JPH0915415A - カラーフィルター及びその製造方法 - Google Patents

カラーフィルター及びその製造方法

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JPH0915415A
JPH0915415A JP16068995A JP16068995A JPH0915415A JP H0915415 A JPH0915415 A JP H0915415A JP 16068995 A JP16068995 A JP 16068995A JP 16068995 A JP16068995 A JP 16068995A JP H0915415 A JPH0915415 A JP H0915415A
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JP
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color
pixels
pixel
colored coating
coating film
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JP16068995A
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English (en)
Inventor
Munehiro Hatai
宗宏 畠井
Kazuhiko Nakamura
一彦 中村
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、現像工程を必要としないため、不
純物の混入がなく、高価な感光性樹脂を用いることなく
安価な材料を用いることができ、かつ画素の表面が平坦
で膜厚が一定な、高性能液晶用カラーフィルターの製造
方法、及びカラーフィルターを提供することを目的とす
る。 【構成】 基板上に第1色目の着色塗膜層を形成し、第
1色目の画素となる部分以外の着色塗膜層部分に短波長
レーザー光を照射して着色塗膜層の該被照射部分を蒸散
させることにより第1色目の画素を形成して後、第2色
目の着色塗膜層を第1色目の着色画素が形成された基板
上に形成し、短波長レーザー光を第2色目の画素となる
部分以外の第2色目の着色塗膜層部分に照射して第2色
目の画素となる部分以外の着色塗膜層のみを蒸散させる
ことにより第2色目の画素を形成し、その後、第3色目
の画素を第2色目の画素と同様に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー液晶表示装置用カ
ラーフィルターの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶表示装置には基板上に3色の
画素を形成したカラーフィルターが用いられる。カラー
フィルターの製造方法に関する文献としては特開昭60
−129707号公報がある。同公報によれば、微細顔
料粒子を有する着色感光性樹脂組成物を基板に塗布し、
フォトマスクを介し、水銀灯等の光源を用いてパターン
露光をする。次に水あるいは有機溶媒等の現像液で現像
することにより、非露光部を除去し、画素を得る。以上
の工程を3回繰り返すことにより、カラーフィルターが
製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報記載の方法に
てカラーフィルターを製造する場合、現像工程を必要と
するために現像液の廃液処理が環境上問題となる。また
現像工程において現像液からダスト等の不純物の混入が
あり、画素欠陥が生じる場合がある。更に上記方法によ
れば、着色感光性樹脂組成物に用いる感光性樹脂の性能
により、感度、解像度が支配される。このため所定の感
度、解像度を得るためには、高価な感光性樹脂を用いる
必要があった。本発明の目的は、上記問題点に鑑み、ダ
スト等の不純物の混入がなく、画素欠陥の無いカラーフ
ィルターを提供することにあり、廃液処理や、現像液か
らダスト等の不純物の混入による画素欠陥が生じる現像
工程を含まず、かつ広い材料選択性を有し廉価な材料を
使用できるカラーフィルターの製造方法を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に鋭意検討した結果以下に述べるカラーフィルターの製
造方法を発明するに至った。即ち、第1の発明は基板上
に形成した着色塗膜層を、その画素となる部分を残して
レーザー光により取り去ったことを特徴とするカラーフ
ィルターであり、第2の発明は基板上に着色塗膜層を形
成した後、画素となる部分を残して、レーザー光により
前記着色塗膜層を蒸散させて取り去ることを特徴とする
カラーフィルターの製造方法であり、第3の発明はレー
ザー光に紫外線レーザー光を用いたカラーフィルターで
あり、第4の発明はレーザー光にエキシマレーザー光を
用いたカラーフィルターであり、第5の発明は基板上に
3色の画素を形成するカラーフィルターの製造方法にお
いて、基板上に第1色目の着色塗膜層を形成し、第1色
目の画素となる部分以外の着色塗膜層部分に紫外線レー
ザー光を照射して着色塗膜層の該被照射部分を蒸散させ
ることにより第1色目の画素を形成する工程と、第2色
目の着色塗膜層を第1色目の画素が形成された基板上に
形成し、紫外線レーザー光を第2色目の画素となる部分
以外の第2色目の着色塗膜層部分に照射して第2色目の
画素となる部分以外の着色塗膜層だけを蒸散させること
により第2色目の画素を形成する工程と、第3色目の着
色塗膜層を第1、第2色目の画素が形成された基板上に
形成し、紫外線レーザー光を第3色目の画素となる部分
以外の第3色目の着色塗膜層部分に照射して第3色目の
画素となる部分以外の着色塗膜層だけを蒸散させること
により第3色目の画素を形成する工程を有することを特
