JPH0653912A - シリアルデータ受信モニタ装置及びそのシリアルデータ採集方式 - Google Patents

シリアルデータ受信モニタ装置及びそのシリアルデータ採集方式

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JPH0653912A
JPH0653912A JP4223605A JP22360592A JPH0653912A JP H0653912 A JPH0653912 A JP H0653912A JP 4223605 A JP4223605 A JP 4223605A JP 22360592 A JP22360592 A JP 22360592A JP H0653912 A JPH0653912 A JP H0653912A
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JP
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JP4223605A
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Satoru Takenouchi
悟 竹之内
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ採集条件を任意のデータ長及びビット
配列のトリガ条件で自由に設定でき、入力データの採集
を正確に行うことができるシリアルデータ受信モニタ装
置及びそのシリアルデータ採集方式を提供する。 【構成】 バス1から入力されたシリアルデータを、C
PU2とサンプリング手段9の動作により、外部クロッ
ク8から発せられる伝送速度に合わせたクロック信号で
サンプリングし、比較手段10でトリガメモリ7に記憶
されたトリガ条件との比較を行い、一致した場合にその
前後のデータを抽出して採集データメモリ3に記憶する
シリアルデータ受信モニタ装置及びそのシリアルデータ
採集方式である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線データ通信を行う
送信機や受信機の性能評価に用いられるシリアルデータ
受信モニタ装置及びそのシリアルデータ採集方式に係
り、特にシリアルデータ採集条件をビット単位で自由に
設定することができるシリアルデータ受信モニタ装置及
びそのシリアルデータ採集方式に関する。
【0002】
【従来の技術】無線回線を利用した製品ソフトの開発及
び製品評価において、開発中の製品の動作不良などのチ
ェックを行うためには、シリアルデータ受信モニタ装置
を用いて送信側と受信側の両方でデータを採集し、採集
したデータを比較し検討する必要がある。特に、問題が
発生した場合は、問題の発生箇所の近辺のデータだけを
抽出して採集し解析する場合が一般的である。
【0003】そこで、従来のシリアルデータ受信モニタ
装置としては、市販されているロジックアナライザ等の
測定器が用いられている。まず、従来のシリアルデータ
受信モニタ装置であるロジックアナライザについて図8
を使って説明する。図8は、一般的なロジックアナライ
ザの構成ブロック図である。
【0004】従来のロジックアナライザは、図8に示す
ように送信機又は受信機に接続し、複数のシリアルデー
タを同時に入力するバス1と、バス1から入力されたデ
ータを採集条件により抽出するCPU2と、CPU2で
抽出したデータを記憶する採集データメモリ3と、採集
条件の入力やデータ表示の指示を行うキーボード4と、
採集条件入力画面の表示や採集データメモリ3に記憶さ
れたデータを表示するためのディスプレイ5と、また、
それらをプリントアウトするためのプリンタ6とで構成
されている。
【0005】次に、各部の構成について具体的に説明す
ると、ロジックアナライザを送信機又は受信機にバス1
で接続すると、バス1のポート数に応じた複数のシリア
ルデータが同時に入力され、キーボード5から入力され
たデータ採集条件によってCPU2で抽出され、採集デ
ータメモリ3に記憶される。そして、採集データメモリ
3に記憶された採集データは、キーボード4からの指示
に従いディスプレイ5に表示されたり、プリンタ6にプ
リントアウトされるようになっている。
【0006】次に、従来のロジックアナライザにおける
シリアルデータ採集方式について説明する。従来のロジ
ックアナライザのデータ採集方式は、データの採集条件
としてトリガ条件と採集データ範囲を指定していた。ト
リガ条件は、ポート毎にデータの変化点である(0→
