JPH09157557A - 可変光輝性組成物、その塗装体及び塗装方法 - Google Patents

可変光輝性組成物、その塗装体及び塗装方法

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JPH09157557A
JPH09157557A JP33779795A JP33779795A JPH09157557A JP H09157557 A JPH09157557 A JP H09157557A JP 33779795 A JP33779795 A JP 33779795A JP 33779795 A JP33779795 A JP 33779795A JP H09157557 A JPH09157557 A JP H09157557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鮮やかな有色の外観色とともに優れた光沢度
と、観察方向によってその光沢度が変化する可変光輝性
を与える組成物、それを塗装した塗装体及びその塗装方
法を提供する。 【解決手段】 可変光輝性組成物中に、二酸化チタン被
覆雲母表面がコバルト、ニッケル、銅、亜鉛、スズ、
金、銀より選ばれた1種又は2種以上の金属粒子で被覆
され、前記金属被覆量が雲母100重量部に対して1〜
60重量部である光輝性有色顔料と、バインダー樹脂
と、有機溶剤を含有し、特に、光輝性有色顔料とバイン
ダー樹脂の配合割合が重量比で1:2〜3.5:1の範
囲であることを特徴とする。また、可変光輝性組成物の
塗装体の乾燥後の塗膜膜厚が0.01〜0.07mmの
範囲であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光輝性組成物、特
にその光輝性が観察角度によって変化する可変光輝性を
与える組成物、その塗装体、及びその塗装方法等に関す
る。
【0002】
【従来の技術】塗料や印刷インキにおいて、基材の一部
あるいは全部に、その外観を美麗にしたり、高級感を与
えるために光輝性を与えることがしばしば要求される。
従来より塗装物や印刷物に光輝性を与えるために、アル
ミニウム粉等の金属粉や雲母チタン系のパール顔料等を
塗料やインキ組成物中に分散混合して用いることが一般
的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
このような金属粉等を用いる方法では、腐食や、比重が
高いことによる配向変化のために経時的に光輝感が鈍く
なることがあり、また、その光輝性も用いる金属粉の金
属色に由来するもので金属粉単独で赤や青と言った有色
の光輝性を得ることはできなかった。一方、雲母チタン
系のパール顔料には種々の有色の干渉色を持つものが知
られているが、このようなパール顔料においてもの外観
色は基本的には白色であり、また、その光輝感もパール
様のマットなもので、鮮やかな有色の外観と高い光沢度
を望む用途において満足できるものではなかった。
【0004】また、光輝性においてはしばしば観察角度
による光沢度が著しく異なるフリップフロップ効果が要
求されることがあるが、従来の方法では鮮やかな有色の
外観色と高い光沢度を発揮し、且つこのフリップフロッ
プ効果も高い塗装体を得ることは困難であった。本発明
はこのような従来技術の課題に鑑み成されたものであ
り、その目的は、鮮やかな有色の外観色と高い光輝性を
発揮し、しかも、フリップフロップ効果の高い可変光輝
性の組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは以前に二酸
化チタン被覆雲母表面をコバルト、ニッケル、銅より選
ばれた1種又は2種以上の金属粒子で被覆することによ
って得られる顔料が、多彩な有色の外観色と共に光輝性
を有することを報告した(特願昭61−188887
号)。そして、今回この顔料を適正に配合した塗料やイ
ンク等の組成物の塗装体が良好な有色の光輝感を発揮す
るとともに、観察角度による光沢度が著しく変化するこ
とを見出した。また、被覆金属として、亜鉛、スズ、
金、銀を用いた場合にも、同様の効果が得られることも
見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明の請求項1記載の可変光
輝性組成物は、二酸化チタン被覆雲母表面がコバルト、
ニッケル、銅、亜鉛、スズ、金、銀より選ばれた1種又
は2種以上の金属粒子で被覆され、前記金属被覆量が雲
母100重量部に対して1〜60重量部である光輝性有
色顔料と、バインダー樹脂と、有機溶剤を含有すること
を特徴とする。又、本発明の請求項2記載の可変光輝性
組成物は、請求項1記載の組成物において、光輝性有色
顔料とバインダー樹脂の配合割合が重量比で1:2〜
3.5:1の範囲であることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3記載の可変光輝性塗装体
は、請求項1又は2に記載の可変光輝性組成物が基材上
に塗装された塗装体であって、該可変光輝性組成物の乾
燥後の塗膜における光輝性有色顔料とバインダー樹脂の
重量比が1:2〜3.5:1の範囲にあることを特徴と
する。
【0008】本発明の請求項4記載の可変光輝性塗装体
は、請求項3記載の塗装体において、可変光輝性組成物
の乾燥後の塗膜の幾何学的膜厚が0.01〜0.07m
mの範囲であることを特徴とする。本発明の請求項5記
載の方法は、請求項1又は2に記載の可変光輝性組成物
を、該可変光輝性組成物の乾燥後の幾何学的層厚が0.
