JPH09163965A - 刻みタバコを製造するためのタバコ葉の処理方法およびプラント - Google Patents
刻みタバコを製造するためのタバコ葉の処理方法およびプラントInfo
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- JPH09163965A JPH09163965A JP8309810A JP30981096A JPH09163965A JP H09163965 A JPH09163965 A JP H09163965A JP 8309810 A JP8309810 A JP 8309810A JP 30981096 A JP30981096 A JP 30981096A JP H09163965 A JPH09163965 A JP H09163965A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B5/00—Stripping tobacco; Treatment of stems or ribs
- A24B5/16—Other treatment of stems or ribs, e.g. bending, chopping, incising
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B3/00—Preparing tobacco in the factory
- A24B3/18—Other treatment of leaves, e.g. puffing, crimpling, cleaning
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B7/00—Cutting tobacco
Landscapes
- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単、且つ投資コストおよび作動コストの両
方の面においてコスト効率の高い、タバコ、シガリロ、
シガー、あるいは細刻みタバコに処理し得る刻みタバコ
を製造し得るプラントおよび方法を提案すること。 【解決手段】 タバコ葉の茎および葉身原料が、互いか
ら分別されて、水分調整され切断される、喫煙製品とな
る刻みタバコの製造のためのタバコ葉の処理方法および
プラントに関する。水分調整され、延べられずに切断さ
れ、追加的に膨張された茎は、水分調整され切断された
葉身とブレンドされる。その後、葉身と茎とは、共に水
分調整され乾燥される。
方の面においてコスト効率の高い、タバコ、シガリロ、
シガー、あるいは細刻みタバコに処理し得る刻みタバコ
を製造し得るプラントおよび方法を提案すること。 【解決手段】 タバコ葉の茎および葉身原料が、互いか
ら分別されて、水分調整され切断される、喫煙製品とな
る刻みタバコの製造のためのタバコ葉の処理方法および
プラントに関する。水分調整され、延べられずに切断さ
れ、追加的に膨張された茎は、水分調整され切断された
葉身とブレンドされる。その後、葉身と茎とは、共に水
分調整され乾燥される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、喫煙製品となる刻
みタバコを製造するためのタバコ葉処理プラントおよび
その方法に関する。
みタバコを製造するためのタバコ葉処理プラントおよび
その方法に関する。
【0002】
【従来の技術】喫煙製品、特に手巻き煙草用の細刻みタ
バコや煙草が得られるタバコ葉は、葉身および茎からな
る。葉身と茎とは、一方で密度、他方で味が極端に異な
る。従って、タバコの調製方法および各喫煙製品の味覚
に、程度は異なるものの多大に影響する。
バコや煙草が得られるタバコ葉は、葉身および茎からな
る。葉身と茎とは、一方で密度、他方で味が極端に異な
る。従って、タバコの調製方法および各喫煙製品の味覚
に、程度は異なるものの多大に影響する。
【0003】茎の処理、および茎による味への影響に関
した問題を回避するためには、通常、葉身と茎とを分別
し、葉身のみを煙草の製造において使用する。しかし、
茎はタバコ葉の全重量のおおよそ30%を占めるため、こ
の方法では、貴重な「タバコ葉」原料を無駄にし非常にコ
ストがかかる。
した問題を回避するためには、通常、葉身と茎とを分別
し、葉身のみを煙草の製造において使用する。しかし、
茎はタバコ葉の全重量のおおよそ30%を占めるため、こ
の方法では、貴重な「タバコ葉」原料を無駄にし非常にコ
ストがかかる。
【0004】このため、すでに特定の細分化(size redu
ction)法によってタバコ葉全体を処理することが試みら
れている。この細分化法は、タバコ葉全体を、剪断力に
