yが緯糸係止体2
1-1の係止作用によって糸巻付面上に巻付貯留される。
緯糸係止体21-1が孔14-5から離脱すれば糸巻付面上
の巻付糸の引き出しが可能となる。電磁ソレノイド21
は、孔14-5を備えた糸巻付面形成体14の半径方向へ
の位置変更に応じて同じだけ半径方向へ位置変更できる
ようになっている。
にあり、つまみ18の指針18-1が目盛り15-1の一番
右側を指示している。この状態では位置決めローラ14
-3がカム溝13-1内のカム軸10に最も近い所に位置
し、糸巻付面形成体14が形成する糸巻付面の半径は最
小半径となっている。
を増加変更する場合には、図6に示すようにまず押さえ
ボルト20の螺合位置を緩め方向へ移動するように押さ
えボルト20を回動操作する。この操作により目盛り板
15が圧縮ばね17のばね力によって支持ピン16に沿
って支持基板9から離間方向へ移動する。この離間移動
によりブレーキ部材15-2が基部14-1から離間し、糸
巻付面形成体14がガイド溝9-3に沿って糸巻付面の半
径方向へ移動可能となる。又、目盛り板15とつまみ1
8との間の圧接状態も解除され、つまみ18が目盛り板
15に対して相対回動可能となる。
動すれば、カム軸10が同方向へ回動する。この回動操
作によってカム体13がカム軸10と一体的に同方向へ
回動し、図5に示すようにカム溝13-1がカム軸10を
中心にして左回転方向へ位置を変える。位置決めローラ
14-3はカム溝13-1のカム面となる側壁面に係合し、
カム溝13-1そのものが前記カム面と位置決めローラ1
4-3との係合を保持する係合保持手段となる。カム溝1
3-1の位置変位により位置決めローラ14-3がカム軸1
0から離間する方向へ図3の位置から図5の位置へ移動
する。この移動により糸巻付面形成体14も一体的に移
動し、糸巻付面形成体14によって形成される糸巻付面
の半径が増加する。位置決め片としてローラを採用した
構成は糸巻付面形成片14の半径方向への移動の円滑化
に寄与する。目盛り15-1は糸巻付面の半径に対応して
設定されており、指針18-1の指示位置を選択すること
によって所望の糸巻付面の半径が直ちに特定される。
ャ22のボール22-1がカム体13の周縁に列設された
位置決め凹部13-2と順次係脱してゆく。ボール22-1
が位置決め凹部13-2に嵌まり込むことによってつまみ
18のふらつきが抑制され、目盛り15-1に対する指針
18-1の指示位置の特定操作が容易となる。目盛り15
-1に対する指針18-1の指示位置の特定が行われた後
は、位置決め凹部13-2に嵌まり込んでいるボール22
-1に作用する弾性力によって位置決め凹部13-2からの
ボール22-1の離脱が阻止される。従って、支持基板9
に対するカム体13の回動が防止され、押さえボルト2
0を回動操作する際にカム体13が連れ回りすることが
防止される。カム体13の連れ回りの阻止は糸巻付面の
半径の正確な特定の上で有効である。
み18を手で持って回動しないようにし、この状態で押
さえボルト20の螺合位置を締め付け方向へ移動するよ
うに回動操作する。つまみ18を手で持たない場合でも
ボール22-1と位置決め凹部13-2との係合がカム体1
3の連れ回りを防止する。この回動操作によりつまみ1
8及び目盛り板15がカム軸10に沿って支持基板9側
へ移動し、ブレーキ部材15-2が基部14-1に圧接す
る。ブレーキ部材15-2が基部14-1に圧接することに
より、フレーム5、支持基板9、糸巻付面形成体14、
カム体13、目盛り板15、つまみ18及びカム軸10
が一体化し、糸巻付面の半径が固定される。
を変える構成では、カム軸10の回転が直接カム体13
に伝わり、カム軸10とカム体13との間に動力伝達機
構が不要である。従って、カム体13を回動するための
機構が簡素である。又、押さえボルト20を緩めた状態
でつまみ18を回すだけで糸巻付面の半径を変更できる
ため、糸巻付面の半径変更の操作性が大層良い。
成体14をフレーム5あるいは支持基板9に対して固定
する必要がある。この固定は押さえボルト20を締め付
けてブレーキ部材15-2を糸巻付面形成体14の基部1
4-1に圧接することによって行われる。つまり、目盛り
板15が糸巻付面の半径を固定するための手段の一部を
構成している。糸巻付面の半径を容易に特定するための
目盛り板15を糸巻付面の半径を固定するための手段の
一部とする構成は機構の簡素化に寄与する。
例と同じ構成の部材には同一の符号が付してある。この
実施例では割り出し手段を構成するボールプランジャ2
2が目盛り板15に取り付けられており、つまみ18の
周面には位置決め凹部18-2が列設されている。つまみ
18を回動すると、ボールプランジャ22のボール22
-1が位置決め凹部18-2と順次係脱してゆく。ボール2
2-1が位置決め凹部18-2に嵌まり込むことによってつ
まみ18のふらつきが抑制され、目盛り15-1に対する
指針18-1の指示位置の特定操作が容易となる。
1つのみ用いられたが、カム体13の周囲あるいはつま
み18の周囲に複数のボールプランジャを配置してもよ
い。このようにすればつまみ18を回動操作する場合の
つまみ18のふらつき防止が確実となる。カム体13の
周囲に複数のボールプランジャを配置構成ではカム体1
3の連れ回り防止が一層確実となる。
取り付け、支持基板9側に位置決め凹部を設けた構成も
可能である。あるいはカム軸にボールプランジャを取り
付けたり、カム軸に位置決め凹部を形成した構成も可能
である。
例と同じ構成の部材には同一の符号が付してある。この
実施例では各糸巻付面形成体14の基部14-1の背面に
複数のガイドローラ14-4が取り付けられている。ガイ
ドローラ14-4はガイド溝9-3内を糸巻付面の半径方向
