JP5306709B2 - 測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム - Google Patents

測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5306709B2
JP5306709B2 JP2008141894A JP2008141894A JP5306709B2 JP 5306709 B2 JP5306709 B2 JP 5306709B2 JP 2008141894 A JP2008141894 A JP 2008141894A JP 2008141894 A JP2008141894 A JP 2008141894A JP 5306709 B2 JP5306709 B2 JP 5306709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
size
screen
unit
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008141894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009288116A (ja
Inventor
愛 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP2008141894A priority Critical patent/JP5306709B2/ja
Publication of JP2009288116A publication Critical patent/JP2009288116A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5306709B2 publication Critical patent/JP5306709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Recording Measured Values (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、測定装置に関する測定装置画面を外部装置の表示部に表示させる測定装置、その測定装置を備えた測定システム、および測定装置画面を外部装置の表示部に表示させるための表示制御プログラムに関するものである。
例えば、特開2002−214252号公報には、波形測定器(デジタルオシロスコープ等)とクライアント(パーソナルコンピュータ等)とを組み合わせて、クライアントにおいて波形測定器の測定データを表示可能に構成した波形測定システム(以下、「測定システム」ともいう)が開示されている。この測定システムは、波形測定器とクライアントとを通信回線を介して相互に接続した状態において、波形測定器およびクライアントの間で各種データの送受信を実行可能に構成されている。一例として、波形測定器による測定結果をクライアントの表示部に表示させる際には、まず、波形測定器において、測定データを規定の書式(この例では、XML形式)に変換して記憶手段に記憶させる。次いで、クライアントを操作して、波形測定器の記憶手段から通信回線を介してXML形式の測定データを読み取り、クライアントにインストールされているブラウザを用いて、測定データに基づく波形(波形表示画面)を表示させる。これにより、クライアントの表示部に表示された波形表示画面を参照して、例えば、クライアントから離れた場所に設置されている波形測定器を遠隔操作することが可能となる。
特開2002−214252号公報(第3−4頁、第1−4図)
ところが、従来の測定システムには、以下の問題点が存在する。すなわち、従来の測定システムでは、XML形式に変換された測定データをクライアントが波形測定器から読み取り、読み取った測定データに基づく波形表示画面を表示部に表示させる構成が採用されている。この場合、この種の測定システムにおいてクライアントとして使用する通信端末(パーソナルコンピュータなど)は、その表示部の表示能力がそれぞれ相違する。具体的には、上記の通信端末には、画像処理回路や表示器の構成の相違に応じて、表示可能な画像(画面)の最大サイズ(以下、「表示可能サイズ」ともいう)が、640ドット×480ドット(いわゆる「VGA表示モード」)、800ドット×600ドット(いわゆる「SVGA表示モード」)、1024ドット×768ドット(いわゆる「XGA表示モード」)、および1280ドット×1024ドット(いわゆる「SXGA表示モード」)などの各種の表示部のうちのいずれかが搭載されている。
このため、従来の測定システムにおいてクライアントの表示部に表示させる上記の波形表示画面の通常表示サイズ(波形表示画面の画素数)が例えば800ドット×720ドットである場合には、XGA表示モードの表示部、およびSXGA表示モードの表示部を搭載しているクライアント(通信端末)においては、波形表示画面の全体を表示部に表示させることができる。しかしながら、VGA表示モードの表示部、およびSVGA表示モードの表示部を搭載しているクライアント(通信端末)においては、波形表示画面の全体を表示部に表示させることができず、画面の一部分が非表示の状態となる。したがって、従来の測定システムにおいてVGA表示モードの表示部またはSVGA表示モードの表示部を搭載しているクライアントを使用する場合には、波形表示画面の全体を同時に参照することができないため、波形測定器による測定結果についての理解が困難となるという問題が生じる。また、波形表示画面に表示されるすべての情報を参照するためには、画面をスクロール表示させる必要があるため、この操作が煩雑であるという問題点も存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、煩雑な操作を行うことなく、測定装置画面の全体を同時に参照可能に外部装置(情報処理装置)の表示部に表示し得る測定装置、測定システムおよび表示制御プログラムを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の装置は、入力信号についての測定処理を実行する測定部と、通信ネットワークに接続するための通信部と、前記通信ネットワークに接続された外部装置の表示部に当該測定装置に関する測定装置画面を表示させるための表示用データを生成して前記通信部を介して当該外部装置に出力する制御部とを備えた測定装置であって、前記表示部における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得する第1のステップと、前記両表示可能サイズが前記測定装置画面の基準表示サイズ以上のときに当該基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させると共に、いずれかの前記表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させる第2のステップとを前記外部装置に実行させる表示制御プログラムを記憶する記憶部を備え、前記制御部が、前記記憶部から読み出した前記表示制御プログラムを前記表示用データと共に前記通信部を介して前記外部装置に送信して当該表示制御プログラムを当該外部装置に実行させて当該表示用データに基づく前記測定装置画面を前記表示部に表示させる。