01〜0.07mmの範囲となるように基材上に塗装す
ることを特徴とする。
【0009】
【本発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
いて詳述する。本発明で使用する光輝性有色顔料は基本
的に特願昭61−188887号に記載されているもの
であり、その製造方法も特願昭61−188887号記
載の方法を用いることができる。なお、二酸化チタン被
覆雲母表面を被覆する金属種としてコバルト、ニッケ
ル、銅以外に亜鉛、スズ、金、銀を用いた場合にも同様
に有色の外観色と光沢度を有する光輝性有色顔料を得る
ことができることが判明した。従って、本発明で使用す
る光輝性有色顔料は、雲母表面が二酸化チタンで被覆さ
れ、さらに該二酸化チタン被覆雲母表面がコバルト、ニ
ッケル、銅、亜鉛、スズ、金、銀より選ばれた1種又は
2種以上の金属粒子で被覆されてなり、且つ該金属被覆
量が雲母100重量部に対して1〜60重量部であるも
のである。
【0010】この光輝性有色顔料は、雲母、二酸化チタ
ン、金属という基本的に無彩色の無機原料で構成されて
いるにも関わらず、鮮やかな有彩色の外観色を呈し、し
かも、その光沢度において優れたものである。また、有
機顔料による着色顔料と異なり、その安定性等の顔料特
性にも非常に優れている。本発明の可変光輝性組成物に
おいて光輝性有色顔料の配合量は特に限定されないが、
組成物全量に対して通常5〜35重量%が好適である。
顔料の配合量が少ないと、隠蔽力が低下し、配合量が過
剰になると可変光輝性組成物中で顔料の分散が不均一に
なったり、組成物塗装体の外観がまだらになったり、組
成物の粘度が上昇して作業性や印刷適正等に好ましくな
い影響を及ぼすことがある。
【0011】なお、本発明において可変光輝性組成物と
は、基材上の一部、あるいは全部の表面を着色又は賦光
沢するのためのものを意味し、例えば塗料又は印刷イン
キのような組成物である。可変光輝性組成物によって塗
装される基材としては、紙、板紙、布、皮革、金属、プ
ラスティック等、可変光輝性を要求する基材であれば特
に限定されず、その形状も様々なものが適用可能であ
る。もちろん、予め塗装、印刷、コーティング処理され
た基材でもよい。
【0012】本発明にかかる可変光輝性組成物に配合さ
れるバインダー樹脂とは、光輝性有色顔料を基材上に安
定に密着させうる樹脂であり、可変光輝性組成物を基材
上に塗装後は該組成物中の溶剤が揮散して光輝性有色顔
料を包埋した状態で基材上に被膜を形成するものであ
る。バインダー樹脂は基材との相性や、形成被膜被膜強
度、膜厚等によって選択されるので特に限定されない
が、通常塗料や印刷インキのバインダーとして用いられ
ているものを使用することができる。例えば、ギルソナ
イト、マレイン酸樹脂、環化ゴム、硬化ロジン、石油樹
脂、ニトロセルロース、アクリル樹脂、ポリウレタン樹
脂、塩素化ポリプロピレン、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニ
ル、ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、アマニ油、変性
フェノール樹脂、フマル酸樹脂、エポキシエステル樹
脂、エポキシアミノ樹脂、エポキシフェノール樹脂、ポ
リエステル樹脂、ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、鉱油ワ
ニス、ケトン樹脂、塩化ゴム、エチルセルロース、尿素
樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。
【0013】また、本発明に係る可変光輝性組成物に配
合される溶剤としては、一般に塗料やインキに用いられ
る溶剤を用いることが可能であり、通常バインダー樹脂
