JPH0916439A - 特定データトレース装置 - Google Patents

特定データトレース装置

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JPH0916439A
JPH0916439A JP7160473A JP16047395A JPH0916439A JP H0916439 A JPH0916439 A JP H0916439A JP 7160473 A JP7160473 A JP 7160473A JP 16047395 A JP16047395 A JP 16047395A JP H0916439 A JPH0916439 A JP H0916439A
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Masao Murai
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】特定データがCPU,メモリおよび入出力部の
間を異なるアドレス情報で転送されても、アドレス条件
を設定せずに自動的にトレース可能とする。 【構成】コンピュータ装置900とアナライザ部200
とがバス115とタグバス111により接続され、アナ
ライザ部200はバス115を監視し、あらかじめ設定
した条件になるとバス115の状態をトレース用メモリ
に蓄積するとともにタグ制御部210からタグコードを
タグバス111に送出し、CPU部100はこのタグコ
ードをデータとともに転送する。以降、アナライザ部2
00はタグバス111を監視し、タグコードを検出する
とトレース用メモリにバス115の状態を蓄積する。こ
れにより、特定データをトレースするとき、特定データ
が最初に転送される時の条件のみをトリガ条件として設
定しておけば、それ以降は自動的に特定データのトレー
スが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定データトレース装置
に関し、特にコンピュータ装置内部のバスを監視して特
定データを追跡する特定データトレース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の一例として、特開昭62−
2332号公報に所載の「データ収集方式」を挙げるこ
とができる。
【0003】図9は従来のデータ収集方式の一例を示す
ブロック図で、上記公報に記載されたものと同等であ
る。
【0004】図9を参照すると、この従来例は、CPU
601,RAM602およびROM603を含む被デー
タ収集装置600と、トリガアドレスエリア設定部70
1および比較部702を含むトリガアドレスエリア設定
比較部700と、ロジックアナライザ800とから構成
されている。
【0005】そして、CPU601,RAM602,R
OM603,ロジックアナライザ800および比較部7
02はアドレス線604によって接続され、このアドレ
ス線604からのアドレス情報はトリガアドレスエリア
設定部701からのアドレス値と比較部702によって
比較される。
【0006】CPU601はMIサイクル線605によ
って比較部702の比較結果をサンプリングし、アドレ
スエリア内と判断されたときには比較部702から外部
クロック線703にパルスが出力される。
【0007】ロジックアナライザ800はこのパルスに
よってアドレス線604上のアドレス情報を蓄積する。
【0008】この構成をとる従来例は、トレースしたい
データのみを収集し、CPU実効アドレスが設定エリア
内であるときにのみロジックアナライザへ外部クロック
を供給するので、ロジックアナライザ内のメモリエリア
を有効に利用することができるとしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデータ収集
方式では、データのトレースを実行する前にあらかじめ
トリガポイントとなるアドレス値またはアドレスエリア
を設定しておく必要があり、特定のデータを追跡すると
きは、特定データのリード・ライト転送などの都度すべ
てのアドレスを調べておく必要があるので、その設定が
煩雑であるばかりでなく、設定ミスが発生する危険性が
あるという問題点があった。
【0010】本発明の目的は、コンピュータ装置の内部
のバスにアナライザ部を接続し、コンピュータ装置内部
ではタグコードをデータとともに転送することにより、
特定データがCPU,メモリおよび入出力部の間を異な
るアドレス情報で転送されても、アドレス条件を設定せ
ずに自動的にトレースすることができる特定データトレ
ース装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CPU
と、メモリと、入出力部とを備えるコンピュータ装置の
内部のバス上の特定データをトレースする特定データト
レース装置において、前記バスに接続され且つ前記コン
ピュータ装置の内部でタグコードを前記特定データとと