また、請求項2記載の測定装置は、請求項1記載の測定装置において、前記記憶部が、前記表示制御プログラムとして、前記第2のステップにおいて、前記いずれかの表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の前記縮小率のうちから、前記測定装置画面の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な当該縮小率を選択して当該測定装置画面を縮小する処理を前記外部装置に実行させるプログラムを記憶する。
また、請求項3記載の測定システムは、請求項1または2記載の測定装置と、前記外部装置としての情報処理装置とを備えている。
また、請求項4記載の表示制御プログラムは、通信ネットワークを介して測定装置に接続された外部装置に対して、当該測定装置に関する測定装置画面を当該測定装置から送信された表示用データに基づいて当該外部装置の表示部に表示させるための表示制御プログラムであって、前記表示部における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得する第1のステップと、前記両表示可能サイズが前記測定装置画面の基準表示サイズ以上のときに当該基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させると共に、いずれかの前記表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させる第2のステップとを前記外部装置に実行させる。
さらに、請求項5記載の表示制御プログラムは、請求項4記載の表示制御プログラムにおける前記第2のステップにおいて、前記いずれかの表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の前記縮小率のうちから、前記測定装置画面の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な当該縮小率を選択して当該測定装置画面を縮小する処理を前記外部装置に実行させる。
請求項1記載の測定装置では、外部装置の表示部における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得する第1のステップと、両表示可能サイズが測定装置画面の基準表示サイズ以上のときに基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで測定装置画面を表示部に表示させると共に、いずれかの表示可能サイズが基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで測定装置画面を表示部に表示させる第2のステップとを外部装置に実行させる表示制御プログラムを記憶する記憶部を備えると共に、制御部が、表示制御プログラムを表示用データと共に通信部を介して外部装置に送信して表示制御プログラムを外部装置に実行させて表示用データに基づく測定装置画面を表示部に表示させる。また、請求項3記載の測定システムでは、上記の測定装置と、外部装置としての情報処理装置とを備えている。さらに、請求項4記載の表示制御プログラムでは、通信ネットワークを介して測定装置に接続された外部装置に対して、外部装置の表示部における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得する第1のステップと、両表示可能サイズが測定装置画面の基準表示サイズ以上のときに基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで測定装置画面を表示部に表示させると共に、いずれかの表示可能サイズが基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで測定装置画面を表示部に表示させる第2のステップとを実行させる。
したがって、請求項1記載の測定装置、請求項3記載の測定システム、および請求項4記載の表示制御プログラムによれば、外部装置(情報処理装置)の表示部に測定装置に関する測定装置画面(例えば、測定処理についての測定結果表示画面)を表示させる際に、測定装置画面をスクロール表示させるための煩雑な操作を実行することなく、測定装置画面の全体を表示部に同時に表示させることができる。このため、この測定装置、測定システムおよび表示制御プログラムによれば、外部装置(情報処理装置)の操作に不慣れなオペレータに対しても、測定装置による測定処理についての測定結果を確実かつ容易に認識させることができる。
また、請求項2記載の測定装置では、第2のステップにおいて、表示部のいずれかの表示可能サイズが測定装置画面の基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の縮小率のうちから、測定装置画面の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な縮小率を選択して測定装置画面を縮小する処理を外部装置に実行させるプログラムを表示制御プログラムとして記憶部が記憶している。さらに、請求項5記載の表示制御プログラムでは、第2のステップにおいて、表示部のいずれかの表示可能サイズが測定結果表示下面の基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の縮小率のうちから、測定装置画面の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な縮小率を選択して測定装置画面を縮小する処理を外部装置に実行させる。したがって、請求項2記載の測定装置および請求項5記載の表示制御プログラムによれば、測定装置画面が最も大きく表示されることで、測定装置に関する測定装置画面を一層確実かつ容易に認識させることができる。
以下、本発明に係る測定装置、測定システムおよび表示制御プログラムの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、測定システム1の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す測定システム1は、本発明に係る測定システムの一例であって、通信ネットワーク4にそれぞれ接続可能に構成された測定装置2およびパーソナルコンピュータ3を備えている。この場合、通信ネットワーク4は、特に限定されるものではないが、一例として、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、またはこれらの組み合わせで構成されている。
