JPH09153091A - 報告用ファイル生成システム - Google Patents

報告用ファイル生成システム

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JPH09153091A
JPH09153091A JP31250195A JP31250195A JPH09153091A JP H09153091 A JPH09153091 A JP H09153091A JP 31250195 A JP31250195 A JP 31250195A JP 31250195 A JP31250195 A JP 31250195A JP H09153091 A JPH09153091 A JP H09153091A
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report
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JP31250195A
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Naoki Baba
直樹 馬場
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臨床検査システムにおいて、報告用ファイル
を複数の報告先システムに合わせて自由に編集/出力で
きるようにする。 【解決手段】 臨床検査の依頼項目に対する検査結果の
報告を制御する報告対象フラグと依頼項目の検査が完了
を示す検査完了フラグと検査結果を報告済みか否かを示
す報告完了フラグと出力ファイルの定義情報を備えるパ
ラメータファイルを設けて、パラメータファイルに定義
されている情報に基づいて検査を受けた患者の属性を格
納した検査結果ファイルから報告報告用出力ファイルを
生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臨床検査システム
において、検査結果を報告するための報告用ファイル・
レコードを作成することに関し、報告用ファイル/レコ
ードのファイル形式/レコードレイアウトを自由に抽出
/編集/出力する報告用ファイル生成システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】臨床検査システムからの検査結果の報告
は、報告書の形態で印字出力されたものが使われてい
る。検査結果の報告書を迅速に出力制御する技術として
は、例えば、特開平2−22769号公報に開示された
「帳票出力制御方式」がある。この特開平2−2276
9号公報には、大量の検査結果が格納されている検査結
果ファイルからいかにして必要な検査結果を速やかに報
告書として作成するかについて記載されている。
【0003】しかしながら、検査結果を報告する相手先
に計算機システムがある場合、検査結果データをフロッ
ピーディスク(以下、FDDと略する)や磁気テープ
(以下、MTと略する)で受取りたい場合があり、これ
については報告書では対応がとれない。
【0004】特に、近年は、様々な計算機システムが病
院、診療所等の各種医療機関へ普及してきており、検査
結果を報告書の形ではなく、FDDやMT等の媒体で提
供してほしいとの要求が増えてきている。ところが、F
DDやMTのファイルフォーマットやレコード形式は、
各種医療機関毎に異なっているのが現状であり、そのた
め、ひとつの臨床検査システムから複数の計算機システ
ムに対してファイル形式、レコードレイアウト及び、出
力条件の異なった複数種類の検査結果報告用のFDDや
MTを出力する必要がある。
【0005】これに対して、今までは報告先のシステム
に合わせて一つ一つのFDDやMTの編集を行なう専用
のプログラムを臨床検査システムの出力処理で作成する
か又は、臨床検査システムから出力される1種類の報告
用FDDやMTの編集を行なう専用のプログラムを報告
先の計算機システムの入力処理で作成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来、
臨床検査システムにおいて報告用のFDDやMTを出力
する場合、報告先毎(医療機関毎)にファイル形式、レ
コードレイアウト及び、出力条件の異なったFDDやM
Tの編集/出力を行なう専用のプログラムを開発しなけ
ればならないという問題があった。
【0007】本発明は、臨床検査システムにおいて、検
査結果の報告用FDDやMTを報告先毎に編集/出力す
る場合において、それぞれの報告用FDDやMTのファ
イル形式、レコードレイアウト及び、出力条件をパラメ
ータファイルとパラメータIDにより制御することによ
って、どの様な形式の報告用FDDやMTにも対応でき
る報告用ファイル・レコード生成システムを提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による報告用ファ
イル生成システムは、複数の医療機関から依頼を受けた
臨床検査の検査結果を報告するシステムにおいて、前記
検査結果を前記臨床検査に関する情報と共に1レコード
として格納した検査結果ファイルと、前記医療機関に対
応する識別子毎に前記検査結果ファイルから報告用ファ
イルを作成するデータを抽出する抽出条件を格納したパ
ラメータファイルと、前記識別子と報告用ファイルを出
力する出力装置を対応付ける出力ファイルテーブルと、
を備えて前記パラメータファイルで定義された抽出条件
に基づいて前記検査結果ファイルから抽出したデータを
基に作成した報告用ファイルを前記出力ファイルテーブ
ルで指定の出力装置に出力するようにしたものである。
なお、臨床検査に関する情報とは、依頼された検査の検
査番号、患者名、患者の年齢、性別等である。
【0009】また、前記出力ファイルテーブルを前記パ
ラメータファイルと一体に構成するようにしたものであ
る。
【0010】また、複数の医療機関から依頼を受けた臨
床検査の検査結果を報告するシステムにおいて、前記検
査結果を前記臨床検査に関する情報と共に1レコードと
して格納した検査結果ファイルと、前記医療機関に対応
する識別子毎に前記検査結果ファイルから報告用ファイ
ルを生成するデータを抽出する抽出条件と前記報告用フ
ァイルを生成するファイル属性を定義した出力ファイル
定義情報と、を格納したパラメータファイルと、を備え
て、前記パラメータファイルで定義された抽出条件に基
づいて前記検査結果ファイルから抽出したデータを基に
報告用ファイルを生成するようにしたものである。
【0011】また、前記出力ファイル定義情報には、生
