JP3734673B2 - 切断機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば卓上形のマルノコ盤等の切断機であって、切断材料を載せるテーブルに対して切断刃を備えた切断機本体が上下動可能に支持された形態の切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、上記切断機のテーブルには、切断材を固定するめのバイス装置を付設したものが提供されている。このバイス装置は、テーブル面上に固定した第1ブロック体と該第1ブロック体に対してテーブル面上を平行移動する第2ブロック体を備え、該第2ブロック体と第1ブロック体との間に切断材をセットし、然る後第2ブロック体の背面に設けたねじ軸を回転させて該第2ブロック体をセットした切断材に押し付けることにより、該切断材を第1ブロック体との間に挟み込み、これにより切断材をテーブル上に固定する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のバイス装置は、第1ブロック体と第2ブロック体との間に挟み込んで切断材を固定する横バイス形式(テーブル面方向に沿った力を加えて挟み込むことにより切断材を固定する形式)のバイス装置となっていた。
ところが、一般的に切断機の鋸刃はテーブル面に直交する方向(縦方向)に配置されているため、その回転により切断材にはテーブルに押し付けられる方向の力(鋸刃の押し付け力)に加えて、テーブルから浮き上がらせる方向の力も作用する。このため、バイス装置の拘束力が弱い場合には、切断加工時において切断材がテーブルから浮き上がる問題がある。
【0004】
特に、例えばC字形のチャンネル材であって比較的肉厚の薄い軽量鉄骨材(切断材)を複数本束ねて一度に切断する場合には、切断材を変形させない程度の比較的弱い拘束力で固定するため、切断材がテーブルから浮き上がってしまいやすい問題があった。特に、複数の切断材のうちすでに切断された切断材の切断口が鋸刃の主として刃先に干渉することにより、該切断済み切断材がテーブルから浮き上がりやすいという問題があった。
本発明は、この問題に鑑みなされたもので、例えば大きな拘束力を加えることのできない薄肉の切断材を複数一度に固定した場合であっても、これら複数の切断材を加工抵抗等によりテーブルから浮き上がらせることなく強固に固定しておくことができるバイス装置を備えた切断機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明は前記各請求項に記載した構成の切断機とした。
請求項1記載の切断機によれば、テーブル上にセットした切断材が第1及び第2ブロック体により挟み込まれてテーブル面方向に移動不能に固定される。この第1及び第2ブロック体がいわゆる横バイス装置の機能を有している。
【0006】
また、切断材を切断加工するために切断機本体を下動させると、切断材の上面に当接された第3ブロック体が押圧部材により切断材の上面に弾性的に押圧され、これにより切断材のテーブルからの浮き上がりが防止される。この第3ブロック体がいわゆる縦バイス装置の機能を有している。
このように、第3ブロック体によって切断材の浮き上がりが防止されるので、第1及び第2ブロック体(横バイス)により大きな拘束力で固定しなくても、切断加工時における切断材の浮き上がりを防止することができ、従って、前記薄肉のチャンネル材等を変形させることなくスムーズに切断加工することができる。
【0007】
第3ブロック体は、押圧部材により切断材の上面に対して弾性的に押圧されるので、切断材を変形させることなく該切断材のテーブルからの浮き上がりを防止することができる。また、切断機本体の下動動作に連動して第3ブロック体が切断材の上面に押圧されるので、必要時に特別の操作をすることなく、当該バイス装置を機能させることができ、これにより効率のよい切断作業を行うことができる。
さらに、第1ブロック体又は第2ブロック体の少なくとも一方が第3ブロック体に取り付けられているので、第1及び第2ブロック体の双方をテーブル上に配置した構成に比して、テーブル上のスペースをより広く活用することができる。
【0008】
