JP2519149Y2 - 回転ダンパー - Google Patents
回転ダンパーInfo
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- JP2519149Y2 JP2519149Y2 JP1989091007U JP9100789U JP2519149Y2 JP 2519149 Y2 JP2519149 Y2 JP 2519149Y2 JP 1989091007 U JP1989091007 U JP 1989091007U JP 9100789 U JP9100789 U JP 9100789U JP 2519149 Y2 JP2519149 Y2 JP 2519149Y2
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- Japan
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- rotor
- cap
- retaining ring
- annular
- hollow portion
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/30—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium with solid or semi-solid material, e.g. pasty masses, as damping medium
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/67581—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder
- G11B15/67592—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder inside the apparatus
- G11B15/67597—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with pivoting movement of the cassette holder inside the apparatus with ejection damping means
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/02—Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
- G11B33/027—Covers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/44—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
- H04N5/60—Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for the sound signals
- H04N5/62—Intercarrier circuits, i.e. heterodyning sound and vision carriers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はカセット蓋、テレビのつまみ蓋その他の回
動部分や摺動部分に用いられ、その回動や、摺動をグリ
ース、シリコンオイルなどの粘性で制動する回転ダンパ
ーに関する。
動部分や摺動部分に用いられ、その回動や、摺動をグリ
ース、シリコンオイルなどの粘性で制動する回転ダンパ
ーに関する。
〈従来の技術〉 本出願人は、下面に開放した中空部を備え、回転が伝
達されるロータと、上記ロータの中空部に下から突入
し、該中空部の内面との間に粘性流体を封入する細隙を
保つキャップとを有する回転ダンパーを、実開昭61-508
40号公報により提案した。
達されるロータと、上記ロータの中空部に下から突入
し、該中空部の内面との間に粘性流体を封入する細隙を
保つキャップとを有する回転ダンパーを、実開昭61-508
40号公報により提案した。
上記回転ダンパーは、ロータと、キャップの二部材か
らなる。このため、ロータをキャップに対し回転自在に
保持するためにキャップの外周筒壁に半径方向内向きに
突出した係止鈎部を設け、ロータをキャップに対して下
向きに押し込むと、ロータの外周下端の環状鍔が係止鈎
部を押し拡げて通過し、通過すると係止鈎部は元通りに
復元して環状鍔に上から係合したロータを保持し、ロー
タがキャップから上に脱出するのを防止する。
らなる。このため、ロータをキャップに対し回転自在に
保持するためにキャップの外周筒壁に半径方向内向きに
突出した係止鈎部を設け、ロータをキャップに対して下
向きに押し込むと、ロータの外周下端の環状鍔が係止鈎
部を押し拡げて通過し、通過すると係止鈎部は元通りに
復元して環状鍔に上から係合したロータを保持し、ロー
タがキャップから上に脱出するのを防止する。
〈考案が解決しようとする課題〉 ロータの保持力を高めるには、係止鈎部の内向き突出