成するファイルのレコード長を定義するようにしたもの
である。
【0012】また、前記出力ファイル定義情報には、生
成するファイルの文字コードを定義するようにしたもの
である。
【0013】また、前記パラメータファイルには、前記
検査結果ファイルの各レコードのデータ項目を定義した
入力項目定義情報と、前記報告用ファイルの各レコード
のデータ項目を定義した出力項目定義情報と、を編集項
目識別情報として前記識別子の付随情報として備えるよ
うにしたものである。
【0014】また、前記パラメータファイルには、前記
検査結果ファイルの1レコードを複数のレコードに分割
して前記報告用ファイルを編集するレコード分割定義情
報を備えるようにしたものである。
【0015】また、前記検査結果ファイルの検査項目コ
ードを前記報告用ファイルの検査項目コードへ検査項目
コードを変換するコード変換ファイルを備え、前記パラ
メータファイルには、前記コード変換ファイルの定義情
報を格納するようにしたものである。
【0016】また、前記検査結果ファイルの検査結果を
前記報告用ファイルの検査結果へ検査結果データを変換
する検査結果変換ファイルを備え、前記パラメータファ
イルには、前記検査結果変換ファイルの定義情報を格納
するようにしたものである。
【0017】また、前記識別子と出力装置とを対応付け
た出力ファイルテーブルを備え、前記識別子に基づいて
生成された報告用ファイルを前記出力ファイルテーブル
で指定の出力装置へ出力するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による報告用ファ
イル生成システムの全体構成を示す構成図であり、以下
の各実施の形態において共通のものであるる。図におい
て、1は各医療機関から依頼された検査項目に対する検
査結果が格納されている検査結果ファイル、2は検査結
果ファイル1からパラメータファイル3の内容に基づい
て報告用ファイル及びレコードの編集処理を行う報告用
ファイル・レコード編集処理部、3は例えば、各医療機
関に対応する識別子であるパラメータID毎に報告用フ
ァイルを作成するための抽出条件を格納したパラメータ
ファイル、4乃至7はパラメータファイル3のパラメー
タIDに対応する報告用ファイル、8乃至11は報告用
ファイル4乃至7に対応する各医療機関のファイルシス
テムである。
【0019】先ず、本発明による実施の形態における概
略について説明する。報告用ファイル・レコード編集処
理部2は、例えば、パラメータファイル3のパラメータ
ID”001”を読み込んで、検査結果ファイル1より
パラメータID”001”の抽出条件に該当するレコー
ドを入力し、パラメータID”001”の出力ファイル
であるAシステム8専用の報告用ファイルFDD4に対
してレコードを編集/出力する。次に報告ファイル・レ
コード編集処理部2は、パラメータファイル3のパラメ
ータID”002”にもとづいてBシステム9専用の報
告用ファイルFDD5を編集/出力し、パラメータファ
イル3のパラメータID”003”にもとづいてCシス
テム10専用の報告用ファイルMT6を編集/出力し、
パラメータファイル3のパラメータID”004”につ
いてCシステム11専用の報告用ファイルMT7を編集
/出力する。
【0020】報告ファイル・レコード編集処理部2は、
パラメータファイル3に登録されているパラメータID
全てについて以上のような処理を行なうことにより、図
1には記載されていないパラメータIDを登録すること
で他のシステムにも対応できるものである。
【0021】実施の形態1.図2乃至図7は、本発明に
よる報告用ファイル生成システムの一実施の形態を説明
する図である。図2は報告用ファイル・レコード編集処
理部2で行う処理の流れを示すフローチャート図であ
る。図3は図2に示した報告用ファイル・レコード編集
処理部2の報告用ファイルのレコード編集・出力処理に
おける詳細な処理の流れを示すフローチャート図であ
る。図4は検査結果ファイルの具体的な例を示す図で、
図において11は検査結果ファイル1の具体的な例であ
る。図5はパラメータファイル3の具体的な例を示す図
で、図における抽出条件の中で、報告対象が”1”とな
っていて、且つ検査完了が”1”または”A”(完了し
ていても未完了でもよい)、且つ報告完了が”0”また
は”A”(完了していても未完了でもよい)となってい
るパラメータIDのものが編集及び出力の対象となる。
また、パラメータファイル3aにおいて、出力ファイル
は、どのタイプの媒体にファイルを出力するかを示して
いる。図6及び図7は検査結果ファイル11とこの検査
結果ファイル11からパラメータファイル3aの抽出条
件に基づいて編集された報告用ファイルの具体的な例を
示す図で、図6はパラメータID=”001”につい
て、図7はパラメータID=”002”とパラメータI
D=”003”についての例を示している。
【0022】以下図を参照しながら、この実施の形態1
における動作について説明する。以下の説明では、パラ
メータID=”001”の場合についてのみ説明する
が、パラメータIDが他の場合も同様である。
【0023】報告用ファイル・レコード編集処理部2
は、どのシステムに対応する報告用ファイルを編集する
のかを認識するためにキーボード等の入力装置からパラ
メータIDの取り込み(ステップS001)を行ない、
取り込んだパラメータIDをキーとしてパラメータファ
イル3aのレコード入力(ステップS002)を行なっ
て検査結果ファイル11のレコード抽出条件と出力ファ
イル定義情報を取り込む。図6に示す報告用ファイル4
aを編集・出力するためにパラメータID=”001”
を取り込んで、パラメータファイル3aに対してキー”
001”でレコードの入力を行ない、抽出条件の検査番
号範囲”00001”〜”99999”と顧客コード範
囲”01001”〜”01002を取り込む。
【0024】次に、検査結果ファイル11からレコード
を入力(ステップS003)し、検査結果ファイル11
にレコードが存在することをチェック(ステップS00
4)し、存在した場合は、ステップS002の処理で取
り込んだ検査結果ファイル11のレコード抽出条件、即
ちパラメータファイル3aの報告対象ビット、検査完了
ビット、報告完了ビットのチェック(ステップS00
5)を行なう。検査結果ファイル11にレコードが存在
しなくなったら処理は終了する。ステップS005のチ
ェックで抽出条件に合っているものは、報告用ファイル
のレコードを編集(ステップS006)する。ステップ
S005のチェックで抽出条件に合っていなければ、検
査結果ファイル11から次のレコードを入力(ステップ
