JPH09166518A - 光学部材検査装置 - Google Patents

光学部材検査装置

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JPH09166518A
JPH09166518A JP18255796A JP18255796A JPH09166518A JP H09166518 A JPH09166518 A JP H09166518A JP 18255796 A JP18255796 A JP 18255796A JP 18255796 A JP18255796 A JP 18255796A JP H09166518 A JPH09166518 A JP H09166518A
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JP
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optical member
image
light
polarizers
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Application number
JP18255796A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kida
敦 木田
Masato Hara
正人 原
Masayuki Sugiura
正之 杉浦
Toshihiro Nakayama
利宏 中山
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光学部材全体の複屈折状態を示すデータを出
力することができる光学部材検査装置を提供する。 【解決手段】ライトガイドケーブル1から出射された白
色光は、拡散板2にて拡散され照明側偏光フィルタ3に
入射し、ある一定方向の直線偏光光のみを透過し、光学
部材Aに入射する。光学部材A内の複屈折を生じている
箇所を透過した直線偏光光は、その振動方向が旋光され
る。レンズ側偏光フィルタ4は、照明側偏光フィルタ3
によって透過される直線偏光の方向に直交する方向の直
線偏光のみを透過する。光学部材A内の複屈折を生じて
いる箇所を透過した光のみが撮像装置5によって撮像さ
れる。偏光フィルタ回転制御部7は、偏光フィルタ3及
び4を、それら相互の回転位相差を一定に保ちつつ、回
転駆動する。画像処理部6は、このようにして回転され
た偏光フィルタ3,4の各回転位置において撮像された
画像を合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、レンズ等の光学部
材の光学的欠陥を検出するための光学部材検査装置に関
し、特に、光学部材の複屈折状態の異常を検出するため
の光学部材検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レンズ,プリズム等の光学部材は、入射
した光束が規則正しく屈折して、平行に進行したり、一
点又は線状に収束したり発散するように設計されてい
る。しかしながら、光学部材の成形異常や外力により複
屈折が生じていると、所望の性能を得ることができなく
なる。特に、樹脂を射出成形する事によって作成される
レンズやプリズム等の光学部材では、ゲート近傍におけ
る高分子の配向歪みによって、複屈折が生じてしまうこ
とがある。従って、このような欠陥を効率良く検出する
ことが必要となっている。
【0003】そのため、従来より、このような複屈折状
態の異常を検出するために、歪計を用いた人間の目によ
る官能検査が行われていた。この歪計は、偏光格子が交
差して設けられて構成されたものであり、各偏光格子の
間に配置された被検査物(光学部材)の複屈折状態の乱
れに応じた偏光的な光線透過を、観察するという装置で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歪計に
よって直接観察される映像は、その時々における偏光格
子方向に従った方向に偏光している異常光のみによって
形成された映像である。従って、歪計によると、瞬間的
には被検査物の一部のみの状態しか観察できない。な
お、このような歪計において被検査物全体の複屈折分布
を把握するためには、歪計上にて被検査物を回転させ
て、各方向における異常光の状態を見ながら全体の複屈
折状態を推測するといった手順を踏まなければならな
い。従って、歪計によって被検査物全体の複屈折状態を
把握することは、事実上非常に困難である。
【0005】また、歪計による検査は、観察された映像
に基づいて検査者が良品であるか不良品であるかの判定
を行う官能検査であるので、良品と不良品との客観的な
判定基準を定めることができない。従って、複数の人間
によって検査を行う場合、検査する人毎に良否の判定基
準がばらついてしまうので、検査する人によっては、良
品の中に不良品を含めてしまって製品全体の品質を落と
してしまったり、良品を不良品として破棄して無駄を生
