JPH09166152A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents
パチンコ機の入賞装置Info
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- JPH09166152A JPH09166152A JP32926895A JP32926895A JPH09166152A JP H09166152 A JPH09166152 A JP H09166152A JP 32926895 A JP32926895 A JP 32926895A JP 32926895 A JP32926895 A JP 32926895A JP H09166152 A JPH09166152 A JP H09166152A
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Abstract
モータの焼き付きやギヤ等の破損を防止する。 【解決手段】 遊技盤11に固着される枠体13内には
回転体17が配されており、その回転体17の中心には
連結軸20が突設されている。一方、枠体13の後面に
はカバー体25が取り付けられるとともに、そのカバー
体25の後面にはモータ28が取り付けられている。さ
らに、回転軸31と連結軸20とがチューブ22によっ
て接続されており、その連結軸20の外径はチューブ2
2の内径より僅かに径大に設定され、回転軸31の外径
はチューブ22の内径にほぼ等しく設定されている。こ
れにより、チューブ22の一方の端部は連結軸20に圧
入されるとともに、他方の端部と回転軸31との間にス
リップ機構が構成され回転体17に大きな負荷荷重が作
用すると回転軸31がスリップ回転する。
Description
装置に関し、特に回転体にパチンコ玉が入賞する開口が
設けられているものに関する。
構成された入賞装置を備えているものがある。その入賞
装置は、図8に例示するように、遊技面に固着された円
筒状の枠体1内に、円盤状の回転体2を配して構成され
ている。また、この枠体1の上部には打球を通過できる
程度の導入口1aが形成されており、かつ回転体2にも
打球を収容できる程度の入賞ポケット2aが切り欠き形
成されている。さらに、枠体1の後方には駆動モータと
減速用のギヤからなる駆動部3が設けられており、その
駆動部3の回転軸が回転体2に連結されている。これに
より、回転体2は一定の速度で低速回転し、入賞ポケッ
ト2aの位置が枠体1の導入口1aと整合する位置に達
した際に、導入口1aに打球が流入されるとその打球は
入賞ポケット2aに収容される。そして、入賞ポケット
2aに収容された打球は、そのまま下方に回転移動さ
れ、排出路から入賞検出装置内に送り出される。
と回転体との連結は、回転軸からの回転力を回転体に確
実に伝達することのみに主眼をおいて構成されており、
回転体から突出する筒状の連結軸に回転軸を嵌め込むだ
けでなく、回転軸の断面が半円状となるように切り欠か
れかつその回転軸の嵌め込みまれる部分もそれに対応し
て半円状とされている。これにより、回転軸は滑ること
なく回転体を確実に回転駆動することができる。
入口に流入した打球が入賞ポケットの開口縁部と導入口
の開口縁部とによって噛み込まれてしまうことがあるの
が判明し、その場合には上記構成では回転軸にも大きな
負荷荷重が作用するから、駆動部が過負荷状態とされ、
駆動モータが焼き付いたり、ギヤが欠けてしまう虞があ
った。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、回転体にパチンコ玉が入賞する開口を
有するものにおいて、その回転体に大きな負荷荷重が作
用した際に駆動モータの焼き付きやギヤ等の破損を防止
できるパチンコ機の入賞装置を提供するところにある。
に、本発明のパチンコ機の入賞装置は、パチンコ玉が入
賞する開口を有する回転体と、駆動手段と、駆動手段の
駆動力を回転体に伝達する伝達手段とを備えてなるパチ
ンコ機の入賞装置であって、伝達手段は、回転体に作用
する負荷荷重が一定以上に達すると駆動手段の回転軸を
回転体に対してスリップ回転させるスリップ機構を備え
たことに特徴を有する。
を介して回転体に伝達される。そして、回転駆動された
回転体に大きな負荷荷重が作用すると、駆動手段の回転
軸はスリップ回転する。
に大きな負荷荷重が作用すると駆動手段の回転軸はスリ
ップ回転するため、駆動手段が過負荷状態となることは
なく、駆動モータの焼き付きやギヤ等の破損を防止する
ことができる。
を具体化した第一実施形態について図1〜図6を参照し
て説明する。本実施形態の入賞装置12は、図6に示す
ように、遊技面11aの正面視右側部中央部分に配され
ており、大当たり状態でこの入賞装置12へ打球が入賞
すると、この入賞装置12の下方に設けられている開閉
板33を所定時間継続して開放させるように構成されて
いる。
に示すように、遊技面11aに固着される樹脂製の枠体
13を備えて構成されている。この枠体13は、固定板
14の前面に円筒状の枠壁15を一体に突出させた形状
とされ、その固定板14には枠壁15の上部及び下部左
右両側に位置する部分に取付孔14aが形成されてい
る。そして、この各取付孔14aには取付ねじ16が挿
入され、これを遊技盤11に締め付けることにより枠体
13が遊技面11aの所定位置に固定されるようになっ
ている。さらに、図3に示すように、固定板14のう
ち、枠壁15によって囲まれた部分には、ほぼ中央部分
から下方にかけて貫通孔14bが形成されている。この
貫通孔14bの開口縁部における下端部は後方に突出し
ており、打球を図示しない入賞検出装置へ送り出すため
の排出路32となっている。また、枠壁15の上部は、