を良好に溶解して作業性を向上させ、且つこの樹脂溶液
中に光輝性有色顔料が良好に分散配合できるものであれ
ば特に限定されない。例えば、トルエン、キシレン、n
−ヘキサン、シクロヘキサン、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピル、酢酸n−ブ
チル、酢酸イソブチル、メタノール、エタノール、n−
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブ
チルアルコール、イゾブチルアルコール、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコール
モノメチルアセテート、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート等が挙げられる。
【0014】溶剤としては揮発性の有機溶剤が多く用い
られるが、場合によっては水等を配合しても良い。本発
明の可変光輝性組成物においては、本発明の効果を損な
わない範囲であれば組成物の特性を調節するために前記
必須成分の他に通常塗料やインキに配合されている各種
添加剤を配合してもよい。例えば、可塑剤、ワックス、
湿潤剤、安定剤、染顔料、静電防止剤、消泡剤、酸化防
止剤、レベリング剤、重合禁止剤、フィラー剤等が挙げ
られる。
【0015】本発明において、有色の高い光輝感と、観
察方向によって光沢が著しく変化するフリップフロップ
効果を得るためには可変光輝性組成物中の光輝性有色顔
料とバインダー樹脂の重量比は1:2〜3.5:1であ
ることが好適である。このような可変光輝性組成物を基
材上に塗装すると、乾燥により可変光輝性組成物中の溶
剤が揮散し、基板上にバインダー樹脂被膜が形成され、
光輝性有色顔料はこの被膜中に保持されて、塗膜が形成
される。従って、基板上の塗膜中、光輝性有色顔料とバ
インダー樹脂の重量比は1:2〜3.5:1の範囲に存
する。このような組成比を有する塗膜は基板に有色の外
観色及び高い光輝感を与え、且つ良好なフリップフロッ
プ効果を発揮する。
【0016】また、本発明に係る可変光輝性組成物が基
板上に塗装された塗装体において、乾燥後の塗膜の幾何
学的膜厚は0.01〜0.07mmであることが好適で
ある。塗膜膜厚が小さい場合には顔料による外観色が希
薄で隠蔽力が低く、十分な色調や光沢度、フリップフロ
ップ効果が得られない。一方、塗布膜厚が大きすぎると
塗膜がうまくのらずにまだらになることがあり、外観が
不均一となりやすく、光沢度やフリップフロップ効果も
低下する傾向にある。
【0017】本発明における塗装方法は、本発明に係る
可変光輝性組成物を基材上の一部又は全部の表面に塗布
する方法であり、一般的な印刷方法も含む概念である。
本発明の塗装方法としては、従来より行われている塗装
方法、印刷方法、コーティング技術を利用することがで
き、例えば印刷方法としては凸板印刷、凹板印刷、グラ
ビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、オフセット
印刷、インキジェット印刷、静電印刷等が利用できる。
また、はけ塗り、スプレー塗り、転がし塗り、ステンシ
ル塗り、静電塗り、流し塗り、浸し塗り、ローラー塗
り、吹き付け塗り等の塗装方法も用いることができる。
以下に、具体例を挙げて本発明をさらに詳細に説明す
る。
【0018】製造例1 光輝性有色顔料の製造 Iriodin205(金色の干渉色を有するルチル型雲母チタ
ン、西独Merck社製)50gを8×10-3M塩化スズ水
溶液500mlに分散させ、濾過後、5×10-3M塩化
パラジウム水溶液に再度分散させた。濾過後、得られた
活性化雲母チタン50gをpH6〜6.5、浴温80℃
に保った次亜リン酸ナトリウム(10g/l)、クエン
