JP2015222850A - 通信データ監視装置およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】定周期通信の時間に関する情報を容易に把握することのできる通信データ監視装置およびシステムを提供する。【解決手段】通信データ監視装置10は、画像化部15を備え、画像化部15は、解析部12が解析したデータを一定の時間周期で連続的に切り出し、切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、その周期内における終了時刻を横軸の他端に割り当て、縦軸に、切り出した周期を時間経過にしたがい順に割り当て、解析したデータに基づき生成される画像を、横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画して表示部14に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信伝送路を伝搬する通信データを取得し解析して表示する、通信データ監視装置およびシステムに関する。
図8に一般的な通信データ監視装置100の構成を示す。図8に示すように、通信データ監視装置100は、通信伝送路200を伝搬する通信データを取得し解析して表示する装置であり、通信データ取得部101と、解析部102と、蓄積部103と、表示部104と、により構成される。上記構成において、通信データ取得部101が、図示省略した機器間で互いに通信を行うために必要な通信伝送路200から伝搬する通信データを取り込み、解析部102が、取り込んだデータを、例えば、解読し、あるいはシーケンスの解析等を行い、蓄積部103に蓄積する。そして、表示部104が、蓄積部103に蓄積された解析後の通信データを文字情報等に変換して表示する。
通信機器の開発を行う場合、通信伝送路200を実際に伝搬する通信データを取得して可視化する通信データ監視装置100を使用する場合が多い。通信状態を可視化するために、通信データをそのまま表示するか、通信データを解析した結果得られる情報を文字で表示するか、あるいは、通信シーケンスを解析して図等により表示する方法が一般的に用いられている。
例えば、特許文献1に、機器間で送受信されるデータのフレーム情報等を解析し、その解析結果を時間的な推移として図で表示するプロトコルアナライザに関する技術が記載されている。
特開2008−283378号公報
しかしながら、プロセス制御用のリアルタイム通信等、時間的制約の厳しい定周期通信を解析する場合、一般的な通信の場合に加え、通信の周期性、位相、干渉、時間のズレ等の時間に関する制約があり、したがって、これらの情報に関しても考慮する必要がある。従来の通信データ監視装置は、定周期通信での時間に関する情報は、時間情報を数値で示したものが一般的であったため、周期性を確認するためには更なる解析が必要であり、効率的に把握する方法が存在しなかった。
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、定周期通信の時間に関する情報を容易に把握することのできる、通信データ監視装置およびシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明の通信データ監視装置は、通信伝送路を伝搬する通信データを取得する取得部と、前記取得した前記通信データの通信状態を解析して前記解析した通信データを出力する解析部と、前記解析した通信データに基づく画像を生成する画像化部と、前記解析部から出力される前記解析した通信データ、および前記画像化部から出力される前記画像を蓄積する蓄積部と、前記した解析部から出力される前記解析したデータ、および前記画像化部から出力される前記画像を表示する表示部と、を備え、前記画像化部は、前記解析したデータを一定の時間周期で連続的に切り出し、前記切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、前記周期内における終了時刻を前記横軸の他端に割り当て、縦軸に、前記切り出した前記周期を時間経過にしたがい順に割り当て、前記解析したデータに基づき生成される前記画像を、前記横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画して前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明において、前記画像化部は、前記解析した通信データが示す時間情報から前記画像上の割り当て開始座標と割り当て終了座標を算出し、前記算出した割り当て開始座標から前記算出した割り当て終了座標まで、前記解析した通信データに基づき生成される前記画像を描画することを特徴とする。
