JPH09149330A - 表示制御装置および方法 - Google Patents

表示制御装置および方法

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JPH09149330A
JPH09149330A JP7304076A JP30407695A JPH09149330A JP H09149330 A JPH09149330 A JP H09149330A JP 7304076 A JP7304076 A JP 7304076A JP 30407695 A JP30407695 A JP 30407695A JP H09149330 A JPH09149330 A JP H09149330A
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JP
Japan
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data
display
video
character
circuit
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Withdrawn
Application number
JP7304076A
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Inventor
Satoshi Kobayashi
聡 小林
Hiroshi Adachi
浩 安達
Kenichi Tsuchiya
健一 土屋
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字放送の映像の特に図形を画面上の小さい
表示領域に見やすく表示する。 【解決手段】 選局回路2は、伝送されてきたTV放送
の放送信号を受信し、抜き取り回路21は、受信した放
送信号から文字放送のデータを抽出する。表示処理回路
27は、文字放送のデータの一部から、文字放送番組の
映像データを作成し、スクロールメモリ29に記憶させ
る。表示処理回路27は、表示画面上の長方形の窓に表
示する部分のデータを、長辺と垂直方向にスクロールす
るようにスクロールメモリ29から順次読み出して表示
メモリ28に記憶させた後、表示メモリ28に記憶され
た映像データを順次読み出して、CRT7の所定の窓に
表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置およ
び方法に関し、特に、映像データのうち、表示する部分
のデータを、表示画面の所定の窓に垂直方向にスクロー
ルして表示させる表示制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、放送電波を有効に利用するた
めに、通常のテレビジョン(TV)放送が利用していな
い時間的な隙間(垂直帰線区間)を利用して、ニュー
ス、天気予報などの文字図形情報が文字放送番組として
放送されている。
【0003】図18は、このような文字放送を受信する
従来の表示制御装置の一構成例を示している。この構成
例は、文字放送デコーダ11を備える。文字放送デコー
ダ11は、アンテナ1が受信したTV放送のうちの、選
局回路2において選択されたチャンネルの放送信号の映
像信号の供給を受ける。そして、文字放送デコーダ11
は、この映像信号に含まれる文字放送番組のデータを抜
き取り回路21で抽出し、RAM23に記憶させる。
【0004】ユーザがリモートコントローラ(リモコ
ン)41を操作して、表示する番組を選択すると、文字
放送デコーダ11は、RAM23から選択された番組の
データを読み出し、表示処理回路27で映像信号に変換
して映像切り替え回路5に出力する。選択した番組に音
声が付加されている(付加音データが含まれている)場
合、文字放送デコーダ11は、付加音データ(音声発生
用データ)を付加音デコーダ26(音声制御手段)に供
給し、音声信号にデコードして音声切り替え回路8(選
択手段)に出力する。
【0005】そして、文字放送デコーダ11は、映像切
り替え回路5または音声切り替え回路8を制御して、選
択した番組の映像信号または音声信号を、映像出力回路
6または音声出力回路9を介して、CRT7またはスピ
ーカ10にそれぞれ出力させる。
【0006】このように、通常、文字放送デコーダ11
は、映像切り替え回路5を制御して、通常のTV放送の
映像もしくは文字放送の映像のいずれかを選択してCR
T7に表示させるが、通常のTV放送の映像と文字放送
の映像を同時に表示させるようにすることが考えられ
る。この場合、文字放送デコーダ11で、映像切り替え
回路5を制御して、文字放送の映像をTV放送の映像の
上に重畳した映像を、CRT7に表示させることができ
る。
【0007】このように文字放送の映像をTV放送の映
像の上に重畳すると、TV放送の映像が見づらくなり、
文字放送の映像とTV放送の映像の色調やパターンが似
ている場合、文字放送の映像も見づらくなる。従って、
画面上に所定の大きさの横長の窓を設けて、その窓にお
いて文字放送の映像(横書きの文字)を窓の横方向にス
クロールさせながら表示することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、窓の横方向にスクロールさせて、映像を表示させ
る場合、文章は横書きされているので、読むことが可能
であるが、窓の縦の長さより大きい図形を横方向にスク
ロールさせながら表示させても、図形全体の形状を認識
することは困難であるという問題を有している。
【0009】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、所定の大きさの表示領域(窓)において、文
