JPH09163639A - 電源装置及びレーザ発振装置 - Google Patents

電源装置及びレーザ発振装置

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JPH09163639A
JPH09163639A JP7318002A JP31800295A JPH09163639A JP H09163639 A JPH09163639 A JP H09163639A JP 7318002 A JP7318002 A JP 7318002A JP 31800295 A JP31800295 A JP 31800295A JP H09163639 A JPH09163639 A JP H09163639A
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JP
Japan
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inverter circuit
power
power supply
load
motor
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JP7318002A
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English (en)
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Haruhiko Ishihara
治彦 石原
Hideki Shironokuchi
秀樹 城ノ口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流電源から供給可能である以上の電力を瞬
時的に必要とする負荷に対して、必要な電力を供給する
ことができる電源装置及びこの電源装置を備えたレーザ
発振装置を提供する。 【解決手段】 レーザ発振器6の直流電源の直流電源線
5a及び5bにインバータ回路8の入力側を接続し、こ
のインバータ回路8の出力側に回転軸14aにフライホ
イール16が取付けられたブラシレスモータ14を接続
し、マイクロコンピュータ18は、レーザ発振器6が駆
動されない場合は、インバータ回路8に制御信号を与え
てブラシレスモータ14を電動機として駆動してフライ
ホイール16を回転させ、レーザ発振器6が駆動される
場合は、フライホイール16の回転によってブラシレス
モータ14を発電機として駆動させて、発電された電力
をレーザ発振器6に供給するようにインバータ回路8に
制御信号を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源を整流し
て直流電源を得て負荷に供給する電源装置及びこの電源
装置を備えたレーザ発振装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この様な電源装置の負
荷例えばレーザ発振器は、製造ライン上などで製品の加
工に用いられる場合には、例えば10秒周期で1秒間だ
け駆動されるというように間欠的に運転される。また、
レーザ発振器を駆動するには、瞬時的に大電力を必要と
する。従って、この様な場合電源装置の受電設備は前記
大電力のピーク値に合わせて設計しなければならず、受
電設備が大形化してしまうという問題があった。
【0003】本発明は上記課題を解決するものであり、
その目的は、交流電源から供給可能である以上の電力を
瞬時的に必要とする負荷に対して、必要な電力を供給す
ることができる電源装置及びこの電源装置を備えたレー
ザ発振装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の電源装置は、交流電源を整流して得
た直流電源を負荷に供給するものにおいて、負荷を駆動
していないときに、直流電源の電気エネルギをフライホ
イールの回転エネルギとして貯蔵するエネルギ貯蔵装置
を設けたことを特徴とする。
【0005】この場合、エネルギ貯蔵装置を、入力端子
が直流電源に接続されたインバータ回路と、このインバ
ータ回路の出力端子に接続されフライホイールを回転軸
に有する回転電機と、負荷を駆動していないときはイン
バータ回路に制御信号を与えることにより回転電機を電
動機として駆動してフライホイールを回転させ、負荷を
駆動するときはフライホイールの回転によって回転電機
を発電機として駆動させることにより発電された電力を
負荷に供給するようにインバータ回路に制御信号を与え
て制御する制御手段とから構成すると良い(請求項
2)。
【0006】また、インバータ回路に対する入力電流を
検出する直流電流検出手段を備え、制御手段は、回転電
機を電動機として駆動してフライホイールを回転させる
場合は、直流電流検出手段が検出する入力電流値を参照
して、受電設備に許容される最大電流値以下になるよう