じさせてしまっていた。また、同一人が検査する場合で
あっても、慣れが生じるにつれて判定基準が厳しくなる
傾向があり、良品を不良品と判定してしまうことが多々
あった。
【0006】そこで、本発明の第1の課題は、被検査物
たる光学部材全体の複屈折状態を示すデータを出力する
ことができる光学部材検査装置を提供することである。
また、本発明の第2の課題は、客観的基準に従って良品
と不良品との合否判定を行うことができる光学部材検査
装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第1の課題を解決するためになされたものであり、
光学部材の光学的欠陥を検出する光学部材検査装置であ
って、照明光を照射する照明光照射手段と、前記照明光
の光路中において前記光学部材の前後に夫々位置する一
組の偏光子と、この一組の偏光子を前記光路に交わる面
内において相互の回転位相差を一定に保ちつつ回転させ
る偏光子回転手段と、この偏光子回転手段によって回転
させられた前記一組の偏光子の複数の回転位置におい
て、前記光学系及び前記一組の偏光子を透過した光を撮
像する撮像手段と、前記一組の偏光子が180°回転す
る間に前記撮像手段によって撮像された画像を合成する
合成手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】光学部材とは、凸レンズ及び凹レンズ,プ
リズム,平行平面板等、光を透過させる透明な光学部材
であり、ガラスからなる光学部材及び樹脂成形による光
学部材を含む。光学部材の光学的欠陥とは、複屈折を生
じないように設計された光学部材に複屈折が生じている
こと,所定の条件に従った複屈折を生じるように設計さ
れた光学部材の複屈折の状態が乱れていること,光学部
材の表面に欠陥が生じていること,等が、例示される。
光学部材の表面の欠陥としては、表面のキズや汚れやゴ
ミ,等が列挙される。
【0009】照明光照射手段は、白色ランプ等の発光部
を有していても良いし、外光を案内するものであっても
良い。この照明光照射手段から照射される光は、あらゆ
る方向に偏光した偏光光を重畳したものであることが望
ましい。但し、一方向に振動する直線偏光光を照射する
ものとしても良い。この場合には、この直線偏光光を円
偏光又は楕円偏光に変換する旋光素子(λ/4板等)
を、照明光照射手段の照射端に配置すれば良い。
【0010】偏光子としては、シートポラライザー,ニ
コルプリズム,等の偏光子を用いることができる。光学
部材の前,即ち照明光の入射側に配置される偏光子と光
学部材の後,即ち照明光の出射側に配置される偏光子と
は、それらを透過する直線偏光の偏光方向が互いに直交
していても良いし、互いに平行になっていても良い。
【0011】撮像手段は、固体撮像素子によって撮像す
るものであっても撮像管によって撮像するものであって
も良い。請求項2記載の発明は、請求項1における一組
の偏光子の前記相互の回転位相差が、各々の偏光子によ
って透過される光の偏光方向が互いに直交するように設
定されていることで、特定したものである。この場合、
光学部材中の複屈折を生じている箇所を透過した光が撮
像手段によって撮像されることになる。このように構成
すると、複屈折が生じている場合だけ、光が光学部材及
び各偏光子を透過することになる。従って、複屈折を生
じているか否かを判定する場合の判定しきい値の設定が
容易になる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1における
一組の偏光子の前記相互の回転位相差が、各々の偏光子
によって透過される光の偏光方向が互いに平行になるよ
うに設定されていることで、特定したものである。この
場合、光学部材中の複屈折を生じている箇所を透過した
光は、撮像手段への入射が偏光子によって阻止されるこ
とになる。このようにすると、光学部材の表面欠陥が生
じている箇所を透過した光も、撮像手段へ入射すること
なく拡散されてしまうので、異常箇所として画像データ
中に現れることになる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1の撮像手
段によって撮像された画像内における濃淡変化が大きい
部位を強調する強調手段を更に備えたことで、特定した
ものである。このようにすることで、光学的欠陥を生じ
ている箇所を明確に示すことができる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項4の強調手
段が、前記画像を多数の画素に分け、隣接する各画素の
輝度同士を比較して微分処理し、この微分処理の結果得
られた画像を前記強調がなされた画像とすることで、特
定したものである。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1,4,又
は5の撮像手段によって撮像された画像中に現れる像の
形状を数値化する数値化手段と、この数値化手段によっ
て数値化された数値が所定の判定基準値を超えたか否か