酸ナトリウム(100g/l)、硫酸アンモニウム(5
0g/l)、硫酸ニッケル(11.75g/l)からな
る無電解ニッケルメッキ浴1200mlに分散させ、1
時間撹拌を続けた。濾過後、水洗し、150℃で12時
間乾燥させ、金色の外観色を有する光輝性有色顔料52
gを得た。
【0019】試験例1:顔料と樹脂の比率 製造例1の光輝性有色顔料を用い、表1〜2の処方で顔
料を撹拌機で均一に分散させて可変光輝性組成物を調製
した。この組成物をドクターブレードを用いて白紙上に
塗布した。得られた色紙を乾燥後、20×100mmの
大きさに切り取り、測定用試料とした。測色は肉眼観察
と、村上色彩研究所製の変角分光測色機(GCMS−
3)を用いた測色(入射角45℃、受光角35度及び6
5℃)を行った。各受光角における明度(Y値)を光沢
度とした。なお、測定用試料の乾燥後の塗膜膜厚は0.
016mm及び0.032mmの2種類であった。
【0020】
【表1】 ──────────────────────────────────── 顔料 2 5 15 30 40 50 ニトロセルロース 10 10 10 10 10 10 ブチルセルソルブ 10 10 10 10 10 10 ナフサ 20 20 20 20 20 20 シクロヘキサン 58 55 45 30 20 10 ──────────────────────────────────── TOTAL 100 100 100 100 100 100 ────────────────────────────────────
【0021】表1のインキ組成物の各受光角におけるY
値をプロットしたものが図1である。図1から解るよう
に顔料のバインダー樹脂(ニトロセルロース)に対する
割合が4倍量以上になると、35度と65度の何れの受
光角においても塗膜の光沢度が低くなり、受光角度によ
る光沢度の差(△Y)も小さくなり、フリップフロップ
効果を十分に得ることができない。このような光沢度及
びフリップフロップ効果の低下は肉眼観察でも容易に確
認することができた。一方、顔料の配合量が樹脂に対し
て0.5倍量より少ない場合には、塗膜自体の隠蔽力が
低下し、光沢度、△Yが小さくなる傾向が認められた。
また、肉眼観察においても顔料の色調が希薄で下地の影
響を強く受けていることがはっきりと認められた。
【0022】これに対して、顔料と樹脂の重量比が1:
2〜3.5:1の場合には、鮮やかな、光沢に優れた金
色の外観を示し、フリップフロップ効果も良好な試料が
得らた。このことは次のように推察できる。すなわち、
組成物中のバインダー樹脂に対する顔料の割合が多い場
合には、図2のように基材上に形成された塗装被膜中に
おける顔料の割合が大きくなるために、多くの顔料が基
材表面と平行に配向した状態で存在できない。このよう
な顔料の存在状態においては、顔料表面で反射される反
射光の反射角度の幅が広く、従って全体として光沢度は
低く、また、観察角度による光沢度の差も小さくなる。
【0023】一方、顔料の配合量が樹脂に対して少ない
場合には、図3のように塗装被膜中における顔料の割合
が小さいために、顔料は基材表面と平行に配向した状態
で存在することができるものの、顔料間の間隔が大き
い。そのために隠蔽力が低下するととも、反射光量が少
ないために光沢度や△Yの値も小さくなる。これに対し
て、組成物中の顔料とバインダー樹脂の配合割合が好適
な範囲にある場合には、図4に示すように基材表面に形
成された塗装被膜中においてほとんどの顔料が顔料が基
材表面と平行に配向した状態で存在することができ、し
かも顔料間の間隔も密で幾層にも積層して存在すること
ができる。このような存在状態においては反射光の光量
が十分で、顔料表面での反射光の反射角度も幅が狭いの
で、高い光沢度とともに優れたフリップフロップ効果を