徴とするカラーフィルターの製造方法である。
【0005】本発明における基板とは、通常用いられ
る、ガラス、合成樹脂等にてなる透明な薄板、シート、
フィルムをいう。ただし、基板上にブラックマトリック
ス等が形成されているものを使用してもよい。ここでブ
ラックマトリックスとは画素間の隙間領域を遮光性物質
で被覆したものであって、カラーフィルターを液晶表示
装置に用いた時のコントラストを向上させるために用い
られる。遮光性物質としてはクロム、酸化クロムの薄
膜、カーボンブラック、黒鉛、その他遮光性物質を混入
した樹脂組成物等が用いられる。
【0006】第1色目の着色塗膜層において、第1色目
とはカラーフィルターに必要な3原色の内の1つの色で
あって、色光の混合をして白色光になる3色の組み合わ
せの内の一つの色であって、他の第2色目、第3色目は
各々、当関係を有する残りの色である。通常は3原色と
して赤、緑、青(R、G、B)が用いられる。着色塗膜
層の形成に用いる着色組成物は、これを塗膜にして、カ
ラーフィルターの画素として用いた場合、充分な色特性
を持っているものが必要であり、顔料を分散剤を用いて
適当な溶媒に分散させたものである。ここで用いられる
顔料としては、有機顔料ではアゾレーキ系、不溶性アゾ
系、縮合アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、
ジオキサジン系、イソインドリノン系、アントラキノン
系、ペリノン系、チオインジコ系、ペリレン系、カーボ
ンがあり、無機顔料では鉄黒、酸化チタン、ミロリブル
ー、酸化鉄、コバルト紫、マンガン紫、群青、紺青、コ
バルトブルー、セルリアンブルー、ビリジアンがあげら
れ、単独又は混合して用いられる。顔料表面を表面処理
し、顔料の分散性を向上させた修飾顔料も使用すること
もできる。
【0007】また、ここにいう分散剤とは顔料を微細化
し、安定に分散させるために用いられるものであって、
界面活性剤、市販の顔料分散用の樹脂等を用いることが
できる。当目的に用いる界面活性剤にはイオン性界面活
性剤、ノニオン性界面活性剤があり、イオン性界面活性
剤はカチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、両
性界面活性剤がある。カチオン性界面活性剤の例として
脂肪族アミン類、第4アンモニウム塩類、アルキルピリ
ジウム塩類等が、アニオン性界面活性剤の例として脂肪
酸塩類、硫酸エステル類、スルホン酸塩類、燐酸エステ
ル類等が、両性界面活性剤の例としてアミノ酸塩類等
が、ノニオン性界面活性剤の例としてポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエステ
ル類、ソルビタンアルキルエステル類、ポリオキシエチ
レンソルビタンアルキルエステル類等があげられる。
【0008】また分散剤として、界面活性剤以外の市販
されている顔料分散用の樹脂も使用することができる。
この例として、水溶性の樹脂では、ブチラール樹脂、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アクリル
酸、メタクリル酸、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、ポリアクリルアミド等が
あげられ、またこれらの重合体用単量体同志の共重合体
あるいはこれらの混合物も用いられる。また溶剤溶解性
の樹脂の例として、アルキド樹脂、アクリル樹脂、フッ
素樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、イソシアネート、マレイン樹脂等が
あげられ、これらの重合体用単量体間の共重合体あるい
はこれらの混合物も用いられる。更に分散剤として、上
記界面活性剤と顔料分散用の樹脂の併用も可能である。
そして、上記界面活性剤、顔料分散用の樹脂のどちらか
一方で顔料の分散を行い、他を分散後添加してもよい。
【0009】着色組成物に用いられる溶媒としては、塗
料に用いられる通常の溶媒が使用でき、水、メタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノー
ル、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、ジグラ
イム、乳酸エステル、エチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブアセテート、酢酸エステル等が用いられる。また着
色組成物には塗膜の耐久性を向上させるために、各種の
バインダー樹脂を使用することも可能である。バインダ
ー樹脂として上記顔料分散用の樹脂としてあげた樹脂を
用いることができる。着色塗膜層の形成に用いる着色組
成物は、分散剤が予め溶解してある溶媒中に顔料を分散
機により分散することで得られる。分散機にはサンドミ
ル、ボールミル、ホモジナイザー等の通常用いられる分
散機が使用される。このようにして得られた着色組成物
を基板に塗布乾燥し、着色塗膜層を形成する。塗布方法
として、スピンコート、ロールコート、ディッピング等
が用いられる。乾燥後の塗膜の膜厚としては顔料の濃度
により異なるが、通常0.5〜2μmである。塗布後、
塗膜を乾燥させ、硬化させる。通常、ホットプレートに
置くか、またはオーブン中に入れる方法等にて塗膜を加
熱し、塗膜を乾燥させる。塗膜を乾燥させる条件は溶媒
の蒸気圧、ポリマーの耐熱性により適宜選択される。
【0010】こうして得られた基板上の第1色目の着色
塗膜層に対し、第1色目の画素が形成される部分以外の
第1色目の着色塗膜層にレーザー光を照射し、レーザー
光が照射された着色塗膜層を取り去ることにより、第1
色目の画素を形成する。着色塗膜層に照射されるレーザ
ー光のエネルギー密度は、好ましくは0.2〜3.0J
/cm2 が必要であり、更に好ましくは、0.5〜2.
