JPH09163660A - スピンドルモータ - Google Patents
スピンドルモータInfo
- Publication number
- JPH09163660A JPH09163660A JP7338238A JP33823895A JPH09163660A JP H09163660 A JPH09163660 A JP H09163660A JP 7338238 A JP7338238 A JP 7338238A JP 33823895 A JP33823895 A JP 33823895A JP H09163660 A JPH09163660 A JP H09163660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic fluid
- magnetic
- fluid seal
- bush
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 磁性流体が該シール装置のから飛散し、デイ
スクを収容している空間に侵入し、デイスクを損傷した
り、または導電性が失われる危険性を防止する。 【解決手段】 非磁性体材料によって構成したスピンド
ルモータシャフト22と、これに嵌合配置した磁性流体
シールブッシュ28と、これに対置して配置されている
上側ポールピース及び下側ポールピースを有する磁性流
体シール装置32と、前記シャフト22を支承するフロ
ントベアリング24と、リアベアリングとを有している
スピンドルモータにおいて、磁性流体シールブッシュ2
8が磁性体の部材によって形成され、かつこの磁性流体
シールブッシュ28が少なくとも前記フロントベアリン
グ24の一部を支持し、これにより両ポールピースと磁
性流体シールブッシュ28との間の磁気回路に加え、両
ポールピースとフロントベアリング24と磁性流体シー
ルブッシュ28との間にも同様に磁気回路を形成する。
スクを収容している空間に侵入し、デイスクを損傷した
り、または導電性が失われる危険性を防止する。 【解決手段】 非磁性体材料によって構成したスピンド
ルモータシャフト22と、これに嵌合配置した磁性流体
シールブッシュ28と、これに対置して配置されている
上側ポールピース及び下側ポールピースを有する磁性流
体シール装置32と、前記シャフト22を支承するフロ
ントベアリング24と、リアベアリングとを有している
スピンドルモータにおいて、磁性流体シールブッシュ2
8が磁性体の部材によって形成され、かつこの磁性流体
シールブッシュ28が少なくとも前記フロントベアリン
グ24の一部を支持し、これにより両ポールピースと磁
性流体シールブッシュ28との間の磁気回路に加え、両
ポールピースとフロントベアリング24と磁性流体シー
ルブッシュ28との間にも同様に磁気回路を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々のOA機器に
搭載され、磁気デイスク又は光磁気デイスク等のハード
デイスク記録媒体を回転駆動するためのスピンドルモー
タに関し、より詳細には該スピンドルモータ内部の軸受
部材等の潤滑剤その他のコンタミネーションを含む油粒
子や気体が、清浄状態にあるべき当該デイスクを収容し
ている空間に侵入することを防止するため、また、導電
性を確保するための新規な磁性流体シール装置を備えた
スピンドルモータに関する。
搭載され、磁気デイスク又は光磁気デイスク等のハード
デイスク記録媒体を回転駆動するためのスピンドルモー
タに関し、より詳細には該スピンドルモータ内部の軸受
部材等の潤滑剤その他のコンタミネーションを含む油粒
子や気体が、清浄状態にあるべき当該デイスクを収容し
ている空間に侵入することを防止するため、また、導電
性を確保するための新規な磁性流体シール装置を備えた
スピンドルモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば、
図5に示すような磁性流体シール装置を備えたスピンド
ルモータがある。更に同様なスピンドルモータは、同一
出願人の出願にかかる実開昭64−54748号、実公
平4−48382号、特開平6−169544号、同特
開平6−259879号、更には同特開平7−1940
46号等にも開示されている。
図5に示すような磁性流体シール装置を備えたスピンド
ルモータがある。更に同様なスピンドルモータは、同一
出願人の出願にかかる実開昭64−54748号、実公
平4−48382号、特開平6−169544号、同特
開平6−259879号、更には同特開平7−1940
46号等にも開示されている。
【0003】例えば図5に示すようなスピンドルモータ
1においては、その組立てを容易にするために、直立し
たシャフト2に対してリアベアリング3、ステータ4、
