JPH09159945A - ミラー角度検出装置及び検出方法 - Google Patents

ミラー角度検出装置及び検出方法

Info

Publication number
JPH09159945A
JPH09159945A JP7344629A JP34462995A JPH09159945A JP H09159945 A JPH09159945 A JP H09159945A JP 7344629 A JP7344629 A JP 7344629A JP 34462995 A JP34462995 A JP 34462995A JP H09159945 A JPH09159945 A JP H09159945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
movable mirror
mirror
position sensor
reflected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7344629A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiichiro Chiba
貞一郎 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP7344629A priority Critical patent/JPH09159945A/ja
Priority to TW085113402A priority patent/TW318894B/zh
Priority to KR1019960058271A priority patent/KR970048691A/ko
Priority to PCT/JP1996/003538 priority patent/WO1997021132A1/ja
Priority to EP96939353A priority patent/EP0869384A4/en
Publication of JPH09159945A publication Critical patent/JPH09159945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/105Scanning systems with one or more pivoting mirrors or galvano-mirrors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/26Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light
    • G01D5/28Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with deflection of beams of light, e.g. for direct optical indication
    • G01D5/30Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with deflection of beams of light, e.g. for direct optical indication the beams of light being detected by photocells

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常使用する微小角度範囲での可動ミラーの
角度偏差が検出できると共に、光加工機の小型化にも対
応可能なミラー角度検出装置及び検出方法を提供する。 【解決手段】 可動ミラー82の一つの面に主レーザ光
95を反射する第1ミラー9を形成すると共に、可動ミ
ラー82の他の面には位置検出用光10を反射して位置
センサ3に導く第2ミラー2を形成又は取着する。ま
た、位置検出用光10の可動ミラー82による反射光が
伝搬する光路中に結像レンズ5を配設し、結像レンズ5
の像側焦点位置に結像レンズ5からの出射光を受光する
位置センサ3を配設する。位置検出用光10の可動ミラ
ー82による反射光の伝搬する光路中で、かつ、可動ミ
ラー82と結像レンズ5との間に、アフォーカル系を構
成する光学系6、7を配設してもよい。さらに、位置検
出用光10の可動ミラー82による反射光の伝搬する光
路中に、反射を繰り返しながら光路を延長する光学系1
1、12、13を配設してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガルバノメータ型
オプティカルスキャナを使用して光ビームを走査し加工
する光加工機における可動ミラーの角度検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ビームを走査し加工する光加工機に
は、例えば厚膜及び薄膜のトリミング装置、半導体パッ
ケージ等の表面に絵柄や文字を刻印するレーザマーカ装
置等がある。これらの装置は、高速に回転する可動ミラ
ーに光ビームを入射し、その反射光を加工対象物の表面
に照射して加工している。可動ミラーを回転させるアク
チュエータとして、従来からガルバノメータ型オプティ
カルスキャナ(以後、ガルバノスキャナと呼ぶ)が使用
されている。通常、ガルバノスキャナは位置検出センサ
を内蔵しているが、この位置検出センサの出力が温度ド
リフトし易いので、周囲温度の変化によってガルバノス
キャナの停止角度にドリフトが生じる。
【0003】この温度ドリフトの問題を解決するため
に、従来からガルバノスキャナの回転角度を補正する様
々な提案がなされている。例えば、実開平3−4952
2号の公報には図11及び図12に示されるような位置
検出センサの補正手段を備えたレーザ光走査装置の一例
が提案されている。図11及び図12はそれぞれ可動ミ
ラーの角度補正手段を有するレーザ光走査装置の構成図
及びその制御構成ブロック図であり、以下同図を参照し
て説明する。
【0004】ガルバノスキャナ81によって回動される
可動ミラー82には加工のための主レーザ光95が所定
角度(例えば、45°)で入射し、その反射光はfθレ
ンズ84を介して加工対象の試料面85上に集光され
る。レーザ光は、図示していないレーザ発振器からミラ
ー83を介して可動ミラー82に入射している。また、
位置検出用のレーザ光96は半導体レーザ86から出射
され、コリメートレンズ87によって平行光にされた
後、上記主レーザ光95の入射角度とは異なる所定角度
で可動ミラー82に入射する。可動ミラー82による反
射光は、円柱レンズ98を介してラインセンサ89上に
集光され、可動ミラー82が回転すると、集光位置はラ
インセンサ89の長手方向に移動する。ここで、ライン
センサ89は受光位置の光の強度を電気的な信号(例え