よって、煙草の製造に直接使用され得る、葉身の小片と
茎の小片との流動可能なブレンドにする。しかし例え
ば、西独特許出願公開明細書第4029566号に記載されて
いるこの方法は、味の特性が予想する程度に向上しなか
ったため、実施されるに至っていない。
ction)法によってタバコ葉全体を処理することが試みら
れている。この細分化法は、タバコ葉全体を、剪断力に
よって、煙草の製造に直接使用され得る、葉身の小片と
茎の小片との流動可能なブレンドにする。しかし例え
ば、西独特許出願公開明細書第4029566号に記載されて
いるこの方法は、味の特性が予想する程度に向上しなか
ったため、実施されるに至っていない。
【0005】西独特許出願公開明細書第4029567号は、
混合解決法を開示している。剪断力を用いた細分化法に
て、葉全体を処理し、葉身の小片と実質的に完全な茎部
分とのブレンドにする。その後、茎部分が分別除去さ
れ、葉身の小片が直接煙草製造に用いられる。この方法
も同様に、味の問題が解決されなかったため実施される
に至っていない。
混合解決法を開示している。剪断力を用いた細分化法に
て、葉全体を処理し、葉身の小片と実質的に完全な茎部
分とのブレンドにする。その後、茎部分が分別除去さ
れ、葉身の小片が直接煙草製造に用いられる。この方法
も同様に、味の問題が解決されなかったため実施される
に至っていない。
【0006】さらに、英国特許出願公開明細書第202629
8号の開示する方法においては、タバコ葉が、煙草の製
造に適切な小片に細分化される。空気分別方法により、
葉の小片は、茎を含む重い部分と、茎を含まない軽い葉
身の部分とに分別される。重い方の部分は、より分けら
れ、さらに葉身と茎とに分別される。この際に分別され
た葉身と、最初に得られた軽い部分とがブレンドされ、
煙草製造に用いられる。この方法は、米国特許第4,696,
312号等の類似の方法と共に非常に複雑である。
8号の開示する方法においては、タバコ葉が、煙草の製
造に適切な小片に細分化される。空気分別方法により、
葉の小片は、茎を含む重い部分と、茎を含まない軽い葉
身の部分とに分別される。重い方の部分は、より分けら
れ、さらに葉身と茎とに分別される。この際に分別され
た葉身と、最初に得られた軽い部分とがブレンドされ、
煙草製造に用いられる。この方法は、米国特許第4,696,
312号等の類似の方法と共に非常に複雑である。
【0007】従って、タバコ葉を一方で茎に、他方で葉
身に分別することは、未だに一般的に実施されており、
これは通常、原産地において収穫直後に行われている。
茎および葉身は、互いに別々に梱包され、いわゆる「主
要タバコ調製」が行われる場所へ輸送され開封される。
このタバコ調製においては、最終的にブレンドされる前
に、一方で茎を、他方で葉身を互いに別々に処理、即ち
水分調整(つまり、加湿および熱処理)、切断、乾燥す
る。その後、たいていフレーバのための材料を加える等
のさらなる処理に共に供される。
身に分別することは、未だに一般的に実施されており、
これは通常、原産地において収穫直後に行われている。
茎および葉身は、互いに別々に梱包され、いわゆる「主
要タバコ調製」が行われる場所へ輸送され開封される。
このタバコ調製においては、最終的にブレンドされる前
に、一方で茎を、他方で葉身を互いに別々に処理、即ち
水分調整(つまり、加湿および熱処理)、切断、乾燥す
る。その後、たいていフレーバのための材料を加える等
のさらなる処理に共に供される。
【0008】細刻みタバコおよび煙草の両方の製造が可
能なこの方法の基本原理は、ErnstVogesによって出版さ
れた『タバコ百科事典(Tobacco Encyclopedia)』(1984)
の「煙草製造IおよびII(Cigarette Manufacture I and I
I)」に記載されており、さらに詳細には、「刻みタバコの
製造(The Production of Cut Tobacco)」の欄に記載され
ている。
能なこの方法の基本原理は、ErnstVogesによって出版さ
れた『タバコ百科事典(Tobacco Encyclopedia)』(1984)
の「煙草製造IおよびII(Cigarette Manufacture I and I
I)」に記載されており、さらに詳細には、「刻みタバコの
製造(The Production of Cut Tobacco)」の欄に記載され
ている。
【0009】この一般的に使用される方法の欠点は、一
方で茎、他方で葉身を、互いに完全に分離された製造ラ
イン、つまりいわゆる「茎ライン」および「葉身ライン」に
おいて主要タバコ調製を行うことにある。「茎ライン」お
よび「葉身ライン」はそれぞれ、水分調整手段、切断手