もに転送するアナライザ部を備え、このアナライザ部は
前記特定データを発見するための条件を設定した後前記
タグコードにより前記特定データを検出することを特徴
とする特定データトレース装置が得られる。
【0012】また、前記アナライザ部は前記バス上のア
ドレス,データおよび制御信号を監視してあらかじめ設
定された前記条件との一致を検出するバス監視部と、前
記条件が一致したときに前記バス上の前記アドレス,デ
ータおよび制御信号を取り込んで記憶するトレース用メ
モリ部と、前記条件が一致したときに前記バス上の前記
データに付加されている前記タグコードを送出するタグ
送出部と、前記タグコードを検出するタグ検出部と、前
記タグコードが検出されたときに前記バス上のアドレス
値を記憶するアドレスラッチ部と、このアドレスラッチ
部に記憶された前記アドレス値と前記バス上の前記アド
レス値とを比較するアドレス比較部とを備えることを特
徴とする特定データトレース装置が得られる。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明の特定データトレース装置の
一実施例を示すブロック図である。図1を参照すると、
本実施例はCPU部100,入出力部300,データメ
モリ部400およびインストラクションメモリ部500
がバス115によって相互に接続されたコンピュータ装
置900と、コンピュータ装置900を監視およびトレ
ースするアナライザ部200とで構成され、アナライザ
部200とコンピュータ装置900はバス115および
タグバス111によって接続されている。
【0015】アナライザ部200はタグ制御部210
と、アナライザ制御部270と、アナライザ操作部29
8と、バス監視部299とを備えている。
【0016】そして、バス監視部299によってコンピ
ュータ装置900のバス115を監視するとともに、バ
ス115上の情報を取り込んでトレースする。
【0017】タグ制御部210はバス監視部299によ
ってトリガがかかったときにタグコードを生成し、タグ
バス111を通してCPU部100にタグコードをデー
タの一部として送り込むとともに、CPU部100から
出力されたタグコードを監視してバス監視部299のト
レースのトリガとしても使用する。
【0018】アナライザ操作部298はバス監視部29
9にトリガ条件を設定するとともに、トレース結果を表
示する。
【0019】アナライザ制御部270はアナライザ部2
00の全体を制御するもので、アナライザ操作部29
8,バス監視部299およびタグ制御部210の相互間
のデータ転送とその制御を行う。
【0020】コンピュータ装置900は主にデータ通信
を行う装置であって、入出力部300が通信回線901
を通して外部との通信を行う。
【0021】複数の入出力部300(図では1個のみを
示している)がバス115に接続されている。そして、
通信回線901を通して入出力部300によって受信さ
れたデータはバス115を通してCPU部100に取り
込まれ、データメモリ部400との間でデータリード・
ライトを行いながら処理され、その処理結果は入出力部
300から通信回線901へ送信される。
【0022】インストラクションメモリ部500はCP
U部100の命令を記憶しているもので、CPU部10
0はこの命令を読み出して実行する。
【0023】図2は図1におけるアナライザ部の内部ブ
ロック図で、バス監視部およびタグ制御部の詳細を示し
ている。
【0024】コンピュータ装置900内のバス115は
アドレスバス285,データバス286および制御信号
バス287から構成されている。
【0025】そして、アドレスバス285はアドレス比
較部220,アドレスラッチ部230,アドレス比較部
240およびトレース用メモリ部260に接続され、デ
ータバス286はトレース用メモリ部260に接続さ
れ、制御信号バス287によりアドレスストローブ信号
およびデータストローブ信号がアナライザ制御部270
に入力される。タグバス111は双方向信号としてタグ
制御部210から入出力される。
【0026】アドレス比較部240はアナライザ制御部
270からのアドレス設定信号288によってアドレス
設定部250に設定されたアドレス値289とアドレス
バス285上のアドレス値とを比較し、一致したときは
アドレス一致信号283をアナライザ制御部270に通
報するとともにタグ制御部210にも通報する。
【0027】タグ制御部210はタグコード104を生
成してタグバス111に出力する。また、タグ制御部2
10はタグバス111を監視して有効なタグコード10
4を検出すると、タグコード検出信号282をアナライ
ザ制御部270に通報するとともにアドレスラッチ部2
30にパルスを送り、そのときのアドレスバス285上
のアドレス情報をアドレスラッチ部230に記憶する。
【0028】アドレスラッチ部230に記憶されたアド
レス情報とアドレスバス285上のアドレス情報とをア
