JPH09164106A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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Publication number
JPH09164106A
JPH09164106A JP32719895A JP32719895A JPH09164106A JP H09164106 A JPH09164106 A JP H09164106A JP 32719895 A JP32719895 A JP 32719895A JP 32719895 A JP32719895 A JP 32719895A JP H09164106 A JPH09164106 A JP H09164106A
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JP
Japan
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washing
cleaning
tableware
small
basket
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Application number
JP32719895A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Wakatsuki
芳紀 若月
Kiyotaka Ono
清隆 小野
Katsuhiko Ishii
勝彦 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の食器洗浄機では、はし、スプーンなど
の小物食器類を収容した小物食器類収納かごは、主食器
かごの端部に設けられ、この主食器かごを洗浄槽内に収
納すると、小物食器類収納かごは洗浄槽の隅部に配設さ
れるものであるから、洗浄ノズルから噴射された洗浄水
が満遍なく小物食器類に当たりにくく洗浄性能が低下す
るという問題があった。又小物食器類収納かごは主食器
かごの一隅を占有するため、小物食器類及び主食器類共
収容能力に限界を生じ、多量の食器類の洗浄には不向き
で、さらに小物食器類収納かごの取り付け、取り外しな
どの取り扱い性が低下し使い勝手を損うという問題があ
った。 【解決手段】 本発明に係わる食器洗浄機は、洗浄槽3
を有する本体1と、洗浄槽3の底部に設けられた第1の
洗浄ノズル15と、洗浄槽3の側壁5aに設けられ球面
に複数の噴射口20を有する第2の洗浄ノズル19と、
第1の洗浄ノズル15に対向して設けられた主食器かご
21と、第2の洗浄ノズル19によって側壁5a側に形
成された空間に小物食器類収納かご23を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽内に収納さ
れた食器類に洗浄水を噴射して洗浄する食器洗浄機に係
わり、特に食器類の内、はし、スプーン、ナイフ、フォ
ークなどの小物食器類の収納かごを改良した食器洗浄機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洗浄槽内に皿、茶碗、どんぶりなどの主
食器類及びはし、スプーン、ナイフ、フォークなどの小
物食器類を収納して洗浄する食器洗浄機は従来から知ら
れている。図14は実開平5−44050号公報に示さ
れた食器洗浄機の概略構成図、図15は同じく小物食器
類収納かごの詳細を示す縦断面図である。
【0003】以下図に従って従来の技術について説明す
る。41は本体、42は本体41の上部に着脱自在に設
けられたカバー、43は本体41とカバー42とで形成
された洗浄槽、44は本体41の底部に設けられた貯水
槽、45は貯水槽44内に設けられたオーバフロー内ド
レンパイプ、46a,46bは洗浄槽43の上下にそれ
ぞれ設けられ、洗浄水を噴射する洗浄ノズルで、それぞ
れプロペラ形状の長径ノズルで形成され、互いに向い合
う方向に噴射口(図示せず)を有している。
【0004】47a,47bは洗浄槽43内の上下にそ