段、ケーシングを設けるためのソーシング手段(saucing
means)、加熱手段およびドライヤーを有する。茎ライン
においては、切断工程前に茎を延べるためのロールがさ
らに必要であり、これにより、「CRS」(即ち切断および延
べられた茎部分(cut and rolled stem pieces))を得
る。CRSは、フレーバドラムのすぐ上流において葉身原
料に加えられる。
方で茎、他方で葉身を、互いに完全に分離された製造ラ
イン、つまりいわゆる「茎ライン」および「葉身ライン」に
おいて主要タバコ調製を行うことにある。「茎ライン」お
よび「葉身ライン」はそれぞれ、水分調整手段、切断手
段、ケーシングを設けるためのソーシング手段(saucing
means)、加熱手段およびドライヤーを有する。茎ライン
においては、切断工程前に茎を延べるためのロールがさ
らに必要であり、これにより、「CRS」(即ち切断および延
べられた茎部分(cut and rolled stem pieces))を得
る。CRSは、フレーバドラムのすぐ上流において葉身原
料に加えられる。
【0010】これら2つの分離されたラインの投資コス
トおよびこれら2つのラインの作動に関連したコストは
高い。
トおよびこれら2つのラインの作動に関連したコストは
高い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述された欠点を有さない喫煙製品となる刻みタバ
コの製造のためのタバコ葉の処理方法およびプラントを
提供することにある。
は、上述された欠点を有さない喫煙製品となる刻みタバ
コの製造のためのタバコ葉の処理方法およびプラントを
提供することにある。
【0012】特に、本発明は、簡単、且つ投資コストお
よび作動コストの両方の面においてコスト効率の高い、
タバコ、シガリロ、シガー、あるいは細刻みタバコに処
理し得る刻みタバコを製造し得る方法およびプラントを
提案することを意図している。
よび作動コストの両方の面においてコスト効率の高い、
タバコ、シガリロ、シガー、あるいは細刻みタバコに処
理し得る刻みタバコを製造し得る方法およびプラントを
提案することを意図している。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、水分調整さ
れ、延べられずに、切断された茎と、水分調整され、切
断された葉身とがブレンドされ、その後、切断された茎
と切断された葉身とが共に水分調整および乾燥される、
本発明による喫煙製品となる刻みタバコの製造のための
タバコ葉の処理方法によって解決されるものである。さ
らに、本発明による喫煙製品となる刻みタバコを製造す
るためのタバコ葉の処理プラントによって上記目的は解
決される。そのようなプラントは、タバコ葉の葉身と分
別された茎を水分調整するための手段と、タバコ葉の葉
身を水分調整するための手段と、茎および葉身を切断す
るための手段と、葉身および茎のためのドライヤーとを
備えるプラントであって、水分調整され、延べられずに
切断された茎と、水分調整され切断された葉身原料との
ブレンドを水分調整するための手段が設けられ、水分調
整された葉身原料と茎とのブレンドのために少なくとも
1つのドライヤーが設けられている。
れ、延べられずに、切断された茎と、水分調整され、切
断された葉身とがブレンドされ、その後、切断された茎
と切断された葉身とが共に水分調整および乾燥される、
本発明による喫煙製品となる刻みタバコの製造のための
タバコ葉の処理方法によって解決されるものである。さ
らに、本発明による喫煙製品となる刻みタバコを製造す
るためのタバコ葉の処理プラントによって上記目的は解
決される。そのようなプラントは、タバコ葉の葉身と分
別された茎を水分調整するための手段と、タバコ葉の葉
身を水分調整するための手段と、茎および葉身を切断す
るための手段と、葉身および茎のためのドライヤーとを
備えるプラントであって、水分調整され、延べられずに
切断された茎と、水分調整され切断された葉身原料との
ブレンドを水分調整するための手段が設けられ、水分調
整された葉身原料と茎とのブレンドのために少なくとも
1つのドライヤーが設けられている。
【0014】実施形態の有効な形は、それぞれに従属す
る請求項によって定義される。
る請求項によって定義される。
【0015】本発明によって得られる利得は、比較的少
ない割合の「茎ライン」、即ち水分調整手段および茎カッ
ターを有する短い茎ラインが利用されており、茎のため
のロール、加湿および加熱手段、ならびにドライヤーを
なくすことができるという点に基づいている。投資およ
び作動コスト、特に人件費に関連した相当な節約が可能
である。
ない割合の「茎ライン」、即ち水分調整手段および茎カッ