得ることができるものと考えられる。
【0024】以上のことから、本発明の可変光輝性組成
物における好適な光輝性有色顔料:バインダー樹脂の重
量比としては1:2〜3.5:1の範囲であることが理
解される。
【0025】試験例2:塗装膜厚 次に、塗布膜厚を変えてその塗膜の外観、光沢度、フリ
ップフロップ効果について肉眼で比較した。用いた可変
光輝性組成物は前記表1の顔料濃度5重量%及び30重
量%のものである。
【0026】
【表2】 顔料濃度5重量%(顔料:樹脂=1:2) ──────────────────────────────────── 塗膜膜厚(μm) 5 10 30 50 70 100 ──────────────────────────────────── 外観 △ ○ ○ ○ △ × 光沢度 × ○ ○ ○ ○ △ フリップフロップ効果 × ○ ○ ○ ○ △ ────────────────────────────────────
【0027】
【表3】 顔料濃度30重量%(顔料:樹脂=3:1) ──────────────────────────────────── 塗膜膜厚(μm) 5 10 30 50 70 100 ──────────────────────────────────── 外観 △ ○ ○ ○ △ × 光沢度 △ ○ ○ ○ ○ × フリップフロップ効果 △ ○ ○ ○ ○ × ────────────────────────────────────
【0028】表2〜3からわかるように、塗膜膜厚が1
0μm未満の場合には顔料による外観色が希薄で隠蔽力
が低く、よって十分な色調や光沢度が得られず、フリッ
プフロップ効果も小さい。一方、塗布膜厚が100μm
付近まで大きくなると塗膜がうまくのらずにまだらにな
ることがあり、外観が不均一となりやすく、光沢度やフ
リップフロップ効果も低下する傾向にある。従って本発
明の顔料組成物の塗装体において塗膜の膜厚は10〜7
0μmが好適であることが理解される。
【0029】
【実施例】以下、さらに本発明の実施例を挙げるが、本
発明はこれらによって限定されるものではない。なお、
特に限定のない限り、配合量は重量%で表す。
【0030】実施例1 グラビアインキ 光輝性有色顔料 30.0% エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂 7.5 塩素化ポリプロピレン 5.5 トルエン 28.0 酢酸エチル 8.5 メチルエチルケトン 17.0 イソプロピルアルコール 2.5 ポリエチレンワックス 0.8 静電防止剤 0.2
【0031】顔料は特願昭61−188887号実施例
1に記載の方法で製造した青色の光輝性顔料(被覆金
属:コバルト)を用いた。各成分を混合し、混合物をサ
ンドミルで混練してグラビアインキを得た。塗膜膜厚
(乾燥後)60μmで白紙上にグラビア印刷を行ったと
ころ、塗装体は青色の良好な色調と光沢度を発揮し、ま
た、見る角度によって光沢度が異なるフリップフロップ
効果が得られた。
【0032】実施例2 グラビアインキ 光輝性有色顔料 15.0% ポリアミド樹脂 15.0 ロジンエステル 4.0 ニトロセルロース 3.0 イソプロピルアルコール 46.0 酢酸エチル 5.0 トルエン 10.0 ポリエチレンワックス 2.0
【0033】顔料は特願昭61−188887号実施例
2に記載の方法で製造した緑色の光輝性顔料(被覆金
属:ニッケル)を用いた。各成分を混合し、混合物をサ
ンドミルで混練してグラビアインキを得た。塗膜膜厚
(乾燥後)50μmでポリエチレンフィルム上にグラビ
ア印刷を行ったところ、塗装体は緑色の良好な色調と光
沢度を発揮し、また、見る角度によって光沢度が異なる
フリップフロップ効果が得られた。