量と、ロータの環状鍔の外向き突出量をともに大にする
ことが必要であるが、そうするとロータをキャップに上
から押込んで組立てる際の押込力を非常に大きくしなけ
ればならない。
量と、ロータの環状鍔の外向き突出量をともに大にする
ことが必要であるが、そうするとロータをキャップに上
から押込んで組立てる際の押込力を非常に大きくしなけ
ればならない。
このため、上記従来例では係止鈎部を有するキャップ
外周筒壁に、円周方向に等間隔に4つのスリットを上か
ら切込み、小さな押込力でロータをキャップに上から押
込んで組立てることができるようにしてある。しかし、
このように小さな押込力で組立てができるということ
は、それと同等の応力が加わるとロータがキャップから
上に脱出し、分解して使用不能になることを意味する。
又、ロータとキャップの間に介在する粘性流体がスリッ
トから外に漏出し、制動機能が低下したり、回転ダンパ
ーの使用個所を汚すという問題が生じる。
外周筒壁に、円周方向に等間隔に4つのスリットを上か
ら切込み、小さな押込力でロータをキャップに上から押
込んで組立てることができるようにしてある。しかし、
このように小さな押込力で組立てができるということ
は、それと同等の応力が加わるとロータがキャップから
上に脱出し、分解して使用不能になることを意味する。
又、ロータとキャップの間に介在する粘性流体がスリッ
トから外に漏出し、制動機能が低下したり、回転ダンパ
ーの使用個所を汚すという問題が生じる。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案は、ロータ(1)に回転の伝達を受ける
ためのギア部(4)を設け、ロータ(1)及びキャップ
(2)とは別に成形した軟質材製の保持リング(3)を
使用し、この保持リング(3)によってロータ(1)を
キャップ(2)に対して保持するようにしたのであっ
て、ロータ(1)の外周下方に環状鍔(7)を設け、キ
ャップ(2)の内周又は外周にロータ(1)の環状鍔
(7)に上から接触する保持リング(3)をスナップ嵌
め手段により取付け、このスナップ嵌め手段はキャップ
(2)と保持リング(3)にそれぞれ設けられて係合す
る環状の凹部(19)と凸部(16)とからなり、保持リン
グ(3)の上側部の内径はロータ(1)のギア部(4)
の径より大でかつロータ(1)の最大径よりは小である
ことを特徴とする。
ためのギア部(4)を設け、ロータ(1)及びキャップ
(2)とは別に成形した軟質材製の保持リング(3)を
使用し、この保持リング(3)によってロータ(1)を
キャップ(2)に対して保持するようにしたのであっ
て、ロータ(1)の外周下方に環状鍔(7)を設け、キ
ャップ(2)の内周又は外周にロータ(1)の環状鍔
(7)に上から接触する保持リング(3)をスナップ嵌
め手段により取付け、このスナップ嵌め手段はキャップ
(2)と保持リング(3)にそれぞれ設けられて係合す
る環状の凹部(19)と凸部(16)とからなり、保持リン
グ(3)の上側部の内径はロータ(1)のギア部(4)
の径より大でかつロータ(1)の最大径よりは小である
ことを特徴とする。
〈実施例〉 図示の各実施例において、1はロータ、2はキャッ
プ、3は保持リングを示す。ロータ、キャップはPOM等
硬質の合成樹脂で成形するが、保持リングはポリクロロ
プレン(ネオプレン)、その他のゴム質の軟質合成樹脂
で成形してもよい。
プ、3は保持リングを示す。ロータ、キャップはPOM等
硬質の合成樹脂で成形するが、保持リングはポリクロロ
プレン(ネオプレン)、その他のゴム質の軟質合成樹脂
で成形してもよい。
ロータ1の上半部は回りに歯を有するギア部4になっ
ている。ロータは下面に開放した中空部5を備えてい
る。中空部5は、この実施例では天井壁が高い中央中空
部5aと、前記ギア部4の歯4′の下に設けられ、上記中
央中空部5aとは筒形隔壁6で仕切られた天井壁の低い環
状中空部5bからなる。そして、ロータは外周壁1′の下
方に半径方向外向きに張り出した環状鍔7を有する。
尚、筒形隔壁6の下向き長さは、外周壁1′よりも少し
短い。
ている。ロータは下面に開放した中空部5を備えてい
る。中空部5は、この実施例では天井壁が高い中央中空
部5aと、前記ギア部4の歯4′の下に設けられ、上記中
央中空部5aとは筒形隔壁6で仕切られた天井壁の低い環
状中空部5bからなる。そして、ロータは外周壁1′の下
方に半径方向外向きに張り出した環状鍔7を有する。
尚、筒形隔壁6の下向き長さは、外周壁1′よりも少し
短い。
キャップ2はロータの外周壁1′の下端が接触する底
2′を備えた皿形で、中央にはロータの中央中空部5a内
に細隙8aを保って嵌合する高い中央隆起部9を備えてい
る。
2′を備えた皿形で、中央にはロータの中央中空部5a内
に細隙8aを保って嵌合する高い中央隆起部9を備えてい
る。
ロータ1と、キャップ2を同心に位置決めするため、
キャップの中央隆起部9の上面の中心には小さな窪み11
があり、ロータの中央中空部5aの天井壁中心に下向きに
設けられた突起12が上記窪みに突入する。
キャップの中央隆起部9の上面の中心には小さな窪み11
があり、ロータの中央中空部5aの天井壁中心に下向きに