打球を通過できる程度に切り欠かれており、打球が枠壁
15内に導入されるための導入口15aとなっている。
脂製の回転体17が収容されている。この回転体17
は、円形の回転板18の周縁部をほぼ枠壁15の深さに
等しい寸法だけ裏面側へ延出させることにより形成さ
れ、その外径は枠壁15の内径より僅かに径小となるよ
うに設定されている。また、その回転板18の裏面中心
には、突部19が一体に突出しており、ここには金属製
の連結軸20が差し込まれている。差し込みに関して突
部19の端面には楕円状の孔が穿孔され、連結軸20を
嵌め合んだ後さらに圧接ピン21を圧入することにより
連結軸20が回転板18の中心に固定されている。な
お、この連結軸20には、後述する駆動力伝達用のチュ
ーブ22が圧入されるようになっている。
入賞ポケット23が切り欠き形成されている。この入賞
ポケット23の開口幅は打球(入賞玉)より僅かに大き
く形成され、上記導入口15aを通過した打球をここに
収容できるようになっている。
は、図4に示すように穿孔されて収容孔24となってお
り、カバー体25がその収容孔24内に収容されるよう
にして枠体13の後面に取り付けられている。即ち、枠
体13の後面には、ほぼ4隅にボス部26が突設されて
おり、このボス部26を取り囲むようにカバー体25が
取り付けられるようになっている。また、各ボス部26
の先端は、カバー体25の底面に当接するように設定さ
れ、かつカバー体25のボス部26に当接する部分には
取付孔25aが形成されている。そして、この各取付孔
25aには、取付ねじ27が挿入され、これをボス部2
6に締め付けることによりカバー体25が枠体13の後
面に固定されるのである。
してのモータ28が配されている。なお、本実施形態で
は、減速機付きのモータが使用され、回転軸31が一定
速度(5rpm)で低速回転するように構成されてい
る。このモータ28の左右両側には張出部29が形成さ
れており、そこには取付孔29aが形成されている。そ
して、この各取付孔29aには、取付ねじ30が挿入さ
れ、それをカバー体25に締め付けることによりモータ
28がカバー体25の後面に固定されるようになってい
る。また、このモータ28の回転軸31は、カバー体2
5に形成された貫通孔25bを介してカバー体25内で
後述するチューブ22に連結している。
手段に相当するチューブ22によって接続されている。
このチューブ22は、ビニール製であり、その前端部は
回転体17の連結軸20に嵌め込まれ、後端部はモータ
28の回転軸31に嵌め込まれている。ここで、連結軸
20の外径がチューブ22の内径より僅かに径大に設定
されているため、チューブ22は押し広げられるように
して連結軸20に圧入されている。これに対し、回転軸
31の外径はチューブ22の内径とほぼ等しく設定され
ている。このようにチューブ22に対する両端の嵌合力
の相違により、回転体17に一定以上の負荷荷重が作用
すると回転軸31側がチューブ22に対してスリップ回
転するように構成される。このチューブ22等を備えた
機構が本発明にいうスリップ機構に相当する。なお、回
転軸31は、断面が半円状となるように切り欠かれてい
るが、これはモータ28に汎用部品を用いるためであ
り、断面が半円状に切り欠かれていないものであっても
よい。
モータ28の回転軸31は、常に一定速度で低速回転し
ており、その回転はチューブ22及び連結軸20を介し
て回転体17に伝達される。これにより、回転体17は
回転軸31に連動して一定速度で時計回り方向に回転
し、入賞ポケット23も連結軸20を中心に一定速度で
時計回り方向に回転する。そして、入賞ポケット23が
上方に回転移動し、入賞ポケット23の開口と導入口1
5aとが整合した際に、導入口15aに打球が流入する
と、その打球は入賞ポケット23に収容される。その
後、入賞ポケット23に収容された打球はそのまま入賞
ポケット23とともに時計回り方向に回転移動し、下方
に達すると排出路32を介して入賞検出装置に送り出さ
れる。
が整合する状態を詳しく観察してみると、入賞ポケット
23の回転移動により、まず、導入口15aに対して図
3中左方向から入賞ポケット23が整合し始める。これ
により、導入口15aと入賞ポケット23の開口とが重
なり合う開口面積は、入賞ポケット23の回転移動に伴
って徐々に拡大され、導入口15aの開口縁部と入賞ポ
ケット23の開口縁部とが丁度整合する位置となると打
球を通すことができる程度の広さとなる(図3参照)。
そして、その後、入賞ポケット23の回転移動に従っ
て、今度は導入口15aと入賞ポケット23とが重なり
合う開口面積は、徐々に狭められて行く。
とが重なり合う部分が狭められ始める際に、ここに打球
が流入すると、図5に示すように、その打球Bは導入口
15aの開口縁部と入賞ポケット23の開口縁部とによ
って噛み込まれてしまう場合がある。
モータ28の回転軸31には、大きな負荷荷重が作用す
ることになる。しかし、回転軸31はチューブ22に対
してスリップ回転するためモータ28に過負荷を生じさ
せず、これによってモータ28の焼き付きや内蔵ギヤ等
の破損を防止できる。
機の入賞装置を具体化した第二実施形態について図7を
参照して説明する。第一実施形態では、スリップ機構
は、チューブに嵌め込まれる回転軸の外径をチューブの
内径とほぼ等しく設定することにより構成されていた
が、本実施形態では、樹脂製の回転体に一体成形された
連結軸に直接金属製の回転軸を嵌めることにより構成さ
れる。その他の構成部分は、第一実施形態と同様である
ため、ここでは同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。
心には回転板42の裏面に連結軸43が一体に突出形成