【0034】実施例3 グラビアインキ 光輝性有色顔料 20.0% 硬化ロジン 15.0 石油系樹脂 10.0 トルエン 55.0
【0035】顔料は被覆金属としてスズを用い、特願昭
61−188887号に記載の方法に準じて製造した。
すなわち、Iriodin217(赤色の干渉色を有する雲母チタ
ン、西独Merck社製)50gを8×10-3M塩化スズ水
溶液500mlに分散させ、濾過後、5×10-4M塩化
パラジウム水溶液に再度分散させた。濾過後、得られた
活性化雲母チタン50gを、浴温を室温に保った塩化ス
ズ(II)(6g/l)、チオ尿素(55g/l)、酒石酸
(39g/l)からなる無電解スズメッキ浴500ml
に分散させ、1時間撹拌を続けた。濾過後、水洗し、1
50℃で乾燥させ、赤色の鮮やかな外観色と干渉色を有
する光輝性有色顔料50.1gを得た。なお、得られた
顔料は雲母100重量部に対して5.1重量部のスズを
含有していた。
【0036】得られた赤色の光輝性顔料を用い、上記の
処方で各成分を混合し、混合物をサンドミルで混練して
グラビアインキを得た。塗膜膜厚(乾燥後)60μmで
白紙上にグラビア印刷を行ったところ、塗装体は赤色の
良好な色調と光沢度を発揮し、また、見る角度によって
光沢度が異なるフリップフロップ効果が得られた。
【0037】実施例4 グラビアインキ 光輝性有色顔料 30.0% ニトロセルロース 10.0 ブチルセルソルブ 10.0 ナフサ 25.0 シクロヘキサン 25.0
【0038】顔料は被覆金属として亜鉛を用い、特願昭
61−188887号に記載の方法に準じて製造した。
すなわち、Iriodin225(青色の干渉色を有する雲母チタ
ン、西独Merck社製)50gを8×10-3M塩化スズ水
溶液500mlに分散させ、濾過後、5×10-4M塩化
パラジウム水溶液に再度分散させた。濾過後、得られた
活性化雲母チタン50gを、pH11.5、浴温を80
〜90℃室温に保ったシアン化亜鉛(60g/l)、ク
エン酸ナトリウム(60g/l)、次リン酸ナトリウム
(60g/l)シアン化ナトリウム(80g/l)から
なる無電解亜鉛メッキ浴500mlに分散させ、1時間
撹拌を続けた。濾過後、水洗し、150℃で乾燥させ、
青色の鮮やかな外観色と干渉色を有する光輝性有色顔料
52.2gを得た。なお、得られた顔料は雲母100重
量部に対して9.6重量部の亜鉛を含有していた。
【0039】得られた青色の光輝性顔料を用い、上記の
処方で各成分を混合し、混合物をサンドミルで混練して
グラビアインキを得た。塗膜膜厚(乾燥後)40μmで
白紙上にグラビア印刷を行ったところ、塗装体は青色の
良好な色調と光沢度を発揮し、また、見る角度によって
光沢度が異なるフリップフロップ効果が得られた。
【0040】実施例5 グラビアインキ 光輝性有色顔料(製造例1) 14.0% エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂 7.2 塩素化ポリプロピレン 5.8 トルエン 58.0 酢酸エチル 11.0 イソプロピルアルコール 3.0 ポリエチレンワックス 0.8 静電防止剤 0.2
【0041】各成分を混合し、混合物をサンドミルで混
練してグラビアインキを得た。塗膜膜厚(乾燥後)60
μmで白紙上にグラビア印刷を行ったところ、塗装体は
金色の良好な色調と光沢度を発揮し、また、見る角度に
よって光沢度が異なるフリップフロップ効果が得られ
た。
【0042】実施例6 スクリーンインキ 光輝性有色顔料 15.0% アクリル樹脂 20.0 ナフサ 35.0 ブチルセルソルブ 30.0
【0043】顔料は特願昭61−188887号実施例
4に記載の方法で製造した赤紫色の光輝性顔料(被覆金
属:コバルト)を用いた。上記処方でスクリーンインキ