ドレス比較部220において比較し、一致したときはア
ドレス一致信号284をアナライザ制御部270に通報
する。
【0029】アナライザ制御部270はアドレス比較部
240でのアドレス一致信号283,タグ制御部210
で有効なタグコードを検出したことを示すタグコード検
出信号282およびアドレス比較部220でのアドレス
一致信号284のいずれかを受けると、トレース用メモ
リ部260にライト信号291を送り、そのときのアド
レスバス285上のアドレス情報とデータバス286上
のデータとをトレース用メモリ部260に記憶する。
【0030】これらのアドレス情報およびデータを記憶
した直後にトレース用メモリ部260のアドレス情報2
92をアナライザ制御部270によって更新する。
【0031】なお、アナライザ制御部270はトレース
用メモリ部260の出力データ290の読出し制御も行
う。
【0032】次に、図3は図2におけるタグ制御部内の
タグコード送出部,アドレス比較部およびアドレス設定
部の詳細を示すブロック図である。
【0033】図2に示したタグ制御部210内部のタグ
コード送出部は図3に示すようにエンコーダ212とバ
ッファ213とから構成されている。
【0034】また、アドレス設定部250は3個の異な
るアドレス設定を行うためにアドレス設定251,アド
レス設定252およびアドレス設定253から構成さ
れ、それぞれアナライザ制御部270からのアドレス設
定信号288によりアドレス設定が行われる。
【0035】さらに、アドレス比較部240はアドレス
比較241,アドレス比較242およびアドレス比較2
43から構成され、アドレスバス285上のアドレス値
とアドレス設定251,アドレス設定252およびアド
レス設定253で設定されたアドレス値289とをそれ
ぞれ比較する。
【0036】アドレス比較241,アドレス比較242
およびアドレス比較243からのアドレス一致信号28
3はそれぞれエンコーダ212の入力1,2および3に
入力されてエンコードされる。
【0037】アドレス比較241でアドレス一致信号2
83が出力されたときはエンコーダ212の出力は“0
1”、またアドレス比較242でアドレス一致信号28
3が出力されたときはエンコーダ212の出力は“1
0”、さらにアドレス比較243でアドレス一致信号2
83が出力されたときはエンコーダ212の出力は“1
1”となり、3個のアドレス比較241,242および
243のいずれからもアドレス一致信号が出力されない
ときはエンコーダ212の出力は“00”となる。
【0038】リード・ライト信号281がリードサイク
ルの時にエンコーダ212の出力はバッファ213を通
してタグバス111に出力される。なお、タグバス11
1のタグコードは2ビット構成とし、タグコードが“0
0”であれば、これは無効なタグコードと定義してい
る。
【0039】次に、図4は図2におけるタグ制御部内の
タグコード検出部,アドレスラッチ部およびアドレス比
較部の詳細を示すブロック図である。
【0040】図2に示したタグ制御部210内部のタグ
コード送出部は図4に示すようにデコーダ211から構
成されている。
【0041】また、アドレスラッチ部230は3通りの
アドレスをラッチするためにアドレスラッチ231,ア
ドレスラッチ232およびアドレスラッチ233から構
成されている。
【0042】さらに、アドレス比較部220はアドレス
比較221,アドレス比較222およびアドレス比較2
23から構成され、アドレスバス285上のアドレス情
報とアドレスラッチ231,アドレスラッチ232およ
びアドレスラッチ233のアドレス情報とがそれぞれ比
較される。
【0043】そして、アドレス比較221,アドレス比
較222およびアドレス比較223のアドレス一致信号
284はアナライザ制御部270に通報される。
【0044】デコーダ211はタグバス111を監視
し、データストローブ信号のタイミングでタグコードを
解析し、タグコードが“01”のときはアドレスラッチ
231に、またタグコードが“10”のときはアドレス
ラッチ232に、さらにタグコードが“11”のときは
アドレスラッチ233にタグコード検出信号282を送
り、そのときのアドレスバス285上のアドレス値を記
憶する。
【0045】記憶されたアドレス値は図2に示すアドレ
ス比較部220でアドレスバス285の以降の監視に利
用される。
【0046】次に、図5は図1におけるCPU部の内部
ブロック図、図6は図5における内部バス上のデータ構
造の一例を示す図である。
【0047】バス115は前述したようにアドレスバス
285,データバス286および制御信号バス287か
ら構成されている。
【0048】そして、タグバス111とデータバス28
6とは双方向バッファ101を通してCPU部の内部バ
ス110に接続されている。
【0049】内部バス110は制御レジスタ105,汎
用レジスタ106,テンポラリレジスタ107A,テン