請求項2記載の切断機によれば、上記作用効果に加えて、任意の高さの切断材の上面に第3ブロック体を全面当たり状態で当接させることができる。また、第3ブロック体の移動姿勢の自由度が高まるので、その切断材に対するセット作業及び取り外し作業を迅速かつ楽に行うことができる。
【0009】
請求項記載の切断機によれば、テーブル上に切断材をセットした後、この切断材を切断加工するため切断機本体を下動させると、付勢力により支持アームが下方へ回動する。支持アームが下方へ回動すると、先ず第3ブロック体が切断材の上面に当接され、然る後さらに切断機本体を下動させることにより第3ブロック体が支持アームの付勢力により切断材の上面に弾性的に押圧されて、該切断材のテーブルから浮き上がりが防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1は第1実施形態の切断機1の全体を示している。この切断機1は、切断材W〜Wを載置するためのテーブル2と、該テーブル2に上下に傾動可能に支持された切断機本体3と、切断材W〜Wをテーブル2上に固定するためのバイス装置10を備えている。
また、以下例示する切断機1により切断される切断材Wの一例として、薄肉の断面C字形のチャンネル材(いわゆる軽天材)を例示する。図示するようにこの切断材W,Wを2本向き合わせた組を前後に5列(合計10本の切断材W〜W)並べた状態に固定し、これを一度に切断加工する場合を例示する。
【0011】
テーブル2の上面端部寄りには支持ブロック4が設けられている。この支持ブロック4は、図2に示すように左右一対の支持縁4a,4aを有する二股形状を有しており、この両支持縁4a,4a間に、切断機本体3のブレードケース5の下端部に設けた支持部5aが位置している。この支持部5aが両支持縁4a,4a間において傾動支軸6により回動支持されて、当該切断機本体3が上下に傾動可能に支持されている。傾動支軸6に押圧部材11が取り付けられている。この押圧部材11については後述する。
【0012】
切断機本体3は、上記ブレードケース5と、該ブレードケース5の側部に取り付けた電動モータ7と該電動モータ7により回転する円形の切断刃8を備えている。切断刃8の上側ほぼ半分はブレードケース5に覆われている。又、切断刃8の下側ほぼ半分はセーフティカバー9に覆われている。このセーフティカバー9は当該切断機本体3の上下傾動動作に連動して開閉する。又、図中符号7aは操作者が把持するハンドル部を示しており、このハンドル部7aの内側には、上記電動モータ7を起動させるためのトリガ形式のスイッチ7bが配置されている。さらに、図中符号7cは電動モータ7へ電源を供給するための電源コードを示している。
ブレードケース5の支持部5aの近傍には、台座部5bが形成されており、この台座部5bにはストッパボルト5cが回転可能に装着されている。一方、前記支持ブロック4の側部にはストッパブロック4bが設けられている。切断機本体3を下方へ傾動させると、このストッパブロック4bの上面に上記ストッパボルト5cが突き当たり、これにより切断機本体3の傾動範囲の下限が規制されている。
また、切断機本体3は図示省略したばねにより上方へ傾動する方向に付勢されている。このため、操作者が下動操作しないと、切断機本体3は上動端に位置保持される。切断加工をする際に、操作者は上記ばねの付勢力に抗して切断機本体3を下方へ傾動させる。
【0013】
次に、バイス装置10は、テーブル2の上面に取り付けた第1ブロック体12と、この第1ブロック体12との間に切断材W〜Wを挟み込むための第2ブロック体13と、切断材W〜Wの上面に当接させる第3ブロック体20と、前記押圧部材11を備えている。第1ブロック体12の図示右側面に切断材W〜Wが当接されている。
テーブル2の上面の図示右端部には第1リンクアーム21が取り付けられている。この第1リンクアーム21の上端には、支軸22を介して第2リンクアーム23が上下に回動可能に支持されており、この第2リンクアーム23の回動先端側に支軸24を介して上記第3ブロック体20が上下に回動可能に支持されている。
【0014】
図3に示すように、支軸22の一端には蝶ナット22aが装着されている。この蝶ナット22aを締め付けると、第2リンクアーム23を回動不能に固定することができる。蝶ナット22aを締め付けて第2リンクアーム23を回動不能に固定した状態では第3ブロック体20は上下に回動動作のみ可能となり、蝶ナット22aを緩めて第2リンクアーム23を上下に回動可能な状態にすれば、第3ブロック体20は上下に回動可能かつ上下に平行移動可能となる。図1中、一点鎖線で示した円は、支軸22を中心とする支軸24の移動軌跡Cを示している。この移動軌跡Cの上端または下端に支軸24を位置させた範囲で第3ブロック体20の高さを変更することができる。