へ転動する。ガイドローラ14-4の採用は糸巻付面形成
体14を糸巻付面の半径方向へ円滑に変位させる上で有
効である。
面をカム面とするカム溝内に入り込んでいるが、溝形状
ではないカム面を備えたカム体のカム面に位置決めロー
ラをばね手段によって係合するようにした構成も可能で
ある。このような構成では前記ばね手段が前記カム面と
位置決め片との係合を保持する係合保持手段となる。
2の発明では、カム軸を回動操作してカム体を回動し、
カム体上のカム面と位置決め片との係合を介してカム体
の回動を糸巻付面形成体の半径方向への変位に変換する
ようにしたので、機構の複雑化をもたらすことなく巻付
半径の調整を容易に行ない得る。また、カム軸に指針を
取り付け、支持基板には目盛り板を支持し、前記指針が
カム軸の回転位置に応じて前記目盛り板上の目盛りを指
示するようにしたので、巻付半径の特定が簡単となる。
また、糸巻付面の半径を固定する手段の一部に目盛り板
を兼用したため、糸巻付面の半径を変更するための機構
の簡素化に寄与する。
動する部材又はカム軸と、支持基板に対して回動しない
部材又は支持基板との間に割り出し手段を設けたので、
所望の巻付半径の割り出しの上で有利となる。
図。
を示す縦断面図。
図。
カム体、13-1…カム溝、13-2,18-2…割り出し手
段を構成する位置決め凹部、14…糸巻付面形成体、1
4-3…位置決め片となる位置決めローラ、15…目盛り
板、15-1…目盛り、17…弾性体となる圧縮ばね、1
8…つまみ、18-1…指針、20…締め付け部材となる
押さえボルト、22…割り出し手段を構成する位置決め
機構となるボールプランジャ。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の糸巻付面形成体により形成される
糸巻付面と緯糸係止体との係脱作用により緯糸の測長貯
留及び前記糸巻付面からの緯糸引き出しを制御する緯糸
測長貯留装置において、 環状に配列支持された複数の糸巻付面形成体と、 前記複数の糸巻付面形成体を半径方向へ位置変位可能に
支持する支持基板と、 前記糸巻付面形成体に対応して位置決め用カム面を備え
たカム体と、 各糸巻付面形成体に取り付けられ、前記カム面に係合す
る位置決め片と、 前記カム面と位置決め片との係合を保持する係合保持手
段と、 前記複数の糸巻付面形成体の配列環の中心部に配置さ
れ、前記支持基板に対して相対回転可能かつカム体の中
心部に止着された回動操作用のカム軸と、 前記カム軸に対して相対回転不能かつカム軸の軸線方向
へ移動可能にカム軸に取り付けられた指針と、 前記カム軸に対して相対回転可能かつカム軸の軸線方向
へ移動可能に前記支持基板に支持された目盛り板と、 前記支持基板と目盛り板との間に介在し、両者を離間す
る方向へ付勢する弾性体と、 前記カム軸の先端部に螺着された締め付け部材とを備
え、 前記各カム面の曲線形状を前記カム軸から半径方向へ離
れるにつれて周方向の一方方向へ向かう曲線形状とし、 前記指針がカム軸の回転位置に応じて前記目盛り板上の
目盛りを指示し、 前記締め付け部材の螺合位置を締め付け方向へ移動する
ことにより目盛り板及び指針が前記弾性体の弾性力に抗
して支持基板側へ移動して目盛り板が支持基板に圧接す
るようにした ジェットルームにおける緯糸測長貯留装
置。 - 【請求項2】 前記係合保持手段はカム溝であり、前記
カム面はカム溝の側壁面である請求項1に記載のジェッ
トルームにおける緯糸測長貯留装置。 - 【請求項3】 カム軸と一体的に回動する部材又はカム
軸と、支持基板に対して回動しない部材又は支持基板と
のいずれか一方に周方向に沿って配列された位置決め凹
部と、他方に弾性力によって前記位置決め凹部に嵌まり
込む位置決め突起を有する位置決め機構とを備えた割り
出し手段を設けた請求項1及び請求項2のいずれか1項
に記載のジェットルームにおける緯糸測長貯留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10583695A JP3520602B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ジェットルームにおける緯糸測長貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10583695A JP3520602B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ジェットルームにおける緯糸測長貯留装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08296152A JPH08296152A (ja) | 1996-11-12 |
JP3520602B2 true JP3520602B2 (ja) | 2004-04-19 |
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JP10583695A Expired - Fee Related JP3520602B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | ジェットルームにおける緯糸測長貯留装置 |
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1995
- 1995-04-28 JP JP10583695A patent/JP3520602B2/ja not_active Expired - Fee Related
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