JPH09169001A - スライド式卓上切断機の切断方向制御装置 - Google Patents

スライド式卓上切断機の切断方向制御装置

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JPH09169001A
JPH09169001A JP34885195A JP34885195A JPH09169001A JP H09169001 A JPH09169001 A JP H09169001A JP 34885195 A JP34885195 A JP 34885195A JP 34885195 A JP34885195 A JP 34885195A JP H09169001 A JPH09169001 A JP H09169001A
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JP
Japan
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detector
cutting
rotary knife
rod member
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP34885195A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Imamura
隆一 今村
Kenichi Matsunaga
健一 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Publication of JPH09169001A publication Critical patent/JPH09169001A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド式卓上切断機における切断方向を押
し切断操作のみに規制することである。 【解決手段】 スライドバー4と連動する棒部材7を設
け、ホルダ3に検出器9を揺動自在に保持し、スプリン
グ21により検出器9は閉じ側に付勢しているため棒部
材7の溝部7a上では、検出器9は閉じ状態となる。ま
た棒部材7の前後移動により検出器9を開閉させ、加工
材切断時、回転刃物14による切削反力と対向する方向
へ回転刃物12を移動させたとき、検出器9を閉じスイ
ッチ16により導通可能とし、モーター13を駆動させ
加工材20を切断できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転刃物部を前後
摺動させることにより、幅広材のスライド切断加工を可
能とするスライド式卓上切断機の切断方向を規制する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開昭62−11526号
公報に示すようなスライド式卓上切断機があった。以
下、従来技術を図8〜図10にて説明する。
【0003】図8において、ベース1後部にホルダ3を
連結し、ホルダ3上方に摺動部材4をベース1上面に対
して平行に、かつ前後摺動自在に保持し、摺動部材4の
前端に回転刃物部ホルダ5を連結し、回転刃物部ホルダ
5に回転刃物部12をベース1上面に対し上下揺動自在
に支持し、回転刃物部12には回転刃物14、回転刃物
14を回転駆動させるモーター13、モーター13を駆
動させるスイッチ16とハンドル15が備えられてい
る。回転刃物14は加工材20切断時、通常右回転す
る。加工材20を切断する場合は、ベース1上面とベー
ス1に固定されているフェンス2側面に加工材20を支
持し切断する。
【0004】従来の装置での切断方法は、図8のように
回転刃物部12を上限位置のまま摺動部材4を手前側
(ハンドル15側)へ引き、ハンドル15を押し下げ切
込みを与えたあと、ボルト17に回転刃物部12を当接
させたまま、奥側(ホルダ3側)へハンドル15で押
し、回転刃物部12を摺動させながら切断する方法(以
下、押し切断という)と、図9のように摺動部材4が奥
側のまま、回転刃物部12をハンドル15で押し下げ切
込みを与えたあと、ボルト17に回転刃物部12を当接
したまま、手前側へ引き回転刃物部12を摺動させなが
ら切断する方法(以下、引き切断という)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した押し切断は回
転刃物14による切削反力の方向は手前側(ハンドル1
5側)となるためハンドル15の操作荷重を与えている
方向と対抗する。しかし、引き切断では回転刃物による
切削反力の方向は手前側となるにもかかわらず、回転刃
物部12をハンドル15で押し下げ切込みを与えたあと
の加工材20への切り込み方向はハンドル15側となる
から、回転刃物14による切削反力の方向とハンドル1
5の操作方向が同方向となる。このため引き切断ではハ
ンドル15の引く荷重により図10のように加工材20
に回転刃物14が噛み込み回転刃物14の周速に近い速
度で回転刃物部12が手前側(図10の2点鎖線位置か
ら実線位置)に飛び出す危険があった。