本発明は、通信データ取得装置と、前記通信データ取得装置とは有線または無線を用いた通信により接続される表示装置と、を含む通信データ監視システムであって、前記通信データ取得装置は、通信伝送路を伝搬する通信データを取得する取得部と、前記取得した前記通信データの通信状態を解析して前記解析した通信データを出力する解析部と、前記解析した通信データを一定の時間周期で連続的に切り出し、前記切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、前記周期内における終了時刻を前記横軸の他端に割り当て、縦軸に、前記切り出した前記周期を時間経過にしたがい順に割り当て、前記解析したデータに基づき生成される前記画像を、前記横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画する画像化部と、前記解析部から出力される前記解析した通信データ、および前記画像化部から出力される前記画像を蓄積する蓄積部と、を備え、前記表示装置は、前記通信により取得されるデータを蓄積する蓄積部と、前記蓄積部に蓄積された前記データを読み出して表示する表示部とを備え、前記通信データ取得装置は、前記蓄積部に蓄積したデータを前記有線または無線を用いた通信により前記表示装置の前記蓄積部へ転送し、前記表示装置は、前記蓄積部に蓄積された前記データを読み出して前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明において、前記画像化部は、前記画像を、通信時はその通信時間を長さで示す線で描画することを特徴とする。
本発明において、前記画像化部は、前記出力される前記解析した通信データの属性によって前記画像の表示形態を変更して前記表示部へ描画することを特徴とする。
本発明において、前記蓄積部に蓄積された前記画像のパターンを読み出し、前記線が不連続になっていた場合に位相ずれが発生していると判定し、当該判定結果を前記表示部にメッセージ表示する制御部と、を備えたことを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、前記蓄積部に蓄積された前記画像を読み出し、前記画像が前記線を示していない場合に通信の干渉が発生していると判定し、当該判定結果を前記表示部にメッセージ表示することを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、前記蓄積部に、前記解析した通信データと前記画像とを関連付けて記憶し、前記表示部に表示された前記画像が選択されると、前記蓄積部から関連する前記解析した通信データを読み出して前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、前記蓄積部に蓄積された前記画像のパターン認識を行い、過去に蓄積した不具合画像と照合して異常を検知することを特徴とする。
本発明によれば、定周期通信の時間に関する情報を容易に把握することのできる通信データ監視装置およびシステムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置による画像化の原理を説明するために引用した図である。 本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置の画面表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置の変形例の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置の変形例の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る通信データ監視装置の変形例の構成を示すブロック図である。 従来の通信データ監視装置の構成を示すブロック図である。
(実施形態の構成)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
図1において、本実施形態に係る通信データ監視装置10は、通信データ取得部11と、解析部12と、蓄積部13と、表示部14と、画像化部15と、により構成される。
通信データ取得部11は、通信伝送路20を伝搬する通信データを取得して解析部12へ出力する。解析部12は、通信データ取得部11から取得した通信データの通信状態を解析し、解析した通信データを蓄積部13、および画像化部15へ出力する。蓄積部13は、解析部12から出力される解析した通信データ、および画像化部15から出力される画像を蓄積する。表示部14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Organic Electro-Luminescence)を表示デバイスとして有し、解析部12から出力される解析データ、および画像化部15から出力される画像を表示タイミングに合わせて蓄積部13から読み取り、画面に表示する。
画像化部15は、解析部12が解析した通信データを一定の時間周期で連続的に切り出し、切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、その周期内における終了時刻を横軸の他端に割り当て、縦軸に、切り出した周期を時間経過にしたがい順に割り当て、解析したデータに基づき生成される画像を、横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画する。表示部14は、解析部12から出力される解析したデータ、および画像化部15から出力される画像を表示タイミングに合わせて蓄積部13から読み取り、画面に表示する。
画像化部15は、解析した通信データが示す時間情報から画像の割り当て開始座標と割り当て終了座標とを算出し、算出した割り当て開始座標から算出した割り当て終了座標まで、解析した通信データに基づき生成される画像を描画する。画像化部15は、画像を、通信時はその通信時間を長さで示す線で描画する。画像化部15は、解析部12から出力される解析した通信データの、アドレス、通信種類、通信シーケンス等の属性によって色付けする等、画像の表示形態を変更して描画する。なお、描画とは、表示部14が内蔵する図示省略した表示メモリに表示データを書き込むことをいう。
(実施形態の動作)