測定装置2は、本発明に係る測定装置の一例であって、測定部11、通信部12、操作部13、表示部14、制御部15および記憶部16を備えて構成されている。測定部11は、A/D変換部やアンプ回路(図示せず)を備え、制御部15の制御に従い、入力信号SiをA/D変換処理して(所定周期でサンプリングして)測定データDsを生成する測定処理を実行する。通信部12は、一例として、ネットワークアダプタで構成されて、通信ネットワーク4に測定装置2を接続可能に構成されている。この場合、通信部12としては、測定装置2の利用環境に応じて、有線接続タイプのネットワークアダプタ、および無線接続タイプのネットワークアダプタのいずれかまたは双方を採用することができる。また、上記の通信ネットワーク4として、例えば公衆回線網(アナログ電話回線網)を利用する場合には、通信部12として通信モデムを採用することができる。操作部13は、測定装置2の動作条件を設定するための各種の操作スイッチを備えて構成されている。表示部14は、測定部11による測定処理の測定結果を表示する測定結果表示画面(図示せず)や、測定装置2の動作条件を設定するための動作条件設定画面(図示せず)などを表示する。
制御部15は、測定装置2を総括的に制御する。具体的には、制御部15は、測定部11を制御して入力信号Siについての測定処理を実行させると共に、測定部11から出力された測定データDsを記憶部16に記憶させる処理を実行する。また、制御部15は、後述するようにして、記憶部16に記憶させた測定データDsに基づいて、パーソナルコンピュータ3に測定結果表示画面を表示させるための画面データDg(本発明における表示用データの一例)を生成すると共に、パーソナルコンピュータ3からの要求に応じて、通信部12を介してプログラムデータDpと共に画面データDgをパーソナルコンピュータ3に送信する。記憶部16は、後述するようにして上記の画面データDgに基づく遠隔操作画面40(図3〜7参照)をパーソナルコンピュータ3に表示させるためのプログラムデータDp(本発明における表示制御プログラムのデータ)を記憶すると共に、制御部15の動作プログラムを記憶する。なお、この測定装置2は、測定システム1から切り離して単独で使用することが可能となっている。具体的には、操作部13の各操作スイッチを操作して動作条件(測定処理条件)を設定し、測定部11から出力される測定データDsに基づく測定結果表示画面(図示せず)を表示部14に表示させることが可能となっている。
パーソナルコンピュータ3は、本発明における外部装置としての情報処理装置の一例であって、通信部21、操作部22、表示部23、制御部24および記憶部25を備えて構成されている。通信部21は、上記の測定装置2における通信部12と同様にして、ネットワークアダプタで構成されて通信ネットワーク4にパーソナルコンピュータ3を接続可能に構成されている。この場合、通信部21としては、パーソナルコンピュータ3の利用環境に応じて、有線接続タイプのネットワークアダプタ、および無線接続タイプのネットワークアダプタのいずれかまたは双方を採用することができる。また、上記の通信ネットワーク4として、例えば公衆回線網(アナログ電話回線網)を利用する場合には、通信部21として通信モデムを採用することができる。操作部22は、一例として、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードで構成されて、これらの操作に応じた操作信号S1を制御部24に出力する。表示部23は、本発明における「外部装置の表示部」および「情報処理装置の表示部」に相当し、一例として、表示器としての液晶パネルを備えて構成されている。
この場合、前述したように、パーソナルコンピュータ3の表示部23としては、その表示可能サイズが相違する各種の表示部(ディスプレイ)が存在する。具体的には、図4〜7に示す表示部23a〜23dのように、横方向の表示サイズ(横方向の表示可能画素数)は、サイズLXa〜LXdの各種表示サイズが存在し、縦方向の表示サイズ(縦方向の表示可能画素数)は、サイズLYa〜LYdの各種表示サイズが存在する。なお、上記の各図では、本発明についての理解を容易とするために、表示部23a〜23dの表示可能サイズの大きさに応じて、図面上の表示部23a〜23dの大きさ(広さ)を規定して図示している。しかしながら、実際には、各表示部23a〜23dの解像度(単位面積当りの表示可能画素数:すなわち、1つの画素を表示するのに要する面積)の相違に起因して、各表示部23a〜23dの実際の大きさ(面積)が、その表示可能サイズに比例して変化するものではない。
制御部24は、パーソナルコンピュータ3を総括的に制御する。具体的には、制御部24は、操作部22からの操作信号S1に従い、通信部21を制御してパーソナルコンピュータ3を通信ネットワーク4(通信ネットワーク4に接続された測定装置2)に接続する。また、制御部24は、パーソナルコンピュータ3から画面データDgと共に送信されたプログラムデータDpに従い、図2に示す遠隔操作処理30を実行し、画面データDgに基づいて画像信号S2を生成して表示部23に遠隔操作画面40(図3〜7参照)を表示させる。さらに、制御部24は、遠隔操作画面40を表示させた状態において遠隔操作画面40内の遠隔操作用操作部42(図3〜7参照)が操作されたときに、操作内容に応じて制御信号S3を生成して通信部21を介して通信ネットワーク4(通信ネットワーク4に接続された測定装置2)を送信する。記憶部25は、測定装置2から送信された画面データDgおよびプログラムデータDpを一時的に記憶する。
この場合、上記の遠隔操作画面40は、本発明における測定装置画面の一例であって、図3に示すように、測定結果表示部41、遠隔操作用操作部42および倍率表示部43の各表示部(表示領域)で構成されている。なお、遠隔操作画面40の基準表示サイズ(プログラムデータDpに基づいて拡大または縮小せずに等倍表示する際の表示サイズ)は、横方向がサイズLX1で、縦方向がサイズLY1であるものとして、以下に説明する。測定結果表示部41は、測定装置2による測定処理の測定結果を表示するための表示領域であって、前述した測定データDsの内容に応じて、一例として、同図に示すような信号波形が表示される。なお、測定結果表示部41に表示する測定結果は、上記の信号波形に限定されず、測定値そのものを表す数値や、測定値を表した各種のグラフがこれに含まれる。また、本発明における測定装置画面に表示する表示部(表示領域)は、測定結果表示部41、遠隔操作用操作部42および倍率表示部43等に限定されず、一例として、測定データリスト表示部や、動作条件設定表示部などの各種表示部を表示させることができる。