にインバータ回路に制御信号を与えるようにするのが好
適である(請求項3)。
【0007】更にまた、インバータ回路の出力側に交流
電流検出手段を備え、制御手段は、回転電機を発電機と
して駆動させることにより発電された電力を負荷に供給
する場合は、交流電流検出手段が検出する交流電流値に
応じて電力が負荷に対して適正な値となるようにインバ
ータ回路に制御信号を与える構成としても良い(請求項
4)。
【0008】加えて、回転電機の回転数を検出する回転
数検出手段を備え、制御手段は、回転数が上限値に達し
た場合は回転電機の電動機としての駆動を停止し、回転
数が下限値に達した場合は回転電機の電動機としての駆
動を行うように制御しても良い(請求項5)。請求項6
記載のレーザ発振装置は、請求項1乃至5の何れかに記
載の電源装置を備えたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て図1乃至図3を参照して説明する。電気的構成を示す
図1において、3相の交流電源1の出力端子は、交流電
源線1U,1V及び1Wを介して、6個のダイオード2
U,2V及び2W並びに3U,3V及び3Wが3相ブリ
ッジ接続されて構成された整流回路4の交流入力端子4
U,4V及び4Wに夫々接続されている。整流回路4の
直流出力端子4a及び4bは、直流電源線5a及び5b
を介して負荷たるレーザ発振器6の電源入力端子に接続
されており、直流電源線5a及び5b間には、平滑用コ
ンデンサ7が接続されている。尚、上記交流電源線1U
乃至1W,整流回路4及び平滑用コンデンサ7は、レー
ザ発振器6に直流電源を供給するための受電設備であ
る。
【0010】また、直流電源線5a及び5bは、インバ
ータ回路8の入力端子8a及び8bに接続されている。
インバータ回路8は、6個のトランジスタ9U,9V及
び9W並びに10U,10V及び10Wが3相ブリッジ
接続されて構成されており、これらのトランジスタ9
U,9V及び9W並びに10U,10V及び10Wのコ
レクタ及びエミッタ間には、フライホイールダイオード
11U,11V及び11W並びに12U,12V及び1
2Wが接続されている。また、インバータ回路8の入力
端子8a,8b間には、平滑用コンデンサ13が接続さ
れている。
【0011】インバータ回路8の出力端子8U,8V及
び8Wは、回転電機たるブラシレスモータ(以下、単に
モータと称す)14の、一端が共通に接続された各相の
ステータコイル14U,14V及び14Wの他端子に接
続されている。また、モータ14には、ロータの回転位
置検出用のホール素子15u,15v及び15wが配置
されており、モータ14の回転軸14aには、フライホ
イール16が取付けられている。
【0012】インバータ回路8の入力端子8b側の直流
電源線には、直流電流検出器(直流電流検出手段)17
が設けられている。その直流電流検出器17の出力端子
は、制御手段たるマイクロコンピュータ(以下、マイコ
ンと称す)18の入力端子に接続されており、直流電流
検出器17は、マイコン18に対してインバータ回路8
の入力側の直流電流値Idcを与えるようになっている。
【0013】また、インバータ回路8の出力端子8V及
び8W側の交流電源線には、交流電流検出器(交流電流
検出手段)19,19が設けられている。その交流電流
検出器19,19の出力端子は、マイコン18の入力端
子に接続されており、交流電流検出器19,19は、マ
イコン18に対してインバータ回路8の出力側の交流電
流値Iacを与えるようになっている。加えて、マイコン
18の入力端子には、レーザ発振器6の制御出力端子が
接続されており、マイコン18には、レーザ発振器6内
部の図示しない発振制御部から出力されるレーザの発振
制御信号が与えられるようになっている。
【0014】そして、マイコン18の出力端子は、ベー
スドライブ回路20を介してインバータ回路8の各トラ
ンジスタ9U,9V及び9W並びに10U,10V及び
10Wのベースに接続されており、マイコン18は、こ
れらのトランジスタ9U,9V及び9W並びに10U,
10V及び10Wに対してPWM制御信号を与えるよう
になっている。尚、インバータ回路8,モータ14,フ
ライホイール16,直流電流検出器17,マイコン18
及び交流電流検出器19はエネルギ貯蔵装置を構成し、
このエネルギ貯蔵装置と整流回路4とで電源装置を構成
し、更に、レーザ発振器6を含む全体がレーザ発振装置
を構成している。
【0015】次に、第1実施例の作用について、図2及
び図3をも参照して説明する。レーザ発振器6は、図2
(a)に示すように、オフ時間Toff (例えば9秒)が
経過した後にオン時間Ton(例えば1秒)だけ駆動され
る動作を繰返して周期的にレーザ光を発振出力するよう
になっており、このタイミング波形を有する発振制御信
号をマイコン18に対して出力する。
【0016】マイコン18は、レーザ発振器6から発振
