JPH09168746A - 精穀装置 - Google Patents

精穀装置

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JPH09168746A
JPH09168746A JP28669096A JP28669096A JPH09168746A JP H09168746 A JPH09168746 A JP H09168746A JP 28669096 A JP28669096 A JP 28669096A JP 28669096 A JP28669096 A JP 28669096A JP H09168746 A JPH09168746 A JP H09168746A
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rice bran
grain
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Yoshihiro Yamashiro
吉宏 山代
Yoshikuni Saeki
善邦 佐伯
Masanori Nomura
正典 野村
Akinobu Karakawa
昭宣 辛川
Hiroaki Shiraishi
博昭 白石
Naohiko Ishii
尚彦 石井
Narimasa Miyauchi
得誠 宮内
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者は作業室内で白米や糠が正常に排出さ
れているか否かを容易に把握する必要、作業室側への糠
の取り出しとは別に機械室内の糠回収手段に糠の回収、
さらに、作業室側で糠を回収する場合、糠が供給漏斗2
5から供給する玄米に混入するのを防止し精白作業にお
ける選別を容易にし得る等の必要がある。 【解決手段】 精穀屋1を隔壁2の仕切により糠回収手
段を有する機械室3と作業室4とを設け、該作業室側に
内部に精穀転子を内装する精穀筒5の排出口及び糠排出
筒9の排出口を設けて糠を作業室側と機械室側とに取り
出し可能に設け、精穀屋1の正面視において、糠排出筒
9の排出口を作業側に設けて原料である玄米を機械室側
の揚穀装置26に供給する供給漏斗25とは反対側に設
けてなる精穀装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小さな精穀屋内
でコインを投入することによって、自動的に精穀を行う
精穀装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コインを投入することにより、精米する
装置として実開昭59−171746号公報があり、白
米の自動販売機として特開昭48−29500号公報が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1番
目の装置は白米を操作室で回収するが、精米機から出る
糠を機械室に設けた糠箱で回収する手段であるので、自
動精米装置を使用する人は糠を回収できない。そして、
第2番目の手段は糠箱を本体の底部で且つ本体内に設け
ているので、白米の購入者が糠を持って帰る場合、白米
受部から本体の側面に移動して袋糠を取り出す必要があ
り、また白米受部から糠が袋糠に供給されているか否か
全く見えない。
【0004】また、作業室の供給漏斗に供給される玄米
に糠の混入を防止する必要もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、精穀作業に
おける前記課題を解決することができる精穀装置を提供
するものであって、つぎの技術的手段を講じた。即ち、
精穀屋1を隔壁2の仕切により糠回収手段を有する機械
室3と作業室4とを設け、該作業室側に内部に精穀転子
を内装する精穀筒5の排出口及び糠排出筒9の排出口を
設けて糠を作業室側と機械室側とに取り出し可能に設
け、精穀屋1の正面視において、糠排出筒9の排出口を
作業側に設けた供給漏斗25とは反対側に設けてなる精
穀装置とする。
【0006】
【作用】玄米は精穀筒内で精穀転子によって精穀処理を
受けた後、作業室側に位置する精穀筒5の排出口から排
出される。また、精穀処理によって生じた糠は機械室側
の糠回収手段と作業側で供給漏斗25とは反対側に設け
に位置する糠排出筒9の排出口から取り出すことができ
る。
【0007】
【効果】白米及び糠を作業室側に取り出すことができる
ので、作業者は作業室内で白米や糠が正常に排出されて
いるか否かを容易に把握することができる。また、作業
室側への糠の取り出しとは別に機械室内の糠回収手段に
糠を回収できる。さらに、作業室側で糠を回収する場
合、この糠回収位置は供給漏斗25から遠い所にあるの
で、糠が供給漏斗25から供給する玄米に混入するのを
防止し精白作業における選別を容易にし得る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。まず、その構成について説明すると、