ターを有する短い茎ラインが利用されており、茎のため
のロール、加湿および加熱手段、ならびにドライヤーを
なくすことができるという点に基づいている。投資およ
び作動コスト、特に人件費に関連した相当な節約が可能
である。
【0016】加えて、本発明の方法は、葉身と茎原料と
の均質なブレンドを可能にするため、一定の味覚が実現
できる。
の均質なブレンドを可能にするため、一定の味覚が実現
できる。
【0017】また、タバコ原料の利用度も高い。なぜな
ら、上述した茎ラインの短縮により、クズの発生が少な
くなるからである。即ち、貴重な「タバコ葉」原料がより
効率的に使用されるからである。さらに、短い茎ライン
において、経験上知られているタバコ葉の減損の一因で
あるドライヤーが不必要であるからである。
ら、上述した茎ラインの短縮により、クズの発生が少な
くなるからである。即ち、貴重な「タバコ葉」原料がより
効率的に使用されるからである。さらに、短い茎ライン
において、経験上知られているタバコ葉の減損の一因で
あるドライヤーが不必要であるからである。
【0018】本発明は同時に、さらなるコスト削減の特
徴を備える。通常、ウィノウィングやクズは集められ、
水分調整され、タバコ調製に戻されるが、本発明によれ
ば、茎ラインが短いため、ウィノウィングおよびクズの
発生量が非常に少なく、これらの工程を省くことができ
る。
徴を備える。通常、ウィノウィングやクズは集められ、
水分調整され、タバコ調製に戻されるが、本発明によれ
ば、茎ラインが短いため、ウィノウィングおよびクズの
発生量が非常に少なく、これらの工程を省くことができ
る。
【0019】通常、タバコ葉の茎および/または葉身に
は、ケーシングが設けられる。この工程に対応するソー
シング手段は、タバコ調製において、原則として、いか
なる適切な位置にも配置され得、茎および葉身原料の両
方にケーシングが設けられ得るが、葉身のみにケーシン
グが設けられた場合、特に都合が良いという結果が得ら
れた。葉身は、水分調整をされた後に、ソーシング手段
によってケーシングされることが好ましい。
は、ケーシングが設けられる。この工程に対応するソー
シング手段は、タバコ調製において、原則として、いか
なる適切な位置にも配置され得、茎および葉身原料の両
方にケーシングが設けられ得るが、葉身のみにケーシン
グが設けられた場合、特に都合が良いという結果が得ら
れた。葉身は、水分調整をされた後に、ソーシング手段
によってケーシングされることが好ましい。
【0020】切断前の茎を、水分含量が約22%から約26%
の間、特に約24%になるように水分調整すると都合がよ
い。これらの値は、濡れた状態に対する水分重量のパー
セントである。水分含量を決める方法は、80℃にて3時
間オーブン乾燥することである。本発明による水分含量
の値にすることで、『タバコ百科事典』に記載されるよ
うな約30%の水分含量の茎と比較して、実質的な向上が
見られた。なぜなら、一方で高い水分含量は問題の原因
になりやすく、他方で加湿した分、その後の乾燥にかか
る費用が増加するからである。これに加えて、約30%の
水分含量を有する茎の場合には、貯蔵時間が制限される
が、わずかに予め加湿された茎は、著しい程度にまでそ
の特性を変えることないまま長く維持され得る。
の間、特に約24%になるように水分調整すると都合がよ
い。これらの値は、濡れた状態に対する水分重量のパー
セントである。水分含量を決める方法は、80℃にて3時
間オーブン乾燥することである。本発明による水分含量
の値にすることで、『タバコ百科事典』に記載されるよ
うな約30%の水分含量の茎と比較して、実質的な向上が
見られた。なぜなら、一方で高い水分含量は問題の原因
になりやすく、他方で加湿した分、その後の乾燥にかか
る費用が増加するからである。これに加えて、約30%の
水分含量を有する茎の場合には、貯蔵時間が制限される
が、わずかに予め加湿された茎は、著しい程度にまでそ
の特性を変えることないまま長く維持され得る。
【0021】水分調整された茎は、均一な水分含量を確
実に得るために、切断前に、少なくとも1.5時間の間、
特に約2時間、閉ざされた環境において、覆いをされた
ままにされると都合が良いことが見いだされた。
実に得るために、切断前に、少なくとも1.5時間の間、
特に約2時間、閉ざされた環境において、覆いをされた
ままにされると都合が良いことが見いだされた。
【0022】茎は、茎の水分調整の前、またはカッター
を出た後にソーシング手段によって追加的にケーシング
を設けられ得る。
を出た後にソーシング手段によって追加的にケーシング
を設けられ得る。
【0023】茎は、約0.1mmから約0.3mmの間、特に約0.
