JPH09161273A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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Publication number
JPH09161273A
JPH09161273A JP7318743A JP31874395A JPH09161273A JP H09161273 A JPH09161273 A JP H09161273A JP 7318743 A JP7318743 A JP 7318743A JP 31874395 A JP31874395 A JP 31874395A JP H09161273 A JPH09161273 A JP H09161273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
data
optical
tracks
optical disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP7318743A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Wada
康弘 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7318743A priority Critical patent/JPH09161273A/ja
Publication of JPH09161273A publication Critical patent/JPH09161273A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの回転速度を上げることなくデー
タの読み出しの高速化を図れる光ディスク再生装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 複数本のトラックを螺旋状に設けた光デ
ィスク11と、光ディスク11のトラックの本数と同数
のレーザ光の焦点を持つピックアップユニット23と、
レーザ光の焦点を所定のトラックに追従させる手段と、
同時に読み出される複数のRF信号をデータに変換し順
次出力する手段とで構成される。したがって複数のトラ
ックを同時に読み出すことができ、さらに連続読み出し
の際にトラックジャンプの必要がないため光ディスク1
1の回転速度を上げることなく高速にデータを読み出す
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクのデー
タ読み出し速度の高速化を図れる光ディスク再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の光ディスクの平面図、図
4は従来の光ディスク再生装置の構成図である。図3に
おいて1は光ディスク、2はデータが記憶されているト
ラックであり、このトラック2は1本の螺旋状に形成さ
れている。図4において、3はピックアップユニットで
あって、レーザ発光素子(図示省略)から射出したレー
ザ光を光ディスク1のピット面に照射し、光ディスク1
からの反射光を電気信号に変換する光学ユニット4と、
光学ユニット4を光ディスク1の半径方向に移動させる
駆動ユニット5とから構成される。6はRFアンプであ
って、ピックアップユニット3から得られた電気信号を
増幅し、RF信号として後述するデジタルシグナルプロ
セッサ(以下、DSPと略称する)7に供給する。8は
アクチュエータドライバで、DSP7の制御信号によ
り、光ディスク1の所定のトラック位置のRF信号が得
られるようにピックアップユニット3のアクチュエータ
(図示省略)を駆動する。9はスピンドルドライバで、
DSP7の制御信号により、光ディスク1が所定の回転
速度になるようにスピンドルモータ10を駆動する。デ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)7は、RF信号に
基づいて、ピックアップユニット3から出力されるレー
ザ光の焦点を所定のトラック位置に合わせるようにアク
チュエータドライバ8を制御し、併せて光ディスク1が
所定の回転速度になるようにスピンドルドライバ9を制
御するためのサーボコントロール機能を有する。さら
に、RF信号をデコードし光ディスク1の記録内容をデ
ータに変換する機能を有する。
【0003】以上のような構成を有する従来の光ディス
ク再生装置について、以下に動作を説明する。ディスク
1には1本のトラックが螺旋状に形成されており、ピッ
クアップユニット3から射出される1個のレーザ光の焦
点によってデータが読み出される。この時、光ディスク
1の情報を読み出すためには、光ディスク1を線速度一
定で回転させる必要がある。そのため、通常はRFアン
プ6から出力されるRF信号とDSP7内部の基準クロ
ックとが同期を取るように、スピンドルドライバ9を介
してスピンドルモータ10の回転数の加減速制御を行い
データ再生を行う。従って、光ディスク1の情報を読み
出す場合、アドレスによって(光ディスク1上の位置に
よって)スピンドルモータ10の回転数が異なることに
なる。
【0004】また、動画を滑らかに再生するために、高
速にデータを読み出す必要性があるが、データ転送速度
を向上させる方法として光ディスク1に記述されている
線速度の2倍や4倍の速度でデータを読み出す方法が一
般的に採用されている。このとき、高速にデータを読み
出すために、標準速再生時に比べ、2倍速再生または4
倍速再生では、2倍または4倍の回転数及び回転帯域が
必要となる。そのため、回転速度の加減速時に、標準速
