JPH09155043A - チェーン化ホールの総合管理システム - Google Patents

チェーン化ホールの総合管理システム

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JPH09155043A
JPH09155043A JP34576695A JP34576695A JPH09155043A JP H09155043 A JPH09155043 A JP H09155043A JP 34576695 A JP34576695 A JP 34576695A JP 34576695 A JP34576695 A JP 34576695A JP H09155043 A JPH09155043 A JP H09155043A
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JP
Japan
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card
game
hall
machine
hole
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JP34576695A
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Hirotoyo Nagano
裕豊 永野
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Toyomaru Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技者が所持する遊技カードを各
ホールで使用可能とするために各ホールを通信手段を介
して接続し、使用する遊技カードが適正のものである
か、の照合の迅速化を図る。 【解決手段】 本発明の総合管理システムは、遊技価値
等を記録の遊技カードを管理するために、カード発行
機、カード精算機、循環式遊技機に付設のカード読取書
込み装置と接続し、記憶装置を有するホール管理装置を
各ホールに設置し、それらのホール管理装置を通信手段
を介して相互に接続してなるチェーン化ホールの総合管
理をするために、遊技カードに遊技者が受け取った時の
ホール名を記録することによって、適正なカードである
か、照合する為の記憶装置が容易に判明し、通信費の軽
減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード式遊技機又
は循環式遊技機が設置してある各ホールを通信手段を介
して接続して、遊技者が所持する遊技カードを各ホール
で使用可能とすることに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技者の便宜を図るために、遊技カード
が導入され、そのカードで遊技ができるカード式遊技機
(パチンコ機等)がホール(パチンコ店)に設置してあ
る。そのため、ホールには、金銭と交換して遊技価値等
を記録の遊技カードを発行するカード発行機、その遊技
カードで遊技可能なカード式パチンコ機、又、その遊技
カードの精算を可能とするカード精算機が設置してあ
り、ホール管理装置はそれらの機器と接続してあって、
遊技カードの遊技価値等、逐次、変化する情報を管理し
ている。そして、この遊技カードはチェーン化した他の
ホールでも使用可能であって、遊技者へのサービス向上
を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、他のホ
ールで発行の遊技カードを照合することは、通信手段を
使用して行う必要があり、迅速に対応することがサービ
ス向上に必要不可欠なことである。そこで、本発明は、
係るチェーン化したホールで使用可能な遊技カードに対
して、迅速に対応可能な総合管理システムを提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の総合管理シス
テムは、遊技価値等を記録の遊技カードを管理するため
に、カード発行機、カード精算機、循環式遊技機に付設
のカード読取書込み装置と接続し、記憶装置を有するホ
ール管理装置を各ホールに設置し、それらのホール管理
装置を通信手段を介して相互に接続してなるチェーン化
ホールの総合管理をするために、遊技カードに遊技者が
受け取った時のホール名を記録することによって、適正
なカードであるか、照合する為の記憶装置が容易に判明
し、通信費の軽減を図ることができる。又、請求項2の
総合管理システムは、遊技カードのデータを、各ホール
に設置のホール管理装置に付設の記憶装置に記録すると
共に、通信手段を介してホスト管理装置にも記録するこ
とによって、遊技カードの照合に際して、ホール管理装
置とするかホスト管理装置とするか、通信費の安い方の