0J/cm2 である。エネルギー密度が大きすぎると、
塗膜だけでなく、下にある基板まで蒸散してしまうため
好ましくなく、小さすぎると塗膜が蒸散を起こさないた
め、あるいは一回の照射当たりの着色塗膜層の蒸散厚み
が小さく、照射回数を大きくしなければならず、工程時
間がかかることとなり好ましくない。十分なエネルギー
密度を有するためには、光源としては通常用いられる水
銀ランプや、ハロゲンランプではエネルギー密度上十分
でなく、電子線やX線やシンクロトロン光の発振器は設
備が大がかりになるため好ましくないため、レーザーで
なければならない。ここで照射するレーザー光は、塗膜
が照射により蒸散を起こさせるように、高エネルギーを
有する充分短い350nm以下の波長の紫外線レーザー
光が好ましい。従ってレーザー光源としては発振波長が
紫外線領域にあるXeCl、KrF、ArF等のエキシ
マレーザーが好適である。ここでいうエキシマレーザー
とはレーザーの発振媒質がエキシマーあるいはエキサイ
プレックスであるものであって、通常発振媒質としては
不活性ガスとハロゲンガスの混合ガスが用いられる。ま
た炭酸ガスレーザー、YAGレーザーのように発振波長
が赤外域のものであっても、非線形光学材料を用い、第
2、第3高調波に変換して用いることも可能である。し
かし、この場合、レーザー光が充分なエネルギー密度を
持っていなければならない。レーザー光による照射エネ
ルギー量は、第2色目以降の画素の形成のために、厳密
に制御されていることが必要である。照射光量制御をレ
ーザー光発振源から被照射物までの間の光学系にて行う
ことも可能であるが、装置が複雑になるため好ましくな
く、できるだけレーザーそのもので制御することが装置
が簡易で制御が容易になるため好ましい。レーザー光が
パルス光であることが特に好ましく、パルスレーザーを
用いれば、着色塗膜層の同一部分に照射されるレーザー
光のパルスのショット数を制御することにより着色塗膜
層内の蒸散深さの制御が容易に可能となって好ましく、
エキシマレーザーはパルス発振にも適しており特に好ま
しい。
【0011】形成される各色の着色画素は通常、形状
は、矩形、六角形、円等であり、大きさは長辺若しくは
直径が100〜300μmであり、各色の画素が規則的
に交互に配列しており、通常ブラックマトリックス仕様
の場合は画素間隔は10〜50μmであり、ブラックマ
トリックスでない場合は画素の間隔は設けられない。画
素を形成するために、レーザー光を着色塗膜層の蒸散さ
せるべき部分のみに照射する方法としてはフォトマスク
を用いた面露光によるる方法とレーザービームのスポッ
トを局所的に照射する方法がある。フォトマスクを用い
る方法は、面露光をフォトマスクを介してある領域にレ
ーザー光を照射し、被照射領域を一括で画素形成し、X
Yステージ等により、基板を移動し、次の部分にまたレ
ーザー光を照射し、画素を形成することを繰り返すこと
により基板全面に、画素を得る方法である。この場合、
できる限り、露光面積は大面積の方が加工時間が短くな
り有利だが、面積を広げすぎると、エネルギー密度が小
さくなり、蒸散を起こさなくなる。最低限蒸散するエネ
ルギー密度で、レーザー光の領域を広げるのが好まし
い。本フォトマスクを用いる方法では1回に画素を形成
する領域が広いために、全体の加工時間が短くなるとい
う利点がある。。もう1方のレーザービームのスポット
を局所的に照射する方法においてはレーザー光を小さく
スポットに絞り込み、走査させることにより着色塗膜層
の蒸散させるべき部分のみに照射し画素を形成する。レ
ーザー光のスポットの大きさは形成すべき画素の間隔に
よるが、通常スポットの縦、横のどちらかが少なくとも
30μm以下である。レーザー光を走査する方法とし
て、XYステージ等により基板自体を移動するか、また