を判定する判定手段とを、更に備えたことで、特定した
ものである。このようにしたことで、光学的欠陥を客観
的基準に従って評価できるので、上述の第2の課題が解
決されるのである。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6の数値化
手段が、前記画像中に表れる閉曲線の円度を算出するこ
とで、特定したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0018】
【実施形態1】 <光学部材検査装置の光学構成>図1は、本発明による
光学部材検査装置の実施の形態を示す光学構成図であ
る。図1に示すように、この光学部材検査装置は、共通
の光軸l上において光の進行方向に沿って順番に配置さ
れたライトガイドケーブル1,拡散板2,照明側偏光フ
ィルタ3,レンズ側偏光フィルタ4,及び撮像装置5、
並びに、撮像装置5に接続された画像処理部6,及びこ
の画像処理部6に接続された偏光フィルタ回転制御部7
から構成されている。
【0019】被検査物たる光学部材Aは、光軸lと同軸
に、両偏光フィルタ3,4の間に配置される。この光学
部材Aは、正又は負レンズ,並行平面板,等、光を透過
する光学部材である。
【0020】照明光照射手段としてのライトガイドケー
ブル1は、図示せぬ基端から入射された光を導光して、
その先端から発散しつつ出射する光ファイバ束である。
このライトガイドケーブル1によって導光される光は、
被検物たる光学部材Aの使用目的に依り、あらゆる種類
の光を用いることができる。例えば、自然光,白色光,
赤外光,紫外光,特定波長の可視光,等に、切り換えら
れる。但し、その光は、あらゆる方向の直線偏光光や楕
円偏光光を重畳した光であることが望ましい。
【0021】拡散板2は、ライトガイドケーブル1の先
端から出射された光をその入射側面にて受けて、あらゆ
る方向に拡散しつつ出射する。そして、その一部が照明
側偏光フィルタ3に入射されるのである。
【0022】照明側偏光フィルタ(照明光の光路中にお
いて光学部材Aの前に位置する偏光子)3は、特定の直
線偏光成分のみを透過させるフィルタであり、偏光フィ
ルタ回転制御部7によって光軸lを中心に回転駆動され
る。従って、拡散板2によって拡散された光に含まれる
各成分のうち、この照明側偏光フィルタ3の回転位置如
何によって定まる特定の方向の直線偏光成分のみが、こ
の照明側偏光フィルタ3を透過する。
【0023】同様に、レンズ側偏光フィルタ(照明光の
光路中において光学部材Aの後に位置する偏光子)4
も、特定の直線偏光成分のみを透過させるフィルタであ
り、偏光フィルタ回転制御部7によって、光軸lを中心
にこの光軸に直交する面内で回転駆動される。このと
き、照明側偏光フィルタ3とレンズ側偏光フィルタ4と
は、相互の回転位相差を一定に保ちながら、同期して回
転する。具体的には、照明側偏光フィルタ3が透過する
直線偏光方向とレンズ側偏光フィルタ4が透過する直線
偏光方向とが互いに直交する回転位相差,又は、それら
が互いに平行になる回転位相差を保ちつつ、両フィルタ
3,4が回転するのである。
【0024】照明側偏光フィルタ3が透過する直線偏光
方向とレンズ側偏光フィルタ4が透過する直線偏光方向
とが互いに直交するように各偏光フィルタ3,4がセッ
トされている場合には、両偏光フィルタ3,4に挟まれ
た光学部材Aに複屈折が生じていない限り、通常、レン
ズ側偏光フィルタ4を透過する光はあり得ない。しかし
ながら、光学部材Aの一部に複屈折が生じている場合に
は、その部分を透過した光の一部が異常光となる。この
異常光は、入射光の振動方向に対して直交する方向に振
動するように旋光するので、レンズ側偏光フィルタ4を
透過するのである。なお、被検査物としての光学部材A
がレンズである場合、光軸lから周辺に偏倚した箇所に
おいては、入射光に対してレンズの面方向が傾くので、
この面に対するP偏光成分とS偏光成分との透過率の相
違によって、偏光主軸(直線偏光の振動方向)の回転と
いう現象が生じる。この偏光主軸の回転が生じるのは、
レンズの中心から入射光の振動方向及びこれに直交する
方向に伸びる十字線状部位以外の箇所である。このよう
にして偏光主軸が回転すると、レンズ側偏光フィルタ4
によって透過される方向の偏光成分が生じるので、仮令
複屈折が生じていなくても、透過光の一部がレンズ側偏
光フィルタ4を透過する。
【0025】これに対して、照明側偏光フィルタ3が透
過する直線偏光方向とレンズ側偏光フィルタ4が透過す
る直線偏光方向とが互いに平行になるように各偏光フィ
ルタ3,4がセットされている場合には、両偏光フィル
タ3,4に挟まれた光学部材Aに複屈折が生じていない
限り、通常、全ての光がレンズ側偏光フィルタ4を透過
する。しかしながら、光学部材Aの一部に複屈折の異常
が生じている場合には、その部分を透過した光のうちの
一部が異常光となり、レンズ側偏光フィルタ4での透過
が阻止される。従って、この複屈折の異常が生じている
