JPH076061A - 計算機の動作解析装置 - Google Patents

計算機の動作解析装置

Info

Publication number
JPH076061A
JPH076061A JP5148951A JP14895193A JPH076061A JP H076061 A JPH076061 A JP H076061A JP 5148951 A JP5148951 A JP 5148951A JP 14895193 A JP14895193 A JP 14895193A JP H076061 A JPH076061 A JP H076061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
unit
memory
conversion table
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5148951A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Maruyama
充 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP5148951A priority Critical patent/JPH076061A/ja
Publication of JPH076061A publication Critical patent/JPH076061A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUの論理アドレス上の動作を捕捉し、O
S上の論理アドレスで動作するプログラムの解析を可能
とする。 【構成】 CPU11がメモリ12、周辺装置インタフ
ェース13をアクセスする場合、論理アドレスがメモリ
管理ユニット(MMU)110の変換テーブルにより変
換され、物理アドレスがアドレスバス14に出力され
る。その後、CPU11は、データバス15経由で、メ
モリ12等に対してリード/ライトの動作を行う。CP
U付加部1は、該CPU11の端子情報を捕捉し、捕捉
メモリ部3に蓄積する。変換テーブル転送部2は、MM
U110の変換テーブル情報を捕捉メモリ部3に転送す
る。解析部4は、捕捉メモリ部3のCPU端子情報に含
まれる物理アドレスに対して変換テーブル情報を基にC
PU11の論理アドレス上の動作を追跡し、表示部5に
表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中央処理装置(以下C
PU)等の動作、特に仮想メモリを用いたプログラムの
動作の解析に有効な計算機の動作解析装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この計算機の動作解析装置は、C
PUに接続するアダプタなどを使って、単にCPUの端
子の信号の変化を一定時間取り込み、該取り込んだ信号
の変化からCPUの状態を解析して、CPUの命令をニ
ーモニック表示などするものであった(例えば:オーム
社:ロジックアナライザの解剖活用セミナ「エレクトロ
ニクス」1990年1月−7月)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在の制御ソフトウェ
アの構成法は、CPUの各種リソースを管理するソフト
ウェアであるオペレーションシステム(OS)を搭載
し、ユーザのアプリケーションソフトウェアは該オペレ
ーテイングシステム上に構築するのが一般的である。ま
た、オペレーテイングシステムは、通常ページングの方
法でメモリ管理をし、物理メモリに対応した物理ページ
とCPUで動作するアプリケーションプログラムの論理
アドレスに対応した論理ページを変換してリソース管理
をするのが一般的である。この場合、CPUは内部にメ
モリ管理ユニット(MMU)の機能を持ち、MMUは論
理アドレスを物理アドレスに変換する変換テーブルを持
っことになる。
【0004】このようなオペレーテイングシステム上の
プログラムの動作を前記従来の解析装置のように、単に
CPUの端子の信号変化を取り込んで解析する場合に
は、物理アドレスメモリのみの動作しか解析することが
できない。これが論理アドレス上どうなっているかは、
MMUの変換テーブルの内容を別途調査して調べる必要
があるが、この内容は逐一変化しており、該当の時間の
変換テーブルの内容をとらえることは非常に困難であ
る。
【0005】本発明の目的は、CPUの論理アドレス上
の動作を捕捉しオペレーテイングシステム上の論理アド
レスで動作するプログラムの解析を可能とする計算機の
動作解析装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の計算機動作解析装置は、CPUとアドレス
バス、データバスの間に挿入して、CPUの端子情報を
取り出すCPU付加部と、前記CPU付加部が取り出し
たCPUの端子情報を一定時間捕捉して蓄積する捕捉メ
モリ部と、前記CPU内部のメモリ管理ユニットの変換
テーブル情報を一定時間、前記捕捉メモリ部に転送する
変換テーブル転送部と、前記捕捉メモリ部の情報につい
て、CPU端子情報に含まれる物理アドレスに対して変
換テーブル情報を基にCPUの論理アドレス上の動作を
