JPH09158797A - インテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置 - Google Patents

インテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置

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JPH09158797A
JPH09158797A JP7323200A JP32320095A JPH09158797A JP H09158797 A JPH09158797 A JP H09158797A JP 7323200 A JP7323200 A JP 7323200A JP 32320095 A JP32320095 A JP 32320095A JP H09158797 A JPH09158797 A JP H09158797A
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rocker cover
intake manifold
branch
cover device
collector
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栄司 森
Shinsuke Kitabayashi
新介 北林
Takeshi Natori
武志 名取
Toru Yoshimura
亨 吉村
Yasuyuki Iwade
保之 岩出
Yutaka Matayoshi
豊 又吉
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    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
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    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】インテークマニホールド一体構造ロッカーカバ
ー装置を低コストで樹脂化すること。 【解決手段】ロッカーカバー部3とインテークマニホー
ルドのブランチ部4と本体側コレクタ部16等から構成
される本体部と、半割コレクタ部2と、を各々別々に射
出成型し、その後に、前記本体部と前記半割コレクタ部
2とを接合させてインテークマニホールド一体構造ロッ
カーカバー装置1を完成させるようにしたので、樹脂化
してもブランチ部内部形状を成型するために高価なメル
タブルコア等を用いずに済み、通常の中子を利用して良
好に樹脂製のインテークマニホールド一体構造ロッカー
カバー装置を成型することができ、生産性の向上やコス
ト低減を効果的に図ることが可能となる。また、樹脂化
により軽量化,断熱化を促進することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関等に用い
られるインテークマニホールド一体構造ロッカーカバー
装置の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインテークマニホールド一体構造
ロッカーカバー装置としては、実開平4−6564号に
開示されるようなものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装
置にあっては、インテークマニホールドのブランチ部,
コレクタ部及びロッカーカバー部を、アルミ合金で一体
に鋳造する構造となっていたため、以下のような改善す
べき点があった。
【0004】即ち、 アルミ合金製では、材料費及び加工費等が高いのでコ
ストが高く、また重量も大きいので生産性も悪く、機関
重量が大きくなるという問題がある。 アルミ合金の比重は略2.7 前後であり、樹脂の比重
(略1.4〜1.5)に比べて約1.8 倍大きいので、強度等を
確保しつつ構造等を工夫して薄肉化等を図っても軽量化
には限界がある。
【0005】アルミ合金は、熱伝導率が樹脂に比べて
高いので、インテークマニホールドのブランチ部やコレ
クタ部の壁面がエンジンからの熱を受け比較的高温とな
り易いため、ここを通過する吸入空気が昇温され吸入空
気重量が低下することとなり、充填効率が低下し、エン