されている。この連結軸43は、固定板14に形成され
た貫通孔14bを介してカバー体25内まで延出してい
る。また、この連結軸43の先端部分は僅かに径大とさ
れるとともに先端面に嵌合凹部43aが形成されてい
る。そして、この嵌合凹部43aにモータ28の回転軸
31が嵌合している。ここで、この嵌合凹部43aの内
径は回転軸31の外径とほぼ等しく設定されており、通
常状態では回転軸31の回転を連結軸43に伝達するこ
とができるが、回転体41に一定以上の負荷荷重が作用
した場合には回転軸31が連結軸43に対してスリップ
回転するように構成されている。この嵌合凹部43aと
回転軸31とからなる機構が本発明にいうスリップ機構
に相当する。
との間に打球が噛み込まれると回転体41の回転は強制
的に停止され、モータ28の回転軸31が回転体41に
対してスリップ回転する。従って、本実施形態でも第一
実施形態同様に、回転体41に大きな負荷荷重が作用し
てもモータ28に過負荷を生じさせずモータ28の焼き
付きや内蔵ギヤ等の破損を防止できる。
るものではなく、例えば次のように変形して実施するこ
とができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属
する。 (1) 上記第一実施形態では、チューブ22の内径に
対して回転軸31の外径をほぼ等しく設定することによ
り回転軸31をチューブ22に対してスリップ回転させ
るように構成されていたが、回転軸の外径をチューブの
内径より僅かに径大に設定するとともに連結軸の外径を
チューブの内径とほぼ等しく設定、或いは回転軸と連結
軸の両外径をチューブの内径とほぼ等しく設定すること
によりチューブを連結軸に対してスリップ回転させるよ
うにしてもよい。
等しく設定し、チューブの両端部の内径を異ならせるこ
とにより、回転軸がチューブに対してスリップ回転又は
チューブが連結軸に対してスリップ回転するように構成
してもよい。
製であったが、樹脂製や金属製等であってもよく、要す
るに回転体に大きな負荷荷重が作用した際に、回転軸が
チューブに対してスリップ回転又はチューブが回転体に
対してスリップ回転するように構成できるものであれば
よい。
43に嵌合凹部43aが形成され、そこに嵌合凹部43
aの内径とほぼ等しい外径の回転軸31が嵌め込まれる
ことによりスリップ機構が構成されていたが、回転軸側
に嵌合凹部を形成し、そこに連結軸を嵌め込むことによ
りスリップ機構を構成してもよい。その他、本発明は要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することがで
きる。
示す断面図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 パチンコ玉が入賞する開口を有する回転
体と、駆動手段と、前記駆動手段の駆動力を回転体に伝
達する伝達手段とを備えてなるパチンコ機の入賞装置で
あって、 前記伝達手段は、前記回転体に作用する負荷荷重が一定
以上に達すると前記駆動手段の回転軸を前記回転体に対
してスリップ回転させるスリップ機構を備えてなること
を特徴とするパチンコ機の入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32926895A JP3900546B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | パチンコ機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32926895A JP3900546B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | パチンコ機の入賞装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09166152A true JPH09166152A (ja) | 1997-06-24 |
JP3900546B2 JP3900546B2 (ja) | 2007-04-04 |
Family
ID=18219557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32926895A Expired - Fee Related JP3900546B2 (ja) | 1995-12-18 | 1995-12-18 | パチンコ機の入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3900546B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275230A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の球入賞装置 |
-
1995
- 1995-12-18 JP JP32926895A patent/JP3900546B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007275230A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Asama Seisakusho:Kk | 遊技機の球入賞装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3900546B2 (ja) | 2007-04-04 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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