フロントベアリング5、ロータハブ6等を一方向から
(図面において上方から)差し込むだけで組み込めるよ
うに、シャフト2を段付き構造としている。更に部品の
共通化を図りコストの低減化を図るため、シャフト2の
縮径部にはベアリングブッシュ7を介在せしめ、これに
よりフロントベアリング5とリアベアリング3とを同一
の部品とすることが出来るようにしている。またシャフ
ト2の加工を容易にするため、該シャフト2の素材をア
ルミニューム等の比較的柔らかい材質としている。
1においては、その組立てを容易にするために、直立し
たシャフト2に対してリアベアリング3、ステータ4、
フロントベアリング5、ロータハブ6等を一方向から
(図面において上方から)差し込むだけで組み込めるよ
うに、シャフト2を段付き構造としている。更に部品の
共通化を図りコストの低減化を図るため、シャフト2の
縮径部にはベアリングブッシュ7を介在せしめ、これに
よりフロントベアリング5とリアベアリング3とを同一
の部品とすることが出来るようにしている。またシャフ
ト2の加工を容易にするため、該シャフト2の素材をア
ルミニューム等の比較的柔らかい材質としている。
【0004】また、スピンドルモータ1内部のベアリン
グ等から発生する潤滑剤その他のコンタミネーションを
含む油粒子や気体が、デイスクを収容している空間に侵
入することを防止するため、該スピンドルモータ1の内
部と外部とをつなぐ通路内にシール手段としての磁性流
体シール装置8が使用されている。そしてこの場合、シ
ャフト2は一般に非磁性のアルミニューム材料で構成さ
れているので、磁性体材料からなる磁性流体シールブッ
シュ9を該シャフト2に装着し、この磁性流体シール装
置8と磁性流体シールブッシュ9との間に磁性流体10
を充填することによりシールを形成している。この場
合、磁性流体10が導電性を有する場合には、ロータハ
ブ6に装着した磁気ディスク(図示なし)が高速回転す
ることにより空気との摩擦で生じた高電圧の静電気が、
この磁性流体10を通してシャフト2から装置本体に放
電され、静電気によるデータの破壊や誤操作を防ぐこと
ができる。更にこの磁性流体シール装置8の外方には、
前記磁性流体シール装置8を保護する保護キャップ11
が設けてある。
グ等から発生する潤滑剤その他のコンタミネーションを
含む油粒子や気体が、デイスクを収容している空間に侵
入することを防止するため、該スピンドルモータ1の内
部と外部とをつなぐ通路内にシール手段としての磁性流
体シール装置8が使用されている。そしてこの場合、シ
ャフト2は一般に非磁性のアルミニューム材料で構成さ
れているので、磁性体材料からなる磁性流体シールブッ
シュ9を該シャフト2に装着し、この磁性流体シール装
置8と磁性流体シールブッシュ9との間に磁性流体10
を充填することによりシールを形成している。この場
合、磁性流体10が導電性を有する場合には、ロータハ
ブ6に装着した磁気ディスク(図示なし)が高速回転す
ることにより空気との摩擦で生じた高電圧の静電気が、
この磁性流体10を通してシャフト2から装置本体に放
電され、静電気によるデータの破壊や誤操作を防ぐこと
ができる。更にこの磁性流体シール装置8の外方には、
前記磁性流体シール装置8を保護する保護キャップ11
が設けてある。
【0005】ここで該磁性流体シール装置8は、図6に
示すように、平板環状磁石12と、該磁石12の上方に
配置されている上方ポールピース13と、該磁石12の
下方に配置されている下方ポールピース14と、により
形成され、これらのポールピース13、14が前記磁石
12の両面を挟着しているものであることは知られてい
る。
示すように、平板環状磁石12と、該磁石12の上方に
配置されている上方ポールピース13と、該磁石12の
下方に配置されている下方ポールピース14と、により
形成され、これらのポールピース13、14が前記磁石
12の両面を挟着しているものであることは知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
るスピンドルモータ1において、磁性流体シール装置8
と磁性流体シールブッシュ9との間に磁性流体10を充
填する際には、通常は、図6に示すように、シール装置
8を組立てた後、該磁性流体10を注入器15によっ
て、磁性流体シール装置8の上方ポールピース13側よ
り注入している。しかしながらこのような注入作業が大
気圧下で行なわれているため、該注入作業の際、例えば
両ポールピース13、14と磁石12との間の空所に磁
性流体10とともに空気が押し込まれこの結果、充填さ
れた磁性流体10内に気泡16が混入する恐れがある
(図7参照)。
るスピンドルモータ1において、磁性流体シール装置8
と磁性流体シールブッシュ9との間に磁性流体10を充
