JPH09161630A - 固体絶縁開閉装置 - Google Patents

固体絶縁開閉装置

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JPH09161630A
JPH09161630A JP31699995A JP31699995A JPH09161630A JP H09161630 A JPH09161630 A JP H09161630A JP 31699995 A JP31699995 A JP 31699995A JP 31699995 A JP31699995 A JP 31699995A JP H09161630 A JPH09161630 A JP H09161630A
Authority
JP
Japan
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container
outer diameter
contact case
resin
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP31699995A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohito Katsumata
清仁 勝又
Sada Honna
貞 本名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH09161630A publication Critical patent/JPH09161630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体絶縁開閉装置の小形化を図る。 【解決手段】 真空インタラプタ10における容器36
の外周面を囲繞する絶縁ゴムテープ30の外径寸法とコ
ンタクトケース22の外周面の外径寸法とを略同じに設
定し、上部導体18を延長して容器36を囲繞する筒部
18aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体絶縁開閉装置に
関し、極柱の構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】開閉装置には、充電部を樹脂でモールド
して絶縁した固体絶縁開閉装置がある。固体絶縁開閉装
置は、図2に示すように、充電部を樹脂であるレジンで
モールドした部分と、真空インタラプタを操作する操作
部等とから構成されている。図2に示すように、固体絶
縁開閉装置は固定部1と可動部2とに分けられ、可動部
2には車輪3が設けられていて搬出,搬入が可能であ
る。
【0003】まず、固定部1について説明する。図中、
4は三相分のケーブル、5はケーブル4に接続されたケ
ーブル側断路部、6は接地開閉器、7は接地開閉器6を
操作する操作箱、8は三相分の母線、9は母線側断路部
である。
【0004】次に、可動部2について説明する。16は
極柱、10は三相分の真相インタラプタ、11,12は
真空インタラプタ10から導出されてケーブル側断路部
5,母線側断路部9に接続される外部導体、13は真空
インタラプタ10を操作する操作部、14は制御部、1
5はねじ結合により可動部2を固定部1に結合したり分
離したりするためハンドルによって回されるねじ軸であ
る。
【0005】ここで極柱16の構造を図3に基づいて詳
細に説明する。真空インタラプタ10は、絶縁筒33の
両端をフランジ34,35で閉塞して容器36を形成
し、容器36の上下から固定リード棒37,可動リード
棒38が突出した状態になっている。そして、外部導体
11と一体の上部導体18がボルト19を介して固定リ
ード棒37に結合されている。一方、フランジ35には
可動リード棒38を囲繞するリング20の端面が結合さ
れており、リング20の外周面に形成したV溝内に止め
ねじ21の先端を押圧することによって銅又はアルミニ
ウムからなるコンタクトケース22が容器36の下に結
合されている。そして、可動リード棒38はリングコン
タクト23を介してコンタクトケース22に対して摺動
自在に設けられている。可動リード棒38を駆動するた
めに、ピン24を介して回動自在にコンタクトケース2
2に支持されたレバー25がピン26を介して可動リー
ド棒38に結合される一方、ピン27を介してロッド2
8の一端に結合されている。なお、32は外部導体12
の端部をコンタクトケース22に結合するための孔であ
る。
【0006】以上のようにして結合された上部導体1
8,真空インタラプタ10,コンタクトケース22等か
らなる内部組立部がレジン29によってモールドされて
いる。
【0007】上記の極柱16は、内部組立部をモールド
用金型の内部にセットし、加熱して溶融したレジンを金
型内に注入して冷却硬化させる。レジンが冷却硬化した
後も温度が下がると、内部組立部とレジンとの熱膨張率
の差によって熱応力が生じる。そのため、許容応力の小
さい真空インタラプタ10を守る目的で、軸方向での応
力を緩和するためにゴムクッション31が設けられる一
方、周方向での応力を緩和するために絶縁ゴムテープ3
0が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、軸方向での
熱応力を吸収するために容器36及びコンタクトケース
22と、レジン29との間の滑りを円滑にする目的で故
意に容器36の外径寸法を大きくしてコンタクトケース
22の外径寸法に合わせており、容器36の外径寸法が
大きすぎる。また、真空インタラプタ10の発生する熱
は金属である上部導体18,コンタクトケース22へ伝
わり易く容器36へは伝わりにくいため、発熱にみあう
だけの熱をレジン29の外周面から大気中へ放出するに
は上部導体18,コンタクトケース22の外径寸法と更
にはレジン29の外径寸法を大きくして表面積を大きく
しなければならず、固体絶縁開閉装置の小形化が図れな
い。
【0009】そこで本発明は、斯る課題を解決した固体