S003)する。
【0025】以下、より具体的に処理内容を説明する。
先ず、検査結果ファイル11から先頭のレコード(依頼
入力日=”950828”、検査番号=”0000
1”)を入力し、パラメータID=”001”のレコー
ド抽出条件の検査番号範囲”00001”〜”9999
9”と顧客コード範囲”01001”〜”01002”
にてチェックすると、条件を満足しているので報告用フ
ァイルの編集を行ない、報告用ファイル4aの1レコー
ド目(依頼入力日=”950828”、検査番号=”0
0001”)を出力する。
【0026】次に、ステップS006における報告用フ
ァイルのレコード編集/出力処理について、図2乃至4
図7を参照しながら詳細に説明する。ステップS003
における処理で入力された検査結果ファイル11のレコ
ードの中で検査項目に関する情報以外のデータ項目につ
いて、報告用ファイル4aのレコードに編集(ステップ
S601)する。即ち、図4における検査結果ファイル
11の先頭のレコード(依頼入力日=”95082
8”、検査番号=”00001”)から依頼入力日、検
査番号、顧客コード、患者名、年令、性別、患者番号及
び、カルテ番号を報告用ファイル4aのレコード編集エ
リアの依頼入力日、検査番号、顧客コード、患者名、年
令、性別、患者番号及び、カルテ番号へそれぞれ格納す
る。
【0027】次に、検査項目に関する情報を編集するた
めに、検査結果ファイル11のレコードから検査項目に
関する情報(検査結果情報1、2等)を1項目づつ取り
込む(ステップS602)。検査結果ファイル11のレ
コードの全ての検査項目についての処理が完了したとこ
ろで終了とする。ステップS602で取り込んだ検査項
目に関する情報について、ステップS002の処理でパ
ラメータIDによってパラメータファイル11から入力
された抽出条件を用いて、検査項目の抽出条件を満足し
ているか否かのチェック(ステップS604)を行な
い、検査項目の抽出条件を満足しているものについて
は、報告用ファイルのレコードの検査項目に格納する。
検査項目の抽出条件を満足していなければ、検査結果フ
ァイル11のレコードの中から次の検査項目に関する情
報を取り込む(ステップS602)。ステップS603
にて、検査結果ファイル11のレコードの中に検査項目
がなくなったならば、報告用ファイル4aへ編集したレ
コードを出力する(ステップS606)。即ち、初めに
検査結果ファイル11の先頭のレコード(依頼入力日
=”950828”、検査番号=”00001”)の検
査結果情報1を取り込み、パラメータファイル3aのパ
ラメータID=”001”の検査項目に関する抽出条件
である報告対象が”1”で検査完了が”A”(チェック
しないことを意味する)で報告完了が”A”(チェック
なし)でチェックする。この場合、検査結果情報1は、
報告対象=”1”で条件を満足するので報告用ファイル
4aのレコード編集エリアの検査結果情報1のエリアへ
格納し、報告用ファイル4aのレコード編集エリアの検
査項目数を1とする。同様に、検査結果ファイル11の
先頭のレコード(依頼入力日=”950828”、検査
番号=”00001”)から検査結果情報2と検査結果
情報3を順に取り込み、検査項目に関する抽出条件をチ
ェックし、報告用ファイル4aのレコード編集エリアの
検査結果情報2と検査結果情報3のエリアへそれぞれ格
納する。検査結果ファイル11の検査項目数が”00
3”なので検査結果情報4を検査結果ファイル11から
取り込んだ時点で編集終了となり、報告用ファイル4a
のレコード編集エリアの内容を報告用ファイル4aへレ
コード出力する。また、出力された報告用ファイル4a
を出力ファイル定義部で定義されている媒体(パラメー
タID=”001”の場合は、FD1なので雇のタイプ
のFDD装置に出力する。
【0028】以上のように、この実施の形態1において
は、パラメータファイルに登録されている抽出条件と出
力ファイル情報により、自動的に如何なるファイルシス
テムにも対応するファイルの生成及びファイル媒体を生
成することができる。
【0029】なお、この実施の形態においては、パラメ
ータファイルの中に、出力ファイル定義として出力媒体
を定義するようにしたが、生成したファイルとそれをど
のような媒体に出力するかの情報は別途テーブルを設け
てファイル出力部で管理するようにしてもよい。これ
は、以下の実施の形態においても同様である。
【0030】実施の形態2.図8乃至図10は、本発明
による報告用ファイル生成システムの他の実施の形態を
説明する図である。図8は、この実施の形態2における
パラメータファイル3bで、実施の形態1におけるパラ
メータファイル3aに対して出力定義情報としてファイ
ルのレコード長が固定か可変かを示すフラグとファイル
のレコード長を示す情報と文字コードの定義が追加され
ている。図9及び図10は、各々検査結果ファイル11
とこの検査結果ファイル11からパラメータファイル3
bの抽出条件及び出力ファイル定義情報に基づいて編集
された報告用ファイルの具体的な例を示す図で、図9は
パラメータID=”001”について、図10はパラメ
ータID=”002”とパラメータID=”003”に
ついての例を示している。
【0031】以下図を参照しながら、この実施の形態に
おける動作について説明する。この実施の形態における
処理としては、実施の形態1における報告用ファイル・
レコード編集処理部2における処理でパラメータファイ
ル3aのレコード入力(ステップS002)における処
理と報告用ファイル4bのレコード出力(ステップS6
06)における処理の部分に処理が追加となる。
【0032】即ち、図2に示した報告用ファイル・レコ
ード編集処理部2における処理でパラメータIDをキー
としてパラメータファイルのレコード入力(ステップS
002)を行なって検査結果ファイルのレコード抽出条
件を取り込む際に出力ファイル定義情報としてレコード
長等の情報も取り込む。即ち、図9に示す報告用ファイ
ル4bを編集/出力するためにパラメータID=”00
1”を取り込んで、パラメータファイル3bに対してキ
ーを”001”としてレコードの入力を行ない、抽出条
件を取り込むと共に出力ファイル定義情報で規定されて
いる固定可変”F”(固定長)とレコード長”025
6”と文字コード”EBCDIC”を取り込む。
【0033】また、図3に示した報告用ファイル・レコ
ード編集処理部2の報告用ファイルのレコード出力(ス
テップS606)の処理において、ステップS002に
おけるのパラメータファイルのレコード入力のときに取
り込んだ出力ファイル定義情報に基づいて報告用ファイ