2mmの切断幅で切断される。
2mmの切断幅で切断される。
【0024】必要であれば、茎は膨張され得る。重さに
対して体積が大きい膨張タバコは、コスト削減のため
に、最近の煙草にますます活用されるようになってい
る。この工程は、茎の切断後、例えば、ドイツ特許第37
10677号から知られる、膨張装置を使用することによっ
て都合よく行われる。
対して体積が大きい膨張タバコは、コスト削減のため
に、最近の煙草にますます活用されるようになってい
る。この工程は、茎の切断後、例えば、ドイツ特許第37
10677号から知られる、膨張装置を使用することによっ
て都合よく行われる。
【0025】本発明による短い茎ラインが、実質的に煙
草、および細刻みタバコの両方に同等に用いられ、葉身
の水分調整によって、細刻みタバコと煙草との区別がさ
れなければならない。従って、葉身の水分含量は、煙草
を製造するためには、約17%から約25%の間、特に約17.5
%にされ、細刻みタバコを製造するためには、約23%から
約25%の間、特に約24%にされる。
草、および細刻みタバコの両方に同等に用いられ、葉身
の水分調整によって、細刻みタバコと煙草との区別がさ
れなければならない。従って、葉身の水分含量は、煙草
を製造するためには、約17%から約25%の間、特に約17.5
%にされ、細刻みタバコを製造するためには、約23%から
約25%の間、特に約24%にされる。
【0026】また、葉身の切断においても、細刻みタバ
コの製造と、煙草の製造とで区別がされなければならな
い。煙草の製造においては、葉身は、切断幅を約0.5mm
から約2mm、特に約0.85mmにされ、細刻みタバコの製造
においては、切断幅が約0.35mmから約0.5mmの範囲、特
に約0.45mmにされるべきである。
コの製造と、煙草の製造とで区別がされなければならな
い。煙草の製造においては、葉身は、切断幅を約0.5mm
から約2mm、特に約0.85mmにされ、細刻みタバコの製造
においては、切断幅が約0.35mmから約0.5mmの範囲、特
に約0.45mmにされるべきである。
【0027】切断された葉身と切断された茎とのブレン
ド比は、製造される喫煙製品の要件によって異なり得
る。従って、例えば、低価格の製造品は、茎の割合が高
くなるように改変し得る。また、ブランド煙草は、通
常、全体量に対して、茎の割合が30%を越えることな
く、約5%から約25%の範囲で改変される。
ド比は、製造される喫煙製品の要件によって異なり得
る。従って、例えば、低価格の製造品は、茎の割合が高
くなるように改変し得る。また、ブランド煙草は、通
常、全体量に対して、茎の割合が30%を越えることな
く、約5%から約25%の範囲で改変される。
【0028】切断後、茎および葉身原料は、ブレンドさ
れ、水分調整され(即ち、加熱および加湿され)、好まし
くは、水および蒸気を用いるいわゆる水分調整シリンダ
において、水分含量が約18%から約39%の間、特に約19.5
%から約24%、好ましくは約22.5%にされる。続いて、こ
のブレンドは乾燥される。特に、ブレンドの水分含量が
約14%になるような熱風ドライヤーで乾燥されると都
合がよい。
れ、水分調整され(即ち、加熱および加湿され)、好まし
くは、水および蒸気を用いるいわゆる水分調整シリンダ
において、水分含量が約18%から約39%の間、特に約19.5
%から約24%、好ましくは約22.5%にされる。続いて、こ
のブレンドは乾燥される。特に、ブレンドの水分含量が
約14%になるような熱風ドライヤーで乾燥されると都
合がよい。
【0029】この原料は、この後さらに、目的とされる
適用、即ち煙草の製造あるいは細刻みタバコの製造によ
って、通常通りに処理される。
適用、即ち煙草の製造あるいは細刻みタバコの製造によ
って、通常通りに処理される。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に示すプラントにおいて、茎
および葉身を処理する。タバコ葉の原産地において多く
の場合行われる前過程(図示せず)で互いに分別された茎
および葉身を、一方をこのプラントの茎ラインに入れ、
他方をこのプラントの葉身ラインに入れる。この配置に
おいて、追加的な装置は、点線を用いた箱で示す。
および葉身を処理する。タバコ葉の原産地において多く
の場合行われる前過程(図示せず)で互いに分別された茎
および葉身を、一方をこのプラントの茎ラインに入れ、
他方をこのプラントの葉身ラインに入れる。この配置に
おいて、追加的な装置は、点線を用いた箱で示す。
【0031】茎は、水および蒸気を用いた水分調整手段
としての蒸気トンネルに入る前に、ソース手段でケーシ