れぞれ設けられ、すすぎ水を噴射するすすぎノズルで、
洗浄ノズル46a,46bとほぼ同一形態を有し、それ
ぞれ洗浄ノズル46a,46bの上下に設けられてい
る。48は洗浄ノズル46a,46bに洗浄水を圧送さ
せる洗浄ポンプ、49はすすぎノズル47a,47bに
すすぎ水を圧送させるすすぎポンプ、50はすすぎ水を
加温し貯湯するすすぎ水タンク、51は洗浄ポンプ48
と洗浄ノズル46a,46bとを接続し洗浄水を送水す
る洗浄水送水管、52はすすぎポンプ49とすすぎノズ
ル47a,47bとを接続しすすぎ水を送水するすすぎ
送水管、53は貯水槽44に溜められた洗浄水を外部に
排出する排水管である。
【0005】54は洗浄槽43内底部に設けられ後述す
る主食器かごを載置収納する食器かご受け台、55は食
器かご受け台54に載置され、茶碗、どんぶり、皿など
の主食器類56を収容した主食器かごである。
【0006】55aは主食器かご55の底面から複数凸
設された食器類収納ピンで、これらの55aの間に主食
器類56を収納する構成となっている。56bは主食器
かご55の隅部に凸設された回転軸、55cは回転軸5
5bの下部に設けられた回転受け台、57は主食器かご
55の回転軸55bに枢支し回転受け台55cに載置さ
れ、はし、スプーン、ナイフ、フォークなどの小物食器
類58を収容し、上端を開口し円筒形を呈する小物類食
器かごである。
【0007】57aは小物類食器かご57の中心軸に設
けられた回転軸受けで、主食器かご55に設けられた回
転軸55bに嵌合し、回転受け台55cの上で回転しし
かも着脱自在に収納されるものである。
【0008】57bは小物類食器かご57の底部に設け
られ、中心部を盛り上げ外方に向うに従い低く傾斜させ
た底壁で、収容された小物食器類58が重なり合わない
構成となっている。57cは小物類食器かご57の上部
外周縁に等角度で複数枚突設された羽根で、小物類食器
かご57は洗浄ノズル46a,46b又はすすぎノズル
47a,47bから噴射された洗浄水を羽根57cで受
けて回転するものである。
【0009】このように構成された従来の食器洗浄機に
おいて、まず茶碗、どんぶり、皿などの主食器類56が
収容された主食器かご55に、はし、スプーン、ナイ
フ、フォークなどの小物食器類58を収容した小物類食
器かご57を収納し、洗浄槽43内の食器かご受け台5
4に載置し、カバー42を閉塞する。
【0010】次に電源を投入し貯水槽44に貯水された
洗浄水を洗浄ポンプ48で洗浄ノズル46a,46bに
圧送し、洗浄槽43の上下に設けられた洗浄ノズル46
a,46bから主食器類56に噴射し洗浄を開始する。
この時洗浄水は小物食器類58にも噴射され同時に羽根
57cにも衝突し、小物類食器かご57は主食器かご5
5内で回転するので小物食器類58は回転しながら洗浄
される。
【0011】所望時間の洗浄工程が終了すると洗浄ポン
プ48が停止し残滓を含んだ汚れた洗浄水が排水管53
から本体41外へ排出される。次にすすぎポンプ49に
通電しすすぎ水タンク50にあらかじめ貯湯しておいた
温水化したすすぎ水をすすぎ水送水管52からすすぎノ
ズル47a,47bへ圧送し、洗浄槽43の上下に設け
られたすすぎノズルに47a,47bからそれぞれの食
器類56,58に噴射させる。
【0012】噴射されたすすぎ水は貯水槽44に戻さ
れ、貯水槽44が満水になるとドレンパイプ45から本
体41外へ排出される。なおすすぎの時も小物類食器か
ご57は羽根57cにすすぎ水を受けて回転する。
【0013】所望時間と所望回数のすすぎ工程終了の
後、すすぎポンプ49の駆動を停止し、乾燥手段(図示
せず)を始動させ乾燥工程に入り、所望時間経過の後乾
燥手段の駆動を停止させこの時点で全ての食器類56,
58の洗浄工程が終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の食器
洗浄機においては、はし、スプーンなどの小物食器類5
8を収納した小物類食器かご57は、主食器かご55の
隅部に設けられ小物食器類収納かご57を収納した主食
器かご55を洗浄槽43に収納すると、小物食器類収納
