JPH11119276A - レンズシステム - Google Patents

レンズシステム

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JPH11119276A
JPH11119276A JP28073197A JP28073197A JPH11119276A JP H11119276 A JPH11119276 A JP H11119276A JP 28073197 A JP28073197 A JP 28073197A JP 28073197 A JP28073197 A JP 28073197A JP H11119276 A JPH11119276 A JP H11119276A
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JP
Japan
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lens
laser
lens system
lenses
movable
Prior art date
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JP28073197A
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English (en)
Inventor
俊史 ▲高▼岡
Toshifumi Takaoka
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可動レンズの位置検出器がノイズに強く、高分
解能で、かつコンパクトであり、可動レンズの位置制御
を精度良く行うことが可能なレンズシステムを提供す
る。 【解決手段】所定の方向に移動可能な可動レンズL1,
L2と、レンズL1,L2を駆動する駆動手段としての
ボイスコイル型リニアモータ4,6とを有し、レンズL
1,L2の移動量を検出する位置検出手段として、レン
ズL1,L2に設置され、所定間隔で複数の溝が形成さ
れた反射板7と、反射板7に対してレーザ光を入射し、
当該反射板からの反射光を検出するレーザカプラ9とを
有するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、フォー
カス機構、ズームレンズ機構、手振れ補正機構などのレ
ンズの可動機構を有するレンズシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ズーム機構、フォーカス機構などの可動
機構をもつレンズシステムにおいては、合焦点における
被写体距離とズームレンズ位置とフォーカスレンズ位置
とは所定の位置関係になければならない。特に、マニュ
アルフォーカスのときにズーム機構を働かせる場合に
は、ピントボケを防止するため上記位置関係を正確に保
たなければならない。
【0003】この位置関係を満足させるため、従来にお
いては機械的なカムを用いる方法、または、ズームレン
ズ位置とマスタレンズ位置とを検出して演算による電子
カムを構成する方法が知られている。機械的なカムを用
いる方法では、装置構成が大きくなる、機械的摩耗によ
り精度が低下する等の問題がある。電子カムによる方法
では、位置検出として、ポテンショメータを用いる方
法、または、ズームレンズを移動させるステッピングモ
ータの制御ステップを計数する方法などが知られてい
る。しかしながら、ポテンショメータを用いる方法は、
接触式であるからモータにかかる負荷が増加するという
問題、信頼性が低いという問題、抵抗膜のばらつきによ
り直線性に劣るという問題がある。ステッピングモータ
のステップ数を計数する方法は、レンズ駆動にステッピ
ングモータを用いたレンズ系でなければ適用できない。
【0004】かかる問題を解決する方法としては、磁気
抵抗(MR)素子を用いることが考えられる。すなわ
ち、MR素子が磁界の変化によって抵抗値が変化するこ
とを利用する。たとえば、レンズ側にMR素子を装着
し、固定側に磁石を配設し、レンズの移動によりMR素
子を磁石に対して移動させ、その抵抗変化を位置変化と
して取り出すものである。MR素子を用いる位置検出方
法としては、通常、レンズの停止位置精度を十分に満足
する位置分解能を得るために、MR素子の出力をアナロ
グ/ディジタル(A/D)変換した後、この信号に所定
の演算を施すことにより位置を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たMR素子を用いた位置検出では、MR素子のアナログ
出力をA/D変換器でディジタル信号に変換し、所定の
演算を行うことから、MR素子の周辺回路や演算装置の