設けられた突起12が上記窪みに突入する。
第1,2図及び第3図の実施例では、キャップ2は中央
隆起部9の回りにロータ1の環状中空部5b中に突入し、
ロータ1の筒形隔壁の外周下半部と、外周壁1′の内周
下半部との間に細隙8b,8cを保つ低い筒壁10を備えてい
る。
隆起部9の回りにロータ1の環状中空部5b中に突入し、
ロータ1の筒形隔壁の外周下半部と、外周壁1′の内周
下半部との間に細隙8b,8cを保つ低い筒壁10を備えてい
る。
ロータ1の中央中空部5aとキャップ2の中央隆起部9
との間の細隙8aと、上記した細隙8b,8cは蛇行状断面を
なして一連に連なり、そこにグリース、シリコンオイル
などの粘性流体13を収容する。尚、環状中空部5bの、筒
壁10よりも上の部分14は空間になっていて、温度の上昇
などで粘性流体の体積が膨張した場合、粘性流体を外に
洩らさないためその膨張分を上記空間で吸収する。
との間の細隙8aと、上記した細隙8b,8cは蛇行状断面を
なして一連に連なり、そこにグリース、シリコンオイル
などの粘性流体13を収容する。尚、環状中空部5bの、筒
壁10よりも上の部分14は空間になっていて、温度の上昇
などで粘性流体の体積が膨張した場合、粘性流体を外に
洩らさないためその膨張分を上記空間で吸収する。
さて、第1,2図の実施例ではキャップ2の底の周縁部
から起き上がった外周壁15は低く、その上端はロータの
外周下部から張り出した環状鍔7に下から対向する。そ
して、外周壁15は外周に環状隆起16を備えている。
から起き上がった外周壁15は低く、その上端はロータの
外周下部から張り出した環状鍔7に下から対向する。そ
して、外周壁15は外周に環状隆起16を備えている。
又、保持リング3はキャップと、環状鍔の外周の外に
嵌合する筒部17と、この筒部上に設けられた半径方向内
向きの環状顎18とを有し、断面形状は倒L字形で、筒部
17の内周下方には前記環状隆起16とスナップ係合する環
状溝19が設けてある。保持リング3の上側部の内径はロ
ータ1のギア部4の径より大でかつロータ1の最大径
(環状鍔7における径)よりは小となるように形成され
ている。キャップ2の環状隆起16と保持リング3の環状
溝19はスナップ嵌め手段を構成している。
嵌合する筒部17と、この筒部上に設けられた半径方向内
向きの環状顎18とを有し、断面形状は倒L字形で、筒部
17の内周下方には前記環状隆起16とスナップ係合する環
状溝19が設けてある。保持リング3の上側部の内径はロ
ータ1のギア部4の径より大でかつロータ1の最大径
(環状鍔7における径)よりは小となるように形成され
ている。キャップ2の環状隆起16と保持リング3の環状
溝19はスナップ嵌め手段を構成している。
細隙8aの全体と、細隙8b,8cの一部宛に収容されるよ
うに粘性流体をキャップ又はロータに所定量塗布し、次
いでキャップ上にロータを窪み11、突起12で位置決めし
て同心状に載せ、それから保持リングの筒部17を上から
ロータの環状鍔7と、キャップの外周壁15の外に押し被
せ、キャップの環状隆起16に保持リングの環状溝19をス
ナップ嵌めして保持リングを取付けると、保持リングの
環状顎18の下面はロータの環状鍔7の上面に接触する。
こうして、この実施例ではロータを保持リングにより回
転自在に保持することができる。
うに粘性流体をキャップ又はロータに所定量塗布し、次
いでキャップ上にロータを窪み11、突起12で位置決めし
て同心状に載せ、それから保持リングの筒部17を上から
ロータの環状鍔7と、キャップの外周壁15の外に押し被
せ、キャップの環状隆起16に保持リングの環状溝19をス
ナップ嵌めして保持リングを取付けると、保持リングの
環状顎18の下面はロータの環状鍔7の上面に接触する。
こうして、この実施例ではロータを保持リングにより回
転自在に保持することができる。
尚、保持リング3がロータと一緒になって回転するの
を防止するには、取付け孔を有する外向きの突出片20を
保持リングに設け、取付孔に通したネジを、キャップ固
定用の部材にねじ込むようにするとよい。又、保持リン
グ3から下に突出するキャップの下端部外周を例えば多
角形部21とし、キャップ固定用の部材22に設けた同形の
孔や、窪みに嵌めてもよい。上記の突出片20は共回り防
止手段に相当している。
を防止するには、取付け孔を有する外向きの突出片20を
保持リングに設け、取付孔に通したネジを、キャップ固
定用の部材にねじ込むようにするとよい。又、保持リン
グ3から下に突出するキャップの下端部外周を例えば多
角形部21とし、キャップ固定用の部材22に設けた同形の
孔や、窪みに嵌めてもよい。上記の突出片20は共回り防
止手段に相当している。
第3図の実施例のキャップの外周壁15は、ロータの環
状鍔7の外周を間隔を保って囲み、該鍔7よりも上に高
く突出する。そして、その内周には環状溝23を備えてい
る。
状鍔7の外周を間隔を保って囲み、該鍔7よりも上に高
く突出する。そして、その内周には環状溝23を備えてい
る。
保持リング3はキャップの外周壁15の内周と、ロータ
の環状鍔7の外周との間の環状間隔に突入する筒部17
と、この筒部上に設けられた半径方向内向きの環状顎18
とを有し、断面形状は倒L字形で、外周に前記環状溝21