かご57は洗浄槽43の隅部に配設されるものであるか
ら、洗浄ノズル46a,46b又はすすぎノズル47
a,47bから噴射された洗浄水又はすすぎ水は小物食
器類58に満遍なく噴射されず、洗浄又はすすぎ性能が
低下するという欠点を生じていた。
【0015】又小物類食器かご57は主食器かご55の
一隅を占有するので小物食器類58及び主食器類56の
それぞれの収納能力に限界が生じ多量の食器類56,5
8の洗浄には不向きで、しかも小物食器かご57の着脱
がしにくく使い勝手を損うという欠点を生じていた。
【0016】本発明はこれらの課題を解決すべくなされ
たもので、はし、スプーン、ナイフ、フォークなどの小
物食器類58の洗浄性能を高め、小物類食器かご57の
着脱などの取扱い性能を向上させた使い勝手のよい食器
洗浄機を得ることを目的としたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる食器洗浄
機は次のように構成したものである。洗浄槽を有する本
体と、洗浄槽の底部に設けられた第1の洗浄ノズルと、
洗浄槽の側壁に設けられ、球面に複数の噴射口を有する
半球状の第2の洗浄ノズルと、第1の洗浄ノズルに対向
して設けられた主食器かごと、第2の洗浄ノズルによっ
て形成される空間に小物食器類収納かごを備えた。
【0018】又、小物食器類収納かごは側壁に着脱自在
に配設した。
【0019】又、小物食器類収納かごは第2の洗浄ノズ
ルの両側にそれぞれ配設した。
【0020】又、小物食器類収納かごは2個の小物食器
類収納部を有し、それぞれの小物食器類収納部は第2の
洗浄ノズルの両側に配設した。
【0021】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1 図1は本発明の第1の実施の形態を示す縦断面図、図2
は同じく横断面図、図3は本発明の第1の実施の形態に
おける小物食器類収納かごを示す斜視図、図4は同じく
小物食器類収納かごを示す正面から見た部分断面図、図
5は同じく主食器かごを示す斜視図である。図におい
て、1は開口を有する本体、2は開口を開閉自在に閉塞
する扉、3は本体1に設けられた洗浄槽、4は洗浄槽3
の下部に凹状に形成された貯水槽、5a,5bは洗浄槽
3の内壁を形成する側壁、6は同じく背壁、7は背壁6
の上方隅部に設けられた給水栓で、外部の洗浄水を洗浄
槽3内に給水するもので電磁弁(図示せず)などの制御
手段で給水、停止が制御される。
【0022】8は貯水槽4内に配設された加熱装置で、
貯水槽4内に溜められた洗浄水を加温し温水化したり、
洗浄工程終了後、後述する食器類、小物食器類や洗浄槽
3などを加熱乾燥する目的で備えられている。9は貯水
槽4に接続された洗浄ポンプでモータ(図示せず)を備
え回転駆動し洗浄水を圧送するために備えてある。10
は洗浄ポンプ9に一端を接続された送水管、11は送水
管10の途中の最低部位に本体1下方に向けて開口され
た排水口、12は排水口11を上下方向に可動して開閉
する止水栓で、電磁弁(図示せず)などにより洗浄、排
水工程に連動し制御される。
【0023】13は洗浄槽3の底部に配設され、筒丈に
形成された中空の第1の給水管で、一端が閉塞され、他
端が送水管10に接続され、洗浄槽3の両側壁5a,5
b間に横架されている。14,14a,14bは第1の
給水管13の軸方向にほぼ等間隔で3個洗浄槽3の上方
に向って開口された第1の吐出部、15,15a,15
bは第1の吐出部14,14a,14bにそれぞれ設け
られた第1の洗浄ノズルである。なおそれぞれの第1の
洗浄ノズル15,15a,15bの形態は同一とし、内
部を中空とし、正面から見た形状は略真円形とし、側面
から見た形状は半球状を呈する。
【0024】16,16a,16bは第1の洗浄ノズル
15,15a,15bの球面部全域に複数開口された第
1の噴射口で、第1の吐出部を連通され、洗浄ポンプ9
で圧送された洗浄水が洗浄槽3内に放射状に拡散して噴
射されるものである。ここで本実施の形態では第1の洗
浄ノズル15,15a,15bは第1の給水管13の軸