上記のように第3ブロック体20は、第1リンクアーム21に回動可能な第2リンクアーム23に回動可能に連結されていることにより、複雑な経路で移動させることができる。例えば、図4に示すように上方へ大きく傾動させてテーブル2の上方から退避させることにより、切断材W〜Wのテーブル2へのセット作業或いは取り外し作業を楽に行うことができる。また、図5に示すように支軸24側を上げて傾斜させた状態で移動させることにより第3ブロック体20の先端部(受けピン20c,20c)を、押圧部材11と切断材W〜Wとの間にスムーズに入り込ませることができる。
【0015】
第3ブロック体20は、図2に示すように回動先端側から溝部20aを切り込み形成した二股の平板形状(平面視U字形)を有している。この溝部20aは、切断作業時における切断刃8と第3ブロック体20との干渉を回避するために設けられており、切断刃8の逃がし溝として機能する。この第3ブロック体20により切断刃8との干渉を回避しつつ、切断刃8に極力近い部位で切断材W〜Wを押さえ付けることができる。
第3ブロック体20の周縁及び溝部20aの周縁には、平板形状としての剛性を持たせるためにリブ20b〜20bが形成されている。この第3ブロック体20の先端には2本の受けピン20c,20cが軸方向に並んで取り付けられている。この両受けピン20c,20cにより前記押圧部材11の先端部がそれぞれ受けられ、これにより第3ブロック体20の傾動先端側が押圧部材11によって下方へ弾性的に押圧される。
【0016】
押圧部材11は、切断機本体3の傾動支軸6に装着されている。この押圧部材11は、図2に示すように1本の線形のばね鋼を折り曲げて所定の形状に製作したもので、傾動支軸6に装着された捩りばね部11aと上記第3ブロック体20の両受けピン20c,20cに押圧される2つの板ばね部11bを有している。捩りばね部11aは傾動支軸6に対して特に固定されてはいないが、板ばね部11bの下側であって支持部5aには止め板部4cが形成されており、この止め板部4cにより当該押圧部材11の図示時計回り方向の回動が規制されている。
【0017】
図1に示すように切断機本体3が上動端位置またはその近傍に位置している状態では、板ばね部11bは止め板部4cに単に当接しただけの状態となっており、かつ捩りばね部11aの端部11c,11c(当該押圧部材11を構成するばね鋼の両端部)が規制を受けない自由状態となっているため、この状態では捩りばね部11aの付勢力は発生していない。また、この状態ではばね板部11bは、第3ブロック体20の両受けピン20c,20cから離れている(押圧部材11の自由状態)。上記止め板部4cは、切断機本体3が上動端位置若しくはその近傍に位置する場合に、押圧部材11の板ばね部11bを一定高さ(図1に示す位置)に保持する機能を有している。
【0018】
これに対して、図4及び図5に示すように切断機本体3を下動させると、板ばね部11bの先端が、第3ブロック体20の両受けピン20c,20cに当接してその下方への変位が規制された状態になるとともに、捩りばね部11aの端部11c,11cが切断機本体3の支持部5aに形成した係合部(図示省略)に係合して強制的に下方(切断機本体3の下動方向)に変位される状態となり、これにより捩りばね部11aに付勢力が発生する。この付勢力は、板ばね部11bを第3ブロック体20の受けピン20c,20cに押し付け、その結果第3ブロック体20を切断材W〜Wの上面に押し付ける方向に働く。また、切断機本体3を下動させるほど捩りばね部11aの付勢力は大きくなる。
押圧部材11によって第3ブロック体20が切断材W〜Wの上面に押圧されることにより、切断加工時における切断刃8の抵抗によって該切断材W〜Wがテーブル2の上面から浮き上がることが防止される。
【0019】
次に、第3ブロック体20の下面側には、第2ブロック体13が取り付けられている。この第2ブロック体13は、切断材W〜Wの図示右側面に当接され、前記第1ブロック体12との間に切断材W〜Wを挟み込んで固定する。この第1及び第2ブロック体12,13がいわゆる横バイスを構成している。