追跡する解析部と、前記解析部の解析結果を受けて、C
PUの論理アドレス上の動作内容を表示する表示部とか
ら構成される。
【0007】
【作用】本発明では、まず、解析対象のプログラムを実
行するCPUの端子全ての情報を捕捉できるように、C
PU付加部をCPUとアドレスバス、データバスの間に
とりつけて、CPUが入出力する情報を外部に取り出せ
るようにする。CPUの動作中に、該CPU付加部から
のデータが、一定時間、捕捉メモリ部に転送される。同
時に、CPU内部のMMUの変換テーブル情報も、変換
テーブル転送部によって一定時間、捕捉メモリ部に転送
される。CPU付加部および変換テーブル転送部からの
捕捉メモリ部への転送を中断した後に、捕捉メモリ部の
内容を解析部に転送してCPUの状態解析が行われる。
このとき解析部では、CPUの命令のなかでメモリアク
セスの物理アドレスに関しては、変換テーブル転送部か
ら転送された変換テーブル情報をもとに、捕捉した時点
の論理アドレスに変換する。最後に、その結果をニーモ
ニック表示などで、表示部に表示を行なう。
【0008】このように構成することで、表示部にCP
Uの動作をニーモニック表示する場合であっても、CP
Uが動作する仮想アドレスでの表示が可能になるので、
オペレーテイングシステム上の各タスクの解析が容易に
なる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0010】初め図2により、本発明の解析装置を適用
する解析対象計算機の概要を説明する。図2において、
CPU11、メモリ12、周辺装置インタフェース13
は、アドレスバス14、データバス15で相互に接続さ
れている。CPU11の内部にはメモリ管理ユニット
(MMU)110があり、該MMU110に変換テーブ
ル(図示せず)を持っている。なお、周辺装置インタフ
ェース13には外部メモリ等の周辺装置が接続される。
【0011】CPU11が例えばメモリ12にリード/
ライトのアクセスをする場合、CPU11からの論理ア
ドレスがCPU11の内部のMMU110の変換テーブ
ルによりアドレス変換されて物理アドレスとしてアドレ
スバス14上に出力される。メモリ12では、アドレス
バス14のアドレス信号から自領域のアクセスかどうか
の判定をして、もし自領域のアクセスであることが判別
できると、データバス15のゲートを開き、必要であれ
ば、メモリ12が準備OKであることを示すACK信号
をCPU11へ伝達する。その後、CPU11はデータ
バス15経由で、メモリ12に対してリード/ライトの
動作を行なう。CPU11が、周辺装置インタフェース
13に接続された周辺装置にアクセスする場合も、ほぼ
同様である。
【0012】図1は本発明の解析装置の一実施例の構成
図であり、図2の解析対象のCPUに適用した場合を示
したものである。図1において、CPU付加部1は、C
PU11の各端子とアドレスバス14、データバス1
5、その他の制御信号線との間に挿入され、CPU11
の各端子の情報を取り出して捕捉メモリ部13へ転送す
る回路である。変換テーブル転送部2はMMU110の
変換テーブル情報を保持して、捕捉メモリ部13へ転送
する回路である。捕捉メモリ部3は、CPU付加部1や
変換テーブル転送部2からの情報を逐次保持するメモリ
である。解析部4は、捕捉メモリ部3の情報を解析し
て、CPU11の論理アドレス上の動作追跡を行う装置
である。表示部5は、解析部4での解析結果をオペレー
タに理解しやすい形に表示するものである。
【0013】CPU11がメモリ12や周辺装置インタ
フェース13にリード/ライトのアクセスをする場合、
CPU11からの論理アドレスがMMU110の変換テ
ーブルによりアドレス変換されて、物理アドレスとして
アドレスバス14上に出力され、その後、CPU11は
データバス経由で、メモリ12や周辺装置インタフェー
ス13に対してリード/ライト動作を実行する。このと
きのCPU11の各端子の信号が、CPU付加部1を介
して取り出され、一定時間の間、サンプリングされ、そ
の結果が捕捉メモリ部3に転送される。CPU付加部1
は、CPUの端子すべての信号を捕捉することができる
ようなソケットで実現できる。また、捕捉メモリ部3
は、各端子のサンプリング・データをメモリに格納する
ために、高速なシリアルパラレル変換器と高速なスタテ
ィクメモリによって構成できる。
【0014】上記CPU付加部1がCPU11の各端子
情報を一定時間、捕捉メモリ部13に転送していると同
時に、CPU11の内部のMMU110に設定されてい
る変換テーブル情報を、変換テーブル転送部2から同一
時間の間、捕捉メモリ部3に転送する。変換テーブル転
送部2は、CPU11がMMU110の変換テーブルに
変換情報を設定するアクセスだけを監視することで、最
新の変換テーブル情報のコピーを保持することが可能で
ある。また、一定時間おきにCPU11の内部バスをバ
スリクエストにより獲得して、CPU11の内部のMM
U部110の変換テーブルを読み出すことによっても実
現できる。
【0015】捕捉メモリ部3に一定時間捕捉されたCP
U端子情報と変換テーブル設定情報は、捕捉を終了後、
解析部4によって解析処理が行われる。解析部4は、マ
イクロプロセッサ上のプログラム制御で実現できる。解
析部4で解析されたものは、表示部5で表示される。こ