方向に3個並設させたものであるが、例えば第1の給水
管13の軸方向の略中央部にプロペラ形状の長形ノズル
を洗浄槽3の内径一杯に届く大きさに形成し1個配設し
てもよいものである。
【0025】17は送水管10及び第1の給水管13と
に接続され、洗浄槽3の側壁5a外面に上方に向って配
設された第2の給水管、18は第2の給水管17の先端
を折曲げて側壁5aを貫いて洗浄槽3内に突出させた第
2の吐出部、19は第2の吐出部18に設けられた第2
の洗浄ノズルである。なお第2の洗浄ノズル19の形態
は、正面から見た形状はほぼ真円形で、側面から見た形
状は半球状を呈し、内部を中空にしたものである。20
は第2の洗浄ノズル19の球面部全域に複数開口された
第2の噴射口である。又第2の吐出部と連通され、洗浄
ポンプ9で圧送された洗浄水が洗浄槽3内に放射状に拡
散して噴射される。
【0026】21は洗浄槽3内の第1の洗浄ノズル1
5,15a,15b直上に配設された主食器かごで、洗
浄槽の両側壁5a,5bに設けられたかご受け台(図示
せず)などに載置させて収納させる。22は主食器かご
21内に収容させた、茶碗、どんぶり、皿などの主食器
類である。21aは主食器かご21を構成する枠杆、2
1bは枠杆21aに固着された側杆、21cは複数設け
られた底杆で、側杆21bに固着され主食器かご21の
底部を構成している。21dは枠杆21aの底部に固着
された食器支え杆で、所望量の間隔を有し複数設けられ
隣り合う食器支え杆21dで、茶碗、どんぶり、皿など
の主食器類22を挾持する。21eは枠杆21a及び側
杆21bに固着された仕切杆aで、主食器かご21の側
部に形成されている。21fは仕切杆bで、仕切杆a2
1eと側杆21bに固着されている。21gは枠杆21
a、側杆21b、底杆21c、仕切杆a21e及び仕切
杆b21fとで主食器かご21の側部に2箇所形成され
たかご収納部である。
【0027】23ははし、スプーン、ナイフ、フォーク
などの小物食器類24を収納する小物食器類収納かご
で、例えば合成樹脂成形で一体的に形成され上部を開放
した箱状に形成されている。23aは小物食器類収納か
ご23を構成する基部、23bは枠状に形成され表面に
複数の開口部を有し、洗浄水が進入し易い形成となって
いる。23cは底部で、表面に複数の開口を有し洗浄水
が進入し易い形成となっている。さらに中心に向って凸
状に盛り上げ外方に傾斜させ、はし、スプーンなどの小
物食器類24が収容されたときそれぞれが重なり合わな
いものである。23dは上部が開口した箱状の小物食器
類収納部である。
【0028】次に、このように構成された本実施の形態
の食器洗浄機の動作を説明する。まず茶碗、どんぶり、
皿などの主食器類22を主食器かご21の所定の収容部
に収容し、次に、はし、スプーン、ナイフ、フォークな
どの小物食器類24を小物食器類収納23dに収容し、
小物食器類収納かご23を主食器かご21のかご収納部
21gへ収納する。
【0029】次に扉2を開放し主食器かご21を洗浄槽
3内に収納し、所望量の洗剤を洗浄槽3内に入れ、扉2
を閉塞し電源スイッチ(図示せず)を投入する。所定の
洗浄コースをコース選択スイッチ(図示せず)により選
択し、電磁弁(図示せず)によって給水栓7を開放さ
せ、洗浄槽3内に外部の洗浄水を給水する。
【0030】所望量の洗浄水が貯水槽4に溜ると水位セ
ンサー(図示せず)が働き、電磁弁が作動し給水栓7を
閉塞し以後の給水が停止される。次に洗浄ポンプ9に通
電しモータ(図示せず)を回転させると、回転力により
貯水槽4内の洗浄水は吸引され、送水管10を経て第1
の給水管13に圧送され第1の洗浄ノズル15,15
a,15bの第1の噴射口16,16a,16bから洗
浄槽3内に噴射される。洗浄水は第1の洗浄ノズル1
5,15a,15b直上に配設された主食器かご21に
収容した主食器類22及び小物食器類収納かご23に収
容された小物食器類24に向けて噴射され洗浄工程が開
始される。
【0031】一方洗浄ポンプ9で圧送された洗浄水は第
2の給水管17へも供給され、第2の洗浄ノズル19か
ら洗浄槽3内に向けて噴射する。ここで第2の洗浄ノズ