ルに対してレコードを出力する。図9に示す例の場合に
は、パラメータファイル3bについて、パラメータID
=”001”については、出力ファイル定義情報が固定
可変=”F”(固定長)でレコード長=”0256”で
文字コード=”EBCDIC”となっているので、出力
ファイルとしてレコード長が256バイトの固定長でE
BCDICコードにして、報告用ファイル4bに対して
レコードを出力することになる。
【0034】また、パラメータID=”002”では出
力ファイル定義情報が固定可変=”F”(固定長)でレ
コード長=”0256”で文字コード=”JIS8”と
なっているので、レコード長が256バイトの固定長で
JIS8コードのファイルフォーマットにして、報告用
ファイル5bに対してレコードを出力することになる。
【0035】また、パラメータID”003”では出力
ファイル定義情報が固定可変=”V”(可変長)でレコ
ード長=”1024”で文字コード=”JIS8”とな
っているので、出力ファイルとして最大レコード長が1
024バイトの可変長でJIS8コードファイルフォー
マットで報告用ファイル6cに対してレコードを出力す
ることになる。特に可変長の場合の報告用ファイルのレ
コード長は、格納される検査結果情報の数と検査結果情
報のバイト数を乗算した値と検査結果情報以外の情報の
バイト数を加算した値により計算したものとなる。
【0036】以上のように、この実施の形態2において
は、ファイルフォーマット及び文字コードを自由に設定
できるようにしたのであらゆるファイルシステム(計算
機システム)にも対応可能となり、独特のファイルフォ
ーマットを要求する医療機関にも対応することができ
る。
【0037】実施の形態3.図11、図12及び図13
は、本発明による報告用ファイル生成システムのさらに
他の実施の形態を説明する図である。図11はこの実施
の形態3におけるパラメータファイル(IDレコード)
3cとパラメータファイル(編集レコード)30を示
し、図12は検査結果ファイル11とこの検査結果ファ
イル11からパラメータファイル(IDレコード)3c
で定義されている抽出条件と出力ファイル定義情報、及
びパラメータファイル(編集IDレコード)30で定義
されている検査結果ファイル11の各項目に関する定義
情報と報告用ファイルを作成するための定義情報に基づ
いて編集された報告用ファイルの具体的な例を示す図
で、この例ではパラメータID=”001”についての
み示している。また、図13は図2に示した報告用ファ
イル・レコード編集処理部2におけるステップS002
のパラメータファイルの取り込み処理の部分をこの実施
の形態3に対応して詳細に示したフローチャート図であ
る。
【0038】この実施の形態3においては、図11に示
されているように、実施の形態1、2で示したパラメー
タファイル(IDレコード)とは別に、その付随情報と
して検査結果ファイル11の各レコードのデータ項目を
定義した入力項目定義情報と、報告用ファイルの各レコ
ードのデータ項目を定義した出力項目定義情報とを編集
項目IDとして設けている。パラメータID及び編集項
目IDとを用いることによって指定された入力項目定義
情報と出力項目定義情報に基づき検査結果ファイル11
から報告用ファイル4cへ個々のデータ項目を編集する
ようにしている。
【0039】以下、図を参照しながらこの実施の形態3
における動作について説明する。編集項目IDを取り入
れることにより、パラメータファイルはパラメータID
と編集項目IDを組み合せたものがレコードキーとな
り、図11に示すパラメータファイル(IDレコード)
3cとパラメータファイル(編集レコード)30のよう
に編集項目IDの内容によって各レコードが検査結果フ
ァイル11の各レコードのどのデータ項目に対応するの
かが識別される。
【0040】例えば、図11におけるパラメータファイ
ル(編集レコード)について、編集項目ID=”000
01”は依頼入力日を表し、編集項目ID=”0000
2”は検査番号を表し、編集項目ID=”01001”
は顧客コードを表す。また、図11におけるパラメータ
ファイル(IDレコード)3cにおいては、編集項目I
D=”00000”は検査結果ファイルのレコード抽出
条件や報告用ファイルの出力ファイル定義についての定
義レコードとなる。
【0041】この編集情報を取り込む場合の処理は、図
2に示した報告用ファイル・レコード編集処理部2にお
けるステップS002でのパラメータファイルのレコー
ド入力における部分と、図3に示した報告用ファイルの
レコード編集/出力処理におけるステップS601での
検査項目に関する情報以外の編集の部分及びステップS
605での検査項目に関する情報の編集の部分に処理が
追加となる。
【0042】以下、図を参照しながらこの実施の形態3
における動作について説明する。パラメータIDに編集
項目IDを付加することにより、パラメータファイルの
レコード入力(ステップS002)の処理において、図
13に示すようにパラメータIDと編集項目ID=”0
0000”を入力する(ステップS201)。続いてパ
ラメータファイル(編集レコード)30からをパラメー
タIDが変わるまでレコードを順次入力して(ステップ
S202)、報告用のレコードを編集するためのテーブ
ルを作成する(ステップS204)。順次入力(ステッ
プS202)したときにパラメータIDが変わった場合
にパラメータ入力を終了する(ステップS203)。図
11に示す例では、パラメータID=”001”につい
て編集項目ID=”00000”をキーとしてパラメー
タファイルのレコード入力を行ない、抽出条件の検査番
号範囲”00001”から”99999”と顧客コード
範囲の”01001”から”01002”と出力ファイ
ル定義の固定可変=”F”とレコード長=”0256”
と文字コード=EBCDICを入力し、続いて、編集項
目ID=”00001”(依頼入力日)〜”0400
3”(コメント)の各レコードについて、検査結果ファ
イルの入力項目定義(開始位置、サイズ、タイプ、繰返
し情報)と出力項目定義(開始位置、サイズ、タイプ、
繰返し情報)と編集定義(右ヅメ、パディング、入力定
数、出力定数)を入力する。
【0043】パラメータファイル(編集レコード)30
からの入力項目定義情報に基づいてステップS003で
検査結果ファイル11からのレコード入力にて入力され
たレコードの内容をステップS006で報告用ファイル
のレコード編集/出力する。
【0044】ステップS006での報告用ファイルのレ
コード編集/出力の処理の詳細は、図3に示した報告用
ファイルのレコード編集/出力処理において、パラメー