ジントルク,出力が低下するという問題がある。しか
も、従来装置において、単に、材質のみを樹脂製に代え
て軽量化等を図ったのでは、十分にコスト低減を図るこ
とができないという問題がある。即ち、上記従来装置の
構造のままで樹脂製にすると、例えばブランチ部成型用
としてメルタブルコア等(消失中子)を必要とするた
め、生産性等が低下するという問題がある。
【0006】本発明は、かかる従来の実情に鑑みなされ
たもので、インテークマニホールド一体構造ロッカーカ
バー装置を樹脂化して、軽量化,断熱性向上によりエン
ジン出力の増大を図ると同時に、コスト低減をも図るこ
とができるインテークマニホールド一体構造ロッカーカ
バー装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明にかかるインテークマニホールド一体構造ロッ
カーカバー装置は、ロッカーカバー部と、インテークマ
ニホールドのブランチ部と、インテークマニホールドの
コレクタ部を分割した一部であって前記ブランチ部に連
設されるコレクタ部の一部と、を射出成型により成型し
た本体部と、前記本体部とは別体に射出成型により成型
され、フランジ面を介して前記本体部のコレクタ部の一
部に接合されるインテークマニホールドのコレクタ部の
残部と、を含んで構成した。
【0008】上記構成によれば、インテークマニホール
ドのブランチ部に連設されるコレクタ部を分割する構成
とし、前記本体部と、分割されたコレクタ部の残部と、
を各々別々に射出成型し、その後で両者を接合させてイ
ンテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置を完
成させるようにする。これにより、高価なメルタブルコ
ア等を用いなくても樹脂製のインテークマニホールド一
体構造ロッカーカバー装置を低コストで良好に成型する
ことができ、生産性の向上やコスト低減を効果的に図る
ことが可能となる。また、射出成型による樹脂製とした
ことで、例えば比重1.4 〜1.5 の繊維強化樹脂を用いる
ことで、強度を確保しつつ大幅に軽量化を図ることがで
き、かつ熱伝導率を小さくできるので、吸気温度の上昇
を抑制でき充填効率の低下を抑制できるので、エンジン
出力の低下を極力抑制することができる。更に、本体部
と前記コレクタ部の残部とを、比較的簡単な形状でかつ
接合状況等を確認し易いフランジ面6の全周に亘って接
合させるようにしているので、接合を確実なものとでき
ると共に十分に溶着面積を確保することができ接合強度
を高いものにできる。
【0009】請求項2に記載の発明では、ロッカーカバ
ー上方から見た場合に、ブランチ部の入口部中心点と、
ブランチ部の出口部中心点と、ブランチ部の出口部曲線
の中心点と、が略同一直線上にあるように構成した。こ
れにより、ブランチ部の内部形状を成型するための中子
の型抜き作業を容易に行なえるようになる。
【0010】請求項3に記載の発明では、ロッカーカバ
ー上方から見た場合に、少なくとも隣合う2つのブラン
チ部の長手方向中心線が略同一方向を向いているように
構成した。これにより、少なくとも隣合う2つのブラン
チ部の内部形状を成型するための中子を一体化すること
ができるので、作業効率の向上,コスト低減等を促進す
ることができる。
【0011】請求項4に記載の発明では、ブランチ部の
下部壁とロッカーカバーの上部壁とを共有化した壁部の
肉厚と、ロッカーカバーの側壁部とコレクタ部の側壁部
とを共有化した壁部の肉厚と、を他の壁部の肉厚部より
厚くするようにした。これにより、エキゾーストマニホ
ールドからの輻射熱やロッカーカバー内の高温オイルか
らの熱が吸入空気へ伝導されることを軽減できるので、
最小の肉厚増大で、効果的に吸入空気の温度上昇を抑制
でき充填効率を改善できるので、エンジン出力・トルク
の改善を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
添付の図面に基づき説明する。図1に示すように、本発
明の第1の実施形態におけるインテークマニホールド一
体構造ロッカーカバー装置1は、ロッカーカバー部3と
ブランチ部4と本体側コレクタ部16等から構成される
本体部と、半割コレクタ部2と、を接合面6で接合する
ことで構成されるようになっている。即ち、前記半割コ