ポラリレジスタ107B,ALU108およびインスト
ラクション解析・実行部109に接続されて相互間のデ
ータ転送を行う。
【0050】タグコードは内部バス110上ではデータ
バス286に出力するデータとともに転送される。
【0051】制御レジスタ105はバッファ102を通
してアドレスバス285にアドレス情報を出力し、バス
制御部114はバッファ103を通して制御信号バス2
87との間で制御信号の転送を行う。
【0052】内部バス110上のデータ構造は、図6に
示すようにデータ部(D0 ,…,D15)の16ビット
と、タグ部(T0 ,T1 )の2ビットとから構成され、
合計18ビットがCPU部の内部を転送される。ただ
し、タグ部は演算を実行するときには除外されて処理す
るものとする。
【0053】次に、図7は図1におけるバスとタグバス
上の信号およびデータの転送タイミング例を示し、
(a),(b)はそれぞれライトサイクル,リードサイ
クルにおけるタイミングチャートである。
【0054】図7を参照すると、アドレスストローブお
よびデータストローブはそれぞれアドレスバス285上
のアドレス情報およびデータバス286上のデータが確
定していることを示している。また、R/Wはデータ転
送の方向を示し、“0”はライトを示し、“1”はリー
ドを示している。
【0055】なお、タグバス上のタグコードはデータと
一緒に転送するものであるため、転送のタイミングはデ
ータと同一となっている。
【0056】次に、図1,図2および図8を併用して本
実施例の動作について説明する。
【0057】図8は図1に示した実施例における特定デ
ータトレース動作を説明するための図である。
【0058】アナライザ部200には、CPU部100
があらかじめ入出力部300で受信された通信データを
取り込むアドレスを設定しておく。
【0059】入出力部300が通信データを受信し、C
PU部100にデータ転送が行われると、アナライザ部
200においてトリガがかかり、その時のバス115上
のデータをトレースデータとして取り込むとともに、タ
グコード104を生成してタグバス111に送出する。
【0060】CPU部100はデータバス286上の入
出力部300からのデータとタグコード104とを取り
込み、タグを持ち回りして内部処理を行う。
【0061】内部処理されたデータをバス115を通し
てデータメモリ部400に書き込む(ライト)時には、
アナライザ部200はタグバス111上に出力されたタ
グコード104を検出し、トレースデータとして取り込
むとともに、その時のアドレスバス285上のアドレス
情報を記憶する。
【0062】また、データメモリ部400からデータを
データバス286に読み出す(リード)時には、アナラ
イザ部200はデータライト時のアドレス情報を記憶し
ているので、アナライザ部200内のアドレス比較部2
20でアドレス値の一致をとってトレースデータとして
取り込むとともに、生成したタグコード104を付加し
てタグバス111に送出する。
【0063】CPU部100はデータバス286上のデ
ータメモリ部400からのデータとタグコード104と
を取り込み、タグを持ち回りして内部処理を行う。
【0064】内部処理されたデータをバス115を通し
て入出力部300に書き込む(ライト)時には、アナラ
イザ部200はタグバス111上に出力されたタグコー
ド104を検出し、トレースデータとして取り込むこと
ができる。
【0065】なお、本実施例ではアドレス比較部240
はアドレスバス285上のアドレス値があらかじめ設定
されたアドレス値と一致したことを検出しているが、全
ビットの照合の他に、特定ビットの照合,アドレス値の
範囲の照合,アドレス以外のR/Wの条件設定,データ
バス286上のデータの条件設定,入出力部300から
発生する受信データの受信タイミングを示すパルスおよ
びこれらの条件の組合わせを用いることにより、より広
範囲のトリガ条件を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、CPU
と、メモリと、入出力部とを備えるコンピュータ装置の
内部のバス上の特定データをトレースする特定データト
レース装置において、バスに接続され且つコンピュータ
装置の内部でタグコードを特定データとともに転送する
アナライザ部を備え、このアナライザ部は特定データを
発見するための条件を設定した後タグコードにより特定
データを検出することにより、また実施態様として、ア
ナライザ部はバス上のアドレス,データおよび制御信号
を監視してあらかじめ設定された上記条件との一致を検
出するバス監視部と、条件が一致したときにバス上のア
ドレス,データおよび制御信号を取り込んで記憶するト
レース用メモリ部と、条件が一致したときにバス上のデ
ータに付加されているタグコードを送出するタグ送出部
と、タグコードを検出するタグ検出部と、タグコードが
検出されたときにバス上のアドレス値を記憶するアドレ
スラッチ部と、このアドレスラッチ部に記憶されたアド