負担が大きく、複雑な演算を要することによって位置検
出に遅延が生じ、位置制御性能が悪化するという問題が
あった。また、MR素子からは正弦波信号が出力される
が、正弦波信号に歪みやオフセットが生じやすいという
問題もある。さらに、MR素子の出力はアナログ信号で
あるため、ノイズ外乱に影響を受けやすいという問題も
ある。このため、MR素子を用いた位置検出方法では、
位置位置分解能を向上させることが難しく、位置検出精
度の向上が困難であり、可動レンズの位置制御をさらに
精度良く制御することが難しかった。
【0006】本発明は、可動レンズの位置検出器がノイ
ズに強く、高分解能で、かつコンパクトであり、可動レ
ンズの位置制御を精度良く行うことが可能なレンズシス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の方向に
移動可能な少なくとも一のレンズと、前記レンズを駆動
する駆動手段と、前記レンズの移動量を検出する位置検
出手段と、前記位置検出手段の検出信号に基づいて、前
記駆動手段を通じて前記レンズの位置制御を行う位置制
御手段とを有するレンズシステムであって、前記位置検
出手段は、前記レンズに設置され、所定間隔で複数の溝
が形成された反射板と、前記反射板に対してレーザ光を
入射し、当該反射板からの反射光を検出して、前記検出
信号を出力するレーザカプラとを有する。
【0008】本発明では、可動レンズの位置の検出を、
所定の間隔の溝が形成された反射板とレーザカプラとに
よって行うため、MR素子を用いた場合よりも、位置分
解能を向上させることが容易であり、また、レーザ光を
用いるため周辺ノイズに影響を受けにくく、また、位置
検出を反射光の強弱によって行うことができるため、複
雑な演算が必要ない。
【0009】前記レーザカプラは、光検出器が形成され
た半導体基板上にレーザ光を出射するレーザダイオード
と、前記レーザダイオードから出射されたレーザ光を前
記反射板に入射させ、当該反射板からの反射光を前記光
検出器に入射させるプリズムとが搭載されている。
【0010】前記レーザカプラと前記反射板との間に
は、前記レーザカプラからのレーザ光を絞るための対物
レンズが設置されている。
【0011】前記反射板の2箇所にレーザ光を入射させ
るための2つのレーザダイオードと、レーザ光の各々の
入射位置からの反射光を受光する2つの光検出器を有す
る。このような構成とすることにより、レンズの移動量
とともに移動方向を検出することが可能になる。
【0012】本発明は、光軸方向に移動可能な第1およ
び第2のレンズと、前記第1および第2のレンズをそれ
ぞれ駆動する第1および第2の駆動手段とを有する。
【0013】前記レンズは手振れ補正用レンズであっ
て、前記手振れ補正用レンズが設置された筐体の角速度
を検出する角速度検出手段と、前記角速度検出手段の検
出信号に基づいて手振れ量を算出し、この算出値を前記
位置制御手段に出力する手振れ量演算手段とを有する。
【0014】前記手振れ補正用レンズは、凹レンズおよ
び凸レンズからなる一対のレンズであり、前記駆動手段
は、前記位置制御手段からの指令に基づいて一対のレン
ズのうちいずれか一方を光軸に対して直交する方向に移
動する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。第1実施形態 図1は、本発明に係るレンズシステムの一実施形態を示
す説明図である。図1において、筒状のレンズ鏡筒2
は、倍率を変更するための可動レンズL1とピント位置
を変更するための可動レンズL2を備えている。可動レ
ンズL1,L2はそれぞれ、ボイスコイル型リニアモー
タ4,6によって保持されており、これらのボイスコイ
ル型リニアモータ4,6はレンズ鏡筒2の内周に固定さ
れている。ボイスコイル型リニアモータ4,6には、そ
れぞれ、反射板7,11が固定されており、この反射板
7,11に対向するように、対物レンズ8,12および
レーザカプラ9,13がそれぞれ設けられている。
【0016】ボイスコイル型リニアモータ4,6は、図
示しない位置制御装置からの位置指令に基づいて、可動
レンズL1,L2を光軸Oの方向に駆動する。
【0017】反射板7,11は、例えば、図3に示すよ
うに、一定間隔、例えば0.5μmの間隔でスリット状
の溝が形成されている。反射板7,11は、具体的に
は、例えばプラスチックから形成された透明層7c(1
1c)に凹凸が一定間隔で形成され、透明層7c(11
c)上に非常に薄いアルミニウム等の薄膜からなる反射
層7b(11b)が形成され、さらに、反射層7b(1
1b)の上には保護層7a(11a)が形成されてい
る。
【0018】対物レンズ8,12およびレーザカプラ
9,13は、例えば、図2に示すように、反射板7,1