タファイルの編集レコード(例えば、図11の30)に
従った編集処理を行なう。
【0045】以下、図3と図11を参照しながら具体的
に説明する。ステップS601における検査項目に関す
る情報以外の編集でパラメータファイル(編集レコー
ド)30の編集項目ID=”00001”(依頼入力
日)について入力項目定義の開始位置=”0001”と
サイズ=”006”とタイプ=”S”と繰返し数=”0
00”と繰返し間隔=”000”の内容にしたがって、
検査結果ファイル11の1バイト目から6バイトの西暦
日付項目を出力項目定義の開始位置=”0001”とサ
イズ=”006”とタイプ=”W”と繰返し数=”00
0”と繰返し間隔=”000”の内容にしたがって、報
告用ファイルのレコード編集エリアの1バイト目から6
バイトの和暦日付項目へ西暦から和暦に変換して格納す
る。
【0046】次に、パラメータファイル(編集レコー
ド)30の編集項目ID=”00002”(検査番号)
について入力項目定義の開始位置=”0007”とサイ
ズ=”005”とタイプ=”9”と繰返し数=”00
0”と繰返し間隔=”000”の内容にしたがって、検
査結果ファイルの1バイト目から5バイトの数字項目を
出力項目定義の開始位置=”0007”とサイズ=”0
04”とタイプ=”9”と繰返し数=”000”と繰返
し間隔=”000”の内容にしたがって報告用ファイル
のレコード編集エリアの1バイト目から5バイトの数字
項目へ編集定義の右ヅメ=”Y”とパディング=”0”
の内容にしたがって、データの右ヅメと前方スペースの
ゼロ置換を行なって格納する。
【0047】以上のようにして、図11に示すパラメー
タファイル(編集レコード)30の編集項目ID=”0
1001”(顧客コード)から編集項目ID=”020
06”(年令)について、検査結果ファイル11から報
告用ファイル4cのレコード編集エリアへ編集する。こ
こで、特に入力項目定義のタイプ=”C”と出力項目定
義のタイプ=”C”である性別については、編集定義の
入力定数(”M”)と出力定数(”1”)の指定と入力
定数(”F”)と出力定数(”2”)の指定にしたがっ
て、検査結果ファイルの27バイト目から1バイトが”
M”のときには”1”を報告用ファイルのレコード編集
エリアへ格納し、”F”のときには”2”を報告用ファ
イルのレコード編集エリアへ格納する。
【0048】また、ステップS606における検査項目
に関する情報の編集では、パラメータファイル(編集レ
コード)30の編集項目ID=”04001”(検査項
目コード)について入力項目定義の開始位置=”010
4”とサイズ=”005”とタイプ=”9”と繰返し数
=”004”と繰返し間隔=”016”の内容にしたが
って、検査結果ファイル11の104バイト目から16
バイト間隔で4個分の5バイトの数字項目を出力項目定
義の開始位置=”0054”とサイズ=”004”とタ
イプ=”9”と繰返し数=”004”と繰返し間隔=”
012”の内容にしたがって、報告用ファイル4cのレ
コード編集エリアの54バイト目から12バイト間隔で
4個分の4バイトの数字項目へ編集定義の右ヅメ=”
Y”とパディング=”0”の内容にしたがってデータの
右ヅメと前方スペースのゼロ置換を行なって格納する。
【0049】同様にして、パラメータファイル(編集レ
コード)30の編集項目ID=”04002”(検査結
果)から編集項目ID=”04003”(コメント)に
ついて検査結果ファイル11から報告用ファイル4cの
レコード編集エリアへ編集する。以上により検査結果フ
ァイル11の1レコード目が報告用ファイル4cの1レ
コード目が編集され出力される。
【0050】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、検査結果ファイルの項目定義情報を報告用ファイル
の項目定義情報に変換できるようにしたので、医療機関
毎に項目定義が異なっても容易に対応することができ
る。
【0051】実施の形態4.図14、図15及び図16
は、本発明による報告用ファイル生成システムのさらに
他の実施の形態を説明する図である。図14は、この実
施の形態4におけるパラメータファイル(IDレコー
ド)3dとパラメータファイル(編集項目ID)31を
示している。図15は、検査結果ファイル11とこの検
査結果ファイル11からパラメータファイル(IDレコ
ード)3dとパラメータファイル(編集IDレコード)
31に基づいて編集された報告用ファイル4dの具体的
な例を示す図で、この例ではパラメータID=”00
1”についてのみ示している。また、図16は図3に示
した報告用ファイルのレコード編集/出力処理における
ステップS606での処理をこの実施の形態4に対応す
る処理にしたものである。
【0052】この実施の形態4は、検査結果ファイル1
1の1レコードを複数のレコードに分割して報告用ファ
イル4dを編集するために、レコード分割に関する情報
をパラメータIDのレコード分割定義情報として格納し
たパラメータファイル(IDレコード)3dを有し、こ
のパラメータファイル(IDレコード)3dとパラメー
タIDによって指定されたレコード分割定義情報に基づ
き検査結果ファイル11から報告用ファイル4dをレコ
ード分割して編集するものである。
【0053】以下、図を参照しながらこの実施の形態4
における動作について説明する。この実施の形態4で
は、図14に示すように、パラメータファイル(IDレ
コード)3dにレコード分割定義情報が追加され、パラ
メータファイル(編集レコード)31に情報区分が追加
されている。レコードの分割は、検査結果ファイル11
を臨床検査システムとして意味のある内容で分割するた
めに、パラメータファイル(編集レコード)31に情報
区分を持つことにより、検査結果ファイル11のキー情
報(情報区分=”I”)と患者名などの属性情報(情報
区分=スペース)と検査項目に関する検査結果情報(情
報区分=”K”)に区別し、報告用ファイル11のレコ
ードをどの様に組み合せて出力するかをレコード分割定
義として指定することにより扱うようにしている。
【0054】レコード分割については、図3に示した報
告用ファイルのレコード編集/出力処理におけるステッ
プS606での報告用ファイルのレコード出力において
図16に示す処理を行なうものである。図3において、
報告用ファイルのレコード編集エリアに対して編集され
た情報を報告用ファイル4dへレコード出力する際に、
図16に示すようにレコード出力エリアへキー情報を編
集する(ステップS661)。
【0055】以下、図16を参照しながら具体的に説明