選択ができる。請求項3の総合管理システムは、遊技カ
ードに遊技価値を記録しないものを使用して、不正防止
を図る。
【0005】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の態様)図1は、各ホール(パチンコ店)
における各機器のブロック図である。Aホールには、よ
く知られた構成のカード式遊技機が多数配置してあると
共に、その遊技カードを販売する発行機及び遊技カード
の遊技価値を交換するカード精算機がおいてある。そし
て、前記カード式遊技機、カード発行機及びカード精算
機はホール管理装置と接続されている。尚、このホール
管理装置には、入力手段のキーボード、モニタ、前記カ
ードのデータ等を記録する記憶装置、及び出力のプリン
タを備えている。又、他のホール(Bホール、Cホール
等)も同じシステムが構成してあると共に、各ホールに
設置のホール管理装置は、通信手段(電話線等)を介し
て、相互に、データの照合を可能にしてある。
【0006】次に、よく知られた構成のカード発行機に
ついて概略説明すると、遊技者はカード発行機に金銭を
入れ、交換する遊技価値に対応する操作を行うと、磁気
記録式の遊技カードには図2に示すデータを記録して排
出する。カード発行機番号は、ホールに備えた発行機を
区別するための番号であって、Aホール、Bホール等に
設置のカード発行機を区別可能な識別符号を記録する。
次のカード番号は前記発行機で発行した、例えば、累積
番号を記録しておくことによって発行枚数の総計が判
る。次に、発行の日時を記録しておくことによって、発
行した「日計」、「週計」、「月計」等が容易に集計で
きるし、時間も併せて記録しておくことによって、時間
別の集計もできる。
【0007】遊技価値は、遊技者が金銭と交換した貸球
数を度数変換したものであり、最も重要な記録である。
セキュリティーは、カードの書替等の不正を防ぐもので
種々の方策がある。次に、遊技カードには書換日時を記
録しておき、この書替日時は、遊技者がカード発行機で
カードを入手したときにはその日時であり、後述する遊
技機で使用し、遊技を終了して、球貸機50で排出した
ときにはその日時、精算機で精算した後にはその日時、
を記録しておく。又、遊技カードには前記書替日時と共
に、その書替日時を記録したホール名も記録する。そし
て、前記カード発行機で発行の遊技カードのデータは、
カード発行機に内蔵の通信手段を介して、ホール管理装
置に伝送され、ホール管理装置に付設の記憶装置に記録
される。
【0008】図3は、よく知られたカード式遊技機1
(パチンコ機)の正面図であり、遊技盤3には図示しな
い障害釘が多数植設され、ほぼ中央には、図柄表示器L
が設けてあって、遊技球が始動入賞口6を通過すると、
図柄表示部L1、L2、L3の図柄は変動を開始する。
そして、図柄表示部L1、L2、L3の図柄が予め設定
の図柄に揃うと大当たりとなり大入賞口7が開成し、大
入賞口7は30秒間開成を維持するか、遊技球が10個
入賞すると閉成する。又、前記開成中に、大入賞口7内
に設けられている特定領域8を遊技球が通過すると、大
入賞口7が再度開成し、この動作を16回行う。又、カ
ード式遊技機1に付設の球貸機50はカード読取書込み
装置を内蔵し、遊技カード(磁気式カード)によって貸
球を排出するように制御し、その貸球で遊技を可能とす
る。
【0009】次に、前記した各ホールに備えたカード式
遊技機、カード発行機、カード精算機、ホール管理装置
の管理について説明する。遊技者は、Aホールに設置の
カード発行機2Aで所定の貸球(度数)を記録した遊技
カードを入手すると、そのカード発行機2Aは、その遊
技カードのデータ(図2参照)をAホールのホール管理
装置3Aに送る。すると、そのデータはホール管理装置
3Aを介して記憶装置4Aに記録する。次に、遊技者
は、Aホールに設置のカード式遊技機1aで遊技をする
ために、遊技カードを球貸機の挿入口51に挿入する
と、球貸機50に内蔵のカード読取書込み装置(図示
略)によって、遊技カードのデータが読み取られて、遊
技カードのデータからホール名(Aホール)が判る。こ
のホール名は、前記した様に、遊技カードを遊技者が受
け取った時(書換えた時点)での場所(ホール名)であ
り、その遊技カードのデータは、そのホールに設置の記
憶装置4Aに記録されていることが判明する。そのた
め、この遊技カードのデータは、記憶装置4Aに記録の
データと照合することとなる。
【0010】そこで、具体的には、前記カード読取書込
み装置からの信号によって、ホール管理装置3Aを介し
て記憶装置4Aに記録のデータと照合し、その遊技カー
ドが適正である場合には、遊技価値(度数)を表示器5
2に表示し、遊技者が貸球釦55を1回押すと、予め決
められた所定数(例えば、25個)の遊技球が、遊技機