を製造し、塗膜膜厚(乾燥後)60μmでABS樹脂上
にスクリーン印刷したところ、塗装体は赤紫色の良好な
色調と光沢度を発揮し、また、見る角度によって光沢度
が異なるフリップフロップ効果が得られた。
【0044】実施例7 スクリーンインキ 光輝性有色顔料 15.0% ニトロセルロース 15.0 シクロヘキサノン 40.0 イソホロン 10.0 ナフサ 10.0 ジブチルフタレート 10.0
【0045】顔料は特願昭61−188887号実施例
3に記載の方法で製造した青色の光輝性顔料(金属とし
て銅使用)を用いた。上記処方でスクリーンインキを製
造し、塗膜膜厚(乾燥後)60μmでセルロイドフィル
ム上にスクリーン印刷したところ、塗装体は青色の良好
な色調と光沢度を発揮し、また、見る角度によって光沢
度が異なるフリップフロップ効果が得られた。
【0046】実施例8 スクリーンインキ 光輝性有色顔料 20.0% ニトロセルロース 20.0 シクロヘキサノン 45.0 イソホロン 10.0 ジオクチルフタレート 5.0
【0047】顔料は被覆金属として金を用い、特願昭6
1−188887号に記載の方法に準じて製造した。す
なわち、雲母50gをイオン交換水50gに添加して十
分に撹拌し均一に分散させた。得られた分散液に濃度4
0重量%の硫酸チタニル水溶液150.0gを加えて撹
拌しながら加熱し3時間沸騰させた。放冷後、濾過水洗
し、900℃で乾燥して二酸化チタン被覆雲母(雲母チ
タン)78gを得た。
【0048】得られた雲母チタン50gを8×10-3
塩化スズ水溶液500mlに分散させ、濾過後、5×1
-4M塩化パラジウム水溶液に再度分散させた。濾過
後、得られた活性化雲母チタン50gを、pH7.0〜
7.5、浴温を92〜95℃に保った、カリウム(2g
/l)、塩化アンモニウム(75g/l)、シュウ酸ナ
トリウム(50g/l)、亜リン酸ナトリウム(50g
/l)からなる無電解金メッキ浴1400mlに分散さ
せ、1時間撹拌を続けた。濾過後、水洗し、120℃で
乾燥させ、金色の鮮やかな外観色と干渉色を有する光輝
性有色顔料53.2gを得た。なお、得られた顔料は雲
母100重量部に対して7.1重量部の金を含有してい
た。
【0049】得られた金色の光輝性顔料を用い、上記の
処方でスクリーンインキを得た。塗膜膜厚(乾燥後)6
0μmで塩化ビニール上にスクリーン印刷を行ったとこ
ろ、塗装体は青色の良好な色調と光沢度を発揮し、ま
た、見る角度によって光沢度が異なるフリップフロップ
効果が得られた。
【0050】実施例9 スクリーンインキ 光輝性有色顔料 15.0% アクリル樹脂 20.0 ナフサ 35.0 ブチルセルソルブ 30.0
【0051】顔料は被覆金属として銀を用い、特願昭6
1−188887号に記載の方法に準じて製造した。す
なわち、Iriodin101(銀色の干渉色を有する雲母チタ
ン、西独Merck社製)50gを8×10-3M塩化スズ水
溶液500mlに分散させ、濾過後、5×10-4M塩化
パラジウム水溶液に再度分散させた。濾過後、得られた
活性化雲母チタン50gを、浴温を20℃室温に保った
硝酸銀(5g)、水(70ml)、38%ホルマリン
(9ml)からなる無電解銀メッキ浴に分散させた。濾
過後、水洗し、120℃で乾燥させ、銀色の鮮やかな外
観色と干渉色を有する光輝性有色顔料52.4gを得
た。なお、得られた顔料は雲母100重量部に対して
4.4重量部の銀を含有していた。
【0052】得られた銀色の光輝性顔料を用い、上記処
方でスクリーンインキを製造し、塗膜膜厚(乾燥後)5
0μmでABS樹脂上にスクリーン印刷したところ、塗
装体は銀色の良好な色調と光沢度を発揮し、また、見る
角度によって光沢度が異なるフリップフロップ効果が得
られた。
【0053】実施例10 スクリーンインキ 光輝性有色顔料 15.0% アクリル樹脂 20.0 ナフサ 35.0 ブチルセルソルブ 30.0
【0054】顔料は特願昭61−188887号に記載
の方法に準じて製造した。すなわち、実施例1で用いた
青色の光輝性有色顔料(被覆金属:コバルト)50gを
用いて、実施例9の方法と同様にして銀を被覆し、青色
の鮮やかな外観色と干渉色を有する光輝性有色顔料5
1.0gを得た。なお、得られた顔料は雲母100重量
部に対して4.2重量部の銀を含有していた。得られた
青色の光輝性顔料を用い、上記処方でスクリーンインキ
を製造し、塗膜膜厚(乾燥後)50μmでABS樹脂上
にスクリーン印刷したところ、塗装体は青色の良好な色
調と光沢度を発揮し、また、見る角度によって光沢度が
異なるフリップフロップ効果が得られた。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る可変光輝性
組成物は光輝性有色顔料とバインダー樹脂の重量比を
1:2〜3.5:1の範囲とし、乾燥後の塗膜膜厚を
0.01〜0.07mmとすることにより、鮮やかな有
色の外観色と高い光沢度とともに、フリップフロップ効
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る可変光輝性組成物中の
顔料濃度による光沢度の変化を示す図である。
【図2】本発明の一実施例に係る可変光輝性組成物中の
顔料と樹脂の配合比率によるその塗装被膜中の顔料の存
在状態を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る可変光輝性組成物中の
顔料と樹脂の配合比率によるその塗装被膜中の顔料の存
在状態を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る可変光輝性組成物中の
顔料と樹脂の配合比率によるその塗装被膜中の顔料の存
在状態を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化チタン被覆雲母表面がコバルト、
    ニッケル、銅、亜鉛、スズ、金、銀より選ばれた1種又
    は2種以上の金属粒子で被覆され、前記金属被覆量が雲
    母100重量部に対して1〜60重量部である光輝性有
    色顔料と、バインダー樹脂と、有機溶剤を含有すること
    を特徴とする可変光輝性組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変光輝性組成物におい
    て、光輝性有色顔料とバインダー樹脂の配合割合が重量
    比で1:2〜3.5:1の範囲であることを特徴とする
    可変光輝性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の可変光輝性組成
    物が基材上に塗装された塗装体であって、該可変光輝性
    組成物の乾燥後の塗膜中における光輝性有色顔料とバイ
    ンダー樹脂の重量比が1:2〜3.5:1の範囲にある
    ことを特徴とする可変光輝性塗装体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の可変光輝性塗装体におい
    て、可変光輝性組成物の乾燥後の塗膜の幾何学的膜厚が
    0.01〜0.07mmの範囲であることを特徴とする
    可変光輝性塗装体。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の可変光輝性組成
    物を、該可変光輝性組成物の乾燥後の幾何学的層厚が
    0.01〜0.07mmの範囲となるように基材上に塗
    装する方法。
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