第2ブロック体13は第1ブロック体12に対して接近、離間する方向に沿って位置調整可能となっている。すなわち、第3ブロック体20には図1において左右方向に長いガイド孔20d,20dが、溝部20aの両側に相互に平行に形成されている。このガイド孔20d,20dを介して第2ブロック体13が固定ねじ14,14により固定されている。この固定ねじ14,14を緩めれば第2ブロック体13をガイド孔20d,20dに沿って移動させることができ、これにより第1ブロック体12との間隔を変更して、幅の異なる切断材Wを挟み込むことができる。
【0020】
以上のように構成した第1実施形態の切断機1によれば、以下の操作により切断材W〜Wを切断加工することができる。先ず、切断材W〜Wをテーブル2上に載置して第1ブロック体12に当接させる。然る後、第3ブロック体20を切断材W〜Wの上面に当接させる。この際、蝶ナット22aは緩めておくことにより、第2リンクアーム23が上下に回動可能な状態としておく。これにより、支軸24の位置を高さ方向に変位させつつ第3ブロック体20を任意の角度に傾斜させた状態でテーブル2の面方向に移動させることができるので、その先端部(受けピン20c,20)を、押圧部材11の下側へスムーズに入り込ませることができる。
また、第2リンクアーム23が回動可能であることにより第3ブロック体20を上下に平行移動させることができるので、該第3ブロック体20を任意の高さの切断材W〜Wの上面に全面当たり状態で(ピタリと)当接させることができ、これにより切断材W〜Wのテーブル2からの浮き上がりをより確実に防止することができる。
さらに、固定ねじ14,14も緩めておき、第2ブロック体13を移動可能な状態としておく。
【0021】
第3ブロック体20を切断材W〜Wの上面にピタリと当接させた後、蝶ナット22aを締め込んで第2リンクアーム23を回動不能に固定する。これにより支軸24の高さ方向の位置はロックされ、従って第3ブロック体20は平行移動が規制された状態となる。但し、この段階では第3ブロック体20は支軸24を中心にして上下に傾動可能な状態となっている。
第3ブロック体20を切断材W〜Wの上面に当接させた状態に固定した後、第2ブロック体13を切断材W〜Wの右側面に当接させて、第1ブロック体12との間に切断材W〜Wを挟み込んだ状態とする。第1ブロック体12と第2ブロック体13との間に切断材W〜Wを挟み込んで該切断材W〜Wがテーブル2の面方向にガタツキのないことを確認して、固定ねじ14,14を締め込んで第2ブロック体13を固定する。
以上の操作を行う間、切断機本体3は上動端に位置しており、従って、押圧部材11の両板ばね部11b,11bは、第3ブロック体20の受けピン20c,20cから離れた位置に保持されている。
【0022】
以上のようにして、切断材W〜Wをテーブル2上にセットした後、スイッチ7bをオン操作して電動モータ7を起動するとともに、切断機本体3をばね付勢力に抗して下動させる。切断機本体3の下動動作に連動してセーフティカバー9が開かれて、回転する切断刃8が露出される。なお、電動モータ7は、切断機本体3を下動させて切断刃8が切断材W〜Wに接触する直前に起動させてもよい。
切断機本体3を下動させると、図6に示すように押圧部材11が一体となって下動方向(図示時計回り方向)に回動して、その板ばね部11b,11bが第3ブロック体20の受けピン20cにそれぞれ当接する。このため、以後、板ばね部11b,11bの下方への変位が規制される。
そのまま、さらに切断機本体3を下方へ傾動させると、露出された切断刃8が切断材W〜Wに接近するとともに、捩りばね部11aに付勢力が発生して板ばね部11b,11bが受けピン20c,20cを介して第3ブロック体20の先端部に弾性的に押圧される。なお、板ばね部11b,11bが受けピン20c,20cに当接した後、切断機本体3を下動させると、止め板部4cが押圧部材11から離れる。また、捩りばね部11aの付勢力は、止め板部4cが押圧部材11から離れた後、さらに切断機本体3が下方に傾動して捩りばね部11aの端部11c,11cが下方へ変位することにより発生する。
【0023】