ングを設けられ、水分調整手段を約24%の水分含量で出
てくる。
としての蒸気トンネルに入る前に、ソース手段でケーシ
ングを設けられ、水分調整手段を約24%の水分含量で出
てくる。
【0032】水分調整された茎は、約2時間覆いをされ
たままにされ、その後茎カッターに導かれる。切断幅
は、好ましくは約0.2 mmである。
たままにされ、その後茎カッターに導かれる。切断幅
は、好ましくは約0.2 mmである。
【0033】必要であれば、切断された茎は、再度ケー
シングを設けられるが、たいてい2つのソーシング手段
の内1つのみが必要である。
シングを設けられるが、たいてい2つのソーシング手段
の内1つのみが必要である。
【0034】ケーシングを設けられ、水分調整され、切
断された茎は、その後葉身ラインを通ってきた切断され
た葉身とブレンドされる。
断された茎は、その後葉身ラインを通ってきた切断され
た葉身とブレンドされる。
【0035】この葉身ラインは、蒸気ドラムで形成され
た水分調整手段を有し、その中において葉身原料は、煙
草を製造する場合には水分含量を約17.5%、細刻みタバ
コを製造する場合には水分含量を約24%にされる。
た水分調整手段を有し、その中において葉身原料は、煙
草を製造する場合には水分含量を約17.5%、細刻みタバ
コを製造する場合には水分含量を約24%にされる。
【0036】水分調整された葉身のためのソーシング手
段は、水分調整手段の下流に設けられ、そのさらに下流
に葉身ブレンド貯蔵容器が続く。
段は、水分調整手段の下流に設けられ、そのさらに下流
に葉身ブレンド貯蔵容器が続く。
【0037】水分調整された葉身は、ブレンド貯蔵容器
から葉身カッターへ到達する。カッターは、煙草を製造
する場合には切断幅が約0.85mm、細刻みタバコを製造す
る場合には切断幅が約0.45mmになるように調節される。
葉身カッター内において葉身の水分含量は実質的に均一
である。
から葉身カッターへ到達する。カッターは、煙草を製造
する場合には切断幅が約0.85mm、細刻みタバコを製造す
る場合には切断幅が約0.45mmになるように調節される。
葉身カッター内において葉身の水分含量は実質的に均一
である。
【0038】切断された葉身および切断された茎は、葉
身カッターの後に、互いにブレンドされる。ブレンド内
における茎の割合は、ブレンド全体に対して茎原料が約
14%である。
身カッターの後に、互いにブレンドされる。ブレンド内
における茎の割合は、ブレンド全体に対して茎原料が約
14%である。
【0039】葉身原料および茎のブレンドは、水分調整
シリンダに到達し、水および蒸気にて加湿され、水分含
量が約22%で予熱シリンダを出てくるように加熱され
る。
シリンダに到達し、水および蒸気にて加湿され、水分含
量が約22%で予熱シリンダを出てくるように加熱され
る。
【0040】続いて、このブレンドは、熱気ドライヤー
内で乾燥され、水分含量が約14%で出てくる。次に、主
要タバコ調製のさらなる工程、例えば、フレーバドラム
や、冷却およびふるいドラム工程へ進む。
内で乾燥され、水分含量が約14%で出てくる。次に、主
要タバコ調製のさらなる工程、例えば、フレーバドラム
や、冷却およびふるいドラム工程へ進む。
【0041】図2に示される、改変された実施態様は、
水分調整され、延べられずに切断された茎がさらに、例
えばドイツ特許第3710677号から公知の膨張方法で膨張
されるという点においてのみ、第1の実施態様と異な
る。膨張された茎は、膨張装置から、膨張に用いられた
流体を分離する分離器に導かれる。この目的のために、
欧州特許第0301217号に記載の分離器が用いられ得る。
次に、これらの切断され膨張された茎は切断された葉身
とブレンドされ、葉身および膨張された茎は共に、上記
されたその後の工程に供される。
水分調整され、延べられずに切断された茎がさらに、例
えばドイツ特許第3710677号から公知の膨張方法で膨張
されるという点においてのみ、第1の実施態様と異な
る。膨張された茎は、膨張装置から、膨張に用いられた
流体を分離する分離器に導かれる。この目的のために、
欧州特許第0301217号に記載の分離器が用いられ得る。
次に、これらの切断され膨張された茎は切断された葉身
とブレンドされ、葉身および膨張された茎は共に、上記
されたその後の工程に供される。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、簡単、且つ投資コスト
および作動コストの両方の面においてコスト効率の高
い、タバコ、シガリロ、シガー、あるいは細刻みタバコ
に処理し得る刻みタバコを製造し得るプラントおよび方
法を提供することができる。
および作動コストの両方の面においてコスト効率の高