1),(1→0),(0→1又は1→0)の中から1つ
選択し、採集データ範囲の指定は、各ポート一律で、ト
リガ条件を中心にその前か後かを設定するようになって
いた。
【0007】従来のロジックアナライザのシリアルデー
タ採集方式について、図9の例を用いて更に詳しく説明
する。図9は、従来のロジックアナライザのシリアルデ
ータ採集条件設定例とシリアルデータ採集例を示す図で
ある。図9の(a)に示すように、データ採集条件とし
て、データ入力ポートD0 からDn の中で、例えばポー
トD2 について、データが(0→1)に変化した点をト
リガにして、その後のデータを採集してメモリに格納す
るように設定すると、図9の(b)に示すように、D2
ポートのデータで値が(0→1)に変化した点Pからの
データをメモリに格納することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシリアルデータ受信モニタ装置及びそのシリアルデ
ータ採集方式では、データ採集条件の中のトリガ条件の
設定が、値の変化点(0→1),(1→0),(0→1
又は1→0)のいずれか1つだけであり、任意のデータ
及び任意のデータ長で自由に設定することができず、採
集条件に合った入力データを正確に採集することができ
ないという問題点があった。
【0009】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、任意のデータ長及び任意のビット配列のデータによ
るトリガ条件でデータ採集条件を自由に設定でき、入力
データの採集を正確に行うことができるシリアルデータ
受信モニタ装置及びそのシリアルデータ採集方式を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための請求項1記載の発明は、複数のシリアルデ
ータを入力する複数のバスと、前記バスから入力された
シリアルデータを予め設定された採集条件により抽出す
るCPUと、前記CPUで抽出したデータを記憶する採
集データメモリとを有するシリアルデータ受信モニタ装
置において、前記採集条件の中のデータ採集のトリガと
なるトリガ条件を記憶するトリガメモリと、前記入力デ
ータの伝送速度に合わせてクロックを発生させる外部ク
ロックと、前記外部クロックのクロックで前記入力デー
タをサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リングしたデータと前記トリガメモリ内のトリガ条件と
を比較する比較手段とを設けたことを特徴としている。
【0011】上記従来例の問題点を解決するための請求
項2記載の発明は、請求項1記載のシリアルデータ受信
モニタ装置のシリアルデータ採集方式において、データ
採集条件として、トリガ条件成立後のデータを採集する
場合は、サンプリングした入力データをトリガメモリ内
のトリガ条件と比較し、一致した時点から前記入力デー
タを採集データメモリに格納することを特徴としてい
る。
【0012】上記従来例の問題点を解決するための請求
項3記載の発明は、請求項1記載のシリアルデータ受信
モニタ装置のシリアルデータ採集方式において、データ
採集条件として、トリガ条件成立前のデータを採集する
場合は、サンプリングした入力データをトリガメモリ内
のトリガ条件と比較し、不一致の時は前記入力データを
採集データメモリに格納し、一致した時点で前記採集デ
ータメモリへの格納を停止することを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、バスから入力し
たシリアルデータをサンプリング手段を使って外部クロ
ックから発せられる伝送速度に合わせたクロック信号で
サンプリングし、比較手段でサンプリングした入力デー
タとトリガメモリに記憶されたトリガ条件との比較を行
って一致する場合に入力データを抽出して採集データメ
モリに記憶するシリアルデータ受信モニタ装置としてい
るので、入力データをビット単位で扱うことができ、更
に任意のデータ長及び任意のビット配列のデータによる
トリガ条件でデータ採集条件をビット単位で自由に設定
することができ、採集条件に合うデータを正確に採集す
ることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、データ採集
条件として、トリガ条件成立後のデータを採集する場合
は、サンプリングした入力データをトリガメモリ内のト
リガ条件と比較し、一致した時点から採集データメモリ
に入力データを格納する請求項1記載のシリアルデータ
受信モニタ装置のシリアルデータ採集方式としているの