ル19は球面部に複数の噴射口20を開口しているので
洗浄水は放射状に拡散して噴射され、第2の洗浄ノズル
19が設けられた壁面近傍に小物食器類収納かご23が
配設されているので第2の洗浄ノズル19から噴射され
た洗浄水を直接受けて洗浄される。なお一部の洗浄水は
主食器類22にも噴射される。
【0032】次に、所望時間の洗浄工程終了後、洗浄ポ
ンプ10への通電を停止させ、止水栓13を開放し再び
洗浄ポンプ10を運転し貯水槽4内の残滓などで汚れた
洗浄水を排水口12を通して本体1外へ強制的に排出さ
せる。全洗浄水の排出が終了したのち再び止水栓13で
排水口12を閉塞し、給水栓8を開放し新しい洗浄水を
供給し、洗浄ポンプ10を運転しすすぎ工程を開始させ
る。
【0033】なおこのすすぎ工程は前記洗浄工程と同一
工程なので詳細な説明を省略するが、第1の洗浄ノズル
16,16a,16bと第2の洗浄ノズル20から噴射
されたすすぎ水は主食器かご22の主食器類23及び小
物類食器かご24の小物食器類25にそれぞれ噴射され
る。又すすぎ洗いは通常2〜3回繰り返されるものであ
り、さらに最後のすすぎ洗いは加熱装置9を運転し温水
化されたすすぎ水で行うものである。
【0034】次に、すすぎ水を全て本体1外へ排出した
のち、加熱装置9に通電し、食器類23,25の乾燥工
程に入る。所望時間経過後加熱装置9の通電を停止さ
せ、この時点で全ての食器洗浄工程が終了する。なお洗
浄、すすぎ、乾燥工程の一連の工程はマイクロコンピュ
ータを含む制御回路を搭載し自動運転させてもよい。
【0035】このように構成した本実施の形態によれ
ば、洗浄槽3を有する本体1と、洗浄槽3の底部に設け
られた第1の洗浄ノズル15と、洗浄槽3の側壁5aに
設けられ球面に複数の噴射口20を有する半球状の第2
の洗浄ノズル19と、第1の洗浄ノズル15に対向して
設けられた主食器かご21と、第2の洗浄ノズル19に
よって側壁5a側に形成される空間に小物食器類収納か
ご23を配設したので、はし、スプーンなどの小物食器
類24は第2の洗浄ノズル19の洗浄水の噴射が直接受
けられ洗浄性能が向上する。
【0036】又小物食器類収納かご23は第2の洗浄ノ
ズル19と主食器かご21の側面とで形成される空間を
利用して収納するので、洗浄槽3内が有効に使え省スペ
ース性が図れ経済的な食器洗浄機が得られる。
【0037】発明の実施の形態2 図6は本発明の第2の実施の形態を示す縦断面図、図7
は同じく横断面図、図8は本発明の第2の実施の形態に
よる小物食器類収納ケースを示す斜視図、図9は同じく
小物食器類収納かごを示す正面から見た部分断面図、図
10は同じく主食器かごの斜視図である。なお第1の実
施の形態と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略す
る。図において、23eは小物食器類収納かご23の基
部23aを上方に延長させて形成し、上部中央に開口さ
れた係止孔、25は第2の洗浄ノズル19が設けられた
側壁5aの上部に突設された係止具である。図10に示
す主食器かご21は、第1の実施の形態で示した主食器
かご21の側部に形成されたかご収納部21gを取り除
いた形態を示すものである。
【0038】このように構成した本実施の形態におい
て、茶碗、どんぶり、皿などの主食器類22を収容した
主食器かご21を洗浄槽3内に収納し、主食器かご21
の側面と第2の洗浄ノズル19が設けられた側壁5aと
で形成される空間にあって、側壁5aに設けられた係止
具25に小物食器類収納かご23の基部23aに設けた
係止孔23eを係止させ配設するものである。
【0039】このように構成した本実施の形態によれ
ば、小物食器類収納かご23を第2の洗浄ノズル19が
設けられた洗浄槽3の側壁5aに着脱自在に配設したの
で、小物食器類24は第2の洗浄ノズル19の洗浄水の
噴射が直接受けられ洗浄性能が向上する。
【0040】又、小物食器類収納かご23は洗浄槽3へ
の取り付け、取り外しの取扱いが簡便に行え使い勝手が
向上する。
【0041】発明の実施の形態3 図11は本発明の第3の実施の形態を示す縦断面図であ