填する際には、通常は、図6に示すように、シール装置
8を組立てた後、該磁性流体10を注入器15によっ
て、磁性流体シール装置8の上方ポールピース13側よ
り注入している。しかしながらこのような注入作業が大
気圧下で行なわれているため、該注入作業の際、例えば
両ポールピース13、14と磁石12との間の空所に磁
性流体10とともに空気が押し込まれこの結果、充填さ
れた磁性流体10内に気泡16が混入する恐れがある
(図7参照)。
【0007】もし、そのように両ポールピース13、1
4間の磁性流体10内に気泡16が混入したままでモー
タ1を稼働した場合には、モータの駆動に伴ってモータ
内部の温度が上昇し、当該磁性流体10内に混入してい
る気泡16が該磁性流体10内で膨張し、最終的に、該
磁性流体10が該シール装置8の外方(図面の上方部
分)へ飛散し、デイスクを収容している清浄状態である
べき空間に侵入する危険性がある。また、磁性流体10
が導電性を有する場合には、磁性流体10の飛散によっ
ては導電性が失われる危険性が発生する。そこで本発明
はかかる危険を防止することを解決せんとするものであ
る。
4間の磁性流体10内に気泡16が混入したままでモー
タ1を稼働した場合には、モータの駆動に伴ってモータ
内部の温度が上昇し、当該磁性流体10内に混入してい
る気泡16が該磁性流体10内で膨張し、最終的に、該
磁性流体10が該シール装置8の外方(図面の上方部
分)へ飛散し、デイスクを収容している清浄状態である
べき空間に侵入する危険性がある。また、磁性流体10
が導電性を有する場合には、磁性流体10の飛散によっ
ては導電性が失われる危険性が発生する。そこで本発明
はかかる危険を防止することを解決せんとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、磁性流体シールブッシュを軸線
方向に延長し、該磁性流体シールブッシュの少なくとも
一部がベアリングブッシュを兼用するように設定し、こ
れにより両ポールピースと磁性流体シールブッシュとを
経る磁気回路に加えて、更に両ポールピースとベアリン
グと磁性流体シールブッシュとを経る磁気回路をも同時
に形成するように構成した。
め、本発明においては、磁性流体シールブッシュを軸線
方向に延長し、該磁性流体シールブッシュの少なくとも
一部がベアリングブッシュを兼用するように設定し、こ
れにより両ポールピースと磁性流体シールブッシュとを
経る磁気回路に加えて、更に両ポールピースとベアリン
グと磁性流体シールブッシュとを経る磁気回路をも同時
に形成するように構成した。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
面を参照して述べる。図1は本発明の第1の実施例を示
すスピンドルモータ20の軸受部分の一部と、磁性流体
シール装置が示してある。この図の実施例においては、
シャフト22は図5に示すと同様にスピンドルモータ2
0の各構成部品を一方向から(図面において上方から)
差し込むだけで組み込めるようにするため段付き構造と
なっている。直立したこの段付き構造を有するシャフト
22の周囲には、フロントベアリング24及びリアベア
リング(図示なし)が配置されている。シャフト22の
段付き縮径部26には磁性流体シールブッシュ28が嵌
合配置されている。
面を参照して述べる。図1は本発明の第1の実施例を示
すスピンドルモータ20の軸受部分の一部と、磁性流体
シール装置が示してある。この図の実施例においては、
シャフト22は図5に示すと同様にスピンドルモータ2
0の各構成部品を一方向から(図面において上方から)
差し込むだけで組み込めるようにするため段付き構造と
なっている。直立したこの段付き構造を有するシャフト
22の周囲には、フロントベアリング24及びリアベア
リング(図示なし)が配置されている。シャフト22の
段付き縮径部26には磁性流体シールブッシュ28が嵌
合配置されている。
【0010】本発明のこの磁性流体シールブッシュ28
は図5に示すこれまでの磁性流体シールブッシュ9と異
なり、シャフト22の軸線方向に下方まで長く伸びてい
る。このため、該シャフト22を支持しているフロント
ベアリング24の上方部分は、当該磁性流体シールブッ
シュ28の下方部分により保持されている。該フロント
ベアリング24の下方部分は、同様にシャフト22の段
付き縮径部26に嵌合配置されているベアリングブッシ
ュ30により保持されている。このベアリングブッシュ
30の下端部にはそこから外方へ伸びるフランジ部31
が一体的に設けてあり、このフランジ部31がフロント
ベアリング24の下端部を保持している。ここで、磁性
流体シールブッシュ28とベアリングブッシュ30と
は、各部品毎の組付けが容易となるように、軸線方向に
