JPH09154430A - 動物用美爪具 - Google Patents
動物用美爪具Info
- Publication number
- JPH09154430A JPH09154430A JP33426695A JP33426695A JPH09154430A JP H09154430 A JPH09154430 A JP H09154430A JP 33426695 A JP33426695 A JP 33426695A JP 33426695 A JP33426695 A JP 33426695A JP H09154430 A JPH09154430 A JP H09154430A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- animal
- nail polish
- nail
- container
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 飼い主の意を充分には解そうとはしないペッ
トに、美観に優れ、かつ容易に塗布できる動物様美爪具
を提供すること。 【構成】 犬や猫などの目元が目やにや涙の跡で汚れて
いる場合、これを濡れた布などで拭ってもきれいに落と
す事が出来るように、人間の用いる一時染毛料やファン
デーションの様に、隠ぺい力の高い顔料を用いて動物の
涙跡等を覆い隠す美爪液を、片手で塗布できる容器に充
填せしめて用いる事により、動物を片手で抱き止めなが
ら美爪料を塗布する事の出来る動物様美爪具に関する。
トに、美観に優れ、かつ容易に塗布できる動物様美爪具
を提供すること。 【構成】 犬や猫などの目元が目やにや涙の跡で汚れて
いる場合、これを濡れた布などで拭ってもきれいに落と
す事が出来るように、人間の用いる一時染毛料やファン
デーションの様に、隠ぺい力の高い顔料を用いて動物の
涙跡等を覆い隠す美爪液を、片手で塗布できる容器に充
填せしめて用いる事により、動物を片手で抱き止めなが
ら美爪料を塗布する事の出来る動物様美爪具に関する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、犬や猫などの愛玩用動
物の爪を装飾する美爪具に関する。
物の爪を装飾する美爪具に関する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】犬や猫などの動物を愛
玩する者は自分達と同様のメイクアップを自らの動物に
施したいという願望がある。しかしながら動物類は必ず
しも飼い主の意図を理解せず、目的を達成するためには
動物を手などで抱き止めるなどの操作が必要であり、動
物への美爪料の塗布は困難な作業であった。
玩する者は自分達と同様のメイクアップを自らの動物に
施したいという願望がある。しかしながら動物類は必ず
しも飼い主の意図を理解せず、目的を達成するためには
動物を手などで抱き止めるなどの操作が必要であり、動
物への美爪料の塗布は困難な作業であった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
鋭意研究の結果、乾燥後の塗膜が人体に用いるマニキュ
アと同等もしくはそれに準じる光沢と強度を有する樹脂
溶液もしくは樹脂エマルジョンに顔料を分散して、片手
で塗布できる容器に充填せしめて用いる事により上記問
題を解決し本発明を完成するに至った。
鋭意研究の結果、乾燥後の塗膜が人体に用いるマニキュ
アと同等もしくはそれに準じる光沢と強度を有する樹脂
溶液もしくは樹脂エマルジョンに顔料を分散して、片手
で塗布できる容器に充填せしめて用いる事により上記問
題を解決し本発明を完成するに至った。
【０００５】本発明に用いる美爪料は、愛玩する動物の
爪に塗布し、見栄えを良くする物であるから、人体に用
いるマニキュアのように優れた光沢と固着性と塗膜強度
を持たなければならないが、人体に用いる物ではないの
で動物用美爪料を構成する材料は幅広く選択可能であ
る。
爪に塗布し、見栄えを良くする物であるから、人体に用
いるマニキュアのように優れた光沢と固着性と塗膜強度
を持たなければならないが、人体に用いる物ではないの
で動物用美爪料を構成する材料は幅広く選択可能であ
る。
【０００６】人体に用いるマニキュアもその選択支の一
つであるが、家庭用塗料なども優れた塗膜性能を有する
優れた美爪液となる。即ち本発明に用いる美爪料は乾燥
後に優れた塗膜性能を有する樹脂溶液に顔料を分散する
事によって得られる物である。
つであるが、家庭用塗料なども優れた塗膜性能を有する
優れた美爪液となる。即ち本発明に用いる美爪料は乾燥
後に優れた塗膜性能を有する樹脂溶液に顔料を分散する
事によって得られる物である。
【０００７】着色成分としては、カーボンブラック、チ
タンホワイト、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、酸
化クロム、鉄黒、コバルトブルー、アルミナホワイト、
酸化鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウ
ムエロー、朱、ガドミウムレッド、黄鉛、モリブデード
オレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメー
ト、ホワイトカーボン、群青、鉛白、紺青、マンガンバ
イオレット、アルミニウム粉、真鍮粉等の無機顔料、C.