精穀屋1は平面長方形状で長手方向中央部近くに横方向
の隔壁2が設けられた箱型状の小屋である。そして、こ
の隔壁2の仕切によって作業室4と機械室3に形成して
おり、夫々の室3、4には各別に屋外から出入できるド
ア12、13を設けている。
【0009】機械室3には機枠を床枠上に一体にして立
設し、この機枠に、隔壁2を通して機械室側から作業室
側に突出する精穀筒5を取付けている。そして、該精穀
筒5には回転可能に架設した精穀転子(図示せず)とこ
の転子外周部に設けた除糠網から排出された糠をファン
(図示せず)でもって、糠案内筒14を介してサイクロ
ン内に送り込むように構成している。
【0010】栄養強化米筒6は一端に形成した排出口7
を作業室4側にのぞませ、他端部を機械室3に設けた栄
養強化米貯粒タンク16に連通させている。そして、該
栄養強化米筒6の中間部には、正逆転モ−タ17の正・
逆転によって矢印方向に移動してこの筒6の通路を開閉
するシャッタ18を設けている。コインボックス8は作
業室側に設けており、コインの投入によって前記正逆転
モ−タ17を駆動する。
【0011】19は一端部を作業室内にのぞんでいる前
記精穀筒5の精穀処理済穀流排出口にのぞませ、他端部
をタンク20の上方にのぞませている穀粒案内漏斗であ
って、この漏斗19の案内終端部と前記排出口7をタン
クにのぞませている。21はタンク20の下方位置に設
けた回収袋である。第3図のブロック回路を説明する
と、22はマイクロコンピュ−タの演算制御部であっ
て、比較演算及び算術論理演算を行う。そして、該演算
制御部22に入力される情報としては、コインボックス
内に投入したコイン情報があり、また、出力される信号
としては、正逆転モ−タ17を正転または逆転させる正
転駆動回路23及び逆転駆動回路24への駆動指令信号
がある。演算制御部22は、つぎの機能がある。即ち、
コインボックス8にコインが投入されると、演算制御部
22は正転駆動回路23に駆動指令信号を出力して、正
逆転モ−タ17を正転させる。そして、所定時間後に、
逆転駆動回路24に駆動指令信号を出力して正逆転モ−
タ17を逆転させる。25は揚穀装置26へ穀粒を供給
する供給漏斗であり、また、この揚穀装置26の揚穀端
部を前記精穀筒5へ案内するホッパ27に連通してい
る。28は作業室側に設けた精穀用のコイン投入口であ
る。
【0012】前記サイクロン15の下端に設けた排出口
(図示せず)は、正逆転モ−タ29で正逆転できる糠搬
送ラセン30を備えてなる糠搬送装置31に連通させて
おり、そして、この糠搬送装置31の一端部を糠回収袋
32に連通させ、他端部を機械室側に設けた糠タンク3
3に連通させている。つぎに、第5図のブロック回路を
説明すると、34はマイクロコンピュ−タの演算制御部
であって、比較演算及び算術論理演算を行う。そして、
該演算制御部34に入力される情報としては、前記糠タ
ンク33に設けた糠センサ35からの糠補給情報とコイ
ンボックス11に投入されたコイン投入情報があり、ま
た、出力される情報としては、正逆転モ−タ29を正転
または逆転させる正転駆動回路36及び逆転駆動回路3
7への駆動指令信号と、糠タンク33から作業室側に位
置する排出口10を有する糠排出筒9に至る間に設けた
シャッタ(図示せず)を作動させるソレノイド38への
駆動指令信号がある。なお、コインボックス11へのコ
イン投入情報に替えて、糠の要、不要情報が入力される
ように構成してもよい。
【0013】第6図は、糠案内筒14から排出される糠
を収納する糠収納タンク39から落下してきた糠を、圧
縮整形機40で所定の形に圧縮するように構成してい
る。つぎに、その作用について説明すると、供給漏斗内
に玄米を投入してからコイン投入口28にコインを投入
する。すると、電動モ−タ(図示せず)は駆動して回転
各部を駆動するので、この玄米は揚穀装置26で揚穀さ
れてホッパ内に送り込まれてから、精穀筒内に落下し精
穀転子で精穀作用を受ける。この時、除糠網から抜け出
た糠は、糠案内筒14を介してサイクロン内に送り込ま
れて糠搬送装置内に落下するが、この糠を運んできて糠
と分離された風は機外に排風される。一方、白米は精穀
転子に圧送されて端部からタンク20に排出される。そ
して、作業者がコインボックス内にコインを投入する
と、演算制御部22から正転駆動回路23に駆動指令信
号されて正逆転モ−タ17を正転させるので、これに関
連してシャッタ18は栄養強化米筒6を開口して栄養強
化米貯粒タンク内に貯粒されている栄養強化米を排出口
7からタンク内に排出する。そして、所定時間が経過す
れば、演算制御部22から逆転駆動回路24に駆動指令
信号を出力して、正逆転モ−タ17を逆転させる。従っ
て、シャッタ18もこれに関連して移動して筒6を閉鎖
し、栄養強化米の排出をストップさせる。このように、
精穀作業を行いながらも、栄養強化米を購入でき、その
上、白米の排出タンク内に取り出すことができるので回