る。なお第1の実施の形態と同じ部分には同じ符号を付
して説明は省略する。図において、はし、スプーン、ナ
イフ、フォークなどの小物食器類25を収容した小物食
器類収納かご23は2個設けられ洗浄槽3の側壁5aに
設けられた第2の洗浄ノズル20の両側上部に凸設され
た2個の係止具25,25aにそれぞれ係止され配設さ
れる。なおそれぞれの小物類食器が23は同一形態で形
成され、さらに第2の実施の形態で示した小物類食器か
ご23と同一形態のため説明は省略する。
【0042】このように構成した本実施の形態によれ
ば、はし、スプーン、ナイフ、フォークなどの小物類食
器かご23は第2の洗浄ノズル19の両側にそれぞれ配
設されるので一度に多量の小物食器類24が洗浄できる
と共に、少量との使い分けもできるもので、使い勝手が
向上するものである。
【0043】又それぞれの小物食器類収納かご24は第
2の洗浄ノズル19の両側に配設されるので、第2の洗
浄ノズル19の洗浄水の噴射を直接受け、洗浄ムラが発
生せず洗浄性能が向上する。
【0044】発明の実施の形態4 図12は本発明の第4の実施の形態を示す縦断面図、図
13は本発明の第4の実施の形態による小物食器類収納
かごを示す正面図である。なお第1の実施の形態と同じ
部分には同じ符号を付して説明は省略する。図におい
て、はし、スプーン、ナイフ、フォークなどの小物食器
類24を収容した小物食器類収納かご23は、一体的に
形成され基部23aの左右に一対の小物食器類収納部2
3dと、上部に一対の係止孔23eを有する。又中央上
部にほぼ円形に開口した切欠部24fを有している。な
おそれぞれの小物食器類収納部23dは、第1の実施の
形態に示す小物食器類収納部23dと同一形態なので説
明は省略する。
【0045】本実施の形態において、小物食器類収納か
ご23は、基部23aに左右に一対の小物食器類収納部
23dと、一対の係止孔23eと、中央上部に切欠部2
3fとを有し、洗浄槽3の側壁5aに設けた係止具2
5,25aに係止させ配設するもので、切欠部23fが
第2の洗浄ノズル19を避け、小物食器類収納部23d
が第2の洗浄ノズル19の両側にそれぞれ配置される。
【0046】このように構成した本実施の形態によれ
ば、小物類食器かご23は側壁5aに設けられた第2の
洗浄ノズル20に対し小物類食器収納部23dがそれぞ
れ両側に配設される構成としたので、小物食器類24が
多量に収納できかつ少量との使い分けもできるものであ
る。
【0047】又、側壁5aへの取り付け、取り外しが1
回で行えるので取り扱いが簡便で使い勝手が向上する。
さらにそれぞれの小物食器類収納部23dは第2の洗浄
ノズル19の両側に配設されるので、洗浄水が直接受け
られ、洗浄性能に支障を来たさない。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係わる食器洗浄機によれば、次のような効果を得るこ
とができる。洗浄槽を有する本体と、洗浄槽の底部に設
けられた第1の洗浄ノズルと、洗浄槽の側壁に設けら
れ、球面に複数の噴射口を有する半球状の第2の洗浄ノ
ズルと、第1の洗浄ノズルに対向して設けられた主食器
かごと、第2の洗浄ノズルによって側壁側に形成される
空間に小物食器類収納かごを備えたので、小物食器類収
納かごに収容された小物食器類は第2の洗浄ノズルの洗
浄水の噴射が直接受けられ洗浄性能が向上する。
【0049】又、小物食器類収納かごは第2の洗浄ノズ
ルが設けられた側壁に着脱自在に配設したので、洗浄性
能を損なわず、取り付け、取り外しの取扱い性が簡便で
使い勝手が向上する。
【0050】又、小物食器類収納かごは第2の洗浄ノズ
ルの両側にそれぞれ配設したので、小物食器類が多量に
収容でき、少量との使い分けもできるので、使い勝手が
向上する。
【0051】又、小物食器類収納かごは2個の小物食器
類収納部を有し、それぞれの小物食器類収納部を第2の
洗浄ノズルの両側に配設させたので、小物食器類が多量
に収納でき、少容量との使い分けもでき、洗浄槽への取
り付け、取り外しが簡単に行え、洗浄水の噴射を直接受