部分を透過する光の光量が低下する。なお、被検査物と
しての光学部材Aがレンズである場合には、上述したの
と同様に、レンズの中心から直線偏光の振動方向及びこ
れに直交する方向に伸びる十字線状部位以外の箇所を透
過した光の一部は、複屈折が生じていない場合であって
も、偏光主軸の回転に起因してレンズ側偏光フィルタ4
を透過する。
【0026】このようにしてレンズ側偏光フィルタ4を
透過した光は、撮像装置5によって撮像される。この撮
像手段としての撮像装置5は、正レンズ群である図示せ
ぬ撮像レンズと、この図示せぬ撮像レンズによって結像
された映像を撮像する撮像素子(CCDエリアセンサ)
とから、構成されている。これら図示せぬ撮像レンズ及
び撮像素子は、撮像レンズに関して光学部材Aの表面の
位置と撮像素子の位置とが光学的に等価となるように、
夫々位置決めされている。
【0027】なお、特に、照明側偏光フィルタ3が透過
する直線偏光方向とレンズ側偏光フィルタ4が透過する
直線偏光方向とが互いに平行になるようにセットされて
いる場合には、光学部材Aの表面にキズが付いていたり
ゴミが付着していたりしていると、その部分を透過する
光も減衰することになる。この点、撮像装置5内での撮
像レンズ及び撮像素子が上記したように位置決めされて
いるので、そのキズやゴミの影が撮像素子上に結像され
る。
【0028】この撮像装置5によって撮像された画像デ
ータは、画像処理部6に入力される。合成手段,強調手
段,数値化手段,及び判定手段としての画像処理部6
は、被検査物たる光学部材Aが良品であるか不良品であ
るかの判定を行うプロセッサであり、撮像装置7から入
力された画像データに対して所定の画像処理を行い、被
検査物たる光学部材Aの光学的欠陥の程度を数値化する
とともに、この数値を一定の判定基準値(許容値)と比
較し、この数値が判定基準値内に収まっているか超えて
いるかの判定を行う。この画像処理部6は、この判定処
理を行うため、内部に、第1メモリ6a,第2メモリ6
b,及び第3メモリ6cを有している。また、画像処理
部6は、この判定処理を行うのに伴い、偏光フィルタ回
転制御部7に対して各偏光フィルタ3,4の回転指示を
行う。
【0029】偏光子回転手段としての偏光フィルタ回転
制御部7は、画像処理部6からの回転指示に従い、両偏
光フィルタ3,4を、それらの相互の回転位相差を一定
に保ちつつ、一定角度(例えば22.5度)づつ回転さ
せる。 <画像処理>次に、被検査物たる光学部材Aが良品であ
るか不良品であるかの判定を行うために画像処理部6に
おいて実行される画像処理の内容を、図2のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0030】この画像処理は、画像処理部6に接続され
た図示せぬ検査開始ボタンが押下されることによりスタ
ートする。そして、S01乃至S05のループ処理が実
行される。
【0031】このループ処理に入って最初のS01で
は、撮像装置5から入力された画像データを構成する各
画素(ピクセル)の輝度を256階調の数値情報に変換
し、夫々第1メモリ6aに書き込む。
【0032】次のS02では、第1メモリ6aに書き込
まれた各数値情報を順番に走査して、微分処理を行う
(強調手段に対応)。即ち、画像中における左上の画素
から右下の画素に向けて順番に各画素の数値をチェック
する。そして、チェック対象画素の数値とこれの左隣の
画素の数値及び上側に隣接する画素の数値とを比較し、
それら数値の差の絶対値を、このチェック対象画素の微
分値[0〜255]とする。このように得られた微分値
に変換された画像データでは、被検査物たる光学部材A
の周囲の輪郭,被検査物たる光学部材Aの複屈折が生じ
ている部分の輪郭,偏光主軸の回転に起因してレンズ側
偏光フィルタ4を透過した光束又はレンズ側偏光フィル
タ4の透過を阻止された光束の輪郭,及び、光学部材A
の表面のゴミ,キズ等の像の輪郭だけが、濃度の高い画
像となる。
【0033】次のS03では、画像合成処理を実行する
(合成手段に対応)。即ち、S02において得られた各
微分値を、第2メモリ6bに書き込む。この際、前回の
ループ処理でのS03の結果として前回の画像の微分値
が第2メモリ6bに書き込まれている場合には、第2メ
モリ6bに既に書き込まれている各微分値を取り出し、
今回のループ処理でのS02において得られた各微分値
を加算した後に、第2メモリ6bに上書きする。
【0034】次のS04では、処理を開始した後に両偏
光フィルタ3,4が180°回転したか否かをチェック
する。そして、未だ180°回転していない場合には、
S05において、偏光フィルタ回転制御部7に対して両
偏光フィルタ3,4を22.5度回転させる命令をす
る。この回転命令を受けると、偏光フィルタ回転制御部
7は、両偏光フィルタ3,4を、それら相互間の回転位
相差保ちつつ撮像装置5側から見て時計方向に回転させ
る。この回転後の画像データが撮像装置5から入力され
た場合には、処理をS01に戻し、この新たな画像デー
タに対する処理を実行する。
