JPH09169272A - 電動式搬送車 - Google Patents

電動式搬送車

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JPH09169272A
JPH09169272A JP33211695A JP33211695A JPH09169272A JP H09169272 A JPH09169272 A JP H09169272A JP 33211695 A JP33211695 A JP 33211695A JP 33211695 A JP33211695 A JP 33211695A JP H09169272 A JPH09169272 A JP H09169272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheels
handle
driving
motors
drive wheels
Prior art date
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Pending
Application number
JP33211695A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Nashiro
▲均▼ 名城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAWA DENKI KK
Original Assignee
NAWA DENKI KK
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Publication date
Application filed by NAWA DENKI KK filed Critical NAWA DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回が省力的に行なえる電動式の搬送車を提
供する。 【解決手段】 車両本体2の下面中央部に各々モータ1
1、11で独立して駆動される左右一対の駆動車輪1
0、10を設置し、ハンドル9に設けた握り部12の回
転を電気的に変換し、両モータ11、11を制御して駆
動車輪10と10の回転速度を変えることにより、握り
部12の回した方向に搬送車1を旋回させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、重量物を搬送す
る電動式搬送車、更に詳しくは、ハンドルの握り部を回
転させるだけで、走行する搬送車を回転方向に旋回させ
ることができるようにしたハンドル操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】重量物を搬送するために用いられている
従来の電動式搬送車は、車両本体の前部両側を支持する
前輪と後部両側を支持する後輪を自在キャスター方式の
車輪とし、車両本体の下面中央部にモータで駆動される
両側一対の駆動車輪を上下に揺動自在となるよう設置
し、両駆動車輪にスプリングで常時接地する方向の弾性
を付勢した構造になっており、駆動車輪の駆動により走
行すると共に、前後輪の自在キャスター方式により、方
向の転換が可能となる。
【0003】ところで、上記した従来の電動式搬送車
は、両側駆動車輪をデフ機構を使って連結し、1台のD
Cモータで駆動する構造になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、両側の
駆動車輪を1台のモータで駆動すると、駆動車輪は直進
方向の推進力のみを生じることになり、このため、左旋
回又は右旋回時には、後部に設けたハンドルに旋回方向
への力を加え、人力によって方向転換を行なわなければ
ならず、重量物の搬送には大きな力が必要になり、特に
高齢の女性のように力の弱い人には搬送車の扱いが重労
働になる。
【0005】そこで、この発明の課題は、ハンドルに設
けた握り部を回転するだけで左右の旋回が自動的に行な
え、ハンドル操作の大幅な省力化が図れる電動式搬送車
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、前輪と後輪が自在キャスター方
式の車輪からなる車両本体の下面側中央部に、バッテリ
ーを電源とするモータで駆動される両側一対の駆動車輪
を設置した電動式搬送車において、両側駆動車輪を別々
のモータで駆動するようにすると共に、車両本体の後部
に設けたハンドルに握り部を回転可能に装着し、この握
り部の回転を電気的に変換することにより両側駆動車輪
の回転速度を変化させ、搬送車を握り部の回転方向に旋
回させるようにした構成を採用したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0008】図1のように、電動式の搬送車1は、平板
状となる車両本体2の前部両側と後部両側を自在キャス
ター方式の前輪3と後輪4で支持し、車両本体2の下面
中央部に電動の駆動車輪装置5を設置すると共に、車両
本体2の下面に該装置5の電源となるバッテリー6と、
後端側上面に電気制御装置7とこれを収納する制御ボッ
クス8及びハンドル9を設けた構造になっており、バッ
テリー6の電力で電気制御装置7を介して駆動車輪装置
5を駆動することにより、搬送車1は前進又は後退する
ことになる。
【0009】上記駆動車輪装置5は、車両本体2の両側
に設けた一対の駆動車輪10、10と、両駆動車輪1
0、10を別個に駆動するDCサーボモータ11、11
とからなり、駆動車輪10、10とモータ11、11は
車両本体2に対して左右対称に取り付けられている。
【0010】前記ハンドル9の上部に握り部12が回転
可能に取り付けられ、この握り部12の回転を電気的に
変換し、サーボモータ11、11を制御することによ
り、両側駆動車輪10と10の回転速度を変化させ、左
右何れかに旋回させることができるようになっている。
【0011】図2はハンドル9の構造を示し、該ハンド
ル9は、中空のパイプを用いて形成され、下端が制御ボ
ックス8に固定され、垂直となる上端部に軸受13が固
定され、この軸受13の内部に回転軸14が回転自在に
保持されていると共に、軸受13の上部に筒状の握り部
12が回転自在に外嵌挿されている。
【0012】上記握り部12と回転軸14は、軸受13
に設けた円周方向の長孔15を貫通するピン16で結合
され、両者は一体に回転すると共に、長孔15によって
握り部12の回転角度が90°に設定されている。
【0013】前記ハンドル9内に沿わせたフレックスシ
ャフト17の上端が回転軸14に結合され、その下端は
制御ボックス8の内部に臨み、ブラケット18を介して
制御ボックス8内に取り付けた回転変位センサ19に接