する。ステップS662でレコード分割定義の分割区分
とID部検査項目情報数によって属性部を報告用ファイ
ルのレコード出力エリアに編集するか否かをチェックす
る。編集する場合は、ステップS663で属性部をレコ
ード編集エリアからレコード出力エリアへ格納する。次
にステップS664で検査結果情報をレコード出力エリ
アへ編集するか否かをID部検査項目情報数と項目部検
査項目情報数によりチェックする。編集する場合は、ス
テップS665で1つの検査結果情報をレコード編集エ
リアからレコード出力エリアへ格納する。なお、検査結
果情報についてはレコード編集エリアに検査結果情報が
なくなるまで、または、レコード出力エリアの検査結果
情報の編集エリアがなくなるまでステップS664〜ス
テップS665を繰り返す。検査結果情報のレコード出
力エリアへの編集ができない場合は、ステップS666
で報告用ファイル4dへレコード出力エリアのレコード
出力を行なう。出力後にステップS667で報告用ファ
イル4dのレコード編集エリアに出力すべき検査結果情
報が残っているかチェックして、残っている場合は、新
たなレコード出力エリアの編集を行なうためにステップ
S661のキー情報の編集へ戻り、同様の処理を行な
う。
【0056】図14に示すの例では、パラメータファイ
ル(IDレコード)3dでパラメータID=”001”
のレコード分割定義は分割区分=”I1”とID部検査
項目情報数=”000”と項目部検査項目情報数=”0
04”によって検査結果ファイルのレコードをキー情報
と属性情報のレコードを1つのレコードに、キー情報と
検査結果情報4個を1つのレコードにして複数レコード
に分割することが定義されている。パラメータファイル
(編集レコード)31では、情報区分によって依頼入力
日と検査番号と顧客コードがキー情報として定義され、
患者名と患者IDとカルテ番号と性別と年令と検査項目
数が属性情報として定義され、検査項目コードと検査結
果とコメントが検査結果情報として定義されている。
【0057】従って、検査結果ファイル11の1レコー
ド目から編集された報告用ファイル4dのレコード編集
エリアについて、キー情報である依頼入力日”0708
28”と検査番号”0001”と顧客コード”100
1”をレコード出力エリアへ格納する。続いて、属性情
報を編集するか否かをパラメータファイル(IDレコー
ド)3dの分割区分”I1”によりチェックする。”I
1”は、キー情報は全レコードに出力すること、属性情
報は分割した最初のレコードにのみ出力すること、検査
結果情報は全てのレコードに分割して格納することを示
しているので、1レコード目では属性情報の患者名”ヤ
マダ タロウ”と患者番号”9501001”とカルテ
番号”95−12345”と性別”1”と年令”04
0”と検査項目数”003”をレコード出力エリアへ編
集する。続いて、検査結果情報の編集を行なうか否かを
チェックする。この場合、パラメータファイル(IDレ
コード)3dのレコード分割定義の分割区分”I1”と
ID部検査項目情報数”000”より1レコード目には
検査結果情報を編集しないことになる。このため、この
段階で報告用ファイル4dの1レコード目が出力され
る。次に、編集されていない検査結果情報があるので、
再度、レコード出力エリアに対してキー情報の依頼入力
日”070828”と検査番号”0001”と顧客コー
ド”1001”を格納する。次に、属性情報の編集チェ
ックでは、前述の条件により編集しないこととなるため
検査結果情報の編集チェックを行なう。ここでは、2レ
コード目以降の処理であるためパラメータファイル(I
Dレコード)3dのレコード分割定義の項目部検査項目
情報数を参照して、最大4個までの検査結果情報を報告
用ファイルのレコード編集エリアからレコード出力エリ
アへ格納する。この場合、3つの検査結果情報があるた
め、この3つを格納し、検査結果情報の編集は終了す
る。ここで、報告用ファイル4dに対して2レコード目
の出力を行なう。以上で全ての項目についてレコード分
割の編集/出力処理を終了する。
【0058】以上のように、この実施の形態4において
は、検査結果ファイルの1レコードを分割して、複数レ
コードの報告用ファイルを生成するようにしたので、検
査結果ファイルの1レコードが大量であるときには適切
のレコード長のファイルを生成することができる。
【0059】実施の形態5.図17及び図18は、本発
明による報告用ファイル生成システムのさらに他の実施
の形態を説明する図である。図17は、この実施の形態
5におけるパラメータファイル(IDレコード)3eと
パラメータファイル(編集レコード)32と検査項目コ
ード変換マスター33を示している。図18は、検査結
果ファイル11から、パラメータファイル(IDレコー
ド)3eとパラメータファイル(編集レコード)32と
検査項目コード変換マスター33を用いてID=”00
1”について作成した報告用ファイル4eの具体的な例
を示す図である。
【0060】この実施の形態5は、検査結果ファイル1
1のデータ項目の中で検査項目コードについて、検査結
果ファイル11の検査項目コードから報告用ファイル4
eの検査項目コードへ検査項目コードを変換するための
検査項目コード変換マスターファイル33を設けて、検
査項目コードへ変換マスターファイル33に基づき検査
結果ファイル11の検査項目コードから報告用ファイル
4eの検査項目コードへ検査項目コードを変換するもの
である。
【0061】以下、図を参照しながら、この実施の形態
5における動作について説明する。この実施の形態5に
おいては、図3に示した報告用ファイルの編集/出力処
理におけるステップS605での検査項目に関する情報
の編集の処理に際して検査項目コード変換マスター33
を参照して検査項目コードを変換する処理が追加にな
る。
【0062】従って、この実施の形態5では、そのため
の情報として、パラメータファイル(IDレコード)3
eに検査項目コード変換マスターの名称(ファイル名)
が追加されている。図17では、検査項目コード変換マ
スター”KMCNVFL”が定義されているので、検査
項目コード変換マスター”KMCNVFL”33を検査
項目コードの編集時に参照することになる。検査結果フ
ァイル11の1レコード目について検査結果情報1の検
査項目コード”01001”を検査項目コード変換マス
ター33の入力側検査項目コードとして入力して、これ
をアドレスとして出力側検査項目コード”4001”を
取り込んで報告用ファイル4eのレコード編集エリアへ
格納する。同様に検査結果情報2の検査項目コード”0
1002”と検査結果情報3の検査項目コード”020