レクタ部2と、前記本体部と、は別体部品として各々射
出成型され、その後、当該半割コレクタ部2と前記本体
側コレクタ部16とを前記接合面6で接合することで、
インテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置1
を形成するようになっている。
【0013】なお、前記接合面6は、前記半割コレクタ
部2側に設けられる接合フランジ部14と、本体側コレ
クタ部16側に設けられる接合フランジ部15と、の接
合面であり、各ブランチ部4,17,18,19の中心
線(吸気流れに平行な方向)に対して所定角度で交わる
ように形成される。即ち、前記接合面6は、各ブランチ
部4,17,18,19の内部形状を成型する際の中子
が、半割コレクタ部2を接合する前に、半割コレクタ部
2の方向に抜けるような角度で設けられるようになって
いる。
【0014】ところで、前記半割コレクタ部2には、ス
ロットルチャンバー取付フランジ部5が一体に設けられ
ており、ディストリビュータ取付フランジ部7はロッカ
ーカバー部3とブランチ部4と本体側コレクタ部16等
から構成される本体部に一体的に設けられるようになっ
ている。なお、当該ディストリビュータ取付フランジ部
7は、特に必要なければ設けなくても良いものである。
【0015】なお、ボルト穴8,9,13は、インテー
クマニホールド一体構造ロッカーカバー装置1を、シリ
ンダヘッド(図示せず)に取り付けるためのボルト穴で
ある。オイルフィラーキャップ取付穴10は、オイルフ
ィラーキャップ(図示せず)を、インテークマニホール
ド一体構造ロッカーカバー装置1に取り付けるためのも
のである。また、取付穴11は、点火栓(図示せず)を
取り付けるためのものである。
【0016】スロットル弁(図示せず)をバイパスして
吸気をコレクタ部に導くためのISC(アイドルスピー
ドコントロールユニット)を取り付けるISC取付フラ
ンジ部12が、前記半割コレクタ部2の所定位置に設け
られるようになっている。なお、当該ISC取付フラン
ジ部12は、特に必要なければ設けなくても良いもので
ある。
【0017】ところで、図1中(図2,図3等参照)、
点(A1 )〜(A4 )は各気筒毎のブランチ部4,1
7,18,19の入口部中心点を示しており、点
(B1 )〜(B4 )は各気筒毎のブランチ部4,17,
18,19の出口部中心点を示している。また、図中、
線(X1 )〜(X4 )は、点(A1 )〜(A4 )と、点
(B1)〜(B4 )と、を結んだ各ブランチ部4,1
7,18,19の中心線である。また、点(Z1 )〜
(Z4 )は、線(X1 )〜(X4 )上に存在する各ブラ
ンチ部4,17,18,19の出口部曲げRの中心点で
ある。
【0018】ところで、図1のインテークマニホールド
一体構造ロッカーカバー装置1を、図1に示す矢視K方
向から見ると、図2に示すようになるが、当該図2に示
したように、半割コレクタ部2や本体側コレクタ部16
の内部へ吸気を取り入れるための吸気取入口21が、前
記スロットルチャンバー取付フランジ部5に設けられて
いる。なお、前記スロットルチャンバー取付フランジ部
5には、スロットルチャンバー(図示せず)を当該スロ
ットルチャンバー取付フランジ部5に締結固定するため
のスタッドボルト20が、半割コレクタ部2を成型する
際に埋め込まれるようになっている。なお、位置決めの
容易性や締結作業性等の面で有利であるスタッドボルト
20の代わりに、雌ネジを有する金具を設けたりボルト
貫通穴を設けるようにしても構わない。
【0019】図2中の半割部22は、ディストリビュー
タ(図示せず)を取り付けるための半円状の開口部であ
る。なお、当該半割部22は、シリンダヘッド(或いは
図示しないロアカバー等)側に形成される半割部と重ね
られて円形の開口部を形成し、ディストリビュータの回
転軸(図示せず)等を嵌挿保持することになる。また、
取付面23は、インテークマニホールド一体構造ロッカ
ーカバー装置1をシリンダヘッドに取り付けるための取
付面であり、取付面23には、油漏れ防止等のためにシ
リンダヘッドとの間にラバー製のガスケット(図示せ
ず)等が介装されるようになっている。図3は、図1の
D−D断面図であるが、図3の斜線部30は、ブランチ
曲げR部18Rを成型する回転中子の一部を示し、斜線
部31は、ブランチ部18及び本体側コレクタ部16を