で、トリガ条件と一致した時点以降の入力データを採集
することができ、必要箇所についてデータ解析を効率的
に行うことができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、データ採集
条件として、トリガ条件成立前のデータを採集する場合
は、サンプリングした入力データをトリガメモリ内のト
リガ条件と比較し、不一致の時は入力データを採集デー
タメモリに格納し、一致した時点で採集データメモリへ
の格納を停止する請求項1記載のシリアルデータ受信モ
ニタ装置のシリアルデータ採集方式としているので、入
力データはまず採集データメモリに格納され、トリガ条
件と一致した時点でデータ格納が停止されて、トリガ条
件と一致した時点以前の入力データを採集することがで
き、必要箇所についてデータ解析を効率的に行うことが
できる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。図1は、本発明の一実施例に係るシリアル
データ受信モニタ装置の構成ブロック図である。尚、図
8と同様の構成をとる部分については同一の符号を付し
て説明する。
【0017】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置
は、従来のシリアルデータ受信モニタ装置と同様の構成
要素として、送信機又は受信機に接続し、複数のシリア
ルデータを同時に入力するバス1と、バス1から入力さ
れたデータを採集条件により抽出するCPU2と、CP
U2で抽出したデータを記憶する採集データメモリ3
と、採集条件の入力やデータ表示の指示を行うキーボー
ド4と、採集条件入力画面の表示や採集データメモリ3
に記憶されたデータを表示するためのディスプレイ5
と、プリントアウトするためのプリンタ6とから構成さ
れており、更に、本実施例の特徴部分として採集条件の
中のトリガ条件を記憶するトリガメモリ7と、入力デー
タの伝送速度に合わせてクロックを発生させる外部クロ
ック8とが設けられ、そして外部クロック8からのクロ
ックにより入力シリアルデータのサンプリングを行うサ
ンプリング手段9と、サンプリングされた入力データと
トリガメモリ7のトリガ条件との一致・不一致を比較判
定する比較手段10とが設けられている。
【0018】次に、各部の構成について具体的に説明す
ると、従来と同様の構成であるバス1は本実施例のシリ
アルデータ受信モニタ装置を送信機又は受信機に接続
し、ポート数に応じた複数のシリアルデータを同時に入
力するものであり、CPU2はバス1から入力されるデ
ータをキーボード4から入力されたデータ採集条件によ
って抽出し、採集データメモリ3に記憶するものであ
る。そして、採集データメモリ3に記憶された採集デー
タは、キーボード4からの指示に従いディスプレイ5に
表示されたり、プリンタ6にプリントアウトされるよう
になっている。
【0019】外部クロック8は、予めキーボード4から
指定された、モニタする送信機又は受信機の伝送速度に
合わせてクロック信号を発生するものであり、CPU2
によりサンプリング手段9が動作し、このクロック信号
に合わせて、入力データのサンプリングを行う。このサ
ンプリングされた入力データがビット配列を形成し、ト
リガメモリ7に設定されているトリガ条件のビット配列
と比較されるものである。ここで、サンプリング手段9
は、クロックによるシリアルデータのサンプリングを行
う一般的なサンプリング手段を用いている。
【0020】トリガメモリ7は、データの採集条件の中
のトリガ条件となるデータのビット配列を記憶しておく
メモリであり、ポート毎にデータ採集条件設定画面でト
リガデータの長さとそのビット構成が設定されると、そ
の内容が記憶され、バス1からの入力データがサンプリ
ングされたビット配列と一致するかどうか比較手段10
で比較が為される。ここで、比較手段10は、従来から
知られる2種類のビットパターンを比較する比較手段を
用いている。
【0021】次に、本実施例のシリアルデータ受信モニ
タ装置におけるシリアルデータ採集方式について、図
2,3,4を用いて説明する。図2,3は、本実施例の
シリアルデータ受信モニタ装置におけるシリアルデータ
採集の流れ及びメモリの状態を示す図であり、図4は、
データ採集条件設定画面の設定例を示す図である。
【0022】本実施例のシリアルデータ採集方式では、
まずモニタする送信機又は受信機の伝送速度をキーボー
ド4から設定する。これにより、図2(a)に示すよう
に外部クロック8から、設定された伝送速度に合わせて