字放送の映像を、垂直方向にスクロールさせて表示する
ことで、窓の縦の長さより大きい図形を表示する場合で
あっても、文字放送の映像を見やすい状態で表示するこ
とができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の表示制
御装置は、伝送されてきた放送信号を受信する受信手段
と、受信手段により受信した放送信号から文字図形デー
タを抽出する抽出手段と、抽出手段が抽出した文字図形
データを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段が
記憶する文字図形データから映像データを作成する作成
手段と、作成手段が作成した映像データを記憶する第2
の記憶手段と、第2の記憶手段に記憶された映像データ
のうち、略長方形の表示領域に表示する部分のデータ
を、表示領域の長辺方向と垂直な方向にスクロールする
ように順次読み出す読出手段とを備えることを特徴とす
る。
【0011】請求項8に記載の表示制御方法は、伝送さ
れてきた放送信号を受信し、受信した放送信号から文字
図形データを抽出し、抽出した文字図形データを記憶
し、文字図形データから映像データを作成し、作成した
映像データを記憶し、記憶された映像データのうち、略
長方形の表示領域に表示する部分のデータを、表示領域
の長辺方向と垂直な方向にスクロールするように順次読
み出すことを特徴とする。
【0012】請求項1に記載の表示制御装置において
は、受信手段は、伝送されてきた放送信号を受信し、抽
出手段は、受信手段により受信した放送信号から文字図
形データを抽出し、第1の記憶手段は、抽出手段が抽出
した文字図形データを記憶し、作成手段は、第1の記憶
手段が記憶する文字図形データから映像データを作成
し、第2の記憶手段は、作成手段が作成した映像データ
を記憶し、読み出し手段は、第2の記憶手段に記憶され
た映像データのうち、略長方形の表示領域に表示する部
分のデータを、表示領域の長辺方向と垂直な方向にスク
ロールするように順次読み出す。
【0013】請求項8に記載の表示制御方法において
は、伝送されてきた放送信号を受信し、受信した放送信
号から文字図形データを抽出し、抽出した文字図形デー
タを記憶し、文字図形データから映像データを作成し、
作成した映像データを記憶し、記憶された映像データの
うち、略長方形の表示領域に表示する部分のデータを、
表示領域の長辺方向と垂直な方向にスクロールするよう
に順次読み出す。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の表示制御装置の
一実施例の構成例を示している。この実施例は、文字放
送デコーダ11、選局回路2(受信手段)などを備え、
文字放送デコーダ11は、マイクロプロセッサ22、選
局回路2が選択したチャンネルの放送から文字放送の番
組のデータを抽出する抜き取り回路21(抽出手段)な
どを備える。
【0015】選局回路2は、TV放送電波をアンテナ1
によって受信し、マイクロプロセッサ22の指示に従っ
て、チャンネルを選択し、そのチャンネルの映像信号を
輝度増幅および色復調回路4、並びに抜き取り回路21
に出力し、音声信号を音声復調増幅回路3に出力するよ
うにされている。
【0016】音声復調増幅回路3は、選局回路2が供給
した通常のTV放送の音声信号を復調し、増幅するよう
になされている。輝度増幅および色復調回路4は、選局
回路2が供給した通常のTV放送における映像信号中の
輝度信号を増幅し、色信号を復調し、映像切り替え回路
5並びに映像および文字合成回路14に出力する。
【0017】マイクロプロセッサ22は、ROM24に
記憶されているプログラムに従って各種処理を行い、例
えば、抜き取り回路21が抽出した、映像信号の垂直帰
線区間に配置されている文字放送信号のデータ(文字図
形データ)をRAM23(第1の記憶手段)に記憶させ
る。RAM23は、マイクロプロセッサ22が処理を行
うとき、一時的に、このような文字図形データやプログ
ラムを記憶するようになされている。
【0018】また、マイクロプロセッサ22は、ユーザ
が操作パネルキー12またはリモコン41を操作して選
択した番組のデータをRAM23から読み出し、そのデ
ータのうちの文字コードを文字発生器25に出力し、図
形データを表示処理回路27(作成手段)に出力し、付
加音データを付加音デコーダ26に出力するようになさ
れている。
【0019】文字発生器25は、マイクロプロセッサ2
2により供給される文字コードを表示イメージに変換
し、その表示イメージを表示処理回路27に出力するよ
うになされている。
【0020】付加音デコーダ26は、ユーザが操作パネ
ルキー12またはリモコン41を操作して選択した番組
の付加音データを音声信号にデコードし、文字放送デコ
ーダ11の音声出力として、その音声信号を音声切り替
え回路8に出力するようになされている。
【0021】表示処理回路27は、文字発生器25から
供給される文字の表示イメージ、およびマイクロプロセ
ッサ22より供給される図形データから文字図形映像デ
ータを作成し、スクロールメモリ29(第2の記憶手
段)に記憶させる。
【0022】表示処理回路27の垂直スクロール処理部
61(読出手段)は、スクロールメモリ29に記憶され
ている文字図形映像データの所定の領域(表示する領
域)を順番に読み出し、それらの領域のデータを表示メ
モリ28に記憶させる。そして、表示処理回路27は、
所定のタイミングで、表示メモリ28の映像データを読
み出し、映像信号に変換した後、映像および文字合成回
路14と映像切り替え回路5に出力するようになされて
いる。
【0023】映像および文字合成回路14は、表示処理
回路27が出力する映像信号と、輝度増幅および色復調
回路4が出力する映像信号を合成し、映像切り替え回路
