JPH09150110A - 銅不含反射金属層に保護層を形成する方法 - Google Patents
銅不含反射金属層に保護層を形成する方法Info
- Publication number
- JPH09150110A JPH09150110A JP8320977A JP32097796A JPH09150110A JP H09150110 A JPH09150110 A JP H09150110A JP 8320977 A JP8320977 A JP 8320977A JP 32097796 A JP32097796 A JP 32097796A JP H09150110 A JPH09150110 A JP H09150110A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iii
- layer
- coating
- reflective
- polymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/34—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
- C03C17/36—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal
- C03C17/38—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal at least one coating being a coating of an organic material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B17/00—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres
- B32B17/06—Layered products essentially comprising sheet glass, or glass, slag, or like fibres comprising glass as the main or only constituent of a layer, next to another layer of a specific material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/34—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions
- C03C17/36—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal
- C03C17/3602—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal the metal being present as a layer
- C03C17/3657—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal the metal being present as a layer the multilayer coating having optical properties
- C03C17/3663—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with at least two coatings having different compositions at least one coating being a metal the metal being present as a layer the multilayer coating having optical properties specially adapted for use as mirrors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 銅不含反射金属層に保護層を形成する方法を
提供する。 【解決手段】 透明支持体上に担持された銅不含反射金
属層を含む反射物品を形成する方法であって、支持体の
表面上に反射金属の層を含む被覆を形成し、ポリマーを
含む塗料粉末を適用し、ポリマーを硬化させて金属被覆
上に塗料の保護層を形成する工程を含む方法。
提供する。 【解決手段】 透明支持体上に担持された銅不含反射金
属層を含む反射物品を形成する方法であって、支持体の
表面上に反射金属の層を含む被覆を形成し、ポリマーを
含む塗料粉末を適用し、ポリマーを硬化させて金属被覆
上に塗料の保護層を形成する工程を含む方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透明支持体上に付着
された反射金属被覆を含む反射物品を製造する方法に関
する。
された反射金属被覆を含む反射物品を製造する方法に関
する。
【0002】反射金属被覆はパターンに従って付着され
て装飾物品を形成することができるが、本発明は連続反
射被覆を担持するガラス支持体に特に関係するものであ
る。被覆は所望の装飾効果を達成するためにいずれの形
態の支持体(例えば芸術的な物体)にも適用することが
できるが、本発明は被覆が板ガラス支持体に適用される
ときに最大の用途を見出すことを意図したものである。
被覆は完全に反射性であってもよく、従って鏡被覆を形
成する。
て装飾物品を形成することができるが、本発明は連続反
射被覆を担持するガラス支持体に特に関係するものであ
る。被覆は所望の装飾効果を達成するためにいずれの形
態の支持体(例えば芸術的な物体)にも適用することが
できるが、本発明は被覆が板ガラス支持体に適用される
ときに最大の用途を見出すことを意図したものである。
被覆は完全に反射性であってもよく、従って鏡被覆を形
成する。
【0003】
【従来の技術】例えば銀の反射金属被覆は大気汚染によ
って攻撃される傾向があり、その結果銀層は汚れてしま
いその層の必要な光学特性を失う。従ってかかる銀層に
保護層を適用することが知られている。保護層の性質は
被覆支持体の必要な特性によって及びコストによって決
定される。
って攻撃される傾向があり、その結果銀層は汚れてしま
いその層の必要な光学特性を失う。従ってかかる銀層に
保護層を適用することが知られている。保護層の性質は
被覆支持体の必要な特性によって及びコストによって決
定される。
【0004】従来から銀の鏡は次のようにして製造され
ている。ガラスはまず代表的にはSnCl2 の水溶液を
使用して研磨され、次いで増感される。リンス後、ガラ
スの表面はアンモニア性硝酸銀処理によって通常活性化
される。次いで銀めっき溶液は銀の不透明被覆を形成す
るために適用される。次いで銀被覆を銅の保護層、そし
て1以上の塗料の被覆で被覆し、完成した鏡を作る。
ている。ガラスはまず代表的にはSnCl2 の水溶液を
使用して研磨され、次いで増感される。リンス後、ガラ
スの表面はアンモニア性硝酸銀処理によって通常活性化
される。次いで銀めっき溶液は銀の不透明被覆を形成す
るために適用される。次いで銀被覆を銅の保護層、そし
て1以上の塗料の被覆で被覆し、完成した鏡を作る。
【0005】銅層の目的は銀層が汚れるのを遅らせるこ
とにあり、銅層は塗料の層によって磨耗及び腐蝕からそ
れ自体保護される。
とにあり、銅層は塗料の層によって磨耗及び腐蝕からそ
れ自体保護される。
【0006】鏡を保護するために使用することができる
様々な塗料配合のうち、銅層の腐蝕に対して最良の保護
を与えるものは鉛顔料を含有する。不幸にも鉛顔料は毒
性があり、その使用は環境及び健康の理由のためだんだ
んなくなりつつある。
様々な塗料配合のうち、銅層の腐蝕に対して最良の保護
を与えるものは鉛顔料を含有する。不幸にも鉛顔料は毒
性があり、その使用は環境及び健康の理由のためだんだ
んなくなりつつある。
【0007】Sn(II)塩の酸性水溶液で処理すること