1に対して配列されている。対物レンズ8,12はレー
ザカプラ9,13から出射されるレーザ光を絞り、反射
板7,11上に集束させる。
【0019】レーザカプラ9,13は、例えばシリコン
基板SB上に形成されたフォトディテクタPDと、シリ
コン基板SB上に搭載されたレーザダイオードLDおよ
びモニタMnと、シリコン基板SB上に搭載されたプリ
ズムPとを有している。シリコン基板SBには、フォト
ディテクタPDとともに、電流−電圧変換部や信号処理
回路部が形成されている。このレーザカプラ9,13
は、一般的に、従来の光ピックアップの構成要素のう
ち、対物レンズ以外の要素を一体化して超小型ブロック
化したもので、光検出器とオペアンプを集積したシリコ
ン基板上に、半導体レーザとプリズムを搭載したもので
ある。レーザカプラ9,13の外形寸法は、例えば、
6.5×6.5×1.7mm程度であり、重量は0.3
g程度である。
【0020】レーザダイオードLDは、所定の波長のレ
ーザ光LをプリズムPのハーフミラー部Paに向けて出
射する。ハーフミラー部Paに出射されたレーザ光L
は、反射して対物レンズ8,12を通って、反射板7,
11に入射する。反射板7,11に入射したレーザ光L
は、反射層7bで反射して、再度対物レンズ8,12を
通ってプリズムPのハーフミラー部Paに入射してプリ
ズムP内に入り、反射光がフォトディテクタPDに入射
する。
【0021】レーザカプラ9,13によって反射板7,
11にレーザ光Lを出射して、反射板7,11からの反
射光を検出すると、反射板7,11の凹部にレーザ光L
が照射された場合と、反射板7,11の凸部にレーザ光
Lが照射された場合とではフォトディテクタPDの検出
する光量は異なる。すなわち、レーザ光Lが反射板7,
11の凹部に照射された際のフォトディテクタPDの検
出する反射光の光量は小さく、レーザ光Lが反射板7,
11の凸部に照射された際のフォトディテクタPDの検
出する反射光の光量は大きい。
【0022】このため、レーザカプラ9,13に対し
て、反射板7,11が一定の速度で移動すると、フォト
ディテクタPDの検出信号は正弦波となる。この正弦波
信号を、一定のしきい値で2値化すると、図4(a)に
示すように、パルス信号を生成することができる。位置
制御装置では、上記のパルス信号をカウントすること
で、レンズL1,L2の移動量を検出することができ
る。
【0023】しかしながら、位置制御装置では、単一の
パルス信号を受け取った場合には移動量については検出
することができるが、移動方向を検出することができな
い。そこで、本実施形態では、レーザカプラ9,13に
は、それぞれ2つのレーザダイオードLDおよびフォト
ディテクタPDが搭載されているものを使用する。すな
わち、図3(a)に示すように、反射板7,11に対し
て2つのレーザ光B1,B2を照射する。レーザ光B
1,B2の照射位置は、位相が90度異なる位置とす
る。
【0024】上記のようにレーザ光B1,B2を照射す
ることにより、各々のフォトディテクタPD1,PD2
を通じて生成されるパルス信号は、レーザカプラ9,1
3に対して反射板7,11が一定の方向に移動した場合
には、図4(a)のようになる。図4(a)に示すよう
に、一方のフォトディテクタPD1を通じて生成される
パルス信号は、他方のフォトディテクタPD2を通じて
生成されるパルス信号に対して位相が90度進んだ状態
となる。
【0025】一方、レーザカプラ9,13に対して反射
板7,11が逆の方向に移動した場合には、図4(b)
に示すように、一方のフォトディテクタPD1を通じて
生成されるパルス信号は、他方のフォトディテクタPD
2を通じて生成されるパルス信号に対して位相が90度
遅れた状態となる。
【0026】したがって、一方のフォトディテクタPD
1を通じて生成されるパルス信号と他方のフォトディテ
クタPD2を通じて生成されるパルス信号との関係か
ら、レーザカプラ9,13に対する反射板7,11の移
動方向を検出することができる。
【0027】以上のように、本実施形態では、可動レン
ズL1,L2にそれぞれ固定された反射板7,11にレ
ーザカプラ9,13からレーザ光を照射して、その反射
光の光量を検出することにより、可動レンズL1,L2
の移動量を検出することができる。したがって、可動レ
ンズL1,L2の移動量を算出する複雑な演算は必要な
い。また、レーザ光を用いるため、周辺ノイズの影響が
少ない。さらに、反射板7,11に形成するスリット状
の溝は、0.5μm程度の間隔ならば容易に形成するこ
とができるため、位置検出の分解能を十分に高くとるこ
とができる。この結果、可動レンズL1,L2の精密な
位置制御が可能となり、レンズシステムの性能を向上さ
せ、安定化させることが可能となる。さらに、レーザカ