図1に示す本実施形態に係る通信データ監視装置10の動作を説明する。
まず、通信データ取得部11は、通信伝送路20を伝搬する通信データを取得し、ここで取得した通信データを解析部12へ出力する。解析部12は、通信データ取得部11から出力された通信データを解析し、解析した通信状態に関るデータを蓄積部13へ蓄積するとともに、表示部14に文字表示するために解析した通信データのデータ変換を行う。また、解析部12は、解析した通信データを画像化部15へ出力する。
画像化部15は、解析部12で解析された通信データを取得して画像を生成する。ここで生成する画像の内容、および生成方法については後述する。蓄積部13は、解析部12と画像化部15から出力される通信データおよび画像を蓄積し、表示部14から参照されるとそのデータを表示データとして表示部14へ転送する。表示部14は、表示タイミングにしたがい、蓄積部13から読み出される表示データを画面に表示する。ここでは、文字表示する情報に加え、画像化部15から出力される画像も併せて表示する。
次に、画像化部15の具体的な動作について、図2,図3を参照しながら詳細に説明する。通信データは、以下に説明する手順で画像化され、これにより、通信データを模様として視覚的に認識することができる。
すなわち、図2に示すように、画像の横軸には、通信データを一定の時間周期で連続的に切り出し、切り出した周期内の開始時刻を左端、終了時刻を右端に割り当てる。ここで、周期は、定周期通信の1サイクル分、もしくはその整数倍とする。FOUNDATION Field Bus(登録商標)の場合、定周期通信のサイクルは、定周期通信であるマクロサイクルに相当する。例えば、定周期通信の1サイクルが1秒である場合、1周期分は、左端が0秒、右端が1秒のときの通信状態を示す。
一方、画像の縦軸には、切り出した周期を連続して、時間の経過順に並べる。図2では、下方向に向かうほど時間が経過していることを示す。例えば、通信が1秒周期の場合、縦軸の1列目は0秒〜1秒、2列目は1秒〜2秒、3列目は2秒〜3秒のときの通信状態を示す。そして、プロットする情報は、通信時は白線、未通信時は黒線とする。ここで、線の長さは、通信時間の長さを示す。
図3に、画像化部15による画像化処理の流れがフローチャートで示されている。図3によれば、画像化部15は、まず、プロットするデータを取得するために、解析部12から解析した通信データを取得する(ステップS101)。次に、その通信データの時間情報から、画像としてのプロット開始座標を計算する(ステップS102)。ここでは、例えば、画像の横軸が1秒の場合、通信開始2.5秒後に受信を開始した通信データは、縦軸が3列目、横軸中央がプロット開始座標になる。
次に、画像化部15は、プロット終了座標を計算する(ステップS103)。プロット終了座標は、通信開始時間と通信継続時間とから算出する。例えば、通信時間が0.1秒の場合、通信開始座標+横軸の1/10の座標が、プロット終了座標になる。続いて、画像化部15は、算出したプロット開始座標から終了座標まで描画することにより、通信開始座標から終了座標まで画像にプロットする(ステップS104)。そして全ての通信データをプロットしたか否かを判定し(ステップS105)、全てが描画されれば(ステップS105“YES”)、一連の画像化処理を終了し、未だ描画されていない場合は(ステップS105“NO”)、ステップS101以降の処理を繰り返し実行して全ての通信データをプロットして終了する。
図4(a)(b)に画像化例が示されている。図3で説明した手順で生成される画像が図4(a)に示されている。図4(a)において、画像中に示された白線(縦方向)は、周期的に通信が行われていることを示している。白線が傾いているのは、周期のズレが若干発生していることを示す。その他、画像を詳細に観察することにより様々な情報を得ることができる。
例えば、図4(b)に示す画像化例では、画像中に白線がランダムに描画されると非定周期通信であり、描画された密度により通信の密度がわかるようになっている。また、画像の横軸と周期が一致すれば、図のように線状に描画され、定周期通信であることがわかる。何らかの原因で定周期通信にならなかった場合は、綺麗な線で描画されないため、通信状態を視認により容易に把握することができる。
なお、通信の位相がずれた場合、図中の線が不連続になり、ジッタが発生している場合、線が微妙にずれて表示される。また、通信が干渉している場合は、定周期通信にも関わらず線として描画されない。なお、いずれも線の長さが通信時間を表している。
(実施形態の効果)
以上説明のように本実施形態に係る通信データ監視装置10によれば、画像化部15が、解析部12で解析されたデータを一定の時間周期で連続的に切り出し、切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、周期内における終了時刻を横軸の他端に割り当て、縦軸に、切り出した周期を時間経過にしたがい順に割り当て、解析したデータに基づき生成される画像を横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画して表示部14に表示することで、周期的な通信の特徴がパターンとして模様で視覚することができる。このため、通信の特徴を、視覚を通して容易に把握し、判別することができる。
このように、通信状態が把握しやすくなることにより、視覚的パターンの変化位置を見つけることができ、その場合、事象の変化、またそこに内在する通信の異常を早期に発見することが可能である。また、生成される画像に対し、拡大縮小処理を施すことにより、任意の時間スケールで通信を俯瞰することができる。このように、長時間の通信に対し本発明を適用することにより、通信パターンや位相、干渉等の通信状態を一目で把握することができる。