I.16185 、C.I.45430 、C.I.16255 、C.I.45410 、C.I.
45440 、C.I.45100 、C.I.19140 、C.I.15985 、C.I.42
053 、C.I.42090 、C.I.73015 、C.I.15850 、C.I.1558
5 、C.I.15630 、C.I.45170 、C.I.15800 、C.I.15880
、C.I.12120 、C.I.45380 、C.I.26100 、C.I.73360
、C.I.17200 、C.I.12085 、C.I.45370 、C.I.12075
、C.I.21110 、C.I.15510 、C.I.45425 、C.I.45350
、C.I.47005 、C.I.47000 、C.I.21090 、C.I.61570
、C.I.61565 、C.I.59040 、C.I.42095 、C.I.73000
、C.I.42052 、C.I.69825 、C.I.42090 、C.I.20170
、C.I.60725 、C.I.45190 、C.I.15865 、C.I.26105
、C.I.16155 、C.I.16150 、C.I.14700 、C.I.12140
、C.I.15620 、C.I.11725 、C.I.14600 、C.I.12100
、C.I.11680 、C.I.18950 、C.I.10316 、C.I.11380
、C.I.11390 、C.I.13065 、C.I.18820 、C.I.10020
、C.I.42085 、C.I.61520 、C.I.74160 、C.I.60730
、C.I.20470 等の有機顔料及び酸性染料のレーキ顔
料、魚鱗箔、各種雲母チタン、セリサイト、マスコパイ
ト、アコヤ貝末、アワビ貝末、タカセ貝末等のパール顔
料を例示することが出来るが、本発明の美爪具に用いる
美爪料は人体に用いる事を目的としたものではないの
で、ここに例示した顔料の他にも全ての顔料を用いる事
が可能である。しかしながら動物の健康を考えると人体
に通常用いられる材料もしくはそれを大きく逸脱しない
範囲で美爪料が構成されている方が好ましい。
タンホワイト、チタンブラック、亜鉛華、べんがら、酸
化クロム、鉄黒、コバルトブルー、アルミナホワイト、
酸化鉄黄、ビリジアン、硫化亜鉛、リトポン、カドミウ
ムエロー、朱、ガドミウムレッド、黄鉛、モリブデード
オレンジ、ジンククロメート、ストロンチウムクロメー
ト、ホワイトカーボン、群青、鉛白、紺青、マンガンバ
イオレット、アルミニウム粉、真鍮粉等の無機顔料、C.
I.16185 、C.I.45430 、C.I.16255 、C.I.45410 、C.I.
45440 、C.I.45100 、C.I.19140 、C.I.15985 、C.I.42
053 、C.I.42090 、C.I.73015 、C.I.15850 、C.I.1558
5 、C.I.15630 、C.I.45170 、C.I.15800 、C.I.15880
、C.I.12120 、C.I.45380 、C.I.26100 、C.I.73360
、C.I.17200 、C.I.12085 、C.I.45370 、C.I.12075
、C.I.21110 、C.I.15510 、C.I.45425 、C.I.45350
、C.I.47005 、C.I.47000 、C.I.21090 、C.I.61570
、C.I.61565 、C.I.59040 、C.I.42095 、C.I.73000
、C.I.42052 、C.I.69825 、C.I.42090 、C.I.20170
、C.I.60725 、C.I.45190 、C.I.15865 、C.I.26105
、C.I.16155 、C.I.16150 、C.I.14700 、C.I.12140
、C.I.15620 、C.I.11725 、C.I.14600 、C.I.12100
、C.I.11680 、C.I.18950 、C.I.10316 、C.I.11380
、C.I.11390 、C.I.13065 、C.I.18820 、C.I.10020
、C.I.42085 、C.I.61520 、C.I.74160 、C.I.60730
、C.I.20470 等の有機顔料及び酸性染料のレーキ顔
料、魚鱗箔、各種雲母チタン、セリサイト、マスコパイ
ト、アコヤ貝末、アワビ貝末、タカセ貝末等のパール顔
料を例示することが出来るが、本発明の美爪具に用いる
美爪料は人体に用いる事を目的としたものではないの
で、ここに例示した顔料の他にも全ての顔料を用いる事
が可能である。しかしながら動物の健康を考えると人体