制御信号が与えられないオフ時間Toff の期間には、イ
ンバータ回路8に制御信号を与えてモータ14のステー
タコイル14U,14V及び14Wに通電を行い、図2
(b)に示すようにモータ14を駆動してフライホイー
ル16を回転させる。
【0017】この場合、モータ14に配置されたホール
素子15u,15v及び15wが、ロータの回転位置を
検出して電気角120度間隔の各相の検出信号Hu,H
v及びHw(図3(a)参照)を出力すると、マイコン
18は、その検出信号Hu,Hv及びHwを論理合成し
て各トランジスタ9U,9V及び9W並びに10U,1
0V及び10Wに制御信号を与える。
【0018】この時、マイコン18は、直流電流検出器
17によってインバータ回路8に対する入力電流値Idc
を検出し、受電設備に流れる電流が許容される最大電流
値以下となるように、U,V及びW相の正側のトランジ
スタ9U,9V及び9Wに与える制御信号をPWM変調
して出力する(図3(b)参照)。而して、インバータ
回路8の出力端子8U,8V及び8Wから出力される駆
動電圧により、図3(d)に示すように、モータ14の
U,V及びW相のステータコイル14U,14V及び1
4Wには交流電流が流れてモータ14が電動機として駆
動される。
【0019】モータ14が駆動されると、モータ14即
ちフライホイール16の回転数Nが図2(b)に示すよ
うに次第に上昇して、レーザ発振器6が駆動される直前
に最大回転数Nmax となる。
【0020】而して、レーザ発振器6が駆動される場
合、マイコン18は、インバータ回路8に対する制御信
号の出力を停止する。すると、モータ14は、フライホ
イール16が回転されたことにより有している慣性力に
よって駆動され、発電機として3相の交流電力を出力す
る。その交流電力は、インバータ回路8のフライホイー
ルダイオード11U,11V及び11W並びに12U,
12V及び12Wにより整流されて直流電力として直流
電源線5a及び5bに供給される。
【0021】具体的には、インバータ回路8のトランジ
スタ10U,10V,10W,フライホイールダイオー
ド11U,11V,11W及びステータコイル14U,
14V,14Wを昇圧用チョッパ回路として作用させ、
トランジスタ10U,10V,10Wを適宜オンさせる
ことによりステータコイル14U,14V,14Wに電
磁エネルギを蓄積させ、次いで、トランジスタ10U,
10V,10Wをオフさせて、電磁エネルギをフライホ
イールダイオード11U,11V,11Wを介して放出
させる。
【0022】この場合、マイコン18は、交流電流検出
器19によってモータ14から出力される交流電流値I
acを検出しており、これに応じてレーザ発振器6に対す
る供給電流をPWMデューティによって制御し、以て、
レーザ発振器6に適正な電力を供給する。
【0023】レーザ発振器6は、交流電源1から整流回
路4を介して得られた直流電源とモータ14からインバ
ータ回路8を介して得られた直流電源とを同時に直流電
源線5a及び5bから供給されることにより駆動され、
レーザ光を発振出力する。例えば、交流電源1から得ら
れる最大供給電力を100%として、レーザ光を発振出
力するのに必要な電力が500%である場合は、その内
の400%をモータ14によって発電された電力により
補うようにする。この時、モータ14が発電した電力は
短時間(Ton)で消費されてモータ14には制動がかか
るため、モータ14の回転数Nは急激に低下する。
【0024】図2(c)は、整流回路4の入力側で見た
交流電源1の電力供給率を示す。レーザ発振器6を駆動
しない期間では、モータ14をPWM制御信号によって
駆動しているため、交流電源1の電力供給率は平均で8
0%程度となり、レーザ発振器6を駆動する期間では、
電力供給率は100%となる。
【0025】以上のように本実施例によれば、レーザ発
振器6に直流電源を供給する直流電源線5a及び5bに
インバータ回路8の入力側を接続し、このインバータ回
路8の出力側に回転軸14aにフライホイール16が取
付けられたモータ14のステータコイル14U,14
V,14Wを接続して、マイコン18は、レーザ発振器
6が駆動されない場合は、インバータ回路8に制御信号
を与えることによりモータ14を駆動してフライホイー
ル16を回転させ、レーザ発振器6が駆動される場合
は、フライホイール16の回転によってモータ14によ
り発電された電力をレーザ発振器6に供給するようにイ
ンバータ回路8に制御信号を与えるようにした。
【0026】従って、駆動時に交流電源1から供給可能
である以上の電力を瞬時的に必要とするレーザ発振器6
を駆動するのに、その最大消費電力に合わせて交流電源
1から受電する受電設備を大形化させること無く、必要
な電力を供給することができる。
【0027】また、本実施例によれば、インバータ回路
8の入力側に直流電流検出器17を設け、マイコン18