(変形例)
なお、本実施形態に係る通信データ監視装置10によれば、表示部14に表示した画像を視認することにより、通信の異常を判断するものとして説明したが、画像化部15が出力した画像をソフトウェアで読み込み、画像解析を行うことにより、通信状態を自動判別してもよい。図5にこの場合の通信データ監視装置10が変形例として示されている。
図1に示す実施形態との差異は、図1に示す実施形態が持つ構成に更に、制御部16が付加されたことにある。制御部16は、蓄積部13に蓄積された画像のパターンを読み出し、線が不連続になっていた場合に位相ずれが発生していると判定し、当該判定結果を表示部14にメッセージ表示する。また、制御部16は、蓄積部13に蓄積された画像を読み出し、画像が線を示していない場合に通信の干渉が発生していると判定し、当該判定結果を表示部14にメッセージ表示する。また、制御部16は、蓄積部13に、解析した通信データと画像とを関連付けて記憶し、表示部14に表示された画像が選択されると、蓄積部13から関連する解析した通信データを読み出して表示部14に表示してもよい。
また、制御部16は、蓄積部13に蓄積された画像のパターン認識を行い、過去に蓄積した不具合画像と照合して異常を検知してもよい。このように、パターン認識を用いることで以前発生した不具合の状態を画像化したものを蓄積しておけば、その画像との照合により異常状態を検出することが可能である。
なお、本実施形態に係る通信データ監視装置10では、解析部12で通信データを解析した結果得られる文字情報と、画像化部15で生成される画像とを表示部14に並列に表示するものとして説明したが、画像と文字情報とを関連付けて表示することもできる。これにより、画像から通信データを短時間で特定することができるため、通信障害時の原因究明を迅速に行うことができる。例えば、画像中の白線部を画面上で選択すると、対応する文字情報が表示され、詳細な情報を得ることができるといったものである。これは、画像化部15と蓄積部13とを連携させ、画像中の位置に対する文字情報を紐付け、制御部16が管理することで実現することができる。
なお、プロットにより線を描画する際に、アドレス、通信の種類、通信シーケンス等、通信データの属性によって描画される線に色付け処理を施すことで、通信状態をより詳細に把握することが可能になる。図6にその画像化処理の流れがフローチャートで示されている。
図6において、図3のフローチャートとの差異は、通信開始座標から終了座標まで画像にプロットする処理(ステップS205)の前段に、通信内容によりプロットの色を決定する処理(ステップS204)が付加されたことにある。画像化部15が、例えば、送信元アドレス、送信先アドレス、もしくはこれらの組み合わせにより、着色する色を変更するか、通信データの種類、通信データ長、データ内容、もしくはこれらの組み合わせにより着色する色を変更してもよい。更には、通信データの順序、通信データの前後のデータ、もしくはこれらの組み合わせにより、着色する色を変更してもよい。いずれも画像化部15が、通信データの属性により、色付け、点滅、強調等、画像の表示形態を変更して表示部14へ描画することで実現が可能である。
また、本実施形態に係る通信データ監視装置10によれば、通信状態を表示部14に即座に表示する構成として説明したが、図7に更なる変形例として示すように、通信データ取得装置10Aと表示装置10Bを分離して通信データ監視システムを構築してもよい。本構成の動作は、蓄積部13に蓄積したデータを有線または無線による通信手段(通信部18,19)を用いて表示装置10Bの蓄積部17へ転送し、表示部14で表示する。これによれば、通信データ取得装置10Aと表示装置10Bは、離れた位置に設置できる。また、蓄積部13または17に不揮発的にデータを保持すれば、通信データを取得した時間とは別の時間に、また、通信データを取得した場所とは異なる場所で表示部14へ表示することが可能である。この場合、通信データ取得装置10Aと表示装置10Bは分離せず、蓄積部13と17を同一としてもよい。
上記構成によれば、通信伝送路20から離れた場所にいても、あるいは通信伝送路20上を伝搬しているデータを通信データ監視装置10で取得し、現時点とは異なる時点でも通信状態を可視化することができる。このように、時間的に何らかのパターンを示す定周期通信の通信状態を解析し、解析結果を表示することにより、時間情報に基づき定周期通信における通信状態を可視化した画像を生成することができる。これによって、定周期通信における通信状態を容易に確認することができる。
また、通信状態が把握しやすくなるため、視覚パターンの変化位置を見つけることで、事象の変化やそこに内在する通信の異常を早期に発見することが可能である。更に、プロットを着色することで一層通信状態の把握が容易になり、また、画像解析を行うことにより、通信状態を自動判別することで作業者の負担を軽減することができる。本発明は、特に、リアルタイムアプリケーションに適用して顕著な効果が得られる。