【0006】本発明の目的は、上記した従来の欠点をな
くし、スライド式卓上切断機における切断方向を押し切
断操作のみに規制することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ベースと、
摺動部材により前後移動する回転刃物部と、摺動部材を
支持しベースと回転刃物部を連結するホルダと、回転刃
物部に回転刃物と回転刃物を駆動させるモーター及びモ
ーターを駆動させるスイッチとを備えたスライド式卓上
切断機において、前記ホルダに検出器を揺動自在に保持
し、前記摺動部材と連動する棒部材を設け、該検出器は
弾性体により閉じ側へ付勢され前記棒部材を押圧し、棒
部材の前後移動により検出器が前後に揺動するととも
に、棒部材が最前方に移動したときに検出器との接触を
解除する溝を該棒部材に設け、回転刃物部が最前方に移
動したとき、又は加工材切断時の回転刃物による切削反
力と対向する方向へ前記回転刃物部を移動させたとき、
検出器を閉じ前記スイッチにより導通可能とし前記モー
ターを駆動させることにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図7によ
り説明する。図1はスライド式卓上切断機の側面図、図
2は図1の検出器部拡大断面図、図3は押し切断時の検
出器部拡大断面図、図4は引き切断しようとしたときの
検出器部拡大断面図、図5は棒部材の溝部周辺の拡大断
面図、図6は図2のI−I線断面図、図7は結線図であ
る。
【0009】図において、ベース1上面に加工材20を
支持するフェンス2を固定する。ベース1後端には上方
にベース1上面に対し平行な貫通孔3aを2ヵ所穿設し
たホルダ3を連結し、この貫通孔3a内に図示しない摺
動保持部材を設け、貫通孔3a内に左右に並列した摺動
部材となる2本のスライドバー4をそれぞれ挿通する。
スライドバー4は前記摺動保持部材によりベース1上面
に対し平行に、かつ前後方向に摺動する。スライドバー
4の前端には回転刃物部ホルダ5、後端にスライドバー
4抜け止め用のサポート6を設ける。
【0010】回転刃物部ホルダ5には回転刃物部12が
シャフト10によりベース1上面に対し上下揺動自在に
軸支され、スプリング11により上方に付勢されてい
る。回転刃物部12にはモーター13、回転刃物14、
回転刃物部12を押し下げるハンドル15、モーター1
3を駆動させるスイッチ16及びモーター13と回転刃
物14の間にモーター13の動力を回転刃物14に伝達
するベルト22を備える。ボルト17は回転刃物部ホル
ダ5の前方突出部に上向きにねじ嵌合し、回転刃物部1
2を任意位置まで押し下げると、回転刃物部12の下面
がボルト17の上面に当接し、回転刃物部12の下限位
置を規制するストッパーの役目を果たす。
【0011】2本のスライドバー4中央に溝部7aを設
けた棒部材7を並設し、スライドバー4が前後方向へ摺
動するのに連動し移動する。溝部7aは回転刃物部12
を最前方に移動させたとき、検出器9上に位置する箇所
に形成されている。ホルダ3上部に弾性体のプレート8
を設け、プレート8前端に検出器9を前後揺動可能に保
持し、プレート8の弾性力で検出器9の頭部9aは棒部
材7の上面を押圧している。また、検出器9はプレート
8と検出器9との間に設けたスプリング21により閉じ
側となる後ろ側(ホルダ3側)に付勢されている。
【0012】上記構成において、幅の広い加工材を切断
する場合には、フェンス2面に加工材20を押しつけ固
定したあと、ハンドル16をもち手前側へ引くと、回転
刃物部ホルダ5、サポート6、スライドバー4、棒部材
7及び回転刃物部12は一体となって前方へ移動する。
このとき、プレート8の弾性力により棒部材7へ押圧さ
れた検出器9は回転刃物部ホルダ5側(図4の状態)へ
揺動し、開き状態になる。次に、回転刃物部12を一旦
後方へ移動すると、プレート8の弾性力で検出器9が棒
部材7とスプリング21により後方(図5の状態)へ移
動し、ホルダ3の当接部3bに当接するので、検出器9
が閉じ状態となる。また、回転刃物部12が最前方に移
動したとき、棒部材7の溝部7aで図5のように検出器
9と棒部材7が離れ、スプリング21のホルダ3側への
付勢力により同じく検出器9が閉じ状態となる。この状
態でスイッチ16をONすると、モーター13が駆動し
ベルト22を介して回転刃物14が回転する。ハンドル
15を押し下げ加工材20に切込みを与えたあと、ボル
ト17に回転刃物部12を当接させたまま、後方に回転
刃物部12を摺動させながら切断を行う。切断後、押し
下げていた力を弱くすれば、スプリング11により回転
刃物部12が上方に押し上げられる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
となく、例えば上述した実施例では検出器9を前後揺動
可能としたが、検出器9をホルダ3に固着し、揺動部材
を別部品として設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、棒部材の前後移動によ
り前記検出器の開閉を可能とし、引き切断しようとした