僅かに離されて配置されている。
は図5に示すこれまでの磁性流体シールブッシュ9と異
なり、シャフト22の軸線方向に下方まで長く伸びてい
る。このため、該シャフト22を支持しているフロント
ベアリング24の上方部分は、当該磁性流体シールブッ
シュ28の下方部分により保持されている。該フロント
ベアリング24の下方部分は、同様にシャフト22の段
付き縮径部26に嵌合配置されているベアリングブッシ
ュ30により保持されている。このベアリングブッシュ
30の下端部にはそこから外方へ伸びるフランジ部31
が一体的に設けてあり、このフランジ部31がフロント
ベアリング24の下端部を保持している。ここで、磁性
流体シールブッシュ28とベアリングブッシュ30と
は、各部品毎の組付けが容易となるように、軸線方向に
僅かに離されて配置されている。
【0011】また、リアベアリングは、実質的に磁性流
体シールブッシュ28の外径に等しい直径を有している
シャフト22の拡径寸法部分(図示なし)部分に直接載
置されている。これにより、フロントベアリング24と
リアベアリングとは同一形状及び同一寸法のベアリング
を使用することが出来、こうして部品の共通化を図るこ
とによりコストの低減化を図ることが出来るようにして
いる。
体シールブッシュ28の外径に等しい直径を有している
シャフト22の拡径寸法部分(図示なし)部分に直接載
置されている。これにより、フロントベアリング24と
リアベアリングとは同一形状及び同一寸法のベアリング
を使用することが出来、こうして部品の共通化を図るこ
とによりコストの低減化を図ることが出来るようにして
いる。
【0012】なお、該フロントベアリング24及びリア
ベアリングの外側縁は、図5に示すと同様にロータハブ
29によって支持されている。また、前述と同様に、当
該シャフト22は、その加工を容易にするため、比較的
柔らかい例えば非磁性体であるアルミニューム等の材料
により構成されているのが望ましい。
ベアリングの外側縁は、図5に示すと同様にロータハブ
29によって支持されている。また、前述と同様に、当
該シャフト22は、その加工を容易にするため、比較的
柔らかい例えば非磁性体であるアルミニューム等の材料
により構成されているのが望ましい。
【0013】スピンドルモータ20内部のこれらのベア
リング等から発生する潤滑剤その他のコンタミネーショ
ンを含む油粒子や気体がデイスクを収容している清浄で
あるべき空間に侵入することを防止するためシール手段
として、磁性流体シール装置32が配置されている。こ
の磁性流体シール装置32は、フロントベアリング24
の上方であってスピンドルモータ20の内部と外部とを
つなぐ通路内において、前記磁性流体シールブッシュ2
8に対向して、前記ロータハブ29内に配置されてい
る。この磁性流体シール装置32は、前述と同様に、平
板環状磁石36と、該磁石36の上方に配置されている
上方ポールピース38と、該磁石36の下方に配置され
ている下方ポールピース40と、により形成され、これ
らのポールピース38、40が前記磁石36の両面を挟
着している。
リング等から発生する潤滑剤その他のコンタミネーショ
ンを含む油粒子や気体がデイスクを収容している清浄で
あるべき空間に侵入することを防止するためシール手段
として、磁性流体シール装置32が配置されている。こ
の磁性流体シール装置32は、フロントベアリング24
の上方であってスピンドルモータ20の内部と外部とを
つなぐ通路内において、前記磁性流体シールブッシュ2
8に対向して、前記ロータハブ29内に配置されてい
る。この磁性流体シール装置32は、前述と同様に、平
板環状磁石36と、該磁石36の上方に配置されている
上方ポールピース38と、該磁石36の下方に配置され
ている下方ポールピース40と、により形成され、これ
らのポールピース38、40が前記磁石36の両面を挟
着している。
【0014】上述のようにシャフト22は一般に非磁性
のアルミニューム材料で構成されているので、該シャフ
ト22に嵌合配置される磁性流体シールブッシュ28は
磁性体材料にて形成するのが望ましい。これにより磁性
流体シール装置32と磁性流体シールブッシュ28との
間に磁性流体34を充填した場合に、上下のポールピー
ス38、40と磁性流体シールブッシュ28との間に磁
気回路が形成され、このため潤滑剤等を含む油粒子等が
前記通路を通ることが遮ぎられ、これらの油粒子等がス
ピンドルモータ20側からデイスク空間へ飛散するのを
阻止される。
のアルミニューム材料で構成されているので、該シャフ
ト22に嵌合配置される磁性流体シールブッシュ28は
磁性体材料にて形成するのが望ましい。これにより磁性
流体シール装置32と磁性流体シールブッシュ28との