遠隔操作用操作部42は、測定装置2における操作部13の各操作スイッチを擬似的に表示した仮想操作スイッチ(同図に示す「STATUS」および「CHAN」等の操作スイッチの図柄(絵)や、「STOP」および「START」 等の操作スイッチの図柄)で構成されている。また、遠隔操作画面40を表示させるためのプログラムデータDpでは、操作部22のポインティングデバイス(一例として、マウス)によって、この遠隔操作用操作部42内の仮想操作スイッチが操作されることにより、制御部24によって、操作内容に応じた制御信号S3が生成されて測定装置2に送信されるように記述されている。倍率表示部43は、後述するようにして、遠隔操作画面40の基準表示サイズに対する表示倍率を表示する。この場合、上記のプログラムデータDp(表示制御プログラム)では、遠隔操作画面40を基準表示サイズ(100%の表示倍率)で表示させるだけでなく、表示部23の表示可能サイズに応じて、5%刻みで遠隔操作画面40を自動的に縮小してその全体を表示部23に表示させる処理を実行可能に記述されている。
次に、測定システム1の動作(使用方法)について、添付図面を参照して説明する。
まず、測定装置2およびパーソナルコンピュータ3を通信ネットワーク4にそれぞれ接続する。なお、この時点における「接続」は、測定装置2およびパーソナルコンピュータ3の相互間のリンクを確立した状態を意味するものではなく、上記の通信部12,21が有線接続タイプのネットワークアダプタの場合には、通信ケーブルを介して通信部12,21をルータやスイッチングハブに結線した状態を意味すると共に、上記の通信部12,21が無線接続タイプのネットワークアダプタの場合には、通信部12,21と無線アクセスポイントとの間の接続を確立した状態を意味する。次いで、測定装置2を測定対象体に接続すると共に、操作部13の電源スイッチを操作する。この際には、測定部11が制御部15の制御に従って測定対象体からの入力信号Siについての測定処理を実行して測定データDsを出力する。また、制御部15は、出力された測定データDsを記憶部16に順次記憶させる。さらに、制御部15は、記憶部16に記憶させた測定データDsに基づき、測定部11による測定処理の測定結果を表す測定結果表示画面(一例として、図3に示す遠隔操作画面40における測定結果表示部41と同様の信号波形の表示画面)を表示部14に表示させる。
この状態において、パーソナルコンピュータ3の操作部22を操作して、測定装置2の通信ネットワーク4上におけるアドレス(グローバルIPアドレスやローカルIPアドレス)を指定することにより、通信ネットワーク4を介してパーソナルコンピュータ3を測定装置2に接続する(測定装置2およびパーソナルコンピュータ3の相互間のリンクを確立する)。なお、上記の測定装置2のアドレスについては、パーソナルコンピュータ3を操作するオペレータが事前に把握しているものとする。次いで、操作部22を操作して所定のコマンド(制御信号S3)を測定装置2に送信することにより、遠隔操作画面40を表示部23に表示させるための画面データDgの送信を要求する。これに応じて、測定装置2の制御部15は、記憶部16に記憶させた測定データDsに基づいて遠隔操作画面40を表示させるための画面データDgを生成すると共に、生成した画面データDgをプログラムデータDpと共に通信ネットワーク4を介してパーソナルコンピュータ3に送信する。
一方、画面データDgおよびプログラムデータDpを受信したパーソナルコンピュータ3では、制御部24が、受信した画面データDgおよびプログラムデータDpを記憶部25に記憶させると共に、プログラムデータDpに従い、図2に示す遠隔操作処理30を開始する。この遠隔操作処理30では、制御部24は、まず、表示部23の表示可能サイズを取得する(本発明における第1のステップ:ステップ31)。具体的には、制御部24は、図示しないハードディスクドライブ等に記録されているパーソナルコンピュータ3の動作条件情報(表示部23に各種画像を表示させるための画像処理回路の動作状態についての情報)を参照することにより、遠隔操作処理30の開始時点における表示部23の表示可能サイズ(横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズ)を取得する。この際に、パーソナルコンピュータ3が、表示部23として、図4に示す表示部23aを備えているときには、サイズLXa,LYaが表示可能サイズとして取得される。また、パーソナルコンピュータ3が、表示部23として、図5に示す表示部23bを備えているときには、サイズLXb,LYbが表示可能サイズとして取得される。さらに、パーソナルコンピュータ3が、表示部23として、図6に示す表示部23cを備えているときには、サイズLXc,LYcが表示可能サイズとして取得される。また、パーソナルコンピュータ3が、表示部23として、図7に示す表示部23dを備えているときには、サイズLXd,LYdが表示可能サイズとして取得される。
次いで、制御部24は、取得した表示可能サイズと、測定装置2から送信されたプログラムデータDpに基づく遠隔操作画面40の基準表示サイズとを比較することにより、表示部23の表示可能サイズが遠隔操作画面40の基準表示サイズ以上であるか否かを判別する(ステップ32)。具体的には、パーソナルコンピュータ3が表示部23として図4に示す表示部23aを備えているときには、制御部24は、取得した表示可能サイズ(サイズLXa,LYa)が、遠隔操作画面40の基準表示サイズ(サイズLX1,LY1)以上であると判別する。この際には、記憶部25に記憶させた画面データDgに基づき、遠隔操作画面40を基準表示サイズ(サイズLX1,LY1:本発明における「準表示サイズ以上の規定の表示サイズ」の一例)で表示させる画像信号S2を生成して表示部23aに出力することにより、遠隔操作画面40を表示させる(本発明における第2のステップの一例:ステップ33)。これにより、同図に示すように、測定装置2から送信された画面データDgに基づく遠隔操作画面40の全体が100%の表示倍率で表示部23aに表示される。この際に、制御部24は、遠隔操作画面40における倍率表示部43に、表示させた遠隔操作画面40の基準表示サイズに対する表示倍率を示す倍率表示(この例では、「100%」との表示)を表示させる。これにより、表示部23aに遠隔操作画面40が基準表示サイズで表示されているのを直感的に認識させることが可能となる。