の表示部5上には、解析部4での解析結果を受けて、C
PU11の論理アドレス上の動作内容を表示することが
できる。表示部5は、ディスプレィ出力装置やキーボー
ドなどの入力装置で構成される。
【0016】図3は、本実施例におけるアドレス変換操
作を説明するものである。図3は、ある一時刻に、CP
U11の各端子からCPU付加部1に入力されたCPU
の物理メモリ空間と変換テーブル転送部2によって転送
された変換テーブル情報、及び、論理メモリ空間を示し
ている。
【0017】メモリは、大きさが1000Hのページ単
位で管理されているものとすると、物理空間1000H
から1FFFHのページAの空間、物理空間2000H
から2FFFHのページBの空間、物理空間3000H
から3FFFHのページCの空間が、それぞれ割り当て
られており、論理メモリ空間との対応を示すそれぞれの
変換情報(物理アドレスと論理アドレスの表)が変換テ
ーブルに格納されている。この変換情報を参照すると、
物理空間1000Hから1FFFHのページAの空間
が、論理メモリ空間10000Hから10FFFHへ、
物理空間2000Hから2FFFHのページBの空間
が、論理メモリ空間5000Hから5FFFHへ、物理
空間3000Hから3FFFHのページCの空間が、論
理メモリ空間7000Hから7FFFHへ、それぞれ変
換されることがわかる。
【0018】図3の状態で、CPU11が物理メモリ1
100Hにライトする命令を実行したとすると、これ
は、論理メモリ10100Hにライトする命令として、
解析部4で解析が行われ、これが表示部5でディスプレ
ィなどに表示されることになる。
【0019】このように、変換テーブルを管理するMM
U部がCPUに内蔵された形のCPUであっても、本解
析装置により論理アドレスでの解析ができるために、解
析効率が向上する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
仮想アドレスを使用するオペレーティングシステム上の
プログラムを解析をする場合で、CPUが内部に変換テ
ーブルを管理するMMUの機能を持つ場合、従来の論理
アドレスメモリのみの動作しか解析することができない
という欠点や、逐一変化するMMUの変換テーブルの内
容を別途調査して論理アドレス上の動作を調べる必要が
あった欠点を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】解析対象の計算機の構成例を示す図である。
【図3】本発明によりCPUの論理アドレスでの動作解
析を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU付加部 2 変換テーブル転送部 3 捕捉メモリ部 4 解析部 5 表示部 11 CPU 12 メモリ 13 周辺装置インタフェース 14 アドレスバス 15 データバス 110 メモリ管理ユニット(MMU)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置(CPU)とメモリと周辺
    装置インタフェースが相互にアドレスバス、データバス
    で接続された計算機において、 CPUは論理アドレスを物理アドレスに変換するための
    変換テーブルを管理するメモリ管理ユニットを内蔵し、
    論理アドレスを物理アドレスに変換してアドレスバスに
    送出して、メモリや周辺装置インタフェースに対してデ
    ータバス経由でリード/ライト動作を行う計算機の動作
    解析装置であって、 前記CPUとアドレスバス、データバスの間に設置さ
    れ、CPUの端子情報を取り出すCPU付加部と、前記
    CPU付加部が取り出したCPUの端子情報を一定時間
    捕捉して蓄積する捕捉メモリ部と、前記CPU内部のメ
    モリ管理ユニットの変換テーブル情報を一定時間、前記
    捕捉メモリ部に転送する変換テーブル転送部と、 前記捕捉メモリ部の情報について、CPU端子情報に含
    まれる物理アドレスに対して変換テーブル情報を基にC
    PUの論理アドレス上の動作を追跡する解析部と、 前記解析部の解析結果を受けて、CPUの論理アドレス
    上の動作内容を表示する表示部と、から構成されること
    を特徴とする計算機の動作解析装置。
JP5148951A 1993-06-21 1993-06-21 計算機の動作解析装置 Pending JPH076061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5148951A JPH076061A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 計算機の動作解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5148951A JPH076061A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 計算機の動作解析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH076061A true JPH076061A (ja) 1995-01-10

