JPH09163125A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JPH09163125A
JPH09163125A JP7320038A JP32003895A JPH09163125A JP H09163125 A JPH09163125 A JP H09163125A JP 7320038 A JP7320038 A JP 7320038A JP 32003895 A JP32003895 A JP 32003895A JP H09163125 A JPH09163125 A JP H09163125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
signal
image
masking
match
Prior art date
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Pending
Application number
JP7320038A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisakatsu Ochi
久勝 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7320038A priority Critical patent/JPH09163125A/ja
Publication of JPH09163125A publication Critical patent/JPH09163125A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多角形などある程度自在な形状で、あまり複
雑な処理を必要とせずに所望の画像領域をマスクできる
ようにすることを目的とする。 【解決手段】 クロック数の計数により、X軸カウンタ
2,Y軸カウンタ3により出力されたX座標情報とY座
標情報とが、位置比較器4により、マスク位置情報レジ
スタ1に格納されているマスク位置情報と比較され、一
致した場合一致信号が出力される。そして、マスク範囲
発生回路5は、その一致信号により、マスク信号を発生
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像データの一
部を自在な図形においてマスクする画像処理方法および
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、画像データを転送するファク
シミリにおいては、回線使用を効率的に行うために同報
送信を行う場合がある。しかし、各送信先の中で、特定
の送り先に対しては、送信しない画像の部分が発生する
場合がある。この場合、この送り先に対しては、送信し
ない部分をマスクするなどの画像修正を施して、これを
ファクシミリ送信をすることになる。
【0003】図5は、画像の所望領域をマスクする画像
処理装置の構成を示す構成図である。まず、各カウンタ
51〜54を用いて、ぞれぞれ図5(b)に示すよう
な、マスク範囲の座標軸XYの各開始点および幅をセッ
トする。たとえば、図5(b)に示すように、マスク領
域を生成する場合について説明する。すなわち、X軸マ
スクスタートカウンタ51へ値Xaをセットし、X軸マ
スク幅カウンタ52へ値Xbをセットする。また、Y軸
マスクスタートカウンタへ値Yaをセットし、Y軸マス
ク幅カウンタへ値Ybをセットする。
【0004】ついで、マスク区間発生回路55で、上述
の4つのカウンタ値のAND条件、すなわち、図5
(b)における斜線部で示したマスク領域に対応するマ
スク範囲信号を発生させる。そして、画像データマスク
ゲート56で、そのマスク範囲信号により、それで規定
される矩形の範囲の画像データのみにマスクをかける。
このことにより、画像データマスクゲート56を通過す
る画像データは、所望の領域がマスクされたものとな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたので、以下に示すような問題があった。す
なわち、従来では、矩形以外の形状でのマスクを行うこ
とができないという問題があった。ここで、従来でも、
画像メモリを新たに用意して、ここに画像データを展開
し、一方でこの画像メモリ上にマスク図形を作成し、こ
のマスク図形を画像データに重ね合わせすることで、画
像データの所望の領域に所望の形状のマスクを行う方法
がある。しかし、この方法では、大量の画像メモリが必
要となり、また、画像としてマスク図形を生成したり、
これを重ね合わせるなど、制御がより複雑になるという
問題があった。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、多角形などある程度自在
な形状で、あまり複雑な処理を必要とせずに所望の画像