はレーザー光を光学系により走査することが可能であ
る。この方法ではフォトマスクは必要ではない。
【0012】レーザー光が照射された着色塗膜層を取り
去るには、蒸散によることが好ましい。蒸散は短波長レ
ーザー光を照射することで生じる。蒸散とは、レーザー
光が照射された着色塗膜層中の組成物が、レーザー光の
吸収により、気体状となって揮散することをいう。短波
長レーザーを用いるため、高エネルギーの光が、顔料の
みならず、分散剤等にも吸収され、主に光過程におい
て、分子が切断され揮散するものと思われる。蒸散によ
れば、他方熱作用を引き起こす長波長レーザーを用いた
ときに生じるクレーター状の境界面周辺での盛り上がり
が無く、画素が平坦で膜厚が一定した周囲が平滑で画素
内の色むらの無いカラーフィルターが得られる。
【0013】高品質のカラーフィルターであるために
は、各画素が所定の位置、大きさ、形状であって、画素
内の着色塗膜層の膜厚が一定でかつ各画素を形成する着
色塗膜層の画素の周囲が基板に直角になっていることが
好ましい。このためにはレーザー光の照射は幾何光学的
に正確である必要がある。
【0014】次に第1色目と同様に、第2色目の着色組
成物を調製し、第1色目の画素の上に塗布乾燥し、第2
色目の着色塗膜層を形成する。次に、第2色目の着色塗
膜層を、第1色目の画素を形成したときと同様の方法に
て、レーザー光を第2色目の画素を形成させる部分以外
のところに照射し、第2色目の着色塗膜層を蒸散させる
ことにより第2色目の画素を形成するが、この場合は第
2色目の着色塗膜層の下に第1色目の画素がある領域が
存在する。第1色目の画素を形成する時は、第1色目の
着色塗膜層を第1色目の画素を形成させる部分以外のと
ころに照射しその部分の第1色目の着色塗膜層を全て蒸
散させればよく、一部基板の表面層が蒸散しても実害は
小さい。しかし第2色目の画素の形成時には第2色目の
着色塗膜層の下に第1色目の画素がある領域が存在する
ため、蒸散が第2色目の着色塗膜層のみならずその下の
第1色目の画素に及べば、第1色目の画素の膜厚が薄く
なる。又第1色目の画素上の第2色目の着色塗膜層が全
て蒸散していなければ第1色目の画素上に第2色目の着
色塗膜層の残部が載った画素となり、第1色目の画素の
透過光の色が異なるという問題を生じる。よって、第2
色目の画素形成のためのレーザーの照射エネルギー量は
第2色目の着色塗膜層のみが過不足なく蒸散するよう厳
密に制御される必要がある。このための照射エネルギー
量の制御の方法としては、例えば、パルス発光レーザー
を用いればパルスのショット数を制御することによりき
わめて容易にレーザー光の照射エネルギー量を制御する
ことができる。パルス発光レーザーを用いる場合、レー
ザーのパルス1ショット当たりの第2色目の着色塗膜層
の蒸散による膜厚の損失厚みを予め測定しておき、第2
色目の塗膜の膜厚を測定することにより、第2色目の着
色塗膜層のみを蒸散させるのに必要なショット数を求
め、そのショット数だけパルスを照射し、第1色目の上
にある第2色目の着色塗膜のみを蒸散させることができ
る。このようにして、第2色目の着色画素を形成するこ
とができる。
【0015】次に第3色目の着色組成物を調製し、第
1、第2色目の画素が形成された基板上に塗布乾燥し、
第3色目の着色塗膜層を形成する。第3色目の着色塗膜
層を第2色目の着色塗膜層の形成と同様にして形成し、
第3色目の画素を第2色目の画素を形成したときと同様
にして、レーザー光を第3色目の画素を形成させる部分
以外の第3色目の着色塗膜層に照射し、第3色目の画素
を形成する。第2色目の画素形成時と同様に、第3色目
の着色塗膜の下に第1色目、第2色目の画素がある領域
が存在するため、照射エネルギー量を制御したレーザー
光を照射して第3色目の画素を形成する。尚ブラックマ