ば、電圧信号や電流信号)に変換して受光位置を検出す
るものであり、その受光位置に基づいて可動ミラー82
の回転角度を検出している。
【0005】図12において、ラインセンサ89によっ
て検出された集光位置情報は偏差信号出力回路90に入
力され、偏差信号出力回路90は上記位置情報に応じて
アナログの偏差信号をD/Aコンバータ91に出力す
る。D/Aコンバータ91は、この偏差信号によってD
/A出力の基準電圧を変化させている。D/Aコンバー
タ91は図示していない外部装置等からのディジタル信
号の位置指令を上記の基準電圧に基づいてアナログ信号
に変換し、そのアナログ位置指令をサーボアンプ92に
出力する。また、サーボアンプ92にはガルバノスキャ
ナ81に内蔵された位置検出センサ(図示せず)からの
位置信号が入力されていて、サーボアンプ92は上記位
置指令と位置検出センサからの位置信号とを比較し、そ
の偏差が0になるようにガルバノスキャナの回転を制御
する。さらに、温度制御アンプ93はガルバノスキャナ
81の周囲に巻き付けられたシート状のヒータ(図示せ
ず)の電流を制御してガルバノスキャナ81のヒータ温
度を制御している。
【0006】次に、上記のような構成における角度補正
手段の作用を説明する。まず、ガルバノスキャナ81の
温度が一定になったとき、ガルバノスキャナ81を最大
振幅にし、半導体レーザ86のレーザ光96を可動ミラ
ー82に入射する。そして、この反射光がラインセンサ
89の長さの中心に戻ってくるように、ラインセンサ8
9や半導体レーザ86等の位置を予め調整しておく。ま
た、このとき、偏差信号出力回路90からの偏差信号は
0となるようにしているので、D/Aコンバータ91は
出力の基準電圧を補正しない。したがって、D/Aコン
バータは位置指令を補正せずに、そのままサーボアンプ
92に出力する。
【0007】稼働中にガルバノスキャナ81の周囲温度
や自身の発熱による温度変化が生じると、ガルバノスキ
ャナ81に内蔵の位置センサの出力ゲインの温度ドリフ
トが発生する。これによって、ガルバノスキャナ81の
最大振幅のときの可動ミラー82の振れ角度が変化する
ので、レーザ光96のラインセンサ89上での集光位置
が変化する。ラインセンサ89からのこの位置情報の変
化量に応じて、偏差信号出力回路90は偏差信号をD/
Aコンバータ91に出力し、D/Aコンバータ91はこ
の偏差信号により出力の基準電圧を変化させる。これに
よって、D/Aコンバータ91に入力されたディジタル
の位置指令はこの偏差信号によりゲイン補正され、サー
ボアンプ92に出力されることになる。したがって、サ
ーボアンプ92は補正された位置指令でガルバノスキャ
ナ81を駆動するので、可動ミラー82はゲインドリフ
トの影響を受けることなく回転され、主レーザ光95が
正確に位置決めされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
可動ミラー82の角度補正手段によって補正を行うとき
は、通常使用している角度範囲と異なる補正のための所
定角度(上記の例では、最大振幅)に可動ミラー82を
駆動し、この角度でのラインセンサ89上の集光位置の
偏差に基づいて位置指令の補正を行っている。このた
め、しばしば実加工作業を中断して補正作業を行わなけ
ればならず、光加工機の稼働効率が低下し、作業性が悪
くなっている。
【0009】また、上記のような補正手段によって、通
常使用するような微小角度での補正を行おうとすると、
半導体レーザ86からのレーザ光96の反射光がライン
センサ89上に集光する位置の変化量は非常に小さくな
ってしまう。このとき、ラインセンサ89の位置検出分
解能では、上記集光位置の微小の変化量を検出できな
い。よって、このような微小角度で可動ミラー82の角
度補正を行おうとすると、半導体レーザ86から可動ミ
ラー82を介してラインセンサ89までのレーザ光96
の光路長を大きくする必要がある。しかしながら、この
ためにはこれらの光学ユニット間の距離を長くしなけれ
ばならず、これは光加工機の大きさの制約により実現が
困難となっている。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、通常使用する微小角度範囲での可動ミラ
ーの角度偏差が検出できると共に、光加工機の小型化に
も対応可能なミラー角度検出装置及び検出方法を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、主レー
ザ光95を反射しながら回転して対象物を加工し、か
つ、位置検出用光10を反射して回転角度を検出される
可動ミラー82と、可動ミラー82が反射した位置検出
用光10を受光することによって可動ミラー82の回転
角度を検出する位置センサ3とを有する光加工機のミラ
ー角度検出装置において、可動ミラー82の一つの面に
主レーザ光95を反射する第1ミラー9を形成すると共
に、可動ミラー82の他の面には位置検出用光10を反
射して位置センサ3に導く第2ミラー2を形成又は取着
した構成としている。
【0012】請求項1に記載の発明によると、可動ミラ
ーの一つの面に形成又は取着された第2ミラーは位置検
出用光を反射して位置センサに導き、この位置センサに
よって可動ミラーの回転角度が検出される。この第2ミ
ラーは主レーザ光を反射する第1ミラーと異なった面に
設けているので、第2ミラーの表面は出力パワーの大き
い主レーザ光による発熱での表面の歪み等の影響を受け
ることがなくなる。よって、第2ミラーから反射した位
置検出用光による可動ミラーの微小回転角度の検出が正
確にできる。
【0013】請求項2に記載の発明は、主レーザ光95
を反射しながら回転して対象物を加工し、かつ、位置検
出用光10を反射して回転角度を検出される可動ミラー
82と、可動ミラー82が反射した位置検出用光10を
受光することによって可動ミラー82の回転角度を検出
する位置センサ3とを有する光加工機のミラー角度検出
装置において、位置検出用光10の可動ミラー82によ
る反射光が伝搬する光路中に配設された結像レンズ5
と、結像レンズ5の像側焦点位置に配設された位置セン
サ3とを備えた構成としている。
【0014】請求項2に記載の発明によると、位置検出
用光は可動ミラーにより反射され、結像レンズを介して
その像側焦点位置に配設された位置センサ上に集光され
る。このとき、可動ミラーの微小回転角度Δθによる位
置センサ上での集光位置の移動量yは、結像レンズの焦
点距離fによって増幅され、「y=f×2×Δθ」で表
される。よって、可動ミラーの微小回転角度Δθが位置
センサの最小検出分解能より小さい場合でも、結像レン
ズの焦点距離fを所定値に設定することにより、位置セ
ンサ上での集光位置の移動量yを上記最小検出分解能よ
り大きくできる。したがって、通常使用している可動ミ