領域をマスクできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理方法
は、光電変換により得られる画像信号のなかで、マスク
する領域の主走査毎の開始位置と終了位置とを用意し、
画像信号の主走査方向の走査量と副走査方向の走査量を
計数し、これら計数値と開始位置および終了位置とを比
較し、主走査の中で、計数値が開始位置と一致した箇所
より終了位置と一致した箇所までマスクするようにし
た。したがって、マスクの領域の指定は、画像信号の主
走査毎になされる。また、この発明の画像処理装置は、
光電変換により得られる画像信号のなかで、マスクする
領域の主走査毎の開始位置と終了位置とを格納するマス
ク位置情報レジスタと、画像信号の主走査方向の走査量
を計数するX軸カウンタと、画像信号の副走査方向の走
査量を計数するY軸カウンタと、X軸カウンタおよびY
軸カウンタの計数値とマスク位置情報レジスタに格納さ
れている情報とを比較し、一致した場合は一致信号を出
力する位置比較器と、比較器が開始位置との一致により
出力した一致信号から前記終了位置との一致により出力
する一致信号までの間マスク信号を出力するマスク範囲
発生回路と、マスク範囲発生回路がマスク信号を出力し
ているときはゲートを閉じて、画像信号の出力を停止す
るマスクゲートとを備えるようにした。したがって、マ
スクの領域は、画像信号の主走査毎に、マスクゲートの
開閉によりなされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図を
参照して説明する。図1は、この発明の実施の形態にお
ける画像処理装置の構成を示す構成図である。同図にお
いて、1はマスクする位置を示すマスク位置情報が格納
されているマスク位置情報レジスタ、2は与えられてい
る主走査クロックを計数することでX軸位置情報を発生
するX軸カウンタ、3は与えられている副走査クロック
を計数することでY軸位置情報を発生するY軸カウンタ
である。また、4はマスク位置情報レジスタに格納され
ているマスク位置情報とX軸カウンタ2,Y軸カウンタ
3から得られるX軸およびY軸位置情報とを比較する位
置比較器、5は位置比較器4から得られる一致信号によ
りマスク範囲を発生するマスク範囲発生回路、6はマス
ク範囲発生回路5より得られたマスク範囲で記録画像信
号上にマスクをするマスクゲートである。
【0009】以下、この画像処理装置の動作に関して説
明する。まず、開始信号をオンにすることで、装置が動
作可能な状態となる。ついで、X軸カウンタ2により、
1ライン毎にX軸原点からの主走査クロック数を計数す
る。また、Y軸カウンタ3により副走査クロックを計数
する。画像記録は、主走査クロックにしたがって、1走
査線の画像を取込んでいる。そして、副走査クロックに
したがって、所定数の走査線による画像を取込んでい
る。すなわち、X軸原点より、まず、1ライン目で、X
方向に主走査クロックに従った画素毎に画像を取込む。
そして、副走査クロックに従って次のラインの取込みに
移行し、次のラインをX方向に主走査クロックに従った
画素毎に画像を取込む。これを繰り返して、1画面分の
画像を取込んでいる。
【0010】以上に示したように、クロック数の計数に
より、X軸カウンタ2により現在取込んでいる画像位置
のX座標情報が出力されたことになり、Y軸カウンタ3
により現在取込んでいる画像位置のY座標情報が出力さ
れることになる。そして、出力されたX座標情報とY座
標情報とが、位置比較器4により、マスク位置情報レジ
スタ1に格納されているマスク位置情報と比較される。
ここで、マスク位置情報レジスタ1には、図2に示すよ
うに、マスクの開始位置および終了位置が、画像取込み
における1走査線毎に交互に格納されている。
【0011】この格納されているマスク位置情報は、図
3(a)に示すように、画像31内に、マスク32が置
かれた状態を示している。すなわち、図3(b)に示す
ように、画素座標(Xn1,Yn1)と画素座標(Xn2,Y
n1)で挟まれた画素と、画素座標(Xn3,Yn2)と画素
座標(Xn4,Yn2)で挟まれた画素と・・・というよう
に、マスク位置情報レジスタ1に格納されている、画像
データ1ライン毎の開始座標と終了座標とで、マスク3
2を示すことができる。
【0012】位置比較器4では、比較の結果、X軸カウ
ンタ2,Y軸カウンタ3のカウント値がマスク位置情報
レジスタ1に格納されているマスク位置情報と一致した
場合、一致信号を出力する。ここで、マスク位置情報レ
ジスタ1は、その一致信号によりレジスタアドレスをカ
ウントアップし、次の走査のマスク位置情報を位置比較
器4へ出力する。そして、マスク範囲発生回路5は、位
置比較器4からの一致信号により、マスク信号を発生す
る。
【0013】図4はこの状態を説明するためのタイムチ
ャートであり、(a)は1走査における画像信号、
(b)は一致信号、(c)はマスク信号、(d)は記録
信号である。図4(b)に示す、位置比較器4から出力