プラ9,13は超小型ブロック化されているため、レン
ズシステムの小型化が可能となる。
【0028】第2実施形態 図5は、本発明のレンズシステムの他の実施形態を示す
説明図である。図5に示すレンズシステムは、例えば、
CCD(Charge coupled device) カメラに適用され、い
わゆる手振れ補正機能を有するものである。レンズ鏡筒
52内には、第1実施形態で示した可動レンズL1,L
2および駆動機構が内蔵されている。レンズ鏡筒52の
図面右側端部には、CCD撮像素子61が配置されてい
る。レンズ鏡筒52の外周には、角速度センサ59が設
けられている。
【0029】レンズ鏡筒52の図面左側端部には、板ば
ねサスペンション55を介して凸レンズからなる可動レ
ンズL3が、光軸Oに直交する方向(矢印A1,A2方
向)に移動可能に固定されている。可動レンズL3の一
端には、ボイスコイル型リニアモータ51が接続されて
おり、可動レンズL3を矢印A1,A2方向に駆動す
る。
【0030】可動レンズL3の他端には、図3において
説明したのと同様の構造の反射板53が設けられてお
り、この反射板53に対向するように図2において説明
したと同様の構造のレーザカプラ57が配置されてい
る。
【0031】本実施形態に係るレンズシステムは、角速
度センサ59からの検出信号が入力される手振れ量演算
回路62と、手振れ量演算回路62の算出結果およびレ
ーザカプラ57の位置検出信号が入力される補正用レン
ズ位置制御回路63とをさらに有している。なお、本実
施形態に係るレンズシステムは、矢印A1,A2方向に
直交する方向にも、ボイスコイル型リニアモータ51、
反射板53、レーザカプラ57からなる駆動機構および
位置検出機構を有している。
【0032】ここで、上記した手振れ補正機能の原理に
ついて図6を参照して説明する。本実施形態に係るレン
ズシステムは、図6に示すように、光軸Oに直交する方
向に移動可能な凸レンズからなる可動レンズL3と、凹
レンズからなる固定レンズL4を有している。なお、図
5においては、固定レンズL4を示さなかったが、固定
レンズL4は実際にはレンズ鏡筒52内に内蔵されてお
り、説明の便宜上図6のように示してある。
【0033】手振れが発生していないときには、図6
(a)に示すように、光軸OはCCD撮像素子61に対
して垂直な状態にある。この状態から、レンズシステム
に対して手振れが発生すると、図6(b),(c)のよ
うに、光軸もCCD撮像素子61に対してO’のように
傾くことになる。このため、手振れの方向に応じて、可
動レンズL3を移動することにより、傾斜した光軸O’
は補正されて、CCD撮像素子61に対して垂直に入射
することになる。このとき、手振れの方向および手振れ
の大きさは、角速度センサ59の検出する角速度の向き
および大きさから算出することができる。
【0034】図5に示したレンズシステムの動作を説明
する。角速度センサ59は、手振れが発生すると、レン
ズ鏡筒52に発生する角速度を検出する。角速度センサ
59は光軸Oに垂直な平面方向の角速度を検出可能とな
っている。角速度センサ59の検出信号は手振れ量演算
回路62に出力される。
【0035】手振れ量演算回路62では、角速度センサ
59の検出信号に基づいて、手振れ量を算出し、この算
出結果を補正用レンズ位置制御回路63に出力する。補
正用レンズ位置制御回路63では、入力された手振れ量
から、可動レンズ53の移動すべき移動量を算出し、ボ
イスコイル型リニアモータ51に移動指令を出力する。
このとき、補正用レンズ位置制御回路63は、レーザカ
プラ57から得られる信号から可動レンズL3の位置を
正確に検出することができるため、可動レンズL3の高
精度な位置フィードバック制御を行うことができる。以
上のように、本実施形態によれば、可動レンズL3の位
置検出器がノイズに強く、高分解能で、かつコンパクト
であり、可動レンズL3の位置制御を精度良く行うこと
が可能であり、手振れ補正機能の性能を向上させること
が可能となる。
【0036】上述した実施形態では、各レーザカプラに
は、レーザダイオードが2つずつ搭載されているものと
して説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、各レーザカプラには単一のレーザダイオードが搭載
され、レーザダイオードと反射板との間に、回折格子な
どを設けてレーザダイオードからのレーザ光を分光して
反射板に照射させる構成としてもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、可動レンズの位置検出
器がノイズに強く、高分解能で、かつコンパクトであ