ラーの微小角度範囲でミラー角度検出が可能となる。ま
た、結像レンズを可動ミラーによる反射光の光路中に配
設するのみでよいので、光学ユニットもコンパクトにな
り、加工機の小型化に対応できる。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記ミラー角度
検出装置において、位置検出用光10の可動ミラー82
による反射光の伝搬する光路中で、かつ、可動ミラー8
2と結像レンズ5との間に、アフォーカル系を構成する
光学系6、7を配設している。
【0016】請求項3に記載の発明によると、位置検出
用光は可動ミラーにより反射され、アフォーカル系を構
成する光学系及び結像レンズを介してその像側焦点位置
に配設された位置センサ上に集光される。これにより、
結像レンズの焦点距離fはアフォーカル系を構成する光
学系の焦点距離の比率によって増幅される。したがっ
て、このアフォーカル系を構成する光学系の焦点距離の
比率を所定の大きさに設定することにより、等価的に大
きな焦点距離の結像レンズが得られ、前記請求項2に記
載の作用と同様に、位置センサ上での集光位置の移動量
yを位置センサの最小検出分解能より大きくできる。こ
の結果、通常使用している可動ミラーの微小角度範囲で
ミラー角度検出が可能となる。また、結像レンズ及びア
フォーカル系を構成する光学系を可動ミラーによる反射
光の光路中に配設するのみでよいので、光学ユニットも
コンパクトになり、加工機の小型化に対応できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、主レーザ光95
を反射しながら回転して対象物を加工し、かつ、位置検
出用光10を反射して回転角度を検出される可動ミラー
82と、可動ミラー82が反射した位置検出用光10を
受光することによって可動ミラー82の回転角度を検出
する位置センサ3とを有する光加工機のミラー角度検出
装置において、位置検出用光10の可動ミラー82によ
る反射光の伝搬する光路中に、反射を繰り返しながら光
路を延長する光学系11、12、13を配設した構成と
している。
【0018】請求項4に記載の発明によると、位置検出
用光は可動ミラーにより反射され、反射を繰り返しなが
ら光路を延長する光学系を介して位置センサ上に集光さ
れる。これによって、可動ミラーから位置センサまでの
全光路長Lは、上記反射を繰り返しながら光路を延長す
る光学系の物理的な寸法に比して長くなる。このとき、
可動ミラーの微小回転角度Δθによる位置センサ上での
集光位置の移動量yは、上記反射を繰り返しながら光路
を延長する光学系の光路を含む全光路長Lによって増幅
され、「y=L×2×Δθ」で表される。よって、可動
ミラーの微小回転角度Δθが位置センサの最小検出分解
能より小さい場合でも、上記反射を繰り返しながら光路
を延長する光学系の光路を所定値に設定することによ
り、位置センサ上での集光位置の移動量yを上記最小検
出分解能より大きくできる。したがって、通常使用して
いる可動ミラーの微小角度範囲でミラー角度検出が可能
となる。また、反射を繰り返しながら光路を延長する光
学系を可動ミラーによる反射光の光路中に配設するのみ
でよいので、光学ユニットもコンパクトになり、加工機
の小型化に対応できる。
【0019】請求項5に記載の発明は、回転可能な可動
ミラー82によって主レーザ光95を反射しながら対象
物を加工すると共に、可動ミラー82が反射した位置検
出用光10を位置センサ3で受光することによって可動
ミラー82の回転角度を検出する光加工機のミラー角度
検出方法において、可動ミラー82の一つの面に形成し
た第1ミラー9で主レーザ光95を反射して加工し、可
動ミラー82の他の面に設けた第2ミラー2に位置検出
用光10を入射し、第2ミラー2の反射光を位置センサ
3で受光する方法としている。
【0020】請求項5に記載の発明によると、主レーザ
光を反射する第1ミラーと異なった面に第2ミラーを設
け、この第2ミラーが位置検出用光を反射して位置セン
サに導き、この位置センサによって可動ミラーの回転角
度が検出される。よって、出力パワーの大きい主レーザ
光による発熱のために第2ミラーの表面が歪み等の影響
を受けることがなくなる。この結果、第2ミラーから反
射した位置検出用光による可動ミラーの微小回転角度の
検出が正確にできる。
【0021】請求項6に記載の発明は、回転可能な可動
ミラー82によって主レーザ光95を反射して対象物を
加工すると共に、可動ミラー82が反射した位置検出用
光10を位置センサ3で受光することによって可動ミラ
ー82の回転角度を検出する光加工機のミラー角度検出
方法において、位置検出用光10の可動ミラー82によ
る反射光を結像レンズ5に入射し、結像レンズ5からの
出射光を結像レンズ5の像側焦点位置に位置する位置セ
ンサ3で受光することにより、可動ミラー82の回転角
度の変位量を増幅して位置センサ3上の集光位置の移動
量に変換する方法としている。
【0022】請求項6に記載の発明によると、位置検出
用光は可動ミラーにより反射され、結像レンズを介して
その像側焦点位置に配設された位置センサ上に集光され
る。このとき、可動ミラーの微小回転角度Δθによる位
置センサ上での集光位置の移動量yは、結像レンズの焦
点距離fによって増幅され、「y=f×2×Δθ」で表
される。よって、可動ミラーの微小回転角度Δθが位置
センサの最小検出分解能より小さい場合でも、結像レン
ズの焦点距離fを所定値に設定することにより、位置セ
ンサ上での集光位置の移動量yを上記最小検出分解能よ
り大きくできる。したがって、通常使用している可動ミ
ラーの微小角度範囲でミラー角度検出が可能となる。ま
た、結像レンズを可動ミラーによる反射光の光路中に配
設するのみでよいので、光学ユニットもコンパクトにな
り、加工機の小型化に対応できる。
【0023】請求項7に記載の発明は、位置検出用光1
0の可動ミラー82による反射光をアフォーカル系を構
成する光学系6、7に入射し、このアフォーカル系を構
成する光学系6、7からの出射光を結像レンズ5に入射
し、結像レンズ5からの出射光を結像レンズ5の像側焦
点位置に位置する位置センサ3で受光することにより、
可動ミラー82の回転角度の変位量を増幅して位置セン
サ3上の集光位置の移動量に変換する方法としている。
【0024】請求項7に記載の発明によると、位置検出
用光は可動ミラーにより反射され、アフォーカル系を構
成する光学系及び結像レンズを介してその像側焦点位置
に配設された位置センサ上に集光される。これにより、
結像レンズの焦点距離fはアフォーカル系を構成する光
学系の焦点距離の比率によって増幅される。したがっ
て、このアフォーカル系を構成する光学系の焦点距離の
比率を所定の大きさに設定することにより、等価的に大
きな焦点距離の結像レンズが得られ、前記請求項6に記