にスナップ係合する環状隆起24が設けてある。
の環状鍔7の外周との間の環状間隔に突入する筒部17
と、この筒部上に設けられた半径方向内向きの環状顎18
とを有し、断面形状は倒L字形で、外周に前記環状溝21
にスナップ係合する環状隆起24が設けてある。
この実施例でも細隙18aの全体と、細隙18b,18cの一部
宛に収容されるように粘性流体をキャップ又はロータに
所定量塗布し、次いでキャップ上にロータを窪み11、突
起12で位置決めして同心状に載せ、それから保持リング
の筒部17をキャップの外周壁15の内周と、ロータの環状
鍔7の外周との間に上から押込み、キャップの環状溝23
に保持リングの環状隆起24をスナップ嵌めして保持リン
グを取付けると、保持リングの環状顎18の下面はロータ
の環状鍔7の上面に接触し、ロータを回転自在に保持す
る。この実施例でも保持リングに取付孔を有する外向き
の突出片20を設け、保持リングがロータと一緒に共回り
するのを防止してもよい。又、キャップの外周壁15の外
面に多角形部21を設け、キャップがロータと一緒に回転
しないように固定部材22に固定してもよい。
宛に収容されるように粘性流体をキャップ又はロータに
所定量塗布し、次いでキャップ上にロータを窪み11、突
起12で位置決めして同心状に載せ、それから保持リング
の筒部17をキャップの外周壁15の内周と、ロータの環状
鍔7の外周との間に上から押込み、キャップの環状溝23
に保持リングの環状隆起24をスナップ嵌めして保持リン
グを取付けると、保持リングの環状顎18の下面はロータ
の環状鍔7の上面に接触し、ロータを回転自在に保持す
る。この実施例でも保持リングに取付孔を有する外向き
の突出片20を設け、保持リングがロータと一緒に共回り
するのを防止してもよい。又、キャップの外周壁15の外
面に多角形部21を設け、キャップがロータと一緒に回転
しないように固定部材22に固定してもよい。
第4図の実施例は第1,2図の実施例とほゞ同じで、相
違するのはロータ1の環状中空部5b中に突入する筒壁10
をキャップ2が備えて居らず、このためロータ1とキャ
ップ2との間には細隙8b,8cが無い点である。この実施
例の場合はロータ1の中央中空部5aと、キャップ2の中
央隆起部9との間の細隙8aにだけ収容されるように粘性
流量をキャップ又はロータに所定量塗布し、第1,2図の
実施例で述べたと同様にしてロータ1とキャップ2を保
持リング3で組立てればよい。
違するのはロータ1の環状中空部5b中に突入する筒壁10
をキャップ2が備えて居らず、このためロータ1とキャ
ップ2との間には細隙8b,8cが無い点である。この実施
例の場合はロータ1の中央中空部5aと、キャップ2の中
央隆起部9との間の細隙8aにだけ収容されるように粘性
流量をキャップ又はロータに所定量塗布し、第1,2図の
実施例で述べたと同様にしてロータ1とキャップ2を保
持リング3で組立てればよい。
これによりロータ1の環状中空部5bの内部全体は空気
で満ちて空気だまりとなり、細隙8aに収容された粘性流
体はこの環状中空部5b内に流入しない。
で満ちて空気だまりとなり、細隙8aに収容された粘性流
体はこの環状中空部5b内に流入しない。
いずれの実施例でも粘性流体が外に洩れるのを確実に
防止するため、キャップの外周壁15の内周と、ロータの
外周壁の、環状鍔7よりも下の部分との間にOリング25
を配置してシールを行なってもよい。
防止するため、キャップの外周壁15の内周と、ロータの
外周壁の、環状鍔7よりも下の部分との間にOリング25
を配置してシールを行なってもよい。
〈考案の効果〉 以上で明らかなように本考案によれば、キャップの内
周又は外周にスナップ嵌めして取付けた保持リングによ
りロータをキャップに対して回転自在に保持することが
できる。そして、保持リングはキャップに対しスナップ
嵌めして取付けてあるのでロータを強力に保持し、ロー
タがキャップから外れて分解することはない。
周又は外周にスナップ嵌めして取付けた保持リングによ
りロータをキャップに対して回転自在に保持することが
できる。そして、保持リングはキャップに対しスナップ
嵌めして取付けてあるのでロータを強力に保持し、ロー
タがキャップから外れて分解することはない。
又、保持リングをゴム質の軟質合成樹脂で成形するこ
とによりキャップの内周又は外周に容易にスナップ嵌め
して取付けることができる。
とによりキャップの内周又は外周に容易にスナップ嵌め
して取付けることができる。
さらに、上記の保持リングに共回り防止手段を設けれ
ば、保持リングがロータと一緒になって回転することを
防止することができる。
ば、保持リングがロータと一緒になって回転することを
防止することができる。
第1図は本考案の回転ダンパーの第1実施例の一半を断
面にした正面図、第2図は同上の保持リングの平面図、
第3図は本考案の回転ダンパーの第2実施例の一半を断
面にした正面図、第4図は本考案の回転ダンパーの他の
一実施例の一半を断面にした正面図である。 図中、1はロータ、2はキャップ、3は保持リング、4
はギア部、5は中空部、6は筒形隔壁、7は環状鍔、8a
は細隙、13は粘性流体、15はキャップの外周壁、16,24
は環状隆起、17は保持リングの筒部、18は環状顎、19,2