い、タバコ、シガリロ、シガー、あるいは細刻みタバコ
に処理し得る刻みタバコを製造し得るプラントおよび方
法を提供することができる。
【図1】煙草のための刻みタバコを製造するためのプラ
ントの第1の実施形態を示す工程図である。
ントの第1の実施形態を示す工程図である。
【図2】図1に示されるプラントを若干改変した実施形
態を示す工程図である。
態を示す工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591059700 ALSTERUFER 4,20354 HA MBURG,GERMANY (72)発明者 ベルント スパレク ドイツ国 28857 ズイーケ, ゼーマイ アーシュトラーセ 8 (72)発明者 アルノ ヴァイス ドイツ国 22848 ノルデルステット, シァーペンモール 94
Claims (26)
- 【請求項1】 水分調整され、延べられずに、切断され
た茎と、水分調整され、切断された葉身とをブレンドす
る工程と、 該切断された茎と該切断された葉身とを、その後共に水
分調整および乾燥する工程と、 を含有する喫煙製品となる刻みタバコを製造するための
タバコ葉の処理方法。 - 【請求項2】 前記切断前または切断後の茎および/ま
たは前記水分調整後の葉身にケーシングが設けられる、
請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記茎が、切断前に、水分含量が約22%
から約26%の間になるように水分調整される、請求項1
に記載の方法。 - 【請求項4】 前記水分調整された茎が、切断前に、少
なくとも1.5時間の間貯蔵される、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項5】 前記貯蔵または水分調整された茎が、閉
鎖された環境に放置される、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記茎が、切断幅が約0.1mmから約0.3mm
の間になるように切断される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 前記切断された茎が膨張される、請求項
1に記載の方法。 - 【請求項8】 前記葉身原料が、煙草を製造する場合に
は、水分含量が約17%から約25%の間になるように水分調
整される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】 前記葉身原料が、細刻みタバコを製造す
る場合には、水分含量が約23%から約25%の間になるよう
に水分調整される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項10】 前記切断された茎が、全体量に対して
最大30%になるように前記葉身原料に加えられる、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項11】 前記葉身原料が、煙草を製造する場合
には、切断幅が約0.5mmから約2mmの間になるように切断
される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項12】 前記葉身原料が、細刻みタバコを製造
する場合には、切断幅が約0.35mmから約0.5mmの間にな
るように切断される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項13】 前記葉身原料と茎とのブレンドが、水
分含量が約18%から約39%の間になるように水分調整さ
れ、その後乾燥される、請求項1に記載の方法。 - 【請求項14】 前記葉身原料と茎とのブレンドが、水
分含量が約19.5%から約24%の間になるように水分調整さ
れる、請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記葉身原料と茎とのブレンドが、水
分含量が約13%から約16%の間になるように乾燥される、
請求項13に記載の方法。 - 【請求項16】 葉身とは分別されたタバコ葉の茎を水
分調整するための手段と、 該タバコ葉の葉身を水分調整するための手段と、 該茎および該葉身を切断するための手段と、 該茎および該葉身のためのドライヤーとを備えるプラン
トであって、 該水分調整され延べられずに切断された茎と、該水分調
整され切断された葉身原料とのブレンドを水分調整する
ための手段が設けられ、 該水分調整された葉身原料と茎とのブレンドのために少
なくとも1つのドライヤーが設けられる、喫煙製品とな
る刻みタバコを製造するためのタバコ葉の処理プラン