なお、本実施形態に係る通信データ監視装置10は、画像化部15で生成した画像を表示部14に表示する構成としたが、例えば、フィールド通信では、フィールド機器等にそのアルゴリズムを組み込む方法でも良い。アルゴリズムは、専用のアルゴリズムとして実装する他、例えば、FOUNDATION Field Bus(登録商標)等のフィールドデジタル通信における、ファンクションブロックとして実装してもよい。本アルゴリズムは、全てソフトウェアで実現することができるため、これにより、既存の通信機器を利用して、当該通信機器のソフトウェアを更新し、または追加することにより、異常通信を検知できる機能を実現することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10…通信データ監視装置、10A…通信データ取得装置、10B…表示装置、11…通信データ取得部、12…解析部、13…蓄積部、14…表示部、15…画像化部、16…制御部

Claims (9)

  1. 通信伝送路を伝搬する通信データを取得する取得部と、
    前記取得した前記通信データの通信状態を解析して前記解析した通信データを出力する解析部と、前記解析した通信データに基づく画像を生成する画像化部と、前記解析部から出力される前記解析した通信データ、および前記画像化部から出力される前記画像を蓄積する蓄積部と、前記した解析部から出力される前記解析したデータ、および前記画像化部から出力される前記画像を表示する表示部と、を備え、
    前記画像化部は、
    前記解析したデータを一定の時間周期で連続的に切り出し、前記切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、前記周期内における終了時刻を前記横軸の他端に割り当て、縦軸に、前記切り出した前記周期を時間経過にしたがい順に割り当て、前記解析したデータに基づき生成される前記画像を、前記横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画して前記表示部に表示することを特徴とする通信データ監視装置。
  2. 前記画像化部は、
    前記解析した通信データが示す時間情報から前記画像上の割り当て開始座標と割り当て終了座標を算出し、前記算出した割り当て開始座標から前記算出した割り当て終了座標まで、前記解析した通信データに基づき生成される前記画像を描画することを特徴とする請求項1記載の通信データ監視装置。
  3. 通信データ取得装置と、前記通信データ取得装置とは有線または無線を用いた通信により接続される表示装置と、を含む通信データ監視システムであって、
    前記通信データ取得装置は、
    通信伝送路を伝搬する通信データを取得する取得部と、前記取得した前記通信データの通信状態を解析して前記解析した通信データを出力する解析部と、前記解析した通信データを一定の時間周期で連続的に切り出し、前記切り出した周期内における開始時刻を横軸の一端に、前記周期内における終了時刻を前記横軸の他端に割り当て、縦軸に、前記切り出した前記周期を時間経過にしたがい順に割り当て、前記解析したデータに基づき生成される前記画像を、前記横軸と縦軸で示される二次元平面上に描画する画像化部と、前記解析部から出力される前記解析した通信データ、および前記画像化部から出力される前記画像を蓄積する蓄積部と、を備え、
    前記表示装置は、
    前記通信により取得されるデータを蓄積する蓄積部と、前記蓄積部に蓄積された前記データを読み出して表示する表示部とを備え、
    前記通信データ取得装置は、前記蓄積部に蓄積したデータを前記有線または無線を用いた通信により前記表示装置の前記蓄積部へ転送し、前記表示装置は、前記蓄積部に蓄積された前記データを読み出して前記表示部に表示することを特徴とする通信データ監視システム。
  4. 前記画像化部は、
    前記画像を、通信時はその通信時間を長さで示す線で描画することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信データ監視装置またはシステム。
  5. 前記画像化部は、
    前記出力される前記解析した通信データの属性によって前記画像の表示形態を変更して前記表示部へ描画することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信データ監視装置またはシステム。
  6. 前記蓄積部に蓄積された前記画像のパターンを読み出し、前記線が不連続になっていた場合に位相ずれが発生していると判定し、当該判定結果を前記表示部にメッセージ表示する制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信データ監視装置またはシステム。
  7. 前記制御部は、
    前記蓄積部に蓄積された前記画像を読み出し、前記画像が前記線を示していない場合に通信の干渉が発生していると判定し、当該判定結果を前記表示部にメッセージ表示することを特徴とする請求項6に記載の通信データ監視装置またはシステム。
  8. 前記制御部は、
    前記蓄積部に、前記解析した通信データと前記画像とを関連付けて記憶し、前記表示部に表示された前記画像が選択されると、前記蓄積部から関連する前記解析した通信データを読み出して前記表示部に表示することを特徴とする請求項6または7に記載の通信データ監視装置またはシステム。
  9. 前記制御部は、
    前記蓄積部に蓄積された前記画像のパターン認識を行い、過去に蓄積した不具合画像と照合して異常を検知することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の通信データ監視装置またはシステム。
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