載の作用と同様に、位置センサ上での集光位置の移動量
yを位置センサの最小検出分解能より大きくできる。こ
の結果、通常使用している可動ミラーの微小角度範囲で
ミラー角度検出が可能となる。また、結像レンズ及びア
フォーカル系を構成する光学系を可動ミラーによる反射
光の光路中に配設するのみでよいので、光学ユニットも
コンパクトになり、加工機の小型化に対応できる。
【0025】請求項8に記載の発明は、回転可能な可動
ミラー82によって主レーザ光95を反射して対象物を
加工すると共に、可動ミラー82が反射した位置検出用
光10を位置センサ3で受光することによって可動ミラ
ー82の回転角度を検出する光加工機のミラー角度検出
方法において、位置検出用光10の可動ミラー82から
の反射光の反射を繰り返しながら光路を延長し、この延
長された光路を介して出射された出射光を結像レンズ5
に入射し、結像レンズ5からの出射光を結像レンズ5の
像側焦点位置に位置する位置センサ3で受光する方法と
している。
【0026】請求項8に記載の発明によると、位置検出
用光は可動ミラーにより反射され、反射を繰り返しなが
ら光路を延長する光学系を介して位置センサ上に集光さ
れる。これによって、可動ミラーから位置センサまでの
全光路長Lは、上記反射を繰り返しながら光路を延長す
る光学系の物理的な寸法に比して長くなる。このとき、
可動ミラーの微小回転角度Δθによる位置センサ上での
集光位置の移動量yは、上記反射を繰り返しながら光路
を延長する光学系の光路を含む全光路長Lによって増幅
され、「y=L×2×Δθ」で表される。よって、可動
ミラーの微小回転角度Δθが位置センサの最小検出分解
能より小さい場合でも、上記反射を繰り返しながら光路
を延長する光学系の光路を所定値に設定することによ
り、位置センサ上での集光位置の移動量yを上記最小検
出分解能より大きくできる。したがって、通常使用して
いる可動ミラーの微小角度範囲でミラー角度検出が可能
となる。また、反射を繰り返しながら光路を延長する光
学系を可動ミラーによる反射光の光路中に配設するのみ
でよいので、光学ユニットもコンパクトになり、加工機
の小型化に対応できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら実施
例を説明する。まず、図1〜図3に基づいて本発明の解
決手段の基本的な考え方を説明する。図1は、この基本
的考え方を説明する構成図である。加工用の主レーザ光
95は図示しないレーザ発振器によって発振され、可動
ミラー82の一つの面に形成された第1ミラー9によっ
て反射されて加工対象物に照射される。可動ミラー82
は、図示しない制御装置及びサーボアンプを介して角度
指令を受けるガルバノスキャナにより回転駆動されてい
る。また、光源1は位置検出用光10を出射するもので
あり、例えば半導体レーザや発光ダイオード等で構成さ
れる。これらの光源の出射光が多少の広がり角を有して
いるので、コリメータレンズ4を介して平行光にしてい
る。この平行光は、可動ミラー82の第1ミラー9と異
なる他の面に形成又は取着された第2ミラー2に入射さ
れ、第2ミラー2による反射光は結像レンズ5によって
位置センサ3上に集光される。なお、第2ミラー2を主
レーザ光を反射する第1ミラー9と異なった面に設ける
のは、出力パワーの大きい主レーザ光95による発熱の
ために第2ミラー2の表面が歪み等の影響を受けること
がないようにするためである。これにより、第2ミラー
2で反射された光による可動ミラー82の微小角度の検
出が正確にできる。
【0028】位置センサ3は受光位置の光の強度によっ
て位置が検出でき、例えばCCDやPSD等で構成され
る位置センサである。ここで、可動ミラー82から位置
センサ3までの光路長をLとする。なお、図1では、コ
リメータレンズ4で平行光にした後、結像レンズ5によ
って集光させているが、コリメータレンズ4によって平
行光にせずに結像レンズ5によって位置センサ3上に直
接集光させることも考えられる。
【0029】いま、図2のように可動ミラー82が角度
Δθだけ回転したとすると、可動ミラー82による反射
光の方向は上記角度Δθと同じ方向に2Δθだけ回転す
る。このとき、上記光路長がLであることから、位置セ
ンサ3上の集光位置は略「L×2Δθ」で表される距離
だけ移動する。但し、ここでは、結像レンズ5と位置セ
ンサ3との距離(結像レンズ5の焦点距離)fが光路長
Lに比べて小さいとする。これによって、位置センサ3
ではこの移動距離から可動ミラー82の回転角度Δθが
検出される。しかしながら、この角度Δθが微小角度で
あるときには、位置センサ3上の集光位置の移動距離が
位置センサ3の最小検出分解能より小さくなる場合が生
じる。このときは、位置センサ3上でこの集光位置の移
動距離を検出できない。
【0030】このような問題点を解決する方法として、
位置センサ3上での集光位置の移動距離が「L×2Δ
θ」で表されることから、次のような二つの基本的な考
え方がある。1)Δθに掛かる係数を大きく、すなわち角
度を増幅する。なお、ここでの係数は、可動ミラー82
での反射光の微小回転角度を増幅する係数である。図1
では、この係数は「2」で固定である。2)光路長Lを大
きくする。図1において、単純に光路長Lを大きくする
と、それに伴って光学ユニットの距離が長くくなってし
まうので、加工機全体が大型になり実用的でなくなる。
【0031】以上のことを基にして、以下に実施例を詳
細に説明する。第一実施例では、Δθに掛かる係数を大
きくする例を示しており、図4は本実施例の一つの構成
図である。図4では、前述の図1と同じ構成には同じ符
号を付けており、以下の説明を省く。コリメータレンズ
4により平行光にされた位置検出用光10は可動ミラー
82の第2ミラー2により反射し、第2ミラー2の反射
光は可動ミラー82から光路L1の距離にある第1レン
ズ6に入射する。第1レンズ6の出射光は、第2レンズ
7及び結像レンズ5を介して位置センサ3上に集光され
る。第1レンズ6は焦点距離f1 を有し、また第2レン
ズ7は焦点距離f2 を有していて、それぞれのレンズは
第1レンズ6の像側焦点と第2レンズ7の物体側焦点と
が一致するように配設されている。また、結像レンズ5
は焦点距離f3 を有し、結像レンズ5の像側焦点が位置
センサ3の検出面と光軸8との交点に一致するように結
像レンズ5を配設している。
【0032】このような構成における各レンズの作用
を、図5に基づいて説明する。図5は第1レンズ6、第
2レンズ7及び結像レンズ5の組み合わせレンズを詳細
に記述している。同図において、各レンズと光軸8との
交点をそれぞれD、G、Kとし、第1レンズ6の像側焦
点(第2レンズ7の物体側焦点)の位置をB、結像レン
ズ5の像側焦点(位置センサ3の検出面)をCとする。
また、第1レンズ6に入射する平行光の片側最大広がり
