JPH09151499A - パイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・スペース施工方法 - Google Patents
パイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・スペース施工方法Info
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- JPH09151499A JPH09151499A JP27554496A JP27554496A JPH09151499A JP H09151499 A JPH09151499 A JP H09151499A JP 27554496 A JP27554496 A JP 27554496A JP 27554496 A JP27554496 A JP 27554496A JP H09151499 A JPH09151499 A JP H09151499A
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- Japan
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- pipe
- unit
- water supply
- housing
- space housing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パイプ・スペースの施工の簡素化,短時間化
及び施工精度の向上を図る。 【解決手段】 パイプ・スペース・ハウジング内に設置
されるユニット2を工場で加工・組立て、パイプ・スペ
ース・ハウジング(図示省略)内にそのまま運び入れて
設置する。水圧試験は工場で行っておく。フランジ継手
又は可とう給水管を架台上に設けかつ給水立管側にゲー
ト弁を設け(図示省略)、架台上に可とうガス管を設け
かつガス立管側に仕切弁を設けることにより(図示省
略)、ゲート弁及び仕切弁を閉じた状態で、ユニット全
体をメンテナンスのためにハウジング内から取出すこと
ができる。
及び施工精度の向上を図る。 【解決手段】 パイプ・スペース・ハウジング内に設置
されるユニット2を工場で加工・組立て、パイプ・スペ
ース・ハウジング(図示省略)内にそのまま運び入れて
設置する。水圧試験は工場で行っておく。フランジ継手
又は可とう給水管を架台上に設けかつ給水立管側にゲー
ト弁を設け(図示省略)、架台上に可とうガス管を設け
かつガス立管側に仕切弁を設けることにより(図示省
略)、ゲート弁及び仕切弁を閉じた状態で、ユニット全
体をメンテナンスのためにハウジング内から取出すこと
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パイプ・スペー
ス・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・ス
ペース施工方法に関するものである。
ス・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・ス
ペース施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同一構造の各戸が多数集合したマンショ
ン等の建物においては、通常廊下側に面してパイプ・ス
ペースが配置されており、このスペースに、上下に貫い
ている給水立管及びガス立管から各戸への分岐配管・機
器類が配置され、また水道メーター,ガスメーター,給
湯機,給水ヘッダー,給湯ヘッダー,更には電気メータ
ー・ボックス等の各種の機器が配置される。
ン等の建物においては、通常廊下側に面してパイプ・ス
ペースが配置されており、このスペースに、上下に貫い
ている給水立管及びガス立管から各戸への分岐配管・機
器類が配置され、また水道メーター,ガスメーター,給
湯機,給水ヘッダー,給湯ヘッダー,更には電気メータ
ー・ボックス等の各種の機器が配置される。
【0003】従来、このパイプ・スペースの施工は、各
種業者が、各種分岐配管・機器類,各種機器,各種架台
及びねじ切りマシン等の工具を現場に持ち込んで、加工
・組立ての段階から作業し、各種の配管及び機器を各種
架台を用いてパイプ・スペース・ハウジング内に取付け
ている。
種業者が、各種分岐配管・機器類,各種機器,各種架台
及びねじ切りマシン等の工具を現場に持ち込んで、加工
・組立ての段階から作業し、各種の配管及び機器を各種
架台を用いてパイプ・スペース・ハウジング内に取付け
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、各種業者が多
数の各種部品等及び工具を各現場に運び、加工・組立
て,取付けを繰り返すので、更にはしばしば各種業者が
現場でかち合うので、パイプ・スペース施工に多くの時
間を要し、これにより建物の建設工期が長期化するとい
う問題があった。
数の各種部品等及び工具を各現場に運び、加工・組立
て,取付けを繰り返すので、更にはしばしば各種業者が
現場でかち合うので、パイプ・スペース施工に多くの時
間を要し、これにより建物の建設工期が長期化するとい
う問題があった。
【0005】また現場で加工・組立てを行うので、パイ
プ・スペース施工の精度が十分でないという問題があっ
た。
プ・スペース施工の精度が十分でないという問題があっ
た。
【0006】ところで、特開平6−346583号公報
に、建物の建設工期を短縮する目的で、パイプ・スペー
ス・ハウジングをも一体としたパイプ・スペース・ユニ
ットを形成し、これを複数個上下方向に連結した連結体
を、建物本体に組み付けるということが開示されてい
る。しかしながら、パイプ・スペース・ハウジングをも
一体としているので、ユニットが非常に大型化かつ大重
量化しており、ユニットをレッカー車で吊る等により建
物本体に組み付けなければならず、作業がかえって煩雑
になり、建物の建設工期の短縮の目的を十分に実現して
いるものとはいえない。また、連結したユニットを廊下
と住戸室内との間の開口部に上方からレッカー車で吊り
下ろしてユニット連結体に形成される凹部を廊下側の梁
部に嵌合すると、パイプ・スペース・ハウジング後面と
住戸室内側との間に空間ができてしまう。また床部や壁
部を鉄筋コンクリートにより一体的に形成する場合等に
は、このときにパイプ・スペースのハウジングの形成の
みを行わないことは、十分な強度が得られない等、躯体
形成上好ましくない。
に、建物の建設工期を短縮する目的で、パイプ・スペー
ス・ハウジングをも一体としたパイプ・スペース・ユニ
ットを形成し、これを複数個上下方向に連結した連結体
を、建物本体に組み付けるということが開示されてい
る。しかしながら、パイプ・スペース・ハウジングをも
一体としているので、ユニットが非常に大型化かつ大重
量化しており、ユニットをレッカー車で吊る等により建
物本体に組み付けなければならず、作業がかえって煩雑
になり、建物の建設工期の短縮の目的を十分に実現して
いるものとはいえない。また、連結したユニットを廊下
と住戸室内との間の開口部に上方からレッカー車で吊り
下ろしてユニット連結体に形成される凹部を廊下側の梁
部に嵌合すると、パイプ・スペース・ハウジング後面と
住戸室内側との間に空間ができてしまう。また床部や壁
部を鉄筋コンクリートにより一体的に形成する場合等に
は、このときにパイプ・スペースのハウジングの形成の
みを行わないことは、十分な強度が得られない等、躯体
形成上好ましくない。
【0007】本発明の目的は、建物の建設工期の短縮の
目的を十分に実現することができ、かつ施工精度の向上
を図ることができる、ユニット及びパイプ・スペース・
施工方法を提供することにある。
目的を十分に実現することができ、かつ施工精度の向上
を図ることができる、ユニット及びパイプ・スペース・
施工方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパイプ・スペース・ハウジング内に設置さ
れるユニットは、予め工場で加工・組立てられているこ
とを特徴とする。
に、本発明のパイプ・スペース・ハウジング内に設置さ
れるユニットは、予め工場で加工・組立てられているこ
とを特徴とする。
【0009】上記ユニットは給水立管への接続部から給
湯機及び/又は給水室内配管への接続部までの互いに連
結される各種の配管及び機器を有することが好ましい。
湯機及び/又は給水室内配管への接続部までの互いに連
結される各種の配管及び機器を有することが好ましい。
【0010】配管の角部は管を折り曲げて一体的に形成
され、かつ内面にどぶ漬け又は粉体塗装により、樹脂の
塗装が施されていることが好ましい。
され、かつ内面にどぶ漬け又は粉体塗装により、樹脂の
塗装が施されていることが好ましい。
【0011】給水立管への接続部及び/又は給湯機及び
/又は給水室内配管への接続部には可とう管が用いられ
ていることが好ましい。
/又は給水室内配管への接続部には可とう管が用いられ
ていることが好ましい。
【0012】配管のねじ部の形成が精密工作機を用いて
行われていることが好ましい。
行われていることが好ましい。
【0013】工場内において水圧試験が施されているこ
とが好ましい。
とが好ましい。
【0014】各種の配管及び機器の連結部に位置ずれ検
知手段が設けられていることが好ましい。
知手段が設けられていることが好ましい。
【0015】第1項のユニットは架台と、これに取付け
られた第2項乃至第7項のいずれか1つに記載されたユ
ニットとを有することが好ましい。
られた第2項乃至第7項のいずれか1つに記載されたユ
ニットとを有することが好ましい。
【0016】第1項のユニットは架台と、これに取付け
られた給湯機,及びガス立管への接続部から給湯機及び
/又は室内ガス配管への接続部までの互いに連結される
各種の配管及び機器を有することが好ましい。
られた給湯機,及びガス立管への接続部から給湯機及び
/又は室内ガス配管への接続部までの互いに連結される
各種の配管及び機器を有することが好ましい。
【0017】前項において、架台には、更に給水ヘッダ
ー及び給湯ヘッダーが取付けられていることが好まし
い。
ー及び給湯ヘッダーが取付けられていることが好まし
い。
【0018】前々項及び前項において、架台には、更に
電気メーター・ボックスが取付けられていてもよい。
電気メーター・ボックスが取付けられていてもよい。
【0019】第9項乃至前項のいずれか1つにおいて、
架台には、更に洗濯注湯装置が取付けられていてもよ
い。
架台には、更に洗濯注湯装置が取付けられていてもよ
い。
【0020】第9項乃至前項のいずれか1つにおいて、
架台は被取付物が取付けられた状態での自立が可能なよ
うに構成されていることが好ましい。
架台は被取付物が取付けられた状態での自立が可能なよ
うに構成されていることが好ましい。
【0021】第9項乃至前項のいずれか1つにおいて、
架台はハウジング後面への固定部材を有しており、かつ
被取付物が架台に取付けられた状態で固定作業を行うこ
とができるように固定部材の前方が開放されていること
が好ましい。
架台はハウジング後面への固定部材を有しており、かつ
被取付物が架台に取付けられた状態で固定作業を行うこ
とができるように固定部材の前方が開放されていること
が好ましい。