ト。 - 【請求項17】 前記茎にケーシングを設けるためのソ
ーシング手段が設けられている、請求項16に記載のプ
ラント。 - 【請求項18】 前記ソーシング手段が、前記茎を水分
調整するための手段の上流、または前記茎を切断するた
めの手段の下流に設けられる、請求項16に記載のプラ
ント。 - 【請求項19】 前記葉身にケーシングを設けるための
ソーシング手段が設けられている、請求項16に記載の
プラント。 - 【請求項20】 前記ソーシング手段は、前記葉身を水
分調整するための手段と前記葉身を切断するための手段
との間に設けられている、請求項19に記載のプラン
ト。 - 【請求項21】 前記葉身原料と茎とのブレンドを予め
加熱するための手段が設けられている、請求項16に記
載のプラント。 - 【請求項22】 前記予め加熱するための手段が水分調
整シリンダである、請求項21に記載のプラント。 - 【請求項23】 前記予め加熱するための手段の下流に
ドライヤーが連続する、請求項21に記載のプラント。 - 【請求項24】 前記ドライヤーが熱気ドライヤーであ
る、請求項23に記載のプラント。 - 【請求項25】 切断された茎を膨張するための装置が
設けられている、請求項16に記載のプラント。 - 【請求項26】 前記膨張に用いられる空気を分離する
ための分離器が前記膨張装置の下流に連続する、請求項
25に記載のプラント。
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DE19543263A DE19543263C2 (de) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | Verfahren und Anlage zur Behandlung von Tabakblättern für die Herstellung von Schnittabak |
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EP (1) | EP0774213B1 (ja) |
JP (1) | JPH09163965A (ja) |
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AT (1) | ATE234028T1 (ja) |
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CZ (1) | CZ293017B6 (ja) |
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DK (1) | DK0774213T3 (ja) |
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ES (1) | ES2192595T3 (ja) |
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JP2017500048A (ja) * | 2013-12-18 | 2017-01-05 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | たばこ植物材料中のニコチン由来の基質結合型ニトロソアミンケトンを減少する方法 |
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DE10103123A1 (de) * | 2001-01-24 | 2002-08-01 | Reemtsma H F & Ph | Verfahren zum Behandeln von Tabak |
EP1623636B2 (en) * | 2003-04-14 | 2015-10-14 | Japan Tobacco Inc. | Cigarette of enhanced low fire spread |
CN102551189B (zh) * | 2012-01-20 | 2013-06-19 | 红塔烟草(集团)有限责任公司 | 一种膨胀梗条的处理工艺 |
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CN103976469B (zh) * | 2014-05-14 | 2016-08-24 | 四川烟草工业有限责任公司 | 一种降低切梗丝消耗的方法 |
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-
1996
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