幅をh1 、第1レンズ6における交点Dから広がり幅h
1 の距離にある点をE、第1レンズ6からの出射光が焦
点Bを通って第2レンズ7に入射したときの点Gから片
側最大広がり幅h2 の距離にある点をI、そして第2レ
ンズ7から出射した平行光が結像レンズ5に入射したと
きの点Kから片側最大広がり幅h2 の距離にある点をM
とする。さらに、点Cと点Mを結ぶ線を結像レンズ5の
入射側に延長し、この線と第1レンズ6の点Eから光軸
8に平行に延長した線との交点をJとし、点Jから線分
EDに平行に引いた線と光軸8との交点をAとする。
【0033】このとき、三角形DEBと三角形GIBは
相似なので、式「f1 /h1 =f2/h2 」が成立し、
また三角形AJCと三角形KMCは相似なので、式「f
4 /h1=f3 /h2」が成立する。よって、これらの
式から式「f4 =(f1 /f2 )×f3 」が成立する。
このf4 は、第1レンズ6、第2レンズ7及び結像レン
ズ5の組み合わせレンズの焦点距離を表している。した
がって、図4は、図6のように焦点距離f4 を有する1
枚の結像レンズ5aを使用した構成に置き換えることが
できる。
【0034】図7は、上記1枚の結像レンズ5aによる
可動ミラー82の回転角度の増幅作用を説明している。
いま、可動ミラー82によって反射した平行光が結像レ
ンズ5aに入射し、その結像レンズ5aからの出射光が
焦点距離f4 と一致する位置にある位置センサ3上の点
C1に集光されているものとする。ここで、可動ミラー
82がΔθだけ回転したとき、位置センサ3上での集光
位置C2の点C1からの移動距離yは、式「y=f4 ×
tan(2 Δθ) 」で表されることは良く知られている。Δ
θが微小角度のときは「tan(2 Δθ) =2 Δθ」で表さ
れることより、上記移動距離yは式「y=f4 ×2 Δ
θ」で表され、回転角度Δθに掛かる係数を組み合わせ
レンズの焦点距離f4 によって大きくすることが可能と
なる。
【0035】前述の式「f4 =(f1 /f2 )×f3 」
より、第1レンズ6及び第2レンズ7の焦点距離の比
「f1 /f2 」を所定の大きさに設定することによっ
て、組み合わせレンズの焦点距離f4 を所定値に設定可
能である。しかも、この焦点距離f4 は上記のように焦
点距離の比「f1 /f2 」を結像レンズ5の焦点距離f
3にかけた値として求められるので、焦点距離f4 に相
当するような焦点距離を有する一枚の結像レンズ5aで
構成するよりも物理的な寸法を小さくできる。したがっ
て、このような組み合わせレンズを使用し、等価的に焦
点距離の大きなレンズによって回転角度Δθを増幅でき
ると共に、加工機全体の小型化にも対応が可能となる。
【0036】これまで説明したように、第1レンズ6と
第2レンズ7の組み合わせは光軸8に平行な入射光を光
軸8に平行に出射しているが、このような光学系をアフ
ォーカル系を構成する光学系と呼んでいる。本実施例の
ように、組み合わせレンズにより等価的に焦点距離の大
きなレンズを構成することは、一般的にアフォーカル系
を構成する光学系によって実現可能となる。すなわち、
可動ミラー82と結像レンズ5との間にこのアフォーカ
ル系を構成する光学系を配設し、アフォーカル系を構成
する光学系に平行光を入射し、そのアフォーカル系を構
成する光学系からの出射光を結像レンズ5に入射して位
置センサ3に集光するようにする。そして、アフォーカ
ル系を構成する光学系の焦点距離の比率を所定値に設定
することによって、前述同様に所定の焦点距離の等価的
な結像レンズ5aが得られる。この結果、同様に可動ミ
ラー82の回転角度Δθを増幅できると共に、加工機全
体の小型化にも対応が可能となる。
【0037】次に、前述の光路長Lを大きくする例を示
す。第2実施例はその例であり、図8の構成図に基づい
て説明する。同図において、第一実施例と同じ構成には
同符号を付し、ここでの説明を省く。本実施例では、可
動ミラー82と結像レンズ5との間で、かつ、可動ミラ
ー82からの反射光が伝搬する光路中にプリズム11を
配設している。図8のように、プリズム11に入射した
平行光はプリズム11内で所定回数の反射を繰り返した
後、反対側から出射して結像レンズ5に入射し、位置セ
ンサ3上に集光されるようになっている。
【0038】本実施例において、プリズム11を反射を
繰り返しながら光路を延長する光学系として使用してい
る。すなわち、可動ミラー82から位置センサ3までの
距離の内、反射光の進行方向の成分をLR とすると、可
動ミラー82から位置センサ3までの反射光の実際の光
路はプリズム11内で反射を繰り返すので延長され、距
離LR よりも長くなる。したがって、これらの光学ユニ
ットの実際の物理的な距離に比べて、可動ミラー82か
ら位置センサ3までの反射光の光路長Lを長くすること
ができる。前述のように、可動ミラー82が微小角度Δ
θだけ回転したときは、位置センサ3上での集光位置の
移動距離は「L×2Δθ」となるので、反射光の光路長
Lを大きくすることによって上記集光位置の移動距離を
増幅することが可能となる。この結果、位置センサ3の
最小検出分解能より大きく集光位置を移動させることが
でき、微小回転角度の検出が容易となると共に、加工機
全体の小型化にも対応できる。
【0039】図9は第三実施例を表しており、三角プリ
ズム12を使用して光路長Lを延長する例を示してい
る。同図において、可動ミラー82からの反射光の光路
中に2個の三角プリズム12を配設しており、各三角プ
リズム12の直角面で入射光を受けてこの反射光を出射
し、次の三角プリズム12に導くようにしている。最後
の三角プリズム12の出射光は、結像レンズ5を介して
位置センサ3上に集光されている。なお、三角プリズム
12の個数は図9のような2個に限定されず、少なくと
も1個以上であればよい。このように本実施例では、三
角プリズム12は反射を繰り返しながら光路を延長する
光学系として使用されている。
【0040】ここでも、可動ミラー82から位置センサ
3までの距離の内、反射光の進行方向の成分をLR とす
ると、可動ミラー82から位置センサ3までの反射光の
実際の光路は各三角プリズム12で反射を繰り返すので
延長され、距離LR よりも長くなる。したがって、これ
らの光学ユニットの実際の物理的な距離に比べて、可動
ミラー82から位置センサ3までの反射光の光路長Lを
長くすることができる。これによって、前述同様に、可
動ミラー82が微小角度Δθだけ回転したときでも、位
置センサ3上での集光位置の移動距離を増幅することが
可能となり、位置センサ3の最小検出分解能より大きく
集光位置を移動させることができる。この結果、可動ミ
ラー82の微小回転角度の検出が容易となると共に、加
工機全体の小型化にも対応できる。
【0041】次に、第四実施例を説明する。本実施例は
固定ミラー13を使用して光路長Lを延長する例を示し