成型するための金型の一部を示している。
【0020】また、シリンダヘッドの上部に配設される
図示しない動弁系(吸気弁,排気弁,カム等)は、イン
テークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置1の下
方に形成される動弁室32内に収容されるようになって
いる。図4は、図1のE−E断面図を示しており、即ち
本実施形態におけるインテークマニホールド一体構造ロ
ッカーカバー装置1を長手方向に切断した断面図を示し
ているが、図4に示される溝40は、油漏れ等を防止す
るための前記ラバー製ガスケット等を挿入するために取
付面23に刻設される溝である。また、図5は、インテ
ークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置1の下面
図であるが、当該図5に示すように、各ブランチ部4,
17,18,19の出口部であるブランチ出口部50が
各々開口されている。そして、各点火栓取付穴11をイ
ンテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置1の
長手方向で相互に連結して補強するための補強リブ51
や、各ブランチ部4,17,18,19を下方から補強
するための補強リブ52や、点火栓取付穴11の周囲を
補強するための補強リブ53が設けられるようになって
いる。
【0021】また、図5に示されるように、前記溝40
は、インテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装
置1の略全周に亘って取付面23に刻設されるようにな
っている。以上のような構成を備えた本実施形態におけ
るインテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置
1によれば、以下のような特有の作用効果を奏すること
ができる。
【0022】即ち、従来のインテークマニホールド一体
構造ロッカーカバー装置(実開平4−6564号)はア
ルミ合金製であり、この材質のみを樹脂製に代えれば簡
単に軽量化を図ることはできるが、上記従来装置の構造
では、樹脂製にするとメルタブルコア等(消失中子)を
必要とするため、コスト低減等をそれ程期待できない。
つまり、メルタブルコア等を採用すれば複雑な形状でも
比較的高精度に成型することができるが、その一方で、
メルタブルコア自体が高価であり、また、メルタブルコ
アの採用により単位時間当たりの生産性等が大幅に低下
することになるので、従来装置を単に樹脂製にしたから
といって、直ちにコスト低減を効果的に図れるものでは
ないのである。
【0023】そこで、本実施形態では、メルタブルコア
等を使用しなくても、インテークマニホールド一体構造
ロッカーカバー装置を樹脂製で低コストで製造すること
ができるように、インテークマニホールドのコレクタ部
を長手方向で分割、即ち、半割コレクタ部2と、本体側
コレクタ部16、とを分割しておいて、両者を別個に射
出成型した後で、接合面6で両者を接合させるようにし
ている。この接合については、様々な接合方法(接着剤
などによる接合方法等)が考えられるが、そのうちの1
つとして溶着接合があり、具体的な溶着方法としては、
例えば、振動溶着方法、超音波溶着方法等がある。
【0024】従って、従来、成型後に金型等を抜くこと
ができずまた製品精度を保つためにメタブルブルコア等
を採用しなければならなかったコレクタ部内方やブラン
チ部内方(図3で言えば、半割コレクタ部2と本体側コ
レクタ部16で囲まれた部分や、金型31に相当する部
分)を、半割コレクタ部2が接合されるまでは、外部に
広く臨ませることが可能になるので、即ち、図3に示し
た中子金型31を用いても成型後において図3中左方へ
「型抜き」を円滑に行なえることになるので、メルタブ
ルコア等を用いなくて済み、以ってコスト低減を大幅に
促進することができる。
【0025】なお、外型や、半割コレクタ部2の内方の
型に関しては、一般的なものを用いればよいので詳しい
説明は省略する。。また、ブランチ出口曲げR部18R
の型に関しては、図3に示したように、Z 2 点を中心に
図中矢印方向に回転する前記回転中子30を使用するこ
とができる。
【0026】なお、図1〜図3,図5に示すように、A
