JPH09166298A - ガス容器の接続装置 - Google Patents

ガス容器の接続装置

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JPH09166298A
JPH09166298A JP34789295A JP34789295A JPH09166298A JP H09166298 A JPH09166298 A JP H09166298A JP 34789295 A JP34789295 A JP 34789295A JP 34789295 A JP34789295 A JP 34789295A JP H09166298 A JPH09166298 A JP H09166298A
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JP
Japan
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gas container
connection partner
connecting device
connection
cam surface
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Pending
Application number
JP34789295A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
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ASAHI TECHNOS KK
Original Assignee
ASAHI TECHNOS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス容器をガス器具へ接続する操作の容易
化。 【構成】 径方向に変化するカム面26を接続相手20
の外周に形成し、その接続相手20の外周に回転可能に
回転部材40を設けるともに、カム面26に接して回転
し径方向へ移動可能な係合部材30を回転部材40の内
側に設け、回転部材40にガス容器10を係合して接続
相手20に押し付け回転させることにより係合部材30
を口部14の内側に係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノズルを中心とし
た凹状の空間を接続端部に有するガス容器と接続相手と
の結合のために、空間の口部に係合可能な係合部材を接
続相手の周囲に配置し、係合部材の外方又は内方への移
動によりガス容器を着脱可能に接続する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】小型のガス容器をガス器具に着脱可能に
装着する装置に特開昭63−214595号に示される
ような構成を持った発明がある。同発明はヒール又は係
合脚と称する外向きの突部を拡開させてガス容器の接続
端部に設けられている空間部の口縁に引掛け、ガス容器
をガス器具などの接続相手部分に接続する。
【0003】しかしながら同発明の場合、ヒール又は係
合脚の部分でガス容器を接続するために、ねじ部で器具
側に取り付けられた環状部材を回転させてヒール又は係
合脚を拡げる必要がある。接続が終るまでガス容器を手
で保持していなければならないため、結局両手操作が必
要となり同発明によるガス容器の着脱は大変面倒なもの
である。例えばガス器具が軽く小型のため押えている必
要がある場合などその器具とガス容器を押さえながら接
続のため環状部材を操作しなければならないことになる
からである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたもので、その課題はガス容器を接続相手
に押し込んで回すだけの単純な操作で確実に接続するこ
とができるようにすることである。
【0005】また本発明は、ガス容器の接続だけでな
く、接続されているガス容器の取り外しをも単純な操作
でなし得るようにすること、例えば片手操作によってガ
ス容器を着脱できるようにすることをその目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明は、ガス容器10と接続相手20との結合のた
めに、径方向の凹凸変化をもつカム面26を接続相手2
0の軸周りに複数箇所形成し、前記空間12の口部14
に係合可能な係合部材30を軸周りに回転可能かつ径方
向へ移動可能に形成するとともに、前記カム面26にそ
れと同数個配置し、接続相手20の外周に回転可能に回
転部材40を取り付け、該回転部材40にガス容器10
を係合させて接続相手20に押し付け、回転させること
によって係合部材30が外方へ移動するようにしたもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るガス容器の接続装置
は、ノズル11を中心とする凹状の空間12を接続端部
に設けたガス容器10を接続相手20に接続するための
ものである。ガス容器10は内部に充填されたガスを取
り出すノズル11を接続端部に有し、ノズル11の周囲
は有底の空間12である。その内方には底部13があ