によって銀被覆を保護することも提案されている(英国
特許出願GB2252568参照)。この提案によれ
ば、銀の反射層は100個の金属原子あたり少なくとも
1個の錫原子だけ(もしあるなら)下にある内層面層の
錫原子の集団と比較すると増大されている錫原子の集団
を持つ表面層を有し、それによってかかる金属被覆に高
い耐腐蝕性を与える。
によって銀被覆を保護することも提案されている(英国
特許出願GB2252568参照)。この提案によれ
ば、銀の反射層は100個の金属原子あたり少なくとも
1個の錫原子だけ(もしあるなら)下にある内層面層の
錫原子の集団と比較すると増大されている錫原子の集団
を持つ表面層を有し、それによってかかる金属被覆に高
い耐腐蝕性を与える。
【0008】別の最近の提案(英国特許出願GB225
4339参照)によれば、銀の反射層はAl (III),C
r(II),V(II又は III), Ti(II又は III),F
e(II)及びIn(I又はII)からなる群の少なくとも
一つのイオンを含有する溶液で処理されている。
4339参照)によれば、銀の反射層はAl (III),C
r(II),V(II又は III), Ti(II又は III),F
e(II)及びIn(I又はII)からなる群の少なくとも
一つのイオンを含有する溶液で処理されている。
【0009】GB2252568及びGB225433
9による保護処理の一つの重要な用途は従来の銅の保護
層を含まない銀の鏡の形成である。かかる銅不含鏡は鉛
不含塗料で保護することができる。
9による保護処理の一つの重要な用途は従来の銅の保護
層を含まない銀の鏡の形成である。かかる銅不含鏡は鉛
不含塗料で保護することができる。
【0010】塗料は保護されるべき表面上にはけ塗りす
ることによって又は液体カーテンを通して物品を運ぶこ
とによって液体の形で通常適用される。この方法を使用
するとき、均一な被覆を得ることが困難なことがあり、
過剰の塗料の使用又は保護層が必要な保護を与えるには
不十分な厚さを有する領域を生じる。さらに、液体塗料
は使用することが危険な揮発性溶媒を含有し、それの大
気中への放出は環境上の理由のため避けなければならな
い。塗料が液体の形で適用されるとき、下にある表面へ
の接着は必ずしも望むほど良くない。さらに、液体塗料
は二つの層が充分な保護を得るために必要なので、一般
に二つの工程で適用されなければならない。
ることによって又は液体カーテンを通して物品を運ぶこ
とによって液体の形で通常適用される。この方法を使用
するとき、均一な被覆を得ることが困難なことがあり、
過剰の塗料の使用又は保護層が必要な保護を与えるには
不十分な厚さを有する領域を生じる。さらに、液体塗料
は使用することが危険な揮発性溶媒を含有し、それの大
気中への放出は環境上の理由のため避けなければならな
い。塗料が液体の形で適用されるとき、下にある表面へ
の接着は必ずしも望むほど良くない。さらに、液体塗料
は二つの層が充分な保護を得るために必要なので、一般
に二つの工程で適用されなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は1以上
の上記の欠点を避けることができる方法で、反射物品の
銅不含反射金属層上に保護層を与えることにある。
の上記の欠点を避けることができる方法で、反射物品の
銅不含反射金属層上に保護層を与えることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】我々はこの及び他の有用
な目的が保護塗料を特定の組成の粉末の形で適用する場
合に達成されうることを発見した。
な目的が保護塗料を特定の組成の粉末の形で適用する場
合に達成されうることを発見した。
【0013】即ち、本発明によれば、透明支持体上に担
持された銅不含反射金属層を含む反射物品を形成する方
法であって、支持体の表面上に反射金属の層を含む被覆
を形成し、ポリマーを含む塗料粉末を適用し、ポリマー
を硬化させて金属被覆上に塗料の保護層を形成する工程
を含む方法が提供される。
持された銅不含反射金属層を含む反射物品を形成する方
法であって、支持体の表面上に反射金属の層を含む被覆
を形成し、ポリマーを含む塗料粉末を適用し、ポリマー
を硬化させて金属被覆上に塗料の保護層を形成する工程
を含む方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】透明支持体はプラスチック材料の
ような透明な堅い材料であってもよいが、ガラスのよう
なガラス質材料であることが好ましい。透明なガラスが
好ましいが、着色ガラスも使用できる。
ような透明な堅い材料であってもよいが、ガラスのよう
なガラス質材料であることが好ましい。透明なガラスが
好ましいが、着色ガラスも使用できる。
【0015】通常、反射材料は銀を含む。反射材料のた
めには銀単独で使用することが好ましいが、本発明は反
射材料がアルミニウムの如き他の材料である反射物品に
も及ぶ。以下の一般的な記載では、反射材料としての銀
への言及は、文脈が別のやり方を要求する場合以外は他
の反射材料にも適用されるものとして解釈すべきであ
る。
めには銀単独で使用することが好ましいが、本発明は反
射材料がアルミニウムの如き他の材料である反射物品に
も及ぶ。以下の一般的な記載では、反射材料としての銀
への言及は、文脈が別のやり方を要求する場合以外は他
の反射材料にも適用されるものとして解釈すべきであ
る。
【0016】通常、反射金属物品は鏡であるが、本発明
は反射材料を担持する他の反射物品にも及ぶ。以下の一
般的な記載では、反射物品としての鏡への言及は、文脈
が別のやり方を要求する場合以外は他の反射物品にも適
用されるものとして解釈すべきである。
は反射材料を担持する他の反射物品にも及ぶ。以下の一
般的な記載では、反射物品としての鏡への言及は、文脈
が別のやり方を要求する場合以外は他の反射物品にも適
用されるものとして解釈すべきである。
【0017】反射層及び塗料粉末の適用前に、支持体は
英国特許出願GB2289289に記載されるような、
ビスマス (III),クロム(II),金 (III),インジウム
(III),ニッケル(II),パラジウム(II),プラチナ
(II),ロジウム (III),ルニテウム (III),チタニウ
ム (III),バナジウム (III)及び亜鉛(II)の少なくと
も一つのイオンを含む活性溶液と接触することができ
る。支持体を活性溶液と接触する前、支持体はSnCl
2 の如き増感溶液で増感することが好ましい。
英国特許出願GB2289289に記載されるような、
ビスマス (III),クロム(II),金 (III),インジウム
(III),ニッケル(II),パラジウム(II),プラチナ
(II),ロジウム (III),ルニテウム (III),チタニウ
ム (III),バナジウム (III)及び亜鉛(II)の少なくと
も一つのイオンを含む活性溶液と接触することができ
る。支持体を活性溶液と接触する前、支持体はSnCl
2 の如き増感溶液で増感することが好ましい。
【0018】本発明を適用することができる鏡は上記の
英国特許出願GB2252568に記載のようなSn
(II)塩の酸性水溶液での銀層の処理を含む方法によっ
て製造することができる。
英国特許出願GB2252568に記載のようなSn
(II)塩の酸性水溶液での銀層の処理を含む方法によっ
て製造することができる。
【0019】あるいは、鏡は上記のGB2254339
に記載の方法によって製造することもできる。
に記載の方法によって製造することもできる。
【0020】本発明の好ましい例によれば、塗料粉末の
適用前に、その方法が支持体の表面(それは清浄な表面
であることが好ましい)上に銀の反射層を含む金属被覆
を形成し、Al (III),Cr(II),V(II又は II
I), Ti(II又は III), Fe(II),In(I又はI
I), 及びSn(II)からなる群の少なくとも一つのイ
オンを含有する処理溶液で金属被覆を接触する工程を含
む。このように処理された金属被覆は洗浄され乾燥され
てもよい。本発明のこの例による反射物品の金属被覆は
処理溶液での処理によって腐蝕に対する付加的な保護手
段が与えられる。かかる反射物品の製造方法も極めて簡
単かつ経済的に実行することができる。
適用前に、その方法が支持体の表面(それは清浄な表面
であることが好ましい)上に銀の反射層を含む金属被覆
を形成し、Al (III),Cr(II),V(II又は II
I), Ti(II又は III), Fe(II),In(I又はI
I), 及びSn(II)からなる群の少なくとも一つのイ
オンを含有する処理溶液で金属被覆を接触する工程を含
む。このように処理された金属被覆は洗浄され乾燥され
てもよい。本発明のこの例による反射物品の金属被覆は
処理溶液での処理によって腐蝕に対する付加的な保護手
段が与えられる。かかる反射物品の製造方法も極めて簡
単かつ経済的に実行することができる。
【0021】従って、その方法は金属被覆の表面層に錫
原子の集団を増大するために第一錫塩の新しく作られた
酸性水性処理溶液で金属被覆を接触し(かかる溶液は乳
光が全くない)、かくして処理された金属被覆を洗浄及
び乾燥することを含むことができる。本発明のこの例に
よる物品の銀は第一錫塩の酸性水溶液での処理によって
腐蝕に対する付加的な保護手段が与えられることがわか
った。これは物品の金属の表面層に錫原子の集団が混入
したためであると考えられる。第一錫塩の新しい溶液を
使用することが推奨される。
原子の集団を増大するために第一錫塩の新しく作られた
酸性水性処理溶液で金属被覆を接触し(かかる溶液は乳
光が全くない)、かくして処理された金属被覆を洗浄及
び乾燥することを含むことができる。本発明のこの例に
よる物品の銀は第一錫塩の酸性水溶液での処理によって
腐蝕に対する付加的な保護手段が与えられることがわか
った。これは物品の金属の表面層に錫原子の集団が混入
したためであると考えられる。第一錫塩の新しい溶液を
使用することが推奨される。
【0022】錫(II)塩の溶液は簡単かつ経済的に使用
することができる。被覆を溶液中の錫と1mg/m2 だ
け接触すれば、ある程度の保護を与えるには全く十分で
あり、1500mg/m2 より多い量の適用は耐腐蝕性
の向上の効果を与えないと考えられる。実際、多量に使
用することは連続的に適用される反射被覆と塗料粉末間
の接着性を減らす点で悪影響を与えるかもしれない。
することができる。被覆を溶液中の錫と1mg/m2 だ
け接触すれば、ある程度の保護を与えるには全く十分で
あり、1500mg/m2 より多い量の適用は耐腐蝕性
の向上の効果を与えないと考えられる。実際、多量に使
用することは連続的に適用される反射被覆と塗料粉末間
の接着性を減らす点で悪影響を与えるかもしれない。
【0023】本発明は銅の保護層で銀層を上塗りするこ
とを含む方法によって製造される鏡には及ばない。我々
は銅の存在が鏡に対する塗料粉末の接着性を減らすこと
を発見し、本発明による方法が銅不含鏡に特に適用され
るのはこの理由のためである。
とを含む方法によって製造される鏡には及ばない。我々
は銅の存在が鏡に対する塗料粉末の接着性を減らすこと
を発見し、本発明による方法が銅不含鏡に特に適用され
るのはこの理由のためである。
【0024】好ましくはシランは銀層に塗料粉末を適用
する前に銀層に適用され、銀層に対する塗料粉末の接着
性を改良する。塗装の前に銀被覆をシランと接触するこ
とによって処理された材料被覆に対する塗料の接着を促
進し、反射物品の耐摩耗及び耐腐蝕性を促進することが
できる。シランはγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンの如きアミノアルキルアルコキシシランの形であって
もよく、その水溶液を噴射した後、リンス及び乾燥する
ことによって適用してもよい。
する前に銀層に適用され、銀層に対する塗料粉末の接着
性を改良する。塗装の前に銀被覆をシランと接触するこ
とによって処理された材料被覆に対する塗料の接着を促
進し、反射物品の耐摩耗及び耐腐蝕性を促進することが
できる。シランはγ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ンの如きアミノアルキルアルコキシシランの形であって
もよく、その水溶液を噴射した後、リンス及び乾燥する
ことによって適用してもよい。
【0025】塗料粉末は硬化性ポリマーを含むことが必
要であり、この目的のため我々は熱可塑性ポリマーより
むしろ熱硬化性ポリマーを選ぶ。熱硬化性ポリマーは加
熱後、永久に硬化されるようにすべきである。これは塗
料に対する損傷なしで物品(例えば鏡)の切断及び集成
を可能にする。熱硬化性ポリマーのガラス転移温度は粉
末の適用を可能にするために十分高くすべきであるが、
硬化した塗料は機械力の如き力に耐えうるように十分な
可撓性を有するべきである。好ましくは、熱硬化性ポリ
マーのガラス転移温度(Tg)は60〜90℃、最も好
ましくは60〜75℃である。熱硬化性ポリマーとし
て、エポキシ、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル
又はアミノ樹脂、例えばメラミンを使用することができ
る。
要であり、この目的のため我々は熱可塑性ポリマーより
むしろ熱硬化性ポリマーを選ぶ。熱硬化性ポリマーは加
熱後、永久に硬化されるようにすべきである。これは塗
料に対する損傷なしで物品(例えば鏡)の切断及び集成
を可能にする。熱硬化性ポリマーのガラス転移温度は粉
末の適用を可能にするために十分高くすべきであるが、
硬化した塗料は機械力の如き力に耐えうるように十分な
可撓性を有するべきである。好ましくは、熱硬化性ポリ
マーのガラス転移温度(Tg)は60〜90℃、最も好
ましくは60〜75℃である。熱硬化性ポリマーとし
て、エポキシ、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル
又はアミノ樹脂、例えばメラミンを使用することができ
る。
【0026】塗料粉末はその各粒子が同じ成分を含有す
る程度に均質であることが好ましい。熱硬化性ポリマー
に加えて、塗料は充填剤(例えばカーボネート)及び顔
料の如き他の成分を含有してもよい。熱硬化性ポリマー
と相溶可能な顔料ならいずれも使用することができる。
しかしながら塗料粉末は揮発性化合物を含まないことが
好ましく、鉛及び鉛化合物を完全に含まないことが好ま
しい。
る程度に均質であることが好ましい。熱硬化性ポリマー
に加えて、塗料は充填剤(例えばカーボネート)及び顔
料の如き他の成分を含有してもよい。熱硬化性ポリマー
と相溶可能な顔料ならいずれも使用することができる。
しかしながら塗料粉末は揮発性化合物を含まないことが
好ましく、鉛及び鉛化合物を完全に含まないことが好ま
しい。
【0027】塗料粉末の粒度測定は均一に硬化された塗
料層を得るために重要である。好ましくは、粒子の粒度
分布は相対的に大きい。もし粒度測定範囲が極めて狭い
なら、かなり多数のボイドを有する粉末被覆を形成する
危険がある。かかるボイドを粉末の硬化中、満たすこと
は困難かもしれない。さらに粉末粒子の粒度測定は粉末
が静電投射によって適用される場合には重要なファクタ
ーである。従って、我々は塗料粉末の粒度測定が0〜2
00μmであり、例えば粒子の90容量%が10〜10
0μmであることを推奨する。
料層を得るために重要である。好ましくは、粒子の粒度
分布は相対的に大きい。もし粒度測定範囲が極めて狭い
なら、かなり多数のボイドを有する粉末被覆を形成する
危険がある。かかるボイドを粉末の硬化中、満たすこと
は困難かもしれない。さらに粉末粒子の粒度測定は粉末
が静電投射によって適用される場合には重要なファクタ
ーである。従って、我々は塗料粉末の粒度測定が0〜2
00μmであり、例えば粒子の90容量%が10〜10
0μmであることを推奨する。
【0028】好ましくは、塗料粉末は投射によって適用
される。好適な投射法は静電投射である。発電機は例え
ば40〜80kVの連続的な高電圧を与え、それはガン