54”について変換処理を行ない、それぞれ”400
2”と”4004”を報告用ファイル4eのレコード編
集エリアへ格納する。
【0063】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、検査項目コードを変換するようにしたので、同じ検
査項目が医療機関によってそのコードが異なっても、容
易に対応することができる。
【0064】実施の形態6.図19及び図20は、本発
明による報告用ファイル生成システムのさらに他の実施
の形態を説明する図である。図19は、この実施の形態
6において用いるパラメータファイル(IDレコード)
3fとパラメータファイル(編集レコード)34と検査
項目コード変換マスター33と検査結果変換マスター3
6を示している。図20は、検査結果ファイル11から
パラメータファイル(IDレコード)3fとパラメータ
ファイル(編集レコード)34と検査項目コード変換マ
スター33と検査結果変換マスター36を用いて出力さ
れた報告用ファイル4fの具体的な例を示す図である。
この実施の形態6におけるパラメータファイル3fは、
実施の形態3eにおけるパラメータファイル3eに検査
結果変換マスターの項目が追加されている。
【0065】この実施の形態6は、データ項目の中で検
査結果について、検査結果ファイル11の検査結果から
報告用ファイル4fの検査結果へ検査結果データを変換
するための検査結果変換マスターファイル36を設け
て、検査結果変換マスターファイル36に基づき検査結
果ファイル11の検査結果から報告用ファイル4fの検
査結果へ検査結果を変換するものである。
【0066】以下、図を参照しながらこの実施の形態6
における動作について説明する。この実施の形態6にお
いては、図3に示した報告用ファイルの編集/出力処理
におけるステップS605での検査項目に関する情報の
編集において、検査結果変換マスター36を参照して検
査結果に対してy=Ax+B(x=変換前の検査結果、
AとB=定数、y=変換後の検査結果)の演算を行なう
処理が追加になる。
【0067】従って、この実施の形態6においては、図
19で示すように、このための情報として、パラメータ
ファイル(IDレコード)3fに検査結果変換マスター
の名称が追加されている。図19では、”KKCNVF
L”が定義されていることより検査結果変換マスター”
KKCNVFL”36を検査結果の編集時に参照するこ
とになる。
【0068】検査結果ファイル11の1レコード目につ
いて検査結果情報1の検査項目コード”01001”を
検査結果変換マスター36の変換対象項目コードとして
入力し変換情報を取り込む。この場合は、検査項目コー
ド”01001”の変換情報としては定数A”10”と
定数B”0”と計算後の少数部桁数”00”であり、検
査結果ファイル11の1レコード目について検査結果情
報1の検査結果”10.0”は定数A”10”×検査結
果”10.0”+定数B”0”=変換結果”100”と
なる。同様に検査結果情報2の検査項目コード”010
02”と検査結果情報3の検査項目コード”0205
4”について変換処理を行なうが、検査結果変換マスタ
ー36上には検査項目コード”01002”と検査項目
コード”02054”のレコードは存在しないため変換
処理を行なわないで報告用ファイル3fのレコード編集
エリアへ格納することとなる。
【0069】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、検査結果データを変換するようにしたので、検査装
置の違いによる数値の違いを吸収することが可能とな
り、医療機関では、依頼した検査機関の測定装置の違い
を考慮することなく、絶対値で検査結果を判断すること
ができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、医療機
関に対応する識別子毎に検査結果を格納した検査結果フ
ァイルから抽出するデータの抽出条件を定義したパラメ
ータファイルと識別子に対応する出力装置を定義する出
力ファイルテーブルを設けたので、自動的に医療機関の
要求するファイル媒体を生成することができる。
【0071】また、出力ファイルテーブルをパラメータ
ファイルで兼ねるようにしたので、参照するテーブルの
数が少なくなり処理効率が向上する。
【0072】また、パラメータファイルに出力するファ
イルの属性を定義するようにしたので、あらゆるファイ
ルの生成に対応することができる。
【0073】また、パラメータファイルで出力ファイル
のレコード長を定義するようにしたので、各医療機関の
要求するレコード長のファイルを生成することができ
る。
【0074】また、パラメータファイルで出力ファイル
の文字コードを定義するようにしたので、各医療機関の
計算機システムの内部コードに合わせた文字コードのフ
ァイルを提供することができる。
【0075】また、検査結果ファイルの項目定義を報告
用ファイルの定義項目に変換できるようにしたので、各
医療機関の要求するようにデータ項目を生成することが
できる。
【0076】また、検査結果ファイルの1レコードを分
割して報告用ファイルを複数レコードとするファイルに
生成できるようにしたので、検査結果ファイルの1レコ
ードが多すぎるときには、適切なレコード長のファイル
を生成することができる。
【0077】また、検査項目のコードを変換できるよう
にしたので、同じ検査項目が医療機関毎にそのコードが
異なるときにも、容易に対応することができる。
【0078】また、検査データの数値を変換できるよう
にしたので、測定装置の違いによる数値の変換が可能と
なり、医療機関では、検査を依頼した検査システムの違
いを考慮することなく、数値の絶対値で結果を判断する
ことができる。
【0079】また、生成した報告用ファイルを出力する
ファイル装置を自動的に選択して出力するようにしたの
で、自動的に医療機関の要求するファイル媒体を生成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による報告用ファイル生成システムの
全体構成を示す構成図である。
【図2】 本発明による報告用ファイル生成システムに
おける報告用ファイル・レコード編集処理部の処理の流
れを示すフローチャート図である。
【図3】 実施の形態1における報告用ファイル・レコ
ード編集処理部の編集/出力処理についての詳細な処理
を示すフローチャート図である。
【図4】 本発明による実施の形態における検査結果フ
ァイルの具体例である。
【図5】 実施の形態1におけるパラメータファイルの
例である。