クロック信号が発生し、CPU2とサンプリング手段9
の動作で、このクロック信号に合わせて入力データのサ
ンプリングを行うものである。
【0023】次に、データ採集条件を設定する。データ
採集条件の設定は、ディスプレイ5に表示されるデータ
採集条件設定画面上で画面エディタを使って行う。デー
タ採集条件の設定はポート毎に行い、1ポートについて
1画面を使用し、バス1のポート数だけ設定可能であ
る。尚、データ採集条件を設定する必要がないポートに
ついては設定しなくてよい。
【0024】データ採集条件設定画面における条件設定
方法について図4を用いて詳しく説明する。データ採集
条件設定画面における設定項目は、ポート名20と、ポ
ート番号21と、採集範囲22と、極性23と、トリガ
データ長24と、トリガデータ25である。
【0025】ポート名20は、採集するポートの信号内
容を示し、ポート番号21はバス1中のポートの番号を
示す。採集範囲22は、入力データの採集データメモリ
3への格納をトリガ条件成立の前(BEFORE)に行
うか後(AFTER)に行うかを指定する。また、極性
23は、入力データをサンプリングした後であってトリ
ガ条件との比較前に入力データの極性を反転(INVE
RT)させるか、またはそのまま(NORMAL)にす
るかを指定するものである。このように、入力データの
極性を反転させる機能を持たせたのは、送信機又は受信
機に入力されるデータには極性が反転しているものがあ
り、これらのデータにも本実施例のシリアルデータ受信
モニタ装置が対応できるようにするためである。
【0026】トリガデータ長24は、データ採集のトリ
ガとなるデータの長さを指定し、トリガデータ25は、
データ採集のトリガとなるデータのビット配列を、カー
ソルを移動して”0”か”1”かの値で指定する。トリ
ガデータ25の中で、トリガデータ長24に指定した長
さのデータだけ、トリガ条件としてトリガメモリ7に記
憶される。
【0027】データ採集が必要な全ポートについて採集
条件の設定が終了すると、図2(b)に示すように、ト
リガ条件として設定したデータのビット配列が、ポート
毎にトリガメモリ7に記憶される。
【0028】次に、図3(a),(b)に示すように、
バス1から入力されるデータをサンプリングして入力デ
ータのビット配列を形成し、トリガメモリ7のポート毎
のビット配列と比較する。いずれかのポートのビット配
列と一致したならそれがトリガとなってそのデータの前
又は後が、採集範囲22の指定に従って、図3(c)に
示すように全ポートのシリアルデータが採集データメモ
リ3に格納される。
【0029】採集データメモリ3に格納されたデータ
は、キーボード4からの指定に従いディスプレイ5に表
示したり、プリンタ6にプリントアウトしてデータの解
析を行うことができるものである。
【0030】次に、シリアルデータ採集の動作について
説明する。データ採集条件で、トリガ条件成立の前を採
集するように指定された場合は、入力データは常時採集
データメモリ3に格納され、トリガメモリ7に設定され
たトリガデータと一致した時点で採集データメモリ3へ
の格納を停止する。尚、採集データメモリ3はFIFO
メモリであり、格納停止の前に採集データメモリ3がい
っぱいになった時は、データがシフトして、先に入力さ
れたデータが溢れていくようになっている。
【0031】逆に、データ採集条件で、トリガ条件成立
の後を採集するように指定された場合は、トリガメモリ
7に設定されたトリガデータと一致した時点から、入力
データを採集データメモリ3に格納し、採集データメモ
リ3がいっぱいになったら格納を停止する。
【0032】次に、シリアルデータ採集の流れについ
て、図5,6のフローチャート図を用いて詳しく説明す
る。図5は、トリガ条件成立前のデータを採集する流れ
を示すフローチャート図であり、図6は、トリガ条件成
立後のデータを採集する流れを示すフローチャート図で
ある。
【0033】トリガ条件成立前のデータを採集する場合
は、図5に示すように、まずシリアルデータを入力して
(101)、入力データのサンプリングを行い(10
2)、その入力データがトリガメモリ7の内容と一致す
るかどうか判断し(103)、一致したならばデータ採
集の処理を終了し、一致しない場合は入力データを採集
データメモリ3に格納し(104)、処理101に戻
る。これにより、トリガメモリ7の内容と一致する(ト
リガ条件成立)以前のデータのみが採集データメモリ3
に残ることになり、トリガ条件成立前のデータを採集で
きることになる。
【0034】トリガ条件成立後のデータを採集する場合