再生時よりも消費電力が増加したりする。このため、光
ディスクを高速回転させずに転送速度を上げるために、
光学ユニット4から射出されるレーザ光の焦点を複数個
生成し、光ディスク1の複数のトラックを同時に読み出
すことで、データ転送速度を向上させる方法が考えられ
ている。このとき、光ディスク1が標準速で1回転する
間に標準速再生時に比べ焦点の個数倍、高速にデータを
読み出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ディスク
再生装置では、データ転送速度を向上させるためにレー
ザ光の焦点を複数にして同時にデータを読み出すが、光
ディスク1上のトラック2は螺旋状に1本作られている
ため、複数個の焦点で隣り合ったトラック2のデータを
読み出すと、光ディスク1が1回転したあと読み出され
るデータは隣りのレーザ光の焦点によって既に読み出さ
れているデータであるため、トラックジャンプを(焦点
の個数−1)本行う必要がある。このため、光ディスク
1が一回転する毎にトラックジャンプを行わなければな
らないため、連続してデータを読み出すことができず、
レーザ光の焦点を複数にした分だけの効率の向上が望め
なかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ディスクの
トラックが複数本の螺旋状に形成され、光学ユニットは
トラックの本数と同じ数のレーザ光の焦点を隣り合う焦
点との間隔が光ディスクの隣り合うトラックとの間隔と
等距離になるように形成することにより、光ディスクが
一回転する間に複数本のトラックから同時にデータを得
ることができ、さらに連続読み出しを行う際に、光ディ
スクを高速回転させることなくデータ読み出しを高速に
行うようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】上記構成により、光ディスクが1
回転した後のトラックジャンプをする必要がなくなるた
め、連続読み出し時のデータ転送を高速に行うことがで
きる。
【0008】以下本発明の一実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施の形態
による光ディスクの平面図、図2は同光ディスク再生装
置の構成図である。図1において、11は光ディスク、
12は光ディスク11上に形成されている第1番目のト
ラック、13は第2番目のトラック、14は第N番目の
トラックである。第1番目のトラック12から第N番目
のトラック14までのN本のトラックはそれぞれが独立
した螺旋状のトラックとして形成されており、第1番目
のトラック12と第2番目のトラック13間、第N番目
のトラック14と第1番目のトラック12間などの隣り
合うトラック間は一定である。
【0009】図2において、23はピックアップユニッ
トで、光ディスク11上に形成されているトラックの本
数Nと同数のレーザ光の焦点を隣り合う焦点の距離がト
ラックの間隔と等しくなるように形成し、光ディスク1
1からの反射光を電気信号に変換する光学ユニット21
と、N個の焦点を形成する光学ユニット21を光ディス
ク11の半径方向に移動させる駆動ユニット22で構成
されている。24はRFアンプで複数個あり、ピックア
ップユニット23から得られたN個の電気信号を増幅
し、N個のRF信号として後述するDSP27に供給す
る。
【0010】25はアクチュエータドライバで、DSP
27の制御信号により、光ディスク11の所定のトラッ
ク位置のRF信号が得られるようにピックアップユニッ
ト23のアクチュエータ(図示省略)を駆動する。26
はスピンドルドライバで、DSP27の制御信号によ
り、光ディスク11が所定の回転速度になるようにスピ
ンドルモータ28を駆動する。27はDSPで、1つの
RF信号からアクチュエータドライバ25を制御するア
クチュエータ制御ブロック271と、1つのRF信号か
らスピンドルドライバ26を制御するスピンドル制御ブ
ロック272と、N個のRF信号を同時にN個のデータ
に変換するデータ変換ブロック273と、N個の変換さ
れたデータを順次出力する出力ブロック274から構成
されている。
【0011】次に動作を説明する。まず、予め決められ
た特定の1個のレーザ光の焦点から得られるRF信号に
基づいて、DSP27はアクチュエータドライバ25に
ピックアップユニット23から出力されるN個のレーザ
光の焦点のうちの特定の1個を光ディスク11上のN重
螺旋状になっているトラックのうちの特定の1本に合わ
せるように制御信号を出力する。さらに、この特定の1
個の焦点から得られるRF信号に基づいて、DSP27
はスピンドルドライバ26に光ディスクを所定の回転速
度に合わせるように制御信号を出力する。これにより、
ピックアップユニット23は各焦点が光ディスク11に
形成されているトラック間隔と同じ間隔で形成されるよ
うに構成されているため、N個の焦点をN本のトラック
位置に合わせることができ、同時にN個の電気信号を得
ることができる。同時に得られたN個の電気信号は、R
Fアンプ24でそれぞれ増幅されてN個のRF信号とし
てDSP27へ送られる。
【0012】N個のRF信号のうちのある1つの特定の
RF信号はアクチュエータ制御ブロック271とスピン
ドル制御ブロック272とデータ変換ブロック273に
入力される。その他の(N−1)個のRF信号はデータ
変換ブロック273にのみ入力される。アクチュエータ
制御ブロック271およびスピンドル制御ブロック27
2に入力されたRF信号は、ピックアップユニット23
から出力されるN個のレーザ光の焦点を所定のトラック
位置に合わせるように駆動ユニット22を制御し、また