の裏面側に付設の球払出装置(図示略)を介して上皿5
4に排出される一方、遊技カードの遊技価値は減算され
ると共に表示器52にはそのデータが表示される。そし
て、遊技者が遊技を終了し、遊技カードの返却釦56を
押すと、球貸機50に内蔵のカード書込み装置(図示
略)によって、ホール名(A)も併せて記録されると共
に、その遊技カードのデータはこのホール管理装置3A
に送られ、そのデータはホール管理装置に付設の記憶装
置4Aに記録される。即ち、遊技者が遊技カードを受け
取ったとき、その遊技カードのデータは、受け取ったホ
ールに設置のホール管理装置3Aに転送され、それに付
設の記憶装置4Aに記録される。以上の記載は、遊技者
がAホールで遊技カードを入手したとき、或いは、Aホ
ールの遊技機で遊技をしたとき、遊技カードのデータ
は、Aホールに設置の記憶装置4Aに記録されている。
そのため、遊技カードが適正であるか否かは、Aホール
に設置の記憶装置4Aのデータと照合をすればよい。
【0011】次に、遊技者が、Aホールのカード発行機
で入手した遊技カード、或いはAホールの遊技機で遊技
した後の遊技カード、又は、Aホールに設置の精算機で
精算した後に遊技価値が残っている遊技カードを使用し
て、Bホールで遊技する場合について説明する。遊技者
は、Bホールのカード式遊技機に付設の球貸機の挿入口
51に遊技カードを挿入すると、球貸機50に内蔵のカ
ード読取書込み装置(図示略)は、遊技カードのデータ
からホール名(Aホール)を読み取り、遊技カードはA
ホールの記憶装置4Aに記録されていることが判明す
る。そこで、この遊技カードのデータは、ホール管理装
置3Bとホール管理装置3Aとを通信回線を介して、記
憶装置4Aに記憶のデータと照合して、不正カードか否
かの判断を行う。
【0012】尚、この遊技カードはBホールで使用され
たので、そのデータはいずれBホールに設置の記憶装置
4Bに記録されることとなるため、前記ホール管理装置
3Bとホール管理装置3Aが通信回線を使用して照合す
る際、Aホールの記憶装置4Aのデータを抹消するよう
に構成でき、この抹消によって記憶装置4Aの容量節約
を図ることができる。又、前記のように同じ遊技カード
が、複数の記憶装置4A、4B、4C等に記録されてい
ることを考慮して、例えば、夜間の通話料が安い時に、
相互の記憶装置を照合し、最新データ(書替日時を参
照)を記憶している記憶装置以外のデータを抹消する管
理方法であってもよい。
【0013】以上のように、遊技カードには、カード発
行機が設置してあるホール名、遊技機に付設の球貸機を
介して遊技球(貸球)を排出したホール名、カード精算
機が設置してあるホール名、即ち、遊技者が受け取った
時(データが書換えられたとき)のホール名を記録して
おくことによって、遊技カードの最新データが記録して
ある記録装置(4A、4B等)が判り、同じホールの場
合には直接そのホール管理装置を介して照合可能である
し、異なるホールの場合には通信手段を介して照合可能
となる。従って、遊技者が同じ遊技カードで、同じ日
に、異なるホールで遊技をしても対応できるし、通信費
の軽減を図ることができる。また、所謂、ホスト制御装
置(全てのホールに使用の遊技カードのデータを管理す
る装置)を不要とする利益がある。
【0014】尚、前記構成と異なって、ホール管理装置
3A、3B、3Cは、遊技カードが書換えられる毎に通
信手段を介して、各記憶装置4A、4B、4Cに、全て
のカードの最新データを記録しておくこともできるが、
この様な構成は、より迅速な照合を可能とするが、各記
憶装置4A、4B、4Cの容量が増大するし、多くの遊
技者は同じホールで遊技をすることを前提とすると、全
ての変更データを通信手段を介して実施することは無駄
な通信費を要することとなる。
【0015】(第2の実施の態様)本実施の態様は、図
4に示すようにホスト管理装置を設置し、ホール管理装
置3A、3B、3C等をバックアップ(又は、総合管
理)するため、通信手段で接続し、ホスト記憶装置に遊
技カードのデータを記録する。各ホールに設置のホール
管理装置3A、3B、3Cは、遊技カードが発行された
とき、遊技機で使用してデータが変更となったとき、或
いは、精算機でデータが変更となったときには、記憶装
置4A、4B、4C等に記憶すると共に、通信手段を介
してホスト管理装置にデータを転送して、ホスト記憶装
置にも記録する。従って、遊技カードのデータは、ホー
ル名が記録されているホールに設置の記憶装置4A、4
B、4Cと、ホスト管理装置に付設のホスト記憶装置に
記録されている。
【0016】遊技カードが、遊技機の球貸機の挿入口5
1に挿入されると、遊技カードに記録のホール名が読み
取られ、そこで、ホール名が在る場所とホスト管理装置
が在る場所との通信費を比較して、安い方と、通信手段