レス値とバス上のアドレス値とを比較するアドレス比較
部とを備えることにより、特定データが最初に転送され
る時の条件のみをトリガ条件として設定しておけば、そ
れ以降は特定データの転送の都度アドレスをあらかじめ
設定することなく、自動的に特定データを追跡すること
ができるので、データ転送の度ごとのアドレス設定が不
要となり、特定データトレースの操作性が極めて良くな
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特定データトレース装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるアナライザ部の内部ブロック図
で、バス監視部およびタグ制御部の詳細を示している。
【図3】図2におけるタグ制御部内のタグコード送出
部,アドレス比較部およびアドレス設定部の詳細を示す
ブロック図である。
【図4】図2におけるタグ制御部内のタグコード検出
部,アドレスラッチ部およびアドレス比較部の詳細を示
すブロック図である。
【図5】図1におけるCPU部の内部ブロック図であ
る。
【図6】図5における内部バス上のデータ構造の一例を
示す図である。
【図7】図1におけるバスとタグバス上の信号およびデ
ータの転送タイミング例を示し、(a),(b)はそれ
ぞれライトサイクル,リードサイクルにおけるタイミン
グチャートである。
【図8】図1に示した実施例における特定データトレー
ス動作を説明するための図である。
【図9】従来のデータ収集方式の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
100 CPU部 101 双方向バッファ 102,103,213 バッファ 104 タグコード 105 制御レジスタ 106 汎用レジスタ 107A,107B テンポラリレジスタ 108 ALU 109 インストラクション解析・実行部 110 内部バス 111 タグバス 114 バス制御部 115 バス 200 アナライザ部 210 タグ制御部 211 デコーダ 212 エンコーダ 220,240 アドレス比較部 221,222,223,241,242,243
アドレス比較 230 アドレスラッチ部 231,232,233 アドレスラッチ 250 アドレス設定部 251,252,253 アドレス設定 260 トレース用メモリ部 270 アナライザ制御部 281 リード・ライト信号 282 タグコード検出信号 283,284 アドレス一致信号 285 アドレスバス 286 データバス 287 制御信号バス 288 アドレス設定信号 289 アドレス値 290 トレース用メモリ部の出力データ 291 ライト信号 292 アドレス情報 298 アナライザ操作部 299 バス監視部 300 入出力部 400 データメモリ部 500 インストラクションメモリ部 600 被データ収集装置 601 CPU 602 RAM 603 ROM 604 アドレス線 605 MIサイクル線 700 トリガアドレスエリア設定比較部 701 トリガアドレスエリア設定部 702 比較部 703 外部クロック線 800 ロジックアナライザ 900 コンピュータ装置 901 通信回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、メモリと、入出力部とを備え
    るコンピュータ装置の内部のバス上の特定データをトレ
    ースする特定データトレース装置において、前記バスに
    接続され且つ前記コンピュータ装置の内部でタグコード
    を前記特定データとともに転送するアナライザ部を備
    え、このアナライザ部は前記特定データを発見するため
    の条件を設定した後前記タグコードにより前記特定デー
    タを検出することを特徴とする特定データトレース装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アナライザ部は前記バス上のアドレ
    ス,データおよび制御信号を監視してあらかじめ設定さ
    れた前記条件との一致を検出するバス監視部と、前記条
    件が一致したときに前記バス上の前記アドレス,データ
    および制御信号を取り込んで記憶するトレース用メモリ
    部と、前記条件が一致したときに前記バス上の前記デー
    タに付加されている前記タグコードを送出するタグ送出
    部と、前記タグコードを検出するタグ検出部と、前記タ
    グコードが検出されたときに前記バス上のアドレス値を
    記憶するアドレスラッチ部と、このアドレスラッチ部に
    記憶された前記アドレス値と前記バス上の前記アドレス
    値とを比較するアドレス比較部とを備えることを特徴と
    する請求項1記載の特定データトレース装置。
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