ており、図10はその構成図である。同図において、可
動ミラー82からの反射光の光路中に2個の固定ミラー
13を配設しており、各固定ミラー13の反射面で入射
光を反射し、次の固定ミラー13に導くようにしてい
る。最後の固定ミラー13の反射光は結像レンズ5を介
して位置センサ3上に集光されている。なお、固定ミラ
ー13の個数は図10のような2個に限定されず、少な
くとも1個以上であればよい。本実施例でも同じく、固
定ミラー13は反射を繰り返しながら光路を延長する光
学系として使用されている。
【0042】ここでも、可動ミラー82から位置センサ
3までの距離の内、反射光の進行方向の成分をLR とす
ると、可動ミラー82から位置センサ3までの反射光の
実際の光路は各固定ミラー13で反射を繰り返すので延
長され、距離LR よりも長くなる。したがって、前述同
様に、これらの光学ユニットの実際の物理的な距離に比
べて、可動ミラー82から位置センサ3までの反射光の
光路長Lを長くすることができる。これによって、可動
ミラー82が微小角度Δθだけ回転したときでも、位置
センサ3上での集光位置の移動距離を増幅することが可
能となり、位置センサ3の最小検出分解能より大きく集
光位置を移動させることができる。この結果、可動ミラ
ー82の微小回転角度の検出が容易となると共に、加工
機全体の小型化にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるミラー角度検出方法の基本説明
図である。
【図2】図1におけるミラーでの反射角度の変化量の説
明図である。
【図3】図1における位置検出センサでの検出位置変位
量の説明図である。
【図4】本発明に係わる第一実施例のミラー角度検出装
置の構成図である。
【図5】本発明に係わる第一実施例の作用の説明図であ
る。
【図6】本発明に係わる第一実施例の作用の説明図であ
る。
【図7】本発明に係わる第一実施例の作用の説明図であ
る。
【図8】本発明に係わる第二実施例のミラー角度検出装
置の構成図である。
【図9】本発明に係わる第三実施例のミラー角度検出装
置の構成図である。
【図10】本発明に係わる第四実施例のミラー角度検出
装置の構成図である。
【図11】従来技術の可動ミラーの角度補正手段を有す
るレーザ光走査装置の構成図である。
【図12】従来技術の可動ミラーの角度補正手段の制御
構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 光源 2 第2ミラー 3 位置センサ 4 コリメータレンズ 5、5a 結像レンズ 6 第1レンズ 7 第2レンズ 8 光軸 9 第1ミラー 10 位置検出用光 11 プリズム 12 三角プリズム 13 固定ミラー 81 ガルバノメータ型オプティカルスキャナ 82 可動ミラー 83 ミラー 84 fθレンズ 85 試料面 86 半導体レーザ 87 コリメートレンズ 88 円柱レンズ 89 ラインセンサ 90 偏差信号出力回路 91 D/Aコンバータ 92 サーボアンプ 93 温度制御アンプ 95 主レーザ光 96 レーザ光

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主レーザ光(95)を反射しながら回転して
    対象物を加工し、かつ、位置検出用光(10)を反射して回
    転角度を検出される可動ミラー(82)と、可動ミラー(82)
    が反射した位置検出用光(10)を受光することによって可
    動ミラー(82)の回転角度を検出する位置センサ(3) とを
    有する光加工機のミラー角度検出装置において、 可動ミラー(82)の一つの面に主レーザ光(95)を反射する
    第1ミラー(9) を形成すると共に、可動ミラー(82)の他
    の面には位置検出用光(10)を反射して位置センサ(3) に
    導く第2ミラー(2) を形成又は取着したことを特徴とす
    るミラー角度検出装置。
  2. 【請求項2】 主レーザ光(95)を反射しながら回転して
    対象物を加工し、かつ、位置検出用光(10)を反射して回
    転角度を検出される可動ミラー(82)と、可動ミラー(82)
    が反射した位置検出用光(10)を受光することによって可
    動ミラー(82)の回転角度を検出する位置センサ(3) とを
    有する光加工機のミラー角度検出装置において、 位置検出用光(10)の可動ミラー(82)による反射光が伝搬
    する光路中に配設された結像レンズ(5) と、 結像レンズ(5) の像側焦点位置に配設された位置センサ
    (3) とを備えたことを特徴とするミラー角度検出装置。
  3. 【請求項3】 位置検出用光(10)の可動ミラー(82)によ
    る反射光の伝搬する光路中で、かつ、可動ミラー(82)と
    結像レンズ(5) との間に、アフォーカル系を構成する光
    学系(6,7) を配設したことを特徴とする請求項2に記載
    のミラー角度検出装置。
  4. 【請求項4】 主レーザ光(95)を反射しながら回転して
    対象物を加工し、かつ、位置検出用光(10)を反射して回
    転角度を検出される可動ミラー(82)と、可動ミラー(82)
    が反射した位置検出用光(10)を受光することによって可
    動ミラー(82)の回転角度を検出する位置センサ(3) とを
    有する光加工機のミラー角度検出装置において、 位置検出用光(10)の可動ミラー(82)による反射光の伝搬
    する光路中に、反射を繰り返しながら光路を延長する光
    学系(11 、12、13) を配設したことを特徴とするミラー
    角度検出装置。
  5. 【請求項5】 回転可能な可動ミラー(82)によって主レ
    ーザ光(95)を反射して対象物を加工すると共に、可動ミ
    ラー(82)が反射した位置検出用光(10)を位置センサ(3)
    で受光することによって可動ミラー(82)の回転角度を検
    出する光加工機のミラー角度検出方法において、 可動ミラー(82)の一つの面に形成した第1ミラー(9) で
    主レーザ光(95)を反射して加工し、可動ミラー(82)の他
    の面に設けた第2ミラー(2) に位置検出用光(10)を入射
    し、第2ミラー(2) の反射光を位置センサ(3) で受光す
    ることを特徴とするミラー角度検出方法。
  6. 【請求項6】 回転可能な可動ミラー(82)によって主レ
    ーザ光(95)を反射して対象物を加工すると共に、可動ミ
    ラー(82)が反射した位置検出用光(10)を位置センサ(3)
    で受光することによって可動ミラー(82)の回転角度を検
    出する光加工機のミラー角度検出方法において、 位置検出用光(10)の可動ミラー(82)による反射光を結像