【0022】第1項のユニットは第9項乃至前項のいず
れか1つに記載のユニットに加えて、このユニットの架
台に共に第2項乃至第8項のいずれか1つに記載のユニ
ットが取付けられていてもよい。
れか1つに記載のユニットに加えて、このユニットの架
台に共に第2項乃至第8項のいずれか1つに記載のユニ
ットが取付けられていてもよい。
【0023】第1項のユニットはベース架台と、ベース
架台の上に取付けられた第9項乃至第14項のいずれか
1つに記載のユニットと、ベース架台の上に取付けられ
た第8項に記載のユニットとを有していてもよい。
架台の上に取付けられた第9項乃至第14項のいずれか
1つに記載のユニットと、ベース架台の上に取付けられ
た第8項に記載のユニットとを有していてもよい。
【0024】前項において、第9項乃至第14項のいず
れか1つに記載のユニットの架台をベース架台の上で、
両者を固定しているボルト及びナットを外さないで緩め
るのみでスライドさせて、また第8項に記載のユニット
の架台をベース架台の上で、両者を固定しているボルト
及びナットを外さないで緩めるのみでスライドさせて、
ベース架台上の上記双方の架台の相対的な前後方向の距
離及び左右方向の距離を変えることが可能な機構を備え
ていてもよい。
れか1つに記載のユニットの架台をベース架台の上で、
両者を固定しているボルト及びナットを外さないで緩め
るのみでスライドさせて、また第8項に記載のユニット
の架台をベース架台の上で、両者を固定しているボルト
及びナットを外さないで緩めるのみでスライドさせて、
ベース架台上の上記双方の架台の相対的な前後方向の距
離及び左右方向の距離を変えることが可能な機構を備え
ていてもよい。
【0025】第8項乃至前項のいずれか1つにおいて、
架台又はベース架台がハウジング内に設けられたアンカ
ーボルトに螺合されたナットの上に載置され、ナットを
上下することにより、架台又はベース架台の高さの調整
が行われてもよい。
架台又はベース架台がハウジング内に設けられたアンカ
ーボルトに螺合されたナットの上に載置され、ナットを
上下することにより、架台又はベース架台の高さの調整
が行われてもよい。
【0026】第8項乃至第16項のいずれか1つにおい
て、給水立管のチーズとの間の位置調整が、給水立管の
チーズから異なる水平2方向への曲折部と、これに続く
垂直方向の直管部とを設けて、上記2つの曲折部へ至る
距離及び垂直方向の直管部の長さを変えて行われ、及び
/又は、ガス立管との間の位置調整が、ガス立管のチー
ズから異なる水平2方向への曲折部を設け、かつガス立
管への接続部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接
続部までの互いに連結される各種の配管及び機器をガス
立管との接続部が垂直移動可能なように架台に取付け
て、上記2つの曲折部へ至る距離を変えて、かつ上記ガ
ス立管との接続部を垂直方向に移動して行ってもよい。
て、給水立管のチーズとの間の位置調整が、給水立管の
チーズから異なる水平2方向への曲折部と、これに続く
垂直方向の直管部とを設けて、上記2つの曲折部へ至る
距離及び垂直方向の直管部の長さを変えて行われ、及び
/又は、ガス立管との間の位置調整が、ガス立管のチー
ズから異なる水平2方向への曲折部を設け、かつガス立
管への接続部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接
続部までの互いに連結される各種の配管及び機器をガス
立管との接続部が垂直移動可能なように架台に取付け
て、上記2つの曲折部へ至る距離を変えて、かつ上記ガ
ス立管との接続部を垂直方向に移動して行ってもよい。
【0027】第8項乃至前項のいずれか1つにおいて、
架台に設けられたフランジ継手又は可とう給水管に対し
て、給水立管側に開閉弁が設けられており、及び/又
は、架台に設けられた可とうガス管に対して、ガス立管
側に開閉弁が設けられていることが好ましい。
架台に設けられたフランジ継手又は可とう給水管に対し
て、給水立管側に開閉弁が設けられており、及び/又
は、架台に設けられた可とうガス管に対して、ガス立管
側に開閉弁が設けられていることが好ましい。
【0028】上記目的を達成するために、本発明のパイ
プ・スペース施工方法は、第8項乃至前項のいずれか1
つに記載のユニットをパイプ・スペース・ハウジング内
に運び入れて架台又はベース架台をハウジングに取付け
ることによりユニットが設置されることを特徴とする。
プ・スペース施工方法は、第8項乃至前項のいずれか1
つに記載のユニットをパイプ・スペース・ハウジング内
に運び入れて架台又はベース架台をハウジングに取付け
ることによりユニットが設置されることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】まず本発明の第1の実施の形態を
図1乃至図6に基づいて説明する。図1(a)は本発明
の第1の実施の形態のユニットの斜視図,図1(b)は
図1(a)のA部拡大図である。図2(a)は図1のユ
ニットの給水立管への接続部から給湯機及び/又は給水
室内配管への接続部までの互いに連結される各種の配管
及び機器の斜視図,図2(b)は図2(a)の架台の斜
視図,図2(c)は架台の下に敷く防振ゴムの斜視図で
ある。図3は輸送中の位置ずれを検知するための検知線
を示す斜視図である。図4は図1のユニットの給湯機,
ガス立管への接続部から給湯機及び/又は室内ガス配管
への接続部までの互いに連結される各種の配管及び機
器,給水ヘッダー及び給湯ヘッダー,及び電気メーター
・ボックスを取付けるための架台の斜視図である。図5
は図1のユニットのベース架台の斜視図である。図6は
図1のユニットが設置されるパイプ・スペース・ハウジ
ング内部の斜視図である。
図1乃至図6に基づいて説明する。図1(a)は本発明
の第1の実施の形態のユニットの斜視図,図1(b)は
図1(a)のA部拡大図である。図2(a)は図1のユ
ニットの給水立管への接続部から給湯機及び/又は給水
室内配管への接続部までの互いに連結される各種の配管
及び機器の斜視図,図2(b)は図2(a)の架台の斜
視図,図2(c)は架台の下に敷く防振ゴムの斜視図で
ある。図3は輸送中の位置ずれを検知するための検知線
を示す斜視図である。図4は図1のユニットの給湯機,
ガス立管への接続部から給湯機及び/又は室内ガス配管
への接続部までの互いに連結される各種の配管及び機
器,給水ヘッダー及び給湯ヘッダー,及び電気メーター
・ボックスを取付けるための架台の斜視図である。図5
は図1のユニットのベース架台の斜視図である。図6は
図1のユニットが設置されるパイプ・スペース・ハウジ
ング内部の斜視図である。
【0030】予め工場で加工・組立てられるユニット2
は、図1に示すように、給水立管への接続部から給湯機
及び/又は給水室内配管への接続部までの互いに連結さ
れる各種の配管及び機器4(以下、水道メーターまわり
の配管・機器類4ともいう)と、これを取付ける架台6
と、架台7に取付けられた給湯機8,ガス立管への接続
部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部までの
互いに連結される各種の配管及び機器10(以下、ガス
メーターまわりの配管・機器類10ともいう),給水ヘ
ッダー及び給湯ヘッダー12,及び電気メーター・ボッ
クス14と、架台6及び7が共に載置されるベース架台
16とを有している。次にそれぞれを詳細に説明する。
は、図1に示すように、給水立管への接続部から給湯機
及び/又は給水室内配管への接続部までの互いに連結さ
れる各種の配管及び機器4(以下、水道メーターまわり
の配管・機器類4ともいう)と、これを取付ける架台6
と、架台7に取付けられた給湯機8,ガス立管への接続
部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部までの
互いに連結される各種の配管及び機器10(以下、ガス
メーターまわりの配管・機器類10ともいう),給水ヘ
ッダー及び給湯ヘッダー12,及び電気メーター・ボッ
クス14と、架台6及び7が共に載置されるベース架台
16とを有している。次にそれぞれを詳細に説明する。
【0031】給水立管への接続部から給湯機及び/又は
給水室内配管への接続部までの互いに連結される各種の
配管及び機器4は、図2(a)に示すように、エルボ2
0,28,34,38,46,50及び62,後述する
所定の加工が施された直管(ライニング鋼管)22,2
6,29,36,48,52,60及び64,ソケット
30及び66,継手31,33,39,41及び45,
水道メーター44取付部の代用管42,チーズ54,オ
スアダプター56及び68,遮熱管(図示省略)を被せ
た可とう樹脂管58及び70からなる配管と、ゲート弁
24,減圧弁32取付部の代用管35,止水栓40から
なる機器とが互いに所定位置で連結されて組立てられ
る。ここに、図2(a)では、給水立管への接続部はエ
ルボ20であり、給湯機への接続部は可とう樹脂管70
であり、給水室内配管への接続部は可とう樹脂管58で
ある。直管22,26,29,36,48,52,60
及び64は設計図に従って所定の精密切断機を用いて所
定の寸法に精密に切断加工し,精密ねじ切りが可能なN
Cマシン等の精密工作機を用いて両端部が精密にねじ切
り加工される。直管と他の配管又は機器との螺合部(連
結部)には水漏れ防止のためのテープ又はヘルメシール
を介在させる。なお精密なねじ切りが行われているので
必ずしも水漏れ防止のためのテープ又はヘルメシールを
介在させる必要はない。エルボ20は右方向を向いてい
る。なおエルボ20には両端に互いに逆向きの雄ねじが
形成された短管(ニップル)18が仮螺合されている。
次に図3に示すように、各連結部にはその両側の部品に
亘って、輸送中の位置ずれ検知のための直線状の検知線
72a及び72b,74a及び74bがマーカーペン等
により描かれている。なお、図3ではエルボ34と直管
36との間の検知線72と直管36とエルボ38との間
の検知線74を示しているが、検知線は回動が起こり
得、従って検知が必要な全ての連結部に描かれる(図2
(a)では検知線の図示を省略している)。なお位置ず
れ検知手段としては、上記の他、連結部に塗られ破れる
ことにより位置ずれが検知されるシール材等、連結部の
位置ずれを検知可能な手段であればよい。
給水室内配管への接続部までの互いに連結される各種の
配管及び機器4は、図2(a)に示すように、エルボ2
0,28,34,38,46,50及び62,後述する
所定の加工が施された直管(ライニング鋼管)22,2
6,29,36,48,52,60及び64,ソケット
30及び66,継手31,33,39,41及び45,
水道メーター44取付部の代用管42,チーズ54,オ
スアダプター56及び68,遮熱管(図示省略)を被せ
た可とう樹脂管58及び70からなる配管と、ゲート弁
24,減圧弁32取付部の代用管35,止水栓40から
なる機器とが互いに所定位置で連結されて組立てられ
る。ここに、図2(a)では、給水立管への接続部はエ
ルボ20であり、給湯機への接続部は可とう樹脂管70
であり、給水室内配管への接続部は可とう樹脂管58で
ある。直管22,26,29,36,48,52,60
及び64は設計図に従って所定の精密切断機を用いて所
定の寸法に精密に切断加工し,精密ねじ切りが可能なN
Cマシン等の精密工作機を用いて両端部が精密にねじ切
り加工される。直管と他の配管又は機器との螺合部(連
結部)には水漏れ防止のためのテープ又はヘルメシール
を介在させる。なお精密なねじ切りが行われているので
必ずしも水漏れ防止のためのテープ又はヘルメシールを
介在させる必要はない。エルボ20は右方向を向いてい
る。なおエルボ20には両端に互いに逆向きの雄ねじが
形成された短管(ニップル)18が仮螺合されている。
次に図3に示すように、各連結部にはその両側の部品に
亘って、輸送中の位置ずれ検知のための直線状の検知線
72a及び72b,74a及び74bがマーカーペン等
により描かれている。なお、図3ではエルボ34と直管
36との間の検知線72と直管36とエルボ38との間
の検知線74を示しているが、検知線は回動が起こり
得、従って検知が必要な全ての連結部に描かれる(図2
(a)では検知線の図示を省略している)。なお位置ず
れ検知手段としては、上記の他、連結部に塗られ破れる
ことにより位置ずれが検知されるシール材等、連結部の
位置ずれを検知可能な手段であればよい。
【0032】次に、水道メーターまわりの配管・機器類
4の架台6は、図2(b)に示すように、治具固定台7
6と、これにボルト及びナット78を用いて取付けられ
る複数個の配管固定治具80と、一対のL形連結金具8
2とにより構成されている。配管固定治具80は上部に
円筒状頭部を形成するように、板を対称に折曲げて形成
されており、頭部80a,支持柱部80b,外方に曲げ
られた接地部80cを有している。そして、支持柱部8
0b及び接地部80cを開いて、頭部80aに配管を挿
入した後、支持柱部80bをボルト及びナットで締め、
接地部80cをボルト及びナットで治具固定台76に固
定して用いる。直管29,36,52が配管固定治具8
0により固定される。一対のL形連結金具82はそれぞ
れ、治具固定台76の左右側部にボルト及びナット78
を用いて対向して取付けられ、かつボルト78が貫通す
るL形連結金具82の前後部それぞれの孔84は、設置
されるハウジングの前後方向の長孔になっている。ベー
ス架台16に固定するためのL形連結金具82の前後部
それぞれの孔86は、設置されるハウジングの左右方向
の長孔になっている。L形連結金具82の下面とベース
架台16との間には図2(c)に示す防振ゴム88が敷
かれる。
4の架台6は、図2(b)に示すように、治具固定台7
6と、これにボルト及びナット78を用いて取付けられ
る複数個の配管固定治具80と、一対のL形連結金具8
2とにより構成されている。配管固定治具80は上部に
円筒状頭部を形成するように、板を対称に折曲げて形成
されており、頭部80a,支持柱部80b,外方に曲げ
られた接地部80cを有している。そして、支持柱部8
0b及び接地部80cを開いて、頭部80aに配管を挿
入した後、支持柱部80bをボルト及びナットで締め、
接地部80cをボルト及びナットで治具固定台76に固
定して用いる。直管29,36,52が配管固定治具8
0により固定される。一対のL形連結金具82はそれぞ
れ、治具固定台76の左右側部にボルト及びナット78
を用いて対向して取付けられ、かつボルト78が貫通す
るL形連結金具82の前後部それぞれの孔84は、設置
されるハウジングの前後方向の長孔になっている。ベー
ス架台16に固定するためのL形連結金具82の前後部
それぞれの孔86は、設置されるハウジングの左右方向
の長孔になっている。L形連結金具82の下面とベース
架台16との間には図2(c)に示す防振ゴム88が敷
かれる。
【0033】次に、ガスメーターまわりの配管・機器類
10と、給湯機8,給水ヘッダー及び給湯ヘッダー12
及び電気メーター・ボックス14からなる各種機器とを
取付けるための架台7は、図4に示すようになってい
る。即ち、上下一対の渡架部材96を挟んで対向する左
右一対の鉛直部材90と、その下方部の上下一対のコの
字形部材105と、左側鉛直部材90上方部から左側に
張り出して設けられたコの字形部材130と、左側鉛直
部材90下方部から左側に張り出して設けられた上下一
対の略L字形部材120とを有し、かつ一対の鉛直部材
90の下端から前方に延伸する一定長さを有する基底部
材92と、上下一対の略L字形部材120の端部に固着
された垂直部材126とを有している。そして図1に示
すように、この架台7において、一対の鉛直部材90の
上部の一対の渡架部材96の部分はガス給湯機8が取付
けられ、上下一対のコの字形部材105の部分は給水ヘ
ッダー及び給湯ヘッダー12が取付けられ、上下一対の
略L字形部材120の部分はガスメーターまわりの配管
・機器類10が取付けられ、左側鉛直部材90上方部か
ら左側に張り出して設けられたコの字形部材130は電
気メーター・ボックス14が取付けられる。架台7は上
記各種の配管及び機器を取付けた状態で自立できる構造
になっている。即ち基底部材92が一定の長さを有して
いるので、上記各種の配管及び機器を取付けた状態でそ
の重心がその長さ内に収まって架台7が倒れることを防
止している。従って工場内で自立している架台7に上記
各種の配管及び機器を取付けてそのまま持ち上げてベー
ス架台16上に載置することができ、逆にベース架台1
6からそのまま外して床の上に自立させることもでき、
作業が容易になる。垂直部材126は上下一対の略L字
形部材120の強度を増すために設けられており、下端
つば部127の底面は基底部材92の底面と同一高さで
ある。そして別途、一対の孔133を有する当接板13
1を下端に固着した全ねじ部材129が用意され(図1
(b)参照)、下端つば部127の孔128に全ねじ部
材129が取付けられる(後述)。次に、ベース架台1
6に固定するために基底部材92の前後部それぞれに設
けられた孔94は、設置されるハウジングの左右方向の
長孔になっている。左右一対の鉛直部材90の上部から
それぞれ左右方向に、ハウジング後面への固定部材10
0及び102が設けられている。そして給湯機8及び電
気メーター・ボックス14を取付けたまま左側の固定部
材100をハウジング後面に固定することができるよう
に、固定部材100の孔部104がそれらの機器の間隙
間に位置しており、同様に右側の固定部材102の孔部
104が給湯機8の右外側に位置している。なお、固定
部材100及び102とハウジング後面との間に挟む防
振ゴムが別途用意されている。
10と、給湯機8,給水ヘッダー及び給湯ヘッダー12
及び電気メーター・ボックス14からなる各種機器とを
取付けるための架台7は、図4に示すようになってい
る。即ち、上下一対の渡架部材96を挟んで対向する左
右一対の鉛直部材90と、その下方部の上下一対のコの
字形部材105と、左側鉛直部材90上方部から左側に
張り出して設けられたコの字形部材130と、左側鉛直
部材90下方部から左側に張り出して設けられた上下一
対の略L字形部材120とを有し、かつ一対の鉛直部材
90の下端から前方に延伸する一定長さを有する基底部
材92と、上下一対の略L字形部材120の端部に固着
された垂直部材126とを有している。そして図1に示
すように、この架台7において、一対の鉛直部材90の
上部の一対の渡架部材96の部分はガス給湯機8が取付
けられ、上下一対のコの字形部材105の部分は給水ヘ
ッダー及び給湯ヘッダー12が取付けられ、上下一対の
略L字形部材120の部分はガスメーターまわりの配管
・機器類10が取付けられ、左側鉛直部材90上方部か
ら左側に張り出して設けられたコの字形部材130は電
気メーター・ボックス14が取付けられる。架台7は上
記各種の配管及び機器を取付けた状態で自立できる構造
になっている。即ち基底部材92が一定の長さを有して
いるので、上記各種の配管及び機器を取付けた状態でそ
の重心がその長さ内に収まって架台7が倒れることを防
止している。従って工場内で自立している架台7に上記
各種の配管及び機器を取付けてそのまま持ち上げてベー
ス架台16上に載置することができ、逆にベース架台1
6からそのまま外して床の上に自立させることもでき、
作業が容易になる。垂直部材126は上下一対の略L字
形部材120の強度を増すために設けられており、下端
つば部127の底面は基底部材92の底面と同一高さで
ある。そして別途、一対の孔133を有する当接板13
1を下端に固着した全ねじ部材129が用意され(図1
(b)参照)、下端つば部127の孔128に全ねじ部
材129が取付けられる(後述)。次に、ベース架台1
6に固定するために基底部材92の前後部それぞれに設
けられた孔94は、設置されるハウジングの左右方向の
長孔になっている。左右一対の鉛直部材90の上部から
それぞれ左右方向に、ハウジング後面への固定部材10
0及び102が設けられている。そして給湯機8及び電
気メーター・ボックス14を取付けたまま左側の固定部
材100をハウジング後面に固定することができるよう
に、固定部材100の孔部104がそれらの機器の間隙
間に位置しており、同様に右側の固定部材102の孔部
104が給湯機8の右外側に位置している。なお、固定
部材100及び102とハウジング後面との間に挟む防
振ゴムが別途用意されている。
【0034】この架台7において、ガス給湯機8は一対
の渡架部材96の孔98に固定された背板(図示省略)
上に取付けられる。給水ヘッダー及び給湯ヘッダー12
は、図1に示すように、まず断面L字形のヘッダーパネ
ル106に取付治具108を用いて給水ヘッダー110
及び給湯ヘッダー112が取付けられ、このヘッダーパ
ネル106がボルト及びナットにより孔114に取付け
られるという手順で、上下一対のコの字形部材105に
取付けられる。ヘッダーパネル106の下端水平部11
6にはヘッダーに連結される可とう樹脂管が貫通して支
持される、支持筒118が配置される。ガス立管への接
続部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器10は、Uバン
ド122を用いて上下一対の略L字形部材120の孔部
124に取付けられる。ガスメーターまわりの配管・機
器類10も図2(a)に示す水道メーターまわりの配管
・機器類4の場合と同様に、各種の配管及び機器を加工
・組立てることにより形成される。その左側部分10a
の下端部には後述するガス立管146のチーズ147と
対向するエルボ119(左方向に向けられている),ま
たその右側部分10bには給湯機8への接続部(チー
ズ)123,室内ガス配管への接続部(チーズ)125
からなる配管を有し、またその左側部分10aの途中部
には仕切弁127からなる機器を有している。エルボ1
19には両端に互いに逆方向の雄ねじが形成されている
短管(ニップル)121を仮螺合しておく。なおこの加
工・組立ては別途にガス工事業者が行い、本加工・組立
ての工場においては加工・組立てられ納入されたこの配
管及び機器10をそのまま用いる。ガスメーターは工場
では取付けない。電気メーター・ボックス14は電気工
事業者により調整・納入されたものがそのまま孔131
に取付けられる。
の渡架部材96の孔98に固定された背板(図示省略)
上に取付けられる。給水ヘッダー及び給湯ヘッダー12
は、図1に示すように、まず断面L字形のヘッダーパネ
ル106に取付治具108を用いて給水ヘッダー110
及び給湯ヘッダー112が取付けられ、このヘッダーパ
ネル106がボルト及びナットにより孔114に取付け
られるという手順で、上下一対のコの字形部材105に
取付けられる。ヘッダーパネル106の下端水平部11
6にはヘッダーに連結される可とう樹脂管が貫通して支
持される、支持筒118が配置される。ガス立管への接
続部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器10は、Uバン
ド122を用いて上下一対の略L字形部材120の孔部
124に取付けられる。ガスメーターまわりの配管・機
器類10も図2(a)に示す水道メーターまわりの配管
・機器類4の場合と同様に、各種の配管及び機器を加工
・組立てることにより形成される。その左側部分10a
の下端部には後述するガス立管146のチーズ147と
対向するエルボ119(左方向に向けられている),ま
たその右側部分10bには給湯機8への接続部(チー
ズ)123,室内ガス配管への接続部(チーズ)125
からなる配管を有し、またその左側部分10aの途中部
には仕切弁127からなる機器を有している。エルボ1
19には両端に互いに逆方向の雄ねじが形成されている
短管(ニップル)121を仮螺合しておく。なおこの加
工・組立ては別途にガス工事業者が行い、本加工・組立
ての工場においては加工・組立てられ納入されたこの配
管及び機器10をそのまま用いる。ガスメーターは工場
では取付けない。電気メーター・ボックス14は電気工
事業者により調整・納入されたものがそのまま孔131
に取付けられる。
【0035】次にベース架台16は、図5に示すよう
に、左右一対の断面コの字形部材132を渡架部材13
4で連結した一体形状になっている。左右一対のコの字
形部材132の底面の前後部には、ハウジング前後方向
の長孔136が開けられている。左右一対のコの字形部
材132の上面の前部には取付けられる架台6のL形連
結金具82の長孔86の位置に対向して、ハウジング前
後方向の長孔138が開けられている。上面の後部には
取付けられる架台7の基底部材92の長孔94の位置に
対向して、ハウジング前後方向の長孔140が開けられ
ている。従って、ベース架台16上の、架台6及び架台
7は、ボルト及びナットを外さないまま緩めた状態で、
それぞれ単独に前後方向及び左右方向の任意の位置に位
置決めすることができ、従って両者の相対的な前後方向
の距離及び左右方向の距離を変えることが可能である。
なお長孔138及び長孔140はいずれか一方のみが長
孔であればよい。更に底面の前後方向の長孔136部で
ベース架台16全体が前後方向に移動可能であるからで
ある。
に、左右一対の断面コの字形部材132を渡架部材13
4で連結した一体形状になっている。左右一対のコの字
形部材132の底面の前後部には、ハウジング前後方向
の長孔136が開けられている。左右一対のコの字形部
材132の上面の前部には取付けられる架台6のL形連
結金具82の長孔86の位置に対向して、ハウジング前
後方向の長孔138が開けられている。上面の後部には
取付けられる架台7の基底部材92の長孔94の位置に
対向して、ハウジング前後方向の長孔140が開けられ
ている。従って、ベース架台16上の、架台6及び架台
7は、ボルト及びナットを外さないまま緩めた状態で、
それぞれ単独に前後方向及び左右方向の任意の位置に位
置決めすることができ、従って両者の相対的な前後方向
の距離及び左右方向の距離を変えることが可能である。
なお長孔138及び長孔140はいずれか一方のみが長
孔であればよい。更に底面の前後方向の長孔136部で
ベース架台16全体が前後方向に移動可能であるからで
ある。
【0036】工場において、設計図に従って上述のよう
に、水道メーターまわりの配管・機器類4を加工・組立
て、これを架台6に取付け、また架台7にガスメーター
まわりの配管・機器類10及び給湯機8等の所定の機器
を取付ける。そして、架台6を防振ゴム88を挟んでベ
ース架台16の所定の位置に載置し、また架台7をベー
ス架台16の所定の位置に載置し(防振ゴムを間に挟ん
でもよい)、これらの架台6,7をボルト及びナットに
よりベース架台16に固定する。そして、図1(b)に
示すように、垂直部材126の孔128に全ねじ部材1
29を一対のナットにより取付け、当接板131の下面
をベース架台16の下面と同一高さにしておく。また可
とう管58を給水ヘッダー110に接続し、可とう管7
0を給湯機8に接続する。また給湯機8と給湯ヘッダー
112とを別途用意されている可とう樹脂管113によ
り接続する。これにより図1のユニット2の工場での加
工・組立てが完了する。次に組立てられた後、水圧試験
を施し各連結部に水もれがないかを綿密に検査する。即
ちゲート弁24を閉じてかつ給水ヘッダー110の各プ
ラグにプラグ止めを行い(及び給湯ヘッダー112の各
プラグにプラグ止めを行い)、代用管42に設けられた
水流導入部(図示省略)から例えば17.5kg/cm
2 の圧力の水を流入させ、圧力が維持されるか等を検査
する。水圧試験を建築現場で行う場合には水圧試験に用
いる水の確保が大変であるが、工場内で行うので予め用
意されている所定の水圧試験設備により容易に水を代用
管42内に流入して、水圧試験を行うことができる。同
一形状の各戸が多数個存在する建物や建物群において
は、同一形状のパイプ・スペース構造が多数存在する
が、このようにして、工場で上記ユニット2を量産する
ことができるのでコストの低減を図ることができる。ま
た設備が整った工場で一貫生産することができるので、
加工・組立ての時間を短縮し、かつ均一で高品質のユニ
ットを得ることができる。
に、水道メーターまわりの配管・機器類4を加工・組立
て、これを架台6に取付け、また架台7にガスメーター
まわりの配管・機器類10及び給湯機8等の所定の機器
を取付ける。そして、架台6を防振ゴム88を挟んでベ
ース架台16の所定の位置に載置し、また架台7をベー
ス架台16の所定の位置に載置し(防振ゴムを間に挟ん
でもよい)、これらの架台6,7をボルト及びナットに
よりベース架台16に固定する。そして、図1(b)に
示すように、垂直部材126の孔128に全ねじ部材1
29を一対のナットにより取付け、当接板131の下面
をベース架台16の下面と同一高さにしておく。また可
とう管58を給水ヘッダー110に接続し、可とう管7
0を給湯機8に接続する。また給湯機8と給湯ヘッダー
112とを別途用意されている可とう樹脂管113によ
り接続する。これにより図1のユニット2の工場での加
工・組立てが完了する。次に組立てられた後、水圧試験
を施し各連結部に水もれがないかを綿密に検査する。即
ちゲート弁24を閉じてかつ給水ヘッダー110の各プ
ラグにプラグ止めを行い(及び給湯ヘッダー112の各
プラグにプラグ止めを行い)、代用管42に設けられた
水流導入部(図示省略)から例えば17.5kg/cm
2 の圧力の水を流入させ、圧力が維持されるか等を検査
する。水圧試験を建築現場で行う場合には水圧試験に用
いる水の確保が大変であるが、工場内で行うので予め用
意されている所定の水圧試験設備により容易に水を代用
管42内に流入して、水圧試験を行うことができる。同
一形状の各戸が多数個存在する建物や建物群において
は、同一形状のパイプ・スペース構造が多数存在する
が、このようにして、工場で上記ユニット2を量産する
ことができるのでコストの低減を図ることができる。ま
た設備が整った工場で一貫生産することができるので、
加工・組立ての時間を短縮し、かつ均一で高品質のユニ
ットを得ることができる。
【0037】次に、パイプ・スペース・ハウジング内1
42は、例えば図6に示すように、右方部に給水立管1
44が配置され、左方部にガス立管146が配置されて
いる。そしてハウジング内において給水立管144には
左方向のチーズ145が連結され、ガス立管146には
右方向のチーズ147が連結されている。ハウジング床
面148は、水等が溜まらないように、床スラブの上に
廊下150側に下がった斜面のモルタル施工が施されて
いる。ハウジング床面148には、設計図に従って、設
置されるベース架台16の底面の各長孔136中央部に
対向してアンカーボルト152が設けられており、アン
カーボルト152には設計図に従って所定高さの水平面
内に位置合わせしてナット153が嵌合されている。ハ
ウジング後面154にはヘッダー12に接続される樹脂
管が貫通する孔部156が設けられている。パイプ・ス
ペース142のハウジング158,及び給水立管144
及びガス立管146は、建物本体の床部,壁面部の躯体
形成の際等に形成され、従って本発明のユニット2の取
付け時には、既に形成されている。なおパイプ・スペー
ス・ハウジング内に設置されるユニット2は、ベース架
台16(架台6及び架台7)上に集中して各種の機器等
を取付けて構成されるので、コンパクトになり、従って
これを収めるパイプ・スペース・ハウジングの容積を小
さくすることができる。
42は、例えば図6に示すように、右方部に給水立管1
44が配置され、左方部にガス立管146が配置されて
いる。そしてハウジング内において給水立管144には
左方向のチーズ145が連結され、ガス立管146には
右方向のチーズ147が連結されている。ハウジング床
面148は、水等が溜まらないように、床スラブの上に
廊下150側に下がった斜面のモルタル施工が施されて
いる。ハウジング床面148には、設計図に従って、設
置されるベース架台16の底面の各長孔136中央部に
対向してアンカーボルト152が設けられており、アン
カーボルト152には設計図に従って所定高さの水平面
内に位置合わせしてナット153が嵌合されている。ハ
ウジング後面154にはヘッダー12に接続される樹脂
管が貫通する孔部156が設けられている。パイプ・ス
ペース142のハウジング158,及び給水立管144
及びガス立管146は、建物本体の床部,壁面部の躯体
形成の際等に形成され、従って本発明のユニット2の取
付け時には、既に形成されている。なおパイプ・スペー
ス・ハウジング内に設置されるユニット2は、ベース架
台16(架台6及び架台7)上に集中して各種の機器等
を取付けて構成されるので、コンパクトになり、従って
これを収めるパイプ・スペース・ハウジングの容積を小
さくすることができる。
【0038】次にパイプ・スペース施工方法を説明す
る。
る。
【0039】上述のように工場で図1のユニット2を加
工・組立てた後、ユニット2をパイプ・スペースの現場
に運ぶ。即ち、ユニット2を自動車で建物の敷地内まで
運んだ後、キャスター付きの台車(図示省略)に載せか
えて、この台車を転がしてエレベーターに載せまた廊下
を転がして所定の現場に運ぶ。従って容易にユニット2
を現場まで運ぶことができる。
工・組立てた後、ユニット2をパイプ・スペースの現場
に運ぶ。即ち、ユニット2を自動車で建物の敷地内まで
運んだ後、キャスター付きの台車(図示省略)に載せか
えて、この台車を転がしてエレベーターに載せまた廊下
を転がして所定の現場に運ぶ。従って容易にユニット2
を現場まで運ぶことができる。
【0040】そして、現場において検知線を調べて、緩
んでいる連結部がある場合には再び連結部を締め直す。
そして水道メーターまわりの配管・機器類4の短管(ニ
ップル)18及びガスメーターまわりの配管・機器類1
0の短管(ニップル)121を外す。そして、ユニット
2全体をそのまま人手で持ち上げて各アンカーボルト1
52とベース架台16の各長孔136の中央部とを対向
させ、その状態で下ろし、予め設計図に従った高さに設
定されているナット153の上に載置する。なお、ユニ
ット2全体は例えば約80kgであるので、2又は3人
の人手で上げ下ろしを行うことができる。
んでいる連結部がある場合には再び連結部を締め直す。
そして水道メーターまわりの配管・機器類4の短管(ニ
ップル)18及びガスメーターまわりの配管・機器類1
0の短管(ニップル)121を外す。そして、ユニット
2全体をそのまま人手で持ち上げて各アンカーボルト1
52とベース架台16の各長孔136の中央部とを対向
させ、その状態で下ろし、予め設計図に従った高さに設
定されているナット153の上に載置する。なお、ユニ
ット2全体は例えば約80kgであるので、2又は3人
の人手で上げ下ろしを行うことができる。
【0041】そして、水道メーターまわりの配管・機器
類4のエルボ20と給水立管144のチーズ145の位
置が合い、かつガスメーターまわりの配管・機器類10
のエルボ119とガス立管146のチーズ147との位
置が合っているときには、そのまま短管(ニップル)1
8を取付ける。即ち、ユニット2の上部を若干左方に傾
けて、エルボ20とチーズ145との間に短管(ニップ
ル)18を挟み、この状態で短管(ニップル)18をパ
イプレンチを用いて回転してエルボ20及びチーズ14
5に対してねじ込む。次にアンカーボルト152上部に
別途用意したナットを螺合して(図示省略)、ベース架
台16の長孔136を固定する。次に固定部材100及
び102の孔104を介してドリルによりハウジング後
面154に孔を開け、この穴にアンカーを打ち込む。そ
してハウジング後面154と固定部材100及び102
との間に防振ゴムを挟んで(隙間が大きいときには所定
厚みの防振ゴムの積み重ね枚数を多くする)、ボルト
(図示省略)により孔部104をハウジング後面154
のアンカーにねじ止めする。固定部材100及び102
の前方が開放しているので機器を外すことなく上記作業
を行うことができる。次にナットを緩めて全ねじ部材1
29を下ろして当接板131をモルタル斜面に当接し、
孔133を通して所定の手段により当接板131をモル
タルにねじ止めする。次に室内の各水栓へ接続される可
とう樹脂管の他端部を支持筒118を介して給水ヘッダ
ー及び給湯ヘッダー12に接続する(図示省略)。次に
水道メーターまわりの配管・機器類4に別途用意した保
温材を巻いていく。工場で水圧試験を既に行っているの
で、直ちにこの作業を行うことができる。ガス側の短管
(ニップル)121はハウジング内に保存しておく。こ
れにより水道業者によるユニット2のハウジング内への
設置をひとまず終わる。代用管42及び35は、後に、
管内の汚水を流す出す作業(フラッシング)を行った
後、それぞれ水道メータ44及び減圧弁32に取替えら
れる。
類4のエルボ20と給水立管144のチーズ145の位
置が合い、かつガスメーターまわりの配管・機器類10
のエルボ119とガス立管146のチーズ147との位
置が合っているときには、そのまま短管(ニップル)1
8を取付ける。即ち、ユニット2の上部を若干左方に傾
けて、エルボ20とチーズ145との間に短管(ニップ
ル)18を挟み、この状態で短管(ニップル)18をパ
イプレンチを用いて回転してエルボ20及びチーズ14
5に対してねじ込む。次にアンカーボルト152上部に
別途用意したナットを螺合して(図示省略)、ベース架
台16の長孔136を固定する。次に固定部材100及
び102の孔104を介してドリルによりハウジング後
面154に孔を開け、この穴にアンカーを打ち込む。そ
してハウジング後面154と固定部材100及び102
との間に防振ゴムを挟んで(隙間が大きいときには所定
厚みの防振ゴムの積み重ね枚数を多くする)、ボルト
(図示省略)により孔部104をハウジング後面154
のアンカーにねじ止めする。固定部材100及び102
の前方が開放しているので機器を外すことなく上記作業
を行うことができる。次にナットを緩めて全ねじ部材1
29を下ろして当接板131をモルタル斜面に当接し、
孔133を通して所定の手段により当接板131をモル
タルにねじ止めする。次に室内の各水栓へ接続される可
とう樹脂管の他端部を支持筒118を介して給水ヘッダ
ー及び給湯ヘッダー12に接続する(図示省略)。次に
水道メーターまわりの配管・機器類4に別途用意した保
温材を巻いていく。工場で水圧試験を既に行っているの
で、直ちにこの作業を行うことができる。ガス側の短管
(ニップル)121はハウジング内に保存しておく。こ
れにより水道業者によるユニット2のハウジング内への
設置をひとまず終わる。代用管42及び35は、後に、
管内の汚水を流す出す作業(フラッシング)を行った
後、それぞれ水道メータ44及び減圧弁32に取替えら
れる。
【0042】もし、水道メーターまわりの配管・機器類
4のエルボ20と給水立管144のチーズ145の位置
が合っていない場合には、高さの調整はナット153を
回して行い、前後方向及び左右方向の調整はL形連結金
具82をベース架台16に対して固定しているボルト及
びナットを緩めて架台6を前後方向及び左右方向に動か
して行う(L形連結金具82の長孔86は左右方向であ
り、ベース架台16の長孔138は前後方向であるので
これが可能)。なお前後方向の調整はベース架台16を
アンカーボルトに対して前後に動かして行ってもよい。
そして上記位置が合ったときにボルト及びナットを締め
て再びL形連結金具82をベース架台16に対して固定
する。そして、この調整後、エルボ119とガス立管1
46のチーズ147の位置が合っていない場合には、前
後方向及び左右方向の調整は架台7の基底部材92をベ
ース架台16に対して固定しているボルト及びナットを
緩めて架台7を前後方向及び左右方向に動かして行い
(基底部材92の長孔94は左右方向であり、ベース架
台16の長孔140は前後方向であるのでこれが可
能)、高さ調整はUバンド122を緩めてガスメーター
まわりの配管・機器類10を上下に動かして行う。この
調整後再びUバンド122を締めまたボルト及びナット
を締めて架台7をベース架台16に固定する。そして以
後上述と同様にして短管(ニップル)18のエルボ20
及びチーズ145へのねじ込み等々を行って、水道業者
によるユニット2のハウジング内への設置をひとまず終
わる。
4のエルボ20と給水立管144のチーズ145の位置
が合っていない場合には、高さの調整はナット153を
回して行い、前後方向及び左右方向の調整はL形連結金
具82をベース架台16に対して固定しているボルト及
びナットを緩めて架台6を前後方向及び左右方向に動か
して行う(L形連結金具82の長孔86は左右方向であ
り、ベース架台16の長孔138は前後方向であるので
これが可能)。なお前後方向の調整はベース架台16を
アンカーボルトに対して前後に動かして行ってもよい。
そして上記位置が合ったときにボルト及びナットを締め
て再びL形連結金具82をベース架台16に対して固定
する。そして、この調整後、エルボ119とガス立管1
46のチーズ147の位置が合っていない場合には、前
後方向及び左右方向の調整は架台7の基底部材92をベ
ース架台16に対して固定しているボルト及びナットを
緩めて架台7を前後方向及び左右方向に動かして行い
(基底部材92の長孔94は左右方向であり、ベース架
台16の長孔140は前後方向であるのでこれが可
能)、高さ調整はUバンド122を緩めてガスメーター
まわりの配管・機器類10を上下に動かして行う。この
調整後再びUバンド122を締めまたボルト及びナット
を締めて架台7をベース架台16に固定する。そして以
後上述と同様にして短管(ニップル)18のエルボ20
及びチーズ145へのねじ込み等々を行って、水道業者
によるユニット2のハウジング内への設置をひとまず終
わる。
【0043】次に後に、ガス工事業者が現場へ来て、ガ
スメーターまわりの配管・機器類10のうちの左側の部
分10aをUバンド122を緩めて外し、短管(ニップ
ル)121を介して左側の部分10aをガス立管146
のチーズ147に連結し、次にUバンド122を用いて
再び左側の部分10aを架台7に固定する。そして右側
の部分10bの給湯機への接続部123と給湯機8とを
別途持参した可とうガス管により接続し、室内ガス配管
への接続部125と室内ガス配管とを別途持参した可と
うガス管により接続する(図示省略)。また、ガスメー
ター(図示省略)が左側の部分10aと右側の部分10
bとの間に接続されて取付けられる。また後に、電気工
事業者が現場へ来て、既にハウジング内に設置されてい
る電気メーター・ボックス14の所定の電気接続作業を
行う。また給水立管144側の水圧試験をゲート弁24
を閉じて行う。
スメーターまわりの配管・機器類10のうちの左側の部
分10aをUバンド122を緩めて外し、短管(ニップ
ル)121を介して左側の部分10aをガス立管146
のチーズ147に連結し、次にUバンド122を用いて
再び左側の部分10aを架台7に固定する。そして右側
の部分10bの給湯機への接続部123と給湯機8とを
別途持参した可とうガス管により接続し、室内ガス配管
への接続部125と室内ガス配管とを別途持参した可と
うガス管により接続する(図示省略)。また、ガスメー
ター(図示省略)が左側の部分10aと右側の部分10
bとの間に接続されて取付けられる。また後に、電気工
事業者が現場へ来て、既にハウジング内に設置されてい
る電気メーター・ボックス14の所定の電気接続作業を
行う。また給水立管144側の水圧試験をゲート弁24
を閉じて行う。
【0044】これによりパイプ・スペース施工が完了す
る。パイプ・スペース施工の現場工程が極めて短縮化さ
れるので、水道工事業者とガス工事業者とがかち合うこ
ともなくなり、建築工期を極めて短くすることができ
る。また現場加工が減少するので廃棄物(給湯機を収め
た段ボール箱や発泡スチロール,切削切粉等)が減少
し、また作業者の安全性が向上する。また建築現場での
管材置場の省スペース化を図ることができる。
る。パイプ・スペース施工の現場工程が極めて短縮化さ
れるので、水道工事業者とガス工事業者とがかち合うこ
ともなくなり、建築工期を極めて短くすることができ
る。また現場加工が減少するので廃棄物(給湯機を収め
た段ボール箱や発泡スチロール,切削切粉等)が減少
し、また作業者の安全性が向上する。また建築現場での
管材置場の省スペース化を図ることができる。
【0045】水道メーターまわりの配管・機器類4の給
湯機8及び給水室内配管への接続部に可とう管70及び
58を用い、またガスメーターまわりの配管・機器類1
0の給湯機への接続部と給湯機8とを可とうガス管によ
り接続し、室内ガス配管への接続部と室内ガス配管とを
可とうガス管により接続する場合、水道メーターまわり
の配管・機器類4の給水立管への接続部での位置調整及
びガスメーターまわりの配管・機器類10のガス立管へ
の接続部での位置調整を行えばよいが(可とう管は位置
調整を行う必要がない)、架台を2つに分けてそれぞれ
に水道メーターまわりの配管・機器類4及びガスメータ
ーまわりの配管・機器類10を取付けたので、上記の様
にして、それぞれの位置調整が可能になった。
湯機8及び給水室内配管への接続部に可とう管70及び
58を用い、またガスメーターまわりの配管・機器類1
0の給湯機への接続部と給湯機8とを可とうガス管によ
り接続し、室内ガス配管への接続部と室内ガス配管とを
可とうガス管により接続する場合、水道メーターまわり
の配管・機器類4の給水立管への接続部での位置調整及
びガスメーターまわりの配管・機器類10のガス立管へ
の接続部での位置調整を行えばよいが(可とう管は位置
調整を行う必要がない)、架台を2つに分けてそれぞれ
に水道メーターまわりの配管・機器類4及びガスメータ
ーまわりの配管・機器類10を取付けたので、上記の様
にして、それぞれの位置調整が可能になった。
【0046】次に第1の実施の形態の工場における水道
メーターまわりの配管・機器類4の他の加工・組立て方
法について説明する。即ち工場においては、配管の角部
は管を折曲げて一体的に形成することも可能である。即
ち、例えば直管26,エルボ28及び直管29や直管4
8,エルボ50及び直管52に代えて、図7に示すよう
に、一体的に形成した管226や管248を用いること
ができる。白ガス管(鋼管SGP)を、通管機を用いて
ベンダー加工し、次にこの折曲げた管の両端部それぞれ
からノズルを挿入して内面に樹脂の粉体塗装を行い、内
面を樹脂ライニングする。または折曲げた管を樹脂液に
どぶ漬けすることにより内面の樹脂ライニングを行って
もよい。このように折曲げた後、内面のライニングを行
うことにより角部内面にも十分なライニングが施され
る。角部を折曲げて一体成形することにより角部での水
の流れ抵抗を大きく減らすことができる。
メーターまわりの配管・機器類4の他の加工・組立て方
法について説明する。即ち工場においては、配管の角部
は管を折曲げて一体的に形成することも可能である。即
ち、例えば直管26,エルボ28及び直管29や直管4
8,エルボ50及び直管52に代えて、図7に示すよう
に、一体的に形成した管226や管248を用いること
ができる。白ガス管(鋼管SGP)を、通管機を用いて
ベンダー加工し、次にこの折曲げた管の両端部それぞれ
からノズルを挿入して内面に樹脂の粉体塗装を行い、内
面を樹脂ライニングする。または折曲げた管を樹脂液に
どぶ漬けすることにより内面の樹脂ライニングを行って
もよい。このように折曲げた後、内面のライニングを行
うことにより角部内面にも十分なライニングが施され
る。角部を折曲げて一体成形することにより角部での水
の流れ抵抗を大きく減らすことができる。
【0047】次に本発明の第2の実施の形態を、図8及
び図10に基づいて、説明する。本実施の形態は、図6
のハウジングにおいて、床面にモルタルによる勾配が付
けられておらず、かつアンカーボルト152が予め設け
られていない場合である。本実施の形態においても、第
1の実施の形態のユニット2と同様のユニットが用いら
れる。しかしながら、図1(a)又は図2(a)の直管
26の端部には、フランジ継手160が設けられてお
り、図1(a)又は図2(a)の直管22が、2つの部
分22a及び22bに分かれ、その間にゲート弁24が
設けられている。そして部分22bの端部にソケット2
00が設けられ、このソケット200が給水立管145
への接続部になっている。次にガスメーターまわりの配
管・機器類10の左側部分10aの下端部からは可とう
性のステンレス鋼管(フレキ管)がフレキ片ネジソケッ
ト等を介して接続され、この可とう性のステンレス鋼管
の端部には仕切弁127が取付けられている(図示省
略)。なお仕切弁127は、可とう性のステンレス鋼管
の端部には取付けず、単独の状態で、現場まで運んでも
よい。従って図1(a)のガスメーターまわりの配管・
機器類10の左側部分10aの途中部に示された仕切弁
127は設けられていなくてもよい。また図10に示す
ように、ベース架台216は、左右一対の断面コの字形
部材132を外側に向けた構成になっており、かつベー
ス架台固定用の孔236に対向するコの字形部材132
の上面部には切欠部237が設けられている。なお架台
6とベース架台16との間及び架台7とベース架台16
との間の相対的移動は行わないので、これらの連結部の
孔は長孔でなくてもよい。
び図10に基づいて、説明する。本実施の形態は、図6
のハウジングにおいて、床面にモルタルによる勾配が付
けられておらず、かつアンカーボルト152が予め設け
られていない場合である。本実施の形態においても、第
1の実施の形態のユニット2と同様のユニットが用いら
れる。しかしながら、図1(a)又は図2(a)の直管
26の端部には、フランジ継手160が設けられてお
り、図1(a)又は図2(a)の直管22が、2つの部
分22a及び22bに分かれ、その間にゲート弁24が
設けられている。そして部分22bの端部にソケット2
00が設けられ、このソケット200が給水立管145
への接続部になっている。次にガスメーターまわりの配
管・機器類10の左側部分10aの下端部からは可とう
性のステンレス鋼管(フレキ管)がフレキ片ネジソケッ
ト等を介して接続され、この可とう性のステンレス鋼管
の端部には仕切弁127が取付けられている(図示省
略)。なお仕切弁127は、可とう性のステンレス鋼管
の端部には取付けず、単独の状態で、現場まで運んでも
よい。従って図1(a)のガスメーターまわりの配管・
機器類10の左側部分10aの途中部に示された仕切弁
127は設けられていなくてもよい。また図10に示す
ように、ベース架台216は、左右一対の断面コの字形
部材132を外側に向けた構成になっており、かつベー
ス架台固定用の孔236に対向するコの字形部材132
の上面部には切欠部237が設けられている。なお架台
6とベース架台16との間及び架台7とベース架台16
との間の相対的移動は行わないので、これらの連結部の
孔は長孔でなくてもよい。
【0048】このように構成されており、ユニットはハ
ウジング内のコンクリート床面の所定の位置に直接据え
られる。そして、切欠部237を介して、孔部236を
通して床面にドリルにより孔を開け、次にアンカーを打
ち込み、次にボルト,又は全ねじ及びナットにより、孔
部236をアンカーに固定する。
ウジング内のコンクリート床面の所定の位置に直接据え
られる。そして、切欠部237を介して、孔部236を
通して床面にドリルにより孔を開け、次にアンカーを打
ち込み、次にボルト,又は全ねじ及びナットにより、孔
部236をアンカーに固定する。
【0049】次にソケット200とチーズ145との間
の左右方向,前後方向及び垂直方向の長さを測定して、
別途用意した直管を用いて、所定の長さに切断しかつね
じ切りを行って短管224,223,221を現場で製
作する。そしてエルボ232及び230を用いて(別途
用意しておく)、これらを接続し、これによりチーズ1
45とソケット200との間が接続される。
の左右方向,前後方向及び垂直方向の長さを測定して、
別途用意した直管を用いて、所定の長さに切断しかつね
じ切りを行って短管224,223,221を現場で製
作する。そしてエルボ232及び230を用いて(別途
用意しておく)、これらを接続し、これによりチーズ1
45とソケット200との間が接続される。
【0050】次に仕切弁127(可とう性のステンレス
鋼管の端部に取付けられている場合には一旦取外す)
を、別途用意した短管等を用いて、ガス立管146のチ
ーズ147に接続し、次に仕切弁127を可とう性のス
テンレス鋼管の端部に取付ける。これによりチーズ14
7と仕切弁127との間が接続される。
鋼管の端部に取付けられている場合には一旦取外す)
を、別途用意した短管等を用いて、ガス立管146のチ
ーズ147に接続し、次に仕切弁127を可とう性のス
テンレス鋼管の端部に取付ける。これによりチーズ14
7と仕切弁127との間が接続される。
【0051】なお、給水側においても、図9に示すよう
にフランジの代わりにステンレス・フレキ管等の可とう
管222を用いてもよい。仕切弁24の先にはエルボ2
0を接続し、また短管18を仮螺合しておく。この場合
には、可とう管222を自由に曲げることができるの
で、現場では短管18を用いてエルボ20とチーズ14
5とを直接容易に接続することができる。
にフランジの代わりにステンレス・フレキ管等の可とう
管222を用いてもよい。仕切弁24の先にはエルボ2
0を接続し、また短管18を仮螺合しておく。この場合
には、可とう管222を自由に曲げることができるの
で、現場では短管18を用いてエルボ20とチーズ14
5とを直接容易に接続することができる。
【0052】本実施の形態では、ベース架台16を直接
床面の上に載置するので、ユニットの安定度が増す。ま
たフランジや可とう管等は水漏れやガス漏れ等が起きや
すいと考えられるが、ゲート弁24及び仕切弁127が
より給水立管側及びガス立管側に配置されているので、
水漏れやガス漏れ等が起きた場合等には直ちにゲート弁
24や仕切弁127を閉じて、それらの漏れが拡大する
こと等を防止することができる。
床面の上に載置するので、ユニットの安定度が増す。ま
たフランジや可とう管等は水漏れやガス漏れ等が起きや
すいと考えられるが、ゲート弁24及び仕切弁127が
より給水立管側及びガス立管側に配置されているので、
水漏れやガス漏れ等が起きた場合等には直ちにゲート弁
24や仕切弁127を閉じて、それらの漏れが拡大する
こと等を防止することができる。
【0053】本実施の形態では、パイプ・スペース・ハ
ウジング内に設置されるユニットのメンテナンスも極め
て容易に行うことが可能である。即ち、修理等の場合に
は、ゲート弁24を閉じて、フランジ継手160の双方
のフランジ板160a及び160bを分離し(又は可と
う管222を外し)、また仕切弁127を閉じて、可と
う性のステンレス鋼管を外す。また給水ヘッダー110
及び給湯ヘッダー112のプラグに接続されている多数
の可とう樹脂管をプラグから外す。そしてベース架台1
6を床面に対して固定しているボルト又は全ねじのナッ
トを外し、また固定部材100及び102をハウジング
後面に対して固定しているボルトを外す。そしてそのま
ま引き出す、又は少し持ち上げて引き出すことにより、
ユニット全体をハウジング手前の廊下側に出すことがで
きる。従ってユニットを広い廊下側に置いて修理等を行
うことが可能になる。更に別の正常なユニットをこのハ
ウジング内に仮設置しておいて、修理等を行うユニット
は工場等に持ち帰って、この工場等で修理を行うことも
可能である。
ウジング内に設置されるユニットのメンテナンスも極め
て容易に行うことが可能である。即ち、修理等の場合に
は、ゲート弁24を閉じて、フランジ継手160の双方
のフランジ板160a及び160bを分離し(又は可と
う管222を外し)、また仕切弁127を閉じて、可と
う性のステンレス鋼管を外す。また給水ヘッダー110
及び給湯ヘッダー112のプラグに接続されている多数
の可とう樹脂管をプラグから外す。そしてベース架台1
6を床面に対して固定しているボルト又は全ねじのナッ
トを外し、また固定部材100及び102をハウジング
後面に対して固定しているボルトを外す。そしてそのま
ま引き出す、又は少し持ち上げて引き出すことにより、
ユニット全体をハウジング手前の廊下側に出すことがで
きる。従ってユニットを広い廊下側に置いて修理等を行
うことが可能になる。更に別の正常なユニットをこのハ
ウジング内に仮設置しておいて、修理等を行うユニット
は工場等に持ち帰って、この工場等で修理を行うことも
可能である。
【0054】本実施の形態では架台6及び架台7とベー
ス架台との間の相対的移動がないので、必ずしもベース
架台を設ける必要がない。即ち架台7の基底部材92を
前方に延長してこの延長部分に水道メーターまわりの配
管・機器類4を直接取付け、又は架台6を介して取付け
てもよい。そして架台7を直接床面に載置する。
ス架台との間の相対的移動がないので、必ずしもベース
架台を設ける必要がない。即ち架台7の基底部材92を
前方に延長してこの延長部分に水道メーターまわりの配
管・機器類4を直接取付け、又は架台6を介して取付け
てもよい。そして架台7を直接床面に載置する。
【0055】第1及び第2の実施の形態において、架台
7に取付ける種類は選択可能である。電気メーター・ボ
ックス14はパイプ・スペース以外の場所に配置する場
合には無論取付ける必要がない。また給水ヘッダー及び
/又は給湯ヘッダーは室内に配置する場合には無論取付
ける必要がない。次に架台7には、洗濯注湯装置(図示
省略)をも取付けてもよい。洗濯注湯装置には、給湯機
からの追いだき配管,浴槽への追いだき配管,給湯ヘッ
ダーの1つのプラグからの配管,給水ヘッダーの1つの
プラグからの配管及び電気洗濯機への配管等が接続され
ており、洗濯注湯装置の選択により、残り湯,残り湯を
追いだきしたもの,給水を沸かしたもの又は給水そのも
の等のいずれかを電気洗濯機に送ることが可能になって
いる。また架台7には浄水器をも取付けてもよい。
7に取付ける種類は選択可能である。電気メーター・ボ
ックス14はパイプ・スペース以外の場所に配置する場
合には無論取付ける必要がない。また給水ヘッダー及び
/又は給湯ヘッダーは室内に配置する場合には無論取付
ける必要がない。次に架台7には、洗濯注湯装置(図示
省略)をも取付けてもよい。洗濯注湯装置には、給湯機
からの追いだき配管,浴槽への追いだき配管,給湯ヘッ
ダーの1つのプラグからの配管,給水ヘッダーの1つの
プラグからの配管及び電気洗濯機への配管等が接続され
ており、洗濯注湯装置の選択により、残り湯,残り湯を
追いだきしたもの,給水を沸かしたもの又は給水そのも
の等のいずれかを電気洗濯機に送ることが可能になって
いる。また架台7には浄水器をも取付けてもよい。
【0056】またガスメーターまわりの配管・機器類1
0を別個に取付けたい場合には、ガスメーターまわりの
配管・機器類10は架台7には取付けない。この場合に
工場でガスメーターまわりの配管・機器類10を別個の
架台に取付けて組立て、これを現場に運んでハウジング
内に架台7と並べて設置することができる。また、水道
メーターまわりの配管・機器類4を架台7に取付けるこ
とができる。
0を別個に取付けたい場合には、ガスメーターまわりの
配管・機器類10は架台7には取付けない。この場合に
工場でガスメーターまわりの配管・機器類10を別個の
架台に取付けて組立て、これを現場に運んでハウジング
内に架台7と並べて設置することができる。また、水道
メーターまわりの配管・機器類4を架台7に取付けるこ
とができる。
【0057】次に本発明の第3の実施の形態を説明す
る。水道メーターまわりの配管・機器類4の加工・組立
てが非常に煩雑であるので、この部分のみを、又はこの
部分及び架台6を工場で予め加工・組立てるようにして
もよい。水道メーターまわりの配管・機器類4を架台6
を用いて直接ハウジング内に設置する場合には、例え
ば、図2(b)における、長孔86が設けられている下
端水平部が外方を向くようにL形連結金具82を向きを
反転させ、この状態で架台6を所定の位置に載置し、長
孔86を通して、ドリルにより床面に穴を開け、アンカ
ーを打ち込み、そして防振ゴム88を挟んでボルトによ
り長孔86を固定する。給水立管への接続は例えば上記
の第2の実施の形態の方法により行う。給湯機等の各種
の機器の取付けは、各種架台等を用いて、現場作業にお
いて行う。
る。水道メーターまわりの配管・機器類4の加工・組立
てが非常に煩雑であるので、この部分のみを、又はこの
部分及び架台6を工場で予め加工・組立てるようにして
もよい。水道メーターまわりの配管・機器類4を架台6
を用いて直接ハウジング内に設置する場合には、例え
ば、図2(b)における、長孔86が設けられている下
端水平部が外方を向くようにL形連結金具82を向きを
反転させ、この状態で架台6を所定の位置に載置し、長
孔86を通して、ドリルにより床面に穴を開け、アンカ
ーを打ち込み、そして防振ゴム88を挟んでボルトによ
り長孔86を固定する。給水立管への接続は例えば上記
の第2の実施の形態の方法により行う。給湯機等の各種
の機器の取付けは、各種架台等を用いて、現場作業にお
いて行う。
【0058】本発明において、給水立管への接続部から
給湯機及び/又は給水室内配管への接続部までの互いに
連結される各種の配管及び機器,及び,ガス立管への接
続部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器に用いられる、
接続部の語句は、それらを工場で加工・組立てると現場
施工が極めて短縮化される範囲での、ある程度の融通性
を有する語句である。即ち、例えば接続部に可とう管が
用いられる場合には、可とう管を工場段階で取付けてお
かず、現場で取付けるようにしても、現場施工の短縮化
には差ほど影響しないので、「接続部までの互いに連結
される各種の配管及び機器」の語句は、可とう管を含む
場合或いは含まない場合のいずれをも包含するものであ
る。
給湯機及び/又は給水室内配管への接続部までの互いに
連結される各種の配管及び機器,及び,ガス立管への接
続部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器に用いられる、
接続部の語句は、それらを工場で加工・組立てると現場
施工が極めて短縮化される範囲での、ある程度の融通性
を有する語句である。即ち、例えば接続部に可とう管が
用いられる場合には、可とう管を工場段階で取付けてお
かず、現場で取付けるようにしても、現場施工の短縮化
には差ほど影響しないので、「接続部までの互いに連結
される各種の配管及び機器」の語句は、可とう管を含む
場合或いは含まない場合のいずれをも包含するものであ
る。
【0059】
【発明の効果】本発明はこのように構成されており、パ
イプ・スペースの施工が大きく簡素化,短時間化されて
建物の建設工期が大きく短縮される。また建設コストが
低減する。またパイプ・スペースの施工精度の向上を図
ることができる。
イプ・スペースの施工が大きく簡素化,短時間化されて
建物の建設工期が大きく短縮される。また建設コストが
低減する。またパイプ・スペースの施工精度の向上を図
ることができる。
【図1】同図(a)は本発明の第1の実施の形態のユニ
ットの斜視図,同図(b)は同図(a)のA部拡大図で
ある。
ットの斜視図,同図(b)は同図(a)のA部拡大図で
ある。
【図2】同図(a)は図1のユニットの給水立管への接
続部から給湯機及び/又は給水室内配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器の斜視図,同図
(b)は同図(a)の架台の斜視図,同図(c)は架台
の下に敷く防振ゴムの斜視図である。
続部から給湯機及び/又は給水室内配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器の斜視図,同図
(b)は同図(a)の架台の斜視図,同図(c)は架台
の下に敷く防振ゴムの斜視図である。
【図3】輸送中の組みずれ検知のための検知線を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】図1のユニットの給湯機,ガス立管への接続部
から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部までの互
いに連結される各種の配管及び機器,給水ヘッダー及び
給湯ヘッダー,及び電気メーター・ボックスを取付ける
ための架台の斜視図である。
から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部までの互
いに連結される各種の配管及び機器,給水ヘッダー及び
給湯ヘッダー,及び電気メーター・ボックスを取付ける
ための架台の斜視図である。
【図5】図1のユニットのベース架台の斜視図である。
【図6】図1のユニットが設置されるパイプ・スペース
・ハウジング内部の斜視図である。
・ハウジング内部の斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の、給水立管への接
続部から給湯機及び/又は給水室内配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器の他の例の斜視
図である。
続部から給湯機及び/又は給水室内配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器の他の例の斜視
図である。
【図8】同図(a)は本発明の第2の実施の形態の、給
水立管への接続部から給湯機及び/又は給水室内配管へ
の接続部までの互いに連結される各種の配管及び機器の
要部の斜視図,同図(b)は同図(a)のB方向の側面
図である。
水立管への接続部から給湯機及び/又は給水室内配管へ
の接続部までの互いに連結される各種の配管及び機器の
要部の斜視図,同図(b)は同図(a)のB方向の側面
図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の、給水立管への接
続部から給湯機及び/又は給水室内配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器の要部の他の例
の斜視図である。
続部から給湯機及び/又は給水室内配管への接続部まで
の互いに連結される各種の配管及び機器の要部の他の例
の斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態で用いられるベー
ス架台の斜視図である。
ス架台の斜視図である。
2 パイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニ
ット 4 給水立管への接続部から給湯機及び/又は給水室内
配管への接続部までの互いに連結される各種の配管及び
機器 6,7 架台 8 給湯機 10(10a,10b) ガス立管への接続部から給湯
機及び/又は室内ガス配管への接続部までの互いに連結
される各種の配管及び機器 12 給水ヘッダー及び給湯ヘッダー 14 電気メーター・ボックス 16,216 ベース架台 24 開閉弁(ゲート弁) 127 開閉弁(仕切弁) 58,70,222 可とう管 72a,72b,74a,74b 組みずれ検知手段 100,102 固定部材 144 給水立管 145 チーズ 146 ガス立管 147 チーズ 152 アンカーボルト 153 ナット 158 ハウジング 160 フランジ継手 221 2つの曲折部に続く垂直方向の直管部 222 可とう給水管 230,232 2つの曲折部
ット 4 給水立管への接続部から給湯機及び/又は給水室内
配管への接続部までの互いに連結される各種の配管及び
機器 6,7 架台 8 給湯機 10(10a,10b) ガス立管への接続部から給湯
機及び/又は室内ガス配管への接続部までの互いに連結
される各種の配管及び機器 12 給水ヘッダー及び給湯ヘッダー 14 電気メーター・ボックス 16,216 ベース架台 24 開閉弁(ゲート弁) 127 開閉弁(仕切弁) 58,70,222 可とう管 72a,72b,74a,74b 組みずれ検知手段 100,102 固定部材 144 給水立管 145 チーズ 146 ガス立管 147 チーズ 152 アンカーボルト 153 ナット 158 ハウジング 160 フランジ継手 221 2つの曲折部に続く垂直方向の直管部 222 可とう給水管 230,232 2つの曲折部
Claims (21)
- 【請求項1】 予め工場で加工・組立てられていること
を特徴とするパイプ・スペース・ハウジング内に設置さ
れるユニット。 - 【請求項2】 請求項1において、上記ユニットは給水
立管への接続部から給湯機及び/又は給水室内配管への
接続部までの互いに連結される各種の配管及び機器を有
することを特徴とするパイプ・スペース・ハウジング内
に設置されるユニット。 - 【請求項3】 請求項2において、配管の角部は管を折
り曲げて一体的に形成され、かつ内面にどぶ漬け又は粉
体塗装により、樹脂の塗装が施されていることを特徴と
するパイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニ
ット。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、上記給水立管
への接続部及び/又は上記給湯機及び/又は給水室内配
管への接続部には可とう管が用いられていることを特徴
とするパイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユ
ニット。 - 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか1つにおい
て、配管のねじ部の形成が精密工作機を用いて行われて
いることを特徴とするパイプ・スペース・ハウジング内
に設置されるユニット。 - 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれか1つにおい
て、工場内において水圧試験が施されていることを特徴
とするパイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユ
ニット。 - 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれか1つにおい
て、上記各種の配管及び機器の連結部に位置ずれ検知手
段が設けられていることを特徴とするパイプ・スペース
・ハウジング内に設置されるユニット。 - 【請求項8】 請求項1において、上記ユニットは架台
と、これに取付けられた請求項2乃至7のいずれか1つ
に記載されたユニットとを有することを特徴とするパイ
プ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット。 - 【請求項9】 請求項1において、上記ユニットは架台
と、これに取付けられた給湯機,及びガス立管への接続
部から給湯機及び/又は室内ガス配管への接続部までの
互いに連結される各種の配管及び機器を有することを特
徴とするパイプ・スペース・ハウジング内に設置される
ユニット。 - 【請求項10】 請求項9において、上記架台には、更
に給水ヘッダー及び給湯ヘッダーが取付けられているこ
とを特徴とするパイプ・スペース・ハウジング内に設置
されるユニット。 - 【請求項11】 請求項9又は10において、上記架台
には、更に電気メーター・ボックスが取付けられている
ことを特徴とするパイプ・スペース・ハウジング内に設
置されるユニット。 - 【請求項12】 請求項9乃至11のいずれか1つにお
いて、上記架台には、更に洗濯注湯装置が取付けられて
いることを特徴とするパイプ・スペース・ハウジング内
に設置されるユニット。 - 【請求項13】 請求項9乃至12のいずれか1つにお
いて、上記架台は被取付物が取付けられた状態での自立
が可能なように構成されていることを特徴とするパイプ
・スペース・ハウジング内に設置されるユニット。 - 【請求項14】 請求項9乃至13のいずれか1つにお
いて、上記架台はハウジング後面への固定部材を有して
おり、かつ被取付物が架台に取付けられた状態で固定作
業を行うことができるように上記固定部材の前方が開放
されていることを特徴とするパイプ・スペース・ハウジ
ング内に設置されるユニット。 - 【請求項15】 請求項1において、上記ユニットは請
求項9乃至14のいずれか1つに記載のユニットに加え
て、このユニットの架台に共に請求項2乃至8のいずれ
か1つに記載のユニットが取付けられていることを特徴
とするパイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユ
ニット。 - 【請求項16】 請求項1において、上記ユニットはベ
ース架台と、上記ベース架台の上に取付けられた請求項
9乃至14のいずれか1つに記載のユニットと、上記ベ
ース架台の上に取付けられた請求項8に記載のユニット
とを有していることを特徴とするパイプ・スペース・ハ
ウジング内に設置されるユニット。 - 【請求項17】 請求項16において、上記請求項9乃
至14のいずれか1つに記載のユニットの架台を上記ベ
ース架台の上で、両者を固定しているボルト及びナット
を外さないで緩めるのみでスライドさせて、また上記請
求項8に記載のユニットの架台を上記ベース架台の上
で、両者を固定しているボルト及びナットを外さないで
緩めるのみでスライドさせて、上記ベース架台上の上記
双方の架台の相対的な前後方向の距離及び左右方向の距
離を変えることが可能な機構を備えていることを特徴と
するパイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニ
ット。 - 【請求項18】 請求項8乃至17のいずれか1つにお
いて、上記架台又は上記ベース架台がハウジング内に設
けられたアンカーボルトに螺合されたナットの上に載置
され、上記ナットを上下することにより、上記架台又は
ベース架台の高さの調整が行われることを特徴とするパ
イプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット。 - 【請求項19】 請求項8乃至16のいずれか1つにお
いて、給水立管のチーズとの間の位置調整が、上記給水
立管のチーズから異なる水平2方向への曲折部と、これ
に続く垂直方向の直管部とを設けて、上記2つの曲折部
へ至る距離及び上記垂直方向の直管部の長さを変えて行
われ、及び/又は、上記ガス立管との間の位置調整が、
上記ガス立管のチーズから異なる水平2方向への曲折部
を設け、かつ上記ガス立管への接続部から給湯機及び/
又は室内ガス配管への接続部までの互いに連結される各
種の配管及び機器を上記ガス立管との接続部が垂直移動
可能なように上記架台に取付けて、上記2つの曲折部へ
至る距離を変えて、かつ上記ガス立管との接続部を垂直
方向に移動して行うことを特徴とするパイプ・スペース
・ハウジング内に設置されるユニット。 - 【請求項20】 請求項8乃至19のいずれか1つにお
いて、上記架台に設けられたフランジ継手又は可とう給
水管に対して、給水立管側に開閉弁が設けられており、
及び/又は、上記架台に設けられた可とうガス管に対し
て、ガス立管側に開閉弁が設けられていることを特徴と
するパイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニ
ット。 - 【請求項21】 請求項8乃至20のいずれか1つに記
載のユニットをパイプ・スペース・ハウジング内に運び
入れて上記架台又はベース架台をハウジングに取付ける
ことにより上記ユニットが設置されることを特徴とする
パイプ・スペース施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27554496A JPH09151499A (ja) | 1995-09-26 | 1996-09-26 | パイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・スペース施工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7-273392 | 1995-09-26 | ||
JP27339295 | 1995-09-26 | ||
JP27554496A JPH09151499A (ja) | 1995-09-26 | 1996-09-26 | パイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・スペース施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09151499A true JPH09151499A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=26550644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27554496A Pending JPH09151499A (ja) | 1995-09-26 | 1996-09-26 | パイプ・スペース・ハウジング内に設置されるユニット及びパイプ・スペース施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09151499A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116114A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Tajima:Kk | 給湯システムの異常時応急対応方法および該異常時応急対応方法に用いられる仮設給湯装置ユニット |
JP2012241429A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Daiwa House Industry Co Ltd | 配管構造 |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP27554496A patent/JPH09151499A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116114A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Tajima:Kk | 給湯システムの異常時応急対応方法および該異常時応急対応方法に用いられる仮設給湯装置ユニット |
JP2012241429A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Daiwa House Industry Co Ltd | 配管構造 |
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