【0035】このように両偏光フィルタ3,4を若干量
づつ回転させて(S05)得られた画像データを累積す
る(S03)ようにしたのは、次の理由による。即ち、
第1に、ある時点々々において撮像される画像は、従来
の歪計の場合と同じく、ある一定方向に振動している異
常光の透過位置(又は、阻止位置)を示すものでしかな
く、全ての異常光の透過位置(又は、阻止位置)を示し
ているものではない。そのため、両偏光フィルタを光軸
lに直交する面内で回転させ、あらゆる方向における異
常光を全て検出し、同一の画像上に合成するようにし
た。このようにすることにより、異常光の偏光方向如何
を問わず、複屈折を生じている箇所を明確にすることが
できるのである。
【0036】第2に、ある時点々々において撮像される
画像には、偏光主軸の回転による透過光束の位置(透過
阻止される光束の位置)も示されている。しかし、この
偏光主軸の回転による透過光束の位置(透過阻止される
光束の位置)は、本来検出しようとしている複屈折の発
生箇所とは、無関係である。そして、この偏光主軸の回
転によって透過される(透過阻止される)直線偏光の方
向は、偏光フィルタ3,4による光の透過方向に対応し
ている。従って、両偏光フィルタ3,4を回転させる
と、複屈折によって生じた透過光束の位置(透過阻止さ
れる光束の位置)が一定のままであるのに対し、偏光主
軸の回転によって生じた透過光束の位置(透過阻止され
る光の位置)は、両偏光フィルタ3,4の回転に伴って
回転する。そこで、各回転位置において撮像された画像
を同一の画像上に合成することにより、偏光主軸の回転
によって生じた透過光の輪郭(透過阻止される光の輪
郭)を略平均化して目立たなくさせることができ、複屈
折によって生じた透過光の輪郭(透過阻止される光の輪
郭)を益々際立たせることができる。
【0037】以上のようにループ処理を繰り返した結果
両偏光フィルタ3,4が180°回転すると(即ち、両
偏光フィルタ3,4の22.5度づつの回転を8回繰り
返すと)、S04からこのループ処理を抜けて、処理は
S06に進む。
【0038】S06では、良否判定処理を実行する。図
3は、このS06において実行される良否判定処理サブ
ルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチ
ンに入って最初のS11では、検査対象領域抽出処理を
実行する。
【0039】図4は、このS11において実行される検
査対象領域抽出処理サブルーチンの内容を示すフローチ
ャートである。このサブルーチンに入って最初のS31
では、二値化処理を行う。この二値化処理とは、第2メ
モリ6b内の画像データの各画素に対応する数値情報が
所定の閾値を超えていればその数値情報を255(白)
に置き換え、超えていなければ0(黒)に置き換える処
理である。この閾値は、光学部材Aの外縁が途切れるこ
となく白(255)の閉曲線として残し得るような値
に、設定されている。
【0040】次のS32では、閉領域抽出処理が実行さ
れる。この閉領域抽出処理とは、閉じた白線によって囲
まれている領域のみを抽出する処理である。具体的に
は、S31により二値化された画像データを構成する黒
い画素[0]のうち、白い画素[255]によって取り
囲まれているものを閉領域内の画素とみなす。そして、
この閉領域内のものと見なされた全画素の数値を255
とし、それ以外の全画素の数値を0とする。
【0041】次のS33では、穴埋め処理が実行され
る。この穴埋め処理とは、白い画素[255]の中に残
された黒い画素[0]を消去するための処理である。具
体的には、S12によって得られた画像データを構成す
る黒い画素[0]のうち、白い画素[255]によって
取り囲まれているものの数値を255とする。
【0042】次のS34では、領域選択処理が実行され
る。この領域選択処理とは、本来必要とされる領域のみ
を有効とするとともに、それ以外の閉領域を削除するた
めの処理である。具体的には、S33によって得られた
画像データに含まれる各閉領域のうち、画面中心を取り
囲んでいる閉領域はそのままとし、それ以外の全閉領域
を構成する全画素の数値を0とする。このS34の処理
の結果得られた画像における白い画素[255]の領域
は、検査対象光学部材の画像の領域に対応しているの
で、この画像のことを以下「マスク画像」という。
【0043】次のS35では、マスク画像NOT(反
転)が実行される。これは、マスク画像を構成する各画
素の数値を反転するための処理である。具体的には、2
値処理されたマスク画像を構成する各画素の数値(8ピ
ットパラレルのデジタル値)のうち、白い画素[25
5]を黒い画素[0]に、黒い画素[0]を白い画素
[255]に変換するための処理である。
【0044】次のS36では、第2メモリ(6b)に書
き込まれている各画素の数値(8ピットパラレルのデジ
タル値)から、S35での反転処理の結果得られた反転
マスク画像の各画素の数値(8ピットパラレルのデジタ
ル値)を減算する。この減算の結果、反転マスク画像の