    レンズ(5) に入射し、結像レンズ(5) からの出射光を結
    像レンズ(5) の像側焦点位置に位置する位置センサ(3)
    で受光することにより、可動ミラー(82)の回転角度の変
    位量を増幅して位置センサ(3) 上の集光位置の移動量に
    変換することを特徴とするミラー角度検出方法。
  7. 【請求項7】 位置検出用光(10)の可動ミラー(82)によ
    る反射光をアフォーカル系を構成する光学系(6,7) に入
    射し、このアフォーカル系を構成する光学系(6,7) から
    の出射光を結像レンズ(5) に入射し、結像レンズ(5) か
    らの出射光を結像レンズ(5) の像側焦点位置に位置する
    位置センサ(3) で受光することにより、可動ミラー(82)
    の回転角度の変位量を増幅して位置センサ(3) 上の集光
    位置の移動量に変換することを特徴とする請求項6に記
    載のミラー角度検出方法。
  8. 【請求項8】 回転可能な可動ミラー(82)によって主レ
    ーザ光(95)を反射して対象物を加工すると共に、可動ミ
    ラー(82)が反射した位置検出用光(10)を位置センサ(3)
    で受光することによって可動ミラー(82)の回転角度を検
    出する光加工機のミラー角度検出方法において、 位置検出用光(10)の可動ミラー(82)からの反射光の反射
    を繰り返しながら光路を延長し、この延長された光路を
    介して出射された出射光を結像レンズ(5) に入射し、結
    像レンズ(5) からの出射光を結像レンズ(5) の像側焦点
    位置に位置する位置センサ(3) で受光することを特徴と
    するミラー角度検出方法。
JP7344629A 1995-12-04 1995-12-04 ミラー角度検出装置及び検出方法 Pending JPH09159945A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344629A JPH09159945A (ja) 1995-12-04 1995-12-04 ミラー角度検出装置及び検出方法
TW085113402A TW318894B (ja) 1995-12-04 1996-10-30
KR1019960058271A KR970048691A (ko) 1995-12-04 1996-11-27 미러각도 검출장치 및 검출방법
PCT/JP1996/003538 WO1997021132A1 (fr) 1995-12-04 1996-12-03 Detecteur angulaire a miroir et procede de detection
EP96939353A EP0869384A4 (en) 1995-12-04 1996-12-03 ANGLE DETECTOR AND DETECTION METHOD WITH MIRROR

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7344629A JPH09159945A (ja) 1995-12-04 1995-12-04 ミラー角度検出装置及び検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09159945A true JPH09159945A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18370746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7344629A Pending JPH09159945A (ja) 1995-12-04 1995-12-04 ミラー角度検出装置及び検出方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0869384A4 (ja)
JP (1) JPH09159945A (ja)
KR (1) KR970048691A (ja)
TW (1) TW318894B (ja)
WO (1) WO1997021132A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224408A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Sanyo Electric Co Ltd ビーム照射装置
JP2010145313A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Opcell Co Ltd オートコリメータ装置
JP2010182847A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Toshiba Corp 光伝送装置
WO2018066286A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 株式会社ニコン ビーム走査装置およびパターン描画装置
WO2018066285A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 株式会社ニコン ビーム走査装置、パターン描画装置、およびパターン描画装置の精度検査方法
JP2020118623A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社日立製作所 レーザ変位計、超音波装置

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100425770B1 (ko) * 2002-04-23 2004-04-01 전자부품연구원 미소 반사체의 회전각도 측정장치
KR100589592B1 (ko) * 2004-05-10 2006-06-19 주식회사 대우일렉트로닉스 홀로그래픽 디지털 데이터 시스템의 미러 각도 측정 및서보 장치
CN101852596B (zh) * 2010-04-09 2012-03-14 哈尔滨工程大学 直升机旋翼共锥度测量光路的快速产生装置
CN102288135A (zh) * 2011-06-30 2011-12-21 亚威朗光电(中国)有限公司 测量极小旋转角度的光学系统
CN106463567B (zh) * 2014-04-25 2018-06-01 浜松光子学株式会社 光学式传感器
CN105091791B (zh) * 2015-05-09 2017-11-24 国家电网公司 光学镜头光轴与机械轴夹角的检测方法
DE102016111615B3 (de) * 2016-06-24 2017-04-13 Sick Ag Optoelektronischer Sensor und Verfahren zur Erfassung von Objekten