は、モータ14を駆動してフライホイール16を回転さ
せる場合は、直流電流検出器17が検出する入力電流値
Idcを参照して、受電設備に流れる電流が許容最大電流
値以下になるようにインバータ回路8にPWM制御信号
を与えるようにした。従って、モータ14の駆動中、特
に起動時において受電設備に過大な電流が流れることは
ない。
【0028】更に、本実施例によれば、インバータ回路
8の出力側に交流電流検出器19を設け、マイコン18
は、モータ14により発電された電力を直流電源線5a
及び5bに供給する場合は、交流電流検出器19が検出
する交流電流値Iacに応じてインバータ回路8にPWM
制御信号を与えるようにした。従って、レーザ発振器6
に適正な電力を供給することができる。
【0029】図4は本発明の第2実施例を示すものであ
る。尚、第2実施例の構成は第1実施例と同様であり、
以下異なる作用についてのみ説明する。第2実施例で
は、マイコン18は、回転数検出手段たるホール素子1
5u,15v及び15wの検出信号Hu,Hv及びHw
が示すハイ,ローのレベルの組合わせの1つを基準とし
て定めて、単位時間内にモータ14が何回転するかをカ
ウントすることによりモータ14の回転数を検出する。
【0030】そして、図4(a)に示すように、レーザ
発振器6のオフ時間Toff が、モータ14の回転数Nが
上限値Nmax に達する時間に比較して長い場合は、上限
値Nmax に達した時点でインバータ回路8に制御信号
(PWM制御を行わない100%通電信号)を与えるの
を停止して、モータ14に対する通電を停止する。その
後、モータ14の回転数Nは次第に低下して、回転数N
が上限値Nmax の95%(下限値)に達すると、再びモ
ータ14に対する通電を行う。以上を繰り返すことによ
って、マイコン18は、オフ時間Toff が経過するまで
モータ14の回転数を上限値Nmax から95%の範囲内
に維持するように制御する。
【0031】以上のように第2実施例によれば、マイコ
ン18は、ホール素子15u,15v及び15wの検出
信号Hu,Hv及びHwによってモータ14の回転数N
を検出し、回転数Nが上限値Nmax に達した場合はモー
タ14の駆動を停止し、回転数Nが上限値Nmax の95
%に達した場合はモータ14の駆動を再び行うように制
御するので、レーザ発振器6のオフ時間Toff がモータ
14の回転数Nが上限値Nmax に達する時間に比較して
長い場合でも、モータ14の回転数Nを上限値Nmax の
95%以内に維持することにより、レーザ発振器6を駆
動する時に、モータ14の略最大の発電電力をレーザ発
振器6に対して供給することができる。
【0032】本発明は上記しかつ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、以下のような変形また
は拡張が可能である。負荷は、レーザ発振器6に限るこ
と無く、例えば、電気温水器など単時間内に大電力を消
費するものに本発明を適用すれば有効である。第2実施
例におけるモータ14の回転数Nの下限値は、上限値N
max の95%に限らず適宜変更して良い。第2実施例に
おいて、モータ14を駆動する場合に回転数Nが上限値
Nmax に達するまで直流電流検出器17が検出する入力
電流値Idcを参照してインバータ回路8にPWM制御信
号を与えるようにしても良い。
【0033】回転数検出手段は、ホール素子15u,1
5v及び15wに限らず、パルスエンコーダなどを別個
に設けても良い。電動機は、ブラシレスモータ14に限
ること無く、例えばインダクションモータでも良い。こ
の場合は、位置センサであるホール素子15u,15v
及び15wは不要である。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1及び2記載の電源装置に
よれば、負荷を駆動しないときに直流電源の電気エネル
ギをフライホイールの回転エネルギとして貯蔵するエネ
ルギ貯蔵装置を設けるようにしたので、具体的には、エ
ネルギ貯蔵装置の制御手段は、負荷を駆動しないとき
は、インバータ回路に制御信号を与えることにより回転
電機を電動機として駆動してフライホイールを回転さ
せ、負荷を駆動するときは、フライホイールの回転によ
って回転電機を発電機として駆動させることにより発電
された電力を負荷に供給するようにインバータ回路に制
御信号を与えて制御するようにしたので、駆動時に交流
電源から供給可能である以上の電力を瞬時的に必要とす
る負荷であっても、その最大消費電力に合わせて交流電
源から受電する受電設備を大形化させること無く必要な
電力を供給することができる。
【0035】請求項3記載の電源装置によれば、制御手
段は、回転電機を電動機として駆動してフライホイール
を回転させる場合は、直流電流検出手段が検出する入力
電流値を参照して、受電設備に流れる電流が許容最大電
流値以下になるようにインバータ回路に制御信号を与え