続されている。従って、握り部12を回転させると、フ
レックスシャフト17を介して回転変位センサ19が等
しい角度だけ回転し、該センサ19の回転角度の検出量
が制御装置7に入力され、制御装置7の制御回路で両側
駆動車輪10、10のモータ11、11を制御し、左右
駆動車輪10、10の回転速度を変化させるようになっ
ている。
【0014】なお、握り部12の上端に取り付けた押し
釦スイッチ20は、回転軸14内からハンドル9内に通
した配線(図示省略)で制御回路と電気的に接続され、
モータ11、11への通電のオン、オフを操作すること
ができるようになっている。
【0015】図3は制御回路の一例を示し、同図におい
て、回転変位センサ19にポテンショメータを用い、握
り部12の回転方向によって変化する出力を左右車輪の
回転信号発生回路21に入力し、該回路21は、左右駆
動車輪10又は10に対する制御信号を出力し、サーボ
アンプ22、22を介して左右駆動車輪10、10のモ
ータ11、11を制御することにより、車輪10又10
の回転速度を変化させる。
【0016】即ち、握り部12を旋回したい方向に回転
させると、両側駆動車輪10と10の回転が変化し、握
り部12を回した方向の内側に位置する駆動車輪に対し
て外側駆動車輪の回転が高速となり、搬送車1は握り部
12を回した方向に旋回することになる。
【0017】なお、握り部12が左右回転方向の中立位
置にあるとき、両駆動車輪10と10は等速で回転し、
搬送車1は直進するようになっている。
【0018】また、両側駆動車輪10、10の回転は、
直進状態時の定速回転に対し、旋回方向の内側に位置す
る駆動車輪を減速させるか、これとは逆に外側の駆動車
輪を増速させたり、両駆動車輪の回転を同時に変化させ
るようにすることができる。
【0019】この発明の搬送車は上記のような構成であ
り、ハンドル9の握り部12を回転方向の中立位置にし
ておくと、両側駆動車輪10、10のモータ11、11
には等しい電圧の通電となり、両駆動車輪10と10は
等速で回転するため、直進走行が得られる。
【0020】また、旋回が必要なときは、旋回方向に握
り部12を回転させればよく、両側駆動車輪10と10
は異なった回転速度となり、この速度差によって搬送車
1は旋回することになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ハン
ドルの握り部を回転させて両側駆動車輪の回転速度を変
えることにより旋回させるようにしたので、電動式搬送
車の旋回が握り部を回すだけでよく、旋回操作が強い力
を必要とすることなく行なえ、旋回操作の省力化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明に係る搬送車の正面図、
(B)は同上の側面図
【図2】ハンドル部分の構造を示す拡大縦断面図
【図3】制御回路の回路図
【符号の説明】
1 搬送車 2 車両本体 3 前輪 4 後輪 5 駆動車輪装置 6 バッテリー 7 電気制御装置 8 制御ボックス 9 ハンドル 10 駆動車輪 11 サーボモータ 12 握り部 17 フレックスシャフト 19 回転変位センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪と後輪が自在キャスター方式の車輪
    からなる車両本体の下面側中央部に、バッテリーを電源
    とするモータで駆動される両側一対の駆動車輪を設置し
    た電動式搬送車において、 両側駆動車輪を別々のモータで駆動するようにすると共
    に、車両本体の後部に設けたハンドルに握り部を回転可
    能に装着し、この握り部の回転を電気的に変換すること
    により両側駆動車輪の回転速度を変化させ、搬送車を握
    り部の回転方向に旋回させるようにしたことを特徴とす
    る電動式搬送車。
JP33211695A 1995-12-20 1995-12-20 電動式搬送車 Pending JPH09169272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33211695A JPH09169272A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 電動式搬送車

Applications Claiming Priority (1)

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JP33211695A JPH09169272A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 電動式搬送車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09169272A true JPH09169272A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18251340

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JP33211695A Pending JPH09169272A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 電動式搬送車

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020000750A (ko) * 2001-11-28 2002-01-05 김종섭 전동식 온ㆍ냉 배선카의 어시스트 제어 시스템
JP2007030751A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Toshitaka Namiki 手押し車
KR101133891B1 (ko) * 2009-07-23 2012-04-09 주식회사 로보피아 안전성과 편의성이 향상된 전동 무빙 카트

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KR20020000750A (ko) * 2001-11-28 2002-01-05 김종섭 전동식 온ㆍ냉 배선카의 어시스트 제어 시스템
JP2007030751A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Toshitaka Namiki 手押し車
KR101133891B1 (ko) * 2009-07-23 2012-04-09 주식회사 로보피아 안전성과 편의성이 향상된 전동 무빙 카트

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