光ディスク11を所定の回転速度にあわせるようにスピ
ンドルモータ28を制御することに利用される。
【0013】データ制御ブロック273に入力されたN
個のRF信号はデコードされてN個のデータに変換され
る。N個のデータは出力ブロック274に入力されて順
次出力される。この時、一定時間で読み出されるデータ
は標準速再生時に読み出されるデータのN倍となり、デ
ータ転送時間を標準速再生時の1/Nの時間で出力する
ことで、転送速度をN倍にすることができる。また、光
ディスク11が一回転してもピックアップユニット23
がジャンプする必要がないため常にデータの読み出しを
することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、標準速再生時のN倍の
データを得ることができるうえ、光ディスクが1回転す
る毎にピックアップユニットがジャンプする必要がない
ため、効率よく高速度で光ディスクのデータを読み出す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による光ディスクの平面
【図2】本発明の一実施の形態による光ディスク再生装
置の構成図
【図3】従来の光ディスクの平面図
【図4】従来の光ディスク再生装置の構成図
【符号の説明】
11 光ディスク 12 第1番目のトラック 13 第2番目のトラック 14 第N番目のトラック 21 光学ユニット 22 駆動ユニット 23 ピックアップユニット 24 RFアンプ 25 アクチュエータドライバ 26 スピンドルドライバ 27 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 28 スピンドルモータ 271 アクチュエータ制御ブロック 272 スピンドル制御ブロック 273 データ変換ブロック 274 出力ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクと、複数個のレーザ光を前記光
    ディスクのピット面に照射し、その反射光を電気信号に
    変換する光学ユニットと、この光学ユニットを前記光デ
    ィスクの半径方向に移動させる駆動ユニットと、前記光
    学ユニットと前記駆動ユニットから構成されるピックア
    ップユニットと、このピックアップユニットから得られ
    た電気信号を増幅しRF信号を生成する複数個のRFア
    ンプと、このRFアンプから出力されるRF信号に基づ
    いて前記駆動ユニット及びスピンドルモータを制御しさ
    らにRF信号をデコードし光ディスクの記憶内容をデー
    タに変換するデジタルシグナルプロセッサとを具備し、
    前記光ディスクのトラックが複数本の螺旋状に形成さ
    れ、前記光学ユニットは前記トラックの本数と同じ数の
    レーザ光の焦点を隣り合う焦点との間隔が前記光ディス
    クの隣り合うトラックとの間隔と等距離になるように形
    成することにより、前記光ディスクが一回転する間に複
    数本のトラックから同時にデータを得ることができ、さ
    らに連続読み出しを行う際に、光ディスクを高速回転さ
    せることなくデータ読み出しを高速に行うことを特徴と
    する光ディスク再生装置。
JP7318743A 1995-12-07 1995-12-07 光ディスク再生装置 Pending JPH09161273A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7318743A JPH09161273A (ja) 1995-12-07 1995-12-07 光ディスク再生装置

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JP7318743A JPH09161273A (ja) 1995-12-07 1995-12-07 光ディスク再生装置

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JPH09161273A true JPH09161273A (ja) 1997-06-20

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ID=18102452

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7318743A Pending JPH09161273A (ja) 1995-12-07 1995-12-07 光ディスク再生装置

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JP (1) JPH09161273A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038154A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. An optical record carrier
WO2006129213A3 (en) * 2005-05-31 2007-03-08 Koninkl Philips Electronics Nv Optical system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006038154A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. An optical record carrier
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