絶縁開閉装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの本発明の構成は、熱膨張率の差による容器,コンタ
クトケースと樹脂との伸縮差を吸収するために、真空イ
ンタラプタの容器を囲繞する絶縁ゴムの外径寸法とコン
タクトケースの外径寸法とを略同一に設定し、熱伝導率
の大きい上部導体,コンタクトケースと樹脂との接触面
積を大きくするために、上部導体又はコンタクトケース
の少なくともいずれか一方を延長して容器を囲繞する筒
部を形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例は従来の固
体絶縁開閉装置の一部を改良したものなので、従来と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分
のみを説明する。
【0012】本発明による固体絶縁開閉装置における極
柱の構成を、図1に示す。真空インタラプタ10におけ
る容器36の外径寸法は、従来はコンタクトケース22
の外径寸法と略同じにするために必要以上に大きな寸法
に設定していたが、本発明では従来に比べてより小さく
設定し、容器36を囲繞する絶縁ゴムテープ30の外径
寸法とコンタクトケース22の外径寸法とが略同一にな
るように設定している。容器36の外径寸法を大きくし
なくてもよいことから、容器36の外径寸法は真空イン
タラプタ10の電極の外径寸法を基準にして決定されて
いる。
【0013】そして、容器36の外径寸法を小さくした
ことから、コンタクトケース22の外径寸法と略同一寸
法の筒部18aが容器36の上部を囲繞するようにして
上部導体18から延長して設けられる。上部導体18に
筒部18aを形成したのは、真空インタラプタ10の発
生する熱のうちの上部導体18を介してレジン29へ伝
わる量がより多くなるようにして放熱効果を高めるため
である。
【0014】次に、斯かる固体絶縁開閉装置の作用を説
明する。上部導体18と真空インタラプタ10とコンタ
クトケース22等からなる内部組立部とレジン29との
熱膨張率の差による軸方向の相対的な伸縮は同一外径寸
法の絶縁ゴムテープ30,コンタクトケース22とレジ
ン29との間で滑りが生じることによって吸収される。
【0015】真空インタラプタ10が発生する熱は、上
部導体18及びコンタクトケース22を介してレジン2
9へ伝わり、レジン29の外周面から大気中へ放出され
る。上部導体18に筒部18aを形成したので、上部導
体18とレジン29との接触面積が従来よりも大きく、
レジン29へより多くの熱が伝わる。従って、放熱効果
が従来よりも優れている。
【0016】なお、容器36を囲繞する筒部を形成した
のは、放熱効果を高めるためなので、上部導体18に代
えてコンタクトケース22を上方へ向かって延長して容
器36を囲繞するようにしてもよい。また、上部導体1
8とコンタクトケース22との双方を容器36へ向かっ
て延長してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる固体絶縁開閉装置によれば上部導体とコンタクトケ
ースとのうちの少なくともいずれか一方を遮断部の容器
へ向かって筒状に延長することで放熱効果を向上させた
ので、その分だけ上部導体,コンタクトケースの長さを
短くすることが可能になり、固体絶縁開閉装置全体が小
形化される。また、容器の外径寸法を従来のように大き
くする必要がないので、遮断部も小形化されかつコスト
が安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体絶縁開閉装置における極柱の
構成図。
【図2】従来の固体絶縁開閉装置の構成図。
【図3】従来の固体絶縁開閉装置における極柱の構成
図。
【符号の説明】
10…真空インタラプタ 11,12…外部導体 16…極柱 18…上部導体 18a…筒部 22…コンタクトケース 23…リングコンタクト 29…レジン 30…絶縁ゴムテープ 31…ゴムクッション 36…容器 37…固定リード棒 38…可動リード棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断部における固定リード棒に一方の外
    部導体を結合し、可動リード棒の外端部と摺動するコン
    タクトケースを遮断部の容器に結合するとともにコンタ
    クトケースに他方の外部導体を結合し、一方の外部導体
    と遮断部の容器とコンタクトケースとを樹脂で被った固
    体絶縁開閉装置において、 前記容器の外周面を絶縁ゴムで覆うとともに絶縁ゴムの
    外径寸法と前記コンタクトケースの外径寸法とを略同一
    寸法に設定し、前記コンタクトケースの反遮断部側の面
    と樹脂との間にゴムを介在させ、前記外部導体と前記コ
    ンタクトケースとのうちの少なくともいずれか一方を筒
    状にして延長し前記容器を囲繞する状態にしたことを特
    徴とする固体絶縁開閉装置。
JP31699995A 1995-12-06 1995-12-06 固体絶縁開閉装置 Pending JPH09161630A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001110287A (ja) * 1999-10-04 2001-04-20 Toshiba Corp スイッチギア
KR100492755B1 (ko) * 2002-11-07 2005-06-07 엘에스산전 주식회사 진공차단기의 절연장치
KR101040227B1 (ko) * 2011-03-08 2011-06-09 주식회사 비츠로테크 가스 절연과 고체 절연을 병용하는 복합 절연 방식의 개폐 장치 및 전원 단자 결합 방법
CN107275145A (zh) * 2017-06-08 2017-10-20 山东泰开高压开关有限公司 一种快速机械式开关以及使用该快速机械式开关的高压电力系统

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