は、図6に示すように、バス1からシリアルデータが入
力され(201)、入力のシリアルデータを外部クロッ
ク8のクロックによりサンプリングを行い(202)、
入力データとトリガメモリ7の内容とが一致するかどう
か判断し(203)、一致したならば採集データメモリ
3に入力データを格納する(204)。また、一致しな
ければ処理201に戻る。採集したデータは採集データ
メモリ3が一杯になるまで格納され、一杯になった時に
データ採集の処理を停止するものである。
【0035】次に、図7の具体的なデータ信号を例に、
本実施例のシリアルデータ採集方式を説明する。図7
(a)はシリアルデータのフォーマット例を示す図で、
図7(b)(c)は2通りの採集条件設定例を示す図で
ある。図7(a)に示すように、ポートA0 〜An の中
でA1 のシリアルデータが信号A,B,C,D・・・で
構成されており、信号C付近で動作不良となったような
場合、図7(b)に示すように、採集条件としてポート
A1 についてトリガデータを信号Bとし、採集範囲をト
リガ条件成立以降として設定し、信号C,D・・・を採
集データメモリ3に格納して解析を行う。
【0036】また、信号C以前に問題がある場合で、特
に信号Bのnビット目以前に問題があるような場合は、
図7(c)に示すように、採集条件としてトリガデータ
を信号Bのnビット目以降とし、採集範囲をトリガ条件
成立前として設定し、信号A,Bのnビット目までを採
集データメモリ3に格納して解析を行う。
【0037】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置
及びそのシリアルデータ採集方式によれば、シリアルデ
ータ採集のトリガ条件を複数ビットのデータで指定して
トリガメモリ7に設定しておき、トリガメモリ7の内容
(トリガ条件)と入力されたシリアルデータをサンプリ
ングしたビット配列とが一致するかどうか比較手段10
で判断し、一致している(採集条件成立)時にその採集
条件成立前又は後のデータを採集できるので、トラブル
発生箇所近辺のデータだけを採集することができ、デー
タ解析時間が短縮できる効果がある。
【0038】別の実施例として、採集データメモリ3を
2つ用意して、トリガ条件成立前用とトリガ条件成立後
用とし、図5及び図6のフローチャートに従った処理を
行えば、トリガ条件に一致した入力シリアルデータを中
心としてその前後のデータを採集することができ、トラ
ブル解析をより効果的に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、バスから
入力したシリアルデータをサンプリング手段を使って外
部クロックから発せられる伝送速度に合わせたクロック
信号でサンプリングし、比較手段でサンプリングした入
力データとトリガメモリに記憶されたトリガ条件との比
較を行って一致する場合に入力データを抽出して採集デ
ータメモリに記憶するシリアルデータ受信モニタ装置と
しているので、入力データをビット単位で扱うことがで
き、更に任意のデータ長及び任意のビット配列のデータ
によるトリガ条件でデータ採集条件をビット単位で自由
に設定することができ、採集条件に合うデータを正確に
採集することができる効果がある。
【0040】請求項2記載の発明によれば、データ採集
条件として、トリガ条件成立後のデータを採集する場合
は、サンプリングした入力データをトリガメモリ内のト
リガ条件と比較し、一致した時点から採集データメモリ
に入力データを格納する請求項1記載のシリアルデータ
受信モニタ装置のシリアルデータ採集方式としているの
で、トリガ条件と一致した時点以降の入力データを採集
することができ、必要箇所についてデータ解析を効率的
に行うことができる効果がある。
【0041】請求項3記載の発明によれば、データ採集
条件として、トリガ条件成立前のデータを採集する場合
は、サンプリングした入力データをトリガメモリ内のト
リガ条件と比較し、不一致の時は入力データを採集デー
タメモリに格納し、一致した時点で採集データメモリへ
の格納を停止する請求項1記載のシリアルデータ受信モ
ニタ装置のシリアルデータ採集方式としているので、入
力データはまず採集データメモリに格納され、トリガ条
件と一致した時点でデータ格納が停止されて、トリガ条
件と一致した時点以前の入力データを採集することがで
き、必要箇所についてデータ解析を効率的に行うことが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシリアルデータ受信モ
ニタ装置の構成ブロック図である。