される最初の一致信号41により、マスク発生回路5は
マスク信号42を発生する(図4(c))。このマスク
信号42により、マスクゲート6は閉じられる。そし
て、比較器4から出力される次の一致信号43により、
マスク発生回路5はマスク信号42の発生を停止する。
このことにより、マスクゲート6は開放される。
【0014】以上示したことにより、n番目の走査にお
ける記録画像信号は、マスク信号42が出力されている
間はマスクゲートを通過することができず、主走査の中
の所望の箇所がマスクされた記録信号が得られる(図4
(d))。これが、各副走査毎になされることにより、
全体として、図3に示すように、所望の形状のマスク3
2によりマスクされた画像が得られる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、光
電変換により得られる画像信号のなかで、マスクする領
域の主走査毎の開始位置と終了位置とを用意し、画像信
号の主走査方向の走査量と副走査方向の走査量を計数
し、これら計数値と開始位置および終了位置とを比較
し、主走査の中で、計数値が開始位置と一致した箇所よ
り終了位置と一致した箇所までマスクするようにした。
このため、この発明によれば、多角形などある程度自在
な形状で、あまり複雑な処理を必要とせずに、画像情報
の所望の領域をマスクできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態における画像処理装置
の構成を示す構成図である。
【図2】 図1のマスク位置情報レジスタ1の詳細を示
す構成図である。
【図3】 この発明によるマスクの概念を示す説明図で
ある。
【図4】 図1の画像処理装置の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図5】 従来の画像処理装置の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】 1…マスク位置情報レジスタ、2…X軸カウンタ、3…
Y軸カウンタ、4…位置比較器、5…マスク範囲発生回
路、6…マスクゲート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換により得られる画像信号のなか
    で、所望の形状の領域をマスクして隠す画像処理方法に
    おいて、 前記マスクする領域の主走査毎の開始位置と終了位置と
    を用意し、 前記画像信号の主走査方向の走査量と、副走査方向の走
    査量を計数し、 これら計数値と前記開始位置および終了位置とを比較
    し、 主走査の中で、計数値が開始位置と一致した箇所より終
    了位置と一致した箇所までマスクすることを特徴とする
    画像処理方法。
  2. 【請求項2】 光電変換により得られる画像信号のなか
    で、所望の形状の領域をマスクして隠す画像処理装置に
    おいて、 前記マスクする領域の主走査毎の開始位置と終了位置と
    を格納するマスク位置情報レジスタと、 前記画像信号の主走査方向の走査量を計数するX軸カウ
    ンタと、 前記画像信号の副走査方向の走査量を計数するY軸カウ
    ンタと、 前記X軸カウンタおよびY軸カウンタの計数値と前記マ
    スク位置情報レジスタに格納されている情報とを比較
    し、一致した場合は一致信号を出力する位置比較器と、 前記比較器が前記開始位置との一致により出力した一致
    信号から前記終了位置との一致により出力する一致信号
    までの間、マスク信号を出力するマスク範囲発生回路
    と、 前記マスク範囲発生回路がマスク信号を出力していると
    きはゲートを閉じて、前記画像信号の出力を停止するマ
    スクゲートとを備えたことを特徴とする画像処理装置。
JP7320038A 1995-12-08 1995-12-08 画像処理方法および画像処理装置 Pending JPH09163125A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103990A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Toshiba Corp 液晶ディスプレイドライバおよびそれを搭載する液晶ディスプレイ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05110806A (ja) * 1991-10-17 1993-04-30 Fuji Xerox Co Ltd レーザビームプリンタの白マスク制御装置
JPH0779336A (ja) * 1993-09-07 1995-03-20 Sanyo Electric Co Ltd 部分送信可能なファクシミリ装置

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