点,B点,Z点を各ブランチ部4,17,18,19毎
に直線上に配設し、かつ、図1平面や図3平面において
各直線が相互に平行に配置するようにしているので、前
述した本体側コレクタ部16とブランチ部18とを成型
する中子金型31は、各ブランチ毎に独立に形成しても
勿論構わないが、各ブランチ部4,17,18,19に
対応するそれぞれの型を1つに纏めて一体的に形成して
おいても容易に型抜きができるようになっている。ま
た、前記回転中子30についても同様である。
【0027】ところで、前記接合フランジ部14と前記
接合フランジ部15とを設け、溶着による接合面6を、
これらの全周に亘って設けるようにしているので、十分
な溶着面積を確保することができ、以って接合強度を高
いものにすることができている。なお、本実施形態で
は、インテークマニホールドのコレクタ部を2分割する
こととして説明したが、これに限らず、若干生産性は劣
るものの、各ブランチ部のレイアウトの制約等を考慮し
て、2以上に分割してもよいものである。また、本実施
形態では、中子金型31を、各ブランチ部4,17,1
8,19の中子金型として一体的に形成し一度に各ブラ
ンチ部4,17,18,19の型抜き作業等を行なえる
構成として説明したが、これに限るものではなく、例え
ば、各ブランチ毎に中子金型を形成するようにしてもよ
いし、所定数のブランチ部を一つの中子金型で成型し、
他のブランチ部を一体的な中子金型或いはメルタブルコ
ア等で別に成型するようにすることもできる。
【0028】このように、本実施形態では、インテーク
マニホールド一体構造ロッカーカバー装置をインテーク
マニホールドの各ブランチ部に連設されるコレクタ部で
分割する構成とし、即ち、インテークマニホールド一体
構造ロッカーカバーの本体部と、分割されたコレクタ部
2と、を別々に成型し、その後に両者を接合させてイン
テークマニホールド一体構造ロッカーカバー装置1を完
成させるようにしたので、高価なメルタブルコア等を用
いなくても良好に樹脂製のインテークマニホールド一体
構造ロッカーカバー装置を成型することができ、生産性
の向上やコスト低減を効果的に図ることが可能となる。
【0029】また、樹脂製としたことで、例えば比重1.
4 〜1.5 の繊維強化樹脂を用いることで、強度を確保し
つつ大幅に軽量化を図ることができ、かつ熱伝導率を小
さくできるので、吸気温度の上昇を抑制できエンジン出
力の低下を極力抑制することができる。なお、本実施形
態では、インテークマニホールド一体構造ロッカーカバ
ー本体と前記分割された半割コレクタ部2とを、ロッカ
ーカバー本体側に設けた接合フランジ部15と、半割コ
レクタ部2側に設けた接合フランジ部14と、で形成さ
れる比較的簡単な形状でかつ接合状況等を確認し易い接
合面6の全周に亘って溶着接合させるようにしているの
で、接合を確実なものとできると共に十分に溶着面積を
確保することができ接合強度を高いものにできる。
【0030】また、ブランチ部4,17,18,19の
吸気流れ直交方向断面の形状を、図4,図5に示すよう
に、吸気流れ直交方向に長い略長方形状としているの
で、ブランチ出口曲げR部18Rでの吸入空気の剥離発
生による吸気効率の低下を防止することができると共
に、インテークマニホールド一体構造ロッカーカバー装
置1の高さを低く抑えることができる。
【0031】更に、半割コレクタ部2を本体側と分割す
る構成であるので、半割コレクタ部2の形状を変更する
だけで、吸気系レイアウトの変更に簡単に対応すること
ができるという利点もある。ところで、ブランチ部の中
心線Xに沿って図2或いは図3中上下方向に型割るよう
にして両者を接合させることも考えられるが、かかる場
合は接合面が複雑形状となりかつ広範囲となるため、接
合強度の確保や管理等が本実施形態の場合に比較して困
難になるので、量産等に対しては、本実施形態のほうが
優れている。
【0032】なお、本実施形態では、直列4気筒機関に
用いられるインテークマニホールド一体構造ロッカーカ
バー装置について説明してきたが、これに限るものでは
なく、他の気筒数(例えば、2気筒でもよい)の直列機
関,V型機関,水平対向機関等にも適用することがで
き、更には点火栓取付穴11に代えて燃料噴射弁を取り
付ける穴を配設するようにすればディーゼル機関等にも
適用できることは勿論である。次に、第2の実施形態に