り、また外方には口部14があって、口部14は径方向
内方へ相対的に突出する。
【0008】接続相手20はガス容器10を接続する相
手、つまり接続対象物であり、通常はガス容器10に充
填されているガスを使用するための装置の一部である。
そのような接続相手20はノズル11の接続のための接
続口21と、ノズル11から噴出したガスを燃焼部等へ
送るためのガス通路22とを有する。
【0009】接続相手20の接続口21を有する端部外
周には、後述する回転部材40が回転可能に取り付けら
れる。そのため端部外周には円筒状の面23を設けると
良い。また接続口21内にノズル11に対するシール部
材24を取り付ける。
【0010】接続相手20にはその径方向へ凹凸変化し
た周方向の面から成るカム面26を接続相手20の外周
りに複数箇所設ける。該カム面26は、ガス容器10の
口部14を通過可能な位置まで係合部材30を内方へ移
動させ、かつまた、空間12内にて係合部材30が前記
口部14に係合するように拡大する位置まで外方へ移動
させるために必要な距離だけ径方向へ変化した凹凸を有
する。
【0011】前記空間12の口部14の内側に係合可能
な係合部材30は接続相手20の軸周りに回転可能かつ
径方向へ移動可能に形成される。軸周りの回転は後述す
る回転部材40によってなされる公転で良いので、係合
部材30は必らずしもボール状やローラ状のように自転
可能な形状である必要はない。
【0012】係合部材30は前記各カム面26に1個ず
つ配置する。各係合部材30は接続相手20の外方端面
に設けられる環状の口金25の外方の端部27に支えら
れ、軸方向への抜け出しが止められる。なお口金25
は、接続相手20の部分に殆んどの部品、部材を組み込
んだ後で取り付けられる。
【0013】前述した回転部材40は接続相手20の外
周面23に回転可能に取り付けられる。また回転部材4
0は複数個の係合部材30を周方向へ回転させるために
保持する周方向の保持部41を有する。また保持部41
において、係合部材30は径方向へ移動可能、かつ径方
向へ抜け出さないように構成される必要がある。
【0014】回転部材40をガス容器10とともに回転
可能にするために、それらは嵌合手段50によって結合
される。例えば、ガス容器10のフランジ15に切欠乃
至口が形成されている場合、それを嵌合手段50の内の
凹部52として利用することができるので、それと嵌合
可能な凸部51を回転部材40に設ければ良い。
【0015】さらに本発明の実施例について説明する。
実施例1は図1、図2及び図3に示す構成を有する。実
施例1におけるカム面26は係合部材30として転子3
1を使用するため周方向の両端に凹状の端部28、29
を有する。転子31はボール状のものとして図示してあ
るが、ローラ状であっても良いことは勿論である。
【0016】実施例1における回転部材40は外周面2
3に嵌挿される、環状の基部42を有する。その環状基
部42から接続端部方向へ延びた仕切り壁43をカム面
26の数と同数箇所形成し、隣接壁43、43間を保持
部41とした構成を有する。仕切り壁43の端面44は
径方向外方へ向かって狭ばまっており、転子31が径方
向外方へ抜け出るのを防止している。
【0017】実施例1の装置を組み立てた状態では、口
金25によってシール部材24と転子31が支えられ、
その転子31に回転部材40が支えられた構造となる。
45は端面44の内端であり、ここで回転部材40が転
子31に係止するが、これは例示でありこの構造に限定
される訳ではない。
【0018】実施例1の接続装置によりガス容器10を
着脱するには、嵌合手段50の凸部51と凹部52とを
嵌合させた状態として、ノズル11を接続口21に押し
付け、図2(a)、(b)の如く転子31がカム面26
の深い端部28にある位置からガス容器10を軸周りに
回転させる。
【0019】ガス容器の回転によって回転部材40が回
転し、それと同時に転子31が保持部41によってカム
面26を浅い端部29の方向へ回転するに伴ない、転子
31はカム面26によって径方向外方へ移動し、口部1
4の内側に圧接させられ、ガス容器10が接続される。
取り外す場合は、図3(a)、(b)に示す状態からガ
ス容器10を逆方向へ回転させ、転子31が深い端部2
8に来るようにしてガス容器10を引けば良い。
【0020】図4及び図5は本発明に係る接続装置の実
施例2を示す。実施例2と実施例1の大きな違いは係合
部材30として、カム面26の長さとほぼ等しい長さの
弧状の部材を形成し、その一端に内向きの突子32を設
けたものを用いる点である。
【0021】弧状の係合部材30は、他の一端33にお
いて回転部材40と一体回転可能に設けられる。この係
合部材30が摺接するカム面26は、実施例1のものと
同様に半径方向への凹凸変化を有するが、凹状の端部は
不要である。他の構成は実施例1のものと同様で良い。
【0022】実施例2の接続装置によりガス容器10を
着脱する場合にも嵌合手段50を嵌め合わせ(図4
(a)、(b))、ガス容器10のノズル11を接続口
21に押し付けながら軸周りに回転させるようにする。
ガス容器10の回転によって係合部材30がそれと一体