また、パーソナルコンピュータ3が表示部23として図5に示す表示部23bを備えているときには、制御部24は、取得した表示可能サイズのうちの横方向の表示可能サイズ(サイズLXb)が、遠隔操作画面40の基準表示サイズにおける横方向のサイズLX1以上であるものの、表示可能サイズのうちの縦方向の表示可能サイズ(サイズLYb)が、遠隔操作画面40の基準表示サイズにおける縦方向のサイズLY1を下回っていると判別する。この際には、記憶部25に記憶させた画面データDgに基づき、遠隔操作画面40の全体を表示部23bに表示可能に、縦方向の表示可能サイズ(サイズLYb)に応じて遠隔操作画面40を縮小した表示サイズ(サイズLX2,LY2)で表示させる画像信号S2を生成して表示部23bに出力することにより、遠隔操作画面40を表示させる(本発明における第2のステップの他の一例:ステップ34)。この場合、このプログラムデータDpでは、上記したように、遠隔操作画面40の全体を表示可能に5%刻みの任意の縮小率で自動的に縮小するように記述されている。
具体的には、このプログラムデータDpでは、予め規定された複数種類の縮小率(この例では、95%、90%・・の5%刻みの縮小率)のうちから、遠隔操作画面40の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な縮小率(一例として、上記の例では、75%の縮小率)を選択して遠隔操作画面40を縮小する処理を実行するように記述されている。したがって、同図に示すように、測定装置2から送信された画面データDgに基づく遠隔操作画面40の全体が75%の表示倍率で表示部23bに表示され、その倍率表示部43に、表示させた遠隔操作画面40の基準表示サイズに対する表示倍率を示す倍率表示(この例では、「75%」との表示)が表示される。これにより、画面のスクロール操作等を実行することなく、遠隔操作画面40の全域を同時に参照させることができると共に、遠隔操作画面40が75%の縮小率で縮小されて表示されているのを直感的に認識させることが可能となる。
さらに、パーソナルコンピュータ3が表示部23として図6に示す表示部23cを備えているときには、制御部24は、取得した表示可能サイズのうちの縦方向の表示可能サイズ(サイズLYc)が、遠隔操作画面40の基準表示サイズにおける縦方向のサイズLY1以上であるものの、横方向の表示可能サイズ(サイズLXc)が、遠隔操作画面40の基準表示サイズにおける横方向のサイズLX1を下回っていると判別する。この際には、記憶部25に記憶させた画面データDgに基づき、遠隔操作画面40の全体を表示部23cに表示可能に、横方向の表示可能サイズ(サイズLXc)に応じて遠隔操作画面40を縮小した表示サイズ(サイズLX2,LY2)で表示させる画像信号S2を生成して表示部23cに出力することにより、遠隔操作画面40を表示させる(本発明における第2のステップのさらに他の一例:ステップ34)。これにより、同図に示すように、測定装置2から送信された画面データDgに基づく遠隔操作画面40の全体が75%の表示倍率で表示部23cに表示され、その倍率表示部43に、表示させた遠隔操作画面40の基準表示サイズに対する表示倍率を示す倍率表示(この例では、「75%」との表示)が表示される。これにより、この例においても、画面のスクロール操作等を実行することなく、遠隔操作画面40の全域を同時に参照させることができると共に、遠隔操作画面40が75%の縮小率で縮小されて表示されているのを直感的に認識させることが可能となる。
また、パーソナルコンピュータ3が表示部23として図7に示す表示部23dを備えているときには、制御部24は、取得した表示可能サイズのうちの横方向の表示可能サイズ(サイズLXd)および縦方向の表示可能サイズ(サイズLYd)の双方が、遠隔操作画面40の基準表示サイズ(サイズLX1,LY1)を下回っていると判別する。この際には、両表示可能サイズ(サイズLXd,LYd)のうちの基準表示サイズ(サイズLX1,LY1)に対する小ささの度合いが大きい一方(より小さい一方。この例では、縦方向のサイズLYd)に応じて、記憶部25に記憶させた画面データDgに基づき、遠隔操作画面40の全体を表示部23cに表示可能に遠隔操作画面40を縮小した表示サイズ(サイズLX3,LY3)で表示させる画像信号S2を生成して表示部23dに出力することにより、遠隔操作画面40を表示させる(本発明における第2のステップのさらに他の一例:ステップ34)。これにより、同図に示すように、測定装置2から送信された画面データDgに基づく遠隔操作画面40の全体が70%の表示倍率で表示部23dに表示され、その倍率表示部43に、表示させた遠隔操作画面40の基準表示サイズに対する表示倍率を示す倍率表示(この例では、「70%」との表示)が表示される。これにより、この例においても、画面のスクロール操作等を実行することなく、遠隔操作画面40の全域を同時に参照させることができると共に、遠隔操作画面40が70%の縮小率で縮小されて表示されているのを直感的に認識させることが可能となる。
この場合、表示部23b〜23dに遠隔操作画面40を表示させる上記の各例では、制御部24が表示部23の表示可能サイズに合わせて遠隔操作画面40を自動的に所定の表示倍率に縮小して表示させているが、この測定システム1および表示制御プログラム(プログラムデータDp)では、制御部23によって上記のように遠隔操作画面40が自動的に縮小された状態において、倍率表示部43に任意の表示倍率を入力操作するか、または、倍率表示部43のリストボタン(倍率が表示されている部位の右に表示されている逆三角形状のマークのボタン)を操作して表示倍率候補を表示させて任意の表示倍率を選択することにより、制御部23によって自動的に縮小された表示倍率以外の任意の表示倍率で遠隔操作画面40を表示させることが可能となっている。なお、指定した表示倍率(表示サイズ)が表示部23の表示可能サイズを超えた場合には、表示部23にスクロールボタンが表示され、このスクロールボタンを操作することによって、表示領域からはみ出している領域を表示部23に表示させることができる(図示せず)。
また、上記の例では、遠隔操作画面40を縮小して表示させる際に、測定結果表示部41、遠隔操作用操作部42および倍率表示部43の各表示部(表示領域)のすべて(遠隔操作画面40の全域)を縮小しているが、遠隔操作画面40が非常に小さな表示倍率に縮小された状態では、倍率表示部43が小さく表示されることに起因して、上記のように倍率表示部43に任意の表示倍率を指定する操作が困難となるおそれがある。したがって、図8に示す遠隔操作画面40のように、いずれの表示倍率で表示させる場合(この例では、「50%」の表示倍率で表示させる場合)であっても、倍率表示部43については基準表示サイズで表示させ、倍率表示部43を除く各表示部(表示領域)については、制御部23によって自動的に規定された表示倍率、または、任意に指定した表示倍率で縮小して表示させる構成(方法)を採用することもできる。また、一例として、予め規定した表示倍率(例えば、60%)以上の表示サイズで遠隔操作画面40を表示させるときには、倍率表示部43を含むすべての表示部(表示領域)を所定の表示倍率で同様に縮小して表示させ、その表示倍率(60%)を下回る表示サイズで遠隔操作画面40を表示させるときには、倍率表示部43だけを「60%」の表示倍率で表示させると共に、倍率表示部43以外の表示部(表示領域)を所定の表示倍率で縮小して表示させる構成(方法)を採用することもできる。