収作業も容易である。
【0014】このような精穀作業において、糠を購入し
たい場合には、コイン投入口11にコインを投入する
と、演算制御部34はソレノイド38に駆動指令信号を
出力するので、励磁されたソレノイド38はシャッタ
(図示せず)を作動して開口させ、糠タンク内に収納さ
れている糠を糠排出筒9を介して作業室4に位置する排
出口10から取り出すことができる。そして、所定時間
経つと、ソレノイド駆動停止信号が出力されるので、シ
ャッタは再び元位置に戻って糠の排出をストップさせ
る。
【0015】このような作業において、糠タンク内の糠
が下レベルより少なくなると、糠センサ35はこれを検
出して演算制御部34に補給信号を入力するので、演算
制御部34は正転駆動回路36に駆動指令信号を出力す
る。すると、正逆転モ−タ29は正転して糠搬送ラセン
30を回転させサイクロン15から落下した糠を糠タン
ク内に補給するが、上レベルのセンサが満杯を感知する
と、今度は、逆転駆動回路37に駆動指令信号が出力し
て正逆転モ−タ29を逆転させる。従って、糠は糠搬送
ラセン30によって糠回収袋32側に搬送され、ここ
で、回収される。このように、作業者は作業室側で白米
及び糠を取り出すことができる。また、作業者は糠を自
由に購入できると共に、糠を糠タンク内に自動的に補給
でき、その上、糠回収袋にも余分の糠を回収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】精穀屋の正面図
【図2】栄養強化米貯粒タンクの平面図
【図3】ブロック回路
【図4】糠タンクを設けた精穀屋の平面図
【図5】糠タンクの正面図
【図6】ブロック回路
【図7】圧縮整形機を設けた精穀屋の平面図
【図8】圧縮整形機の正面図である。
【符号の説明】
1 精穀屋 2 隔壁 3 機械室 4 作業室 5 精穀筒 9 糠排出筒 25 供給漏斗
フロントページの続き (72)発明者 辛川 昭宣 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 白石 博昭 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 石井 尚彦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 宮内 得誠 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精穀屋1を隔壁2の仕切により糠回収手
    段を有する機械室3と作業室4とを設け、該作業室側に
    内部に精穀転子を内装する精穀筒5の排出口及び糠排出
    筒9の排出口を設けて糠を作業室側と機械室側とに取り
    出し可能に設け、精穀屋1の正面視において、糠排出筒
    9の排出口を作業側に設けた供給漏斗25とは反対側に
    設けてなる精穀装置。
JP28669096A 1996-10-29 1996-10-29 精穀装置 Expired - Lifetime JP2699970B2 (ja)

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JP28669096A JP2699970B2 (ja) 1996-10-29 1996-10-29 精穀装置

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JP60154693A Division JPH08202B2 (ja) 1985-07-12 1985-07-12 精穀装置

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JPH09168746A true JPH09168746A (ja) 1997-06-30
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072871A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Iseki & Co Ltd コイン精米機
JP2015223573A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 井関農機株式会社 精米設備

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072871A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Iseki & Co Ltd コイン精米機
JP2015223573A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 井関農機株式会社 精米設備

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