のノズルに適用されるとき強い電界を作り、その電界は
空気をイオン化し、そこを通る粉末粒子を帯電する。帯
電粒子は被覆されるべき支持体(それは鏡であり、接地
されている)の方に向けられる。塗料粉末は支持体上に
付着されるようになり、次いで硬化の準備をする。塗料
粉末は室温で適用されることが好ましい。
される。好適な投射法は静電投射である。発電機は例え
ば40〜80kVの連続的な高電圧を与え、それはガン
のノズルに適用されるとき強い電界を作り、その電界は
空気をイオン化し、そこを通る粉末粒子を帯電する。帯
電粒子は被覆されるべき支持体(それは鏡であり、接地
されている)の方に向けられる。塗料粉末は支持体上に
付着されるようになり、次いで硬化の準備をする。塗料
粉末は室温で適用されることが好ましい。
【0029】好ましくは、熱硬化性ポリマーは反射物品
をそれに適用された塗料粉末とともにオーブンに置くこ
とによって硬化される。好適な硬化温度は150℃〜1
80℃である。硬化は代表的には2,3分かかる。
をそれに適用された塗料粉末とともにオーブンに置くこ
とによって硬化される。好適な硬化温度は150℃〜1
80℃である。硬化は代表的には2,3分かかる。
【0030】好ましくは、塗料の保護層は50μm〜8
0μm、例えば約60μmの厚さを有する。
0μm、例えば約60μmの厚さを有する。
【0031】一つの保護塗料層は一般的に反射金属層を
保護するために充分である。
保護するために充分である。
【0032】本発明は従来の塗装技術では行なうのが困
難である、曲げられた鏡のような不規則な形状の鏡にも
特に適用可能である。
難である、曲げられた鏡のような不規則な形状の鏡にも
特に適用可能である。
【0033】我々は、本発明による粉末から付着された
塗料を担持する物品の耐腐蝕性及び耐溶剤性が既知の方
法の液体から適用される塗料の2層で処理された同様の
物品の場合と同等もしくはそれより良好であることがわ
かった。本発明による鏡は従来の接着剤に対して良好な
耐性を示すこともできる。
塗料を担持する物品の耐腐蝕性及び耐溶剤性が既知の方
法の液体から適用される塗料の2層で処理された同様の
物品の場合と同等もしくはそれより良好であることがわ
かった。本発明による鏡は従来の接着剤に対して良好な
耐性を示すこともできる。
【0034】
実施例 1〜3+対照例 1 実施例1では、鏡はガラスのシートがローラーコンベヤ
によって通路に従って運ばれる従来の鏡製造ラインに基
づいて製造される。
によって通路に従って運ばれる従来の鏡製造ラインに基
づいて製造される。
【0035】ガラスのシートはまず研磨、リンスされ、
次いで従来の方法で塩化錫溶液によって増感され、次い
でリンスされる。
次いで従来の方法で塩化錫溶液によって増感され、次い
でリンスされる。
【0036】PdCl2 の酸性水溶液は次いでガラスの
シート上に噴射される。この溶液は約1のpHを得るた
めにHClで酸性化されたPdCl2 を1lあたり6g
含有する開始溶液から製造され、ガラスのシート上に希
釈溶液(1lあたり約30mgのPdCl2 を含有す
る)を向けるスプレーノズルに与えるために脱イオン水
で希釈し、1m2 のガラスあたり約5.5mgのPdC
l2 をスプレーする。増感されたガラスの表面上での塩
化パラジウムの接触時間は約15秒である。
シート上に噴射される。この溶液は約1のpHを得るた
めにHClで酸性化されたPdCl2 を1lあたり6g
含有する開始溶液から製造され、ガラスのシート上に希
釈溶液(1lあたり約30mgのPdCl2 を含有す
る)を向けるスプレーノズルに与えるために脱イオン水
で希釈し、1m2 のガラスあたり約5.5mgのPdC
l2 をスプレーする。増感されたガラスの表面上での塩
化パラジウムの接触時間は約15秒である。
【0037】かくして活性化されたガラスのシートは次
いで脱イオン水をスプレーするリンスステーションに、
次いで銀塩及び還元剤を含む伝統的な銀めっき溶液をス
プレーする銀めっきステーションに送られる。ガラス上
にスプレーされる銀めっき溶液の流速及び濃度は従来の
製造条件下で約800−850mg/m2 の銀を含有す
る層を形成するように制御される。付着された銀の質量
は約900−950mg/m2 であることが観察され
る。
いで脱イオン水をスプレーするリンスステーションに、
次いで銀塩及び還元剤を含む伝統的な銀めっき溶液をス
プレーする銀めっきステーションに送られる。ガラス上
にスプレーされる銀めっき溶液の流速及び濃度は従来の
製造条件下で約800−850mg/m2 の銀を含有す
る層を形成するように制御される。付着された銀の質量
は約900−950mg/m2 であることが観察され
る。
【0038】ガラスは次いでリンスされる。銀被覆のリ
ンス直後、塩化錫の新しく形成された酸性溶液は特許出
願GB2252568に記載されるように前方に動く銀
めっきしたガラスシート上にスプレーされる。
ンス直後、塩化錫の新しく形成された酸性溶液は特許出
願GB2252568に記載されるように前方に動く銀
めっきしたガラスシート上にスプレーされる。
【0039】鏡は次いでγ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン( Union Carbide からのSilane A 1100 )
を0.1容量%含有する溶液でスプレーすることによっ
て処理される。
シシラン( Union Carbide からのSilane A 1100 )
を0.1容量%含有する溶液でスプレーすることによっ
て処理される。
【0040】対照例1について、従来の組成の銅めっき
溶液を、銀の付着後、銀被覆上にスプレーし、約300
mg/m2 の銅を含有する被覆を形成する。これは溶液
Aと溶液Bを同時にスプレーすることによって達成され
る。溶液Aは硫酸銅及び硫酸ヒドロキシルアミンを含有
する溶液とアンモニア性溶液を混合することによって製
造される。溶液Bはくえん酸及び硫酸を含有する。ガラ
スは次いでリンスされ乾燥される。
溶液を、銀の付着後、銀被覆上にスプレーし、約300
mg/m2 の銅を含有する被覆を形成する。これは溶液
Aと溶液Bを同時にスプレーすることによって達成され
る。溶液Aは硫酸銅及び硫酸ヒドロキシルアミンを含有
する溶液とアンモニア性溶液を混合することによって製
造される。溶液Bはくえん酸及び硫酸を含有する。ガラ
スは次いでリンスされ乾燥される。
【0041】次いで実施例1及び対照例1の両方に使用
される塗料は灰色を有する約80℃のTgを有するエポ
キシ−ポリエステル樹脂( OXYPLAST からの FF112 TR
AL7001GL)の熱硬化性塗料である。この塗料は静電投射
によって適用される。この方法では発電機は約60kV
の連続的な高電圧を与え、それはガンのノズルに適用さ
れるとき強い電界を作り、その電界は空気をイオン化
し、そこを通る粉末粒子を帯電する。耐電粒子は被覆さ
れるべき支持体(それは鏡であり、設置されている)の
方に向けられる。塗料粉末は支持体上に付着されるよう
になり、次いで硬化の準備をする。塗料粉末は室温で適
用される。
される塗料は灰色を有する約80℃のTgを有するエポ
キシ−ポリエステル樹脂( OXYPLAST からの FF112 TR
AL7001GL)の熱硬化性塗料である。この塗料は静電投射
によって適用される。この方法では発電機は約60kV
の連続的な高電圧を与え、それはガンのノズルに適用さ
れるとき強い電界を作り、その電界は空気をイオン化
し、そこを通る粉末粒子を帯電する。耐電粒子は被覆さ
れるべき支持体(それは鏡であり、設置されている)の
方に向けられる。塗料粉末は支持体上に付着されるよう
になり、次いで硬化の準備をする。塗料粉末は室温で適
用される。
【0042】鏡は次いで150〜180℃でオーブン中
に置かれ、塗料を硬化する。
に置かれ、塗料を硬化する。
【0043】これらの二つの例による鏡は縁における腐
蝕の見地からかなり異なる。
蝕の見地からかなり異なる。
【0044】実施例2及び3は熱硬化性粉末塗料をベー
ジュ色を有する約90℃のTgを有するエポキシ−ポリ
エステル樹脂( OXYPLAST からの FF160 94315CS )の
ものにした以外、実施例1と同じにする。実施例2によ
る鏡はシランで処理されない。シランで処理された鏡
(実施例3)の品質はシランで処理されない鏡(実施例
2)より良好であることがわかった。
ジュ色を有する約90℃のTgを有するエポキシ−ポリ
エステル樹脂( OXYPLAST からの FF160 94315CS )の
ものにした以外、実施例1と同じにする。実施例2によ
る鏡はシランで処理されない。シランで処理された鏡
(実施例3)の品質はシランで処理されない鏡(実施例
2)より良好であることがわかった。
【0045】この方法で製造される鏡を様々な促進老化
試験に供する。
試験に供する。
【0046】金属フィルムを含む鏡の耐老化性を示す第
1のものは、CASS試験として知られる銅促進酢酸塩
スプレー試験に鏡を供することによって与えることがで
き、その試験によると鏡は50℃で試験チャンバー内に
置かれ、スプレーされる溶液のpHを3.0〜3.1に
もたらす充分な氷酢酸を有する0.2g/lの無水亜鉛
化銅、50g/lの塩化ナトリウムを含有する水溶液を
スプレーすることによって形成された霧の作用に供され
る。この試験の完全な詳細は InternationalStandard
ISO 3770−1976に説明されている。鏡を異
なる長さの時間、塩霧(saline fog )の作用に供し、
その後人工的に老化された鏡の反射特性を新しく形成さ
れた鏡の反射特性と比較してもよい。我々は120時間
の暴露時間によって鏡の耐老化性の有用な示唆を与える
ことがわかっている。我々は10cm平方の鏡タイルに
CASS試験を行ない、120時間銅促進酢酸塩スプレ
ーに暴露した後、各タイルを顕微鏡検査に供する。腐蝕
の主な明白な形跡は銀層の暗色化及び鏡の縁の周囲塗料
の剥離である。腐蝕の範囲はタイルの二つの向かい合っ
た縁のそれぞれの五つの規則的に間隔をあけられた部位
で注意深く観察され、これらの10個の測定値の平均が
計算される。あるいはタイルの縁に存在する最大腐蝕を
測定し、マイクロメータで再び測定された結果を得るこ
ともできる。
1のものは、CASS試験として知られる銅促進酢酸塩
スプレー試験に鏡を供することによって与えることがで
き、その試験によると鏡は50℃で試験チャンバー内に
置かれ、スプレーされる溶液のpHを3.0〜3.1に
もたらす充分な氷酢酸を有する0.2g/lの無水亜鉛
化銅、50g/lの塩化ナトリウムを含有する水溶液を
スプレーすることによって形成された霧の作用に供され
る。この試験の完全な詳細は InternationalStandard
ISO 3770−1976に説明されている。鏡を異
なる長さの時間、塩霧(saline fog )の作用に供し、
その後人工的に老化された鏡の反射特性を新しく形成さ
れた鏡の反射特性と比較してもよい。我々は120時間
の暴露時間によって鏡の耐老化性の有用な示唆を与える
ことがわかっている。我々は10cm平方の鏡タイルに
CASS試験を行ない、120時間銅促進酢酸塩スプレ
ーに暴露した後、各タイルを顕微鏡検査に供する。腐蝕
の主な明白な形跡は銀層の暗色化及び鏡の縁の周囲塗料
の剥離である。腐蝕の範囲はタイルの二つの向かい合っ
た縁のそれぞれの五つの規則的に間隔をあけられた部位
で注意深く観察され、これらの10個の測定値の平均が
計算される。あるいはタイルの縁に存在する最大腐蝕を
測定し、マイクロメータで再び測定された結果を得るこ
ともできる。
【0047】金属フィルムを含む鏡の耐老化性を示す第
2のものは、鏡をSalt Fog 試験に供することによって
与えることができ、その試験は50g/lの塩化ナトリ
ウムを含有する水溶液をスプレーすることによって形成
された塩霧(salt fog )の作用に35℃に維持された
チャンバー内で供することによって行なわれる。我々は
Salt Fog 試験に対する480時間の暴露時間によって
鏡の耐老化性の有用な示唆を与えることがわかってい
る。鏡は再び顕微鏡検査に供され、タイルの縁に存在す
る腐蝕を測定し、CASS試験と同じ方法でマイクロメ
ータで結果を得る。
2のものは、鏡をSalt Fog 試験に供することによって
与えることができ、その試験は50g/lの塩化ナトリ
ウムを含有する水溶液をスプレーすることによって形成
された塩霧(salt fog )の作用に35℃に維持された
チャンバー内で供することによって行なわれる。我々は
Salt Fog 試験に対する480時間の暴露時間によって
鏡の耐老化性の有用な示唆を与えることがわかってい
る。鏡は再び顕微鏡検査に供され、タイルの縁に存在す
る腐蝕を測定し、CASS試験と同じ方法でマイクロメ
ータで結果を得る。
【0048】実施例1及び対照例1に従って製造された
10cm平方を測定する鏡をCASS及びSalt fog 試
験に供する。その結果を下記表Iに掲載する。
10cm平方を測定する鏡をCASS及びSalt fog 試
験に供する。その結果を下記表Iに掲載する。
【0049】
【0050】各鏡の後面を接着剤の助けでガラスのシー
トに固定する。その集成体を24時間100℃でオーブ
ン中に置く。次いで鏡の反射面を調べる。もし銀の層が
接着剤によって攻撃されるなら、拡散反射の形で曇り
(fogging )又は欠点が生じる。
トに固定する。その集成体を24時間100℃でオーブ
ン中に置く。次いで鏡の反射面を調べる。もし銀の層が
接着剤によって攻撃されるなら、拡散反射の形で曇り
(fogging )又は欠点が生じる。
【0051】二つの接着剤、即ちSilirub (シリコーン
オキシム)及びPerenator (アルコキシシリコーン)を
使用した。その結果は以下の通りである。
オキシム)及びPerenator (アルコキシシリコーン)を
使用した。その結果は以下の通りである。
【0052】従って、鏡は、特に実施例2及び3による
鏡は接着剤に対する良好な耐性を示すことがわかった。
従来の方法、即ち粉末形態よりむしろ液体から形成され
た塗料を有する同様の鏡は実施例2及び3のそれに対す
る耐性と同様なものを示す。
鏡は接着剤に対する良好な耐性を示すことがわかった。
従来の方法、即ち粉末形態よりむしろ液体から形成され
た塗料を有する同様の鏡は実施例2及び3のそれに対す
る耐性と同様なものを示す。
【0053】実施例 4〜9 これらの例ではシランでの処理はスプレーよりむしろシ
ランの溶液の注入によって行なわれる。溶液は銀めっき
された支持体1m2 あたり1リットルの量で注がれる。
溶液は30〜45秒間そのままにされ、次いで鏡は塗料
を投射する前にリンスされ乾燥される。
ランの溶液の注入によって行なわれる。溶液は銀めっき
された支持体1m2 あたり1リットルの量で注がれる。
溶液は30〜45秒間そのままにされ、次いで鏡は塗料
を投射する前にリンスされ乾燥される。
【0054】実施例4〜9に使用される塗料は約75℃
のTgを有するエポキシ−ポリエステル樹脂の熱硬化性
粉末塗料である( OXYPLAST からの DFF112 RAL7001
3C)。この塗料は顔料及び充填剤としてドロマイト(C
aMg(CO3 )2 )、バライト(BaSO4 )、方解
石(CaCO3 )及びルチル(TiO2 )を含む。処理
は下記のように実施する。
のTgを有するエポキシ−ポリエステル樹脂の熱硬化性
粉末塗料である( OXYPLAST からの DFF112 RAL7001
3C)。この塗料は顔料及び充填剤としてドロマイト(C
aMg(CO3 )2 )、バライト(BaSO4 )、方解
石(CaCO3 )及びルチル(TiO2 )を含む。処理
は下記のように実施する。
【0055】実施例 4 鏡を、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン( Union
Carbide からの Silane A 1100 )を0.1容量%含
有する水溶液で処理する。
Carbide からの Silane A 1100 )を0.1容量%含
有する水溶液で処理する。
【0056】実施例 5 シラン処理はしない。
【0057】実施例 6 鏡を、 Silane A 1100 とビス(トリメトキシシリルプ
ロピル)アミン( Union Carbide からの Silane A 1
170 )の20:80の体積割合の混合物を0.1容量%
含有する酢酸溶液で処理する。
ロピル)アミン( Union Carbide からの Silane A 1
170 )の20:80の体積割合の混合物を0.1容量%
含有する酢酸溶液で処理する。
【0058】実施例 7 鏡を、 Silane A 1100 と Silane A 1170 の80:2
0の体積割合の混合物を0.1容量%含有する酢酸溶液
で処理する。
0の体積割合の混合物を0.1容量%含有する酢酸溶液
で処理する。
【0059】実施例 8 鏡を、pH=4.5で Silane A 1170 を0.1容量%
含有する希酢酸溶液で処理する。
含有する希酢酸溶液で処理する。
【0060】実施例 9 鏡を、pH=4.5で Silane A 1100 を0.1容量%
含有する希酢酸溶液で処理する。
含有する希酢酸溶液で処理する。
【0061】各塗料被覆の厚さは約59μmであった。
【0062】実施例4〜9の鏡についての二つの老化試
験の結果を下記表IIに掲載する。
験の結果を下記表IIに掲載する。
【0063】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 17/10 B32B 17/10 27/36 27/36 27/38 27/38 C23C 30/00 C23C 30/00 A
Claims (22)
- 【請求項1】 透明支持体上に担持された銅不含反射金
属層を含む反射物品を形成する方法であって、支持体の
表面上に反射金属の層を含む被覆を形成し、ポリマーを
含む塗料粉末を適用し、ポリマーを硬化させて金属被覆
上に塗料の保護層を形成する工程を含む方法。 - 【請求項2】 反射金属が銀を含む請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】 前記ポリマーが熱硬化性ポリマーである
請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 前記熱硬化性ポリマーが反射物品をそれ
に適用された塗料粉末とともにオーブンに置くことによ
って硬化される請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 熱硬化性ポリマーが60〜90℃のガラ
ス転移温度を有する請求項3又は4記載の方法。 - 【請求項6】 熱硬化性ポリマーが60〜75℃のガラ
ス転移温度を有する請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 塗料粉末が投射(projection)によって
適用される請求項1〜6のいずれか記載の方法。 - 【請求項8】 塗料粉末が静電投射によって適用される
請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 塗料の保護層が50μm〜80μmの厚
さを有する請求項1〜8のいずれか記載の方法。 - 【請求項10】 塗料粉末が揮発性有機溶媒を含まない
請求項1〜9のいずれか記載の方法。 - 【請求項11】 塗料粉末が鉛及び鉛化合物を含まない
請求項1〜10のいずれか記載の方法。 - 【請求項12】 支持体が平板ガラスを含む請求項1〜
11のいずれか記載の方法。 - 【請求項13】 反射物品が鏡である請求項1〜12の
いずれか記載の方法。 - 【請求項14】 鏡が曲げられている請求項13記載の
方法。 - 【請求項15】 前記反射金属層の適用前に、前記支持
体がビスマス (III),クロム(II),金 (III),インジ
ウム (III),ニッケル(II),パラジウム(II),プラ
チナ(II),ロジウム (III),ルニテウム (III),チタ
ニウム (III),バナジウム (III)及び亜鉛(II)の少な
くとも一つのイオンを含む活性溶液と接触される請求項
1〜14のいずれか記載の方法。 - 【請求項16】 支持体を前記活性溶液と接触する前
に、支持体を増感溶液で増感する請求項15記載の方
法。 - 【請求項17】 前記塗料粉末の適用前に、その方法が
支持体の表面上に銀の反射層を含む金属被覆を形成し、
Al (III),Cr(II),V(II又は III), Ti(II
又は III), Fe(II),In(I又はII), 及びSn
(II)からなる群の少なくとも一つのイオンを含有する
処理溶液で金属被覆を接触する工程を含む請求項1〜1
6のいずれか記載の方法。 - 【請求項18】 シランが塗料粉末を反射金属層に適用
する前に反射金属層に適用される請求項1〜17のいず
れか記載の方法。 - 【請求項19】 シランがγ−アミノプロピルトリエト
キシシランの如きアミノアルキルアルコキシシランの形
態であり、その水溶液をスプレーすることによって適用
される請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 塗料粉末粒子が200μm以下の粒径
を有する請求項1〜19のいずれか記載の方法。 - 【請求項21】 塗料粉末が、粒子の少なくとも90%
が10〜100μmの粒径を有する粒度測定値を有する
請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 請求項1〜21のいずれか記載の方法
によって形成された、透明支持体上に担持される銅不含
反射金属層を含み、反射金属層上に形成された塗料の保
護層を有する反射物品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9523674.1A GB9523674D0 (en) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | Method of forming a protective layer on a silver mirror |
GB9523674.1 | 1995-11-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09150110A true JPH09150110A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=10784139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8320977A Pending JPH09150110A (ja) | 1995-11-20 | 1996-11-15 | 銅不含反射金属層に保護層を形成する方法 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6147803A (ja) |
JP (1) | JPH09150110A (ja) |
CN (1) | CN1112596C (ja) |
BE (1) | BE1011430A5 (ja) |
BR (1) | BR9604577A (ja) |
CA (1) | CA2190195A1 (ja) |
CH (1) | CH690570A5 (ja) |
CZ (1) | CZ290360B6 (ja) |
DE (1) | DE19646662A1 (ja) |
ES (1) | ES2141005B1 (ja) |
GB (2) | GB9523674D0 (ja) |
IT (1) | IT1288805B1 (ja) |
LU (1) | LU88836A1 (ja) |
NL (1) | NL1004474C2 (ja) |
PL (1) | PL184725B1 (ja) |
PT (1) | PT101932B (ja) |
TR (1) | TR199600891A2 (ja) |
ZA (1) | ZA969661B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525995A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | ダウ・コーニング・コーポレイション | ビスシランを有するバリヤーコーティング |
JP2009539518A (ja) * | 2006-06-16 | 2009-11-19 | エージーシー フラット グラス ユーロップ エスエー | 鏡 |
WO2012137678A1 (ja) * | 2011-04-01 | 2012-10-11 | 旭硝子株式会社 | 鏡及びその製造方法 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6749307B2 (en) * | 1994-05-12 | 2004-06-15 | Glaverbel | Silver coated mirror |
DE19904132C2 (de) | 1999-02-03 | 2002-11-28 | Degussa | Zusammensetzung fluororganofunktioneller Silane und Siloxane, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung |
FR2843384A1 (fr) * | 2002-08-09 | 2004-02-13 | Saint Gobain | Vitrage de securite muni d'un revetement comprenant un polymere |
US7370982B2 (en) | 2002-10-02 | 2008-05-13 | Gentex Corporation | Environmentally improved rearview mirror assemblies |
US6899437B2 (en) * | 2002-10-02 | 2005-05-31 | Gentax Corporation | Environmentally improved rearview mirror assembly |
AU2003250249A1 (en) * | 2003-06-18 | 2005-01-21 | Glaverbel | Mirror |
EP1727773A1 (en) * | 2004-03-18 | 2006-12-06 | Glaverbel | Mirror |
EP1883610B1 (en) * | 2005-05-06 | 2015-07-15 | Valspar Sourcing, Inc. | Activation method to enhance adhesion of a metal coating on a substrate |
DE102007051684B4 (de) * | 2007-10-26 | 2009-11-05 | Dr.-Ing. Schmitt Gmbh | Verfahren und Mittel zur Herstellung von kupferlosen Spiegeln |
US20110261473A1 (en) * | 2008-04-15 | 2011-10-27 | Valspar Sourcing, Inc. | Articles Having Improved Corrosion Resistance |
CN108275890A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-07-13 | 东莞鑫泰玻璃科技有限公司 | 镀膜银镜及其制备方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB593394A (en) * | 1945-06-25 | 1947-10-15 | Gardner & Co Glass Works Ltd J | Improvements relating to mirrors |
GB1057871A (en) * | 1962-05-09 | 1967-02-08 | John Mathews & Co Ltd | Glass mirrors having improved resistance to tarnishing |
GB963118A (en) * | 1962-05-15 | 1964-07-08 | Desmo Ltd | Improvements relating to mirrors |
JPS5681162A (en) * | 1979-12-05 | 1981-07-02 | Nippon Paint Co Ltd | Formation of light reflective coating |
US4745003A (en) * | 1986-12-22 | 1988-05-17 | Ppg Industries, Inc. | Method for improving durability of mirrors utilizing radiation curable coatings |
GB8901684D0 (en) * | 1989-01-26 | 1989-03-15 | Glaverbel | Mirrors |
JPH0749015B2 (ja) * | 1989-08-18 | 1995-05-31 | 旭硝子株式会社 | 改良された鏡 |
US5094881A (en) * | 1990-01-11 | 1992-03-10 | Lilly Industrial Coatings, Inc. | Mirrorback coating |
WO1991016197A1 (en) * | 1990-04-25 | 1991-10-31 | Cardinal Ig Company | Lead-free mirrors and environmentally safe manufacture thereof |
BE1005464A3 (fr) * | 1990-11-03 | 1993-08-03 | Glaverbel | Objets reflechissants et leur procede de fabrication. |
JPH0749017B2 (ja) * | 1991-12-18 | 1995-05-31 | 旭硝子株式会社 | 改良された鏡 |
NL9301426A (nl) * | 1993-08-17 | 1995-03-16 | Spiegelfabriek Swallow B V | Toepassing van poedercoating als beschermlaag op een spiegel. |
GB9400321D0 (en) * | 1994-01-10 | 1994-03-09 | Pilkington Glass Ltd | Coatings on glass |
FR2718733B1 (fr) * | 1994-04-18 | 1996-05-24 | Saint Gobain Vitrage | Revêtement protecteur pour élément vitré à couches. |
GB9409538D0 (en) * | 1994-05-12 | 1994-06-29 | Glaverbel | Forming a silver coating on a vitreous substrate |
US5728790A (en) * | 1994-08-11 | 1998-03-17 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc | Thermosetting powder paint, coating method using said paint, and article coated with said paint |
-
1995
- 1995-11-20 GB GBGB9523674.1A patent/GB9523674D0/en active Pending
-
1996
- 1996-11-06 PT PT101932A patent/PT101932B/pt not_active IP Right Cessation
- 1996-11-08 BE BE9600947A patent/BE1011430A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1996-11-08 NL NL1004474A patent/NL1004474C2/nl not_active IP Right Cessation
- 1996-11-08 IT IT96TO000897A patent/IT1288805B1/it active IP Right Grant
- 1996-11-08 LU LU88836A patent/LU88836A1/fr unknown
- 1996-11-11 TR TR96/00891A patent/TR199600891A2/xx unknown
- 1996-11-12 CH CH02799/96A patent/CH690570A5/fr not_active IP Right Cessation
- 1996-11-12 DE DE19646662A patent/DE19646662A1/de not_active Withdrawn
- 1996-11-13 CA CA002190195A patent/CA2190195A1/en not_active Abandoned
- 1996-11-15 JP JP8320977A patent/JPH09150110A/ja active Pending
- 1996-11-15 GB GB9623792A patent/GB2307194B/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-18 ES ES009602425A patent/ES2141005B1/es not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-19 US US08/751,972 patent/US6147803A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-19 ZA ZA969661A patent/ZA969661B/xx unknown
- 1996-11-19 CN CN96121028A patent/CN1112596C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1996-11-19 CZ CZ19963400A patent/CZ290360B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1996-11-20 PL PL96317085A patent/PL184725B1/pl not_active IP Right Cessation
- 1996-11-20 BR BR9604577A patent/BR9604577A/pt not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003525995A (ja) * | 2000-03-03 | 2003-09-02 | ダウ・コーニング・コーポレイション | ビスシランを有するバリヤーコーティング |
JP2009539518A (ja) * | 2006-06-16 | 2009-11-19 | エージーシー フラット グラス ユーロップ エスエー | 鏡 |
WO2012137678A1 (ja) * | 2011-04-01 | 2012-10-11 | 旭硝子株式会社 | 鏡及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
PL317085A1 (en) | 1997-05-26 |
CN1112596C (zh) | 2003-06-25 |
CA2190195A1 (en) | 1997-05-21 |
IT1288805B1 (it) | 1998-09-24 |
GB9523674D0 (en) | 1996-01-24 |
ITTO960897A0 (it) | 1996-11-08 |
BE1011430A5 (fr) | 1999-09-07 |
GB2307194B (en) | 1999-07-28 |
CH690570A5 (fr) | 2000-10-31 |
BR9604577A (pt) | 1998-06-23 |
DE19646662A1 (de) | 1997-05-22 |
NL1004474C2 (nl) | 1999-03-15 |
TR199600891A2 (tr) | 1997-06-21 |
TR199600891A3 (ja) | 1997-06-23 |
NL1004474A1 (nl) | 1997-05-21 |
ZA969661B (en) | 1997-06-10 |
LU88836A1 (fr) | 1997-02-18 |
GB9623792D0 (en) | 1997-01-08 |
PT101932A (pt) | 1997-06-30 |
US6147803A (en) | 2000-11-14 |
PL184725B1 (pl) | 2002-12-31 |
CN1157930A (zh) | 1997-08-27 |
ES2141005B1 (es) | 2000-10-16 |
ES2141005A1 (es) | 2000-03-01 |
GB2307194A (en) | 1997-05-21 |
CZ290360B6 (cs) | 2002-07-17 |
PT101932B (pt) | 1998-12-31 |
CZ340096A3 (en) | 1997-07-16 |
ITTO960897A1 (it) | 1998-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6565217B2 (en) | Silver coated mirror | |
JPH09150110A (ja) | 銅不含反射金属層に保護層を形成する方法 | |
JP2824543B2 (ja) | 反射性物品及びその製造法 | |
US20090220685A1 (en) | Mirror with epoxy paint layer having good resistance to handling | |
US6749307B2 (en) | Silver coated mirror | |
US20100239754A1 (en) | Mirror | |
EP1885912A1 (en) | Method for improving corrosion resistance of metal surfaces | |
RU2466949C2 (ru) | Зеркало | |
FR2741336A1 (fr) | Procede de formation d'une couche protectrice sur une couche metallique reflechissante depourvue de cuivre | |
EP1577277A1 (en) | Mirror | |
EP1860076A1 (en) | Mirror | |
CA2487195C (en) | Mirrors having a silver coating at a surface of a vitreous substrate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060424 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070112 |