間に磁性流体34を充填した場合に、上下のポールピー
ス38、40と磁性流体シールブッシュ28との間に磁
気回路が形成され、このため潤滑剤等を含む油粒子等が
前記通路を通ることが遮ぎられ、これらの油粒子等がス
ピンドルモータ20側からデイスク空間へ飛散するのを
阻止される。
【0015】なお、フロントベアリング24の下方部分
を支持しているベアリングブッシュ30は、単にフロン
トベアリング24をシャフト22の所定位置へ確実に保
持する機能を提供しているものであるため特に磁性材料
にて形成する必要はない。
を支持しているベアリングブッシュ30は、単にフロン
トベアリング24をシャフト22の所定位置へ確実に保
持する機能を提供しているものであるため特に磁性材料
にて形成する必要はない。
【0016】また、図示していないが、磁性流体シール
装置32のさらに外方(図面において上方)には、磁性
流体シール装置32を保護するための保護キャップ(図
示なし)が設けてあるのが好ましい。
装置32のさらに外方(図面において上方)には、磁性
流体シール装置32を保護するための保護キャップ(図
示なし)が設けてあるのが好ましい。
【0017】図5の場合と異なり、図1に示す磁性体で
ある磁性流体シールブッシュ28は前記シール装置32
に対向する位置から軸線方向下方に長く伸び、その一部
がベアリング24を支承しており、ベアリングブッシュ
としての機能をも同時に提供している。即ち磁性流体シ
ールブッシュ28は、その少なくとも一部がベアリング
ブッシュを兼用するように設定されているのである。
ある磁性流体シールブッシュ28は前記シール装置32
に対向する位置から軸線方向下方に長く伸び、その一部
がベアリング24を支承しており、ベアリングブッシュ
としての機能をも同時に提供している。即ち磁性流体シ
ールブッシュ28は、その少なくとも一部がベアリング
ブッシュを兼用するように設定されているのである。
【0018】このため本件発明における磁性流体34を
内有するシール装置32においては、例えば前記下方ポ
ールピース40から磁性流体34、磁性流体シールブッ
シュ28、磁性流体34、上方ポールピース38を介し
て下方ポールピース40に至る磁気回路又は上方ポール
ピース38から磁性流体34、磁性流体シールブッシュ
28、磁性流体34、下方ポールピース40を介して上
方ポールピース38に至る磁気回路に加えて、更に下方
ポールピース40からフロントベアリング24、磁性流
体シールブッシュ28、磁性流体34、上方ポールピー
ス38を介して下方ポールピース40に至る磁気回路又
は上方ポールピース38から磁性流体34、磁性流体シ
ールブッシュ28、フロントベアリング24、下方ポー
ルピース40を介して上方ポールピース38に至る磁気
回路が同時に形成される。
内有するシール装置32においては、例えば前記下方ポ
ールピース40から磁性流体34、磁性流体シールブッ
シュ28、磁性流体34、上方ポールピース38を介し
て下方ポールピース40に至る磁気回路又は上方ポール
ピース38から磁性流体34、磁性流体シールブッシュ
28、磁性流体34、下方ポールピース40を介して上
方ポールピース38に至る磁気回路に加えて、更に下方
ポールピース40からフロントベアリング24、磁性流
体シールブッシュ28、磁性流体34、上方ポールピー
ス38を介して下方ポールピース40に至る磁気回路又
は上方ポールピース38から磁性流体34、磁性流体シ
ールブッシュ28、フロントベアリング24、下方ポー
ルピース40を介して上方ポールピース38に至る磁気
回路が同時に形成される。
【0019】ここで、前記ポールピース38、40と磁
性流体シールブッシュ28とに着目すると、磁性流体シ
ールブッシュ28と上方ポールピース38との間には2
つの磁気回路が形成されているのに対して、磁性流体シ
ールブッシュ28と下方ポールピース40との間には一
方の磁気回路のみが形成されている。
性流体シールブッシュ28とに着目すると、磁性流体シ
ールブッシュ28と上方ポールピース38との間には2
つの磁気回路が形成されているのに対して、磁性流体シ
ールブッシュ28と下方ポールピース40との間には一
方の磁気回路のみが形成されている。
【0020】この結果、磁性流体シールブッシュ28と
上方ポールピース38との間には、磁性流体シールブッ
シュ28と下方ポールピース40との間の磁界の概ね2
倍の強度の磁界が発生する。このため、下方ポールピー
ス40と磁性流体シールブッシュ28との間の磁界強度
が弱まり、一方上方ポールピース38と磁性流体シール
ブッシュ28との間の磁界強度が強まり、結局上下のポ
ールピース38、40と磁性流体シールブッシュ28と
の間に注入された磁性流体34は、上方ポールピース3
8と磁性流体シールブッシュ28との間においてのみ保