画素の数値が0であれば、画像データの画素の数値がそ
のまま残り、また、反転マスク画像の画素の数値が25
5であれば、画像データの数値が0となる。なお、減算
の結果、画素の数値が0以下になる場合でも、画素の数
値を0とする。
【0045】以上により、良品又は不良品の判定に用い
られる画像データが得られるので、このサブルーチンを
終了して、図3の良否判定処理サブルーチンに処理が戻
る。図3においてS11の次に実行されるS12では、
S11によって抽出された画像データを構成する各画素
の数値を閾値と比較し、二値化(255:白,又は、
0:黒)する。即ち、閾値を127と設定し、数値0〜
127を数値0に置き換えるとともに、数値128〜2
55を数値255に置き換える。なお、閾値を255と
設定し、数値255を数値255のままにしておくとと
もに、それ以外の数値を数値0に置き換えるようにして
も良い。
【0046】次のS13では、抽出を行うべき抽出物,
即ち、白い画素[255]からなる環状に閉じた図形
が、S12によって二値化された画像中に含まれるか否
かを、チェックする。そして、抽出を行うべき抽出物が
画像中に含まれている場合には、S14〜S17のルー
プ処理を実行する。
【0047】このループ処理に入って最初のS14で
は、最も外側に存在する抽出物を一つ抜き出す。即ち、
この抽出物を処理対象図形として着目し、その背景であ
る黒い画素[0]の領域を画像処理の対象から外す。な
お、抽出物を抜き出す順番としては、外側からでなくて
も、内側からであっても良い。
【0048】次のS15では、穴埋め処理を実行する。
即ち、S14にて抜き出した抽出物によって囲まれた数
値0の閉領域を「穴」とみなし、この閉領域に含まれる
全ての画素の数値を255に置き換えるのである。
【0049】次のS16では、S15での穴埋め処理に
よって得られた数値255の画素からなる領域の面積及
び周囲長を求め、求めた面積及び周囲長に基づいて円度
を算出する。即ち、先ず、画像データ全体をスキャンし
て、数値255の画素の数を数え、これを「面積」とす
る。次に、各画素の形状が正方形であるとの前提に立
ち、数値255を有する各画素の各辺のうち、数値0の
画素と隣接している辺のみに着目する。そして、二つの
辺が同方向に連続している場合には長さ1とし、二つの
辺が直角に曲がっている場合には長さ21/2とし、この
長さの総計を計数し、これを「周囲長」とする。このよ
うに求められた「面積」及び「周囲長」の値に対して下
記式(1)を施して、「円度」を求めるのである。
【0050】 円度 = 4π(面積)/(周囲長)2 ……(1) このように、求められた「円度」の値は、第3メモリ6
c内に格納されたデータ列の末端に繋がれる。
【0051】次のS17では、今回のループ処理におい
て処理対象とした抽出物を、第2メモリ6b内の画像デ
ータから消去する。即ち、この抽出物に対応する画素の
数値を、255から0に置き換えるのである。
【0052】以上のループ処理を繰り返した結果、抽出
すべき抽出物がなくなった場合には、S13からこのル
ープ処理を抜けて、処理をS18〜S20のループ処理
に進める。このループ処理において最初のS18では、
第3メモリ6cに格納されたデータ列内に「円度」を示
すデータがあるかどうかをチェックする。そして、「円
度」を示すデータがある場合には、処理をS19に進め
る。
【0053】S19では、データ列の先頭から「円度」
を示すデータを一つ取り出して、これが許容範囲内であ
るかどうかをチェックする。即ち、上記式(1)から明
らかなように、「円度」の値は、抽出物の形状が真円で
あれば1であり、抽出物の形状が真円から乱れる程小さ
くなる。従って、判定閾値を例えば0.9と設定し、
「円度」の値がこの判定閾値以上であれば許容範囲内で
あると判定し、この判定閾値よりも小さければ許容範囲
外であると判定するのである。そして、許容範囲外であ
るとした場合には、S21において、NG(不良品)で
ある場合の処理(図示せぬ表示装置により不良品である
旨の表示を行う等)を行い、このサブルーチンを終了し
て図2のメインルーチンに処理を戻す。
【0054】これに対して「円度」が許容範囲内である
とした場合には、S20において、処理対象をデータ列
内における次のデータに移動する。即ち、今回のループ
処理におけるS19での処理対象となった「円度」を示
すデータを、第3メモリ6cに格納されているデータ列
から削除する。
【0055】以上のループ処理を繰り返した結果、「円
度」が許容範囲外であるとの判定を受けることなく、デ
ータ列内のデータが無くなった場合には、S22におい
て、OK(良品)である場合の処理(図示せぬ表示装置
により良品である旨の表示を行う等)を行い、このサブ
ルーチンを終了して図2のメインルーチンに処理を戻
す。
【0056】図2のメインルーチンでは、図3のサブル
ーチンから処理が戻されてS06が完了すると、画像処
理を終了する。 <光学部材検査装置による検査手順>本実施形態による