一方、制御部24は、表示部23(表示部23a〜23d)に対する遠隔操作画面40の表示(画像信号S2の出力)を完了した後に、遠隔操作画面40の表示を終了する操作が行われたか否か(表示終了を指示する操作信号S1が出力されたか否か)を監視する(ステップ35)。この際に、表示終了操作に対応する操作信号S1が操作部22から出力されたときには、制御部24は、表示部23に表示させている遠隔操作画面40を消去して、この遠隔操作処理30を終了する。また、制御部24は、上記の表示終了操作の有無の監視と並行して、遠隔操作画面40における遠隔操作用操作部42の操作スイッチが操作されたか否か(遠隔操作用操作部42の操作に対応する操作信号S1が出力されたか否か)を監視する(ステップ36)。
この際に、パーソナルコンピュータ3のオペレターが操作部22のポインティングデバイス(この例では、マウス)を操作して、例えば、遠隔操作画面40における遠隔操作用操作部42の「START」 との操作スイッチを操作(クリック)したときには、制御部24は、操作部22からの操作信号S1に基づき、「START」 との操作スイッチの操作に応じた制御信号S3を生成して、通信ネットワーク4に接続された測定装置2に通信部21を介して送信する(ステップ37)。これに応じて、測定装置2では、制御部15が、パーソナルコンピュータ3から送信された制御信号S3に従い、測定部11を制御して入力信号Siについての測定処理を開始させる。また、測定装置2の制御部15は、測定部11から出力される測定データDsに基づいて新たな画面データDgを生成し、通信ネットワーク4に接続されたパーソナルコンピュータ3に通信部12を介して送信する。これに応じて、パーソナルコンピュータ3では、制御部24が、測定装置2から送信されたプログラムデータDpに基づき、遠隔操作画面40を表示させるための新たな画像信号S2を生成して表示部23に順次出力する。これにより、表示部23に表示された遠隔操作画面40における測定結果表示部41内の信号波形が、測定装置2から送信された新たな画面データDgに応じて順次更新される。
このように、測定装置2では、パーソナルコンピュータ3の表示部23における横方向の表示可能サイズ(図4〜7におけるサイズLXa〜LXd)および縦方向の表示可能サイズ(図4〜7におけるサイズLXa〜LXd)を取得するステップ(本発明における第1のステップ:遠隔操作処理30におけるステップ31)と、両表示可能サイズが遠隔操作画面40の基準表示サイズ(図3〜7におけるサイズLX1,LY1)以上のとき(例えば、図4に示す状態のとき)に基準表示サイズ以上の規定の表示サイズ(この例では、基準表示サイズと同サイズのサイズLX1,LY1)で遠隔操作画面40を表示部23に表示させると共に、いずれかの表示可能サイズが基準表示サイズを下回っているとき(例えば、図5〜7に示す状態のとき)に所定の縮小率で縮小した表示サイズ(この例では、基準表示サイズに対する75%の縮小率のサイズLX2,LY2、または、基準表示サイズに対する70%の縮小率のサイズLX3,LY3)で遠隔操作画面40を表示部23に表示させるステップ(本発明における第2のステップ:遠隔操作処理30におけるステップ33,34)とをパーソナルコンピュータ3に実行させるプログラムデータDp(表示制御プログラム)を記憶する記憶部16を備えると共に、制御部15が、プログラムデータDpを画面データDg(表示用データ)と共に通信部12を介してパーソナルコンピュータ3に送信してプログラムデータDpをパーソナルコンピュータ3に実行させて画面データDgに基づく遠隔操作画面40を表示部23に表示させる。
また、この測定システム1では、上記の測定装置2と、本発明における外部装置としての情報処理装置に相当するパーソナルコンピュータ3を備えている。さらに、この表示制御プログラム(プログラムデータDp)では、通信ネットワーク4を介して測定装置2に接続されたパーソナルコンピュータ3(外部装置)に対して、パーソナルコンピュータ3の表示部23における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得するステップ(本発明における第1のステップ:遠隔操作処理30におけるステップ31)と、両表示可能サイズが遠隔操作画面40の基準表示サイズ以上のときに基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで遠隔操作画面40を表示部23に表示させると共に、いずれかの表示可能サイズが基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで遠隔操作画面40を表示部23に表示させるステップ(本発明における第2のステップ:遠隔操作処理30におけるステップ33,34)とを実行させる。
したがって、この測定装置2、測定システム1および表示制御プログラム(プログラムデータDp)によれば、パーソナルコンピュータ3の表示部23に測定装置2による測定処理についての測定結果(遠隔操作画面40)を表示させる際に、遠隔操作画面40をスクロール表示させるための煩雑な操作を実行することなく、遠隔操作画面40の全体を表示部23に同時に表示させることができる。このため、この測定装置2、測定システム1および表示制御プログラム(プログラムデータDp)によれば、パーソナルコンピュータ3の操作に不慣れなオペレータに対しても、測定装置2による測定処理についての測定結果を確実かつ容易に認識させることができる。
また、この測定装置2では、本発明における第2のステップにおいて、表示部23のいずれかの表示可能サイズが遠隔操作画面40の基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の縮小率のうちから、遠隔操作画面40の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な縮小率を選択して遠隔操作画面40を縮小する処理(遠隔操作処理30におけるステップ34)をパーソナルコンピュータ3に実行させるプログラムデータDpを記憶部16が記憶している。さらに、この表示制御プログラム(プログラムデータDp)では、本発明における第2のステップにおいて、表示部23のいずれかの表示可能サイズが遠隔操作画面40の基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の縮小率のうちから、遠隔操作画面40の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な縮小率を選択して遠隔操作画面40を縮小する処理をパーソナルコンピュータ3に実行させる。