持されることになる。
上方ポールピース38との間には、磁性流体シールブッ
シュ28と下方ポールピース40との間の磁界の概ね2
倍の強度の磁界が発生する。このため、下方ポールピー
ス40と磁性流体シールブッシュ28との間の磁界強度
が弱まり、一方上方ポールピース38と磁性流体シール
ブッシュ28との間の磁界強度が強まり、結局上下のポ
ールピース38、40と磁性流体シールブッシュ28と
の間に注入された磁性流体34は、上方ポールピース3
8と磁性流体シールブッシュ28との間においてのみ保
持されることになる。
【0021】このため、例え、磁性流体シールブッシュ
28と磁性流体シール装置32との間に磁性流体34を
注入する際に当該磁性流体34内に空気が混入しても、
この磁性流体34が上方ポールピース38と磁性流体シ
ールブッシュ28との間においてのみ保持されることに
なるため、その混入した空気は、下方ポールピース40
と磁性流体シールブッシュ28との間から容易に逃げ
る。そのため、スピンドルモータ20を回転し、モータ
内部の温度が上昇しても当該磁性流体34からの気泡の
発生が存在せず、従って当該磁性流体34の飛散が発生
せず、完全に磁性流体の飛散防止が図られるのである。
28と磁性流体シール装置32との間に磁性流体34を
注入する際に当該磁性流体34内に空気が混入しても、
この磁性流体34が上方ポールピース38と磁性流体シ
ールブッシュ28との間においてのみ保持されることに
なるため、その混入した空気は、下方ポールピース40
と磁性流体シールブッシュ28との間から容易に逃げ
る。そのため、スピンドルモータ20を回転し、モータ
内部の温度が上昇しても当該磁性流体34からの気泡の
発生が存在せず、従って当該磁性流体34の飛散が発生
せず、完全に磁性流体の飛散防止が図られるのである。
【0022】図2は本発明の別の実施例を示す図1と同
様の図である。この実施例が図1の場合と異なる点は、
図1に示す実施例においては、フロントベアリング24
をシャフト22の所定位置へ確実に支承するために、磁
性流体シールブッシュ28とは別体を構成しているベア
リングブッシュ30を設けていたが、図2に示す実施例
においては、磁性流体シールブッシュ28とベアリング
ブッシュ30とを一体的に形成したことである。以下に
おいて、図1に示す実施例と同一部材には同一の符号に
“a”を付して記載する。
様の図である。この実施例が図1の場合と異なる点は、
図1に示す実施例においては、フロントベアリング24
をシャフト22の所定位置へ確実に支承するために、磁
性流体シールブッシュ28とは別体を構成しているベア
リングブッシュ30を設けていたが、図2に示す実施例
においては、磁性流体シールブッシュ28とベアリング
ブッシュ30とを一体的に形成したことである。以下に
おいて、図1に示す実施例と同一部材には同一の符号に
“a”を付して記載する。
【0023】図2に示すスピンドルモータ20aおい
て、シャフト22aに嵌合配置されている磁性体から構
成されている磁性流体シールブッシュ28aは、フロン
トベアリング24aの全体を支承する長さを有してお
り、その下端部には該フロントベアリング24aを位置
決め固定するためにフランジ部31aが一体的に形成さ
れている。
て、シャフト22aに嵌合配置されている磁性体から構
成されている磁性流体シールブッシュ28aは、フロン
トベアリング24aの全体を支承する長さを有してお
り、その下端部には該フロントベアリング24aを位置
決め固定するためにフランジ部31aが一体的に形成さ
れている。
【0024】このため、この実施例においては、フロン
トベアリング24aの全体が該磁性体の磁性流体シール
ブッシュ28aによって保持されており、該フロントベ
アリング24a及び磁性流体シールブッシュ28aを介
する磁気回路はより確実に達成されている。またこの実
施例においては、図1の実施例と異なりベアリングブッ
シュ30が存在しないので、図1において述べたような
磁性流体の飛散防止が図られるのに加え、部品点数が減
少するという利点もある。
トベアリング24aの全体が該磁性体の磁性流体シール
ブッシュ28aによって保持されており、該フロントベ
アリング24a及び磁性流体シールブッシュ28aを介
する磁気回路はより確実に達成されている。またこの実
施例においては、図1の実施例と異なりベアリングブッ
シュ30が存在しないので、図1において述べたような
磁性流体の飛散防止が図られるのに加え、部品点数が減
少するという利点もある。
【0025】
【発明の効果】この発明の磁性流体シール装置において
は、磁性流体が上方ポールピースと磁性流体シールブッ
シュとの間に集中するため、もしフロントベアリングと
磁性流体シールブッシュとの間に磁性流体を注入する際