3は環状溝を示す。
面にした正面図、第2図は同上の保持リングの平面図、
第3図は本考案の回転ダンパーの第2実施例の一半を断
面にした正面図、第4図は本考案の回転ダンパーの他の
一実施例の一半を断面にした正面図である。 図中、1はロータ、2はキャップ、3は保持リング、4
はギア部、5は中空部、6は筒形隔壁、7は環状鍔、8a
は細隙、13は粘性流体、15はキャップの外周壁、16,24
は環状隆起、17は保持リングの筒部、18は環状顎、19,2
3は環状溝を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】下面に開放した中空部を備え、回転が伝達
されるロータと、このロータの中空部に下から突入し、
該中空部の内面との間に粘性流体を封入する細隙を保つ
キャップとを有する回転ダンパーにおいて、 前記ロータ(1)は回転の伝達を受けるためのギア部
(4)を有し、前記ロータ(1)の外周下方に環状鍔
(7)を設け、前記キャップ(2)の内周又は外周に前
記ロータ(1)の前記環状鍔(7)に上から接触する軟
質材製の保持リング(3)をスナップ嵌め手段により取
付けるとともに、前記スナップ嵌め手段は前記キャップ
(2)と前記保持リング(3)にそれぞれ設けられて係
合する環状の凹部(19)と凸部(16)とからなり、前記
保持リング(3)の上側部の内径は前記ロータ(1)の
前記ギア部(4)の径より大でかつ前記ロータ(1)の
最大径よりは小であることを特徴とする回転ダンパー。 - 【請求項2】請求項第1項に記載の回転ダンパーにおい
て、前記保持リング(3)に共回り防止手段(20)を設
けたことを特徴とする回転ダンパー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989091007U JP2519149Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 回転ダンパー |
KR2019900007964U KR930001640Y1 (ko) | 1989-08-03 | 1990-06-04 | 회전댐퍼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989091007U JP2519149Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 回転ダンパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0330630U JPH0330630U (ja) | 1991-03-26 |
JP2519149Y2 true JP2519149Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=31640511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989091007U Expired - Lifetime JP2519149Y2 (ja) | 1989-08-03 | 1989-08-03 | 回転ダンパー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519149Y2 (ja) |
KR (1) | KR930001640Y1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006153194A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Nifco Inc | 回転ダンパー |
DE102005032112B4 (de) * | 2004-07-14 | 2011-07-14 | Nifco Inc., Kanagawa | Rotationsdämpfer |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2539165Y2 (ja) * | 1990-06-11 | 1997-06-25 | 株式会社ニフコ | 回転ダンパー |
JP4249808B2 (ja) * | 1997-04-21 | 2009-04-08 | 不二ラテックス株式会社 | ロータリーダンパ及びそれを用いたリクライニング部材 |
JP4352629B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2009-10-28 | オイレス工業株式会社 | 自動車シート用のダンパ及びこのダンパを具備した自動車シート |
Family Cites Families (1)
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1989
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-
1990
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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