CN112014362B (zh) * 2019-05-30 2024-04-09 中国科学院大连化学物理研究所 显微成像全谱段高压模块时间分辨荧光测量系统

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4121883A (en) * 1974-04-22 1978-10-24 Canon Kabushiki Kaisha Scanning device for radiation beams
JPS5911083B2 (ja) * 1976-03-19 1984-03-13 キヤノン株式会社 情報用ビ−ム検出光学系を有する走査光学系
JPS5973707A (ja) * 1982-10-20 1984-04-26 Hitachi Ltd 光学的位置検出方式
JPH0799410B2 (ja) * 1987-04-06 1995-10-25 旭光学工業株式会社 偏向走査光学系
JP2524140Y2 (ja) * 1989-09-21 1997-01-29 日本電気株式会社 レーザ光走査装置
NL9001253A (nl) * 1990-06-01 1992-01-02 Philips Nv Inrichting voor het optisch bepalen van de positie en stand van een voorwerp en optisch inschrijf- en/of weergaveapparaat voorzien van een dergelijke inrichting.
US5322999A (en) * 1992-10-13 1994-06-21 Merryman Jerry D Method and apparatus for precision control of galvanometer patterning system
JPH06289305A (ja) * 1993-04-01 1994-10-18 Olympus Optical Co Ltd 走査ユニット

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224408A (ja) * 2007-03-13 2008-09-25 Sanyo Electric Co Ltd ビーム照射装置
JP2010145313A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Opcell Co Ltd オートコリメータ装置
JP2010182847A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Toshiba Corp 光伝送装置
WO2018066286A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 株式会社ニコン ビーム走査装置およびパターン描画装置
WO2018066285A1 (ja) * 2016-10-04 2018-04-12 株式会社ニコン ビーム走査装置、パターン描画装置、およびパターン描画装置の精度検査方法
KR20190057372A (ko) * 2016-10-04 2019-05-28 가부시키가이샤 니콘 빔 주사 장치 및 패턴 묘화 장치
KR20190057371A (ko) * 2016-10-04 2019-05-28 가부시키가이샤 니콘 빔 주사 장치, 패턴 묘화 장치 및 패턴 묘화 장치의 정밀도 검사 방법
JPWO2018066285A1 (ja) * 2016-10-04 2019-07-18 株式会社ニコン ビーム走査装置、パターン描画装置、およびパターン描画装置の精度検査方法
JPWO2018066286A1 (ja) * 2016-10-04 2019-07-18 株式会社ニコン ビーム走査装置およびパターン描画装置
JP2020118623A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社日立製作所 レーザ変位計、超音波装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR970048691A (ko) 1997-07-29
TW318894B (ja) 1997-11-01
EP0869384A1 (en) 1998-10-07
WO1997021132A1 (fr) 1997-06-12
EP0869384A4 (en) 1999-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4950862A (en) Laser machining apparatus using focusing lens-array
JP2910253B2 (ja) レーザビーム走査装置
JPH09159945A (ja) ミラー角度検出装置及び検出方法
EP0052892A2 (en) Laser beam scanning system
JPS60200220A (ja) リンク光学系を介して導かれるレーザ光線の位置修正装置
WO1993020471A1 (en) High resolution laser beam scanner and method for operation thereof
US20070242329A1 (en) Multibeam Internal Drum Scanning System
JPH04127981A (ja) レーザマーカ
JPH06142953A (ja) レーザ加工装置
US20030222143A1 (en) Precision laser scan head
JPS62231921A (ja) レ−ザ加工光学装置
GB2258116A (en) Scanning optical system
JPH05228673A (ja) レ−ザ−加工装置
JP2904556B2 (ja) レーザ加工装置
US6329634B1 (en) Workpiece irradiation system
JP2778530B2 (ja) 光ビーム走査装置
JP3460440B2 (ja) マルチビーム走査光学装置
WO2023210055A1 (ja) レーザーマーカー装置、及びレーザーマーカー装置用制御装置
JPH02198412A (ja) レーザビーム走査装置
JPH11119276A (ja) レンズシステム
JPH07181425A (ja) 視準光学装置
JP2000227563A (ja) マルチビーム走査光学装置
EP0704738A1 (en) A facet inaccuracy compensation unit
JP2757311B2 (ja) 走査光学装置
JP2569537B2 (ja) アライメント装置