【図6】 実施の形態1におけるID=”001”につ
いての報告用ファイルの例である。
【図7】 実施の形態1におけるID=”002”とI
D=”003”についての報告用ファイルの例である。
【図8】 実施の形態2におけるパラメータファイルの
例である。
【図9】 実施の形態2におけるID=”001”につ
いての報告用ファイルの例である。
【図10】 実施の形態2におけるID=”002”と
ID=”003”についての報告用ファイルの例であ
る。
【図11】 実施の形態3におけるパラメータファイル
の例である。
【図12】 実施の形態3における報告用ファイルの例
である。
【図13】 報告用ファイル・レコード編集処理部のパ
ラメータ入力処理における詳細な処理の流れを示すフロ
ーチャート図である。
【図14】 実施の形態4におけるパラメータファイル
の例である。
【図15】 実施の形態4における報告用ファイルの例
である。
【図16】 報告用ファイル・レコード編集処理部の出
力処理における詳細な処理の流れを示すフローチャート
図である。
【図17】 実施の形態5におけるパラメータファイル
及びコード変換マスターの例である。
【図18】 実施の形態5における報告用ファイルの例
である。
【図19】 実施の形態6におけるパラメータファイル
とコード変換マスター及びの例である。
【図20】 実施の形態6における報告用ファイルの例
である。
【符号の説明】
1 検査結果ファイル、2 報告用ファイル・レコード
編集処理部、3、3a、3b、3c、3d、3e、3f
パラメータファイル、4、4a、4b、4c、4d、
4e、4f Aシステム用(ID=”001”)の報告
用ファイル、5、5a、5b Bシステム用(ID=”
002”)の報告用ファイル、6、6a、6b Cシス
テム用(ID=”003”)の報告用ファイル、7 D
システム用の報告用ファイル、11 検査結果ファイ
ル、30,31、32,34 パラメータファイル(編
集レコード)、33 検査項目コード変換マスター、3
6検査結果変換マスター。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の医療機関から依頼を受けた臨床検
    査の検査結果を報告するシステムにおいて、前記検査結
    果を前記臨床検査に関する情報と共に1レコードとして
    格納した検査結果ファイルと、前記医療機関に対応する
    識別子毎に前記検査結果ファイルから報告用ファイルを
    作成するデータを抽出する抽出条件を格納したパラメー
    タファイルと、前記識別子と報告用ファイルを出力する
    出力装置を対応付ける出力ファイルテーブルと、を備え
    て 前記パラメータファイルで定義された抽出条件に基づい
    て前記検査結果ファイルから抽出したデータを基に作成
    した報告用ファイルを前記出力ファイルテーブルで指定
    の出力装置に出力することを特徴とする報告用ファイル
    生成システム。
  2. 【請求項2】 前記出力ファイルテーブルは前記パラメ
    ータファイルと一体となっていることを特徴とする請求
    項1に記載の報告用ファイル生成システム。
  3. 【請求項3】 複数の医療機関から依頼を受けた臨床検
    査の検査結果を報告するシステムにおいて、前記検査結
    果を前記臨床検査に関する情報と共に1レコードとして
    格納した検査結果ファイルと、前記医療機関に対応する
    識別子毎に前記検査結果ファイルから報告用ファイルを
    生成するデータを抽出する抽出条件と前記報告用ファイ
    ルを生成するファイル属性を定義した出力ファイル定義
    情報と、を格納したパラメータファイルと、を備えて 前記パラメータファイルで定義された抽出条件に基づい
    て前記検査結果ファイルから抽出したデータを基に報告
    用ファイルを生成することを特徴とする報告用ファイル
    生成システム。
  4. 【請求項4】 前記出力ファイル定義情報には、生成す
    るファイルのレコード長が定義されていることを特徴と
    する請求項3に記載の報告用ファイル生成システム。
  5. 【請求項5】 前記出力ファイル定義情報には、生成す
    るファイルの文字コードが定義されていることを特徴と
    する請求項3または請求項4に記載の報告用ファイル生
    成システム。
  6. 【請求項6】 前記パラメータファイルは、前記検査結
    果ファイルの各レコードのデータ項目を定義した入力項
    目定義情報と、前記報告用ファイルの各レコードのデー
    タ項目を定義した出力項目定義情報と、を編集項目識別
    情報として前記識別子の付随情報として備えていること
    を特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の
    報告用ファイル生成システム。
  7. 【請求項7】 前記パラメータファイルは、前記検査結
    果ファイルの1レコードを複数のレコードに分割して前
    記報告用ファイルを編集するレコード分割定義情報を備
    えていることを特徴とする請求項6に記載の報告用ファ
    イル生成システム。
  8. 【請求項8】 前記検査結果ファイルの検査項目コード
    を前記報告用ファイルの検査項目コードへ検査項目コー
    ドを変換するコード変換ファイルを備え、前記パラメー
    タファイルには、前記コード変換ファイルの定義情報が
    格納されていることを特徴とする請求項3乃至請求項7
    のいずれかに記載の報告用ファイル生成システム。
  9. 【請求項9】 前記検査結果ファイルの検査結果を前記
    報告用ファイルの検査結果へ検査結果データを変換する
    検査結果変換ファイルを備え、前記パラメータファイル
    には、前記検査結果変換ファイルの定義情報が格納され
    ていることを特徴とする請求項3乃至請求項8のいずれ
    かに記載の報告用ファイル生成システム。
  10. 【請求項10】 前記識別子と出力装置とを対応付けた
    出力ファイルテーブルを備え、前記識別子に基づいて生
    成された報告用ファイルを前記出力ファイルテーブルで
    指定の出力装置へ出力することを特徴とする請求項3乃
    至請求項9のいずれかに記載の報告用ファイル生成シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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