り、可動レンズの位置制御を精度良く行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレンズシステムの一実施形態を示す説
明図である。
【図2】本発明のレンズシステムにおける位置検出機構
の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の反射板の構造の一例を示す説明図であ
る。
【図4】各フォトディテクタを通じて生成されるパルス
信号の一例を示す説明図である。
【図5】本発明のレンズシステムの他の実施形態を示す
説明図である。
【図6】手振れ補正機能を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1…レンズシステム、2…レンズ鏡筒、4,6…ボイス
コイル型リニアモータ、7,11…反射板、8,11…
対物レンズ、L1,L2…可動レンズ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の方向に移動可能な少なくとも一のレ
    ンズと、前記レンズを駆動する駆動手段と、前記レンズ
    の移動量を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段
    の検出信号に基づいて、前記駆動手段を通じて前記レン
    ズの位置制御を行う位置制御手段とを有するレンズシス
    テムであって、 前記位置検出手段は、前記レンズに設置され、所定間隔
    で複数の溝が形成された反射板と、前記反射板に対して
    レーザ光を入射し、当該反射板からの反射光を検出し
    て、前記検出信号を出力するレーザカプラとを有するレ
    ンズシステム。
  2. 【請求項2】前記レーザカプラは、光検出器が形成され
    た半導体基板上にレーザ光を出射するレーザダイオード
    と、前記レーザダイオードから出射されたレーザ光を前
    記反射板に入射させ、当該反射板からの反射光を前記光
    検出器に入射させるプリズムとが搭載されている請求項
    1に記載のレンズシステム。
  3. 【請求項3】前記レーザカプラと前記反射板との間に
    は、前記レーザカプラからのレーザ光を絞るための対物
    レンズが設置されている請求項1に記載のレンズシステ
    ム。
  4. 【請求項4】前記反射板の2箇所にレーザ光を入射させ
    るための2つのレーザダイオードと、 レーザ光の各々の入射位置からの反射光を受光する2つ
    の光検出器を有する請求項2に記載のレンズシステム。
  5. 【請求項5】前記反射板の2箇所にレーザ光を入射させ
    るため一のレーザダイオードからのレーザ光を分光する
    分光手段と、 レーザ光の各々の入射位置からの反射光を受光する2つ
    の光検出器を有する請求項2に記載のレンズシステム。
  6. 【請求項6】光軸方向に移動可能な第1および第2のレ
    ンズと、 前記第1および第2のレンズをそれぞれ駆動する第1お
    よび第2の駆動手段とを有する請求項1に記載のレンズ
    システム。
  7. 【請求項7】前記レンズは手振れ補正用レンズであっ
    て、 前記手振れ補正用レンズが設置された筐体の角速度を検
    出する角速度検出手段と、 前記角速度検出手段の検出信号に基づいて手振れ量を算
    出し、この算出値を前記位置制御手段に出力する手振れ
    量演算手段とを有する請求項1に記載のレンズシステ
    ム。
  8. 【請求項8】前記手振れ補正用レンズは、凹レンズおよ
    び凸レンズからなる一対のレンズであり、 前記駆動手段は、前記位置制御手段からの指令に基づい
    て一対のレンズのうちいずれか一方を光軸に対して直交
    する方向に移動する請求項7に記載のレンズシステム。
JP28073197A 1997-10-14 1997-10-14 レンズシステム Abandoned JPH11119276A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002365514A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Shicoh Eng Co Ltd レンズ駆動装置
JP2010085471A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Canon Inc 光学装置
US10180620B2 (en) 2015-02-03 2019-01-15 Sony Corporation Power controller and power control method

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