トリックスを3色の画素が形成された後に形成してもよ
い。
【0016】
【作用】本発明においては、画素の形成に際し、着色塗
膜層の画素以外の部分をレーザーにより取り去るため、
現像工程が不要であり、廃液や現像工程における汚染の
問題が無く、欠陥のないカラーフィルターが得られる。
レーザーを用いるため、エネルギー密度の高い照射によ
り着色塗膜層の画素以外の部分を現像工程無しに取り去
ることができる。紫外線レーザーを用いるため、蒸散に
より塗膜層の画素以外の部分を現像工程無しに取り去る
ことができ、かつ着色塗膜層を蒸散させるので、長波長
レーザーを用いたときに生じるクレーター状の境界面周
辺での盛り上がりが無く、画素が平坦で膜厚が一定した
周囲が平滑で画素内の色むらの無いカラーフィルターが
得られる。エキシマレーザーを用いるため、蒸散により
画素が周囲が平滑で画素内の色むらがなく、更に画素を
形成する部分以外の着色塗膜層の部分に、該着色塗膜層
のみを蒸散させるに必要十分な照射エネルギー量をパル
ス照射により制御したレーザー光を容易に照射すること
ができるので、その下に既形成の画素を損じることな
く、あるいは既形成の画素上に形成した着色塗膜層が残
存することがないので、光学的に高品質のカラーフィル
ターが得られる。第2色目の画素の形成において、第2
色目の画素を形成する部分以外の着色塗膜層の部分に、
第2色目の着色塗膜層のみを蒸散させるに必要十分な照
射エネルギー量を制御したレーザー光を照射するため、
第2色目の着色塗膜層の下にある、既形成の第1色目の
画素を蒸散することがないので、第1色目の画素の膜厚
が蒸散により薄くなることがなく、又第1色目の画素上
に第2色目の着色塗膜層が蒸散不十分で残されることが
ない。第3色目の画素の形成において、第3色目の画素
を形成する部分以外の着色塗膜層の部分に、第3色目の
着色塗膜層のみを蒸散させるに必要十分な照射エネルギ
ー量を制御したレーザー光を照射するため、第3色目の
着色塗膜層の下にある、既形成の第1色目、第2色目の
画素を蒸散することがないので、第1色目、第2色目の
画素の膜厚が蒸散により薄くなることがなく、又第1色
目、第2色目の画素上に第3色目の着色塗膜層が蒸散不
十分で残されることがない。よって、第1色目、第2色
目、第3色目の各画素は所定の膜厚を有したものとな
り、画素内で膜厚が一定であるため、高品質のカラーフ
ィルターとなる。レーザー光により着色塗膜層を取り去
るため、レーザーの波長領域に光吸収性を有する物質で
あれば高価な感光性樹脂を用いる必要がないため、廉価
な材料を用いることができる。
【0017】
【実施例】本発明を以下の実施例により更に詳細に説明
する。本発明は以下の実施例に限定されるものではな
い。 <着色組成物の調製>第1、2、3色目の着色組成物を
調製するに当たり、第1、2、3色目は赤、緑、青(以
下(R)、(G)、(B)と略す)とした。着色組成物
の調製において、赤色、緑色、青色、の3色の顔料に色
調整用として黄色、紫色の2色の顔料を混合した。各顔
料の分散液は以下の配合組成(重量比)によった。 顔料:15 ポリビニールアルコール(日本合成化学工業社製商品名
ゴーセノールKP08):3 ノニオン系界面活性剤(第一工業製薬社製商品名ノイゲ
ンEA170:3 水:79 ここで各色の顔料としては以下のものを用いた。 赤:クロモフタールレッド 緑:フタロシアニングリーン 青:フタロシアニンブルー 黄色:ジスアゾイエロー 紫:ジオキサジンヴァイオレット ポリビニールアルコールとノニオン系界面活性剤を水に
分散させておき、これに顔料を加えてサンドミルにより
分散し各顔料の分散液を得た。これらの顔料分散液を更
に以下の組成比で混合し、第1、2、3色目の着色組成
物とした。第1色目(R)の着色組成物はクロモフター
ルレッドの上記顔料分散液85対ジスアゾイエローの上