に回転し、大突子32がカム面26を大径(浅い)側へ
摺動するので係合部材30は外方へ移動し、ガス容器1
0の口部14の内側に圧接するので(図5(a)、
(b))、ガス容器が接続される。取り外す場合は図5
(a)、(b)からガス容器10を逆方向へ回転させ、
大突子32をカム面26の小径(深い)側へ移動させれ
ば良い。
【0023】本発明の実施例1、2に示した接続装置で
は、ガス容器10を正しく装着するとノズル11が一定
寸法押し込まれるので、弁16が開きガスが噴出可能と
なる。但し、ガス容器10と接続相手20との接続完了
と同時にガスが噴出する構成とする必要はなく、別の条
件が加わってからガスが出るようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、ガス容器10を接続相手20に押し
付けながら回転させることにより回転部材40を軸周り
に回転させ、係合部材30を径方向外方へ移動させて相
手空間12の口部14に係合させるので、非常に単純な
操作で確実にガス容器10を接続することができるとい
う効果を奏する。
【0025】また本発明によれば例えば片手による単純
な操作でガス容器10の接続及び取り外しが可能にな
り、いわゆるワンタッチの着脱も行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス容器の接続装置の実施例1に
関する一部断面分解正面図。
【図2】(a)ガス容器接続前の断面図。 (b)図2(a)の下面図。
【図3】(a)ガス容器接続終了時の断面図。 (b)図3(a)の下面図。
【図4】(a)実施例2に関するガス容器接続前の断面
図。 (b)図4(a)の下面図。
【図5】(a)ガス容器接続終了時の断面図。 (b)図5(a)の下面図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルを中心とした凹状の空間を接続端
    部に有するガス容器と接続相手との結合のために、空間
    の口部に係合可能な係合部材を接続相手の周囲に配置
    し、係合部材の外方又は内方への移動によりガス容器を
    着脱可能に接続する装置であって、径方向の凹凸変化を
    もつカム面26を接続相手20の軸周りに複数箇所形成
    し、前記空間12の口部14に係合可能な係合部材30
    を軸周りに回転可能かつ径方向へ移動可能に形成すると
    ともに、前記カム面26にそれと同数個配置し、接続相
    手20の外周に回転可能に回転部材40を取り付け、該
    回転部材40にガス容器10を係合させて接続相手20
    に押し付け、回転させることによって係合部材30が外
    方へ移動するようにしたことを特徴とするガス容器の接
    続装置。
  2. 【請求項2】 カム面26は、接続相手20の外周面に
    等間隔に設けられている請求項第1項記載のガス容器の
    接続装置。
  3. 【請求項3】 接続相手20には環状の口金25が接続
    端面に設けてあり、その外方の端部27はカム面26よ
    りも径方向外方へ突出して係合部材30が軸方向へ抜け
    出るのを防止している請求項第1項記載のガス容器の接
    続装置。
  4. 【請求項4】 係合部材30はボール状又はローラ状の
    転子31である請求項第1項記載のガス容器の接続装
    置。
  5. 【請求項5】 回転部材40は環状であり、ガス容器1
    0と嵌合しそれを一体に回転させるための凸部51又は
    凹部52を有する請求項第1項記載のガス容器の接続装
    置。
  6. 【請求項6】 回転部材40は転子31を軸周りに回転
    させるために保持し、かつ転子31が径方向へ抜け出る
    のを防止する保持部41を有する請求項第1項記載のガ
    ス容器の接続装置。
  7. 【請求項7】 係合部材30は周方向長さがカム面26
    のそれとほぼ等しい長さの弧状であり、その両端に大小
    の突子32、33を有している請求項第1項記載のガス
    容器の接続装置。
JP34789295A 1995-12-15 1995-12-15 ガス容器の接続装置 Pending JPH09166298A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100842354B1 (ko) * 2007-09-03 2008-06-30 국중빈 가스토치
KR100861706B1 (ko) * 2007-04-14 2008-10-06 (주)이성산업 부탄가스용 어댑터
JP4833990B2 (ja) * 2004-10-19 2011-12-07 アプリカシヨン デ ガーズ ガス利用器具とガスカートリッジとを接続するための装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0741234B2 (ja) * 1992-07-30 1995-05-10 エルフ・アトケム・エス・アー ウンデシレン酸エステルを基剤とした、製紙工場からの廃水の脱臭剤

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