るので、電動機としての特に起動時において受電設備に
過大電流が流れることがない。
【0036】請求項4記載の電源装置によれば、制御手
段は、回転電機を発電機として駆動させることにより発
電された電力を負荷に供給する場合は、交流電流検出手
段が検出する交流電流値に応じてインバータ回路に制御
信号を与えるので、負荷に対して適正な電力を供給する
ことができる。
【0037】請求項5記載の電源装置によれば、制御手
段は、電動機としての回転数が上限値に達した場合は電
動機としての駆動を停止し、電動機としての回転数が下
限値に達した場合は電動機としての駆動を行うように制
御するので、電動機としての回転数が上限値に達するま
での時間に比して負荷の駆動間隔が長い場合でも、電動
機としての回転数を上限値と下限値との間に維持するこ
とができ、負荷を駆動する時に、発電機としての略最大
の発電電力を負荷に対して供給することができる。
【0038】請求項6記載のレーザ発振装置によれば、
請求項1乃至5の何れかに記載の電源装置を備えたの
で、レーザ発振に必要な電力を交流電源から受電する受
電設備を大形化させること無く供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す電気的構成のブロッ
ク図
【図2】タイムチャート
【図3】マイクロコンピュータがインバータ回路に与え
るPWM制御信号のタイミングチャート
【図4】本発明の第2実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
5a及び5bは電源線、6はレーザ発振器(負荷)、8
はインバータ回路、14はブラシレスモータ(回転電
機,電動機,発電機)、14aは回転軸、15u,15
v及び15wはホール素子(回転数検出手段)、16は
フライホイール、17は直流電流検出器(直流電流検出
手段)、18はマイクロコンピュータ(制御手段)、1
9は交流電流検出器(交流電流検出手段)を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流して得た直流電源を負荷
    に供給する電源装置において、 前記負荷を駆動していない時に、前記直流電源の電気エ
    ネルギをフライホイールの回転エネルギとして貯蔵する
    エネルギ貯蔵装置を設けたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 エネルギ貯蔵装置は、入力端子が直流電
    源に接続されたインバータ回路と、 このインバータ回路の出力端子に接続されフライホイー
    ルを回転軸に有する回転電機と、 負荷を駆動していないときは、インバータ回路に制御信
    号を与えることにより前記回転電機を電動機として駆動
    してフライホイールを回転させ、負荷を駆動するとき
    は、フライホイールの回転によって前記回転電機を発電
    機として駆動させることにより発電された電力を負荷に
    供給するようにインバータ回路に制御信号を与えて制御
    する制御手段とから構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 インバータ回路に対する入力電流を検出
    する直流電流検出手段を備え、 制御手段は、前記回転電機を電動機として駆動してフラ
    イホイールを回転させる場合は、前記直流電流検出手段
    が検出する入力電流値を参照して、受電設備に許容され
    る最大電流値以下になるようにインバータ回路に制御信
    号を与えることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 インバータ回路の出力側に交流電流検出
    手段を備え、 制御手段は、前記回転電機を発電機として駆動させるこ
    とにより発電された電力を負荷に供給する場合は、前記
    交流電流検出手段が検出する交流電流値に応じて前記電
    力が負荷に対して適正な値となるようにインバータ回路
    に制御信号を与えることを特徴とする請求項2または3
    記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記回転電機の回転数を検出する回転数
    検出手段を備え、 制御手段は、前記回転数が上限値に達した場合は前記回
    転電機の電動機としての駆動を停止し、前記回転数が下
    限値に達した場合は前記回転電機の電動機としての駆動
    を行うように制御することを特徴とする請求項2乃至4
    の何れかに記載の電源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の電源装
    置を備えたことを特徴とするレーザ発振装置。
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