記顔料分散液15の割合にて混合し調製した。第2色目
(G)の着色組成物はフタロシアニングリーンの上記顔
料分散液61対ジスアゾイエローの上記顔料分散液39
の割合にて混合し調製した。第3色目(B)の着色組成
物はフタロシアニンブルーの上記顔料分散78対ジオキ
サジンヴァイオレットの上記顔料分散液22の割合にて
混合し調製した。
【0018】<カラーフィルターの製造方法1>以下図
1を用いて説明する。尚ブラックマトリックスを3色の
画素が形成された後に形成してもよい。本法において
は、ブラックマトリックスを形成した基板上に画素を形
成してカラーフィルターを製造した。10cm角の無ア
ルカリガラス基板1の片面に、1000Å膜厚のCr膜
42をスパッター装置を用いて製膜した。次にポジ型フ
ォトレジストをスピンコーターにより塗布後乾燥しレジ
スト膜43を形成した。これに図4の如く遮光部に15
0μm×150μm角の窓が20μmの間隔を置いて互
い違いに配列して設けられたフォトマスク44を介し水
銀ランプにより露光後、アルカリ現像により現像し、ク
ロムエッチング液にてCr膜42をエッチングし、レジ
スト剥離剤によりレジストを剥離して、図4のフォトマ
スクと同一形状の、金属クロム膜層に150μm×15
0μm角の第1〜第3色目の画素部分になるべき部分が
窓状に20μmの間隔を置いて互い違いに配列されたブ
ラックマトリックスを形成した基板45を得た。
【0019】以下画素の形成工程を図1を用いて説明す
る。上記ブラックマトリックスを形成した基板45に第
1色目(R)の着色組成物をスピンコーターにより塗布
し、これを70℃のホットプレートの上に3分間置い
て、乾燥させ塗膜層2を形成させた。このとき、乾燥後
の塗膜層の膜厚は0.8μmであった。膜厚の測定はS
LOAN社製触針式膜厚計(商品名DEKTAKIIA)
を用いて測定した。尚以降の工程の膜厚測定は全て本方
法にて行った。得られた第1色目(R)の塗膜層2にパ
ルス発振型KrFのエキシマレーザー(浜松フォトニク
ス社製商品名L5837)による248nmのレーザー
光3を照射し画素を形成した。レーザー光のスポットサ
イズをレンズ系により10×10μmに縮小し、4ショ
ットのパルスを第1色目(R)の画素を形成すべき部分
以外の部分の同一箇所に照射した後XYステージにより
基板を移動させてレーザー光を照射することを繰り返す
ことにより、第1色目(R)の150×150μm角の
画素4を形成した。レーザーの照射エネルギー密度は
1.0J/cm2 であった。
【0020】次に第2色目(G)の着色組成物を、第1
色目の画素4が形成された基板45上に第1色目と同様
に塗布乾燥し、(G)の塗膜5を得た。このとき(R)
と(G)の重なった部分の膜厚が1.6μmであったた
め、(G)の塗膜層5の膜厚が(R)と同じく0.8μ
mであることが分かった。予め、(G)の塗膜の単位パ
ルス当たりの蒸散する深さを測定したところ、パルス当
たり0.2μmであった。従って、(G)の塗膜層5だ
けを蒸散させるためにはレーザー光のパルスを4ショッ
ト照射すればよいことが分かった。第1色目の画素形成
と同様にしてスポットサイズをレンズ系により10×1
0μmに縮小したエキシマレーザー光6を(G)の画素
が形成される部分以外の部分の同一箇所に4ショットパ
ルス照射した後XYステージにより基板を移動させてレ
ーザー光を照射することを繰り返すことにより、第2色
目(R)の150×150μm角の画素7を形成した。
【0021】次に第3色目(B)の着色組成物を、第1
色目の画素4及び第2色目の画素7が形成された基板4
5上に第1色目と同様に塗布乾燥し、(B)の塗膜層8
を得た。このとき(R)と(G)又は(R)と(B)の
重なった部分の膜厚を測定したところ、1.6μmであ
ったため、(B)の塗膜層7の膜厚が0.8μmである