【図2】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置にお
けるシリアルデータ採集の流れ及びメモリの状態を示す
図である。
【図3】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置にお
けるシリアルデータ採集の流れ及びメモリの状態を示す
図である。
【図4】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置にお
けるデータ採集条件設定画面の設定例を示す図である。
【図5】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置にお
いてトリガ条件成立前のデータを採集する流れを示すフ
ローチャート図でる。
【図6】本実施例のシリアルデータ受信モニタ装置にお
いてトリガ条件成立後のデータを採集する流れを示すフ
ローチャート図でる。
【図7】本実施例のシリアルデータのフォーマット例
と、2通りの採集条件設定例とを示す図である。
【図8】従来のシリアルデータ受信モニタ装置の構成ブ
ロック図である。
【図9】従来のシリアルデータ受信モニタ装置のシリア
ルデータ採集条件設定例とシリアルデータ採集例を示す
図である。
【符号の説明】
1…バス、 2…CPU、 3…採集データメモリ、
4…キーボード、 5…ディスプレイ、 6…プリン
タ、 7…トリガメモリ、 8…外部クロック、9…サ
ンプリング手段、 10…比較手段、 20…ポート
名、 21…ポート番号、 22…採集範囲、 23…
極性、 24…トリガデータ長、 25…トリガデータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリアルデータを入力する複数の
    バスと、前記バスから入力されたシリアルデータを予め
    設定された採集条件により抽出するCPUと、前記CP
    Uで抽出したデータを記憶する採集データメモリとを有
    するシリアルデータ受信モニタ装置において、前記採集
    条件の中のデータ採集のトリガとなるトリガ条件を記憶
    するトリガメモリと、前記入力データの伝送速度に合わ
    せてクロックを発生させる外部クロックと、前記外部ク
    ロックのクロックで前記入力データをサンプリングする
    サンプリング手段と、前記サンプリングしたデータと前
    記トリガメモリ内のトリガ条件とを比較する比較手段と
    を設けたことを特徴とするシリアルデータ受信モニタ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリアルデータ受信モニ
    タ装置において、データ採集条件として、トリガ条件成
    立後のデータを採集する場合は、サンプリングした入力
    データをトリガメモリ内のトリガ条件と比較し、一致し
    た時点から前記入力データを採集データメモリに格納す
    ることを特徴とするシリアルデータ受信モニタ装置のシ
    リアルデータ採集方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシリアルデータ受信モニ
    タ装置において、データ採集条件として、トリガ条件成
    立前のデータを採集する場合は、サンプリングした入力
    データをトリガメモリ内のトリガ条件と比較し、不一致
    の時は前記入力データを採集データメモリに格納し、一
    致した時点で前記採集データメモリへの格納を停止する
    ことを特徴とするシリアルデータ受信モニタ装置のシリ
    アルデータ採集方式。
JP4223605A 1992-07-31 1992-07-31 シリアルデータ受信モニタ装置及びそのシリアルデータ採集方式 Pending JPH0653912A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6069376A (en) * 1998-03-26 2000-05-30 Foveonics, Inc. Intra-pixel frame storage element, array, and electronic shutter method including speed switch suitable for electronic still camera applications
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