したがって、この測定装置2および表示制御プログラム(プログラムデータDp)によれば、遠隔操作画面40が最も大きく表示されることで、測定装置2による測定処理についての測定結果を一層確実かつ容易に認識させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、本発明における外部装置としての情報処理装置の一例としてパーソナルコンピュータ3を備えて測定システム1を構成した例について説明したが、本発明における外部装置(情報処理装置)は、パーソナルコンピュータに限定されず、測定システム専用の管理サーバや、各種の携帯型情報端末を本発明における外部装置(情報処理装置)として採用して測定システムを構成することができる。また、表示部23の表示可能サイズに応じて遠隔操作画面40を縮小して表示させる例について説明したが、本発明における「表示部の表示可能サイズ」はこれに限定されない。具体的には、外部装置(情報処理装置)としてのパーソナルコンピュータ等にマルチウィンドウ環境のオペレーティングシステムがインストールされると共に、上記の遠隔操作画面40を1つのウィンドウ上に表示させる場合においては、そのウィンドウが本発明における「表示部」に相当し、そのウィンドウサイズ(ウィンドウ内の情報表示領域の画素数)が「表示可能サイズ」に相当する。したがって、この例では、遠隔操作画面40を表示させるウインドウのウィンドウサイズに応じて、遠隔操作画面40の全体を表示可能に縮小処理して表示させる。
さらに、表示部23の表示可能サイズが遠隔操作画面40の基準表示サイズ以上のときに、遠隔操作画面40を基準表示サイズ(100%の表示倍率)で表示させる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。具体的には、基準表示サイズに対する表示可能サイズの大きさに応じて遠隔操作画面40の全体を表示可能に拡大処理して表示させる構成(本発明における「基準表示サイズ以上の規定の表示サイズ」を100%以上の任意の表示サイズとする構成)を採用することができる。このような構成では、本発明における外部装置(情報処理装置)の表示部として、その表示可能サイズが十分に大きなものを採用することで、遠隔操作画面40を一層大きく表示することができるため、測定装置2による測定処理についての測定結果を一層確実かつ容易に認識させることができる。加えて、本発明に係る表示制御プログラムについては、上記の例のように測定装置に記憶させておき、外部装置(情報処理装置)に対して表示用データを送信する際に、表示用データと共に測定装置から外部装置(情報処理装置)に送信して実行されるものに限定されず、例えば、外部装置(情報処理装置)に予めインストールしておき、測定装置から表示用データが送信するされたときに、一連の各ステップを実行して測定装置画面を表示させるものがこれに含まれる。
測定システム1の構成を示すブロック図である。 遠隔操作処理30のフローチャートである。 遠隔操作画面40の表示画面図である。 表示部23aに表示させた遠隔操作画面40の表示画面図である。 表示部23bに表示させた遠隔操作画面40の表示画面図である。 表示部23cに表示させた遠隔操作画面40の表示画面図である。 表示部23dに表示させた遠隔操作画面40の表示画面図である。 他の実施の形態に係る遠隔操作画面40の表示画面図である。
符号の説明
1 測定システム
2 測定装置
3 パーソナルコンピュータ
4 通信ネットワーク
11 測定部
12,21 通信部
13,22 操作部
14,23(23a〜23d) 表示部
15,24 制御部
16,25 記憶部
30 遠隔操作処理
40 遠隔操作画面
41 測定結果表示部
Dg 画面データ
Dp プログラムデータ
LX1〜LX3,LXa〜LXd,LY1〜LY3,LYa〜LYd サイズ
S1 操作信号
S2 画像信号
Si 入力信号

Claims (5)

  1. 入力信号についての測定処理を実行する測定部と、通信ネットワークに接続するための通信部と、前記通信ネットワークに接続された外部装置の表示部に当該測定装置に関する測定装置画面を表示させるための表示用データを生成して前記通信部を介して当該外部装置に出力する制御部とを備えた測定装置であって、
    前記表示部における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得する第1のステップと、前記両表示可能サイズが前記測定装置画面の基準表示サイズ以上のときに当該基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させると共に、いずれかの前記表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させる第2のステップとを前記外部装置に実行させる表示制御プログラムを記憶する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記記憶部から読み出した前記表示制御プログラムを前記表示用データと共に前記通信部を介して前記外部装置に送信して当該表示制御プログラムを当該外部装置に実行させて当該表示用データに基づく前記測定装置画面を前記表示部に表示させる測定装置。
  2. 前記記憶部は、前記表示制御プログラムとして、前記第2のステップにおいて、前記いずれかの表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の前記縮小率のうちから、前記測定装置画面の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な当該縮小率を選択して当該測定装置画面を縮小する処理を前記外部装置に実行させるプログラムを記憶する請求項1記載の測定装置。
  3. 請求項1または2記載の測定装置と、前記外部装置としての情報処理装置とを備えている測定システム。
  4. 通信ネットワークを介して測定装置に接続された外部装置に対して、当該測定装置に関する測定装置画面を当該測定装置から送信された表示用データに基づいて当該外部装置の表示部に表示させるための表示制御プログラムであって、
    前記表示部における横方向の表示可能サイズおよび縦方向の表示可能サイズを取得する第1のステップと、前記両表示可能サイズが前記測定装置画面の基準表示サイズ以上のときに当該基準表示サイズ以上の規定の表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させると共に、いずれかの前記表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに所定の縮小率で縮小した表示サイズで前記表示用データに基づいて前記測定装置画面を前記表示部に表示させる第2のステップとを前記外部装置に実行させる表示制御プログラム。