に該磁性流体中に気泡が包含されても、スピンドルモー
タ稼動中にその磁性流体中含有された空気は下方ポール
ピースと磁性流体シールブッシュとの間から逃げるの
で、該磁性流体が飛散するという危険がなくなるのであ
る。このため、磁性流体を介して回転側と固定側との間
の導電性確保も確実になるものである。
は、磁性流体が上方ポールピースと磁性流体シールブッ
シュとの間に集中するため、もしフロントベアリングと
磁性流体シールブッシュとの間に磁性流体を注入する際
に該磁性流体中に気泡が包含されても、スピンドルモー
タ稼動中にその磁性流体中含有された空気は下方ポール
ピースと磁性流体シールブッシュとの間から逃げるの
で、該磁性流体が飛散するという危険がなくなるのであ
る。このため、磁性流体を介して回転側と固定側との間
の導電性確保も確実になるものである。
【0026】上下のポールピースと磁性流体シールブッ
シュとの間における磁力を異ならせ、本件発明と同様に
磁性流体を上方ポールピースと磁性流体シールブッシュ
との間に集中させる手段としては、図3に示すように上
方ポールピース38bを下方ポールピース40bよりも
磁性流体シールブッシュ28bに接近するように配置す
ること、または図4に示すように上方ポールピース38
cを下方ポールピース40cよりも厚くなるように形成
することも考えられるが、これらの方法では磁性流体シ
ール装置の製造工程が複雑になるばかりでなく、スピン
ドルモータの組付け工程が複雑になり、また部品の共通
性を達成する上でも難点がある。更にスピンドルモータ
の価格が高価になるということもある。
シュとの間における磁力を異ならせ、本件発明と同様に
磁性流体を上方ポールピースと磁性流体シールブッシュ
との間に集中させる手段としては、図3に示すように上
方ポールピース38bを下方ポールピース40bよりも
磁性流体シールブッシュ28bに接近するように配置す
ること、または図4に示すように上方ポールピース38
cを下方ポールピース40cよりも厚くなるように形成
することも考えられるが、これらの方法では磁性流体シ
ール装置の製造工程が複雑になるばかりでなく、スピン
ドルモータの組付け工程が複雑になり、また部品の共通
性を達成する上でも難点がある。更にスピンドルモータ
の価格が高価になるということもある。
【0027】従って、磁性体で構成した磁性流体シール
ブッシュをフロントベアリングまで伸ばすという極めて
簡単な構成から成る本件発明は、これらのいずれの方法
よりも、その実用性、構造の容易性、組付け性、経済性
等が比較にならない程に優れているのである。
ブッシュをフロントベアリングまで伸ばすという極めて
簡単な構成から成る本件発明は、これらのいずれの方法
よりも、その実用性、構造の容易性、組付け性、経済性
等が比較にならない程に優れているのである。
【0028】本発明は、シャフトが段付きでないストレ
ートのものにも同様に使用することが出来る。
ートのものにも同様に使用することが出来る。
【図1】本件発明の第1の実施例を示すスピンドルモー
タの磁性流体シール装置の部分を示す要部拡大図であ
る。
タの磁性流体シール装置の部分を示す要部拡大図であ
る。
【図2】本件発明の第2の実施例を示すスピンドルモー
タの磁性流体シール装置の部分を示す要部拡大図であ
る。
タの磁性流体シール装置の部分を示す要部拡大図であ
る。
【図3】本件発明と同様の機能を期待出来ると思われる
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】本件発明と同様の機能を期待出来ると思われる
別の例を示す図である。
別の例を示す図である。
【図5】磁性流体シール装置を備えた公知のスピンドル
モータの断面図である。
モータの断面図である。
【図6】公知のスピンドルモータの磁性流体シール装置
へ磁性流体を注入する工程を示す図である。
へ磁性流体を注入する工程を示す図である。
【図7】公知のスピンドルモータの磁性流体シール装置
へ磁性流体を注入した際に該磁性流体シール装置と磁性
流体シールブッシュとの間において該磁性流体に空気が
混入する状態を説明する図である。
へ磁性流体を注入した際に該磁性流体シール装置と磁性
流体シールブッシュとの間において該磁性流体に空気が
混入する状態を説明する図である。
20 スピンドルモータ 22 シャフト 24 フロントベアリング 26 段付き縮径部 28 磁性流体シールブッシュ 29 ロータハブ 30 ベアリングブッシュ 32 磁性流体シール 34 磁性流体 36 平板環状磁石 38 上方ポールピース 40 下方ポールピース
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも、非磁性体材料によって構成
したスピンドルモータシャフト22と、該シャフト22