このように押圧部材11の板ばね部11b,11bが第3ブロック体20の受けピン20c,20cに押圧され、これにより第3ブロック体20が切断材W〜Wの上面に弾性的に押し付けられることにより、該切断材W〜Wがテーブル2の上面から浮き上がらないよう押さえ付けられた状態となる。この切断材押さえ付け状態で、切断刃8により切断材W〜Wが切断加工される。この切断加工により発生する切断抵抗により切断材W〜Wにテーブル浮きあがり方向の力が加えられても、切断材W〜Wは第3ブロック体20によりテーブル2から浮き上がらないよう押さえ付けられているので、テーブル2から浮き上がることはなく、これによりスムーズな切断加工を行うことができる。
このことから、第1及び第2ブロック体12,13のみによって浮き上がらないよう強固に固定する必要がない(テーブル2の面方向に移動しないよう固定すれば足りる)ので、切断材W〜Wが例えば薄肉のチャンネル材等であってもこれを変形させることなく、かつテーブル2から浮き上がらせることなく、スムーズに切断加工することができる。
また、第3ブロック体20により、切断部位に極めて近い部位が押さえ付けられ、かつ切断刃8の両側が押さえ付けられるので、切断材W〜Wの浮き上がりが効果的に防止される。
【0024】
さらに、第3ブロック体20は、第1及び第2リンクアーム21,23を介して支持されているので、図4に示すように該第3ブロック体20を上方へ大きく開いて切断材W〜Wのテーブル2へのセットを楽に行うことができ、また図5に示すように第3ブロック体20のセットに際してその先端側(受けピン20c側)を低くした傾斜姿勢で移動させることにより、該先端側を押圧部材11の下側へ簡単に進入させることができ、これにより該第3ブロック体20のセット作業を楽に行うことができる。
【0025】
以上説明した第1実施形態には、種々変更を加えることができる。例えば、溝部20aを設けることにより一体形の第3ブロック体20により切断刃8の両側を押さえ付ける構成を例示したが、切断刃8の両側をそれぞれ別体で設けた第3ブロック体により押さえ付ける構成としてもよい。
また、蝶ナット22aを締め込むことにより第2リンクアーム23を第1リンクアーム21に対して固定する構成を例示したが、支軸24にねじ部を設けてこの支軸24にナットを締め込むことにより第3ブロック体20を第2ブロック体13に対して固定する構成としてもよい。要は、支軸22または支軸24による2カ所の回動支持部のうち一方を回動不能に固定できる構成であればよい。
【0026】
また、第ブロック体12テーブル2上に取り付けた構成を例示したが、第1及び第2ブロック体の双方を、第3ブロック体に取り付ける構成としてもよい。
さらに、第3ブロック体20を第2リンクアーム23に対して上下方向に回動支持した構成を例示したが、第3ブロック体を第2リンクアームの先端に水平方向に回動可能に支持する構成としてもよい。この構成の場合、第2リンクアームを第1リンクアームに対して上下に回動させることにより第3ブロック体を高さ方向に変位させることができ、水平方向に回動させることにより切断材Wに対するセット・取り外しを行うことができる。
【0027】
さらに、以上説明した第1実施形態では、切断機本体3を下動させるに先立って、第3ブロック体20を切断材W〜Wの上面に当接させた状態にセットする必要があったが、このセット作業をも必要としない構成とすることができる。図8〜図11はこの第2実施形態の切断機50を示している。
この第2実施形態における切断機50は、テーブル2と、このテーブル2に上下に傾動可能に支持した切断機本体3と、テーブル2上に切断材W〜Wを固定するためのバイス装置51を備えている。テーブル2及び切断機本体3の構成は、後述する係合ピン5dを除いて前記第1実施形態と同様であるのでその説明を省略し、また以下の説明では同位の符号を用いる。
【0028】
第2実施形態に係るバイス装置51は、テーブル2上に固定した第1ブロック体52と、この第1ブロック体52に対向してテーブル2上に配置した第2ブロック体60と、切断材W〜Wの上面に当接されて該切断材W〜Wをテーブル2から浮き上がらないよう押さえ付けておくための第3ブロック体70を備えている。
第1ブロック体52はテーブル2の上面に固定されており、その図示右側面に切断材W〜Wが当接されている。この第1ブロック体52の上部には支軸71を介して支持アーム72が上下方向に回動可能に支持されている。この支持アーム72は、縦片部72Aと横片部72Bを有する概ねL字形状をなし、支軸71の周囲に装着した捩りばね73により下方(図示時計回り方向)に付勢されている。
【0029】
上記支持アーム72の横片部72Bの先端部に、支軸74を介して第3ブロック体70の後端部が上下方向に回動可能に連結されている。この第3ブロック体70は図9に示すように略矩形の平板形状をなし、その周縁には第1実施形態と同様平板形状としての剛性を持たせるためにリブ70bが形成されている。また、この第3ブロック体70は、図9に示すように平面的に見て切断刃8及びセーフティカバー9に干渉しない位置であって、極力切断刃8(切断部位)に近い部位に配置されている。
この第3ブロック体70の横片部72Bに対する下方への(図8において時計回り方向の)回動端は、該第3ブロック体70の後端部に設けたストッパ部70aが、横片部72Bに対して下側から当接することにより規制されている。ストッパ部70aが横片部72Bに当接した状態では、該横片部72Bの延びる方向と第3ブロック体70が延びる方向がほぼ一致するようにストッパ部70aの位置が設定されている。
第3ブロック体70の上方への回動端は実質的に規制されていない。
【0030】
支持アーム72の縦片部72Aの上端には、図示するようにU字形の折り曲げ部72aが形成されており、この折り曲げ部72aが切断機本体3に設けた係合ピン5dに上側から引き掛けられている。縦片部72Aの折り曲げ部72aが係合ピン5dに上側から引き掛けられていることにより、支持アーム72の図示時計回り方向の回動が規制されている。切断機本体3を下方へ傾動させて係合ピン5dを図示右側へ変位させると、支持アーム72が支軸71を中心にして図示時計回り方向に回動する。支持アーム72が図示時計回り方向に回動すると、図10に示すように第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に当接する。第3ブロック体72は、支持アーム72の横片部72Bが横片部72Bに回動可能に支持されているので、第3ブロック体70は切断材W〜Wの上面に全面当たり状態で当接される。
第3ブロック体70は、支持アーム72が捩りばね73により下方へ回動する方向(第3ブロック体70を切断材W〜Wの上面に押し付ける方向)に付勢されていることにより、切断材W〜Wの上面に弾性的に押し付けられる。
第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に当接されると、以後支持アーム72は下方へは回動しない。従って、切断機本体3をさらに下方へ傾動させると、係合ピン5dは支持アーム72から離れる。
【0031】
次に、第2実施形態の場合、第2ブロック体60はいわゆるクイックバイス機構61を介してテーブル2上に配置されている。クイックバイス機構61は、従来公知の技術であるが、簡単に説明するとテーブル2の上面に取り付けたホルダ62と、該ホルダ62に一定の角度範囲で回動可能に取り付けられ、内周側のねじ孔が回動中心に対して偏心しているナット63と、該ナット63にねじ込まれたねじ軸64を有している。ねじ軸64の先端には、径方向に直交して支持ピン66が取り付けられており、この支持ピン66を介して第2ブロック体60がねじ軸64の先端に取り付けられている。ねじ軸64の後端には、該ねじ軸64を回転操作するための円形のつまみ65が取り付けられている。
ナット63を一方に回動操作すると、その内周側のねじ孔とねじ軸64との噛み合いが外れるため、該ねじ軸64を軸方向に大きく移動させることができ、これにより当該バイス装置51を迅速に操作することができる。ナット63を逆方向に回動操作すると、その内周側のねじ孔がねじ軸64に噛み合うので、該ねじ軸64を締め込み方向に回転操作することにより第2ブロック体60を第1ブロック体52に接近する方向に移動させ、これにより第1及び第2ブロック体52,60間に切断材W〜Wを挟み込むことができる。
【0032】
以上のように構成した第2実施形態の切断機50によれば、図8に示すように切断機本体3を上動端に位置させると、係合ピン5dが図8において最も左側に変位するため、支持アーム72が捩りばね73に抗して最も反時計回り方向に回動した状態となる。この状態では、支持アーム72の横片部72Bが最も上方へ変位している。図8では、横片部72Bの延び方向に沿って第3ブロック体70を位置させた状態が示されているが、この段階で第3ブロック体70を支軸74を中心にして上方へ回動させることにより、該第3ブロック体70を切断材W〜Wをセットすべき位置(第1及び第2ブロック体52,60間のスペース)の上方から退去させることができ、これによりテーブル2上への切断材W〜Wのセット作業を楽に行うことができる。
【0033】
切断材W〜Wを第1ブロック体52と第2ブロック体60との間にセットし、然る後、クイックバイス機構61のつまみ65を把持してねじ軸64を締め込み方向に回転操作し、これにより切断材W〜Wを第1ブロック体52と第2ブロック体60との間に挟み込んで固定する。この作業が終了した後、図8に示すように第3ブロック体70を横片部72Bの延び方向に沿った位置に戻しておく。
次に、切断機本体3を下動させる。切断機本体3の下動に伴って、係合ピン5dが図8において徐々に右側に変位し、これにより支持アーム72が図8において時計回り方向に回動し、従って第3ブロック体70が下方へ変位する。
図10に示すように切断刃8が切断材W〜Wに接触する直前まで切断機本体3を下動させると、第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に全面当たり状態で当接する。この段階では、未だ係合ピン5dにより支持アーム72の回動が規制されているので、捩りばね73の付勢力により第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に弾性的に押圧された状態とはなっていない。
【0034】
切断機本体3をさらに下動させて、切断刃8による切断加工が開始される段階になると、第3ブロック体70が捩りばね73により切断材W〜Wの上面に弾性的に押し付けられる状態となり、これにより切断材W〜Wのテーブル2からの浮き上がりが防止された状態となる。以後、切断機本体3をさらに下動させて、切断加工を進行させる間、第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に弾性的に押し付けられた状態に保持されて、切断材W〜Wのテーブル2から浮き上がりが確実に防止される。なお、第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に当接された後は、支持アーム72は図示時計回り方向へは回動しないので、以後切断機本体3を下動させると、係合ピン5dは支持アーム72の縦片部72Aから離れる。
図11に示すように切断機本体3が下降端位置(ストッパボルト5cが台座部4cに当接する位置)に至ると、切断材W〜Wの切断加工が完了する。この段階まで、第3ブロック体70が切断材W〜Wの上面に押し付けられてそのテーブル2からの浮き上がりが防止される。
【0035】
このように、第2実施形態に係るバイス装置51によれば、切断加工がなされている間、切断材W〜Wが第3ブロック体70により押さえ付けられているので、切断刃8の切断抵抗により切断材W〜Wがテーブル2から浮き上がることが防止される。従って、第1実施形態と同様、第1及び第2ブロック体52,60により強固に固定しなくとも、切断加工時における切断材の浮き上がりを防止することができるので、切断材W〜Wを変形させることなく、かつテーブル2から浮き上がらせることなくスムーズに切断加工することができる。
しかも、第2実施形態の場合、第3ブロック体70を切断材W〜Wの上面に当接させる操作も切断機本体3の下動操作に連動してなされるので、この点において第1実施形態の場合よりも操作が簡略化されている。
また、第2実施形態の場合、クイックバイス機構61により第2ブロック体60をテーブル面方向に迅速に移動させることができるので使い勝手がよい。なお、第1実施形態において、第1または第2ブロック体をクイックバイス機構を用いて移動させる構成としてもよい。
【0036】
以上説明した第1及び第2実施形態では、切断材の一例として薄肉のC字形チャンネル材を複数本一度に固定して切断する場合を例示したが、一枚の板材を切断する場合、或いは木材(角材、板材)を切断する場合にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す図であり、卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が上動端に位置し、第3ブロック体が切断材の上面に当接された状態を示している。
【図2】 第1実施形態に係る卓上マルノコ盤の平面図である。
【図3】 第3ブロック体の支持部(第1及び第2リンクアーム)を、図1中矢印(3)方向から見た図である。
【図4】 第1実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が上動端に位置し、第3ブロック体が上方へ開かれた状態を示している。
【図5】 第1実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、第3ブロック体の先端部を押圧部材の下側へ差し入れて、切断材の上面に当接させる操作の途中の様子を示している。
【図6】 第1実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が下動して第3ブロック体の先端が押圧部材によって押さえ付けられた段階を示している。また、切断刃が切断材に接触し始めた段階を示している。
【図7】 第1実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が下動端に至って切断加工が完了した段階を示している。
【図8】 本発明の第2実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が上動端に位置している段階を示している。
【図9】 第2実施形態に係る卓上マルノコ盤の平面図である。
【図10】 第2実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が下動して第3ブロック体が切断材の上面に当接され、切断刃が切断材に接触し始めた段階を示している。
【図11】 第2実施形態に係る卓上マルノコ盤の側面図である。本図は、切断機本体が下動端に至って切断加工が完了した段階を示している。
【符号の説明】
W…切断材(軽天材:薄肉のC形チャンネル材)
1…切断機(第1実施形態)
2…テーブル
3…切断機本体
8…切断刃
11…押圧部材、11a…捩りばね部、11b…板ばね部
12…第1ブロック体
13…第2ブロック体
20…第3ブロック体
21…第1リンクアーム
23…第2リンクアーム
50…切断機(第2実施形態)
52…第1ブロック体
60…第2ブロック体
61…クイックバイス機構
70…第3ブロック体
72…支持アーム、72A…縦片部、72B…横片部

Claims (3)

  1. 切断材を載置するテーブルと、該テーブルに対して上下動可能に支持された切断機本体と、前記テーブル上に切断材を固定するためのバイス装置を備えた切断機であって、
    前記バイス装置は、前記切断材をテーブル面方向に挟み込んで固定する第1及び第2ブロック体と、前記切断材の上面に当接させる第3ブロック体と、前記切断機本体の下動動作に連動して前記第3ブロック体を前記切断材の上面に押圧する押圧部材を備え
    前記第3ブロック体に、前記第1ブロック体又は第2ブロック体の少なくとも一方を取り付けた切断機。
  2. 請求項1記載の切断機であって、テーブルに第1リンクアームを設け、該第1リンクアームに上下方向に回動可能に第2リンクアームを連結し、該第2リンクアームに上下方向に回動可能に第3ブロック体を連結した切断機。
  3. 切断材を載置するテーブルと、該テーブルに対して上下動可能に支持された切断機本体と、前記テーブル上に切断材を固定するためのバイス装置を備えた切断機であって、
    前記バイス装置は、前記テーブル面上に設けられて、前記切断材をテーブル面方向に挟み込んで固定する第1及び第2ブロック体と、前記切断材の上面に当接させる第3ブロック体を備え、
    前記第3ブロック体は、前記第1ブロック体に上下方向回動可能に支持した支持アームに上下方向回動可能に支持され、該支持アームは、前記第3ブロック体を切断材の上面に押圧する方向に付勢され、かつ切断機本体の下動動作に連動して該付勢力により下方へ回動して前記第3ブロック体を前記切断材の上面に押圧する構成とした切断機。
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