光学部材検査装置によって光学部材を検査する時には、
検査者は、被検査物たる光学部材Aを、図示せぬホルダ
に固着して光軸lと同軸に配置する。
【0057】次に、検査者は、図示せぬ検査開始ボタン
を押下して、図2の画像処理を開始させる。すると、偏
光フィルタ回転制御部7によって各偏光フィルタ3,4
が22.5度づつ回転駆動されるとともに(S05)、
各回転位置において被検査物たる光学素子A及び両偏光
フィルタ3,4を通過した光によって形成される画像
が、撮像装置5によって撮像される(S01)。画像処
理部6は、撮像した各画像の濃淡変化箇所を微分処理に
よって強調し(S02)、180°回転分にわたって加
算する(S03,S04)。
【0058】その結果、被検査物たる光学部材Aを透過
する(透過を阻止される)いかなる振動方向の異常光に
関しても、それを透過する領域(それの透過が阻止され
る領域)が抽出され、それらが一つの画像データにまと
め上げられる。そして、画像データに含まれる閉曲線の
図形の円度が求められ、一定の判定閾値と比較され、こ
の比較結果に応じて良品であるか不良品であるかの判定
が客観的になされるのである。
【0059】次に、本実施形態による光学部材検査装置
によって実際に得られた画像を、以下の2つの実施例と
して示す。
【0060】
【実施例1】実施例1は、照明側偏光フィルタ3が透過
する直線偏光方向とレンズ側偏光フィルタ4が透過する
直線偏光方向とが互いに直交するように各偏光フィルタ
3,4がセットされている場合における例であり、樹脂
の射出成形によって作成されたレンズを被検査物Aとし
ている。
【0061】この場合において、ある一時点で撮像され
る画像は、図5に示す通りである。そして、各偏光フィ
ルタ3,4を180°回転させる間に得られた各画像を
微分して合成することによって得られた画像を、図6に
示す。図6において同心円状に表れる縞は、偏光主軸の
回転に起因するものであるので、これが乱れていない部
分では、複屈折異常はないことになる。一方、図6の下
側に表れた縞の屈曲は、光学部材Aの複屈折状態の異常
に起因するものである。特に、この被検査物Aは、樹脂
の射出成形によって作成されたレンズであるので、ゲー
ト部分における高分子の配向歪みによる複屈折であると
考えられる。
【0062】
【実施例2】実施例2は、照明側偏光フィルタ3が透過
する直線偏光方向とレンズ側偏光フィルタ4が透過する
直線偏光方向とが互いに平行になるように各偏光フィル
タ3,4がセットされている場合における例であり、樹
脂の射出成形によって作成されたレンズを被検査物Aと
している。
【0063】この場合において、ある一時点で撮像され
る画像は、図7に示す通りである。そして、各偏光フィ
ルタ3,4を180°回転させる間に得られた各画像を
微分して合成することによって得られた画像を、図8に
示す。図8において同心円状に表れる縞は、偏光主軸の
回転に起因するものであるので、これが乱れていない部
分では、複屈折異常はないことになる。一方、図8の下
側に表れた縞の屈曲は、光学部材Aの複屈折状態の異常
に起因するものである。特に、この被検査物Aは、樹脂
の射出成形によって作成されたレンズであるので、ゲー
ト部分における高分子の配向歪みによる複屈折であると
考えられる。また、図8において所々に表れている白点
は、レンズ表面に付着したゴミやキズによって光量が低
下した部分が微分によって強調されたものである。
【0064】以上説明したように、本実施形態による光
学部材検査装置では、被検査物たる光学部材A全体にお
ける複屈折の分布が静止画として確認でき、今まで確認
し難かった複屈折の異常を正確に検出できる。また、一
定の判断基準値を用いて良否判定を行うので、安定した
検査を行うことができる。さらに、光学部材Aの表面の
ゴミ,キズ等に重点をおいて検査するか、あるいは、光
学部材A内部の複屈折の異常に重点をおいて検査するか
を、2枚の偏光フィルタ2,3の回転位相差を切り換え
ることによって簡単に調整することができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の光学部
材検査装置によれば、被検査物たる光学部材全体の複屈
折状態を示すデータを出力することができる。
【0066】また、撮像手段によって撮像された画像中
に現れる像の形状を数値化する数値化手段と、この数値
化手段によって数値化された数値が所定の判定基準値を
超えたか否かを判定する判定手段とを設ければ、客観的
基準に従って良品と不良品との合否判定を行うことがで
きる。従って、良品として用いる製品の品質を安定させ
ることができるとともに、良品を誤判定により廃棄して
しまうといった無駄を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による光学部材検査装置
の構成図
【図2】 図1の画像処理部6において実行される画像
処理の内容を示すフローチャート
【図3】 図2のS06において実行される良否判定処
理サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図4】 図3のS11において実行される検査対象領
域抽出処理サブルーチンの内容を示すフローチャート
【図5】 第1実施例によって得られた微分処理前の画
【図6】 第1実施例によって得られた合成処理後の画
【図7】 第2実施例によって得られた微分処理前の画
【図8】 第2実施例によって得られた合成処理後の画
【符号の説明】
1 ライトガイドケーブル 2 拡散板 3 照明側偏光フィルタ 4 レンズ側偏光フィルタ 5 撮像装置 6 画像処理部 7 偏光フィルタ回転制御部 A 光学部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 利宏 東京都板橋区前野町2丁目36番9号旭光学 工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学部材の光学的欠陥を検出する光学部材
    検査装置であって、 照明光を照射する照明光照射手段と、 前記照明光の光路中において前記光学部材の前後に夫々
    位置する一組の偏光子と、 この一組の偏光子を前記光路に交わる面内において相互
    の回転位相差を一定に保ちつつ回転させる偏光子回転手
    段と、 この偏光子回転手段によって回転させられた前記一組の
    偏光子の複数の回転位置において、前記光学系及び前記
    一組の偏光子を透過した光を撮像する撮像手段と、 前記一組の偏光子が180°回転する間に前記撮像手段
    によって撮像された画像を合成する合成手段とを備えた
    ことを特徴とする光学部材検査装置。
  2. 【請求項2】前記一組の偏光子の前記相互の回転位相差
    は、各々の偏光子によって透過される光の偏光方向が互
    いに直交するように設定されていることを特徴とする請
    求項1記載の光学部材検査装置。
  3. 【請求項3】前記一組の偏光子の前記相互の回転位相差
    は、各々の偏光子によって透過される光の偏光方向が互
    いに平行になるように設定されていることを特徴とする
    請求項1記載の光学部材検査装置。
  4. 【請求項4】前記撮像手段によって撮像された画像内に
    おける濃淡変化が大きい部位を強調する強調手段を更に
    備えたことを特徴とする請求項1記載の光学部材検査装
    置。
  5. 【請求項5】前記強調手段は、前記画像を多数の画素に
    分け、隣接する各画素の輝度同士を比較して微分処理
    し、この微分処理の結果得られた画像を前記強調がなさ
    れた画像とすることを特徴とする請求項4記載の光学部
    材検査装置。
  6. 【請求項6】前記撮像手段によって撮像された画像中に
    現れる像の形状を数値化する数値化手段と、 この数値化手段によって数値化された数値が所定の判定
    基準値を超えたか否かを判定する判定手段とを、更に備
    えたことを特徴とする請求項1,4,又は5記載の光学
    部材検査装置。
  7. 【請求項7】前記数値化手段は、前記画像中に表れる閉
    曲線の円度を算出することを特徴とする請求項6記載の
    光学部材検査装置。
JP18255796A 1995-10-11 1996-07-11 光学部材検査装置 Pending JPH09166518A (ja)

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JP18255796A JPH09166518A (ja) 1995-10-11 1996-07-11 光学部材検査装置
US08/728,182 US5828500A (en) 1995-10-11 1996-10-09 Optical element inspecting apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26332795 1995-10-11
JP7-263327 1995-10-11
JP18255796A JPH09166518A (ja) 1995-10-11 1996-07-11 光学部材検査装置

Publications (1)

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JP18255796A Pending JPH09166518A (ja) 1995-10-11 1996-07-11 光学部材検査装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151814A (ja) * 2000-03-08 2008-07-03 Fujifilm Corp フィルムの欠陥検査装置およびフィルムの欠陥検査方法
WO2013084489A1 (ja) * 2011-12-08 2013-06-13 パナソニック株式会社 露光制御装置

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