ことが分かった。予め、(G)の塗膜層の単位パルス当
たりの蒸散する深さを測定したところ、パルス当たり
0.2μmであった。従って、(B)の塗膜層7だけを
蒸散させるためにはレーザー光のパルスを4ショット照
射すればよいことが分かった。第1色目の画素形成と同
様にしてスポットサイズをレンズ系により10×10μ
mに縮小したエキシマレーザー光9を(B)の画素が形
成される部分以外の部分の同一箇所に4ショットパルス
照射した後XYステージにより基板を移動させてレーザ
ー光を照射することを繰り返すことにより、第3色目
(B)の150×150μm角の画素10を形成した。
以上の工程にて、ブラックマトリックスを有する、各
(R)、(G)、(B)の150×150μm角の画素
が20μm間隔で、色相が交互に規則的に配列したカラ
ーフィルター11が得られた。得られたカラーフィルタ
ー11の膜厚を測定したところ、各画素共画素表面は平
坦で膜厚が一定であり、各(R)、(G)、(B)の画
素はそれぞれ0.8μmの厚さであった。
【0022】<カラーフィルターの製造方法2>以下図
2を用いて説明する。10cm角の無アルカリガラス基
板20に第1色目(R)の着色組成物をスピンコーター
により塗布し、これを70℃のホットプレートの上に3
分間置いて、乾燥させ塗膜層11を形成させた。このと
き、乾燥後の塗膜層の膜厚は0.8μmであった。得ら
れた第1色目(R)の塗膜層21にパルス発振型KrF
のエキシマレーザー(浜松フォトニクス社製商品名L5
837)による248nmのレーザー光22をフォトマ
スク23を介して照射し画素を形成した。このときレー
ザー光はレンズ系により7mm×7mm角とし、フォト
マスク23は400μm幅のストライプ状の遮光層を8
00μmおきに形成したものを用いた。マスクと露光面
とは4:1の縮小露光系として露光した。次にXYステ
ージで基板を移動し、次の領域の(R)の画素を同様に
して形成することを繰り返し基板全体に(R)の100
μm幅のストライプ状の画素24を形成した。このとき
レーザー光22のエネルギー密度は0.5J/cm2
あった。
【0023】次に第2色目(G)の着色組成物を、第1
色目の画素24が形成された基板20上に第1色目と同
様に塗布乾燥し、(G)の塗膜層15を得た。このとき
(R)と(G)の重なった部分の膜厚が1.6μmであ
ったため、(G)の塗膜層15の膜厚は(R)と同じく
0.8μmであった。光学系は上記<カラーフィルター
の製造方法2>における(R)の画素形成に用いたのと
同じものを用いた。当光学系にて予め、(G)の塗膜G
の1パルス当たりの蒸散深さを測定したところ、1パル
ス当たり0.1μmであった。従って、(G)の塗膜層
25だけを蒸散させるためにはレーザー光のパルスを8
ショット照射すればよいことが分かった。このためレー
ザー光26を(R)の画素形成時と同様にしてフォトマ
スク27を介し、8ショット照射したら次の領域にXY
ステージで移動させることを繰り返し、基板全体に
(R)の100μm幅のストライプ状の画素24に隣接
した(G)の100μm幅のストライプ状の画素28を
形成した。この時フォトマスク27はフォトマスク23
と同じものを用いた。
【0024】次に第3色目(B)の着色組成物を、第1
色目の画素24及び第2色目の画素28が形成された基
板20上に第1色目と同様に塗布乾燥し、(B)の塗膜
層29を得た。このとき(R)又は(G)と(B)の重
なった部分の膜厚が1.6μmであったため、(B)の
塗膜層29の膜厚は(G)と同じく0.8μmであっ
た。光学系は上記<カラーフィルターの製造方法2>に
おける(R)の画素形成に用いたのと同じものを用い
た。当光学系にて予め、(B)の塗膜29の1パルス当
たりの蒸散深さを測定したところ、1パルス当たり0.