に通常用いられる材料もしくはそれを大きく逸脱しない
範囲で美爪料が構成されている方が好ましい。
【０００８】本発明の美爪具に用いる美爪料の主溶剤と
して水を選択した場合の顔料分散剤としてはスチレン・
アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、
スチレン・アクリル酸アルキル共重合体、及びスチレン
・マレイン酸アルキル共重合体等を塩基を用いて水に溶
解せしめた物が好ましい結果を得ている。
して水を選択した場合の顔料分散剤としてはスチレン・
アクリル酸共重合体、スチレン・マレイン酸共重合体、
スチレン・アクリル酸アルキル共重合体、及びスチレン
・マレイン酸アルキル共重合体等を塩基を用いて水に溶
解せしめた物が好ましい結果を得ている。
【０００８】アルコール類を主溶剤とした時もアクリル
系やメタクリル系の樹脂は好ましい分散効果を示す物が
多い。更にブチラール樹脂やピロリドン樹脂等も優れた
分散効果を得る物もある。アルコールを主要剤として用
いると乾燥が早く、固着性がよいと言う利点がある。
系やメタクリル系の樹脂は好ましい分散効果を示す物が
多い。更にブチラール樹脂やピロリドン樹脂等も優れた
分散効果を得る物もある。アルコールを主要剤として用
いると乾燥が早く、固着性がよいと言う利点がある。
【０００９】また当然の事ながら酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、トルエン、キシレン等を用いた人体用のマニキュア
も用いる事が出来る。この場合はニトロセルロース等が
優れた分散性と塗膜性能を示す。更に人体に用いるもの
と同様の物を使用する事は、ペットを愛玩する者にとっ
ては満足感が大きい。但しこれらの主溶剤は人体に対し
ても有害であり、人間より体の小さいペット等にとって
は好まざる溶剤であるとも考えられる為、本発明者等は
水もしくはアルコールを主溶剤とした美爪料の使用を推
奨する。
ル、トルエン、キシレン等を用いた人体用のマニキュア
も用いる事が出来る。この場合はニトロセルロース等が
優れた分散性と塗膜性能を示す。更に人体に用いるもの
と同様の物を使用する事は、ペットを愛玩する者にとっ
ては満足感が大きい。但しこれらの主溶剤は人体に対し
ても有害であり、人間より体の小さいペット等にとって
は好まざる溶剤であるとも考えられる為、本発明者等は
水もしくはアルコールを主溶剤とした美爪料の使用を推
奨する。
【００１０】本発明の美爪具に用いる容器としては図１
に示すような二重構造の容器の内軸を摺動させてバルブ
構造によって密閉された容器から刷子やフェルト等の塗
布部分に液を供給するものの他、図２の様に塗布部分を
摺動させて液を供給する物、さらには液収容部を指で押
して内圧を高める事で塗布部分に液を供給する物などが
考えられるが、片手で液供給から塗布までの操作を行う
物であるならば問題なく使用できる。
に示すような二重構造の容器の内軸を摺動させてバルブ
構造によって密閉された容器から刷子やフェルト等の塗
布部分に液を供給するものの他、図２の様に塗布部分を
摺動させて液を供給する物、さらには液収容部を指で押
して内圧を高める事で塗布部分に液を供給する物などが
考えられるが、片手で液供給から塗布までの操作を行う
物であるならば問題なく使用できる。
【００１１】
【実施例】次に本発明を実施例を以て説明する。美爪料
１及び美爪料２は顔料以外の成分（塩基，樹脂，水）を
先にマグネチックスターラーにて撹伴し、樹脂を溶解さ
せた後に顔料成分を添加し、ビーズミルにて１時間混練
した。 ＜美爪料配合＞ （美爪料１） アンモニア水（２８％） ０. ９％ ジュリマー ＡＴ−９６０Ｐ（日本純薬 商品名） ３％ 酸化チタン ４％ 赤２０２号(C.I.15850) ０. ５％ 水 残 （美爪料２） ユカフォーマー・AM75 202（Ｎ−メタクリロイルエチルＮ， Ｎ・ジメチルアンモニウム・α−Ｎ−メチルカル ボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体； 三菱油化 商品名；３０％エタノール溶液） １０％ 酸化チタン ３％ 青４０４号(C.I.74160) １％ エタノール 残 （実施例１）美爪料１を図１の容器に充填し、白色動物
用の美爪具を得た。 （実施例２）美爪料２を図２の容器に充填し、茶色動物
用美爪具とした。 （比較例１）市販の画筆をもって美爪料１を動物に塗布
することを比較例１とした。 （比較例２）市販の画筆をもって美爪料２を動物に塗布
することを比較例２とした。
１及び美爪料２は顔料以外の成分（塩基，樹脂，水）を
先にマグネチックスターラーにて撹伴し、樹脂を溶解さ