け洗浄性能を損わず使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態を示す
縦断面図である。
【図2】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態を示す
横断面図である。
【図3】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る小物食器類収納かごを示す斜視図である。
【図4】本発明の食器洗浄機の第1の実施形態における
小物食器類収納かごを示す正面から見た部分断面図であ
る。
【図5】本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態におけ
る主食器かごを示す斜視図である。
【図6】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態を示す
縦断面図である。
【図7】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態を示す
横断面図である。
【図8】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態におけ
る小物食器類収納かごを示す斜視図である。
【図9】本発明の食器洗浄機の第2の実施形態における
小物食器類収納かごを示す正面から見た部分断面図であ
る。
【図10】本発明の食器洗浄機の第2の実施の形態にお
ける主食器かごを示す斜視図である。
【図11】本発明の食器洗浄機の第3の実施の形態を示
す縦断面図である。
【図12】本発明の食器洗浄機の第4の実施の形態を示
す縦断面図である。
【図13】本発明の食器洗浄機の第4の実施の形態にお
ける小物食器類収納かごを示す正面図である。
【図14】従来の食器洗浄機を示した正面から見た概略
構成図である。
【図15】従来の食器洗浄機における小物食器類収納か
ごを示す縦断面図である。。
【符号の説明】
1 本体 3 洗浄槽 5a 側壁 15 第1の洗浄ノズル 19 第2の洗浄ノズル 20 第2の噴射口 21 主食器かご 23 小物食器類収納かご 23d 小物食器類収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 勝彦 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽を有する本体と、前記洗浄槽の底
    部に設けられた第1の洗浄ノズルと、前記洗浄槽の側壁
    に設けられ、球面に複数の噴射口を有する半球状の第2
    の洗浄ノズルと、前記第1の洗浄ノズルに対向して設け
    られた主食器かごと、前記第2の洗浄ノズルによって前
    記側壁側に形成された空間に小物食器類収納かごを備え
    たことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 小物食器類収納かごは側壁に着脱自在に
    配設したことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 小物食器類収納かごは第2の洗浄ノズル
    の両側にそれぞれ配設したことを特徴とする請求項2記
    載の食器洗浄機。
  4. 【請求項4】 小物食器類収納かごは2個の小物食器類
    収納部を有し、それぞれの小物食器類収納部は第2の洗
    浄ノズルの両側に配設したことを特徴とする請求項2又
    は3記載の食器洗浄機。
JP32719895A 1995-12-15 1995-12-15 食器洗浄機 Pending JPH09164106A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111802984A (zh) * 2019-04-12 2020-10-23 林内株式会社 餐具清洗机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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