  5. 前記第2のステップにおいて、前記いずれかの表示可能サイズが前記基準表示サイズを下回っているときに、予め規定された複数種類の前記縮小率のうちから、前記測定装置画面の全体を最も大きな表示サイズで表示可能な当該縮小率を選択して当該測定装置画面を縮小する処理を前記外部装置に実行させる請求項4記載の表示制御プログラム。
JP2008141894A 2008-05-30 2008-05-30 測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム Active JP5306709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141894A JP5306709B2 (ja) 2008-05-30 2008-05-30 測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141894A JP5306709B2 (ja) 2008-05-30 2008-05-30 測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009288116A JP2009288116A (ja) 2009-12-10
JP5306709B2 true JP5306709B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=41457466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141894A Active JP5306709B2 (ja) 2008-05-30 2008-05-30 測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5306709B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101135747B1 (ko) 2011-05-16 2012-04-16 한국항공우주산업 주식회사 Ipc 통신 기반의 계측기 제어 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
JP6348021B2 (ja) * 2014-09-01 2018-06-27 株式会社ミツトヨ 測定器のパラメータ設定方法及び測定器のパラメータ設定プログラム
CN106716322A (zh) * 2014-09-16 2017-05-24 株式会社理光 显示装置、显示系统和显示控制程序
JP6599101B2 (ja) * 2014-12-24 2019-10-30 日置電機株式会社 測定装置、携帯端末装置および測定システム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001124597A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Hioki Ee Corp 測定装置および測定システム
JP2001228857A (ja) * 2000-02-21 2001-08-24 Sony Corp 画像表示装置及び画像表示方法
JP2003344453A (ja) * 2002-05-22 2003-12-03 Yokogawa Electric Corp 波形表示装置及びそれを用いた波形表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009288116A (ja) 2009-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2007086140A1 (ja) 分析装置稼働状況表示システム
EP2627084A1 (en) Image-monitoring device and method for detecting events therefor
JP5306709B2 (ja) 測定装置、測定システムおよび表示制御プログラム
JP4619889B2 (ja) 映像表示装置
JP2006350755A (ja) マルチディスプレイシステムおよびウィンドウ制御方法
JP5032046B2 (ja) 管理装置、出力装置、方法およびプログラム
KR102282194B1 (ko) 샘플링된 데이터를 제공하고 진단 인터페이스를 디스플레이하는 장치 및 방법
US20100164838A1 (en) Display device
JP2005234808A (ja) 情報処理装置、システム、遠隔操作方法、プログラム及び記録媒体
JP2010097496A (ja) 表示システム、および表示器
JP5472569B2 (ja) 投写システム
JP2013038615A (ja) タブレット携帯端末,タブレット携帯端末用プログラム,及びタブレット携帯端末用プログラムの記録媒体
JP5889166B2 (ja) プラント監視制御システム
JP2011176530A (ja) 携帯電話,携帯電話用プログラム,及び携帯電話用プログラムの記録媒体
JP2011100231A (ja) 切替装置、表示装置、動作制御方法及びプログラム
KR20160047905A (ko) 원격 지원 장치 및 이를 이용한 원격지원 방법
JP5956515B2 (ja) 試験装置及び試験方法
JP7362952B1 (ja) 保安システム
JP2013187589A (ja) 映像表示装置、表示システム、携帯端末
JP2013257731A (ja) 表示制御装置およびその表示制御方法
US20200044941A1 (en) Monitoring system, image information providing device, client control device, image information providing program, and client control program
JP2007101852A (ja) ネットワーク機能を有するプロジェクタを使用したプレゼンテーションシステムおよびプレゼンテーション方法
JP2006085306A (ja) 機器の操作システム
JP6562621B2 (ja) 画像表示装置、制御方法、プログラム、及び、記憶媒体
WO2009153849A1 (ja) 診断結果表示システム、表示装置、及び、診断結果表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130625

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5306709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250