を介して照合する。ホールのチェーン化を図っている
と、遠方のホールと通信することは通信費にとって不利
益となることを考慮して、通信相手を選択して通信費の
軽減を図る。又、前記において、安い方に通信手段を介
して照合をしたが、遊技カードのデータが一致しないと
きには、他方に照合をして、遊技カードの正確さの向上
を図る。尚、ホスト管理装置は一箇所に限定することな
く、遊技者の移動範囲を考慮して地域毎に設置すること
であってもよいが、遊技データが変更される毎に、昼間
であっても、ホスト管理装置に転送することが必要であ
る。又、前記遊技カードに記録のホール名は、最新デー
タを記録しておく記憶装置に対応するものとして店名を
指すものであり、必ずしも現実のホール名に限定され
ず、識別符号(又は暗号等)であればよいし、Aホール
とBホールが共有の記憶装置として構成の場合には、遊
技カードの最新データがその共有の記憶装置に記録され
ていることが判る記号であればよい。
【0017】尚、遊技カードが不正であるかの判断とし
て、前記したように記憶装置4A、4B、4Cのデータ
と比較する他に、下記事項を考慮して行うと更によい。
遊技カードが照合されたとき、その遊技カードが何れの
ホールのパチンコ機から照合されたのかを記憶装置4
A、4B、4Cに記憶しておくことによって、その遊技
カードが現在使用中であるかの判断が可能となる。そこ
で、前記と同じ遊技カードが照合されたときには、使用
中の他に、同じ遊技カードが照合(使用)されたことが
判明する。このことは、正規の遊技カード(Aカード)
を購入して遊技価値等を改変して1枚のみを使用する場
合の防止はできないが、正規の遊技カード(A)と不正
の遊技カード(A’)が同時に使用された場合の不正使
用防止となる。かかる事態が生じたときには、何れかの
遊技カードが不正に作成されたものであるから、何れが
正規なカードかを店員等が判別することによって、不正
使用の減少を図ることができる。
【0018】(第3の実施の形態)次に、循環式のパチ
ンコ機(一定の遊技球を循環使用し、得失数を演算処理
する形式)に対応する場合について説明する。図5は、
循環式パチンコ機1Aの一部断面を示す正面図であっ
て、遊技形式は前記記載の遊技機1(図3)と同じであ
るため、同じ部品には同じ符号を附して説明を省略す
る。
【0019】先ず、循環式パチンコ機1Aに設置の遊技
球の発射装置20について説明すると、発射トレイ21
の左端部には入賞球入口23とファウル球及びアウト口
21からの遊技球Yを受け入れるアウト球入口24を備
えている。又、入賞球入口23には入賞球数を検出する
入賞球検出器25(近接スイッチ等)が備えてあると共
に、ファウル球数は図示略のファウル球検出器(近接ス
イッチ等)で検出される。又、循環使用する遊技球Yの
全てが発射トレイ21に並んだとき、最後端の遊技球位
置となる場所に近接スイッチ等の最終球検出器(近接ス
イッチ等)27が設置してある。
【0020】又、発射トレイ21の下端部には発射杆2
8が配設してあって、発射トレイ21内の遊技球Yはソ
レノイド31の昇降によって操作片30を介して1球
毎、発射杆28の前に送られると共に、その遊技球はリ
ミットスイッチ29の検出端29aを介して計数装置
(図示略)に遊技球の発射が有った信号を送る。
【0021】循環式パチンコ機1Aの左下には、カード
リードライト装置10が配置してあって、遊技者は遊技
を開始するため、挿入口11から遊技価値が記録された
遊技カードを挿入する。尚、この遊技カードは、カード
発行機2で発行され、図2に示す遊技価値として貸球数
を記録する。そして、挿入された遊技カードは不正であ
るか否か等は、前記第1又は第2の実施の形態で記載の
要領で行い、不正カードを挿入したときにはランプ14
を点灯すると共に挿入口11から遊技カードを排出す
る。一方、正規な遊技カードであるときには、遊技価値
(貸球数)を表示器12に表示してゲーム開始を可能と
し、前記リミットスイッチ29で検出の発射数を減算
し、ファウル球数及び賞球数を加算し、現在の貸球数を
表示器12に表示し、終了釦13を押すことによってカ
ードリードライト装置10を介してカード口11に返却
する。
【0022】以上のように、循環式パチンコ機1Aは、
前記カード式パチンコ機1とは、賞品球が上皿等に払い
出されるか否かの点で相違しているに過ぎず、図2に示
す遊技カードに記録の「遊技価値」として貸球数等に書
換えれば、前記第1又は第2の実施の形態での管理が可
能である。
【0023】又、前記遊技カードは図2に示す項目が記
録してあり、特に遊技価値は重要である。そこで、その
遊技価値が容易に書換えられないために、種々のセキュ
リティを施してあるが、容易に書換えられることがあ
る。そこで、かかる事態に対処する方式として、遊技カ
ードには遊技価値を記載しないこととする。この遊技カ