せた後に顔料成分を添加し、ビーズミルにて１時間混練
した。 ＜美爪料配合＞ （美爪料１） アンモニア水（２８％） ０. ９％ ジュリマー ＡＴ−９６０Ｐ（日本純薬 商品名） ３％ 酸化チタン ４％ 赤２０２号(C.I.15850) ０. ５％ 水 残 （美爪料２） ユカフォーマー・AM75 202（Ｎ−メタクリロイルエチルＮ， Ｎ・ジメチルアンモニウム・α−Ｎ−メチルカル ボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体； 三菱油化 商品名；３０％エタノール溶液） １０％ 酸化チタン ３％ 青４０４号(C.I.74160) １％ エタノール 残 （実施例１）美爪料１を図１の容器に充填し、白色動物
用の美爪具を得た。 （実施例２）美爪料２を図２の容器に充填し、茶色動物
用美爪具とした。 （比較例１）市販の画筆をもって美爪料１を動物に塗布
することを比較例１とした。 （比較例２）市販の画筆をもって美爪料２を動物に塗布
することを比較例２とした。
【００１１】実施例１、実施例２、比較例１及び比較例
２を犬及び猫を飼育する人を各々２０名ずつ集め、実施
例１と比較例１もしくは実施例２と比較例２のどちらが
動物に塗布し易いかを調査した。
２を犬及び猫を飼育する人を各々２０名ずつ集め、実施
例１と比較例１もしくは実施例２と比較例２のどちらが
動物に塗布し易いかを調査した。
【００１２】
【表１】
【００１３】
【発明の効果】本発明により構成された動物用美爪具に
よれば、飼い主の意を充分に解することのないペットに
も、容易にかつ美観に優れた美爪を施す事が容易にでき
るものである。
よれば、飼い主の意を充分に解することのないペットに
も、容易にかつ美観に優れた美爪を施す事が容易にでき
るものである。
【図１】二重構造の容器の内軸を摺動させてバルブ構造
によって密閉された容器から刷子やフェルト等の塗布部
分に液を供給する液体塗布容器を表す。
によって密閉された容器から刷子やフェルト等の塗布部
分に液を供給する液体塗布容器を表す。
【図２】塗布部分を摺動させて液を供給する液体塗布容
器を表す。
器を表す。
１ 塗布部分 ２ 液を供給する弁機構部 ３ 液体収容部 ４ 攪拌ボール ５ 内軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅野 高 群馬県藤岡市立石1091番 三菱鉛筆株式会 社群馬工場内 (72)発明者 長谷川 知子 群馬県藤岡市立石1091番 三菱鉛筆株式会 社群馬工場内 (72)発明者 網 一弘 群馬県藤岡市立石1091番 三菱鉛筆株式会 社群馬工場内
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも顔料と樹脂を含む液を片手で
塗布操作可能な塗布具付き容器に充填した動物用美爪
具。 - 【請求項２】 顔料として少なくとも酸化チタンを含む
請求項１の動物用美爪具
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33426695A JPH09154430A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 動物用美爪具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33426695A JPH09154430A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 動物用美爪具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154430A true JPH09154430A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18275428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33426695A Withdrawn JPH09154430A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | 動物用美爪具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09154430A (ja) |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33426695A patent/JPH09154430A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |