JPH09151561A - 梁の配筋構造 - Google Patents

梁の配筋構造

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JPH09151561A
JPH09151561A JP30450995A JP30450995A JPH09151561A JP H09151561 A JPH09151561 A JP H09151561A JP 30450995 A JP30450995 A JP 30450995A JP 30450995 A JP30450995 A JP 30450995A JP H09151561 A JPH09151561 A JP H09151561A
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JP
Japan
Prior art keywords
bar
floor slab
reinforcement
reinforcing bar
bars
Prior art date
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Pending
Application number
JP30450995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Toda
哲雄 戸田
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Hazama Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄筋量を削減することによって鉄筋加工や配
筋の手間を省き、コンクリートの充填性能の向上がはか
れる梁の配筋構造を提供する。 【解決手段】 床スラブ20と一体に形成される鉄筋コ
ンクリート梁10又は鉄骨鉄筋コンクリート梁の全長又
は一部において、梁の側面10a及び下面10bのみに
剪断補強筋13を配筋し、梁の上面には剪断補強筋を配
筋しないで床スラブ下端筋23を配置した。また梁の両
側面において床スラブ下端筋の継手26を設けても良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
梁または鉄骨鉄筋コンクリート梁における剪断補強筋の
配筋構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、床スラブと一体に形成される鉄筋
コンクリート梁又は鉄骨鉄筋コンクリート梁において
は、図3及び図4に示したように、梁10の上端主筋1
1および下端主筋12の全周に剪断補強筋13を捲回す
るように配筋し、一方、床スラブ20には上端筋21お
よび下端筋24を配筋する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の配筋構造に
おいては、図4の平面図からも判るように上端主筋1
1、剪断補強筋13c及び下端筋24が、梁10の上面
でそれぞれ交差又は並行するように配置されて密集する
ため、配筋作業に手間が掛かると共に、梁10にコンク
リートを充填する際にこれら鉄筋が障害になるという問
題点がある。
【0004】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、その目的は、鉄筋量を削減することに
よって鉄筋加工や配筋の手間を省き、コンクリートの充
填性能の向上がはかれる梁の配筋構造を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的に鑑
みてなされたものであって、その要旨は、床スラブと一
体に形成される鉄筋コンクリート梁又は鉄骨鉄筋コンク
リート梁の全長又は一部において、梁の側面及び下面の
みに剪断補強筋を配筋し、梁の上面には、剪断補強筋を
配筋しないで床スラブ下端筋を配置したことを特徴とす
る梁の配筋構造にある。
【0006】本発明の梁の配筋構造では、梁の両側面に
おいて床スラブ下端筋の継手を設けても良い。
【0007】本発明の梁の配筋構造では、梁上面の剪断
補強筋を床スラブ下端筋と兼用することによって、梁上
面の鉄筋量を減少させたが、従来、梁の剪断補強筋に期
待されている機能には支障をきたすものではない。すな
わち、梁に作用する剪断応力に対しては梁側面の補強筋
が対抗して耐力を保持することができ、また梁上面のコ
ンクリートの割裂に対しては、兼用した床スラブ下端筋
が補強し、さらに梁鉄筋籠を形成する場合には、床スラ
ブ下端筋を所定長に切断してこれを梁上端主筋に結束す
れば良い。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図を参照して説
明する。
【0009】図1は本発明の梁の配筋構造を示す断面図
であり、図2は本発明の梁の配筋構造を説明するために
床の上端筋を省略して示した平面図である。図1及び図
2において、本発明の梁の配筋構造は、剪断補強筋13
を梁側面10a及び梁下面10bのみに配筋し、梁上面
には剪断補強筋を配筋せずに替わりに床スラブ下端筋2
3を配置する。
【0010】上述したような梁の配筋構造を施工するた
め、施工現場における配筋作業に先立ち梁鉄筋籠(図示
せず)を形成する。最初に、複数の剪断補強筋13を
「コ」字形状に折り曲げてそれぞれ両端部にフックを形
成し、これらのフックをそれぞれ両側の梁上端主筋11
a,11aに掛止すると共に梁下端主筋12の下を捲回
するように配置し、それぞれ適所を結束線で固定する。
複数の剪断補強筋13を所定間隔で配置したら、次に複
数の床スラブ下端筋23を所定間隔で梁上端主筋11
a,11aの上下何れかに接触して直交するように配置
し、それぞれ結束線で固定する。そして、さらに梁上端
主筋11b,11bを、複数の床スラブ下端筋23の上
下何れかに接触すると共に梁上端主筋11a,11aに
平行に配置し、それぞれ結束線で固定すると、梁鉄筋籠
はできあがる。
【0011】かようにして形成した梁鉄筋籠を梁型枠
(図示せず)の中に吊り込んだ後、床スラブ下端筋22
を、その端部が梁鉄筋籠の床スラブ下端筋23の端部と
重なるように配置して重ね継手26を形成する。そし
て、床スラブ上端筋21を配筋した後、コンクリートを
打設すれば、床スラブと一体になった梁10を形成する
ことができる。
【0012】なお以上の梁の配筋構造は柱間において梁
の全長にわたって設けても良く、または、柱間の一区
間、例えば中央部のみに設けて、柱近傍の梁両端部には
従来のうに梁上面の剪断補強筋を設けて密集した配筋と
しても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明の梁の配筋構造では、梁の上面に
は剪断補強筋を配筋しないで床スラブ下端筋のみを配置
したので、従来の梁上面のように、剪断補強筋が上端主
筋及び下端筋とそれぞれ交差又は並行して密集すること
がなく、したがって、剪断補強筋の加工や配筋の手間を
省力化でき、梁へのコンクリート充填が円滑に行えると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梁の配筋構造を示す断面図である。
【図2】本発明の梁の配筋構造を説明するために床上端
筋を省略した平面図である。
【図3】従来の梁の配筋構造を示す断面図である。
【図4】従来の梁の配筋構造を説明するために床上端筋
を省略した平面図である。
【符号の説明】
10 鉄筋コンクリート梁 10a 梁の側面 10b 梁の下面 13 剪断補強筋 20 床スラブ 23 床スラブ下端筋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床スラブと一体に形成される鉄筋コンク
    リート梁又は鉄骨鉄筋コンクリート梁の全長又は一部に
    おいて、梁の側面及び下面のみに剪断補強筋を配筋し、
    梁の上面には、剪断補強筋を配筋しないで床スラブ下端
    筋を配置したことを特徴とする梁の配筋構造。
JP30450995A 1995-11-22 1995-11-22 梁の配筋構造 Pending JPH09151561A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102995746A (zh) * 2012-11-21 2013-03-27 广州建筑股份有限公司 U型外包钢再生混合梁再生混合组合楼板梁板节点及其施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102995746A (zh) * 2012-11-21 2013-03-27 广州建筑股份有限公司 U型外包钢再生混合梁再生混合组合楼板梁板节点及其施工方法
CN102995746B (zh) * 2012-11-21 2014-12-03 广州建筑股份有限公司 U型外包钢再生混合梁再生混合组合楼板梁板节点及其施工方法

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