ードは、遊技価値が記載していないため記録できる領域
が広がり、その領域に、更なるセキュリティを記録する
ことができる利益があり、例えば、種々のダミー数字の
配列が可能となる。具体的な例として、遊技価値が「a
bc」(数字)である場合、「AaBCDEbcF」の
ように単純なダミー数字の挿入方法や、「Aa’BCD
Eb’c’F」とし、a’にはFとaの掛け算値、b’
にはbとDの差、c’にはcとAの加算値を配列する
等、記録領域の拡大によって複雑なセキュリティを行う
ことができる。
【0024】又、遊技カードに遊技価値が記録していな
いと、遊技カードを落したり盗難あって紛失したときに
は、かかる遊技カードの所有者は遊技価値が判らないた
め、使用をためらうこととなり、他人の遊技カードの使
用が減少する。又、かかる紛失カードに対する防衛策と
して、カード発行機2と各遊技機1に暗証番号を入力可
能な「テンキー」(数字や符号を備えたキーボード)等
を備える。そして、遊技者が、遊技カードをカード発行
機2で入手するとき、その「テンキー」を介して暗証番
号を登録すると、その暗証番号は発行された遊技カード
と共にホール管理装値3に記録される。従って、発行さ
れた遊技カードは暗証番号と対応し、遊技機で使用する
際には、その暗証番号を遊技機に備え付けの「テンキ
ー」を介して打ち込むと、予め登録の暗証番号と対比し
て不正使用か否かが判明する。このような管理を行え
ば、遊技カードを紛失したとしても、その遊技カードに
遊技価値が記録してあるか否かに拘らず、その遊技カー
ドと共に登録してある暗証番号が判明しない限り使用で
きないこととなって、不正使用の防止となる。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1の総合管理装置は、循
環式遊技機に使用する遊技カードにホール名を記録して
おくことによって、その記憶装置の存在が判明し、迅速
且つ通信費の軽減を図って、照合することができる。
又。請求項2の総合管理装置は、遊技カードの照合に際
して、ホールが在る場所とホスト管理装置が在る場所と
を比較して、通信費の安い方の選択ができる。請求項3
は遊技カードに遊技価値が記録していないので、不正使
用の防止の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の態様の各ホール(パチンコ店)に
おける各機器のブロック図である。
【図2】遊技カードのデータを示す。
【図3】パチンコ機の正面図である。
【図4】第2の実施の態様の各ホール(パチンコ店)に
おける各機器のブロック図である。
【図5】循環形式のパチンコ機の正面及び一部断面を示
す図である。
【符号の説明】
2A、2B、2C カード発行機 3A、3B、3C ホール管理装置 4A、4B、4C 記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技価値等を記録の遊技カードを管理す
    るために、カード発行機、カード精算機、循環式遊技機
    に付設のカード読取書込み装置と接続し、記憶装置を有
    するホール管理装置を各ホールに設置し、それらのホー
    ル管理装置を通信手段を介して相互に接続してなるチェ
    ーン化ホールの総合管理において、前記遊技カードに、
    遊技者が受け取った時のホール名を記録することを特徴
    とする総合管理システム。
  2. 【請求項2】 遊技カードのデータをホール管理装置に
    付設の記憶装置と共に通信手段を介して前記ホスト管理
    装置にも記憶し、遊技カードの照合に際して、ホール管
    理装置とホスト管理装置の通信費の安い方を選択するこ
    とを特徴とする請求項1の総合管理システム。
  3. 【請求項3】 遊技カードに遊技価値を記録しないこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2の総合管理システ
    ム。
JP34576695A 1995-12-07 1995-12-07 チェーン化ホールの総合管理システム Pending JPH09155043A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014028187A (ja) * 2013-08-27 2014-02-13 Sankyo Co Ltd 遊技用システム及び遊技用装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014028187A (ja) * 2013-08-27 2014-02-13 Sankyo Co Ltd 遊技用システム及び遊技用装置

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