Family

ID=15464307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5148951A Pending JPH076061A (ja) 1993-06-21 1993-06-21 計算機の動作解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH076061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10528730B2 (en) 2014-06-26 2020-01-07 Nec Corporation Analysis device, analysis method, and storage medium in which analysis program is recorded

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10528730B2 (en) 2014-06-26 2020-01-07 Nec Corporation Analysis device, analysis method, and storage medium in which analysis program is recorded
EP3761181A1 (en) 2014-06-26 2021-01-06 NEC Corporation Analysis device, analysis method, and storage medium in which analysis program is recorded
US11436325B2 (en) 2014-06-26 2022-09-06 Nec Corporation Analysis device, analysis method, and storage medium in which analysis program is recorded

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7996686B2 (en) Branch trace methodology
EP2284715A2 (en) Microprocessor systems
JP2695017B2 (ja) データ転送方式
US6484273B1 (en) Integrated EJTAG external bus interface
JPH11259383A (ja) Ras情報取得回路及びそれを備えた情報処理システム
US7568185B1 (en) Mechanism for program-assisted tracing actions
US7356683B2 (en) System and method for monitoring BIOS messages of remote computers by a local server
JPH076061A (ja) 計算機の動作解析装置
US6718405B2 (en) Hardware chain pull
US20050235049A1 (en) System and method for monitoring startup processes of remote computers by a local server
CN101169767B (zh) 访问控制设备及访问控制方法
CN102421004B (zh) 电视机软件系统的调试方法及装置
JP2000339189A (ja) 不正なメモリアクセスを検出する方法、デバッグ装置および記録媒体
US9779012B1 (en) Dynamic and global in-system debugger
JP2578182B2 (ja) デ−タ処理装置及びデ−タ処理システム
JP2002132743A (ja) メモリアクセス監視装置、メモリアクセス監視方法およびメモリアクセス監視用プログラムを記録した記録媒体
CN117421163A (zh) 设备探测方法、片上系统、计算机设备及存储介质
CN113360326B (zh) 调试日志获取方法及设备
Mink et al. Operating principles of the PCI bus MultiKron interface board
JP3184099B2 (ja) ライトキャッシュ装置およびライトキャッシュ回路
JP2008123130A (ja) カバレッジ測定方法及び装置、モジュールのトレース方法及び装置
JPH02126340A (ja) データ処理システム
CN116226024A (zh) 一种日志数据处理方法及相关设备
JP3660173B2 (ja) 空きバッファ管理方法
JP3457535B2 (ja) プロセッサ間通信装置