場合、該棒部材が前方へ移動し、前記検出器が開き状態
となる。これによりモーターを駆動させることができな
くなる。
【0015】回転刃物部が最前方に移動したとき、棒部
材溝部で該棒部材と検出器の接触が解除され、該検出器
が閉じ状態になり、また、加工材切断時回転刃物による
切削反力と対向する方向へ前記回転刃物部を摺動させた
とき、すなわち押し切断のときだけ前記検出器が閉じ、
前記スイッチにより導通させ前記モーターを駆動させ、
前記回転刃物が回転する。このため、押し切断はできる
が、引き切断はできないため、引き切断での加工材への
回転刃物の噛み込みが防止でき、回転刃物の周速に近い
速度で回転刃物部が手前側(ハンドル側)に飛び出す危
険がなく、安全性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスライド式卓上切断機
の側面図である。
【図2】図1の検出器部拡大断面図である。
【図3】押し切断時の検出器周辺の拡大断面図である。
【図4】引き切断しようとしたときの検出器周辺の拡大
断面図である。
【図5】棒部材の溝部周辺の拡大断面図である。
【図6】図2のI−I線断面図である。
【図7】結線図である。
【図8】従来の押し切断時を示すスライド式卓上切断機
の側面図である。
【図9】従来の引き切断時を示すスライド式卓上切断機
の側面図である。
【図10】図9で回転刃物部が飛び出した状態を示すス
ライド式卓上切断機の側面図である。
【符号の説明】
3…ホルダ、3b…当接部、7…棒部材、7a…溝部、
8…プレート、9…検出器、9a…頭部、12…回転刃
物部、21…スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、摺動部材により前後移動する
    回転刃物部と、摺動部材を支持しベースと回転刃物部を
    連結するホルダと、回転刃物部に回転刃物と回転刃物を
    駆動させるモーター及びモーターを駆動させるスイッチ
    とを備えたスライド式卓上切断機において、前記ホルダ
    に検出器を揺動自在に保持し、前記摺動部材と連動する
    棒部材を設け、該検出器は弾性体により閉じ側へ付勢さ
    れ前記棒部材を押圧し、棒部材の前後移動により検出器
    が前後に揺動するとともに、棒部材が最前方に移動した
    ときに検出器との接触を解除する溝を該棒部材に設け、
    回転刃物部が最前方に移動したとき、又は加工材切断時
    の回転刃物による切削反力と対向する方向へ前記回転刃
    物部を移動させたとき、検出器を閉じ前記スイッチによ
    り導通可能とし前記モーターを駆動させたことを特徴と
    するスライド式卓上切断機の切断方向制御装置。
JP34885195A 1995-12-19 1995-12-19 スライド式卓上切断機の切断方向制御装置 Pending JPH09169001A (ja)

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JP34885195A JPH09169001A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 スライド式卓上切断機の切断方向制御装置

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JPH09169001A true JPH09169001A (ja) 1997-06-30

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ID=18399815

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JP34885195A Pending JPH09169001A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 スライド式卓上切断機の切断方向制御装置

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JP (1) JPH09169001A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19832984B4 (de) * 1997-07-22 2013-11-21 Makita Corp. Kreissäge
CN104385378A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 金岳(天津)金属制品有限公司 一种实木床加工设备
CN104385379A (zh) * 2014-11-14 2015-03-04 金岳(天津)金属制品有限公司 一种床板切割设备
CN112518894A (zh) * 2020-11-26 2021-03-19 诸暨市鑫源机械模型有限公司 一种便于清理废屑的木制品分切装置

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