JPH09149551A - 突入電流防止回路 - Google Patents

突入電流防止回路

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Publication number
JPH09149551A
JPH09149551A JP7307611A JP30761195A JPH09149551A JP H09149551 A JPH09149551 A JP H09149551A JP 7307611 A JP7307611 A JP 7307611A JP 30761195 A JP30761195 A JP 30761195A JP H09149551 A JPH09149551 A JP H09149551A
Authority
JP
Japan
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load
connection terminal
inrush current
resistor
common power
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Pending
Application number
JP7307611A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Tanaka
正治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷の容量値に防止効果が左右されず、リン
ギングの生じない突入電流防止回路を提供する。 【解決手段】 11マザーボードへの着脱により共通電
源ライン110に接離される負荷ユニット10に設けら
れたコネクタ9と、このコネクタ9に設けられ、マザー
ボード11への装着時に上記共通電源ライン110に先
に接続される第1の接続端子1と後から接続される第2
の接続端子2とを通して上記共通電源ライン110を負
荷7、8に接続する回路と、上記第1の接続端子1を経
由して上記共通電源ライン110と負荷7、8とを結ぶ
回路に挿入された突入電流抑制用の抵抗12とをを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント基板等
を含む負荷ユニットへの活線挿抜時に発生する突入電流
を抑制する突入電流防止回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えば特開平4−304117号
公報に示された従来の突入電流防止回路である。図にお
いて、10は負荷ユニットを構成するプリント基板、9
はそのコネクタ、11はこのコネクタ9を通してプリン
ト基板10に接続されるマザーボードである。1及び4
は、マザーボード11がコネクタ9に接続されるときに
最初に接続される第1の接続端子、2及び3は後から接
続される第2の接続端子である。5は接続端子1に接続
された誘導性負荷、6は接続端子1に接続された単方向
性素子である。7は負荷、8は容量性負荷である。マザ
ーボード11側には、上記接続端子1及び2に対応し
て、共通電源ライン110の電圧VCCを供給する接続
端子101及び102、接続端子3に対応して、負荷7
に信号を与える接続端子103、及び上記端子4に対応
して、GNDレベルを与える接続端子104が設けられ
ている。なお、Sはマザーボード側信号ライン、S1は
接続端子2より供給される電源プラス側ライン、S2は
接続端子3より負荷7に接続される信号ライン、S3は
接続端子4に接続される電源マイナス側ラインである。
【0003】次に動作について説明する。マザーボード
11を介して、共通電源ライン110(VCC)は接続
端子101及び104より、先ず接続端子1及び4に接
続されるので、負荷7及び容量性負荷8への突入電流は
誘導性負荷5により抑えられる。その後共通電源ライン
110(VCC)は接続端子102より接続端子2に接
続され、この接続端子2から負荷電流を供給することに
より、誘導性負荷5による電圧降下を低減する。同時に
接続端子103が接続端子3に接続され信号が負荷7に
供給される。誘導性負荷5に並列に接続されている単方
向性素子6の働きは、誘導性負荷5に突入電流が流れる
ことにより発生する逆起電力をバイパスするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の突入電流防止回
路は以上のように構成されているので、容量性負荷8の
負荷値と誘導性負荷5の負荷値により突入電流値が決定
されるため、突入電流値を許容値以下とするためには、
容量性負荷8の負荷値に最適な誘導性負荷5の負荷値を
選定する必要があった。また、誘導性負荷5を利用して
いるため、突入電流がリンギングするという問題があっ
た。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、容量性負荷8の負荷値に関
係なく突入電流値を許容値以下に抑えるとともに、リン
ギングのない突入電流防止回路を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る突入電流
防止回路は、マザーボードへの着脱により共通電源ライ
ンに接離される負荷ユニットに設けられたコネクタ、こ
のコネクタに設けられ、マザーボードへの装着時に上記
共通電源ラインに先に接続される第1の接続端子と後か
ら接続される第2の接続端子とを通して上記共通電源ラ
インを負荷に接続する回路、及び上記第1の接続端子を
経由して上記共通電源ラインと負荷とを結ぶ回路に挿入
された突入電流抑制用の抵抗を備えている。
【0007】また、上記構成において、コネクタは、第
1の接続端子の次に共通電源ラインに接続される第3の
接続端子を備え、第3の接続端子を経由して共通電源ラ
インと負荷とを結ぶ回路に突入電流抑制用の第2の抵抗
を挿入した。
【0008】また、突入電流抑制用の抵抗を負荷ユニッ
トのプリント基板に設けている。
【0009】また、突入電流抑制用の抵抗をマザーボー
ドに設けている。
【0010】また、突入電流抑制用の抵抗を負荷ユニッ
トのコネクタ内に設けている。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の一実施の形態を図につい
て説明する。図1において、10は負荷ユニットを構成
するプリント基板、9はそのコネクタ、11はこのコネ
クタ9を通してプリント基板10に接続されるマザーボ
ードである。1及び4は、マザーボード11がコネクタ
9に接続されるときに最初に接続される第1の接続端
子、2及び3は後から接続される第2の接続端子であ
る。12は接続端子1に接続された突入電流抑制用の抵
抗、7は負荷、8は容量性負荷である。マザーボード1
1側には、上記接続端子1及び2に対応して、共通電源
ライン110の電圧VCCを供給する接続端子101及
び102、接続端子3に対応して、負荷7に信号を与え
る接続端子103、及び上記端子4に対応して、GND
レベルを与える接続端子104が設けられている。な
お、Sはマザーボード側信号ライン、S1は接続端子2
から供給される電源プラス側ライン、S2は接続端子3
より負荷7に接続される信号ライン、S3は接続端子4
に接続される電源マイナス側ラインである。
【0012】次に動作について説明する。マザーボード
11を介して、共通電源ライン110(VCC)は接続
端子101及び104より、先ず接続端子1及び4に接
続されるので、負荷7及び容量性負荷8への突入電流は
抵抗12により抑えられる。その後共通電源ライン11
0(VCC)は接続端子102より接続端子2に接続さ
れ、この接続端子2から負荷電流を供給することによ
り、抵抗12による電圧降下を低減する。このように負
荷への突入電流を抵抗12により抑えるようにすれば、
従来必要とした単方向性素子を必要としないばかりか、
容量性負荷8の負荷値に関係なく突入電流値を許容値以
下に抑えるとことができ、さらにリンギングのない突入
電流防止が可能である。
【0013】実施の形態2.図2はこの発明の他の実施
の形態を示すもので、実施の形態1との違いは、プリン
ト基板10のコネクタ9に、接続端子1の次に接続さ
れ、接続端子2の接続に先だってマザーボード11側の
共通電源ライン110(VCC)に接続される接続端子
20を設け、これと負荷7の一端に抵抗13を接続する
とともに、マザーボード側には、上記接続端子20に共
通電源ライン110の電圧VCCを与える接続端子12
0を設けている点である。
【0014】このような構成によれば、負荷7及び8へ
の突入電流は、先ず抵抗12で抑えられ、次に抵抗12
と抵抗13の並列値で抑えられる2段階の抑制ができ、
負荷ユニットであるプリント基板の動作の立ち上がりを
速くすることができる。
【0015】実施の形態3.実施の形態1及び実施の形
態2においては、突入電流抑制用の抵抗12をプリント
基板10側に搭載しているが、この実施の形態では図3
に示すように、接続端子1に対応するマザーボード11
側の接続端子101とVCCを与える共通電源ライン1
10との間に抵抗12を挿入している。これによりプリ
ント基板10側の実装効率を向上させることができる。
【0016】実施の形態4.図4はこの発明の他の実施
の形態を示すもので、突入電流抑制用の抵抗12をプリ
ント基板10のコネクタ9内に搭載したものである。こ
のようにすれば、プリント基板10やマザーボード11
の部品実装効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に実施の形態1に係る突入電流防止
回路を示す回路図である。
【図2】 この発明に実施の形態2に係る突入電流防止
回路を示す回路図である。
【図3】 この発明に実施の形態3に係る突入電流防止
回路を示す回路図である。
【図4】 この発明に実施の形態4に係る突入電流防止
回路を示す回路図である。
【図5】 従来の突入電流防止回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1、2、3、4 接続端子、7 負荷、8 容量性負
荷、9 コネクタ、10 プリント基板、11 マザー
ボード、101、102、103、104、120 接
続端子、110 共通電源ライン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マザーボードへの着脱により共通電源ラ
    インに接離される負荷ユニットに設けられたコネクタ、
    このコネクタに設けられ、マザーボードへの装着時に上
    記共通電源ラインに先に接続される第1の接続端子と後
    から接続される第2の接続端子とを通して上記共通電源
    ラインを負荷に接続する回路、及び上記第1の接続端子
    を経由して上記共通電源ラインと負荷とを結ぶ回路に挿
    入された突入電流抑制用の抵抗を備えたことを特徴とす
    る突入電流防止回路。
  2. 【請求項2】 コネクタは、第1の接続端子の次に共通
    電源ラインに接続される第3の接続端子を備え、第3の
    接続端子を経由して共通電源ラインと負荷とを結ぶ回路
    に突入電流抑制用の第2の抵抗を挿入したことを特徴と
    する請求項1記載の突入電流防止回路。
  3. 【請求項3】 突入電流抑制用の抵抗は、負荷ユニット
    のプリント基板に設けられていることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の突入電流防止回路。
  4. 【請求項4】 突入電流抑制用の抵抗は、マザーボード
    に設けられていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の突入電流防止回路。
  5. 【請求項5】 突入電流抑制用の抵抗は、負荷ユニット
    のコネクタ内に設けられていることを特徴とする請求項
    1または請求項2記載の突入電流防止回路。
JP7307611A 1995-11-27 1995-11-27 突入電流防止回路 Pending JPH09149551A (ja)

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JP7307611A JPH09149551A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 突入電流防止回路

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JP7307611A JPH09149551A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 突入電流防止回路

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JPH09149551A true JPH09149551A (ja) 1997-06-06

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ID=17971126

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JP7307611A Pending JPH09149551A (ja) 1995-11-27 1995-11-27 突入電流防止回路

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