JPH09165965A - 戸車のレール - Google Patents

戸車のレール

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Publication number
JPH09165965A
JPH09165965A JP34763095A JP34763095A JPH09165965A JP H09165965 A JPH09165965 A JP H09165965A JP 34763095 A JP34763095 A JP 34763095A JP 34763095 A JP34763095 A JP 34763095A JP H09165965 A JPH09165965 A JP H09165965A
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
cushioning material
main body
attached
sliding door
Prior art date
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Pending
Application number
JP34763095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kuriki
一男 久力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Original Assignee
KURIKI SEISAKUSHO KK
Kuriki Manufacture Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by KURIKI SEISAKUSHO KK, Kuriki Manufacture Co Ltd filed Critical KURIKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP34763095A priority Critical patent/JPH09165965A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸を開閉する時に発生する走行音や衝撃を
吸収する。 【解決手段】 レール本体1の下面2に緩衝材3を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引戸の下端面に取
り付けられる戸車のレールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】引戸の下端面に取り付けた戸車を、床面
に配置したレールに嵌装させて走行させることで引戸の
開閉を円滑に行うことはよく知られている。
【0003】そして、従来のレールはステンレスやアル
ミニウムなどの金属製であり、この金属製のレールを直
接床面に嵌装させて配置させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、引戸の開閉
時に走行音が発生して快適な生活環境を損なうという問
題点があった。また、レールは引戸の自重をすべて受け
ることから、走行時の衝撃が直接レールに加わることと
なり、レールの耐久性にも影響を与えていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のレールは、レール本体の下面に緩衝材を設
けたものである。
【0006】或いは、前記課題を解決するため、本発明
のレールは、レール本体の下面および両側面に緩衝材を
設けたものである。
【0007】また、前記の構成において、レール本体に
長さ方向に延びる凹凸状の係止部を、緩衝材に形成した
前記レール本体の係止部と同形の嵌合部に嵌装させるこ
とにより緩衝材がレール本体に取り付けると好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に就いて説明する。
【0009】図1乃至図2は、本発明の好ましい実施の
形態を示すものであり、ステンレスやアルミニウムなど
の金属製のレール本体1の下面2にゴム、合成ゴム、合
成樹脂などからなる緩衝材3を設けてレール4を構成し
たものである。
【0010】殊に、レール本体1の下面2の中央には長
さ方向に延びる断面略台形の凹溝からなる係止部5が穿
設されている。また、緩衝材3の上面6には係止部5と
同形にして長さ方向に延びる凸条からなる嵌合部7が突
設されている。
【0011】このレール本体1の下面2の係止部5に緩
衝材3の嵌合部7を嵌め込むことにより緩衡材3がレー
ル本体1に取り付けたものである。
【0012】尚、本実施の形態におけるレール4は、戸
車の取付位置、或いは戸車の走行車輪の位置を引戸の走
行方向に対して直角な引戸の厚さ方向(以下、前後方
向)の調整が行える調整機能付きの戸車8に使用される
ものである。
【0013】調整機能付きの戸車8は、引戸18の下端
面に取り付けられるもので、合成樹脂や金属からなる走
行車輪9が合成樹脂や金属からなる枠体10にその下端
部を枠体10の下端面より突出させた状態で回動可能に
軸支されており、走行車輪9の外周面11に沿い且つ外
周面11の中心に位置して例えば最大幅ならびに高さが
それぞれ数mm程度の断面V字形の環状凸部12が突設
されている。
【0014】そして、前記のレール4は、レール本体1
の両側面の上端縁に側方へ突出したフランジ13が突設
され、上端面14に前記走行車輪9の環状凸部12が嵌
装される三本の断面V字形の走行溝15,16,17が
レール4の長手方向に沿って並設されている。これらの
走行溝15,16,17は隙間なく隣接して並設されて
いる。
【0015】尚、これら三本の走行溝15,16,17
の内、中央の走行溝15はレール4の幅の中心に位置し
ており、その両側に二本の走行溝16,17が位置して
いる。
【0016】以上のように構成した本実施の形態のレー
ル4は、従来と同様に床面(敷居)19に穿設した溝2
0に嵌装させて取り付け、引戸18の下端面に埋設させ
た戸車8の走行車輪9の環状凸部12を通常は中央の走
行溝15に嵌装させて引戸18を立て付けるものであ
る。
【0017】そして、引戸18の走行によって発生する
走行音や衝撃を緩衝材7が吸収して静かな開閉が行われ
るのである。
【0018】更に、使用中に前後方向の立て付けに狂い
を生じた際には、レール4の端面側から見て左の走行溝
16、または右の走行溝17に戸車8を移動させて再嵌
合させることにより前後方向の調整を行うのである。
【0019】図3は、本発明の異なるの実施の形態を示
すものであり、ステンレスやアルミニウムなどの金属製
のレール本体31の下面32と両側面33,33とにゴ
ム、合成ゴム、合成樹脂などからなる緩衝材34を設け
てレール35を構成したものである。