5に出力するようになされている。
【0024】操作パネルキー12は、ユーザによって操
作されると、その操作に対応した指示を、文字放送デコ
ーダ11に対して行うようになされている。また、リモ
コン41は、ユーザによって操作されると、その操作に
対応したリモコン信号を発生する。リモコン信号受信回
路13は、そのリモコン信号を受信し、その信号に対応
した指示を文字放送デコーダ11に対して行うようにな
されている。
【0025】映像切り替え回路5は、輝度増幅および色
復調回路4が出力する通常のTV放送の映像信号、文字
放送デコーダ11の表示処理回路27が出力する映像信
号、または映像および文字合成回路14が出力する映像
信号のうちの1つを選択するように切り替えて、映像出
力回路6を介してCRT7に出力するようになされてい
る。
【0026】音声切り替え回路8は、音声復調増幅回路
3が出力する通常のTV放送の音声信号と、文字放送デ
コーダ11の付加音デコーダ26が出力する音声信号を
切り替えて、音声出力回路9を介してスピーカ10に出
力するようになされている。
【0027】不揮発性RAM30は、前回電源をオフに
したときのチャンネル(ラストチャンネル)を記憶する
ようになされている。
【0028】図2は、リモコン41の一構成例を示して
いる。リモコン41は、各種動作を行うとき操作される
ボタンを備えている。電源ボタン42は、本実施例(図
1の装置)の電源のオン、オフを行うとき操作される。
数字キー43は、チャンネルを選択するとき操作され
る。TVボタン44は、表示モードをTVモードにし、
TV放送の映像のみをCRT7に表示させるとき操作さ
れる。文字ボタン45は、表示モードを文字モードに
し、文字放送の映像のみをCRT7に表示させるとき操
作される。TV+文字ボタン46は、表示モードをTV
+文字モードにし、TV放送の映像と文字放送の映像を
合成した映像をCRT7に表示させるとき操作される。
【0029】番組ボタン47は、文字放送番組を選択す
る(前(+ボタン)または後(−ボタン)の番組に変更
する)とき操作される。ページボタン49は、表示して
いる文字放送番組のページを進めたり(+ボタン)、戻
したり(−ボタン)するとき操作される。スクロールボ
タン50は、TV+文字モードの場合において、文字放
送の映像をスクロールさせるとき操作される。音声切り
替えボタン51は、TV+文字モードの場合において、
スピーカ10に出力する音声信号を、TV放送の音声信
号もしくは文字放送の音声信号に切り替えるとき操作さ
れる。窓移動ボタン52は、TV+文字モードの場合に
おいて、画面上の文字放送の映像の表示領域(窓)の位
置を、上下に移動するとき操作される。
【0030】次に、上記実施例の動作について説明す
る。最初に、図3のフローチャートを参照して、上記実
施例のメイン動作について説明する。
【0031】ユーザがリモコン41の電源ボタン42を
押すと、本実施例の装置は動作を開始する。ステップS
1において、マイクロプロセッサ22は、不揮発性RA
M30に記憶されている、前回電源をオフしたときのチ
ャンネルのデータを読み出し、そのチャンネルを選局す
るように、選局回路2に指示する。
【0032】選局回路2は、選択されたチャンネルの音
声信号を音声復調増幅回路3に出力し、選択したチャン
ネルの映像信号を、輝度増幅および色復調回路4と抜き
取り回路21に出力する。抜き取り回路21は、その映
像信号から文字放送データを抽出し、マイクロプロセッ
サ22に供給する。マイクロプロセッサ22は、その文
字放送データをRAM23に記憶させる。
【0033】輝度増幅および色復調回路4は、供給され
た映像信号のうち、輝度信号を増幅し、色信号を復調し
て、映像切り替え回路5に出力する。音声復調増幅回路
3は、供給された音声信号を復調、増幅し、音声切り替
え回路8に出力する。
【0034】マイクロプロセッサ22は、映像切り替え
回路5を制御して、その映像信号を映像出力回路6を介
して、CRT7に出力、表示させ、音声切り替え回路8
を制御して、その音声信号を音声出力回路9を介して、
スピーカ10に出力させる。
【0035】このようにして、前回、電源をオフにした
ときのチャンネルのTV放送の映像および音声を出力す
る。
【0036】次に、ステップS2において、マイクロプ
ロセッサ22は、ユーザがリモコン41の数字キー43
で新たなチャンネルを選択したか否かを判断する。新た
なチャンネルが選択された場合、チャンネルの選択操作
に対応した信号が、リモコン信号受信回路13を介し
て、マイクロプロセッサ22に供給され、ステップS3
において、マイクロプロセッサ22は、選局回路2に対
して、そのチャンネルを選局するように指示する。
【0037】新たなチャンネルが選択されていない場
合、ステップS4に進み、ユーザがリモコン41の電源
ボタン42を押したか否かを判断し、リモコン41の電
源ボタン42が押された場合、ステップS5に進み、マ
イクロプロセッサ22は、現在選択されているチャンネ
ルを不揮発性RAM30に記憶するなどの電源オフ時の
所定の処理を行った後、装置全体の電源をオフにする。
【0038】ステップS4において、電源ボタン42が
押されていないと判断された場合、ステップS2に戻
り、再び、新たなチャンネルが選択されたか否かを判断
する。
【0039】このようにして、ステップS4において、
電源ボタン42が押されたと判断されるまで、ステップ
S2およびステップS3において、チャンネルの変更の
処理を行う。
【0040】このような処理を行っている間、マイクロ
プロセッサ22は、所定の時間毎にタイマ割込を発生さ
せ、TVボタン44、文字ボタン45、およびTV+文
字ボタン46が押されたか否かを調べる。
【0041】このタイマ割込の動作について、図4のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0042】最初に、ステップS21において、マイク
ロプロセッサ22は、文字ボタン45が押された否かを
判断する。文字ボタン45が押されたと判断された場
合、ステップS22に進み、マイクロプロセッサ22
は、現在の表示モードが文字モードか否かを判断する。
【0043】表示モードが文字モードである場合、マイ
クロプロセッサ22は、何もせず、タイマ割込を終了す
る。表示モードが文字モードでない場合、ステップS2
3に進み、マイクロプロセッサ22は、文字モード割込
を発生させ、表示モードを文字モードに変更する。
【0044】次に、ステップS21において、文字ボタ
ン45が押されていないと判断された場合、ステップS
24に進み、マイクロプロセッサ22は、TV+文字ボ
タン46が押された否かを判断する。TV+文字ボタン
46が押されたと判断された場合、ステップS25に進
み、マイクロプロセッサ22は、現在の表示モードがT
V+文字モードか否かを判断する。
【0045】表示モードがTV+文字モードである場
合、マイクロプロセッサ22は、何もせず、タイマ割込
を終了する。表示モードがTV+文字モードでない場
合、ステップS26に進み、マイクロプロセッサ22
は、TV+文字モード割込を発生させ、表示モードをT
V+文字モードに変更する。
【0046】次に、ステップS24において、TV+文
字ボタン46が押されていないと判断された場合、ステ
ップS27に進み、マイクロプロセッサ22は、TVボ
タン44が押された否かを判断する。TVボタン44が
押されたと判断された場合、ステップS28に進み、マ
イクロプロセッサ22は、現在の表示モードがTVモー
ドか否かを判断する。
【0047】表示モードがTVモードである場合、マイ
クロプロセッサ22は、何もせず、タイマ割込を終了す
る。表示モードがTVモードでない場合、ステップS2
9に進み、マイクロプロセッサ22は、TVモード割込
を発生させ、表示モードをTVモードに変更する。
【0048】このように、所定の時間毎にタイマ割込を
発生させ、TVボタン44、文字ボタン45、およびT
V+文字ボタン46を監視することで、各表示モードで
処理を行っている最中であっても、表示モードを変更す
ることが可能となる。
【0049】次に、図5のフローチャートを参照して、
ステップS23の文字モード割込について説明する。
【0050】ステップS41において、最初に、マイク
ロプロセッサ22は、表示処理回路27の映像信号を映
像出力回路6に出力するように、映像切り替え回路5を
制御し、付加音デコーダ26の音声信号を音声出力回路
9に出力するように、音声切り替え回路8を制御する。
【0051】そして、マイクロプロセッサ22は、所定
の番組のデータをRAM23から読み出し、そのデータ
のうち、文字コードを文字発生器25に供給し、図形デ
ータを表示処理回路27に供給し、付加音データを付加
音デコーダ26に供給する。なお、番組が選択されてい
ない場合、RAM23に記憶されている番組のデータの
うち、先頭の番組のデータが読み出される。文字発生器
25は、供給された文字コードを、その文字の表示イメ
ージに変換し、表示処理回路27に出力する。
【0052】表示処理回路27は、マイクロプロセッサ
22より供給された図形データと、文字発生器25より
供給された文字の表示イメージから、図6に示すよう
な、選択された文字放送番組の映像データ71を作成
し、スクロールメモリ29に記憶させる。
【0053】表示処理回路27は、スクロールメモリ2
9に記憶されている文字放送番組の最初のページの映像
データを読み出し、表示メモリ28に記憶させる。そし
て、このデータを表示メモリ28から読み出して、映像
信号に変換し、映像切り替え回路5および映像出力回路
6を介して、CRT7に表示させる。これにより、図6
に示すような映像がCRT7に表示される。また、付加
音デコーダ26は、付加音データを音声信号にデコード
し、音声切り替え回路8および音声出力回路9を介し
て、スピーカ10に出力する。
【0054】このようにして番組が表示された後、ステ
ップS42において、マイクロプロセッサ22は、ユー
ザが番組ボタン47を操作したか否かを判断し、番組ボ
タン47が操作されたと判断した場合、ステップS43
に進み、番組ボタン47の+ボタンが押された場合、現
在表示されている番組の次の番組を選択し、番組ボタン
47の−ボタンが押された場合、現在表示されている番
組の前の番組を選択し、ステップS41に戻り、選択さ
れた番組を表示させる。
【0055】このようにして番組が選択され、表示され
た後、ユーザがページボタン49を操作すると、ステッ
プS44において、マイクロプロセッサ22は、ページ
ボタン49が押されたと判断して、ステップS45に進
む。
【0056】ページボタン49の+ボタンが押されたと
判断された場合、マイクロプロセッサ22は、次のペー
ジの映像を表示させるように、表示処理回路27に指示
し、ページボタン49の−ボタンが押されたと判断され
た場合、前のページの映像を表示させるように、表示処
理回路27に指示する。
【0057】表示処理回路27は、次もしくは前のペー
ジの映像データをスクロールメモリ29から読み出し、
表示メモリ28に記憶させ、そこからさらに読み出し、
映像信号に変換した後、映像切り替え回路5および映像
出力回路6を介して、CRT7に表示させる。
【0058】番組ボタン47およびページボタン49が
両方とも操作されていないとき、マイクロプロセッサ2
2は、ステップS46において、現在表示している番組
が終了したか否かを判断し、番組が終了していないと判
断した場合、ステップS42に戻り、番組ボタン47も
しくはページボタン49が操作されるまで待機する。ス
テップS46において、番組が終了したと判断された場
合、ステップS41に戻り、マイクロプロセッサ22
は、現在表示されている番組の、次の番組を表示させ
る。
【0059】このようにして、文字モードにおいては、
ユーザが番組ボタン47を操作して選択した文字放送番
組を表示する。
【0060】次に、図7のフローチャートを参照して、
図4のステップS26におけるTV+文字モード割込に
ついて説明する。
【0061】最初に、ステップS61において、マイク
ロプロセッサ22は、映像および文字合成回路14の映
像信号を映像出力回路6に出力するように、映像切り替
え回路5を制御し、音声復調増幅回路3の音声信号を、
デフォルトの音声信号として、音声出力回路9に出力す
るように、音声切り替え回路8を制御する。なお、後述
するように、ユーザは、音声切り替えボタン51を操作
することで、音声切り替え回路8の出力を、付加音デコ
ーダ26の音声信号に切り替えることができる。
【0062】そして、マイクロプロセッサ22は、所定
の番組のデータをRAM23から読み出し、そのデータ
のうち、文字コードを文字発生器25に供給し、図形デ
ータを表示処理回路27に供給し、付加音データを付加
音デコーダに供給する。なお、番組が選択されていない
場合、RAM23に記憶されている番組のデータのう
ち、先頭の番組のデータが読み出される。文字発生器2
5は、供給された文字コードを、その文字の表示イメー
ジに変換し、表示処理回路27に出力する。
【0063】表示処理回路27は、マイクロプロセッサ
22より供給された図形データと、文字発生器25より
供給された文字の表示イメージから、図6に示すよう
な、選択された文字放送番組の映像データを作成し、ス
クロールメモリ29に記憶させる。
【0064】表示処理回路27の垂直スクロール処理部
61は、所定の大きさの読み出し領域を映像データ71
の先頭から最後まで所定の間隔で移動させ、その領域の
映像データをスクロールメモリ29から読み出し、表示
メモリ28に、順番に記憶させていく。
【0065】例えば、垂直スクロール処理部61は、図
6に示すような、スクロールメモリ29に記憶されてい
る文字放送の映像データ71のうち、例えば、図8およ
び図9に示すような読み出し領域81−1,81−2の
映像データを順番に読み出し、スクロール用映像データ
として、表示メモリ28に順次記憶させる。
【0066】そして、垂直スクロール処理部61は、最
初に表示メモリ28に記憶させた映像データ71の先頭
部分(例えば、読み出し領域81−1)の映像データ
を、映像信号に変換した後、映像および文字合成回路1
4に出力する。また、輝度増幅および色復調回路4は、
TV放送の映像信号を、映像および文字合成回路14に
供給する。
【0067】そして、映像および文字合成回路14は、
文字放送デコーダ11(表示処理回路27)から供給さ
れる文字放送の映像を、図10に示すような所定の窓9
1に表示されるように、輝度増幅および色復調回路4か
ら供給されるTV放送の映像101と合成し、映像切り
替え回路5および映像出力回路6を介してCRT7に表
示させる。
【0068】そして、ステップS62において、マイク
ロプロセッサ22は、ユーザが番組ボタン47を操作し
たか否かを判断し、番組ボタン47が操作されたと判断
した場合、ステップS63に進み、番組ボタン47の+
ボタンが押された場合、現在表示されている番組の次の
番組を選択し、番組ボタン47の−ボタンが押された場
合、前の番組を選択し、ステップS61に戻り、選択さ
れた番組を表示させる。
【0069】このようにして選択された番組が表示され
た状態で、ユーザがスクロールボタン50を操作する
と、ステップS64において、マイクロプロセッサ22
は、スクロールボタン50が操作されたと判断し、ステ
ップS65に進む。
【0070】そして、スクロールボタン50のうち、上
方スクロールボタン50−1が押された場合、現在表示
されている映像の次のスクロール用映像データがスクロ
ールメモリ29から読み出され、下方スクロールボタン
50−2が押された場合、前のスクロール用映像データ
が読み出され、表示メモリ28に書き込まれる。そし
て、垂直スクロール処理部61は、そのデータを表示メ
モリ28から読み出し、映像信号に変換した後、映像お
よび文字合成回路14に出力する。
【0071】これにより、例えば、図10に示すよう
に、読み出し領域81−1の映像が、長方形の窓91に
表示されているとき、上方スクロールボタン50−1を
押すと、その操作に対応した信号が、リモコン信号受信
回路13を介してマイクロプロセッサ22に供給され、
マイクロプロセッサ22は、図11に示すように、次の
読み出し領域、即ち、読み出し領域81−2の映像を、
表示させるように、表示処理回路27に指示する。表示
処理回路27は、表示メモリ28から、読み出し領域8
1−2に対応するスクロール用映像データを読み出し、
表示メモリ28に転送し、その映像データを映像信号に
変換した後、映像および文字合成回路14に出力する。
【0072】映像および文字合成回路14は、この文字
放送の映像を、輝度増幅および色復調回路4から供給さ
れるTV放送の映像101と合成し、映像切り替え回路
5および映像出力回路6を介してCRT7に図11に示
すように表示させる。このように、長方形の窓91の長
辺方向と垂直な方向(短辺方向に平行な方向)に文字、
図形などがスクロール表示される。
【0073】一方、ユーザが音声切り替えボタン51を
オンすると、ステップS66でこれが判定され、ステッ
プS67で、音声切り替え処理が実行される。すなわ
ち、マイクロプロセッサ22は、このボタン51が操作
される毎に切り替え回路8を制御し、音声復調増幅回路
3の出力、または付加音デコーダ26の出力の一方を交
互に選択、出力させる。
【0074】さらに、ユーザがページボタン49を操作
した場合、ステップS68において、マイクロプロセッ
サ22は、ページボタン49が操作されたと判断し、ス
テップS69に進み、現在表示されているページの、1
ページ先もしくは1ページ前の映像データをスクロール
メモリ29から読み出し、表示メモリ28に転送する。
そして、表示メモリ28から読み出し、映像信号に変換
した後、映像および文字合成回路14に出力する。
【0075】映像および文字合成回路14は、この文字
放送の映像を、輝度増幅および色復調回路4から供給さ
れるTV放送の映像101と合成し、映像切り替え回路
5および映像出力回路6を介してCRT7に表示させ
る。
【0076】番組ボタン47、スクロールボタン50、
音声切り替えボタン51、およびページボタン49がす
べて操作されていないとき、マイクロプロセッサ22
は、ステップS70において、現在表示している番組が
終了したか否かを判断し、番組が終了していないと判断
した場合、ステップS62に戻り、番組ボタン47、ス
クロールボタン50、音声切り替えボタン51、もしく
はページボタン49が操作されるまで待機する。
【0077】ステップS70において、番組が終了した
と判断された場合、ステップS61に戻り、マイクロプ
ロセッサ22は、現在表示されている番組の、次の番組
を選択し、TV放送の映像とともに表示させる。
【0078】このようにして、TV+文字モードにおい
ては、文字放送の映像を画面上の所定の窓にスクロール
させて、TV放送の映像101とともに表示する。
【0079】次に、図12のフローチャートを参照し
て、図4のステップS29におけるTVモード割込につ
いて説明する。
【0080】TVモード割込が発生すると、ステップS
81において、マイクロプロセッサ22は、輝度増幅お
よび色復調回路4の映像信号が映像出力回路6に出力さ
れるように、映像切り替え回路5を制御し、音声復調増
幅回路3の音声信号が音声出力回路9に出力されるよう
に音声切り替え回路8を制御する。
【0081】そして、選局回路2は、輝度増幅および色
復調回路4に、選択されたチャンネルのTV放送の映像
信号を供給し、音声復調増幅回路3に、選択されたチャ
ンネルのTV放送の音声信号を供給する。
【0082】輝度増幅および色復調回路4は、供給され
た映像信号のうち、輝度信号を増幅し、色信号を復調す
る。そして、輝度増幅および色復調回路4は、処理した
映像信号を、映像切り替え回路5および映像出力回路6
を介して、CRT7に表示させる。
【0083】音声復調増幅回路3は、供給された音声信
号のうち、音声信号を復調、増幅する。そして、音声復
調増幅回路3は、処理した音声信号を、音声切り替え回
路8および音声出力回路9を介して、スピーカ10に出
力する。
【0084】このようにして、TVモードにおいては、
TV放送の映像信号と音声信号を、それぞれCRT7と
スピーカ10に出力する。
【0085】以上のように、ユーザは、リモコン41を
操作することで、TV放送の映像、文字放送の映像、も
しくは、それらを合成した映像のいずれかを選択してC
RT7に表示させることができる。
【0086】なお、この実施例においては、ユーザの指
示を与えると、スクロール処理が行われるようになされ
ているが、表示処理回路27は、スクロールメモリ29
から、所定の時間毎に、窓91に表示する映像データを
順番に読み出し、その映像データを表示メモリ28に書
き込み、また読み出して映像信号に変換した後、CRT
7に表示させることで、自動的に(ユーザが指示を与え
ないで)スクロールを行うようにすることもできる。
【0087】次に、上記実施例において、窓91の位置
を変化させる動作について、図13を参照して説明す
る。
【0088】最初に、リモコン41の窓移動ボタン52
が操作されると、マイクロプロセッサ22は、図13の
表示窓移動の割込を発生させる。
【0089】そして、ステップS101において、マイ
クロプロセッサ22は、操作されたボタンが上方移動ボ
タン52−1であるか否かを判断し、上方移動ボタン5
2−1である場合は、ステップS102に進み、マイク
ロプロセッサ22は、窓91の位置を画面上方に移動さ
せるように、表示処理回路27に指示する。操作された
ボタンが上方移動ボタン52−1でない場合(即ち、下
方移動ボタン52−2である場合)は、ステップS10
3に進み、マイクロプロセッサ22は、窓91の位置を
画面下方に移動させるように、表示処理回路27に指示
する。
【0090】表示処理回路27(変化手段)は、これら
の指示に応じて、窓91の位置が移動するように、映像
信号を映像および文字合成回路14に出力する。
【0091】例えば、図11に示すように、窓91が画
面上方に配置されている状態で、窓移動ボタン52の下
方移動ボタン52−2を押すと、図14に示すように、
窓91を画面下方に移動させることができる。ユーザ
は、このように窓91を移動させることで、TV放送の
映像を見やすい位置に窓91を配置することができる。
【0092】本実施例のように、文字放送の映像を、長
方形の窓91において長辺と垂直方向(短辺と平行な方
向)にスクロールすることで、窓91の縦方向に収まら
ない大きさの図形の全体を表示することができる。例え
ば、図15(a)に示すような図形(3角形)を表示す
る場合、最初に、図15(b)に示すように、3角形の
頂角付近の映像が、窓91に表示され、次に、図15
(c)および図15(d)に示すように、3角形の底辺
方向にスクロールしていき、最後に、図15(e)に示
すように、3角形の底辺が表示されるので、表示された
図形が3角形であることを容易に認識することができ
る。
【0093】図16は、本発明を適用した携帯用受信装
置の一実施例の外観を示している。この実施例は、受信
するチャンネルや表示する番組を選択するときに操作さ
れる操作パネルキー32、文字放送の映像を垂直スクロ
ールして表示する液晶ディスプレイ(LCD)31、お
よび文字放送の付加音を出力するスピーカ10を備えて
いる。
【0094】図17は、図16の実施例の内部の電気的
構成例を示している。この実施例は、図1に示す実施例
と同じ文字放送デコーダ11を備える。次に、この実施
例が文字放送の映像をLCD31に表示するときの動作
について説明する。
【0095】最初に、ユーザは、操作パネルキー32に
おける数字キー33を操作して、受信するチャンネルを
選択する。ユーザが数字キー33を押すと、その操作に
対応した信号がマイクロプロセッサ22に供給され、マ
イクロプロセッサ22は、選局回路2に、そのチャンネ
ルを選択するように指示する。
【0096】選局回路2は、選択したチャンネルの映像
信号を、抜き取り回路21に出力する。抜き取り回路2
1は、その映像信号から文字放送データを抽出し、マイ
クロプロセッサ22に供給する。マイクロプロセッサ2
2は、その文字放送データをRAM23に記憶させ、供
給された文字放送の番組のメニューを、表示処理回路2
7を制御して、LCD31に表示させる。
【0097】次に、ユーザは、操作パネルキー32の番
組ボタン34を操作して、表示されているメニューか
ら、所定の文字放送番組を選択する。番組を選択する
と、マイクロプロセッサ22は、その文字放送番組のデ
ータをRAM23から読み出し、そのデータのうちの文
字コードを文字発生器25に出力し、図形データを表示
処理回路27に出力する。文字発生器25は、その文字
コードを表示イメージに変換し、表示処理回路27に出
力する。
【0098】表示処理回路27は、文字コードの表示イ
メージと、図形データから、文字放送番組の映像データ
を作成し、スクロールメモリ29に記憶させる。そし
て、表示処理回路27の垂直スクロール処理部61は、
読み出し領域を映像データ71の先頭から最後まで所定
の間隔で順番に移動させて、その領域の映像データをス
クロールメモリ29から読み出し、スクロール用映像デ
ータとして、表示メモリ28に、順番に記憶させてい
く。
【0099】次に、垂直スクロール処理部61は、最初
に表示メモリ28に記憶させた映像データ71の先頭部
分(読み出し領域81−1)の映像データを、映像信号
に変換した後、映像出力回路6を介して、LCD31に
出力する。
【0100】そして、ユーザは、操作パネルキー32の
スクロールボタン36を操作して、文字放送の表示のス
クロールを指示する。この操作に対応する信号がマイク
ロプロセッサ22に供給されると、マイクロプロセッサ
22は、表示処理回路27の垂直スクロール部61に対
して、スクロール処理を行うよう指示する。
【0101】表示処理回路27の垂直スクロール部61
は、「+」スクロールボタン36が押された場合、現在
表示されている映像の次のスクロール用映像データ
(「−」のスクロールボタン36が押された場合は、前
の映像データ)をスクロールメモリ29から読み出し、
表示メモリ28に転送し、表示メモリ28からさらに読
み出し、映像信号に変換した後、映像出力回路6を介し
て、LCD31に出力する。
【0102】このようにして、文字放送の番組が終了す
るまで、表示処理回路27は、読み出し領域の大きさの
映像データを順番に読み出し、映像信号に変換した後、
LCD31に表示させる。
【0103】なお、表示する番組に付加音が含まれてい
る場合、マイクロプロセッサ22は、RAM23から読
み出したデータのうち、その付加音データを、付加音デ
コーダ26に供給する。付加音デコーダ26は、付加音
データを音声信号にデコードし、音声出力回路9を介し
て、スピーカ10に出力する。
【0104】以上のようにして、小型の文字放送受信装
置において、文字放送の映像を、略長方形状の横長のL
CDにおいて、垂直方向(長辺と垂直な方向(短辺と平
行な方向))にスクロールさせて表示する。
【0105】なお、この実施例においては、ユーザが指
示を行うと、スクロール処理が行われるようになされて
いるが、表示処理回路27は、表示メモリ28から、所
定の時間毎に、所定の映像データを順番に読み出し、そ
の映像データを映像信号に変換した後、LCD31に表
示させることで、自動的にスクロールを行うようにする
こともできる。
【0106】また、上記各実施例においては、スクロー
ルメモリ29を表示メモリ28と別個に設けるようにし
たが、これらは一体化することも可能である。
【0107】
【発明の効果】以上のようにして、請求項1に記載の表
示制御装置および請求項8に記載の表示制御方法によれ
ば、放送信号から抽出した文字図形データの映像を、表
示領域の長辺方向と垂直な方向にスクロールさせながら
表示するので、文字図形映像を表示する面積が小さい場
合でも、文字図形データの映像を見やすい状態で表示す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示制御装置の一実施例の構成例を示
すブロック図である。
【図2】図1の実施例におけるリモートコントローラ4
1の一構成例を示す図である。
【図3】図1の実施例のメイン動作を説明するフローチ
ャートである。
【図4】図1の実施例におけるタイマ割込の動作を説明
するフローチャートである。
【図5】図1の実施例における文字モード割込の動作を
説明するフローチャートである。
【図6】図1の実施例のスクロールメモリ29に記憶さ
れる映像データの一例を示す図である。
【図7】図1の実施例におけるTV+文字モード割込の
動作を説明するフローチャートである。
【図8】図6に示す映像データにおける読み出し領域の
一例を示す図である。
【図9】図6に示す映像データにおける読み出し領域の
他の例を示す図である。
【図10】図1の実施例においてTV放送の映像と文字
放送の映像を合成した映像の表示例を示す図である。
【図11】図1の実施例においてTV放送の映像と文字
放送の映像を合成した映像の他の表示例を示す図であ
る。
【図12】図1の実施例におけるTVモード割込の動作
を説明するフローチャートである。
【図13】図1の実施例における表示窓移動割込の動作
を説明するフローチャートである。
【図14】図1の実施例において表示窓を移動したとき
の表示例を示す図である。
【図15】図1の実施例における図形の表示例を示す図
である。
【図16】本発明を適用した携帯用受信装置の一実施例
の外観を示す図である。
【図17】図16の実施例の内部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図18】従来の表示制御装置の一構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 選局回路 3 音声復調増幅回路 4 輝度増幅および色復調回路 5 映像切り替え回路 7 CRT 8 音声切り替え回路 10 スピーカ 11 文字放送デコーダ 12 操作パネルキー 13 リモートコントロール(リモコン)信号受信回路 14 映像および文字合成回路 21 抜き取り回路 22 マイクロプロセッサ 23 RAM 24 ROM 25 文字発生器 26 付加音デコーダ 27 表示処理回路 28 表示メモリ 29 スクロールメモリ 31 液晶ディスプレイ(LCD) 32 操作パネルキー 41 リモートコントローラ 61 垂直スクロール処理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送されてきた放送信号を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信した放送信号から文字図形デー
    タを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段が抽出した文字図形データを記憶する第1
    の記憶手段と、 前記第1の記憶手段が記憶する文字図形データから映像
    データを作成する作成手段と、 前記作成手段が作成した前記映像データを記憶する第2
    の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された前記映像データのう
    ち、略長方形の表示領域に表示する部分のデータを、前
    記表示領域の長辺方向と垂直な方向にスクロールするよ
    うに順次読み出す読出手段とを備えることを特徴とする
    表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記読出手段は、表示画面の一部に形成
    されている前記表示領域に表示する部分のデータを読み
    出すことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記表示画面における前記表示領域の位
    置を変化させる変化手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】 前記読出手段は、所定の操作が行われた
    とき、スクロールする前記映像データを読み出すことを
    特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記読出手段は、所定の時間間隔で、ス
    クロールする前記映像データを読み出すことを特徴とす
    る請求項1に記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記読出手段は、前記第2の記憶手段よ
    り読み出した前記データを読み出す度に表示することを
    特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の記憶手段に記憶された前記文
    字図形データのうちの音声信号発生用データを音声信号
    に変換する音声制御手段と、 所定の操作に対応して、前記受信手段により受信された
    前記放送信号のうちの音声信号、もしくは前記音声制御
    手段により変換された音声信号を選択して、出力する選
    択手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記
    載の表示制御装置。
  8. 【請求項8】 伝送されてきた放送信号を受信し、 受信した放送信号から文字図形データを抽出し、 抽出した文字図形データを記憶し、 前記文字図形データから映像データを作成し、 作成した前記映像データを記憶し、 記憶された前記映像データのうち、略長方形の表示領域
    に表示する部分のデータを、前記表示領域の長辺方向と
    垂直な方向にスクロールするように順次読み出すことを
    特徴とする表示制御方法。
JP7304076A 1995-11-22 1995-11-22 表示制御装置および方法 Withdrawn JPH09149330A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002305729A (ja) * 2001-04-06 2002-10-18 Nippon Television Network Corp 字幕データ変換装置
JP2019174734A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 プリントネットワーク株式会社 表示制御装置、表示制御システム、方法およびプログラム

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