1μmであった。従って、(B)の塗膜層29だけを蒸
散させるためにはレーザー光のパルスを8ショット照射
すればよいことが分かった。このためレーザー光30を
(G)の画素形成時と同様にしてフォトマスク31を介
し、8ショット照射したら次の領域にXYステージで移
動させることを繰り返し、基板全体に(R)のストライ
プ状の画素24と(G)のストライプ状の画素28に隣
接した(B)の100μm幅のストライプ状の画素32
を形成した。この時フォトマスク31はフォトマスク2
3と同じものを用いた。以上の工程にて基板全体に
(R)、(G)、(B)の各100μm幅のストライプ
状の画素が交互に繰り返し形成されたカラーフィルター
33が得られた。得られたカラーフィルター33を膜厚
を膜厚計にて測定したところ、各画素共画素表面は平坦
で膜厚が一定であり、各(R)、(G)、(B)の画素
はそれぞれ0.8μmの厚さであった。又カラーフィル
ター33を顕微鏡観察したところ、画素間に隙間がな
く、均一で、図6に示す如くフォトマスク23を4分の
1に縮小した通りのパターンを有する高品質のものであ
った。
【0025】
【発明の効果】本発明によるカラーフィルターの製造方
法によれば、画素形成工程に現像工程を含まないため廃
液処理を必要としない。又、本発明によるカラーフィル
ターは現像工程を含まないため現像液からの不純物の混
入がなく、従って不純物の混入に起因する画素欠陥がな
く、高品質のカラーフィルターとなる。又、不純物の混
入に起因する画素欠陥がないため製造歩止まりが向上す
る。レーザーにより画素形成を行うので、高価な感光性
樹脂を用いる必要がなく、材料コストを低くすることが
できる。各色の画素の表面が平坦で膜厚が一定のものが
できるため、高品質のカラーフィルターが得られる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例のうち、ビーム露光法に
よるカラーフィルターの製造工程を模式的に表した図で
ある。
【図2】図2は本発明の実施例のうち、フォトマスクを
用いた面露光によるカラーフィルターの製造工程を模式
的に表した図である。
【図3】図3は実施例のブラックマトリックス形成基板
45の断面図である。
【図4】図4はブラックマトリックス形成のためのフォ
トマスク44の拡大図である。
【図5】図5はブラックマトリックス形成基板上に本発
明に基づきビーム露光法にて作成したカラーフィルター
11の平面図である。
【図6】図6は本発明に基づきフォトマスクを用いた面
露光により作成したカラーフィルター33の平面図であ
る。
【符号の説明】
1…ブラックマトリックス形成板基板 2…第1色目の着色塗膜層 3、6、9…レーザー光 4…第1色目の画素 5…第2色目の着色塗膜層 7…第2色目の画素 8…第3色目の着色塗膜層 10…第3色目の画素 11…カラーフィルター 20…基板 11…第1色目の着色塗膜層 22、26、30…レーザー光 23、27、31…フォトマスク 24…第1色目の画素 25…第2色目の着色塗膜層 28…第2色目の画素 29…第3色目の着色塗膜層 32…第2色目の画素 33…カラーフィルター 45…ブラックマトリックスを形成した基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成した着色塗膜層を、その画
    素となる部分を残してレーザー光により取り去ったこと
    を特徴とするカラーフィルター。
  2. 【請求項2】 基板上に着色塗膜層を形成した後、画素
    となる部分を残して、レーザー光により前記着色塗膜層
    を蒸散させて取り去ることを特徴とするカラーフィルタ
    ー製造方法。
  3. 【請求項3】 レーザー光が紫外線レーザー光である請
    求項1記載のカラーフィルター。
  4. 【請求項4】 レーザー光がエキシマレーザー光である
    請求項1記載のカラーフィルター。
  5. 【請求項5】 基板上に3色の画素を形成するカラーフ
    ィルターの製造方法において、基板上に第1色目の着色
    塗膜層を形成し、第1色目の画素となる部分以外の着色
    塗膜層部分に紫外線レーザー光を照射して着色塗膜層の
    該被照射部分を蒸散させることにより第1色目の画素を
    形成する工程と、第2色目の着色塗膜層を第1色目の画
    素が形成された基板上に形成し、紫外線レーザー光を第
    2色目の画素となる部分以外の第2色目の着色塗膜層部
    分に照射して第2色目の画素となる部分以外の着色塗膜
    層だけを蒸散させることにより第2色目の画素を形成す
    る工程と、第3色目の着色塗膜層を第1、第2色目の画
    素が形成された基板上に形成し、紫外線レーザー光を第
    3色目の画素となる部分以外の第3色目の着色塗膜層部
    分に照射して第3色目の画素となる部分以外の着色塗膜
    層だけを蒸散させることにより第3色目の画素を形成す
    る工程を有することを特徴とするカラーフィルターの製
    造方法。
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