【0020】レール本体31の下面32には前記第一の
実施の形態の係止部5と同じ構成の第一の係止部36が
穿設されているとともに、両側面33,33には対向す
る位置に長さ方向に延びる断面三角形の凸条からなる第
二の係止部37が二本隣接してそれぞれ突設されてい
る。また、緩衝材34は断面コの字形で、その内部の底
面38には前記第一の実施の形態の嵌合部7と同じ構成
の第一の嵌合部39が突設されているとともに、両側壁
40,40の内側面41,41には第二の係止部37と
同形にして同じ本数の長さ方向に延びる凹部からなる第
二の嵌合部42が穿設されている。
【0021】そして、レール本体31の下面32の第一
の係止部36に緩衝材34の第一の嵌合部39を、ま
た、レール本体31の第二の係止部37にこれと対応す
る緩衝材34の第二の嵌合部42を嵌め込んで取り付け
たものである。
【0022】本実施の形態によれば、引戸18の走行に
よって発生する走行音や衝撃を緩衝材34が吸収して静
かな開閉が行われるものであるが、殊にレール本体31
の両側面33,33にも緩衝材34を取り付けたことに
より、レール35の側面と床面(敷居)19との接触か
ら生じる走行音や衝撃も吸収してより静かな走行が得ら
れるという効果がある。殊に、本実施の形態では、レー
ル本体31のフランジ13,13の下に直接緩衝材34
が配置されることから、フランジ13,13の部分から
発生する走行音や衝撃をも吸収するという効果がある。
【0023】前記二つの実施の形態のレール4,35は
共に、走行溝15,16,17を三本形成したレール本
体1,31で説明したが、走行溝を二本或いは四本以上
形成したレール本体に緩衝材を取り付けることも考えら
れる。
【0024】尚、前期実施の形態はいずれも引戸の厚さ
方向へ立て付け位置が調整可能な戸車およびレールにつ
いて本発明を実施した場合を示したが、図4に示すよう
に調整機構を有していない通常の戸車およびレールにつ
いても同様に実施することができるものである。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明のレールは、レール
本体の下面に緩衝材を設けたものであるから、引戸の開
閉に伴って発生する走行音を吸収して静かな生活空間を
提供するものである。また、緩衝材は走行時の衝撃も吸
収することから、レールをすべて金属で製造していた従
来のものと比較してはるかに耐久性に優れたレールとも
なるものである。
【0026】また、レール本体の下面と両側面とに緩衝
材を設けたレールは、レール本体の両側面にも緩衝材を
取り付けたことにより、レールの側面と床面(敷居)と
の接触から生じる走行音や衝撃も吸収してより静かな走
行が得られるものである。
【0027】更にまた、レール本体に形成した凹凸状の
係止部を、緩衝材に形成したレール本体の係止部と対応
する嵌合部に嵌め込むことによって、緩衝材を取り付け
た構成では、接着剤などを必要とすることなく簡単且つ
確実にレール本体に緩衝材が密着固定されるばかりか、
緩衝材がレール本体から剥離してガタ付くような懸念も
なく、更に緩衡材の交換も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した実施の形態における使用状態を示
す断面図である。
【図3】本発明の異なる実施の形態における使用状態を
示す断面図である。
【図4】本発明の更に異なる実施の形態における使用状
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レール本体 2 下面 3 緩衝材 4 レール 5 係止部 7 嵌合部 8 戸車 31 レール本体 32 下面 33 側面 34 緩衝材 35 レール 36 係止部 37 係止部 39 嵌合部 42 嵌合部 51 戸車 52 レール 53 レール本体 54 下面 55 側面 56 緩衝材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール本体の下面に緩衝材を設けてなる
    戸車のレール。
  2. 【請求項2】 レール本体の下面および両側面に緩衝材
    を設けてなる戸車のレール。
  3. 【請求項3】 レール本体に形成した長さ方向に延びる
    凹凸状の係止部を、緩衝材に形成した前記レール本体の
    係止部と同形の嵌合部に嵌装させることにより、緩衝材
    がレール本体に取り付けられている請求項1または2記
    載の戸車のレール。
JP34763095A 1995-12-15 1995-12-15 戸車のレール Pending JPH09165965A (ja)

Priority Applications (1)

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JP34763095A JPH09165965A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 戸車のレール

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JP34763095A JPH09165965A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 戸車のレール

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Publication Number Publication Date
JPH09165965A true JPH09165965A (ja) 1997-06-24

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ID=18391523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34763095A Pending JPH09165965A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 戸車のレール

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JP (1) JPH09165965A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108035642A (zh) * 2018-01-08 2018-05-15 中山市欧派克五金制品有限公司 一种具有缓冲层的分体轨道
JP2020180514A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 Ykk Ap株式会社 敷居レール

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