ついて説明する。
【0033】第2の実施形態は、図6に示すように、イ
ンテークマニホールドコレクタ部に吸入空気を取り入れ
るためのスロットルチャンバー(図示せず)を取り付け
るためのスロットルチャンバー取付フランジ部69を、
半割コレクタ部61の略中央部に配設した場合の実施形
態である。なお、第1の実施形態と同様に、点火栓取付
穴71,オイルフィラーキャップ取付穴70等が設けら
れると共に、半割コレクタ部61側に設けられる接合フ
ランジ部68と、本体側に設けられる接合フランジ部6
9とが、接合面67を介して、接合されるようになって
いる。
【0034】図中、M1 〜M4 は、各ブランチ部63,
64,65,66の入口部中心点を示し、N1 〜N4
各ブランチ部63,64,65,66の出口部中心点、
1〜W4 は各ブランチ部63,64,65,66の出
口部曲げRの中心点を示している。なお、1気筒目のブ
ランチ中心線Y1 と、2気筒目のブランチ中心線Y
2 と、が平行に配設される一方、3気筒目のブランチ中
心線Y3 と、4気筒目のブランチ中心線Y4 と、が平行
に配設されるようになっている。この場合は、ブランチ
部成型用オス型を各ブランチ間で一体として形成すると
「型抜き」が行なえなくなるが、例えば、1気筒目と2
気筒目とを一体とし、3気筒目と4気筒目とを一体と
し、ブランチ部成型用オス型を2分割としておくこと
で、容易に型抜きを可能にすることができ、第1の実施
形態と同様に、メルタブルコア等を用いなくても良好に
樹脂製のインテークマニホールド一体構造ロッカーカバ
ー装置を成型することができ、生産性の向上やコスト低
減を効果的に図ることが可能となる。
【0035】また、樹脂製としたことで、大幅に軽量化
を図ることができ、かつ熱伝導率を小さくできるので、
吸気温度の上昇を抑制できエンジン出力の低下を極力抑
制することができる。なお、本実施形態では、インテー
クマニホールド一体構造ロッカーカバー装置60の本体
部と前記分割された半割コレクタ部61とを、ロッカー
カバー本体側に設けた接合フランジ部69と、半割コレ
クタ部61側に設けた接合フランジ部68と、で形成さ
れる比較的簡単な形状でかつ接合状況等を確認し易い接
合面67の全周に亘って溶着接合させるようにしている
ので、接合を確実なものとできると共に、十分に溶着面
積を確保することができ接合強度を高いものにできる。
【0036】つづけて、第3の実施形態について説明す
る。第3の実施形態では、エンジンの出力低下を防止す
るための一例を説明する。図7において、インテークマ
ニホールド一体構造ロッカーカバー装置80は、シリン
ダヘッド81の上部に配設される。また、エキゾースト
マニホールド82が、シリンダヘッド81のエキゾース
トポートに連設されている。そして、遮熱板89が設け
られると共に、燃料噴射弁91やラバー製ガスケット9
2等が設けられている。
【0037】なお、ブランチ部83と半割コレクタ部8
4とは、第1の実施形態や第2の実施形態で説明した方
法で成型される。ところで、インテークマニホールドと
ロッカーカバーとを一体構造とすると、コレクタ部84
及びブランチ部83内の吸気温度が上昇し易くなり、即
ち、エキゾーストマニホールドからの輻射熱やロッカー
室内の高温なオイルの飛沫等によってコレクタ部84及
びブランチ部83の壁面が高温になり易くなり吸気温度
が上昇し吸入空気の質量が減って、エンジン出力・トル
クが低下することになるが、従来のアルミ合金製を、樹
脂製に代えることで、熱伝導率を小さくできるので、充
填効率を改善でき、以ってエンジン出力・トルクの低下
を改善することができる。
【0038】なお、本実施形態では、樹脂材として、繊
維強化されたナイロン66を採用することで、強度確保
と断熱性確保とを高いレベルで両立させることができる
ようになっている。しかも、図7においてハッチングで
示す部位、即ち、ブランチ部83の下部壁と吸気カム9
3や排気カム94を内装するロッカー部90を被うロッ
カーカバー上部壁とを共有化した壁部85と、ロッカー
カバー側壁部とコレクタ部側壁を共有化した壁部95
と、本体側コレクタ部の下部壁86と、半割コレクタ部
84の下部壁87の肉厚(吸気への熱伝導に影響する部
分の肉厚)を、他の部位の肉厚に比べ、20〜50%厚
肉化するようにしてあるので、第1,第2の実施形態と
同様の作用効果を奏することができるのは勿論のこと、
より一層断熱性を向上させることができ、充填効率を向
上させることができ、以ってエンジン出力・トルクの改
善を図ることができるものである。
【0039】ところで、上記各実施形態によれば、金型
によりブランチ部を成型することができるので、即ち、
従来のアルミ合金製のように砂型等を用いて成型しなく
て済むので、ブランチ部の内壁面を良好な特性にでき
る、例えば表面粗さ等を細かくできるので、これによっ
て充填効率を1〜3%向上させることができるものであ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製造コスト等を増大させることなく、インテークマニホ
ールド一体構造ロッカーカバー装置を樹脂化することが
でき、以って低コストで軽量化,エンジン出力の増大等
を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるインテークマ
ニホールド一体構造ロッカーカバー装置の上面図。
【図2】図1のK矢視図。
【図3】図1のD−D断面図。
【図4】図1のE−E断面図。
【図5】同上実施形態のインテークマニホールド一体構
造ロッカーカバー装置の下面図。
【図6】本発明の第2の実施形態におけるインテークマ
ニホールド一体構造ロッカーカバー装置の上面図。
【図7】本発明の第3の実施形態におけるインテークマ
ニホールド一体構造ロッカーカバー装置の断面図。
【符号の説明】
1 インテークマニホールド一体構造ロッカーカバー
装置 2 半割コレクタ部 3 ロッカーカバー部 4 ブランチ部 6 接合面 14 接合フランジ部 15 接合フランジ部 16 本体側コレクタ部 17 ブランチ部 18 ブランチ部 19 ブランチ部 85 壁部 86 本体側コレクタ部の下部壁 87 半割コレクタ部84の下部壁 95 側壁部 A ブランチ部入口中心点 B ブランチ部出口中心点 X ブランチ部の長手方向中心線 Z ブランチ部出口部曲線(曲げR)の中心点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉村 亨 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 岩出 保之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 又吉 豊 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロッカーカバー部と、インテークマニホー
    ルドのブランチ部と、インテークマニホールドのコレク
    タ部を分割した一部であって前記ブランチ部に連設され
    るコレクタ部の一部と、を射出成型により成型した本体
    部と、 前記本体部とは別体に射出成型により成型され、フラン
    ジ面を介して前記本体部のコレクタ部の一部に接合され
    るインテークマニホールドのコレクタ部の残部と、 を含んで構成したことを特徴とするインテークマニホー
    ルド一体構造ロッカーカバー装置。
  2. 【請求項2】ロッカーカバー上方から見た場合に、ブラ
    ンチ部の入口部中心点と、ブランチ部の出口部中心点
    と、ブランチ部の出口部曲線の中心点と、が略同一直線
    上にあることを特徴とする請求項1に記載のインテーク
    マニホールド一体構造ロッカーカバー装置。
  3. 【請求項3】ロッカーカバー上方から見た場合に、少な
    くとも隣合う2つのブランチ部の長手方向中心線が略同
    一方向を向いていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のインテークマニホールド一体構造ロッカー
    カバー装置。
  4. 【請求項4】ブランチ部の下部壁とロッカーカバーの上
    部壁とを共有化した壁部の肉厚と、 ロッカーカバーの側壁部とコレクタ部の側壁部とを共有
    化した壁部の肉厚と、 を他の壁部の肉厚部より厚くしたことを特徴とする請求
    項1〜請求項3の何れか1つに記載のインテークマニホ
    ールド一体構造ロッカーカバー装置。
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