に対してロータハブ29を回転自在に支承するベアリン
グ24と、該シャフト22に嵌合配置した磁性流体シー
ルブッシュ28と、該磁性流体シールブッシュ28に対
置して該ロータハブ29に配置されている磁性流体シー
ル装置32と、を有しており、 前記磁性流体シールブッシュ28が磁性体の部材によっ
て形成され、かつこの磁性流体シールブッシュ28が少
なくとも前記ベアリング24の一部を支持していること
を特徴とするスピンドルモータ20。 - 【請求項2】 少なくとも、非磁性体材料によって構成
したスピンドルモータシャフト22と、該シャフト22
に対してロータハブ29を回転自在に支承するベアリン
グ24と、該シャフト22に嵌合配置した磁性流体シー
ルブッシュ28と、該磁性流体シールブッシュ28に対
置して該ロータハブ29に配置されている磁性流体シー
ル装置32と、該ベアリング24を前記シャフト22に
対して所定位置に固定保持するベアリングブッシュ30
と、を有しており、 前記磁性流体シールブッシュ28が磁性体の部材によっ
て形成され、かつこの磁性流体シールブッシュ28がベ
アリングブッシュ30を兼用していることを特徴とする
スピンドルモータ20。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7338238A JPH09163660A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | スピンドルモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7338238A JPH09163660A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | スピンドルモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09163660A true JPH09163660A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18316231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7338238A Withdrawn JPH09163660A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | スピンドルモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09163660A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6229676B1 (en) * | 1998-11-13 | 2001-05-08 | International Business Machines Corporation | Ferrofluid seal for actuator bearing |
KR100611006B1 (ko) * | 2004-11-08 | 2006-08-10 | 엘지이노텍 주식회사 | 축계밀봉구조를 가지는 스핀들모터 |
CN110296928A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-10-01 | 三峡大学 | 利用磁流体模拟可视化裂隙渗流的装置及方法 |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP7338238A patent/JPH09163660A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6229676B1 (en) * | 1998-11-13 | 2001-05-08 | International Business Machines Corporation | Ferrofluid seal for actuator bearing |
KR100611006B1 (ko) * | 2004-11-08 | 2006-08-10 | 엘지이노텍 주식회사 | 축계밀봉구조를 가지는 스핀들모터 |
CN110296928A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-10-01 | 三峡大学 | 利用磁流体模拟可视化裂隙渗流的装置及方法 |
CN110296928B (zh) * | 2019-07-19 | 2022-04-08 | 三峡大学 | 利用磁流体模拟可视化裂隙渗流的装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |